JP3598295B2 - インクジェットプリンタ用サービスステーション - Google Patents

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16544Constructions for the positioning of wipers
    • B41J2/16547Constructions for the positioning of wipers the wipers and caps or spittoons being on the same movable support

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  • Ink Jet (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタにおけるサービスステーション、およびそのようなサービスステーションを組み込んだインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタのサービスステーションは、インクジェットカートリッジのノズルのワイピング(拭き取り)およびキャッピングを行う器具を含んでいる。ワイパーは、プリント完了後に、カートリッジのノズルから残留インクをワイピングするように配置されている。サービスステーションのワイピングおよびキャッピングの動作によって、ノズルが塞がらないようにし、それによってインクジェットカートリッジの寿命を延ばしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
米国特許第5,627,574号は、インクジェットプリント装置におけるメンテナンス装置を説明している。このメンテナンス装置は、インクジェットノズルから残留インクをワイピングするのに用いる固定したワイパーを含んでいる。しかし、ワイパーは、固定されているので、プリントキャリッジがメンテナンス装置に出入りするとき、常にインクジェットカートリッジのノズルと接触している。したがって、米国特許第5,627,574号の構成では、マルチプルインクジェットノズルシステムにおいて、当該ワイパーによってインクのクロスコンタミネーション(交差汚染)が生じてしまう可能性がある。これは、このワイパーがインクジェットカートリッジの両方のノズルをワイピングし、したがって、一方のカートリッジのノズルからのいかなる残留インクも、他方のカートリッジのノズル上に堆積(デポジット)されてしまうからである。このことは、インクジェットプリンタの性能に非常に影響を及ぼす。本発明は、この問題に取り組もうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、インクジェットプリンタ用のサービスステーションが提供される。このサービスステーション18は、インクジェットプリンタ10のインクジェットキャリッジ14上に取付けられたインクジェットノズル20のキャッピングを行う少なくとも1つのキャップ22と、インクジェットキャリッジ14のインクジェットノズル20のワイピングを行うように配置されている少なくとも1つのワイパー36とを含み、該ワイパー36は、インクジェットキャリッジ14の動きに応答して、インクジェットノズル20に近づき、かつインクジェットノズル20から離れるように配置されている。
【0005】
好ましくは、サービスステーションは、それぞれ第1および第2のインクジェットノズルのキャッピングを行う第1および第2のキャップを含んでいる。サービスステーションは、それぞれ第1および第2のノズルのワイピングを行うように配置されている第1および第2のワイパーを含むことが好ましい。
【0006】
本発明の好ましい形式において、サービスステーションは、インクジェットプリンタのシャシに取付けられるように配置されているメインフレームと、その上に第1および第2のキャップが取付けられるキャップフレームと、その上に第1および第2のワイパーが取付けられるワイパーフレームとを含んでいる。キャップフレームおよびワイパーフレームは、キャップフレームが動くことによって第1および第2のワイパーがそれぞれのインクジェットノズルのワイピングを行うことが可能な使用中の位置にワイパーフレームが動く結果となるような方法で、メインフレームに接続されている。好ましくは、ワイパーフレームは、下方位置すなわち非使用中の位置と、上方位置すなわち使用中の位置との間を動くように配置されている。
【0007】
