JP3447839B2 - 塗料の色替装置 - Google Patents
塗料の色替装置Info
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- JP3447839B2 JP3447839B2 JP07684295A JP7684295A JP3447839B2 JP 3447839 B2 JP3447839 B2 JP 3447839B2 JP 07684295 A JP07684295 A JP 07684295A JP 7684295 A JP7684295 A JP 7684295A JP 3447839 B2 JP3447839 B2 JP 3447839B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料供給源から送給さ
れた各色塗料を択一的に選択して塗装機に送給する塗料
の色替装置に関する。
れた各色塗料を択一的に選択して塗装機に送給する塗料
の色替装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５及び図６は従来の色替装置を示す断
面図及び外観斜視図であって、色替装置５０は、塗装機
５１に接続される塗料通路５２を形成したマニホールド
５３に色替バルブ５４が複数装着され、塗料供給源５５
から送給された各色塗料を前記色替バルブ５４で択一的
に選択して前記塗料流路５２から塗装機５１に送給する
ようになされている。
面図及び外観斜視図であって、色替装置５０は、塗装機
５１に接続される塗料通路５２を形成したマニホールド
５３に色替バルブ５４が複数装着され、塗料供給源５５
から送給された各色塗料を前記色替バルブ５４で択一的
に選択して前記塗料流路５２から塗装機５１に送給する
ようになされている。
【０００３】この場合において、色替バルブ５４には、
その側面に塗料供給源５５から塗料を送給する塗料配管
５６を接続する接続ポート５７が形成され、底面に当該
色替バルブ５４をマニホールド５３に装着した状態で前
記塗料通路５２に連通される塗料流出口５８が開口形成
されている。さらに、当該色替バルブ５４が空気圧によ
り開閉操作されるエアオペレート型のバルブである場合
には、エア供給源５９からオペレートエアを送給するエ
ア配管６０を接続する接続ポート６１が、また、色替バ
ルブ５４が塗料循環型のバルブである場合には、塗料供
給源５５に塗料を還流させる塗料配管６２を接続する接
続ポート６３が、夫々当該バルブ５４の側面に形成され
ている。
その側面に塗料供給源５５から塗料を送給する塗料配管
５６を接続する接続ポート５７が形成され、底面に当該
色替バルブ５４をマニホールド５３に装着した状態で前
記塗料通路５２に連通される塗料流出口５８が開口形成
されている。さらに、当該色替バルブ５４が空気圧によ
り開閉操作されるエアオペレート型のバルブである場合
には、エア供給源５９からオペレートエアを送給するエ
ア配管６０を接続する接続ポート６１が、また、色替バ
ルブ５４が塗料循環型のバルブである場合には、塗料供
給源５５に塗料を還流させる塗料配管６２を接続する接
続ポート６３が、夫々当該バルブ５４の側面に形成され
ている。
【０００４】このような色替バルブ５４をマニホールド
５３に装着して色替装置５０を組み立て、各バルブ５４
の夫々の接続ポート５７，６１，６３に、塗料配管５
６，エア配管６０，塗料配管６２を接続すると、各色の
塗料供給源５５と当該色替装置５０との間に塗料循環系
が形成される。ここで、任意の色替バルブ５４に空気供
給源５９からエア配管６０を介してオペレートエアを供
給すれば、ニードル６４が開いて、塗料供給源５５から
循環供給されている塗料が、その色替バルブ５４の塗料
流出口５８からマニホールド５３の塗料通路５２を通っ
て塗装機５１に供給される。
５３に装着して色替装置５０を組み立て、各バルブ５４
の夫々の接続ポート５７，６１，６３に、塗料配管５
６，エア配管６０，塗料配管６２を接続すると、各色の
塗料供給源５５と当該色替装置５０との間に塗料循環系
が形成される。ここで、任意の色替バルブ５４に空気供
給源５９からエア配管６０を介してオペレートエアを供
給すれば、ニードル６４が開いて、塗料供給源５５から
循環供給されている塗料が、その色替バルブ５４の塗料
流出口５８からマニホールド５３の塗料通路５２を通っ
て塗装機５１に供給される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、色替バ
