JP2002110290A - 嵌合検知コネクタ - Google Patents

嵌合検知コネクタ

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JP2002110290A
JP2002110290A JP2000300255A JP2000300255A JP2002110290A JP 2002110290 A JP2002110290 A JP 2002110290A JP 2000300255 A JP2000300255 A JP 2000300255A JP 2000300255 A JP2000300255 A JP 2000300255A JP 2002110290 A JP2002110290 A JP 2002110290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックアーム8に多少の変形等を生じても、
スライダー28を確実に動作させうるようにする。 【解決手段】 雌コネクタハウジング2の端子収容部1
1の上面にはロックアーム8を設けて、両コネクタハウ
ジング1,2が正規に嵌合したときにロック突起7に係
止するようにする。ロックアーム8の下方にはコイルス
プリング31を備えたスライダー28が配置されてい
る。スライダー本体30は嵌合の過程では突き当て部1
0にアーム片34が当接することでスライダー28がコ
イルスプリング31を圧縮しながら押し込まれる。完全
嵌合状態に至ると、アーム片34は保護壁27に形成さ
れたカム部47によって下方に撓み変形させられるた
め、突き当て部10との当たり状況が解除される。これ
に伴って、スライダー28は前進復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、嵌合検知コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、雌雄のコネクタハウジングの
嵌合状態を機械的に検知する嵌合検知コネクタが知られ
ている。具体的には、一方のコネクタハウジングに嵌合
方向に沿って移動可能なスライダーが配されている。ス
ライダーはばねを備えており、両コネクタハウジングの
嵌合動作の過程でばねを圧縮しつつ後退するようになっ
ている。したがって、嵌合の途上で嵌合操作を停止して
しまった場合には、ばね力によってスライダーが相手側
コネクタハウジングを押し出すよう作用することで、双
方のコネクタハウジングを離間させ、もって両コネクタ
ハウジングが半嵌合の状態にとどまってしまう事態を防
いでいる。また、正規嵌合に至れば、ロックアームが相
手側コネクタハウジングに係止して嵌合状態がロックさ
れるのであるが、ばねが圧縮されたままでは嵌合状態で
ありながら離間させる方向に付勢してしまうので、最適
なものとは言い難い。コネクタハウジング同士が完全に
嵌合したら、ばねを原状態に復帰させるのが望ましいの
である。
【0003】そこで、従来より、完全嵌合したか否かの
指標となるロックアームの撓み動作を利用してスライダ
ーの復帰動作を行わせてばね力を解放させるようにした
ものが開発されていた。つまり、スライダーは後退動作
の間は相手側コネクタに当たり合っているが、完全嵌合
に至ったときには、ロックアームによって相手側コネク
タとの当たり合い状況を解除するようにしているのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなも
のにおいても、スライダーの復帰動作が確実になされる
か否かは、ロックアームが正規状態で撓み変形するか否
かによっているため、ロックアームが変形(相手側コネ
クタハウジングに対するロック機能を損なわない程度の
変形)していると、スライダーの正規の動作が保証され
ないという問題があった。本発明は上記した問題点に鑑
みて開発工夫されたものであり、その目的とするところ
は、ロックアームに多少の変形等を生じても、スライダ
ーを確実に動作させうる嵌合検知コネクタを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、相互に嵌合可能な一対のコネク
タハウジングと、両コネクタハウジングのうちの一方の
コネクタハウジングに一体に設けられかつ両コネクタハ
ウジングが正規に嵌合したときに相手側コネクタハウジ
ングと係止して両コネクタハウジングをロック状態にす
るロックアームと、前記一方のコネクタハウジングに組