好ましい形式において、キャップフレームは、メインフレームに対して水平および垂直に動いて、第1および第2のインクジェットノズルのキャッピングを行うことが可能となっている。また、キャップフレームが垂直に動くことによって、ワイパーフレームが使用中の位置へと垂直に動く結果となることが好ましい。ワイパーフレームが垂直に動くことによって、第1および第2のワイパーは、それぞれのインクジェットノズルと接触しない下方位置から、インクジェットノズルがそれぞれのワイパーによってワイピングされる上方位置に動くことになる。
【0008】
サービスステーションは、ワイパーフレームを上方位置にロックする手段を含むことが好ましい。ロック手段は、ワイパーフレームにヒンジ結合されるように配置されている、ばねでバイアスされたワイパーフックを含むことが好ましい。このワイパーフックのバイアスは、ワイパーフックの一部とワイパーフレームの一部との間に接続されたばねによって得られることが好ましい。
【0009】
好ましくは、ロック手段を開放する開放手段が設けられており、ワイパーフレームが上方位置から下方位置に動くことができるようになっている。開放手段は、メインフレーム上に取付けられた開放部材に接触するインクジェットキャリッジによって始動されることが好ましい。開放部材は、メインフレーム上に枢着されている始動アームであることが好ましい。この始動アームは、下向きに旋回するときにワイパーフックに接触するように配置された自由端を有していることが好ましい。始動アームの自由端がワイパーフックと接触することによって、ばねでバイアスされたワイパーフックがメインフレーム上の係合部材から離れ、ばねによるバイアスの作用を受けて下方位置に動くことになる。
【0010】
メインフレームとワイパーフレームとの間には、好ましくは板ばねの形であるバイアス手段が配置されている。板ばねは、ワイパーフレームをメインフレームから遠ざかる方向で、下方位置へとバイアスするのに役立つものである。
【0011】
好ましくは、キャップフレーム上には吸取器が取付けられるように配置されており、ワイパーがノズルからワイピングするいかなるインクも吸取器により集められるようになっている。
【0012】
キャップは、キャップフレームにスナップフィットするキャップマウント上に配置されていることが好ましい。
【0013】
ワイパーは、ワイパーフレームと一体的に形成されたワイパーマウント上にそれぞれスナップフィットすることが好ましい。
【0014】
キャップフレームは、引張ばねによってシャシまたはメインフレームに接続されていることが好ましい。この引張ばねは、キャップフレームを、キャップがそれぞれのノズルを覆う位置から、キャップがそれぞれのノズルを覆わない離れた位置に戻すのに役立つものである。
【0015】
好ましくは、サービスステーションは、シャフト上に取付けられたインクジェットキャリッジを有するインクジェットプリンタにおいて用いるように配置されている。サービスステーションは、プリンタのシャシ上に取付けられており、インクジェットキャリッジがキャップフレームの一部に接触できるように、インクジェットキャリッジがシャフトに沿ってサービスステーションの上方で駆動されている。インクジェットキャリッジとキャップフレームの一部とが接触することによって、キャップフレームがインクジェットキャリッジと共に原位置(ホームポジション)に動くことになる。キャップフレームは、キャップフレームとインクジェットキャリッジとの接触によってメインフレームに対するキャップフレームの配置が略水平にも略垂直にも変化するような方法で、メインフレーム上に取付けられている。この目的のために、キャップフレームは、そこから延びており、メインフレーム内に形成された傾斜路内に位置するように配置されている少なくとも1つのピンを含むことが好ましい。インクジェットキャリッジの接触によるキャップフレームの動きによって、キャップフレームは傾斜路に沿って上り、それによって、シャシに対するキャップフレームの垂直配置および水平配置が変化することになる。
【0016】
好ましくは、キャップフレームは、そこから延びる2対の対向するピンを有している。ピンは、キャップフレームの側面から延び、かつメインフレーム内に形成されたそれぞれの傾斜路を動くように配置されている。
【0017】
好ましくは、ワイパーフレームは、そこから延びており、メインフレーム内に形成された溝内に位置するように配置されている少なくとも1つのピンを含んでいる。ワイパーフレームのピンは、ピンの端部がキャップフレームに形成された開口部に係合する結果として、メインフレーム内の溝を上向きに動くように配置されていることが好ましい。したがって、インクジェットキャリッジが原位置へと動く間にキャップフレームが略垂直に動くことによって、ワイパーフレームのピンは、メインフレーム内に形成した溝中を上向きに動くことになる。