ルブ５４が故障したときや、色替バルブ５４の内部を点
検／洗浄等するときにマニホールドに装着された色替バ
ルブ５４を外そうとしても、色替バルブ５４には塗料配
管やエア配管が接続されており、色替バルブ５４をマニ
ホールド５３に固定している取付ネジ６５が配管類で隠
れたり，各配管同士が重なってしまうので、特定の色替
バルブ５４だけを外そうとしても、簡単には外すことが
できない。
ルブ５４が故障したときや、色替バルブ５４の内部を点
検／洗浄等するときにマニホールドに装着された色替バ
ルブ５４を外そうとしても、色替バルブ５４には塗料配
管やエア配管が接続されており、色替バルブ５４をマニ
ホールド５３に固定している取付ネジ６５が配管類で隠
れたり，各配管同士が重なってしまうので、特定の色替
バルブ５４だけを外そうとしても、簡単には外すことが
できない。
【０００６】さらに、色替バルブ５４を交換する場合は
もちろんのこと、定期的に点検／洗浄する場合も、配管
類を接続したまま洗浄することはできないので、一度外
して点検／洗浄し、あとでもう一度接続しなおさなけれ
ばならず、非常に面倒であった。そこで、本発明は、配
管類が邪魔にならずに色替バルブを簡単に外すことがで
きるだけでなく、色替バルブを交換するとき等に配管類
を接続し直す手間をなくし作業の手間を軽減することを
技術的課題としている。
もちろんのこと、定期的に点検／洗浄する場合も、配管
類を接続したまま洗浄することはできないので、一度外
して点検／洗浄し、あとでもう一度接続しなおさなけれ
ばならず、非常に面倒であった。そこで、本発明は、配
管類が邪魔にならずに色替バルブを簡単に外すことがで
きるだけでなく、色替バルブを交換するとき等に配管類
を接続し直す手間をなくし作業の手間を軽減することを
技術的課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項１の発明は、塗装機に接続される塗料通路を
形成したマニホールドの長手方向に沿って、複数のエア
オペレート型の色替バルブがその塗料流出口を前記塗料
通路に連通させて装着され、塗料供給源から塗料配菅を
介して送給された各色塗料を前記色替バルブで択一的に
選択して前記塗料通路から塗装機に送給する塗料の色替
装置において、前記色替バルブは、塗料流入口及ぴオペ
レートエア流入口がマニホールドとの装着面に形成さ
れ、前記マニホールドの片側の側面には塗料配管を接続
する塗料配管接続ポートが形成されると共に、反対側の
側面にはエア配管を接続するエア配管接続ポートが形成
され、当該マニホールド内には、塗料配管接続ポートか
ら流入された塗料を色替バルブの塗料流入口に導く塗料
供給流路と、エア配管接続ポートに流入されたオペレー
トエアを色替バルブのオペレートエア流入口に導く空気
流路が形成されたことを特徴とする。
に、請求項１の発明は、塗装機に接続される塗料通路を
形成したマニホールドの長手方向に沿って、複数のエア
オペレート型の色替バルブがその塗料流出口を前記塗料
通路に連通させて装着され、塗料供給源から塗料配菅を
介して送給された各色塗料を前記色替バルブで択一的に
選択して前記塗料通路から塗装機に送給する塗料の色替
装置において、前記色替バルブは、塗料流入口及ぴオペ
レートエア流入口がマニホールドとの装着面に形成さ
れ、前記マニホールドの片側の側面には塗料配管を接続
する塗料配管接続ポートが形成されると共に、反対側の
側面にはエア配管を接続するエア配管接続ポートが形成
され、当該マニホールド内には、塗料配管接続ポートか
ら流入された塗料を色替バルブの塗料流入口に導く塗料
供給流路と、エア配管接続ポートに流入されたオペレー
トエアを色替バルブのオペレートエア流入口に導く空気
流路が形成されたことを特徴とする。
【０００８】また、請求項２の発明は、色替バルブが塗
料循環型のバルブである場合に、その塗料流入口及ぴ塗
料還流口がマニホールドとの装着面に形成され、前記マ
ニホールドの片側の側面には塗料往管を接続する塗料往
管接続ポートが形成されると共に、反対側の側面には塗
料返管を接続する塗料返管接続ポートが形成され、当該
マニホールド内には、塗料往管接続ポートから流入され
た塗料を色替バルブの塗料流入口に導く塗料供給流路
と、色替バルブの塗料還流口から流出された塗料を塗料
返管接続ポートに導く塗料戻り流路が形成されたことを
特徴とする。
料循環型のバルブである場合に、その塗料流入口及ぴ塗
