JP2590802Y2 - カラーチェンジバルブ - Google Patents

カラーチェンジバルブ

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JP2590802Y2
JP2590802Y2 JP1993009916U JP991693U JP2590802Y2 JP 2590802 Y2 JP2590802 Y2 JP 2590802Y2 JP 1993009916 U JP1993009916 U JP 1993009916U JP 991693 U JP991693 U JP 991693U JP 2590802 Y2 JP2590802 Y2 JP 2590802Y2
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JP
Japan
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valve
paint
color change
air
passage
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JP1993009916U
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雄二 立川
康成 嶋田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は各種カラ−の塗料を1つ
の塗装機で塗装するような際使用されるカラーチェンジ
バルブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車の塗装工程において
は、図5に示すようなカラーチェンジバルブ51が使用
される。このカラーチェンジバルブ51は、多重連装備
される各種色彩の複数の塗料バルブ52、…と、この塗
料バルブ52内の塗料通路を洗浄するための洗浄バルブ
53と、押出し用のエアを供給するエアバルブ54がセ
ットホルダ56によってセット化されたものであり、塗
料バルブ52の内部に設けられた塗料通路と、洗浄バル
ブ53の内部に設けられた洗浄液通路と、エアバルブ5
4の内部に設けられたエア通路は1本の連通路として直
列に連通されており、この連通路の他端側に塗装機供給
ホース55が接続可能とされている。
【0003】そして、例えばある色を塗装する時には、
該当するカラーの塗料バルブ52のエア信号供給部52
bにエアを通じて内部の弁を開き、塗料供給部52aか
ら送られる塗料を内部の塗料通路に導入し、塗装機供給
ホース55から送り出して塗装する。又、塗装が終了し
て色替をする時は、それまで供給していた塗料バルブ5
2のエア信号供給部52bのエア供給を停止して、塗料
供給部52aと塗料通路の連通を遮断した後、洗浄バル
ブ53のエア信号供給部53bにエアを送って洗浄液供
給部53aから塗料通路内に洗浄液を導入する。尚、エ
アバルブ54のエアは塗装、又は洗浄の際に内部の塗料
通路にエアを導入するものであり、エア信号供給部54
bと、押出しエア供給部54aを備えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合は塗料バルブ52のセット数が多くなると、内部で
直列に連通する塗料通路が長くなり、例えば内部を洗浄
する際に多量の洗浄液を必要とし、又は例えば1個の塗
料バルブ52に欠陥が生じるとすべての塗料バルブ52
を取り外す必要が生じる等のメインテナンス上の不具合
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本考案は多層に配設した複数の塗料バルブの塗料通
路を直列で連通させ、この連通路に洗浄バルブの洗浄液
通路を連通させるようにしたカラーチェンジバルブにお
いて、隣接する所定の塗料バルブの間に逆止弁を設けて
複数のユニットに分割し、各ユニットごと洗浄バルブを
設けるようにした。
【0006】
【作用】塗料バルブのセット数を逆止弁によってユニッ
ト化し、ユニット化した塗料通路間に洗浄液を流すこと
で洗浄性を高めることが出来、又は洗浄液の量を減らす
ことが出来る。又、メインテナンス性が向上する。
【0007】
【実施例】本考案のカラーチェンジバルブの実施例につ
いて添付した図面に基づき説明する。図1は本考案のカ
ラーチェンジバルブの斜視図、図2は1個のバルブ体の
平面図、図3は同縦断面図である。
【0008】図1に示すように、カラーチェンジバルブ
1は固定ブロックを兼ねた逆止弁2の上方に構成される
上段カラーチェンジユニット3と、下方に構成される下
段カライチェンジユニット4を備え、各カラーチェンジ
ユニット3、4はセットホルダ5によってセット化され
ている。
【0009】そして、各カラーチェンジユニット3、4
は、夫々縦向きに多重連装備される複数の塗料バルブ
6、…と、この塗料バルブ6の一端側に配設される洗浄
バルブ7、エアバルブ8を備えており、各バルブ6、
7、8の両側面には図2に示すような2条の縦溝mが設
けられるとともに、この縦溝mにセットホルダ5のロッ
ド5aが填り込んで締め付けられている。
【0010】すなわち、このロッド5aの一端側は例え
ば前記逆止弁2に掛止可能とされるとともに、他端側は
各端板5bに掛止可能となり、この端板5bの中央に固
定ハンドル10が螺合している。そして、固定ブロック
兼逆止弁2と端板5bの間に所定数のバルブ体6、…、
7、8を積層して固定ハンドル10を締め付けること
で、逆止弁2とハンドル10軸先端で挟み付けて固定す
る。
【0011】ところで、各バルブ6、7、8の内部構造
はすべて同一形態で構成されているが、塗料バルブ6を
代表例として図3に基づき説明する。
【0012】バルブ6の内部には塗料通路11が設けら
れている。そしてこの塗料通路11には、塗料供給部6
a側に設けられた塗料供給路12が連通或いは遮断可能
となり、エア信号供給部6b側のエア路13内で進退す
るニードル14によって開閉制御がなされるようにして
いる。
【0013】つまり、塗料供給路12内にはスプリング
15で前方に付勢されるシール部材16が設けられてお
り、このシール部材16の前面にエア信号で進退動する
