JP3597941B2 - 色替装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、色替塗装を行う場合に各色塗料,洗浄エア,洗浄液などの複数の流体の中から一つの流体を択一的に送給する複数のバルブとこれを装着するマニホールドからなる色替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5は従来の色替装置を示す断面図及び流体回路図であって、色替装置50は、塗料ホース51を介して塗装機52に接続される流体通路53を形成したマニホールド54に塗料バルブ55が色数分装着されると共に、洗浄エアバルブ56及び洗浄液バルブ57が夫々装着され、塗料供給源58,洗浄エア供給源59,洗浄液供給源60から塗料供給配管61,洗浄エア供給配管62,洗浄液供給配管63を介して送給される各色塗料,洗浄エア,洗浄液を前記バルブ55,56,57で択一的に選択してマニホールド54の流体通路53から塗料ホース51を介して塗装機52に送給するようになされている。
【0003】
これに用いられている塗料バルブ55,洗浄エアバルブ56及び洗浄液バルブ57は、その側面に塗料供給配管61,洗浄エア供給配管62,洗浄液供給配管63などを接続する接続ポート(流体流入口)64が形成される共に、底面には、当該各バルブ55,56,57をマニホールド54に装着した状態でその流体通路53に連通される塗料流出口(流体流出口)65が開口形成されると共に、各バルブ55,56,57がエアオペレートバルブである場合には、開閉操作を行うオペレートエア配管66を接続する接続ポート67が形成されている。また、塗料バルブ55についてはこれが塗料循環型のバルブである場合には、塗料供給源58に塗料を還流させる塗料還流配管68を接続する接続ポート69が、夫々当該バルブ55の側面に形成されている。
【0004】
そして、各バルブ55,56,57をマニホールド54に装着して色替装置50を組み立て、各バルブ55,56及び57の夫々の接続ポート64に、塗料供給配管61,洗浄エア供給配管62及び洗浄液供給配管63を接続すると共に、接続ポート67にオペレートエア配管66を接続し、接続ポート69に塗料還流配管68を接続する。
【0005】
ここで、任意の塗料バルブ55にオペレートエア配管66を介してオペレートエアを供給すれば、塗料供給源58から循環供給されている塗料が、その塗料バルブ55の塗料流出口65からマニホールド54の流体通路53を通って塗装機52に供給され,その色の塗料で塗装を行うことができる。また、洗浄エアバルブ56,洗浄液バルブ57にオペレートエアを供給すれば、洗浄エア供給源59,洗浄液供給源60から供給される洗浄エア,洗浄液が各バルブ56,57の塗料流出口65からマニホールド54の流体通路53を通って塗装機52に供給されるので、色替塗装する場合に、流体通路53,塗料ホース51,塗装機52内に残存する前色塗料を洗浄除去することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各バルブ55,56,57が故障したときや、バルブ内部を点検/洗浄等するときにマニホールドに装着された各バルブ55,56,57を外そうとしても、夫々に接続された多数の配管61,62,63,66,68によって、各バルブ55,56,57をマニホールド54に固定している取付ネジが隠れたり,各配管同士が重なってしまうので、特定のバルブだけを外そうとしても、簡単には外すことができない。特に、最近では、色替装置をコンパクト化するために、夫々のバルブ55,56,57が高密度に実装され、その分、配管類も密集しているので、個々のバルブを外すことは極めて困難であった。
【0007】さらに、マニホールドに装着された各バルブ55,56,57を外す際に、それに接続されている配管類61,62,63,66,68を一度外し、新たに装着されたバルブや、点検/洗浄が終了したバルブに対してもう一度接続しなおさなければならず、その作業が非常に面倒なだけでなく、バルブ交換などに長時間を要するため、ライン稼動中にバルブが故障した場合には迅速に交換することができず、交換作業中はラインを停止しなければならないので生産能率が低下するという問題があった。このような配管類の接続作業に要する手間は、色替装置50のように多数のバルブを装着している場合はもちろんのこと、流路中に一つのバルブしか介装されていない場合であっても非常に面倒であった。特に、塗料供給配管61や塗料還流配管68を着脱するときは、配管内に残存する塗料が流れ出して周囲の床や機器類を汚し易く、このため、塗料バルブ55の着脱作業終了後に塗料が付着したところを清掃しなければならなかった。