料還流口がマニホールドとの装着面に形成され、前記マ
ニホールドの片側の側面には塗料往管を接続する塗料往
管接続ポートが形成されると共に、反対側の側面には塗
料返管を接続する塗料返管接続ポートが形成され、当該
マニホールド内には、塗料往管接続ポートから流入され
た塗料を色替バルブの塗料流入口に導く塗料供給流路
と、色替バルブの塗料還流口から流出された塗料を塗料
返管接続ポートに導く塗料戻り流路が形成されたことを
特徴とする。
【０００９】
【作用】請求項１の発明によれば、色替バルブとしてエ
アオペレート型のバルブを用いた場合に、色替バルブの
塗料流入口及びオペレートエア流入口がマニホールドと
の当接面に形成されている。
アオペレート型のバルブを用いた場合に、色替バルブの
塗料流入口及びオペレートエア流入口がマニホールドと
の当接面に形成されている。
【００１０】そして、マニホールドに形成された塗料配
管接続ポートに塗料配管が接続されて、当該塗料配菅を
介して送給される塗料が、マニホールド内の塗料供給流
路を通って色替バルブに供給され、マニホールドに形成
されたエア配管接続ポートにエア配管が接続されて、当
該エア配管を介して送給されるオペレートエアが、マニ
ホールド内の空気流路を通って色替バルブに供給される
ので、色替バルブには塗料配管及びエア配管が一切接続
されない。また、塗料配管接続ポートとエア配管接続ポ
ートがマニホールドの反対側に形成されているので、配
管ミスを起こしにくい。
管接続ポートに塗料配管が接続されて、当該塗料配菅を
介して送給される塗料が、マニホールド内の塗料供給流
路を通って色替バルブに供給され、マニホールドに形成
されたエア配管接続ポートにエア配管が接続されて、当
該エア配管を介して送給されるオペレートエアが、マニ
ホールド内の空気流路を通って色替バルブに供給される
ので、色替バルブには塗料配管及びエア配管が一切接続
されない。また、塗料配管接続ポートとエア配管接続ポ
ートがマニホールドの反対側に形成されているので、配
管ミスを起こしにくい。
【００１１】さらに、請求項２の発明によれぱ、色替バ
ルブとして塗料循環型のバルブを用いた場合に、色替バ
ルブの塗料流入口及ぴ塗料還流口がマニホールドとの当
接面に形成されている。
ルブとして塗料循環型のバルブを用いた場合に、色替バ
ルブの塗料流入口及ぴ塗料還流口がマニホールドとの当
接面に形成されている。
【００１２】そして、マニホールドに形成された塗料往
管接続ボートに塗料往管が接続されて、当該塗料往管を
介して送給される塗料が、マニホールド内の塗料流路を
通って色替バルブに供給され、マニホールドに形成され
た塗料返管接続ポートに塗料返管が接続されで、色替バ
ルブの塗料還流口から流出された塗料が、マニホールド
に形成された塗料戻り流路を介して塗料返管ポートに案
内されるので、色替バルプには塗料往菅及び塗料返管が
一切接続されない。また、塗料往管接続ポートと塗料返
管接続ポートがマニホールドの反対側に形成されている
ので、配管ミスを起こしにくい。
管接続ボートに塗料往管が接続されて、当該塗料往管を
介して送給される塗料が、マニホールド内の塗料流路を
通って色替バルブに供給され、マニホールドに形成され
た塗料返管接続ポートに塗料返管が接続されで、色替バ
ルブの塗料還流口から流出された塗料が、マニホールド
に形成された塗料戻り流路を介して塗料返管ポートに案
内されるので、色替バルプには塗料往菅及び塗料返管が
一切接続されない。また、塗料往管接続ポートと塗料返
管接続ポートがマニホールドの反対側に形成されている
ので、配管ミスを起こしにくい。
【００１３】このように、いずれも、配管類がマニホー
ルドに接続されているので、これら配管類を着脱するこ
となく、配管類をマニホールドに接続したまま、色替バ
ルブだけを外すことができ、配管類を接続し直す手間が
軽減される。
ルドに接続されているので、これら配管類を着脱するこ
となく、配管類をマニホールドに接続したまま、色替バ
ルブだけを外すことができ、配管類を接続し直す手間が
軽減される。
【００１４】
【実施例１】以下、本発明を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。図１は本発明に係る塗料の色替装
置の一例を示す断面図、図２はその斜視図である。
て具体的に説明する。図１は本発明に係る塗料の色替装
置の一例を示す断面図、図２はその斜視図である。
【００１５】図中１は、塗装機２に接続される塗料通路
