JP3597700B2 - レンジフードのフィルタ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンジフードやレンジフード内に設置されている金属製フィルタ(プレート状金属製フィルタなど)のサイズに関係なく取り付け可能なフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レンジフードは、水蒸気、埃、油煙などを吸い込むため、汚れが激しく、清掃に大きな労力を要する。そのため、平面状フィルタ(シート状フィルタ)をレンジフードの排気口に取付け、埃や油煙などで汚れたフィルタは、容易に交換できることが要求される。
【0003】
特開平9−192428号公報には、フィルタの交換を容易にするため、周縁部が収縮可能なフィルタを、レンジフードに取り付けることが提案されており、前記フィルタは、周縁部に帯状部が形成されたフィルタ本体と、このフィルタ本体の周縁部を収縮可能な紐状体とで構成されている。この文献には、レンジフードの換気口(又はレンジフード全体)をフィルタで覆い、紐状体をレンジフード本体の側面に係止してフィルタを取付けることが記載されている。
【0004】
しかし、レンジフードには、種々のサイズ、例えば、フードの幅が60cm,75cm又は90cmのサイズがあり、レンジフード内に取り付けられている金属製フィルタも、メーカーによって異なり、種々のサイズの金属製フィルタ(例えば、横297mm×縦341〜446mm、横200mm×縦495mmなど)が着脱可能に装着されている。さらに、金属製フィルタの取付角度もメーカーによって異なる。さらには、奥行き方向にフードが伸縮するレンジフードもある。そのため、平面状のフィルタを取り付けることが煩雑なレンジフードが多くなっている。
【0005】
また、平面状フィルタでは、フィルタとレンジフードとの密着性(気密性)が低いため、取付部品(例えば、フィルタの上面に配置させて磁気的吸着力により金属製フィルタに対してフィルタを保持させるための磁石など)を用いてフィルタをせっかく取り付けても、フィルタとレンジフードとの隙間から埃や油煙がレンジフード内に侵入する。また、レンジフードの金属性フィルタの材質によっては磁石などによりフィルタを取り付けることが困難な場合がある。
【0006】
さらには、平面状フィルタを面ファスナ(マジックテープ)や磁石などを用いて金属製フィルタに取付けると、堆積した油煙(油)の重みでフィルタが垂れ下がったり、金属製フィルタから剥がれたり、外れる場合がある。そして、上記レンジフードが調理器具の上方に位置するため、垂れ下がったり、剥離又は外れたフィルタが着火し、火災や火傷の危険性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、サイズ,取付け角度が異なっていても、種々のレンジフードに対して簡便かつ容易に取付けできるとともに、交換も容易なフィルタ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、レンジフードの金属製フィルタに対する取付および交換が簡便であり、金属製フィルタに緊密に装着できるとともに、しかもレンジフードの汚染を有効に防止できるフィルタ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記目的を達成するため鋭意検討の結果、レンジフードの排気口に着脱可能に配設された金属製フィルタのフロント面を、周縁部が収縮可能なフィルタで被包すると、金属製フィルタのサイズなどが異なっていても、フロント面でフィルタを緊張させ、安定に被覆して取付できるとともに交換も容易であることを見いだし、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明のフィルタ装置は、レンジフードのフード内の排気口に着脱可能に配設されている金属製フィルタ(プレート状金属製フィルタなど)を覆うためのフィルタ装置であって、前記金属製フィルタのフロント面をカバー可能なフィルタと、このフィルタの周縁部に取り付けられ、かつフィルタを、前記フロント面で緊張させて前記金属製フィルタに取付けるためのリング状伸縮性紐状体とで構成されている。前記金属製フィルタは剛性で方形プレート状に形成されているとともに、上端部が排気口の上部に形成された溝又はスリットに挿入可能であり、下端部が排気口の下部に形成された溝に挿入可能である。