み込まれ、両コネクタハウジングの嵌合途上ではばねを
圧縮しつつ後退することで、両コネクタハウジングを離
間させる方向に付勢可能なスライダーとからなり、かつ
このスライダーは前記両コネクタハウジングの嵌合途上
で前記相手側コネクタハウジングに設けられた突き当て
部と当接する撓み可能なアーム片を有するとともに、こ
のアーム片は両コネクタハウジングが正規の嵌合状態に
なると前記一方のコネクタハウジングに設けられたカム
部に摺接して前記突き当て部との当接状態を解除する方
向へ撓み変形して前記スライダーを前方へ復帰可能とし
ていることを特徴とするものである。また、請求項2の
発明は、請求項1記載のものにおいて、前記一方のコネ
クタハウジングは端子金具を収容する端子収容部を有
し、かつ前記ロックアームは前記端子収容部の上面に所
定高さの隙間を保有しつつ配されるとともに、このロッ
クアームの側方には一対の保護壁が立設され、かつ前記
スライダーは前記両保護壁、ロックアーム及び端子収容
部の上面とで囲まれた組み付けスペース内に配置されて
いることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、両
コネクタハウジングを嵌合させるときには、スライダー
はアーム片が相手側コネクタハウジングの突き当て部に
当接するため、ばねを圧縮しながら後退する。したがっ
て、嵌合操作を途中で停止してしまうと、スライダーは
ばね力によって両コネクタハウジングを離間させるよう
に作用するため、これによってコネクタハウジング同士
の半嵌合状態を回避することができる。両コネクタハウ
ジングが正規嵌合に至れば、アーム片がカム部に摺接し
て撓み変形し、これによって突き当て部との係止を解除
するため、スライダーはばねによって原状態へ復帰す
る。このように、請求項1の発明では突き当て部に対す
るスライダーの係止を、ロックアームの撓み動作とは無
関係に独立して行うようにしたため、ロックアームが相
手側コネクタハウジングに対するロック機能を失わない
程度に変形するような事態となっていても、スライダー
の動作を確保することができる。請求項2の発明によれ
ば、スライダーは上方がロックアームによって覆われ、
側方が保護壁によってそれぞれ覆われているため、外力
による損傷等を受けにくく、したがって嵌合検知機能が
損なわれにくい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態では、自動車のエアバ
ッグ用コネクタに適用した嵌合検知コネクタについて説
明する。図において、1は雄コネクタのコネクタハウジ
ングであり、前方へ開口するフード部3を有している。
雄コネクタハウジング1の内部には雄端子金具4が収容
されるとともに、同雄コネクタハウジング1の奥壁で雄
端子金具4の下方には短絡解除片5が突出して設けられ
ている。
【0008】また、雄コネクタハウジング1の開口縁の
上縁中央には切り欠き部6が形成され、この切り欠き部
6の奥縁にはロック突起7が形成されている。さらに、
ロック突起7の前縁はテーパ部7Aが形成されており、
後述する雌コネクタハウジング2のロックアーム8と摺
接することによって同ロックアーム8の撓み動作を案内
するようにしている。さらに、雄コネクタハウジング1
の天井面には、切り欠き部6とほぼ同幅でかつロック突
起7から奥壁にかけての範囲には一対の突条9が平行に
垂下しており、それぞれの先端には突き当て部10が突
出して形成されている。
【0009】雌コネクタハウジング2は上記した雄コネ
クタハウジング1の内側に嵌合可能に形成され、下部側
には端子収容部11が設けられている。端子収容部11
の内部には幅方向に沿って4室のキャビティ12が並列
して配されており、それぞれ雌端子金具13を後方より
挿通して収容できるようになっている。各キャビティ1
2における前端の天井面には凹部14が形成され、かつ
ここには片持ち状のランス15が撓み可能に形成され、
雌端子金具13と弾性的に係止して抜け止めを行ってい
る。また、端子収容部11において全キャビティ12の
下方にはショートピン収容部16が2室配されている。
両ショートピン収容部16内には隣接する雌端子金具1
3に跨って接触しこれらを短絡する短絡片17を有した
ショートピン18が収容されている。
【0010】端子収容部11の前端には前記した各凹部
14と両ショートピン収容部16の前端を覆うようにし
てキャップ部材19が取り付けられている。さらに、端
子収容部11の底面からはリテーナ20が装着可能とな