３を形成したマニホールド４の長手方向に沿ってエアオ
ペレート型の色替バルブＶ，Ｖ・・が複数装着された塗
料の色替装置であって、塗料供給源５から塗料配管６を
介して送給された各色塗料を前記色替バルブＶ，Ｖ・・
で択一的に選択して塗料通路３から塗装機２に送給する
ようになされている。
３を形成したマニホールド４の長手方向に沿ってエアオ
ペレート型の色替バルブＶ，Ｖ・・が複数装着された塗
料の色替装置であって、塗料供給源５から塗料配管６を
介して送給された各色塗料を前記色替バルブＶ，Ｖ・・
で択一的に選択して塗料通路３から塗装機２に送給する
ようになされている。
【００１６】そして、各色替バルブＶは、マニホールド
４に取付ネジ７ａでネジ止めされるフランジ７ｂが形成
されると共に、マニホールド４との装着面７ｃに、塗料
流入口８，塗料流出口９及びオペレートエア流入口１０
が開口形成され、前記塗料流入口８から塗料流出口９へ
至る塗料流路１１が、オペレートエア流入口１０から流
入されるオペレートエアにより操作されるニードル１２
で導通／遮断されるようになされている。
４に取付ネジ７ａでネジ止めされるフランジ７ｂが形成
されると共に、マニホールド４との装着面７ｃに、塗料
流入口８，塗料流出口９及びオペレートエア流入口１０
が開口形成され、前記塗料流入口８から塗料流出口９へ
至る塗料流路１１が、オペレートエア流入口１０から流
入されるオペレートエアにより操作されるニードル１２
で導通／遮断されるようになされている。
【００１７】マニホールド４の上下両面には、色替バル
ブＶを装着した状態でその塗料流出口９とマニホールド
４の塗料通路３を連通する塗料流入ポート１３が開口形
成され、当該塗料流入ポート１３には、前記ニードル１
２に当接される弁座１４が形成されている。また、マニ
ホールド４の片側の側面には塗料配管６を接続する塗料
配管接続ポートＰinが形成されると共に、反対側の側面
にはエア配管１５を接続するエア配管接続ポートＰair
が形成されている。
ブＶを装着した状態でその塗料流出口９とマニホールド
４の塗料通路３を連通する塗料流入ポート１３が開口形
成され、当該塗料流入ポート１３には、前記ニードル１
２に当接される弁座１４が形成されている。また、マニ
ホールド４の片側の側面には塗料配管６を接続する塗料
配管接続ポートＰinが形成されると共に、反対側の側面
にはエア配管１５を接続するエア配管接続ポートＰair
が形成されている。
【００１８】そして、マニホールド４内には、塗料配管
接続ポートＰinから流入された塗料を色替バルブＶの塗
料流入口８に導く塗料供給流路１６と、エア配管接続ポ
ートＰair から流入されたオペレートエアを色替バルブ
Ｖのオペレートエア流入口１０に導く空気流路１７が形
成され、塗料供給流路１６及び空気流路１７が色替バル
ブＶの塗料流入口８及びオペレートエア流入口１０と対
向する位置に開口されている。
接続ポートＰinから流入された塗料を色替バルブＶの塗
料流入口８に導く塗料供給流路１６と、エア配管接続ポ
ートＰair から流入されたオペレートエアを色替バルブ
Ｖのオペレートエア流入口１０に導く空気流路１７が形
成され、塗料供給流路１６及び空気流路１７が色替バル
ブＶの塗料流入口８及びオペレートエア流入口１０と対
向する位置に開口されている。
【００１９】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、マニホールド４の長手
方向に沿って色替バルブＶ，Ｖ・・を装着すると、その
塗料流入口８，塗料流出口９及びオペレートエア流入口
１０がマニホールド４の塗料供給流路１６，塗料通路３
及び空気流路１７に連通される。そして、各塗料配管接
続ポートＰinに塗料配管６を接続し、各エア配管接続ポ
ートＰair にはエア配管１５を接続する。このとき、マ
ニホールド４の片側の側面に全ての塗料配管接続ポート
Ｐinが形成され、その反対側の側面に全てのエア配管接
続ポートＰair が形成されているので、配管ミスを起こ
しにくい。
の作用について説明する。まず、マニホールド４の長手
方向に沿って色替バルブＶ，Ｖ・・を装着すると、その
塗料流入口８，塗料流出口９及びオペレートエア流入口
１０がマニホールド４の塗料供給流路１６，塗料通路３
及び空気流路１７に連通される。そして、各塗料配管接
続ポートＰinに塗料配管６を接続し、各エア配管接続ポ
ートＰair にはエア配管１５を接続する。このとき、マ
ニホールド４の片側の側面に全ての塗料配管接続ポート