前記フィルタは、不織布で構成されているとともに、金属製フィルタのフロント面を被包可能なサイズを有し、かつ前記金属製フィルタに対応した相似形状の平面方形状に形成されている。そして、フィルタの取付状態では、金属製フィルタの裏面の紐状体により、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させる。すなわち、金属製フィルタの裏面での紐状体の収縮により、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させて、金属製フィルタに対してフィルタを取り付け、レンジフードの換気口に装着できる。前記金属製フィルタは、通常、剛性で方形プレート状に形成された単一の金属製フィルタ又は剛性で方形プレート状に形成された複数の金属製フィルタ要素で構成されている。金属製フィルタが複数の金属製フィルタ要素で構成されている場合、本発明のフィルタ装置は、複数の金属製フィルタ要素の全体又は個別の金属製フィルタ要素を被包可能なフィルタと、このフィルタの周縁部を収縮可能な紐状体とで構成できる。この紐状体は、金属製フィルタ要素の全体又は個別の金属製フィルタ要素の裏面において収縮させ、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させるため、収縮率5〜60%の伸縮性紐状体で形成できる。
さらに、本発明は、金属製フィルタ又はフィルタ要素のフロント面よりもサイズが大きく、平面方形状のフィルタのうち4つのコーナー部の挿通孔と各辺に対応する周縁部の少なくとも一箇所とに伸縮性紐状体が挿通しており、フィルタの取付状態では、金属製フィルタ又はフイルタ要素の裏面において伸縮性紐状体を収縮させ、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させるフィルタ装置も包含する。
【0010】
このようなフィルタ装置では、金属製フィルタ又はフィルタ要素のフロント面をフィルタでカバー又は被冠(被包)し、フィルタの周縁部などの適所に取付けられた紐状体により、フロント面のフィルタを緊張させるという簡単な操作で、確実かつ安定にフィルタ装置を取り付けることができ、フィルタが金属製フィルタ又はその要素から遊離するのを防止できる。例えば、フィルタの周縁部に配設された紐状体により、フィルタの周縁部を伸長させて金属製フィルタ又はその要素をカバー又は被冠(被包)し、金属製フィルタ又はフィルタ要素の裏面で、紐状体の伸長を解除すると、フィルタの周縁部を収縮させるという簡単な操作で、確実かつ安定にフィルタ装置を取り付けることができる。また、上記とは逆の操作によりフィルタを交換することができる。しかも、フィルタを固定するための特別な取付部材(例えば、磁石などの部品)を用いることなく、金属製フィルタに直接取り付けることができ、金属製フィルタの取付角度によってフィルタが垂れて隙間が生じたり、レンジフードの吸引力により取付部品が移動してフィルタがずれたり脱落することがない。そのため、金属製フィルタに対してフィルタを長期間に亘り安定に装着でき、火災や火傷の危険性がない。
さらに、紐状体によりフロント面でフィルタを緊張できるので、レンジフードの金属製フィルタのサイズが異なっていても、フィルタを装着できる。特に、フィルタの周縁部が収縮可能である場合には、フィルタの装着および脱着が容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しつつ本発明のフィルタ装置を詳細に説明する。
図1は本発明のフィルタ装置の使用状態の一例を示す斜視図、図2は図1のフィルタ装置をレンジフードの排気口に取付ける状態を示す斜視図である。
【0012】
フィルタ装置1は、不織布などで構成されたフィルタ2と、このフィルタの周縁部に設けられた伸縮性紐状体3(ゴム紐など)とを有している。より詳細には、フィルタ2は、その中央部を余して、周縁部が全周に亘り内方に屈曲され、金属製フィルタをカバー又は被包するため、開口部5を有する袋状に形成されている。
フィルタ2のうち、開口部5の縁部には環状挿通孔4が形成され、この環状挿通孔4には、環状挿通孔4の長さよりも短く、伸縮性を有する材料、例えば、合成ゴムなどで構成された環状紐状体3が配されている。また、フィルタ2の中央部領域は、換気口への取付け状態において波形や山形等の余裕部が生じるのを防ぐため、取付け状態において面一の平面部2aを形成する。
【0013】
