JP3497663B2 - バルブ装置とそれに使用するバルブ - Google Patents

バルブ装置とそれに使用するバルブ

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JP3497663B2 JP15254496A JP15254496A JP3497663B2 JP 3497663 B2 JP3497663 B2 JP 3497663B2 JP 15254496 A JP15254496 A JP 15254496A JP 15254496 A JP15254496 A JP 15254496A JP 3497663 B2 JP3497663 B2 JP 3497663B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の流体供給源
から供給配管を介して送給された流体を流体機器に選択
的に送給するバルブ装置に関し、特に、各色塗料,洗浄
エア,洗浄液を塗装機や他のバルブ装置などの塗装機器
(流体機器)に選択的に送給する色替装置に使用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は従来の色替装置を示す断
面図及び流体回路図であって、色替装置50は、塗料ホ
ース51を介して塗装機52に接続される流体流出流路
53を形成したマニホールド54に塗料バルブ55が色
数分装着されると共に、洗浄エアバルブ56及び洗浄液
バルブ57が夫々装着され、塗料供給源58,洗浄エア
供給源59,洗浄液供給源60から塗料供給配管61,
洗浄エア供給配管62,洗浄液供給配管63を介して送
給される各色塗料,洗浄エア,洗浄液を前記バルブ5
5,56,57で択一的に選択してマニホールド54の
流体流出流路53から塗料ホース51を介して塗装機5
2に送給するようになされている。
【0003】これに用いられている塗料バルブ55,洗
浄エアバルブ56及び洗浄液バルブ57は、その側面に
塗料供給配管61,洗浄エア供給配管62,洗浄液供給
配管63などを接続する接続ポート(流体流入口)64
が形成される共に、底面には、当該各バルブ55,5
6,57をマニホールド54に装着した状態でその流体
流出流路53に連通される塗料流出口(流体流出口)6
5が開口形成され、さらに、各バルブ55,56,57
がオペレートエアにより開閉されるエアオペレートバル
ブである場合には、オペレートエア配管66を接続する
接続ポート67が形成されている。また、塗料バルブ5
5についてはこれが塗料循環型のバルブである場合に
は、塗料供給源58に塗料を還流させる塗料還流配管6
8を接続する接続ポート69が、夫々当該バルブ55の
側面に形成されている。
【0004】そして、各バルブ55,56,57をマニ
ホールド54に装着して色替装置50を組み立て、各バ
ルブ55,56及び57の夫々の接続ポート64に、塗
料供給配管61,洗浄エア供給配管62及び洗浄液供給
配管63を接続すると共に、接続ポート67にオペレー
トエア配管66を接続し、接続ポート69に塗料還流配
管68を接続する。
【0005】ここで、任意の塗料バルブ55にオペレー
トエア配管66を介してオペレートエアを供給すれば、
塗料供給源58から循環供給されている塗料が、その塗
料バルブ55の塗料流出口65からマニホールド54の
流体流出流路53を通って塗装機52に供給され,その
色の塗料で塗装を行うことができる。また、洗浄エアバ
ルブ56,洗浄液バルブ57にオペレートエアを供給す
れば、洗浄エア供給源59,洗浄液供給源60から供給
される洗浄エア,洗浄液が各バルブ56,57の塗料流
出口65からマニホールド54の流体流出流路53を通
って塗装機52に供給されるので、色替塗装する場合に
流体流出流路53,塗料ホース51,塗装機52内に残
存する前色塗料を洗浄除去することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各バル
ブ55,56,57が故障したときや、バルブ内部を点
検/洗浄等するときにマニホールドに装着された各バル
ブ55,56,57を外そうとしても、夫々に接続され
た多数の配管61,62,63,66,68によって、
各バルブ55,56,57をマニホールド54に固定し
ている取付ネジが隠れたり,各配管同士が重なってしま
うので、特定のバルブだけを外そうとしても、簡単には
外すことができない。特に、最近では、色替装置をコン
パクト化するために、夫々のバルブ55,56,57が
高密度に実装され、その分、配管類も密集しているの
で、個々のバルブを外すことは極めて困難であった。
【0007】さらに、マニホールド54に装着された各
バルブ55,56,57を外す際に、それに接続されて
いる配管類61,62,63,66,68を一度外し、
新たに装着されたバルブや、点検/洗浄が終了したバル
ブに対してもう一度接続しなおさなければならず、その
作業が非常に面倒なだけでなく、バルブ交換などに長時
間を要するため、ライン稼動中にバルブが故障した場合