Ｐinが形成され、その反対側の側面に全てのエア配管接
続ポートＰair が形成されているので、配管ミスを起こ
しにくい。
【００２０】ここで、任意の色替バルブＶに対し、エア
配管１５を介してオペレートエアを供給すると、オペレ
ートエアは、マニホールド４の空気流路１７を通って色
替バルブＶのオペレートエア流入口１０へ流入される。
そして、オペレートエアによりニードル１２が後退され
て弁座１４から離れると、当該色替バルブＶの塗料流出
口９とマニホールド４の塗料通路３が連通する。したが
って、塗料供給源５から塗料配管６を介して送給された
塗料は、マニホールド４に形成された塗料供給流路１６
〜色替バルブＶの塗料流入口８〜塗料流出口９〜マニホ
ールド４の塗料通路３を通り、塗装機２に供給されて噴
霧されることとなる。
配管１５を介してオペレートエアを供給すると、オペレ
ートエアは、マニホールド４の空気流路１７を通って色
替バルブＶのオペレートエア流入口１０へ流入される。
そして、オペレートエアによりニードル１２が後退され
て弁座１４から離れると、当該色替バルブＶの塗料流出
口９とマニホールド４の塗料通路３が連通する。したが
って、塗料供給源５から塗料配管６を介して送給された
塗料は、マニホールド４に形成された塗料供給流路１６
〜色替バルブＶの塗料流入口８〜塗料流出口９〜マニホ
ールド４の塗料通路３を通り、塗装機２に供給されて噴
霧されることとなる。
【００２１】そして、色替バルブＶの故障等により任意
の色替バルブＶを交換し又は点検／洗浄する場合は、取
付ネジ７ａを外せば色替バルブＶをマニホールド４から
取り外すことができる。このとき、色替バルブＶには塗
料配管６やエア配管１５が一切接続されていないので、
取付ネジ７ａが配管類に覆われることがなく、極めて簡
単に取り外すことができる。また、色替バルブＶには配
管類が一切接続されていないので、例えば色替バルブＶ
を交換等するときに、配管類を接続し直したりする手間
が一切かからない。
の色替バルブＶを交換し又は点検／洗浄する場合は、取
付ネジ７ａを外せば色替バルブＶをマニホールド４から
取り外すことができる。このとき、色替バルブＶには塗
料配管６やエア配管１５が一切接続されていないので、
取付ネジ７ａが配管類に覆われることがなく、極めて簡
単に取り外すことができる。また、色替バルブＶには配
管類が一切接続されていないので、例えば色替バルブＶ
を交換等するときに、配管類を接続し直したりする手間
が一切かからない。
【００２２】
【実施例２】図３は本発明に係る塗料の色替装置の他の
例を示す断面図、図４はその斜視図である。なお、図１
及び図２と共通する部分については同一符号を付して詳
細説明は省略する。
例を示す断面図、図４はその斜視図である。なお、図１
及び図２と共通する部分については同一符号を付して詳
細説明は省略する。
【００２３】本例は、色替バルブＶとして空気圧により
操作される塗料循環型のバルブを用いており、色替バル
ブＶは、マニホールド４との装着面７ｃに、塗料流入口
８，及び塗料流出口９の他、塗料還流口３１が開口形成
されており、エア配管１５を接続するエア配管接続ポー
ト３２が色替バルブＶの側面に形成されており、オペレ
ートエアにより操作されるニードル１２で前記塗料流出
口９及び塗料還流口３１が択一的に開放される三方弁に
なっている。
操作される塗料循環型のバルブを用いており、色替バル
ブＶは、マニホールド４との装着面７ｃに、塗料流入口
８，及び塗料流出口９の他、塗料還流口３１が開口形成
されており、エア配管１５を接続するエア配管接続ポー
ト３２が色替バルブＶの側面に形成されており、オペレ
ートエアにより操作されるニードル１２で前記塗料流出
口９及び塗料還流口３１が択一的に開放される三方弁に
なっている。
【００２４】マニホールド４の上下両面には、塗料通路
３の長手方向に沿って塗料流入ポート１３が開口形成さ
れ、マニホールド４の片側の側面には塗料往管３３を接
続する塗料往管接続ポートＰｓが形成されると共に、反
対側の側面には塗料返管３４を接続する塗料返管接続ポ
ートＰｒが形成されている。そして、マニホールド４内
には、塗料往管接続ポートＰｓから流入された塗料を色
替バルブＶの塗料流入口８に導く塗料供給流路１６と、
色替バルブＶの塗料還流口３１から流出された塗料を塗
料返管接続ポートＰｒに導く塗料戻り流路３５が形成さ
れ、色替バルブＶを装着した状態で前記各流路１６及び
３５が、色替バルブＶの塗料流入口８及び塗料還流口３