このようなフィルタ装置1は、レンジフード10のフード内の排気口に配設されている通気性の金属製フィルタ11を覆うために有用である。この例では、前記金属製フィルタ11は、方形プレート状に形成された複数のフィルタ要素11a,11b,11cで構成されており、これらのフィルタ要素は、隣接して、レンジフード10の排気口に対して着脱可能に配設されている。なお、この例では、レンジフード10のフード部10aは、ガスコンロなどの調理部の上方の収納部からガスコンロなどの調理部の上方へ引出し可能である。
【0014】
そして、前記フィルタ2は、各金属製フィルタ要素11a,11b,11cをカバー又は被包可能な広さを有している。すなわち、前記フィルタ2の紐状体3を伸長させて開口部5を拡大させ、前記フィルタ要素11a,11b,11cの全体又は個別のフィルタ要素のフロント面をカバー又は被包し、紐状体3の伸長を解除することにより、金属製フィルタ要素11a,11b,11cにフィルタ2を取付けることができる。また、フィルタ2を装着した金属製フィルタ11a,11b,11cは、レンジフード10の排気口に装着できる。フィルタの取り付け状態では、金属製フィルタ要素11a,11b,11cの裏面で紐状体3が収縮し、フロント面のフィルタには緊張力又は牽引力が作用するので、フィルタ2が金属製フィルタ又はフィルタ要素から遊離したり脱落することがなく、高い密着性を確保できる。そのため、レンジフード10の汚染を有効に防止できる。また、フィルタ2は上記と逆の操作、すなわち、レンジフード10の排気口から取出した後、紐状体3を伸長し、開口部5を拡張することにより容易に取り外すことができ、フィルタ2の交換も容易である。さらに、フィルタ2の周縁部が紐状体3により収縮可能であるため、金属製フィルタ要素11a,11b,11cや金属製フィルタ11のサイズ,取付け角度が異なっていても、1つのフィルタで多種類の金属製フィルタやその要素に対応でき、他品種のフィルタを用意する必要がない。
【0015】
なお、フィルタ2は、通気性を有する材料、特に難燃性不織布で形成されているのが好ましい。難燃性不織布には、アクリル系繊維,ポリエステル系繊維などの種々の繊維が利用でき、ポリビニルアルコールマトリックス中にポリ塩化ビニルがフィブリル状に存在する難燃性繊維と、補強繊維(例えば、ポリエステル繊維)とで形成してもよい。不織布を構成する繊維の太さは、フィルタの強度や通気性を考慮して適宜選択できる。前記繊維の太さは、例えば2〜20デニール程度であり、10デニール以下(例えば、5〜10デニール程度)である場合が多い。
フィルタは、金属製フィルタ又はその要素のフロント面をカバー又は被包可能なサイズを有していればよく、フィルタ2の中央部は、取付け状態において、完全に面一の平面部を形成する必要はなく、美観を損ねず、垂れ下がり、換気口への吸引などを抑制できる範囲で波形等の余裕部を形成してもよい。
【0016】
前記環状挿通孔4は、布片などをフィルタに縫合したり、挿通孔を有する柔軟な環状部材をフィルタ2に固着又は縫合したりすることにより形成できる。なお、紐状体3の収縮率は、フィルタを金属製フィルタに取付け可能な範囲で選択でき、例えば、5〜60%程度である。なお、紐状体の収縮率(r(%))は、外力を加えない状態での紐状体の長さをL1 、紐状体を伸長させたときの最大の長さをL2 としたとき、r=(L1 /L2 )×100で表すことができる。
【0017】
また、伸縮性紐状体3は、環状挿通孔4に収容する必要はなく、縫合などの適当な手段によりフィルタの周縁部に、少なくとも部分的に一体化してもよい。また、紐状体は伸縮性を有する材料に限らず、非伸縮性の材料で形成してもよい。すなわち、前記環状挿通孔4に開口部を設け、この開口部から紐状体の両端部を引き出した状態で挿通孔に紐状体を挿通してもよい。この場合、金属製フィルタなどの金属製フィルタをフィルタで被冠した状態で上記紐状体の両端部を締結することにより、フィルタを容易に取付けることができる。
【0018】
フィルタは、金属製フィルタ又はフィルタ要素の平面形状に対応する相似形状を有していてもよい。例えば、フィルタは、方形状の金属製フィルタ又はフィルタ要素に対応して平面方形状であってもよく、前記紐状体も不定形又は円形リング状に限らず、方形リング状であってもよい。
【0019】