っている。リテーナ20の後部にはショートピン収容部
16を貫いて各キャビティ12内に進入し、雌端子金具
13に係止する係止片21が形成される一方、前部は上
記キャップ部材19の前面と密着する密着壁面22が形
成されている。密着壁面22には各キャビティ12に連
通する端子差込み口23が開口し、その下方には短絡解
除片5を受け入れるための進入口24が開口している。
雌雄のコネクタハウジング1,2が完全に嵌合すると、
雌雄の端子金具4,13が正規の接続状態で嵌合すると
ともに、短絡解除片5が雌端子金具13とショートピン
18の短絡片17との間に割って入り、両者の短絡状態
を解除できるようになっている。
【0011】また、雌コネクタハウジング2における端
子収容部11の上面には両コネクタハウジングの嵌合状
態をロックするためのロックアーム8が配されている。
このロックアーム8は端子収容部11の上面後端部の中
央にその基部8Aを立設し、そこから前方へ向けて水平
に延びるアーム部8Bを有している。このアーム部8B
は中央が係止孔25として開口する長枠状に形成され、
中央部には操作片26が橋渡し状に形成されている。ア
ーム部8Bは、雌雄のコネクタハウジング1,2の嵌合
途上では先端が雄コネクタハウジング1におけるロック
突起7のテーパ部7Aに案内されて下方への撓み変形を
なしうるとともに、嵌合の完了によってロック突起7が
係止孔25内に係止して両コネクタハウジング1,2の
離間動作を規制する。
【0012】さらに、端子収容部11の上面の幅方向両
端部にはロックアーム8を挟むようにして一対の保護壁
27が立設されている。両保護壁27は雌コネクタハウ
ジング2の全長に亘って形成され、かつロックアーム8
とほぼ同じ高さをもって形成されている。そして、この
実施形態では、両保護壁27およびロックアーム8によ
って囲まれる空間が次述するスライダー28の組み付け
スペース29となっている。
【0013】スライダー28は、スライダー本体30と
このスライダー本体30に組み付けられるコイルスプリ
ング31とからなっている。スライダー本体30は端子
収容部11の上面に載置される方形状の基板30Aを有
し、その後部には連結基部33を介して後述するアーム
片34が設けられている。また、連結基部33の背面に
は座面35が凹み形成されるとともに、その中心部には
水平に支持棒36が突出しており、ここには前記したコ
イルスプリング31が巻装されている。このコイルスプ
リング31は前端側が前記した座面35に当接し、後端
側はロックアーム8の基部8Aの前面に凹み形成された
ばね受け部37の内面に当接している。このコイルスプ
リング31はスライダー28全体を前進方向に付勢する
ように作用し、かつ、スライダー28が組み付けスペー
ス29に組み付けられた状態で、予圧が加えられた状態
となっている。
【0014】スライダー本体30の基板31の両側縁に
は一対の案内縁38が全長に亘って外方へ張り出すよう
にして形成されている。一方、両保護壁27の内面下部
には両案内縁38を摺接可能に嵌め入れるガイド溝39
(図15等参照)がそれぞれ凹み形成されており、両ガ
イド溝39は保護壁27の先端からロックアーム8の基
部8Aに至るまでの長さ範囲に亘って設けられている。
また、スライダー本体30の下面にも一対の案内突部4
0が長さ方向に沿って突出形成され、これに対応して端
子収容部11の上面にも長さ方向に沿って一対の凹溝4
1(図15参照)が形成されており、それぞれ案内突部
40を摺動可能に嵌め入れている。上記した案内縁38
とガイド溝39との嵌め合い、及び案内突部40と凹溝
41との嵌め合いを通じてスライダー28はコイルスプ
リング31に抗しながらの後退動作が案内されるように
なっている。
【0015】但し、両案内突部40の前端は起立した下
部ストッパ面42となっていて、凹溝41の前端に当接
可能である。また、このことと次述するアーム片34と
によってスライダー28の前止まりがなされるようにな
っている。
【0016】連結基部33の左右端部からは水平に一対
のアーム片34が撓み可能に延出している。両アーム片
34の先端には上向きに当接突部43が形成され、かつ
その前面はほぼ垂直に切り落とされて上部ストッパ面4
4となっている。この上部ストッパ面44は、両保護壁
27の前端上部に内向きに張り出すスライダーストッパ
45によってその外端側の一部が引っ掛るようになって
いるが、他は露出されて雌雄コネクタハウジング1が嵌
合するときに雄コネクタハウジング1の突き当て部10
