JP3598964B2 - 嵌合検知コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、嵌合検知コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、雌雄のコネクタハウジングの嵌合状態を機械的に検知する嵌合検知コネクタが知られている。具体的には、一方のコネクタハウジングに嵌合方向に沿って移動可能なスライダーが配されている。スライダーはばねを備えており、両コネクタハウジングの嵌合動作の過程でばねを圧縮しつつ後退するようになっている。したがって、嵌合の途上で嵌合操作を停止してしまった場合には、ばね力によってスライダーが相手側コネクタハウジングを押し出すよう作用することで、双方のコネクタハウジングを離間させ、もって両コネクタハウジングが半嵌合の状態にとどまってしまう事態を防いでいる。また、正規嵌合に至れば、ロックアームが相手側コネクタハウジングに係止して嵌合状態がロックされるのであるが、ばねが圧縮されたままでは嵌合状態でありながら離間させる方向に付勢してしまうので、最適なものとは言い難い。コネクタハウジング同士が完全に嵌合したら、ばねを原状態に復帰させるのが望ましいのである。
【0003】
そこで、従来より、完全嵌合したか否かの指標となるロックアームの撓み動作を利用してスライダーの復帰動作を行わせてばね力を解放させるようにしたものが開発されていた。つまり、スライダーは後退動作の間は相手側コネクタに当たり合っているが、完全嵌合に至ったときには、ロックアームによって相手側コネクタとの当たり合い状況を解除するようにしているのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなものにおいても、スライダーの復帰動作が確実になされるか否かは、ロックアームが正規状態で撓み変形するか否かによっているため、ロックアームが変形(相手側コネクタハウジングに対するロック機能を損なわない程度の変形)していると、スライダーの正規の動作が保証されないという問題があった。
本発明は上記した問題点に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とするところは、ロックアームに多少の変形等を生じても、スライダーを確実に動作させうる嵌合検知コネクタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための請求項1の発明は、相互に嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに一体に設けられかつ両コネクタハウジングが正規に嵌合したときに相手側コネクタハウジングと係止して両コネクタハウジングをロック状態にするロックアームと、前記一方のコネクタハウジングに組み込まれ、両コネクタハウジングの嵌合途上ではばねを圧縮しつつ後退することで、両コネクタハウジングを離間させる方向に付勢可能なスライダーとからなり、かつこのスライダーは前記両コネクタハウジングの嵌合途上で前記相手側コネクタハウジングに設けられた突き当て部と当接し前記ロックアームとは別個に撓み可能なアーム片を有するとともに、このアーム片は両コネクタハウジングが正規の嵌合状態になると前記一方のコネクタハウジングに立設された保護壁の内面に形成されたカム部に摺接し前記突き当て部との当接状態を解除する方向へ撓み変形して前記スライダーを前方へ復帰可能としていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記一方のコネクタハウジングは端子金具を収容する端子収容部を有し、かつ前記ロックアームは前記端子収容部の上面に所定高さの隙間を保有しつつ配されるとともに、このロックアームの側方には一対の保護壁が立設され、かつ前記スライダーは前記両保護壁、ロックアーム及び端子収容部の上面とで囲まれた組み付けスペース内に配置されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のものにおいて、前記アーム片において前記突き当て部と当接する面は、前記両コネクタハウジングが嵌合する前の状態で、前記保護壁に設けられたスライダーストッパと当接し、スライダーの前止まりを行っている面でもあることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の作用及び効果】
請求項1の発明によれば、両コネクタハウジングを嵌合させるときには、スライダーはアーム片が相手側コネクタハウジングの突き当て部に当接するため、ばねを圧縮しながら後退する。したがって、嵌合操作を途中で停止してしまうと、スライダーはばね力によって両コネクタハウジングを離間させるように作用するため、これによってコネクタハウジング同士の半嵌合状態を回避することができる。両コネクタハウジングが正規嵌合に至れば、アーム片がカム部に摺接して撓み変形し、これによって突き当て部との係止を解除するため、スライダーはばねによって原状態へ復帰する。
このように、請求項1の発明では突き当て部に対するスライダーの係止を、ロックアームの撓み動作とは無関係に独立して行うようにしたため、ロックアームが相手側コネクタハウジングに対するロック機能を失わない程度に変形するような事態となっていても、スライダーの動作を確保することができる。