さらには、紐状体が挿通可能な環状挿通孔は必ずしも必要ではなく、フィルタの周縁部の複数箇所(例えば、3〜10箇所、特に4〜10箇所)で、紐状体が伸縮又は挿通可能な形態で、紐状体と一体化してもよい。図3は、本発明のフィルタ装置の使用状態の他の例を示す概略裏面図である。例えば、図3に示されるように、金属製フィルタ21のフロント面よりもサイズが大きく、平面方形状のフィルタ22のうち少なくとも4つのコーナー部(好ましくはさらに各辺に対応する周縁部の少なくとも一箇所)の挿通部24に、方形リング状などの紐状体23を挿通させてもよい。このようなフィルタ装置であっても、取り付け状態では、金属製フィルタ21の裏面で紐状体23が収縮し、フロント面のフィルタ22には緊張力又は牽引力が作用するので、フィルタ22を高い密着性で金属製フィルタ21に密着させることができ、フィルタが金属製フィルタから遊離したり脱落することがない。
【0020】
さらに、紐状体は、金属製フィルタ又はフィルタ要素のフロント面でフィルタを緊張させて金属製フィルタ又はフィルタ要素に取付け可能であればよく、前記フィルタの周縁部に取付けられたリング状紐状体に限定されない。例えば、フィルタのコーナー部などの複数適所に取付けられ、かつ金属製フィルタ又はフィルタ要素に対して係止可能なリング状紐状体(特に伸縮性紐状体)であってもよく、一方の端部がフィルタの複数の適所(フィルタの周縁部の複数箇所、方形状フィルタでは少なくとも4つのコーナー部又はその内方域の部位など)に取り付けられ、他方の端部が金属製フィルタ又はフィルタ要素の裏面に固定又は仮止め可能な部材に連結された紐状体(伸縮性紐状体)などであってもよい。
【0021】
レンジフードのフード部の排気口には、種々の金属製フィルタが着脱可能に装着でき、金属製フィルタは、排気口への装着性を高めるため、通常、プレート状であり剛性を有する。金属製フィルタは、鉄系金属(ステンレススチールなど)、アルミニウムなどの種々の金属で形成できる。
【0022】
なお、排気口に対する金属製フィルタ又はフィルタ要素の着脱可能な機構は、特に制限されず、例えば、排気口の上部に形成され、かつ金属製フィルタ又はフィルタ要素の上端部が挿入可能な溝又はスリットと、この溝又はスリットに設けられた付勢部材(板バネなどのスプリングなど)と、排気口の下部に形成され、かつ前記金属製フィルタ又はフィルタ要素の下端部が挿入可能な溝とで構成できる。このような機構では、金属製フィルタ又はフィルタ要素の上端部を排気口の上部の溝又はスリットに入れて押上げ、金属製フィルタ又はフィルタ要素の下端部を下部の溝に入れるだけで簡単に装着できる。
【0023】
なお、必要であれば、金属製フィルタの裏面の周縁部のうち適当箇所に面ファスナなどの仮止め手段を取り付け、平面状フィルタの周縁部を、金属製フィルタの裏面において、全周に亘り密着させることも可能である。
【0024】
本発明は、種々のレンジフード、例えば、フード部10aが固定されているレンジフード、前記のようにフード部10aが引出し可能なレンジフード、フード部がガスコンロなどの調理部の上方において前後方向へスライド可能なレンジフードなどに適用できる。さらに、レンジフードは、浅形のレンジフードや深形のレンジフードであってもよい。
【0025】
【発明の効果】
本発明では、レンジフードにおいて、サイズ,取付け角度の異なる種々のレンジフードの金属製フィルタ又はフィルタ要素に対して、フィルタを緊張させて簡便かつ容易に取付けでき、交換も容易である。しかも、フィルタが金属性フィルタ又はフィルタ要素から遊離するのを防止でき、レンジフードの汚染を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のフィルタ装置の使用状態の一例を示す斜視図である。
【図2】図2は図1のフィルタ装置をレンジフードの排気口に取付ける状態を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明のフィルタ装置の使用状態の他の例を示す概略裏面図である。
【符号の説明】
1…フィルタ装置
2,22…フィルタ
3,23…紐状体
4,24…挿通孔
10…レンジフード
10a…フード部
11…金属製フィルタ
11a,11b,11c…金属製フィルタ要素
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンジフードやレンジフード内に設置されている金属製フィルタ(プレート状金属製フィルタなど)のサイズに関係なく取り付け可能なフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レンジフードは、水蒸気、埃、油煙などを吸い込むため、汚れが激しく、清掃に大きな労力を要する。そのため、平面状フィルタ(シート状フィルタ)をレンジフードの排気口に取付け、埃や油煙などで汚れたフィルタは、容易に交換できることが要求される。