には迅速に交換することができず、交換作業中はライン
を停止しなければならないので生産能率が低下するとい
う問題があった。特に、塗料供給配管61や塗料還流配
管68を着脱するときは、配管内に残存する塗料が流れ
出して周囲の床や機器類を汚し易く、このため、塗料バ
ルブ55の着脱作業終了後に塗料が付着したところを清
掃しなければならなかった。
【0008】そこで本発明は、バルブを高密度で実装し
ても配管類が邪魔にならずに簡単に着脱することができ
るだけでなく、バルブを交換するとき等に配管類を接続
し直す手間を軽減すると同時に、バルブの交換作業に要
する時間を短縮して、容易にバルブを増加減少できるよ
うにすることを技術的課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係るバルブ装置は、一端側に流体機器に流
体を送給する配管を接続する接続ポートが形成されると
共に他端側が塞がれた流体流出流路を備えたマニホール
ドに、複数の流体供給バルブがその流体流出口と前記流
体流出流路を連通した状態で装着され、流体供給源から
前記各流体供給バルブに送給された流体をその流体流出
口から流体流出流路へ流出させて流体機器へ選択的に送
給するバルブ装置において、前記マニホールドには、各
流体供給バルブの装着位置に、当該バルブを挿し込んで
取り付けるバルブ取付孔が形成され、流体供給源から各
流体を送給する配管を接続する供給用接続ポートが形成
されると共に、一端が前記供給用接続ポートに連通され
て他端が前記バルブ取付孔の内周面に開口された流体流
入流路と、一端が前記バルブ取付孔の底面に開口されて
他端が当該マニホールドの流体流出流路に連通された接
続流路が形成され、前記流体供給バルブには、当該バル
ブを前記バルブ取付孔に装着した状態で、当該バルブ取
付孔の内周面及び底面に形成された前記流体流入流路及
び前記接続流路の各開口部と直接連通する位置に流体流
入口及び流体流出口が形成されると共に、前記流体流入
口から前記流体流出口に至る流路を外部操作により導通
/遮断するバルブ機構が内蔵され、前記流体供給バルブ
を前記バルブ取付孔に装着したときに、当該バルブに形
成された流体流入口と、前記バルブ取付孔の内周面に形
成された前記流体流入流路の開口部とを気密に連通させ
る双方のシール面となる部分が、互いにバルブ挿込方向
に向かって細くなるテーパ面で形成されたことを特徴と
する。
【0010】また、本発明に係る流体供給バルブは、バ
ルブ本体の外周面及び底面には、バルブ本体を前記バル
ブ取付孔に装着した状態でその内周面に開口された流体
流入流路及び接続流路の各開口部と直接連通する位置に
流体流入口及び流体流出口が夫々形成され、バルブ本体
内には前記流体流入口から前記流体流出口に至る流路を
外部操作により導通/遮断するバルブ機構が内蔵され、
バルブ本体の外周面は、前記流体流入口と前記バルブ取
付孔の内周面に形成された流体流入流路の開口部とを気
密に連通させるシール面となる部分が、バルブ挿込方向
に向かって細くなるテーパ面で形成されたことを特徴と
する。
【0011】本発明によれば、マニホールドに形成され
た流体流入流路に連通している供給用接続ポートと、流
体流出流路に連通している接続ポートの夫々に配管類を
接続して、流体供給バルブをマニホールドのバルブ取付
孔に装着すれば、流体供給バルブの流体流入口はマニホ
ールドに形成された流体流入流路を介して配管類に接続
され、流体供給バルブの流体流出口はマニホールドに形
成された接続流路及び流体流出流路を介して配管類に接
続されるので、流体供給バルブには直接配管類が接続さ
れることがない。したがって、流体供給バルブを交換し
たり点検/洗浄する場合は、マニホールドに配管類を接
続したまま作業することができ、配管類を脱着する必要
がないので、多数の流体供給バルブを高密度に実装して
も個々の流体供給バルブを簡単に着脱することができ、
バルブ交換作業に要する時間が短縮される。
【0012】また、この場合において、流体供給バルブ
に形成された流体流入口と、バルブ取付孔に形成された
流体流出流路の開口部とを連通させる双方のシール面
が、バルブ挿込方向に向かって細くなるテーパ面で形成
されているので、流体供給バルブの抜き挿しをスムース
に行うことができるだけでなく、バルブ本体をバルブ取
付孔に挿し込んだ状態で、一方のシール面に装着したO
リングが、他方のシール面に押しつけられることとな
り、バルブを挿し込んでいく途中で、Oリングがバルブ
取付孔の内周面と擦れて外れたり、捩じ切れることがな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係るバルブ
装置を使用した塗料の色替装置を示す斜視図、図2はそ
の横断面図、図3はその縦断面図、図4乃至図6は他の
実施形態を示す縦断面図である。
【0014】図中1は、塗料供給源,洗浄エア供給源,
洗浄液供給源などの各流体供給源2P,2A,2Cから
供給配管3P,3A,3Cを介して送給される各色塗