【0008】
そこで、本発明は、バルブを高密度で実装しても配管類が邪魔にならずに簡単に着脱することができるだけでなく、バルブを交換するとき等に配管類を接続し直す手間を軽減し、さらに、バルブの交換作業に要する時間を短縮できるようにすることを技術的課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明は、複数の塗料バルブと、洗浄エアバルブ及び洗浄液バルブがバルブ取付台座に装着されて、塗装時は任意の色の塗料を択一的に塗装機に送給し、塗装終了時に洗浄エア及び洗浄シンナを交互に供給して内部を洗浄する色替洗浄を行う色替装置であって、前記バルブ取付台座は、他の塗装機器へ送給する流体を流通させる流体流出流路を中央に配したブロック状に形成されて、その両側に沿って各塗料バルブを挿し込んで取り付ける複数の取付孔が形成されると共に、該流路の他端に洗浄エアバル ブ及び洗浄液バルブを装着する取付孔が形成され、該取付台座には、流体供給源から供給された流体を流通させる流体流入流路と、前記流体流出流路と、流体供給源に還流する流体を流通させる流体還流流路及びバルブ操作用のオペレートエアを流通させるオペレートエア流路が形成され、各流路はその一方の開口部が取付孔のバルブ装着面に開口形成されると共に、他方の開口部に配管接続ポートが形成され、前記塗料バルブが、塗料を流入する流体流入口、塗料を還流する流体還流口及び塗料を他の塗装機器へ供給する流体流出口を有すると共に、バルブ操作用のオペレートエア流入出口を有する三方弁で形成され、前記洗浄エアバルブ及び洗浄液バルブが、流体流入口、流体流出口を有すると共に、バルブ操作用のオペレートエア流入出口を有するオンオフバルブで形成され、前記各バルブの流体流入口、流体流出口、流体還流口及びオペレートエア流入出口は、バルブを取付孔に挿し込んで装着した状態で、取付孔のバルブ装着面に開口形成された流体流入流路、流体体流出流路、流体還流流路及びオペレートエア流路に直接連通する位置に開口され、該取付孔は、各バルブを挿し込んだだけで位置決めされる断面形状に形成されると共に、各バルブの横断面が取付孔に等しい断面形状に形成されたことを特徴としている。
【0010】
本発明によれば、バルブの流体流入口、流体流出口、流体還流口及びオペレートエア流入出口がバルブ取付台座のバルブ装着面に開口形成された流体流入流路及び流体流出流路と直接連通する位置に形成されているので、バルブ取付台座に形成された流体流入流路、流体流出流路、流体還流流路、オペレートエア流路に配管類を接続して、バルブをバルブ取付台座に装着すれば、バルブの各開口部はバルブ取付台座に形成された夫々の流路を介して配管類に接続されることとなり、バルブに直接配管類が接続されることがない。
したがって、バルブを交換したり点検/洗浄する場合は、バルブ取付台座から配管類を着脱することなくバルブのみを着脱できる。
【0011】
このように、バルブ自体に、各配管類を接続する接続ポートを形成する必要がないので、その形状及び構造が極めて簡単になると同時に、製造コストを軽減できる。また、バルブ取付台座に配管類を接続すると共に、各配管類からバルブに連通する流路を形成したので、バルブ自体を本願発明のような構成にすることができる。
さらに、バルブ取付台座自体は稼動部分ないので、故障したり、頻繁に交換することがなく、したがって、一度配管類を接続した後は、バルブを交換するときでも配管類を外す必要はない。
【0012】
しかも、該取付孔は、例えば略四角形の断面形状に形成されており、各バルブの横断面もこれに等しい断面形状に形成されているので、各バルブを挿し込んだだけでバルブの開口部と取付台座側の流路とを正確に位置決めすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る色替装置を示す流体回路図、図2及び図3はその内部構造を示す斜視図である。
【0014】
図中1は、塗料供給源2P,洗浄エア供給源2A,洗浄液供給源2Cなどの各塗装流体供給源から送給される各色塗料,洗浄エア,洗浄液などの塗装流体を択一的に選択して塗装機(他の流体機器)4に送給する色替装置であって、エアオペレート型の塗料バルブVP,VP・・,洗浄エアバルブVA,洗浄液バルブVCが、マニホールド(バルブ取付台座)5の長手方向に沿って装着されている。
【0015】
マニホールド5には、各バルブVP,VA,VCの装着位置に、当該各バルブVP,VA,VCを挿し込む略四角形状の取付孔6P,6A,6Cが形成されると共に、塗料供給源2P,洗浄エア供給源2A,洗浄液供給源2Cから供給される各色塗料,洗浄エア,洗浄液を流入する流体流入流路8と、塗装機4へ送給する流体を流出させる流体流出流路9と、バルブVP,VA,VCの開閉操作を行うオペレートエアを給排するオペレートエア流路10が形成されている。