【0003】
特開平9−192428号公報には、フィルタの交換を容易にするため、周縁部が収縮可能なフィルタを、レンジフードに取り付けることが提案されており、前記フィルタは、周縁部に帯状部が形成されたフィルタ本体と、このフィルタ本体の周縁部を収縮可能な紐状体とで構成されている。この文献には、レンジフードの換気口(又はレンジフード全体)をフィルタで覆い、紐状体をレンジフード本体の側面に係止してフィルタを取付けることが記載されている。
【0004】
しかし、レンジフードには、種々のサイズ、例えば、フードの幅が60cm,75cm又は90cmのサイズがあり、レンジフード内に取り付けられている金属製フィルタも、メーカーによって異なり、種々のサイズの金属製フィルタ(例えば、横297mm×縦341〜446mm、横200mm×縦495mmなど)が着脱可能に装着されている。さらに、金属製フィルタの取付角度もメーカーによって異なる。さらには、奥行き方向にフードが伸縮するレンジフードもある。そのため、平面状のフィルタを取り付けることが煩雑なレンジフードが多くなっている。
【0005】
また、平面状フィルタでは、フィルタとレンジフードとの密着性(気密性)が低いため、取付部品(例えば、フィルタの上面に配置させて磁気的吸着力により金属製フィルタに対してフィルタを保持させるための磁石など)を用いてフィルタをせっかく取り付けても、フィルタとレンジフードとの隙間から埃や油煙がレンジフード内に侵入する。また、レンジフードの金属性フィルタの材質によっては磁石などによりフィルタを取り付けることが困難な場合がある。
【0006】
さらには、平面状フィルタを面ファスナ(マジックテープ)や磁石などを用いて金属製フィルタに取付けると、堆積した油煙(油)の重みでフィルタが垂れ下がったり、金属製フィルタから剥がれたり、外れる場合がある。そして、上記レンジフードが調理器具の上方に位置するため、垂れ下がったり、剥離又は外れたフィルタが着火し、火災や火傷の危険性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、サイズ,取付け角度が異なっていても、種々のレンジフードに対して簡便かつ容易に取付けできるとともに、交換も容易なフィルタ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、レンジフードの金属製フィルタに対する取付および交換が簡便であり、金属製フィルタに緊密に装着できるとともに、しかもレンジフードの汚染を有効に防止できるフィルタ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記目的を達成するため鋭意検討の結果、レンジフードの排気口に着脱可能に配設された金属製フィルタのフロント面を、周縁部が収縮可能なフィルタで被包すると、金属製フィルタのサイズなどが異なっていても、フロント面でフィルタを緊張させ、安定に被覆して取付できるとともに交換も容易であることを見いだし、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明のフィルタ装置は、レンジフードのフード内の排気口に着脱可能に配設されている金属製フィルタ(プレート状金属製フィルタなど)を覆うためのフィルタ装置であって、前記金属製フィルタのフロント面をカバー可能なフィルタと、このフィルタの周縁部に取り付けられ、かつフィルタを、前記フロント面で緊張させて前記金属製フィルタに取付けるためのリング状伸縮性紐状体とで構成されている。前記金属製フィルタは剛性で方形プレート状に形成されているとともに、上端部が排気口の上部に形成された溝又はスリットに挿入可能であり、下端部が排気口の下部に形成された溝に挿入可能である。前記フィルタは、不織布で構成されているとともに、金属製フィルタのフロント面を被包可能なサイズを有し、かつ前記金属製フィルタに対応した相似形状の平面方形状に形成されている。そして、フィルタの取付状態では、金属製フィルタの裏面の紐状体により、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させる。すなわち、金属製フィルタの裏面での紐状体の収縮により、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させて、金属製フィルタに対してフィルタを取り付け、レンジフードの換気口に装着できる。