ニードル14先端が当接している。従って、エア路13
内にエア信号を供給してニードル14を前進させれば、
図4に示すように、シール部材16はスプリング15力
に抗して退動し、周辺の隙間から塗料が塗料通路11内
に流入する。
【0014】又、エア信号の供給を止めるとニードル1
4はスプリング20の復元力により、又、シール部材1
6はスプリング15の復元力によって元の位置に復帰
し、塗料供給路12が遮断される。
【0015】又、塗料バルブ6の上面には、塗料通路1
1を取り巻くような状態でOリング17を設けており、
多重連装時のシール性を確保している。
【0016】ところで、以上のような塗料バルブ6の塗
料通路11は、積層状態で1本の連通路として構成され
るが、洗浄バルブ7の場合は塗料通路11に対応するも
のが洗浄液通路となり、エアバルブ8の場合はエア通路
が対応して、夫々連通路の一部を構成する。そして、洗
浄バルブ7の場合は、エア信号供給部7bにエア信号を
送って洗浄液供給部7aから洗浄液を供給し、エアバル
ブ8の場合は、エア信号供給部8bにエア信号を送って
エア供給部8aから押出しエアを供給する。
【0017】前記逆止弁2はこの連通路の中間に位置し
て、例えば上段カラーチェンジユニット3側から下段カ
ラーチェンジユニット4に向けての流動は許容するが、
その逆は阻止するように構成している。そして、下段カ
ラーチェンジバルブ4の連通路の端部、つまり最下段の
塗料通路11に塗装機供給ホース18を接続している。
【0018】次に、以上のように構成したカラーチェン
ジバルブ1の作用、効果について説明する。
【0019】塗料バルブ6を開いて塗装する時、或いは
洗浄バルブ7を開いて洗浄する時は、同時にエアバルブ
8を開いて押出しエアを塗料通路11に流動させながら
行う。そして、例えば上段カラーチェンジユニット3の
塗料バルブ6を用いて塗装している時、塗装が終えて色
替する時の手順は従来例のばあいとほぼ同様となる。す
なわち、塗料バルブ6のエア信号供給部6bのエア供給
を停止して、塗料供給路12と塗料通路11の連通を遮
断した後、洗浄バルブ7のエア信号供給部7bにエアを
送って洗浄液供給部7aから塗料通路11内に洗浄液を
導入し、洗浄する。そして、洗浄液は塗装機供給ホース
18から排出する。
【0020】しかしながら、下段カラーチェンジユニッ
ト4の塗料バルブ6を使用する場合、逆止弁2より上の
上段カラーチェンジユニット3には塗料が入り込む虞れ
はなく、しかも下段カラーチェンジユニット4の洗浄バ
ルブ7を使用することで、洗浄液を節約することが出来
る。しかも、連通路全体を洗浄する必要がないため混色
の虞れがない。
【0021】又、例えばある塗料バルブ6が故障した時
でも、関連するカラーチェンジユニットのみ分解すれば
良いため、整備性が向上する。
【0022】因みに、本実施例では逆止弁2を1ヶ所に
設けているが、勿論、塗料バルブ6の数に応じて2ヶ所
或いはそれ以上設けるようにしてもよいのはいうまでも
ない。
【0023】
【考案の効果】以上のように、本考案のカラーチェンジ
バルブは、複数の塗料バルブの塗料通路を直列で連通さ
せるような連通路の途中に逆止弁を設けユニット化する
ようにしたため、洗浄液を節約することが出来、しかも
洗浄性が向上する。又、ユニット化されている部分だけ
分解整備すればよいので、メインテナンス性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案のカラーチェンジバルブの斜視図
【図2】塗料バルブの平面図
【図3】同縦断面図
【図4】同作用図
【図5】従来のカラーチェンジバルブの斜視図
【符号の説明】
1 カラーチェンジバルブ 2 逆止弁 3 上段カラーチェンジユニット 4 下段カラーチェンジユニット 6 塗料バルブ 7 洗浄バルブ 11 塗料通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 12/14 B05B 15/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層に配設した複数の塗料バルブの塗料
    通路を直列で連通させ、この連通路に洗浄バルブの洗浄
    液通路を連通させるようにしたカラーチェンジバルブに
    おいて、隣接する所定の塗料バルブの間に逆止弁を設け
    て複数のユニットに分割し、各ユニットごと洗浄バルブ
    を設けることを特徴とするカラーチェンジバルブ。
JP1993009916U 1993-03-09 1993-03-09 カラーチェンジバルブ Expired - Lifetime JP2590802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993009916U JP2590802Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 カラーチェンジバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993009916U JP2590802Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 カラーチェンジバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670855U JPH0670855U (ja) 1994-10-04
JP2590802Y2 true JP2590802Y2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=18529335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993009916U Expired - Lifetime JP2590802Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 カラーチェンジバルブ

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Effective date: 19981201