に当接可能となっており、これによって両コネクタハウ
ジング1,2の嵌合動作に伴ってコイルスプリング31
のばね力に抗しながらスライダー28を後方へ押し込ん
でゆくことができる。
【0017】さらに、両当接突部43の側面下部には解
除突起46が外方へ張り出している。一方、両保護壁2
7の内面における長さ方向の中央部には一対のカム部4
7が突出している。両カム部47の前面には後方へ行く
に連れて下り勾配となるカム面48が形成されている。
カム面48は両コネクタハウジング1,2の嵌合終期に
おいてスライダー本体30の解除突起46と当接が開始
し、両アーム片34に対し下方への撓み変形を強制す
る。そして、両コネクタハウジング1,2が完全嵌合し
たときに解除突起46はカム面48を通過すると同時
に、上部ストッパ面44とスライダーストッパ45との
当たり合いの状態が解かれるように設定されている。
【0018】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用効果を具体的に説明する。両コネクタハウジング
1,2を対向させて嵌合を始めると、まず、スライダー
28の当接突部43が雄コネクタハウジング1の突き当
て部10に当接する。また、雄端子金具4がリテーナ2
0の端子差込み口23に進入する(図11状態)。
【0019】さらにコネクタハウジング同士の嵌合が進
むと、当接突部43と突き当て部10との当たり合いに
よって、スライダー本体30がコイルスプリング31の
ばね力に抗して後退する(図12参照)。また、この間
にロックアーム8の先端が雄コネクタハウジング1にお
けるロック突起7のテーパー部7Aに摺接して下方へ撓
み変形させられる。さらに、この間には雄端子金具4が
雌端子金具13の内部へ途中まで進入すると共に、短絡
解除片5がリテーナ20の進入口24を通してショート
ピン18と短絡片17との間に割って入る。なお、スラ
イダー28が後退する間、スライダー28の案内縁38
及び案内突部40が、それぞれガイド溝39及び凹溝4
1にそれぞれ嵌まり合ってこれらに沿って案内されるこ
とから、後退動作は円滑なものとなっている。
【0020】一方、ロックアーム8がロック突起7を通
過する前にコネクタハウジングの嵌合操作を停止してし
まうと、コイルスプリング31のばね力によって当接突
部43と突き当て部10との間の当たり合いを通じて両
コネクタハウジング1,2を離間させる。これにより、
両コネクタハウジング1,2が不完全な嵌合状態のまま
保持されてしまう事態が回避される。
【0021】さらに、両コネクタハウジング1,2の嵌
合が進んで嵌合の終期になると、スライダー28がさら
に後退しアーム片34の解除突起46がカム部47に当
接するようになる。その後、アーム片34はカム面48
の傾斜に沿って案内されるため、両アーム片34は下向
きに撓み変形する。そして、ロックアーム8が雄コネク
タハウジング1のロック突起7を通過して両コネクタハ
ウジング1,2が正規の嵌合状態になると、ロックアー
ム8は弾性復帰してロック突起7が係止孔25内に入り
込んで係止するため、両コネクタハウジング1,2は抜
け止めされた状態で保持される。また、これと同時かあ
るいは僅かに遅れて両アーム片34の下方への撓みがよ
り進行して当接突部43と突き当て部10との係止が解
かれるため、スライダー本体30はコイルスプリング3
1のばね力によって復帰する。これによって、両コネク
タハウジング1,2が正規嵌合した状態ではコイルスプ
リング31のばね力から解放され、かつ雌雄の端子金具
4、13が正規状態で嵌合し合い、かつ短絡解除片5が
短絡片17を押さえ、雌端子金具13との間の短絡を正
規状態で解除する。
【0022】両コネクタハウジング1,2を離間させる
場合には、ロックアーム8を押し下げてロック突起7と
の係止を解除すれば、双方のコネクタハウジングを引き
離すことができる。
【0023】以上のように、本実施形態によれば、スラ
イダー28と突き当て部10とが当たり合っている状態
を、ロックアーム8とは無関係に、雌コネクタハウジン
グ2に設けたカム部47と解除突起46との摺接による
アーム片34の撓み変形を通じて解除するようにしたか
ら、ロックアーム8がロック機能に支障を来さない程度
に変形をしているようなことがあっても、スライダー2
8は後退・復帰の動作を確実に行うことができる。ま
た、スライダー28は四方を囲まれた組み付けスペース
29内に収容されているため、外部からの衝撃が加わる