前記金属製フィルタは、通常、剛性で方形プレート状に形成された単一の金属製フィルタ又は剛性で方形プレート状に形成された複数の金属製フィルタ要素で構成されている。金属製フィルタが複数の金属製フィルタ要素で構成されている場合、本発明のフィルタ装置は、複数の金属製フィルタ要素の全体又は個別の金属製フィルタ要素を被包可能なフィルタと、このフィルタの周縁部を収縮可能な紐状体とで構成できる。この紐状体は、金属製フィルタ要素の全体又は個別の金属製フィルタ要素の裏面において収縮させ、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させるため、収縮率5〜60%の伸縮性紐状体で形成できる。
さらに、本発明は、金属製フィルタ又はフィルタ要素のフロント面よりもサイズが大きく、平面方形状のフィルタのうち4つのコーナー部の挿通孔と各辺に対応する周縁部の少なくとも一箇所とに伸縮性紐状体が挿通しており、フィルタの取付状態では、金属製フィルタ又はフイルタ要素の裏面において伸縮性紐状体を収縮させ、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させるフィルタ装置も包含する。
【0010】
このようなフィルタ装置では、金属製フィルタ又はフィルタ要素のフロント面をフィルタでカバー又は被冠(被包)し、フィルタの周縁部などの適所に取付けられた紐状体により、フロント面のフィルタを緊張させるという簡単な操作で、確実かつ安定にフィルタ装置を取り付けることができ、フィルタが金属製フィルタ又はその要素から遊離するのを防止できる。例えば、フィルタの周縁部に配設された紐状体により、フィルタの周縁部を伸長させて金属製フィルタ又はその要素をカバー又は被冠(被包)し、金属製フィルタ又はフィルタ要素の裏面で、紐状体の伸長を解除すると、フィルタの周縁部を収縮させるという簡単な操作で、確実かつ安定にフィルタ装置を取り付けることができる。また、上記とは逆の操作によりフィルタを交換することができる。しかも、フィルタを固定するための特別な取付部材(例えば、磁石などの部品)を用いることなく、金属製フィルタに直接取り付けることができ、金属製フィルタの取付角度によってフィルタが垂れて隙間が生じたり、レンジフードの吸引力により取付部品が移動してフィルタがずれたり脱落することがない。そのため、金属製フィルタに対してフィルタを長期間に亘り安定に装着でき、火災や火傷の危険性がない。
さらに、紐状体によりフロント面でフィルタを緊張できるので、レンジフードの金属製フィルタのサイズが異なっていても、フィルタを装着できる。特に、フィルタの周縁部が収縮可能である場合には、フィルタの装着および脱着が容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しつつ本発明のフィルタ装置を詳細に説明する。
図1は本発明のフィルタ装置の使用状態の一例を示す斜視図、図2は図1のフィルタ装置をレンジフードの排気口に取付ける状態を示す斜視図である。
【0012】
フィルタ装置1は、不織布などで構成されたフィルタ2と、このフィルタの周縁部に設けられた伸縮性紐状体3(ゴム紐など)とを有している。より詳細には、フィルタ2は、その中央部を余して、周縁部が全周に亘り内方に屈曲され、金属製フィルタをカバー又は被包するため、開口部5を有する袋状に形成されている。
フィルタ2のうち、開口部5の縁部には環状挿通孔4が形成され、この環状挿通孔4には、環状挿通孔4の長さよりも短く、伸縮性を有する材料、例えば、合成ゴムなどで構成された環状紐状体3が配されている。また、フィルタ2の中央部領域は、換気口への取付け状態において波形や山形等の余裕部が生じるのを防ぐため、取付け状態において面一の平面部2aを形成する。
【0013】
このようなフィルタ装置1は、レンジフード10のフード内の排気口に配設されている通気性の金属製フィルタ11を覆うために有用である。この例では、前記金属製フィルタ11は、方形プレート状に形成された複数のフィルタ要素11a,11b,11cで構成されており、これらのフィルタ要素は、隣接して、レンジフード10の排気口に対して着脱可能に配設されている。なお、この例では、レンジフード10のフード部10aは、ガスコンロなどの調理部の上方の収納部からガスコンロなどの調理部の上方へ引出し可能である。
【0014】