料,洗浄エア,洗浄液を択一的に選択して塗装機(流体
機器)4に送給する色替装置であって、一端側に塗装機
4に塗料や洗浄流体を送給する配管4aを接続する接続
ポート5が形成されると共に他端側が塞がれた流体流出
流路6を備えたマニホールド7に、エアオペレート型の
塗料バルブ(流体供給バルブ)VP,VP・・,洗浄エ
アバルブ(流体供給バルブ)VA,洗浄液バルブ(流体
供給バルブ)VCが、その流体流出口8を前記流体流出
流路6に連通させて装着されている。
【0015】前記マニホールド7は、二つの塗料バルブ
VP,VPや、洗浄エアバルブVA及び洗浄液バルブV
Cの二つのバルブが装着可能なバルブ取付台座9をバル
ブ使用数に応じた所要数だけ連設して、締付ボルト10
などで一体的に連結することにより形成され、その先端
側には、接続ポート5を形成する接続ポート形成アタッ
チメント7aが取付られている。各バルブ取付台座9に
は、当該台座9を連結したときに互いに連通されてマニ
ホールド7の流体流出流路6となる流体通路11が形成
され、当該流体通路11を挟んでその両側に各バルブV
P,VA,VCを挿し込んで装着するバルブ取付孔12
が形成され、各バルブVP,VA,VCは取付ネジ25
で前記バルブ取付孔12に固定されるようになされてい
る。
【0016】なお、本例の各バルブ取付台座9には、二
つの流体供給バルブVP(VA,VC)が装着できるよ
うにバルブ取付孔12が二つずつ形成されているが、一
つのバルブ取付台座9に一以上のバルブ取付孔12が形
成されていればよい。また、バルブ取付台座9は、マニ
ホールド7の中間に位置してその両側に他のバルブ取付
台座9,9が連結されるものにあっては、流体通路11
はその両端が開口して形成され、マニホールド7の後端
部に位置してその片側にしか他のバルブ取付台座9が連
結されないもの(図2:洗浄エアバルブVA,洗浄液バ
ルブVCを取り付けた右端側のバルブ取付台座9)にあ
っては、流体通路11は他のバルブ取付台座9と連通さ
れる側のみが開口して形成されている。
【0017】そして、マニホールド7を構成する各取付
台座9には、流体供給源2P,2A,2Cから各流体を
送給する配管3P,3A,3Cを接続する供給用接続ポ
ート15が形成されると共に、一端が前記供給用接続ポ
ート15に連通されて他端が前記バルブ取付孔12の内
周面12aに開口された流体流入流路13と、一端が前
記バルブ取付孔12の底面12bに開口されて他端が当
該マニホールド7の流体流出流路6に連通された接続流
路14が形成されている。
【0018】また、各バルブVP,VA,VCは、バル
ブ本体20の外周面20a及び底面20bに、当該バル
ブ本体20を前記バルブ取付孔12に装着した状態でそ
の内周面12a及び底面12bに開口された前記流体流
入流路13及び前記接続流路14の各開口部13a,1
4aと直接連通する位置に流体流入口21及び流体流出
口8が夫々形成されると共に、バルブ本体20内には前
記流体流入口21から前記流体流出口8に至る流路をエ
ア流入出口22から給排されるオペレートエアの空気圧
により導通/遮断する弁体(バルブ機構)23が内蔵さ
れている。そして、前記流体流入口21及び流体流出口
8の周囲には、シール材となるOリング24が装着され
ている。
【0019】また、バルブ本体20の外周面20aとバ
ルブ取付孔12の内周面12aは、前記各バルブVP,
VA,VCを前記バルブ取付孔12に装着したときに、
当該各バルブVP,VA,VCの外周面20aに形成さ
れた流体流入口21と、前記バルブ取付孔12の内周面
12aに形成された前記流体流入流路13の開口部13
aとを前記Oリング24を介して気密に連通させる双方
のシール面となる部分が、互いにバルブ挿込方向に向か
って細くなるテーパ面で形成されている。
【0020】以上が本発明に係るバルブ装置の一例構成
であって、次にその作用について説明する。例えば4色
の塗料の色替を行う場合は、塗料バルブVPを二つずつ
装着可能なバルブ取付台座9を2個連設すると共に、そ
の後端側に洗浄エアバルブVA及び洗浄液バルブVCを
装着するためのバルブ取付台座9を取り付け、その先端
側に接続ポート形成アタッチメント7aを取り付け、こ
れらを締付ボルト10で一体に連結してマニホールド7
を形成する。したがって、同一規格のバルブ取付台座9
を予めストックしておけば、バルブ取付台座9の数を増
減するだけで、色数に応じたマニホールド7をいつでも
自在に組み立てることができ、受注のあるたびごとに設
計/製造する必要がなく、製造コストが低減され、製造
期間が短縮される。
【0021】そして、各流体供給源2P,2A,2Cか
ら各色塗料,洗浄エア,洗浄液を送給する供給配管3
P,3A,3Cを供給用接続ポート15に接続し、流体
流出流路6の接続ポート5と塗装機4とを配管4aで接
続し、オペレートエア配管(図示せず)をエア流入出口
22に接続すると共に、マニホールド7の各バルブ取付
孔12に取付ネジ25で各バルブVP,VA,VCを夫
々装着する。これにより、各バルブVP,VA,VCの