【0018】
好ましくは、ワイパーフレームは、該ワイパーフレームの側面上に取付けられ、それぞれがメインフレーム内に形成されたそれぞれの溝に収容されるように配置されている2対の対向するピンを含んでいる。
【0019】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照しながら、例のみとして、本発明の実施形態を説明する。
【0020】
図1は、シャシ12、インクジェットキャリッジ14、シャフト16およびサービスステーション18を有するインクジェットプリンタ10を示している。インクジェットキャリッジ14は、モータでシャフト16に沿って駆動されるように配置されている。インクジェットプリンタ10の構成要素であって、サービスステーション18の構成要素以外のものは、当該技術分野において標準のものである。
【0021】
インクジェットキャリッジ14は、1対のインクジェットノズル20を保持している。インクジェットプリンタ10が使用中でない場合、インクジェットキャリッジ14は、サービスステーション18の上方に配置されるまでシャフト16に沿って駆動されるものである。キャリッジ14はサービスステーション18の上方に配置されており、サービスステーション18内に配置されたそれぞれのキャップ22によって、ノズル20のキャッピングを行うことができるようになっている。
【0022】
サービスステーション18の各構成要素は、図2および図3において最良に示されている。図3に示すように、サービスステーション18は、1対のねじ(図示せず)によってシャシ12に取付けられるように配置されたメインフレーム30を含んでいる。また、サービスステーション18は、その上に1対のキャップ22が取付けられるように配置されているキャップフレーム32と、その上に1対のワイパー36が取付けられるように配置されているワイパーフレーム34を含んでいる。以下でより詳細に説明するように、キャップフレーム32およびワイパーフレーム34は、インクジェットキャリッジ14が動いてサービスステーション18の上方に位置し、それによってキャップフレーム32の一部に接触すると、キャップフレーム32が、シャフト16の長さ方向の軸と略平行な方向に動くような方法で、メインフレーム30上に取付けられている。この略水平の動きに加えて、同じ動作時間中に、キャップフレーム32は略垂直に動くことになる。言い換えれば、インクジェットキャリッジ14とキャップフレーム32とが接触することによって、キャップフレーム32の水平配置も垂直配置も変化する結果となる。インクジェットキャリッジ14およびキャップフレーム32は、インクジェットキャリッジ14の前端14aが原位置に達してシャシ12の端壁(図示せず)に当たるまで、略水平に動き続けることになる。
【0023】
キャップフレーム32が動くことによって、ワイパーフレーム34もまた略垂直に動くことになる。この結果、ワイパー36が、インクジェットキャリッジ14のノズル20から十分に離れている下方位置から、ノズル20に接触することができる上方位置に動くことになる。ワイパーフレーム34は、ばねを装填したワイパーフック38によって、上方位置に維持されている。インクジェットキャリッジ14がメインフレーム30上に取付けられた始動アーム40と接触すると、ワイパー36および付着したワイパーフレーム34は、下方位置に戻ることになる。この動作については、以下でより詳細に説明する。
【0024】
メインフレーム30は、取付けポイント42を通る、ねじを切った4つのコネクタ(図示せず)によって、インクジェットプリンタ10のシャシ12に接続されるように配置されている。また、メインフレーム30は、4つの傾斜路44を含んでいる。傾斜路44は、メインフレーム30の側壁45に形成されており、キャップフレーム32上に配置されたそれぞれのピン46を収容するように構成されている。傾斜路44は、インクジェットキャリッジ14の前端14aがキャップフレーム32のアーム32aと接触すると、キャップフレーム32が傾斜路44に沿って駆動され、キャップフレーム32が水平にも垂直にも動く結果となるように構成されている。キャップフレーム32およびインクジェットキャリッジ14は、該インクジェットキャリッジ14が原位置に達するまでシャフト16に沿って動くことになる。
【0025】
本発明の好ましい実施形態に従ってインクジェットキャリッジ14が原位置へと動く間、キャップフレーム32は水平に約8mm動き、かつ垂直に約3.8mm動くことになる。