そして、前記フィルタ2は、各金属製フィルタ要素11a,11b,11cをカバー又は被包可能な広さを有している。すなわち、前記フィルタ2の紐状体3を伸長させて開口部5を拡大させ、前記フィルタ要素11a,11b,11cの全体又は個別のフィルタ要素のフロント面をカバー又は被包し、紐状体3の伸長を解除することにより、金属製フィルタ要素11a,11b,11cにフィルタ2を取付けることができる。また、フィルタ2を装着した金属製フィルタ11a,11b,11cは、レンジフード10の排気口に装着できる。フィルタの取り付け状態では、金属製フィルタ要素11a,11b,11cの裏面で紐状体3が収縮し、フロント面のフィルタには緊張力又は牽引力が作用するので、フィルタ2が金属製フィルタ又はフィルタ要素から遊離したり脱落することがなく、高い密着性を確保できる。そのため、レンジフード10の汚染を有効に防止できる。また、フィルタ2は上記と逆の操作、すなわち、レンジフード10の排気口から取出した後、紐状体3を伸長し、開口部5を拡張することにより容易に取り外すことができ、フィルタ2の交換も容易である。さらに、フィルタ2の周縁部が紐状体3により収縮可能であるため、金属製フィルタ要素11a,11b,11cや金属製フィルタ11のサイズ,取付け角度が異なっていても、1つのフィルタで多種類の金属製フィルタやその要素に対応でき、他品種のフィルタを用意する必要がない。
【0015】
なお、フィルタ2は、通気性を有する材料、特に難燃性不織布で形成されているのが好ましい。難燃性不織布には、アクリル系繊維,ポリエステル系繊維などの種々の繊維が利用でき、ポリビニルアルコールマトリックス中にポリ塩化ビニルがフィブリル状に存在する難燃性繊維と、補強繊維(例えば、ポリエステル繊維)とで形成してもよい。不織布を構成する繊維の太さは、フィルタの強度や通気性を考慮して適宜選択できる。前記繊維の太さは、例えば2〜20デニール程度であり、10デニール以下(例えば、5〜10デニール程度)である場合が多い。
フィルタは、金属製フィルタ又はその要素のフロント面をカバー又は被包可能なサイズを有していればよく、フィルタ2の中央部は、取付け状態において、完全に面一の平面部を形成する必要はなく、美観を損ねず、垂れ下がり、換気口への吸引などを抑制できる範囲で波形等の余裕部を形成してもよい。
【0016】
前記環状挿通孔4は、布片などをフィルタに縫合したり、挿通孔を有する柔軟な環状部材をフィルタ2に固着又は縫合したりすることにより形成できる。なお、紐状体3の収縮率は、フィルタを金属製フィルタに取付け可能な範囲で選択でき、例えば、5〜60%程度である。なお、紐状体の収縮率(r(%))は、外力を加えない状態での紐状体の長さをL1 、紐状体を伸長させたときの最大の長さをL2 としたとき、r=(L1 /L2 )×100で表すことができる。
【0017】
また、伸縮性紐状体3は、環状挿通孔4に収容する必要はなく、縫合などの適当な手段によりフィルタの周縁部に、少なくとも部分的に一体化してもよい。また、紐状体は伸縮性を有する材料に限らず、非伸縮性の材料で形成してもよい。すなわち、前記環状挿通孔4に開口部を設け、この開口部から紐状体の両端部を引き出した状態で挿通孔に紐状体を挿通してもよい。この場合、金属製フィルタなどの金属製フィルタをフィルタで被冠した状態で上記紐状体の両端部を締結することにより、フィルタを容易に取付けることができる。
【0018】
フィルタは、金属製フィルタ又はフィルタ要素の平面形状に対応する相似形状を有していてもよい。例えば、フィルタは、方形状の金属製フィルタ又はフィルタ要素に対応して平面方形状であってもよく、前記紐状体も不定形又は円形リング状に限らず、方形リング状であってもよい。
【0019】
さらには、紐状体が挿通可能な環状挿通孔は必ずしも必要ではなく、フィルタの周縁部の複数箇所(例えば、3〜10箇所、特に4〜10箇所)で、紐状体が伸縮又は挿通可能な形態で、紐状体と一体化してもよい。図3は、本発明のフィルタ装置の使用状態の他の例を示す概略裏面図である。例えば、図3に示されるように、金属製フィルタ21のフロント面よりもサイズが大きく、平面方形状のフィルタ22のうち少なくとも4つのコーナー部(好ましくはさらに各辺に対応する周縁部の少なくとも一箇所)の挿通部24に、方形リング状などの紐状体23を挿通させてもよい。このようなフィルタ装置であっても、取り付け状態では、金属製フィルタ21の裏面で紐状体23が収縮し、フロント面のフィルタ22には緊張力又は牽引力が作用するので、フィルタ22を高い密着性で金属製フィルタ21に密着させることができ、フィルタが金属製フィルタから遊離したり脱落することがない。
【0020】