流体流入口21及び流体流出口8は、マニホールド7の
流体流入流路13及び接続流路14の開口部13a,1
4aと直接連通され、当該各バルブVP,VA,VCは
これら各流路を介して配管3P,3A,3C,4aと接
続される。したがって、各配管3P,3A,3C,4a
をマニホールド7に接続したままの状態で、各バルブV
P,VA,VCを着脱することができ、バルブVP,V
A,VCを高密度に実装した場合であっても、配管が邪
魔になることはなくバルブ装着作業が簡素化される。
【0022】このとき、バルブ本体20の外周面20a
とバルブ取付孔12の内周面12aは、前記各バルブV
P,VA,VCを前記バルブ取付孔12に装着したとき
に、バルブ本体20の外周面20aに形成された流体流
入口21と、前記バルブ取付孔12の内周面12aに形
成された前記流体流入流路13の開口部13aとを前記
Oリング24を介して気密に連通させるシール面となる
部分が、互いにバルブ挿込方向に向かって細くなるテー
パ面で形成されているので、各バルブVP,VA,VC
の抜き挿しをスムースに行うことができるだけでなく、
前記流体流入口21に装着されているOリング24は、
バルブ本体20をバルブ取付孔12に押し込んだ状態
で、バルブ取付孔12の内周面12aに密接されること
となり、バルブ本体20をバルブ取付孔12に挿し込ん
でいく途中で、Oリング24がバルブ取付孔12の内周
面12aと擦れて外れたり捩じ切れることがない。
【0023】そして,塗装機4に供給しようとする色の
塗料バルブVPにオペレートエアを供給すると、そのエ
ア圧により弁体23が操作されて開弁され、塗料供給源
(流体供給源)2Pから配管3Pを通り、マニホールド
7の流体流入流路13からバルブVPの流体流入口21
内に送給された塗料が、塗料バルブVPの流体流出口8
からマニホールド7の流体流出流路6を通って配管4a
から塗装機4へ送給され、当該色の塗料で塗装を行うこ
とができる。そして、塗装が終了した時点でオペレート
エアの供給を停止して塗料バルブVP内のエアを排気す
ると、エア圧の低下により弁体23が操作されて閉弁さ
れ、流体流入口21から塗料流出口8に至る流路が遮断
されるので、塗料の供給が停止される。
【0024】次いで、色替洗浄を行うときは、洗浄エア
バルブVA及び洗浄液バルブVCにオペレートエアを交
互に供給することにより各バルブVA,VCを交互に開
弁させると、洗浄エア供給源2A及び洗浄液供給源2C
から送給される洗浄エア及び洗浄液が、各バルブVA,
VCの流体流出口8から送給されて、マニホールド7の
流体流出流路6を通り配管4aから塗装機4へ送給さ
れ、これにより、前記流体流出流路6,配管4a及び塗
装機4内に残存する塗料が洗浄除去されるので、次に異
なる色の塗料を供給して塗装を行っても色混じりを起こ
すことがない。
【0025】そして、各バルブVP,VA,VCを交換
したり,点検/洗浄のため取り外したりする場合は、各
流体供給源2P,2A,2Cからの流体の供給を停止さ
せて取付ネジ25を外せば、各バルブVP,VA,VC
にはオペレートエア配管以外の配管類が接続されていな
いので、各バルブVP,VA,VCをそのままバルブ取
付孔12から抜き取るだけで簡単に取り外すことができ
る。
【0026】また、新しいバルブや点検/洗浄の終了し
たバルブを装着する場合も、各バルブVP,VA,VC
をバルブ取付孔12に挿し込んで取付ネジ25で固定す
るだけでよく、各配管3P,3A,3C,4a,を接続
し直す手間は一切不要となるので、バルブの交換作業な
どに要する手間及び時間を著しく短縮することができ、
ライン稼動中にバルブ交換するときであっても、ライン
の停止時間が短かくて済み、稼動率を低下させることな
く簡単に交換できる。
【0027】図4は本発明に係るバルブ装置の他の実施
形態の要部を示す縦断面図であって、本例においては、
エアオペレートバルブのエア配管もマニホールド7に接
続するようにしている。なお、図1〜3と共通する部分
は同一符号を付して詳細説明は省略する。本例のマニホ
ールド7には、前記流体流入流路13,前記流体流出流
路6,接続流路14の他に、一端がオペレートエア配管
(図示せず)を接続するエア給排ポート31に連通され
て他端がバルブ取付孔12の内周面12aに開口された
エア流路30が形成され、当該エア流路30を介して流
体供給バルブVへオペレートエアを送給するように成さ
れている。
【0028】そして、流体供給バルブVのバルブ本体2
0の外周面20aには、流体流入口21の他に、オペレ
ートエアを給排するエア流入出口32が、各バルブVを
バルブ取付孔12に装着した状態でバルブ取付孔20の
内周面20aに形成された前記エア流路30の開口部3
0aと直接連通する位置に開口形成されている。また、
エア流入出口32とエア流路30の開口部30aを気密
に連通するシール面を構成するバルブ本体20の外周面
20a及びバルブ取付孔12の内周面12aが、バルブ
挿込方向に向かって細くなるテーパ面で形成されてい
る。なお、バルブ本体20の外周面20aの底面20b