請求項2の発明によれば、スライダーは上方がロックアームによって覆われ、側方が保護壁によってそれぞれ覆われているため、外力による損傷等を受けにくく、したがって嵌合検知機能が損なわれにくい。
請求項3の発明によれば、アーム片のうち突き当て部と当接する面を、スライダーストッパと当接するようにしたため、同面を、スライダーを押し込んでゆくための機能の他、前止まりとしての機能も果たさせることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、自動車のエアバッグ用コネクタに適用した嵌合検知コネクタについて説明する。図において、1は雄コネクタのコネクタハウジングであり、前方へ開口するフード部3を有している。雄コネクタハウジング1の内部には雄端子金具4が収容されるとともに、同雄コネクタハウジング1の奥壁で雄端子金具4の下方には短絡解除片5が突出して設けられている。
【0008】
また、雄コネクタハウジング1の開口縁の上縁中央には切り欠き部6が形成され、この切り欠き部6の奥縁にはロック突起7が形成されている。さらに、ロック突起7の前縁はテーパ部7Aが形成されており、後述する雌コネクタハウジング2のロックアーム8と摺接することによって同ロックアーム8の撓み動作を案内するようにしている。さらに、雄コネクタハウジング1の天井面には、切り欠き部6とほぼ同幅でかつロック突起7から奥壁にかけての範囲には一対の突条9が平行に垂下しており、それぞれの先端には突き当て部10が突出して形成されている。
【0009】
雌コネクタハウジング2は上記した雄コネクタハウジング1の内側に嵌合可能に形成され、下部側には端子収容部11が設けられている。端子収容部11の内部には幅方向に沿って4室のキャビティ12が並列して配されており、それぞれ雌端子金具13を後方より挿通して収容できるようになっている。各キャビティ12における前端の天井面には凹部14が形成され、かつここには片持ち状のランス15が撓み可能に形成され、雌端子金具13と弾性的に係止して抜け止めを行っている。また、端子収容部11において全キャビティ12の下方にはショートピン収容部16が2室配されている。両ショートピン収容部16内には隣接する雌端子金具13に跨って接触しこれらを短絡する短絡片17を有したショートピン18が収容されている。
【0010】
端子収容部11の前端には前記した各凹部14と両ショートピン収容部16の前端を覆うようにしてキャップ部材19が取り付けられている。さらに、端子収容部11の底面からはリテーナ20が装着可能となっている。リテーナ20の後部にはショートピン収容部16を貫いて各キャビティ12内に進入し、雌端子金具13に係止する係止片21が形成される一方、前部は上記キャップ部材19の前面と密着する密着壁面22が形成されている。密着壁面22には各キャビティ12に連通する端子差込み口23が開口し、その下方には短絡解除片5を受け入れるための進入口24が開口している。雌雄のコネクタハウジング1,2が完全に嵌合すると、雌雄の端子金具4,13が正規の接続状態で嵌合するとともに、短絡解除片5が雌端子金具13とショートピン18の短絡片17との間に割って入り、両者の短絡状態を解除できるようになっている。
【0011】
また、雌コネクタハウジング2における端子収容部11の上面には両コネクタハウジングの嵌合状態をロックするためのロックアーム8が配されている。このロックアーム8は端子収容部11の上面後端部の中央にその基部8Aを立設し、そこから前方へ向けて水平に延びるアーム部8Bを有している。このアーム部8Bは中央が係止孔25として開口する長枠状に形成され、中央部には操作片26が橋渡し状に形成されている。アーム部8Bは、雌雄のコネクタハウジング1,2の嵌合途上では先端が雄コネクタハウジング1におけるロック突起7のテーパ部7Aに案内されて下方への撓み変形をなしうるとともに、嵌合の完了によってロック突起7が係止孔25内に係止して両コネクタハウジング1,2の離間動作を規制する。
【0012】
さらに、端子収容部11の上面の幅方向両端部にはロックアーム8を挟むようにして一対の保護壁27が立設されている。両保護壁27は雌コネクタハウジング2の全長に亘って形成され、かつロックアーム8とほぼ同じ高さをもって形成されている。そして、この実施形態では、両保護壁27およびロックアーム8によって囲まれる空間が次述するスライダー28の組み付けスペース29となっている。
【0013】
スライダー28は、スライダー本体30とこのスライダー本体30に組み付けられるコイルスプリング31とからなっている。スライダー本体30は端子収容部11の上面に載置される方形状の基板30Aを有し、その後部には連結基部33を介して後述するアーム片34が設けられている。また、連結基部33の背面には座面35が凹み形成されるとともに、その中心部には水平に支持棒36が突出しており、ここには前記したコイルスプリング31が巻装されている。このコイルスプリング31は前端側が前記した座面35に当接し、後端側はロックアーム8の基部8Aの前面に凹み形成されたばね受け部37の内面に当接している。このコイルスプリング31はスライダー28全体を前進方向に付勢するように作用し、かつ、スライダー28が組み付けスペース29に組み付けられた状態で、予圧が加えられた状態となっている。