【0026】
ピン46がそれぞれの傾斜路44内で係合するように、キャップフレーム32がメインフレーム30上に位置するように配置されている。また、キャップフレーム32は、キャップフレーム32の本体32bから下向きに延びる側面プレート48も含んでいる。各側面プレート48は、ワイパーフレーム34の側壁34aから外向きに延びるそれぞれのピン54を収容することができるように配置されている1対の略矩形の開口部52を含んでいる。開口部52内でのピン54のこのような配置によって、キャップフレーム32がインクジェットキャリッジ14と接触した結果として垂直に動くと、ワイパーフレーム34のピン54が開口部52内に捕らえられ、それによってワイパーフレーム34が垂直に動くことになる。ピン54の本体がメインフレーム30の側壁45に形成されたそれぞれの細長い溝56内に係合しているため、ワイパーフレーム34の動きは略垂直である。
【0027】
キャップ22は、キャップフレーム32上にスナップフィットするキャップマウント23上に位置するように配置されている。また、ワイパー36から生じるいかなるインクも吸い取る吸取器59も、キャップフレーム32上に取付けられている。
【0028】
ワイパーフレーム34の上方には、1対のワイパーマウント69が略垂直に延びている。それぞれのワイパーマウント69は、ワイパー36を収容するように配置されている。各ワイパー36は、それぞれのワイパーマウント69上にスナップフィットされていることが好ましい。ワイパーフレーム34は、これをメインフレーム30の本体内に位置することができるように、かつ、ピン54がメインフレーム30内に形成されたそれぞれの垂直な溝56を通りキャップフレーム32の側面プレート48に形成された開口部52を通って延びるように構成されている。
【0029】
メインフレーム30とワイパーフレーム34との間には板ばね62が挟まれており、ワイパーフレーム34を下方へ押圧してワイパー36を下方位置に配置するようになっている。前述のように、ワイパーフレーム34を上方位置にロックするワイパーフック38が設けられている。このワイパーフック38は、当該ワイパーフック38上のヒンジピン64によって、ワイパーフレーム34にヒンジによって取付けることができるように構成されている。ヒンジピン64は、ワイパーフレーム34内に形成された1対の対向するシート66内に位置するように配置されている。ワイパーフック38がワイパーフレーム34に接続されると、ばね67(図6および図7に示す)は、ワイパーフック38上のばね連結ポイント68とワイパーフレーム34上の接続ポイント70との間に接続されることになる。ピン64、シート66および接続ポイント68,70は、ワイパーフレーム34が上方位置にあるとき、ばね67がワイパーフック38を時計方向へ回転させるように配置されている。このようにワイパーフック38が回転することによって、ワイパーフック38内に形成されたロック溝72が、メインフレーム30上に形成された突出部73の回りと係合することになる。これは図6において最もよく示されている。このようにして、ワイパーフレーム34および付着したワイパー36は、上方位置に維持されることになる。
【0030】
メインフレーム30上には、ヒンジピン80によって始動アーム40が取付けられている。始動アーム40は、メインフレーム30上に形成された止め具82に対して始動アームの一部40aが接触するまで、ヒンジピン80を中心にして旋回するように配置されている。インクジェットキャリッジ14と接触することによって始動アーム40が旋回すると、始動アーム40の自由端上に形成されたピン40bが、ワイパーフック38上に形成された斜面84に接触することになる。この接触は、メインフレーム30上に形成された突出部73をロック溝72から開放するのに十分である。したがって、ワイパーフレーム34は、板ばね62の作用を受けて、下方位置に戻ることができる。ワイパーフック38のこの動きは、図7において最もよく示されている。図7における下向きの矢印は、インクジェットキャリッジ14の下面によって始動アーム40に印加される圧力を示している。インクジェットキャリッジ14のうちで、始動アームの一部40aに接触する部分100は、図8に示されている。
【0031】