側の端部20cと、当該端部20cを挿し込むバルブ取
付孔12の内周面12aの底面12b側の端部12c
は、バルブ本体20をバルブ取付孔12に対して正確に
位置決めできるようにテーパ面ではなくストレート面で
形成されている。また、33はエア流入出口31に装着
されたOリングである。
【0029】これによれば、供給配管3Sを供給用接続
ポート15に接続すると共に、エア配管をエア給排ポー
ト31に接続して、各バルブVをバルブ取付孔12に挿
し込んで装着すれば、その流体流入口21がバルブ取付
孔12の内周面12aに開口された流体流入流路13を
介して供給配管3Sに接続されると共に、エア流入出口
32がエア流路30を介してエア配管に接続されるの
で、バルブVには一切の配管類が直接接続されることが
なく、したがって、バルブVを着脱する際に配管類を着
脱する手間が不要となる。また、バルブ本体12の外周
面12a及びバルブ取付孔18の内周面18aがバルブ
挿込方向に向かって細くなるテーパ面で形成されている
ので、各バルブVの抜き挿しをスムースに行うことがで
きるだけでなく、バルブ本体20をバルブ取付孔12に
挿し込んでいく途中で、Oリング24,33がバルブ取
付孔18の内周面と擦れて外れたり捩じ切れることはな
い。
【0030】図5は本発明に係るバルブ装置のさらに他
の実施形態の要部を示す縦断面図である。なお、図1〜
3と共通する部分は同一符号を付して詳細説明は省略す
る。本例のマニホールド7には、流体供給源2から各流
体を送給する配管3Sを接続する供給用接続ポート15
と、前記流体供給源2へ各流体を還流する配管3Rを接
続する還流用接続ポート36が形成されると共に、一端
が前記供給用接続ポート15に連通されて他端が前記バ
ルブ取付孔12の内周面12aに開口された流体流入流
路13と、一端が前記バルブ取付孔12の内周面12a
に開口されて他端が前記還流用接続ポート36に連通さ
れた流体還流流路35と、一端が前記バルブ取付孔12
の底面12bに開口されて他端が当該マニホールド7の
流体流出流路6に連通された接続流路14が形成されて
いる。
【0031】前記流体供給バルブVは、バルブ本体20
の外周面20a及び底面20bに、当該バルブVを前記
バルブ取付孔12に装着した状態で、前記マニホールド
7に形成された流体流入流路13,流体還流流路35及
び接続流路14の各開口部13a,35a,14aと直
接連通する位置に、流体流入口21,流体還流口37及
び流体流出口8が夫々形成されている。また、バルブ本
体20内には、前記流体流入口21から前記流体流出口
8に至る流路と、前記流体流入口21から前記流体還流
口37に至る流路をエア流入出口22から給排されるオ
ペレートエアの空気圧により切り換える弁体38(バル
ブ機構)が内蔵されている。なお、39は前記流体還流
口37に装着されたOリングである。そして、バルブ本
体12の外周面12aとバルブ取付孔18の内周面18
aが、流体流入口21及び流体流入流路13,流体還流
口37及び流体還流流路35をOリング24,39を介
して気密に連通させるシール面に形成され、このシール
面がバルブ挿込方向に向かって細くなるテーパ面で形成
されている。
【0032】これによれば、流体供給用の供給配管3S
を供給用接続ポート15に接続し、流体還流用の還流配
管3Rを還流用接続ポート36に接続して、バルブVを
バルブ取付孔12に装着することにより、当該バルブV
の流体流入口21及び流体還流口37がバルブ取付孔1
2の内周面12aに開口された流体流入流路13及び流
体還流流路35の各開口部13a,35aに連通される
ので、バルブVを着脱する際に各配管配管3S,3Rを
着脱する手間が不要となる。また、バルブ本体20の外
周面20aとバルブ取付孔12の内周面12aがバルブ
挿込方向に向かって細くなるテーパ面で形成されている
ので、各バルブVの抜き挿しをスムースに行うことがで
きるだけでなく、バルブ本体20をバルブ取付孔12に
挿し込んでいく途中で、Oリング24,39がバルブ取
付孔12の内周面と擦れて外れたり捩じ切れることはな
い。
【0033】図6はさらに他の実施形態の要部を示し、
本例では、流体供給バルブVとして三方弁を用いると共
に、そのオペレートエアを供給するエア配管をマニホー
ルド7に接続できるようにしたものである。なお、図4
及び図5と共通する部分は同一符号を付して詳細説明は
省略する。
【0034】本例のマニホールド7には、流体流入流路
13及び流体還流流路35の他、流体供給バルブVへオ
ペレートエアを送給するエア流路30がバルブ取付孔1
2の内周面12aに開口して形成されている。そして、
流体供給バルブVのバルブ本体20の外周面20aに
は、流体流入口21及び流体還流口37の他,オペレー
トエアを給排するエア流入出口32が前記エア流路30
と直接連通する位置に開口形成されている。また、バル
ブ本体20の外周面20aとバルブ取付孔12の内周面
12aは、流体流入口9及び流体流入流路22,流体還
流口35及び流体還流流路38,エア流入出口30及び