１と対向するように開口されている。
３の長手方向に沿って塗料流入ポート１３が開口形成さ
れ、マニホールド４の片側の側面には塗料往管３３を接
続する塗料往管接続ポートＰｓが形成されると共に、反
対側の側面には塗料返管３４を接続する塗料返管接続ポ
ートＰｒが形成されている。そして、マニホールド４内
には、塗料往管接続ポートＰｓから流入された塗料を色
替バルブＶの塗料流入口８に導く塗料供給流路１６と、
色替バルブＶの塗料還流口３１から流出された塗料を塗
料返管接続ポートＰｒに導く塗料戻り流路３５が形成さ
れ、色替バルブＶを装着した状態で前記各流路１６及び
３５が、色替バルブＶの塗料流入口８及び塗料還流口３
１と対向するように開口されている。
【００２５】そして、マニホールド４の長手方向に沿っ
て色替バルブＶ，Ｖ・・を装着すると、その塗料流入口
８，塗料流出口９及び塗料還流口３１がマニホールド４
の塗料供給流路１６，塗料通路３及び塗料戻り流路３５
に連通される。次いで、各塗料往管接続ポートＰｓに塗
料往管３３を接続し、各塗料返管接続ポートＰｒに塗料
返管３４を夫々接続する。このとき、マニホールド４の
片側の側面に全ての塗料往管接続ポートＰｓが形成さ
れ、その反対側の側面に全ての塗料返管接続ポートＰｒ
が形成されているので、配管ミスを起こしにくい。
て色替バルブＶ，Ｖ・・を装着すると、その塗料流入口
８，塗料流出口９及び塗料還流口３１がマニホールド４
の塗料供給流路１６，塗料通路３及び塗料戻り流路３５
に連通される。次いで、各塗料往管接続ポートＰｓに塗
料往管３３を接続し、各塗料返管接続ポートＰｒに塗料
返管３４を夫々接続する。このとき、マニホールド４の
片側の側面に全ての塗料往管接続ポートＰｓが形成さ
れ、その反対側の側面に全ての塗料返管接続ポートＰｒ
が形成されているので、配管ミスを起こしにくい。
【００２６】そして、オペレートエアを供給していない
ときは、色替バルブＶの塗料流出口９が閉成され、塗料
還流口３１が開成されているので、塗料供給源５から塗
料往管３３を介して送給された塗料は、マニホールド４
の塗料供給流路１６を通って色替バルブＶの塗料流入口
８に流入されて、そのまま塗料還流口３１から流出さ
れ、マニホールド４の塗料戻り流路３５を通り塗料返管
３４を介して塗料供給源５に循環される。
ときは、色替バルブＶの塗料流出口９が閉成され、塗料
還流口３１が開成されているので、塗料供給源５から塗
料往管３３を介して送給された塗料は、マニホールド４
の塗料供給流路１６を通って色替バルブＶの塗料流入口
８に流入されて、そのまま塗料還流口３１から流出さ
れ、マニホールド４の塗料戻り流路３５を通り塗料返管
３４を介して塗料供給源５に循環される。
【００２７】ここで、任意の色替バルブＶに対し、エア
配管１５を介してオペレートエアを供給すると、ニード
ル１２が後退して塗料流出口９が開成されてマニホール
ド４の塗料通路３に連通すると共に、塗料還流口３１が
閉成され、したがって、塗料供給源５から色替バルブＶ
に循環供給されていた塗料は、塗料流出口９からマニホ
ールド４の塗料通路３内を通り、塗装機２に供給されて
噴霧されることとなる。
配管１５を介してオペレートエアを供給すると、ニード
ル１２が後退して塗料流出口９が開成されてマニホール
ド４の塗料通路３に連通すると共に、塗料還流口３１が
閉成され、したがって、塗料供給源５から色替バルブＶ
に循環供給されていた塗料は、塗料流出口９からマニホ
ールド４の塗料通路３内を通り、塗装機２に供給されて
噴霧されることとなる。
【００２８】そして、色替バルブＶの故障等により任意
の色替バルブＶを交換し又は点検／洗浄する場合は、取
付ネジ７ａを外せば色替バルブＶをマニホールド４から
取り外すことができる。このとき、各色替バルブＶに
は、エア配管１５が一本ずつ接続されているだけで、塗
料往管３３や塗料返管３４は一切接続されていないの
で、エア配管接続ポート３２を取付ネジ７ａの真上に位
置しないところに形成しておけば、取付ネジ７ａが配管
類に覆われることがなく、極めて簡単に取り外すことが
できる。また、例えば色替バルブＶを交換等するとき
に、塗料往管３３や塗料返管３４を接続しなおす必要が
なく、エア配管１５のみを接続し直せば足り、その手間
が著しく軽減される。
の色替バルブＶを交換し又は点検／洗浄する場合は、取
付ネジ７ａを外せば色替バルブＶをマニホールド４から
取り外すことができる。このとき、各色替バルブＶに
は、エア配管１５が一本ずつ接続されているだけで、塗