本発明の好ましい実施形態によれば、インクジェットキャリッジ14は、始動アーム40に接触する前に、シャフト16に沿って原位置から遠ざかる方向に22.5mm動くことが必要である。これは、インクジェットキャリッジ14が原位置から22.5mmよりも多く遠ざかって動いていなければ、ワイパーフレーム34が上方位置にあるときに、インクジェットキャリッジ14がシャフト16に沿って左右に動いて、ノズル20がそれぞれのワイパー36の上方でワイピングを行えるようにする、ということを意味している。一旦、キャリッジ14が原位置から22.5mmよりも多い距離だけ動くと、インクジェットキャリッジ14が始動アーム40と接触することによって、ワイパー36が下方位置に動くことになる。インクジェットキャリッジ14が左右に動いてノズル20のワイピングが行われるところは、図8に概略的に示されている。
【0032】
図4から容易に理解されるように、アーム32aとインクジェットキャリッジ14とが接触することによってキャップフレーム32が垂直上向きに動くと、キャップ22が上がってノズル20の下面と係合するように、キャップ22はキャップフレーム32上に取付けられている。ワイパーフック38がワイパーフレーム34を上方位置に維持する一方で、キャリッジ14がキャップフレーム32を押す動作によってキャップ22に十分なキャッピング力が得られ、キャップ22とノズル20の端部との間に適切なシールが保証されることになる。
【0033】
上記説明から、ワイパー36は、ノズル20の端部のワイピングを行うよう要求されるまで下方位置に維持される、ということが理解されよう。それぞれのワイパー36がそれぞれのノズル20のワイピングのみを行うことができるようインクジェットキャリッジ14がサービスステーション18に関連して配置されるときのみ、ノズルは、上方位置に上昇することになる。これをさらに詳細に説明すると、通常、インクジェットキャリッジ14は、ブラックインク用の第1のノズル20とカラーインク用の第2のノズル20を保持する、ということが理解されるべきである。同様に、ワイパーフレーム34は、第1のノズル20のワイピングを行うように配置されている第1のワイパー36と、第2のノズル20のワイピングを行うように配置されている第2のワイパー36を保持している。一旦、第1のノズル(図8の一番右側のノズル)がワイパーフレーム34上の一番左側のワイパーの上方を通ると、ワイパーフレーム34が適時に上がって上方位置に達し、キャップフレーム32の動きが制御されるように、傾斜路44がメインフレーム30内に配置されることになる。これによって、ワイパー36とノズル20とが接触してしまう結果としてのインク同士のクロスコンタミネーションが起こらないことは、保証される。
【0034】
当業者であれば、前述の配置は構造が簡単であり、サービスステーション18を駆動する第2のモータが不要である、ということも理解しよう。サービスステーション18の各構成要素のいかなる動きも、インクジェットキャリッジ14が第1のモータ(図示せず)でシャフト16に沿って駆動されるときに、インクジェットキャリッジ14と接触する結果である。
【0035】
本明細書において説明した実施形態は好ましいものであるが、明細書から、当業者が特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲内で、様々な代替形態、変更、変形、または改良も行ってもよい、ということが理解されよう。
【0036】
【発明の効果】
本発明に係るインクジェットプリンタ用サービスステーションによれば、ワイピングおよびキャッピングの動作によって、第1および第2のインクジェットノズルが塞がらないようにし、それによってインクジェットカートリッジの寿命を確実に延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるサービスステーションを示す、インクジェットプリンタの斜視図である。
【図2】図1に示すサービスステーションの斜視図である。
【図3】図2に示すサービスステーションの各構成要素の組立分解図である。
【図4】サービスステーションの上方にあるインクジェットキャリッジと、インクジェットキャリッジのノズルのキャッピングを行うキャップを示す正面図である。
【図5】サービスステーションから遠ざかる方向に動くインクジェットキャリッジを示す正面図である。
【図6】上方位置にあるサービスステーションのワイパーフックを示す正面図である。
【図7】図6に示すものと同様であるが、ワイパーフックが下方位置にある状態の正面図である。
【図8】インクジェットカートリッジのノズルのワイピングを行う、上方位置にあるワイパーを示す正面図である。
【符号の説明】
10 インクジェットプリンタ
12 シャシ
14 インクジェットキャリッジ
16 シャフト
18 サービスステーション