エア流路32を夫々気密に連通させるシール面となる部
分が、互いにバルブ挿込方向に向かって細くなるテーパ
面で形成されている。
【0035】これによれば、供給配管3Sを供給用接続
ポート15に接続し,還流配管3Rを還流用接続ポート
36に接続すると共に、エア配管をエア給排ポート31
に接続して、バルブVをバルブ取付孔12に挿し込んで
装着することにより、その流体流入口21がバルブ取付
孔12の内周面12aに開口された流体流入流路13を
介して供給配管3Sに接続され、その流体還流口37が
バルブ取付孔12の内周面12aに開口された流体還流
流路35を介して還流配管3Rに接続されると共に、エ
ア流入出口32がエア流路30を介してエア配管に接続
されるので、バルブVには一切の配管類が直接接続され
ることがなく、したがって、バルブVを着脱する際に配
管類を着脱する手間が不要となる。また、バルブ本体2
0の外周面20aとバルブ取付孔12の内周面12aが
バルブ挿込方向に向かって細くなるテーパ面で形成され
ているので、各バルブVの抜き挿しをスムースに行うこ
とができるだけでなく、バルブ本体20をバルブ取付孔
12に挿し込んでいく途中で、Oリング24,33,3
9がバルブ取付孔12の内周面と擦れて外れたり捩じ切
れることはない。
【0036】なお、上述の説明では全てエアオペレート
バルブを使用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限らず、電磁バルブなど操作形式が異なる他のバル
ブについても適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、マ
ニホールドに配管類を接続し、そのバルブ取付孔に流体
供給バルブを装着すれば、各配管類はマニホールドを介
して流体供給バルブに接続されるので、流体供給バルブ
に配管類が直接接続されることはなく、したがって、バ
ルブを高密度で実装しても配管類が邪魔にならずに簡単
に着脱することができるだけでなく、バルブを交換した
り点検/洗浄する場合などに配管類を接続し直す手間が
著しく軽減され、簡単にしかも短時間で着脱することが
できるという大変優れた効果を有する。さらに、バルブ
本体の外周面とバルブ取付孔の内周面は、流体流入口と
流体流出流路を連通させるシール面となる部分が、バル
ブ挿込方向に向かって細くなるテーパ面で形成されてい
るので、流体供給バルブの抜き挿しをスムースに行うこ
とができるだけでなく、バルブ本体をバルブ取付孔に挿
し込んだ状態で、一方のシール面に装着したOリング
が、他方のシール面に押しつけられることとなり、バル
ブを挿し込んでいく途中で、Oリングが他方のシール面
と擦れて外れたり捩じ切れることがないという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバルブ装置を示す斜視図。
【図2】 その横断面図。
【図3】 その縦断面図。
【図4】 他の実施形態を示す縦断面図。
【図5】 さらに他の実施形態を示す縦断面図。
【図6】 さらに他の実施形態を示す縦断面図。
【図7】 従来装置を示す断面図。
【図8】 従来装置を示す流体回路図。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・色替装置(バルブ装置) 2P,2A,2C・・流体供給源 3P,3A,3C・・供給配管 4・・・・・・・・・塗装機(流体機器) 4a・・・・・・・・配管 5・・・・・・・・・接続ポート 6・・・・・・・・・流体流出流路 7・・・・・・・・・マニホールド VP・・・・・・・・塗料バルブ(流体供給バルブ) VA・・・・・・・・洗浄エアバルブ(流体供給バル
ブ) VC・・・・・・・・洗浄液バルブ(流体供給バルブ) 8・・・・・・・・・流体流出口 9・・・・・・・・・バルブ取付台座 11・・・・・・・・・流体通路 12・・・・・・・・・バルブ取付孔 12a・・・・・・・・内周面 12b・・・・・・・・底面 13・・・・・・・・・流体流入流路 13a・・・・・・・・開口部 14・・・・・・・・・接続流路 14a・・・・・・・・開口部 15・・・・・・・・・供給用接続ポート 20・・・・・・・・・バルブ本体 20a・・・・・・・・外周面 20b・・・・・・・・底面 21・・・・・・・・・流体流入口 22・・・・・・・・・エア流入出口 24,33,39・・・Oリング(シール材) 2・・・・・・・・・流体供給源 3S・・・・・・・・供給配管 3R・・・・・・・・還流配管 V・・・・・・・・・流体供給バルブ 35・・・・・・・・・流体還流流路 35a・・・・・・・・開口部 36・・・・・・・・・還流用接続ポート 37・・・・・・・・・流体還流口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊 藤 友 泰 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリ ニティ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−277575(JP,A) 特開 平7−39795(JP,A) 特開 昭61−161160(JP,A) 特開 平7−217759(JP,A) 実開 昭60−151554(JP,U) 実開 昭61−119666(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/00 - 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に流体機器(4)に流体を送給す