料往管３３や塗料返管３４は一切接続されていないの
で、エア配管接続ポート３２を取付ネジ７ａの真上に位
置しないところに形成しておけば、取付ネジ７ａが配管
類に覆われることがなく、極めて簡単に取り外すことが
できる。また、例えば色替バルブＶを交換等するとき
に、塗料往管３３や塗料返管３４を接続しなおす必要が
なく、エア配管１５のみを接続し直せば足り、その手間
が著しく軽減される。
【００２９】なお、上記実施例の説明ではいずれもエア
オペレート型の色替バルブＶを用いた場合について説明
したが、電磁式に開閉される色替バルブを使用する場合
であってもよい。また、配管類の接続ポートをマニホー
ルドの側面に形成した場合について説明したが、スペー
ス的な余裕さえあれば、色替バルブＶが装着されるマニ
ホールド４の上下面に形成してもよい。さらに、実施例
２ではオペレートエアのエア配管接続ポート３２を色替
バルブＶに形成した場合について説明したが、マニホー
ルド４にスペース的な余裕があれば、実施例１と同様に
マニホールド４に形成してもよい。
オペレート型の色替バルブＶを用いた場合について説明
したが、電磁式に開閉される色替バルブを使用する場合
であってもよい。また、配管類の接続ポートをマニホー
ルドの側面に形成した場合について説明したが、スペー
ス的な余裕さえあれば、色替バルブＶが装着されるマニ
ホールド４の上下面に形成してもよい。さらに、実施例
２ではオペレートエアのエア配管接続ポート３２を色替
バルブＶに形成した場合について説明したが、マニホー
ルド４にスペース的な余裕があれば、実施例１と同様に
マニホールド４に形成してもよい。
【００３０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
配管類を接続する接続ポートがマニホールドに形成され
ており、マニホールド内の流路を介して塗料やオペレー
トエアを色替バルブに供給するようにしたので、これら
配管類を着脱することなく、配管類をマニホールドに接
続したまま、色替バルブを簡単に外すことができるだけ
でなく、色替バルブを交換するとき等に配管類を接続し
直す必要がなく作業の手間を著しく軽減できるという大
変優れた効果を有する。
配管類を接続する接続ポートがマニホールドに形成され
ており、マニホールド内の流路を介して塗料やオペレー
トエアを色替バルブに供給するようにしたので、これら
配管類を着脱することなく、配管類をマニホールドに接
続したまま、色替バルブを簡単に外すことができるだけ
でなく、色替バルブを交換するとき等に配管類を接続し
直す必要がなく作業の手間を著しく軽減できるという大
変優れた効果を有する。
【図１】本発明に係る塗料の色替装置を示す断面図。
【図２】その外観斜視図。
【図３】本発明に係る塗料の色替装置の他の例を示す断
面図。
面図。
【図４】その外観斜視図。
【図５】従来装置を示す断面図。
【図６】その斜視図。
１・・・塗料の色替装置
２・・・塗装機
３・・・塗料通路
４・・・マニホールド
Ｖ・・・色替バルブ
５・・・塗料供給源
６・・・塗料配管
７ｃ・・装着面
８・・・塗料流入口
１０・・・オペレートエア流入口
Ｐin・・・塗料配管接続ポート
１５・・・エア配管
Ｐair ・・エア配管接続ポート
１６・・・塗料供給流路
１７・・・空気流路
３１・・・塗料還流口
３３・・・塗料往管
Ｐｓ・・・塗料往管接続ポート
３４・・・塗料返管
Ｐｒ・・・塗料返管接続ポート
３５・・・塗料戻り流路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平６−277575（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−180660（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−149266（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−161160（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B05B 12/00 - 13/06
Claims (2)
- 【請求項１】 塗装機（２）に接続される塗料通路
（３）を形成したマニホールド（４）の長手方向に沿っ
て、複数のエアオペレート型の色替バルブ（Ｖ）がその
塗料流出口（９）を前記塗料通路（３）に連通させて装