ことも回避できる。
【0024】さらに、ロックアーム8とスライダー28
とは相互の動作に無関係であり、かつスライダー28自
体は組み付け・取り外しが自在な構成であるため、図1
5に示すように、スライダー28を組み付けない仕様で
は通常のコネクタとしても利用できる、という効果も得
られる。この場合には、必ずしもショートピン18を設
ける必要はない。
【0025】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施形態では、カム面48をカム部47側に設けた
が、アーム片34側に設けることも可能である。 本実施形態では雌コネクタハウジング2にスライダー
28・ロックアーム8を配したものを示したが、雄コネ
クタハウジング1に配するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】雌雄コネクタハウジングの断面図
【図2】雄コネクタハウジングの一部を示す平面図
【図3】雄コネクタハウジングの正面側の一部を示す破
断図
【図4】雌コネクタハウジングの正面図
【図5】雌コネクタハウジングの背面図
【図6】雌コネクタハウジングにおけるスライダーを取
り外した状態を示す平面図
【図7】スライダー本体の正面図
【図8】図7のA−A線断面図
【図9】スライダー本体の平面図
【図10】同じく背面図
【図11】コネクタハウジング同士の嵌合初期の状態を
示す断面図
【図12】ロックアームが撓みを開始した嵌合途上の状
態を示す断面図
【図13】完全嵌合の直前状態を示す断面図
【図14】完全嵌合状態を示す断面図
【図15】スライダーを取り外した仕様での雌雄コネク
タハウジングの嵌合状態を示す断面図
【符号の説明】
1…雄コネクタハウジング 2…雌コネクタハウジング 8…ロックアーム 11…端子収容部 28…スライダー 29…組み付けスペース 30…スライダー本体 31…コイルスプリング 34…アーム片 46…解除突起 47…カム部 48…カム面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングと、 両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジン
    グに一体に設けられかつ両コネクタハウジングが正規に
    嵌合したときに相手側コネクタハウジングと係止して両
    コネクタハウジングをロック状態にするロックアーム
    と、 前記一方のコネクタハウジングに組み込まれ、両コネク
    タハウジングの嵌合途上ではばねを圧縮しつつ後退する
    ことで、両コネクタハウジングを離間させる方向に付勢
    可能なスライダーとからなり、 かつこのスライダーは前記両コネクタハウジングの嵌合
    途上で前記相手側コネクタハウジングに設けられた突き
    当て部と当接する撓み可能なアーム片を有するととも
    に、このアーム片は両コネクタハウジングが正規の嵌合
    状態になると前記一方のコネクタハウジングに設けられ
    たカム部に摺接して前記突き当て部との当接状態を解除
    する方向へ撓み変形して前記スライダーを前方へ復帰可
    能としていることを特徴とする嵌合検知コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記一方のコネクタハウジングは端子金
    具を収容する端子収容部を有し、かつ前記ロックアーム
    は前記端子収容部の上面に所定高さの隙間を保有しつつ
    配されるとともに、このロックアームの側方には一対の
    保護壁が立設され、かつ前記スライダーは前記両保護
    壁、ロックアーム及び端子収容部の上面とで囲まれた組
    み付けスペース内に配置されていることを特徴とする請
    求項1記載の嵌合検知コネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533557A (ja) * 2014-10-29 2017-11-09 デルフィ・インターナショナル・オペレーションズ・ルクセンブルク・エス・アー・エール・エル コネクタ位置保証部材を有するコネクタ組立体
JP2018045833A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 矢崎総業株式会社 コネクタ

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