【0016】
前記流体流入流路8は、その一端側に配管11を接続する接続ポート8aが形成されると共に、他端側がバルブ装着面14となる前記取付孔6P,6A,6Cの内面に夫々開口形成されている。また、前記流体流出流路9は、その一端側に配管12を接続する接続ポート9aが形成されると共に、途中から分岐して、分岐流路の先端9b,9b・・が夫々各取付孔6P,6A,6Cのバルブ装着面14に開口形成されている。さらに、オペレートエア流路10は、その一端側に接続ポート10aが形成されると共に、他端側がバルブ装着面14となる前記取付孔6P,6A,6Cの内面に夫々開口形成されている。そして、塗料バルブVPの取付孔6Pには、塗料供給源2Pに塗料を還流する流体還流流路15が形成され、その一端側に配管16を接続する接続ポート15aが形成されると共に、他端側が取付孔6Pのバルブ装着面14に開口形成されている。
【0017】
また、マニホールド5には、電気信号によりオペレートエアの給排制御を各バルブVP,VA,VCごとに行う本質安全防爆型電磁弁SV,SV・・が一体に取り付けられている。この本質安全防爆型電磁弁SVは、その流入口17aに洗浄エア供給源2Aからオペレートエアを送給するオペレートエア配管13が接続され、流出口17bが前記マニホールド5に形成されたオペレートエア流路10の接続ポート10aに直接接続されると共に、オペレートエア流路10を大気に開放する排気口17cが形成された三方弁に形成されている。そして、電気信号線18を介して入力される電気信号により開閉操作され、開成時は流入口17aと流出口17bが導通されてオペレートエア流路10を介して各バルブVP,VA,VCにオペレートエアを供給し、閉成時は流出口17bと排気口17cを導通させてオペレートエア流路10を大気に開放するように成されている。
【0018】
一方、前記マニホールド5に装着される各塗料バルブVPは、塗料循環型の三方弁で形成され、バルブ本体20は、当該マニホールド5の取付孔6Pに挿し込むだけで正確に位置決めできるように、バルブ本体20の周面形状がその前記取付孔6Pの内面形状に等しく形成されて位置決め手段を構成している。バルブ本体20には、流体流入口21から弁室22内を通り流体流出口23に至る流路と、前記流体流入口21から弁室22内を通り流体還流口24に至る流路が形成されると共に、エア流入出口25から給排されるオペレートエアの空気圧により操作されて前記各流路を切り換える弁体26が配設されて成り、開弁時は前記流体流出口23に至る流路が導通し、閉弁時は流体還流口24に至る流路が導通するようになされている。
【0019】
そして、前記流体流入口21,流体流出口23,流体還流口24,エア流入出口25は、バルブ本体20をマニホールド5の取付孔6Pに装着した状態で、その取付孔6Pのバルブ装着面14に開口された流体流入流路8,流体流出流路9,流体還流流路15,オペレートエア流路10と直接連通する位置に形成されている。なお、27はバルブ本体20を取付孔6Pに挿入した状態で固定する取付ネジである。
【0020】
また、洗浄エアバルブVA及び洗浄液バルブVCは、洗浄エア供給源2A,洗浄液供給源2Cから送給される洗浄エア及び洗浄液の供給/停止を行うオンオフバルブで形成され、バルブ本体30は、バルブ取付台座5の取付孔6A,6Cに挿し込むだけで正確に位置決めできるように、バルブ本体30の周面形状がその前記取付孔6A,6Cの内面形状に等しく形成されて位置決め手段を構成している。バルブ本体30には、流体流入口31から弁室32内を通り流体流出口33に至る流路が形成されると共に、エア流入出口34から給排されるオペレートエアの空気圧により開閉操作されて前記流路を導通/遮断する弁体35が配設されている。
【0021】
そして、前記流体流入口31,流体流出口33及びエア流入出口34は、バルブ本体30を取付孔6A,6Cに装着した状態で、そのバルブ装着面14に開口された前記流体流入流路8,流体流出流路9,オペレートエア流路10と直接連通する位置に形成されている。なお、36はバルブ本体30を取付孔6A,6Cに挿入した状態で固定する取付ネジである。
【0022】
以上が本発明の一例構成であって、次にその作用について説明する。まず、マニホールド5に形成された流体流入流路8の接続ポート8aと、塗料供給源2P,洗浄エア供給源2A,洗浄液供給源2Cとを配管11で接続し、流体流出流路9の接続ポート9aと塗装機4とを配管12で接続し、オペレートエア流路10の接続ポート10aに本質安全防爆型電磁弁SVを介してオペレートエア配管13を接続し、流体還流流路15の接続ポート15aと塗料供給源2Pを配管16で接続する。そして、マニホールド5の各取付孔6P,6A,6Cに、塗料バルブVP,洗浄エアバルブVA,洗浄液バルブVCを差し込んで取付ネジ27,36で固定することにより、色替装置1の組立が完了する。