    る配管(4a)を接続する接続ポート(5)が形成される
    と共に他端側が塞がれた流体流出流路(6)を備えたマ
    ニホールド(7)に、複数の流体供給バルブ(VP,VA,V
    C,V) がその流体流出口(8)と前記流体流出流路
    (6)を連通した状態で装着され、流体供給源(2P,2A,
    2C,2) から前記各流体供給バルブ(VP,VA,VC,V) に送給
    された流体をその流体流出口(8)から流体流出流路
    (6)へ流出させて流体機器(4)へ選択的に送給する
    バルブ装置において、 前記マニホールド(7)には、各流体供給バルブ(VP,V
    A,VC,V) の装着位置に、当該バルブ(VP,VA,VC,V) を挿
    し込んで取り付けるバルブ取付孔(12)が形成され、流
    体供給源(2P,2A,2C,2) から各流体を送給する配管(3
    P,3A,3C,3S)を接続する供給用接続ポート (15) が形成
    されると共に、一端が前記供給用接続ポート(15) に連
    通されて他端が前記バルブ取付孔(12)の内周面(12a)
    に開口された流体流入流路(13)と、一端が前記バルブ
    取付孔 (12) の底面(12b) に開口されて他端が当該マニ
    ホールド(7)の流体流出流路(6)に連通された接続
    流路(14)が形成され、 前記流体供給バルブ(VP,VA,VC,V)には、当該バルブ(VP,
    VA,VC,V)を前記バルブ取付孔(12)に装着した状態で、
    当該バルブ取付孔 (12) の内周面(12a) 及び底面(12b)
    に形成された前記流体流入流路(13)及び前記接続流路
    (14)の各開口部 (13a, 14a) と直接連通する位置に流
    体流入口(21)及び流体流出口(8)が形成されると共
    に、前記流体流入口(21)から前記流体流出口(8)に
    至る流路を外部操作により導通/遮断するバルブ機構
    (23, 38) が内蔵され、 前記流体供給バルブ(VP,VA,VC,V)を前記バルブ取付孔
    (12)に装着したときに、当該バルブ(VP,VA,VC,V)に形
    成された流体流入口(21)と、前記バルブ取付孔 (12)
    の内周面(12a) に形成された前記流体流入流路(13)の
    開口部(13a) とを気密に連通させる双方のシール面とな
    る部分が、互いにバルブ挿込方向に向かって細くなるテ
    ーパ面で形成されたことを特徴とするバルブ装置。
  2. 【請求項2】 バルブ装着位置に、流体供給バルブを挿
    し込んで取り付けるバルブ取付孔(12)が夫々形成さ
    れ、当該バルブ取付孔(12)の内周面(12a) には流体供
    給源(2P,2A,2C,2) から送給された流体を前記バルブに
    流入させる流体流入流路 (13) の開口部(13a) が形成さ
    れ、当該バルブ取付孔(12)の底面(12b) には、前記バ
    ルブから流出された流体を他の流体機器(4)に接続さ
    れる流体流出流路(6)へ導く接続流路 (14) の開口部
    (14a) が形成されて成るマニホールド(7)に装着して
    使用する流体供給バルブであって、 バルブ本体(20)の外周面(20a) 及び底面(20b) には、
    バルブ本体(20)を前記バルブ取付孔(12)に装着した
    状態でその内周面(12a) 及び底面(12b) に開口された前
    記流体流入流路(13)及び前記接続流路(14)の各開口
    部 (13a, 14a) と直接連通する位置に流体流入口(21)
    及び流体流出口(8)が夫々形成され、バルブ本体 (2
    0) 内には前記流体流入口(21)から前記流体流出口
    (8)に至る流路を外部操作により導通/遮断するバル
    ブ機構 (23, 38) が内蔵され、 バルブ本体(20)の外周面(20a) は、前記流体流入口
    (21)と前記バルブ取付孔(12)の内周面(12a)に形成
    された流体流入流路(13)の開口部(13a) とを気密に連通
    させるシール面となる部分が、バルブ挿込方向に向かっ
    て細くなるテーパ面で形成されたことを特徴とする流体
    供給バルブ。
  3. 【請求項3】 一端側に流体機器(4)に流体を送給す
    る配管(4a)を接続する接続ポート(5)が形成される