着され、塗料供給源（５）から塗料配菅（６）を介して
送給された各色塗料を前記色替バルブ（Ｖ）で択一的に
選択して前記塗料通路（３）から塗装機（２）に送給す
る塗料の色替装置において、 前記色替バルブ（Ｖ）は、塗料流入口（８）及ぴオペレ
ートエア流入口（10）がマニホールド（４）との装着面
（7c）に形成され、 前記マニホールド（４）の片側の側面には塗料配管
（６）を接続する塗料配管接続ポート(Pin) が形成され
ると共に、反対側の側面にはエア配管（15）を接続する
エア配管接続ポート(Pair)が形成され、当該マニホール
ド（４）内には、塗料配管接続ポート(Pin）から流入さ
れた塗料を色替バルブ（Ｖ）の塗料流入口（８）に導く
塗料供給流路（16）と、エア配管接続ポート(Pair)に流
入されたオペレートエアを色替バルブ（Ｖ）のオペレー
トエア流入口（10）に導く空気流路（17）が形成された
ことを特徴とする塗料の色替装置。 - 【請求項２】 塗装機（２）に接続される塗料通路
（３）を形成したマニホールド（４）の長手方向に沿っ
て、複数の塗料循環型の色替バルブ（Ｖ）がその塗料流
出口（９）を前記塗料通路（３）に連通させて装着さ
れ、塗料供給源（５）から送給された各色塗料を前記色
替バルブ（Ｖ）で択一的に選択して前記塗料通路（３）
から塗装機（２）に送給すると共に、塗装機（２）に送
給されていない色の塗料を塗料供給源（５）に還流する
ように成された塗料の色替装置において、 前記色替バルブ（Ｖ）は、塗料流入口（８）及ぴ塗料還
流口（31）がマニホールド（４）との装着面（7c）に形
成され、 前記マニホールド（４）の片側の側面には塗料往管（3
3）を接続する塗料往管接続ポート（Ps）が形成される
と共に、反対側の側面には塗料返管（34）を接続する塗
料返管接続ポート（Pr）が形成され、当該マニホールド
（４）内には、塗料往管接続ポート（Ps）から流入され
た塗料を色替バルブ（Ｖ）の塗料流入口（８）に導く塗
料供給流路（16）と、色替バルブ（Ｖ）の塗料還流口
（31）から流出された塗料を塗料返管接続ポート（Ps）
に導く塗料戻り流路（35）が形成されたことを特徴とす
る塗料の色替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07684295A JP3447839B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 塗料の色替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07684295A JP3447839B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 塗料の色替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08266970A JPH08266970A (ja) | 1996-10-15 |
| JP3447839B2 true JP3447839B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=13616925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07684295A Expired - Lifetime JP3447839B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 塗料の色替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3447839B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006102692A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Asahi Sunac Corp | 塗装用ガン |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP07684295A patent/JP3447839B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08266970A (ja) | 1996-10-15 |
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