【0023】
このとき、前記バルブ取付孔6P,6A,6C及び各バルブVP,VA,VCの横断面は略四角形状に形成されているので、各バルブVP,VA,VCは、向きを合わせるだけで正確に位置決めされる。そして、各バルブVP,VA,VCの流体流入口21,31と、流体流出口23,33と、エア流入出口25、34が、マニホールド5の流体流入流路8,流体流出流路9,オペレートエア流路10に直接連通されると共に、これら各流路8,9,10を介して配管11,12,13に連通され、塗料バルブVPの流体還流口24もマニホールド5の流体還流流路15に直接連通されると共に、当該流路15を介して配管16に連通される。
【0024】
ここで、任意の本質安全防爆型電磁弁SVに電気信号を入力させると、電磁弁SVの流入口17aと流出口17bが連通するので、オペレートエア配管13から送給されたオペレートエアは、マニホールド5のオペレートエア流路10に流入される。このとき、本質安全防爆型電磁弁SVはマニホールド5に一体に取り付けられており、その流出口17bから各バルブVP,VA,VCのエア流入出口25,34に至るオペレートエア流路10を極めて短くすることができるので、電気信号の入力と同時に各バルブVP,VA,VCが開閉操作され、電気信号の入力タイミングと開閉タイミングとの間でタイムラグを生ずることがない。
【0025】
そして、オペレートエアが塗料バルブVPのエア流入出口25に流入されると、その空気圧によって弁体26が操作されて開弁され、塗料供給源2Pから配管11を通り、マニホールド5の流体流入流路8からバルブ本体20の流体流入口21内に送給された塗料が、塗料バルブVPの流体流出口23からマニホールド5の流体流出流路9を通って流出され、配管12から塗装機4へ送給され、当該色の塗料で塗装を行うことができる。そして、塗装が終了した時点でオペレートエアの供給を停止すると、空気圧が低下し弁体26が操作されて閉弁され、流体流入口21内に送給されていた塗料は、流体還流口24から流体還流流路15を通って流出され、配管16を介して塗料供給源2Pに還流されて、塗料が循環供給される。
【0026】
また、色替洗浄を行うときは、洗浄エアバルブVA及び洗浄液バルブVCに交互にオペレートエアを供給することにより、これらを交互に開弁すると、洗浄エア供給源2A及び洗浄液供給源2Cから送給される洗浄エア及び洗浄液が、マニホールド5の流体流入流路8から当該各バルブVA,VCの流体流出口33から流体流出流路9を通って流出され、配管12から塗装機4へ送給され、これにより、前記流体流出流路9,配管12及び塗装機4内に残存する塗料が洗浄除去される。
【0027】
そして、いずれか一のバルブVP,VA,VCを交換したり,点検/洗浄のため取り外したりする場合は、各流体供給源2P,2A,2Cからの流体の供給を停止させて取付ネジ27,36を外せば、バルブ本体20,30に配管11,12,13,16が接続されていないので、バルブ本体20,30を取付孔6P,6A,6Cから抜き取るだけで、バルブVP,VA,VCを簡単に取り外すことができる。また、新しいバルブや点検/洗浄の終了したバルブを装着する場合も、バルブ本体20,30を取付孔6P,6A,6Cに差し込んで取付ネジ27,36で固定するだけでよく、配管11,12,13,16を接続し直す手間は一切不要となるので、バルブの交換作業などに要する時間を著しく短縮することができ、ライン稼動中にバルブ交換するときであっても、ラインの停止時間が短縮され、生産能率が著しく低下することもない。
【0028】
このように、各配管11,12,13,16は、すべてマニホールド5に形成された各流路8,9,10,15の接続ポート8a,9a,10a,15aに接続され、各バルブVP,VA,VCには直接接続されないので、各バルブVP,VA,VCを交換したり、点検/洗浄したりする場合は、バルブ本体20及び30のみを着脱すれば足り、配管11,12,13,16を外す必要がないので、バルブの着脱作業が極めて簡素化される。
【0029】
なお、実施例の説明では、マニホールド5にオペレートエアの給排制御を行う本質安全防爆型電磁弁SVを一体に装着して、当該電磁弁SVにオペレートエア配管13を接続する場合について説明したが、本発明は、これに限らず、オペレートエア配管13を直接マニホールド5に接続し、当該エア配管に電磁弁を介装するようにしてもよい。
【0030