【0014】
スライダー本体30の基板31の両側縁には一対の案内縁38が全長に亘って外方へ張り出すようにして形成されている。一方、両保護壁27の内面下部には両案内縁38を摺接可能に嵌め入れるガイド溝39(図15等参照)がそれぞれ凹み形成されており、両ガイド溝39は保護壁27の先端からロックアーム8の基部8Aに至るまでの長さ範囲に亘って設けられている。また、スライダー本体30の下面にも一対の案内突部40が長さ方向に沿って突出形成され、これに対応して端子収容部11の上面にも長さ方向に沿って一対の凹溝41(図15参照)が形成されており、それぞれ案内突部40を摺動可能に嵌め入れている。上記した案内縁38とガイド溝39との嵌め合い、及び案内突部40と凹溝41との嵌め合いを通じてスライダー28はコイルスプリング31に抗しながらの後退動作が案内されるようになっている。
【0015】
但し、両案内突部40の前端は起立した下部ストッパ面42となっていて、凹溝41の前端に当接可能である。また、このことと次述するアーム片34とによってスライダー28の前止まりがなされるようになっている。
【0016】
連結基部33の左右端部からは水平に一対のアーム片34が撓み可能に延出している。両アーム片34の先端には上向きに当接突部43が形成され、かつその前面はほぼ垂直に切り落とされて上部ストッパ面44となっている。この上部ストッパ面44は、両保護壁27の前端上部に内向きに張り出すスライダーストッパ45によってその外端側の一部が引っ掛るようになっているが、他は露出されて雌雄コネクタハウジング1が嵌合するときに雄コネクタハウジング1の突き当て部10に当接可能となっており、これによって両コネクタハウジング1,2の嵌合動作に伴ってコイルスプリング31のばね力に抗しながらスライダー28を後方へ押し込んでゆくことができる。
【0017】
さらに、両当接突部43の側面下部には解除突起46が外方へ張り出している。一方、両保護壁27の内面における長さ方向の中央部には一対のカム部47が突出している。両カム部47の前面には後方へ行くに連れて下り勾配となるカム面48が形成されている。カム面48は両コネクタハウジング1,2の嵌合終期においてスライダー本体30の解除突起46と当接が開始し、両アーム片34に対し下方への撓み変形を強制する。そして、両コネクタハウジング1,2が完全嵌合したときに解除突起46はカム面48を通過すると同時に、上部ストッパ面44とスライダーストッパ45との当たり合いの状態が解かれるように設定されている。
【0018】
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明する。両コネクタハウジング1,2を対向させて嵌合を始めると、まず、スライダー28の当接突部43が雄コネクタハウジング1の突き当て部10に当接する。また、雄端子金具4がリテーナ20の端子差込み口23に進入する(図11状態)。
【0019】
さらにコネクタハウジング同士の嵌合が進むと、当接突部43と突き当て部10との当たり合いによって、スライダー本体30がコイルスプリング31のばね力に抗して後退する(図12参照)。また、この間にロックアーム8の先端が雄コネクタハウジング1におけるロック突起7のテーパー部7Aに摺接して下方へ撓み変形させられる。さらに、この間には雄端子金具4が雌端子金具13の内部へ途中まで進入すると共に、短絡解除片5がリテーナ20の進入口24を通してショートピン18と短絡片17との間に割って入る。
なお、スライダー28が後退する間、スライダー28の案内縁38及び案内突部40が、それぞれガイド溝39及び凹溝41にそれぞれ嵌まり合ってこれらに沿って案内されることから、後退動作は円滑なものとなっている。
【0020】
一方、ロックアーム8がロック突起7を通過する前にコネクタハウジングの嵌合操作を停止してしまうと、コイルスプリング31のばね力によって当接突部43と突き当て部10との間の当たり合いを通じて両コネクタハウジング1,2を離間させる。これにより、両コネクタハウジング1,2が不完全な嵌合状態のまま保持されてしまう事態が回避される。
【0021】
さらに、両コネクタハウジング1,2の嵌合が進んで嵌合の終期になると、スライダー28がさらに後退しアーム片34の解除突起46がカム部47に当接するようになる。その後、アーム片34はカム面48の傾斜に沿って案内されるため、両アーム片34は下向きに撓み変形する。そして、ロックアーム8が雄コネクタハウジング1のロック突起7を通過して両コネクタハウジング1,2が正規の嵌合状態になると、ロックアーム8は弾性復帰してロック突起7が係止孔25内に入り込んで係止するため、両コネクタハウジング1,2は抜け止めされた状態で保持される。また、これと同時かあるいは僅かに遅れて両アーム片34の下方への撓みがより進行して当接突部43と突き当て部10との係止が解かれるため、スライダー本体30はコイルスプリング31のばね力によって復帰する。これによって、両コネクタハウジング1,2が正規嵌合した状態ではコイルスプリング31のばね力から解放され、かつ雌雄の端子金具4、13が正規状態で嵌合し合い、かつ短絡解除片5が短絡片17を押さえ、雌端子金具13との間の短絡を正規状態で解除する。