    と共に他端側が塞がれた流体流出流路(6)を備えたマ
    ニホールド(7)に、複数の流体供給バルブ(V)がそ
    の流体流出口(8)と前記流体流出流路(6)を連通し
    た状態で装着され、流体供給源(2)から前記各流体供
    給バルブ(V)に循環供給された流体をその流体流出口
    (8)から流体流出流路(6)へ流出させて流体機器
    (4)へ選択的に送給するバルブ装置において、 前記マニホールド(7)には、各流体供給バルブ(V)
    の装着位置に、当該バルブ(V)を挿し込んで取り付け
    るバルブ取付孔(12)が形成され、前記流体供給源
    (2)から各流体を送給する配管(3S) を接続する供給
    用接続ポート (15) と、前記流体供給源(2)へ各流体
    を還流する配管(3R) を接続する還流用接続ポート (3
    6) が形成されると共に、一端が前記供給用接続ポート
    (15) に連通されて他端が前記バルブ取付孔(12)の内
    周面(12a) に開口された流体流入流路(13)と、一端が
    前記バルブ取付孔 (12) の内周面(12a) に開口されて他
    端が前記還流用接続ポート (36) に連通された流体還流
    流路 (35) と、一端が前記バルブ取付孔 (12) の底面(1
    2b) に開口されて他端が当該マニホールド(7)の流体
    流出流路(6)に連通された接続流路(14)が形成さ
    れ、 前記流体供給バルブ(V)には、当該バルブ(V)を前
    記バルブ取付孔(12)に装着した状態で、当該バルブ取
    付孔(12)の内周面(12a) 及び底面(12b) に形成された
    前記流体流入流路(13),前記流体還流流路(35)及び前
    記接続流路(14)の各開口部(13a, 35a, 14a) と直接連
    通する位置に、流体流入口(21),流体還流口(37)及
    び流体流出口(8)が夫々形成されると共に、前記流体
    流入口(21)から前記流体流出口(8)に至る流路と、
    前記流体流入口(21)から前記流体還流口(37)に至る
    流路を外部操作により切り換えるバルブ機構(38)が内
    蔵され、 前記流体供給バルブ(V)を前記バルブ取付孔(12)に
    装着したときに、当該バルブ(V)に形成された前記流
    体流入口(21)及び前記流体還流口(37)と、前記バル
    ブ取付孔(12)の内周面(12a) に形成された流体流入流
    路(13)及び流体還流流路(35)の各開口部 (13a, 35
    a) とを気密に連通させる双方のシール面となる部分
    が、互いにバルブ挿込方向に向かって細くなるテーパ面
    で形成されたことを特徴とするバルブ装置。
  4. 【請求項4】 バルブ装着位置に、流体供給バルブを挿
    し込んで取り付けるバルブ取付孔(12) が夫々形成さ
    れ、当該バルブ取付孔(12)の内周面(12a) には、流体供
    給源(2)から送給された流体を前記バルブへ流入させ
    る流体流入流路(13)の開口部(13a) と、前記バルブから
    還流された流体を流体供給源(2) へ送給する流体還流
    流路(35)の開口部(35a) が形成されると共に、当該バル
    ブ取付孔(12)の底面(12b) には、前記バルブから流出さ
    れた流体を他の流体機器(4)に接続される流体流出流
    路(6)に導く接続流路(14)の開口部(14a) が形成され
    て成るマニホールド(7)に装着して使用する流体供給
    バルブであって、 バルブ本体(20)の外周面(20a) 及び底面(20b) には、
    バルブ本体(20)を前記バルブ取付孔(12)に装着した
    状態でその内周面(12a) 及び底面(12b) に形成された前
    記流体流入流路(13),前記流体還流流路(35)及び前
    記接続流路(14)の各開口部(13a, 35a, 14a) と直接連
    通する位置に流体流入口(21),流体還流口(37)及び
    流体流出口(8)が夫々形成され、バルブ本体 (20) 内
    には前記流体流入口(21)から前記流体流出口(8)に
    至る流路と、前記流体流入口(21)から前記流体還流口
    (37)に至る流路を外部操作により切り換えるバルブ機
    構 (38) が内蔵され、 バルブ本体(20)の外周面(20a) は、前記流体流入口
    (21)及び前記流体還流口 (37) を前記マニホールド
    (7)に形成された流体流入流路(13)及び流体還流流
    路(35)の各開口部 (13a, 35a) と気密に連通させるシ
    ール面となる部分が、バルブ挿込方向に向かって細くな
    るテーパ面で形成されたことを特徴とする流体供給バル
    ブ。
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