発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、バルブ取付台座に配管類を接続する接続ポートが形成されると共に、各配管類をバルブに連通させる流路を形成したので、バルブ自体に、各配管類を接続する接続ポートを形成する必要がなく、その形状及び構造が極めて簡単になると同時に、製造コストを軽減できるという効果を有する。そして、バルブの流体流入口及び流体流出口は、バルブ取付台座のバルブ装着面に開口形成された流体流入流路及び流体流出流路と連通する位置に形成されており、バルブ取付台座に形成された流体流入流路及び流体流出流路に配管類を接続して、バルブをバルブ取付台座に装着すれば、バルブの流体流入口及び流体流出口はバルブ取付台座の流体流入流路及び流体流出流路を介して配管類に接続されることとなり、バルブに配管類が直接接続されないので、バルブを高密度で実装しても配管類が邪魔にならずに簡単に着脱することができるだけでなく、バルブを交換したり点検/洗浄する場合などに配管類を接続し直す手間が著しく軽減され、簡単にしかも短時間で着脱することができるという大変優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバルブ及びバルブ取付台座を示す流体回路図。
【図2】その内部構造を示す斜視図。
【図3】その内部構造を示す斜視図。
【図4】従来装置を示す断面図。
【図5】従来装置を示す流体回路図。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・色替装置
2P・・・・・・・・塗料供給源(流体供給源)
2A・・・・・・・・洗浄エア供給源(流体供給源)
2C・・・・・・・・洗浄液供給源(流体供給源)
4・・・・・・・・・塗装機(他の流体機器)
VP・・・・・・・・塗料バルブ(バルブ)
VA・・・・・・・・洗浄エアバルブ(バルブ)
VC・・・・・・・・洗浄液バルブ(バルブ)
5・・・・・・・・・マニホールド(バルブ取付台座)
6P,6A,6C・・取付孔
8・・・・・・・・・流体流入流路
9・・・・・・・・・流体流出流路
10・・・・・・・・・オペレートエア流路
8a,9a,10a・・接続ポート
11,12,13・・・配管
14・・・・・・・・・バルブ装着面
15・・・・・・・・・流体還流流路
15a・・・・・・・・接続ポート
16・・・・・・・・・配管
20,30・・・・・・バルブ本体
21,31・・・・・・流体流入口
22,32・・・・・・弁室
23,33・・・・・・流体流出口
24・・・・・・・・・流体還流口
25,34・・・・・・エア流入出口
26,35・・・・・・弁体
27・・・・・・・・・取付ネジ(装着手段)

Claims (1)

  1. 複数の塗料バルブと、洗浄エアバルブ及び洗浄液バルブがバルブ取付台座に装着されて、塗装時は任意の色の塗料を択一的に塗装機に送給し、塗装終了時に洗浄エア及び洗浄シンナを交互に供給して内部を洗浄する色替洗浄を行う色替装置であって、
    前記バルブ取付台座は、他の塗装機器へ送給する流体を流通させる流体流出流路を中央に配したブロック状に形成されて、その両側に沿って各塗料バルブを挿し込んで取り付ける複数の取付孔が形成されると共に、該流路の他端に洗浄エアバルブ及び洗浄液バルブを装着する取付孔が形成され、
    該取付台座には、流体供給源から供給された流体を流通させる流体流入流路と、前記流体流出流路と、流体供給源に還流する流体を流通させる流体還流流路及びバルブ操作用のオペレートエアを流通させるオペレートエア流路が形成され、各流路はその一方の開口部が取付孔のバルブ装着面に開口形成されると共に、他方の開口部に配管接続ポートが形成され、
    前記塗料バルブが、塗料を流入する流体流入口、塗料を還流する流体還流口及び塗料を他の塗装機器へ供給する流体流出口を有すると共に、バルブ操作用のオペレートエア流入出口を有する三方弁で形成され、
    前記洗浄エアバルブ及び洗浄液バルブが、流体流入口、流体流出口を有すると共に、バルブ操作用のオペレートエア流入出口を有するオンオフバルブで形成され、
    前記各バルブの流体流入口、流体流出口、流体還流口及びオペレートエア流入出口は、バルブを取付孔に挿し込んで装着した状態で、取付孔のバルブ装着面に開口形成された流体流入流路、流体流出流路、流体還流流路及びオペレートエア流路に直接連通する位置に開口され、
    該取付孔は、各バルブを挿し込んだだけで位置決めされる断面形状に形成されると共に、各バルブの横断面が取付孔に等しい断面形状に形成されたことを特徴とする色替装置。
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