【0022】
両コネクタハウジング1,2を離間させる場合には、ロックアーム8を押し下げてロック突起7との係止を解除すれば、双方のコネクタハウジングを引き離すことができる。
【0023】
以上のように、本実施形態によれば、スライダー28と突き当て部10とが当たり合っている状態を、ロックアーム8とは無関係に、雌コネクタハウジング2に設けたカム部47と解除突起46との摺接によるアーム片34の撓み変形を通じて解除するようにしたから、ロックアーム8がロック機能に支障を来さない程度に変形をしているようなことがあっても、スライダー28は後退・復帰の動作を確実に行うことができる。また、スライダー28は四方を囲まれた組み付けスペース29内に収容されているため、外部からの衝撃が加わることも回避できる。
【0024】
さらに、ロックアーム8とスライダー28とは相互の動作に無関係であり、かつスライダー28自体は組み付け・取り外しが自在な構成であるため、図15に示すように、スライダー28を組み付けない仕様では通常のコネクタとしても利用できる、という効果も得られる。この場合には、必ずしもショートピン18を設ける必要はない。
【0025】
なお、本発明は種々の変更が可能であり、次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
▲1▼本実施形態では、カム面48をカム部47側に設けたが、アーム片34側に設けることも可能である。
▲2▼本実施形態では雌コネクタハウジング2にスライダー28・ロックアーム8を配したものを示したが、雄コネクタハウジング1に配するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】雌雄コネクタハウジングの断面図
【図2】雄コネクタハウジングの一部を示す平面図
【図3】雄コネクタハウジングの正面側の一部を示す破断図
【図4】雌コネクタハウジングの正面図
【図5】雌コネクタハウジングの背面図
【図6】雌コネクタハウジングにおけるスライダーを取り外した状態を示す平面図
【図7】スライダー本体の正面図
【図8】図7のA−A線断面図
【図9】スライダー本体の平面図
【図10】同じく背面図
【図11】コネクタハウジング同士の嵌合初期の状態を示す断面図
【図12】ロックアームが撓みを開始した嵌合途上の状態を示す断面図
【図13】完全嵌合の直前状態を示す断面図
【図14】完全嵌合状態を示す断面図
【図15】スライダーを取り外した仕様での雌雄コネクタハウジングの嵌合状態を示す断面図
【符号の説明】
1…雄コネクタハウジング
2…雌コネクタハウジング
8…ロックアーム
11…端子収容部
28…スライダー
29…組み付けスペース
30…スライダー本体
31…コイルスプリング
34…アーム片
46…解除突起
47…カム部
48…カム面

Claims (3)

  1. 相互に嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、
    両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに一体に設けられかつ両コネクタハウジングが正規に嵌合したときに相手側コネクタハウジングと係止して両コネクタハウジングをロック状態にするロックアームと、
    前記一方のコネクタハウジングに組み込まれ、両コネクタハウジングの嵌合途上ではばねを圧縮しつつ後退することで、両コネクタハウジングを離間させる方向に付勢可能なスライダーとからなり、
    かつこのスライダーは前記両コネクタハウジングの嵌合途上で前記相手側コネクタハウジングに設けられた突き当て部と当接し前記ロックアームとは別個に撓み可能なアーム片を有するとともに、このアーム片は両コネクタハウジングが正規の嵌合状態になると前記一方のコネクタハウジングに立設された保護壁の内面に形成されたカム部に摺接し前記突き当て部との当接状態を解除する方向へ撓み変形して前記スライダーを前方へ復帰可能としていることを特徴とする嵌合検知コネクタ。
  2. 前記一方のコネクタハウジングは端子金具を収容する端子収容部を有し、かつ前記ロックアームは前記端子収容部の上面に所定高さの隙間を保有しつつ配されるとともに、このロックアームの側方には一対の保護壁が立設され、かつ前記スライダーは前記両保護壁、ロックアーム及び端子収容部の上面とで囲まれた組み付けスペース内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の嵌合検知コネクタ。
  3. 前記アーム片において前記突き当て部と当接する面は、前記両コネクタハウジングが嵌合する前の状態で、前記保護壁に設けられたスライダーストッパと当接し、スライダーの前止まりを行っている面でもあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の嵌合検知コネクタ。
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