20 インクジェットノズル
22 キャップ
30 メインフレーム
32 キャップフレーム
34 ワイパーフレーム
36 ワイパー
38 ワイパーフック
40 始動アーム
42 取付けポイント
44 傾斜路
45 側壁
46 ピン
48 側面プレート
52 開口部
54 ピン
56 細長い溝
59 吸取器
62 板ばね
64 ヒンジピン
66 シート
67 ばね
72 ロック溝
73 突出部
80 ヒンジピン
82 止め具
84 斜面

Claims (4)

  1. インクジェットプリンタ用のサービスステーションにおいて、前記プリンタのインクジェットキャリッジ上に取付けられたそれぞれ第1および第2のインクジェットノズルのキッピングを行う少なくとも第1および第2のキャップと、前記それぞれの第1および第2のインクジェットノズルのワイピングを行うように配置されている少なくとも第1および第2のワイパーとを含み、該ワイパーは、前記インクジェットキャリッジの動きに応答して、前記インクジェットノズルに近づき、かつ前記インクジェットノズルから離れるように配置されており、
    前記インクジェットプリンタのシャシに取付けられるように配置されているメインフレームと、その上に前記少なくとも第1および第2のキャップが取付けられるキャップフレームと、その上に前記少なくとも第1および第2のワイパーが取付けられるワイパーフレームとをさらに含み、前記キャップフレームおよび前記ワイパーフレームは、前記キャップフレームが動くことによって、前記少なくとも第1および第2のワイパーがそれぞれ前記第1および第2のインクジェットノズルのワイピングを行うことが可能な使用中の位置に前記ワイパーフレームが動くことになるような方法で、前記メインフレームに接続されており、
    前記ワイパーフレームを前記使用中の位置にロックする手段をさらに含み、前記ロック手段は、前記ワイパーフレームにヒンジ結合されるように配置されている、ばねでバイアスされたワイパーフックを含み、前記ワイパーフックの前記バイアスは、前記ワイパーフックの一部と前記ワイパーフレームの一部との間に接続されたばねによって得られるようになっている、サービスステーション。
  2. インクジェットプリンタ用のサービスステーションにおいて、前記プリンタのインクジェットキャリッジ上に取付けられたそれぞれ第1および第2のインクジェットノズルのキャッピングを行う少なくとも第1および第2のキャップと、前記それぞれの第1および第2のインクジェットノズルのワイピングを行うように配置されている少なくとも第1および第2のワイパーとを含み、該ワイパーは、前記インクジェットキャリッジの動きに応答して、前記インクジェットノズルに近づき、かつ前記インクジェットノズルから離れるように配置されているサービスステーションであって、
    前記インクジェットプリンタのシャシに取付けられるように配置されているメインフレームと、その上に前記少なくとも第1および第2のキャップが取付けられるキャップフレームと、その上に前記少なくとも第1および第2のワイパーが取付けられるワイパーフレームとをさらに含み、前記キャップフレームおよび前記ワイパーフレームは、前記キャップフレームが動くことによって、前記少なくとも第1および第2のワイパーがそれぞれ前記第1および第2のインクジェットノズルのワイピングを行うことが可能な使用中の位置に前記ワイパーフレームが動くことになるような方法で、前記メインフレームに接続されており、
    前記ワイパーフレームを前記使用中の位置にロックする手段と、該ロック手段を開放して、前記ワイパーフレームが前記使用中の位置から非使用中の位置に動くことができるようにする開放手段とをさらに含み、前記ロック手段は、前記ワイパーフレームにヒンジ結合されるように配置されている、ばねでバイアスされたワイパーフックを含み、前記開放手段は、前記メインフレーム上に枢着された始動アームに接触する前記インクジェットキャリッジによって始動されるようになっている、サービスステーション。
  3. 前記始動アームは、下向きに旋回するときに前記ワイパーフックに接触するように配置された自由端を有している、請求項2に記載のサービスステーション。
  4. 前記キャップフレーム上に取付けられるように配置されている吸取器をさらに含み、前記それぞれの第1および第2のワイパーが前記第1および第2のノズルからワイピングするいかなるインクも前記吸取器により集められるようになっている、請求項またはに記載のサービスステーション。
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