さらに、紐状体は、金属製フィルタ又はフィルタ要素のフロント面でフィルタを緊張させて金属製フィルタ又はフィルタ要素に取付け可能であればよく、前記フィルタの周縁部に取付けられたリング状紐状体に限定されない。例えば、フィルタのコーナー部などの複数適所に取付けられ、かつ金属製フィルタ又はフィルタ要素に対して係止可能なリング状紐状体(特に伸縮性紐状体)であってもよく、一方の端部がフィルタの複数の適所(フィルタの周縁部の複数箇所、方形状フィルタでは少なくとも4つのコーナー部又はその内方域の部位など)に取り付けられ、他方の端部が金属製フィルタ又はフィルタ要素の裏面に固定又は仮止め可能な部材に連結された紐状体(伸縮性紐状体)などであってもよい。
【0021】
レンジフードのフード部の排気口には、種々の金属製フィルタが着脱可能に装着でき、金属製フィルタは、排気口への装着性を高めるため、通常、プレート状であり剛性を有する。金属製フィルタは、鉄系金属(ステンレススチールなど)、アルミニウムなどの種々の金属で形成できる。
【0022】
なお、排気口に対する金属製フィルタ又はフィルタ要素の着脱可能な機構は、特に制限されず、例えば、排気口の上部に形成され、かつ金属製フィルタ又はフィルタ要素の上端部が挿入可能な溝又はスリットと、この溝又はスリットに設けられた付勢部材(板バネなどのスプリングなど)と、排気口の下部に形成され、かつ前記金属製フィルタ又はフィルタ要素の下端部が挿入可能な溝とで構成できる。このような機構では、金属製フィルタ又はフィルタ要素の上端部を排気口の上部の溝又はスリットに入れて押上げ、金属製フィルタ又はフィルタ要素の下端部を下部の溝に入れるだけで簡単に装着できる。
【0023】
なお、必要であれば、金属製フィルタの裏面の周縁部のうち適当箇所に面ファスナなどの仮止め手段を取り付け、平面状フィルタの周縁部を、金属製フィルタの裏面において、全周に亘り密着させることも可能である。
【0024】
本発明は、種々のレンジフード、例えば、フード部10aが固定されているレンジフード、前記のようにフード部10aが引出し可能なレンジフード、フード部がガスコンロなどの調理部の上方において前後方向へスライド可能なレンジフードなどに適用できる。さらに、レンジフードは、浅形のレンジフードや深形のレンジフードであってもよい。
【0025】
【発明の効果】
本発明では、レンジフードにおいて、サイズ,取付け角度の異なる種々のレンジフードの金属製フィルタ又はフィルタ要素に対して、フィルタを緊張させて簡便かつ容易に取付けでき、交換も容易である。しかも、フィルタが金属性フィルタ又はフィルタ要素から遊離するのを防止でき、レンジフードの汚染を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のフィルタ装置の使用状態の一例を示す斜視図である。
【図2】図2は図1のフィルタ装置をレンジフードの排気口に取付ける状態を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明のフィルタ装置の使用状態の他の例を示す概略裏面図である。
【符号の説明】
1…フィルタ装置
2,22…フィルタ
3,23…紐状体
4,24…挿通孔
10…レンジフード
10a…フード部
11…金属製フィルタ
11a,11b,11c…金属製フィルタ要素
Claims (3)
- レンジフードのフード内の排気口に着脱可能に配設されている金属製フィルタを覆うためのフィルタ装置であって、前記金属製フィルタのフロント面をカバー可能なフィルタと、このフィルタの周縁部に取り付けられ、かつフィルタを、前記フロント面で緊張させて前記金属製フィルタに取付けるためのリング状伸縮性紐状体とで構成されており、前記金属製フィルタは剛性で方形プレート状に形成されているとともに、上端部が排気口の上部に形成された溝又はスリットに挿入可能であり、下端部が排気口の下部に形成された溝に挿入可能であり、前記フィルタは、不織布で構成されているとともに、金属製フィルタのフロント面を被包可能なサイズを有し、かつ前記金属製フィルタに対応した相似形状の平面方形状に形成されており、金属製フィルタの裏面での紐状体の収縮により、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させて、金属製フィルタに対してフィルタを取り付け、レンジフードの換気口に装着できるフィルタ装置。
- レンジフードのフード内の排気口に着脱可能に配設され、かつ剛性で方形プレート状に形成された複数の金属製フィルタ要素で構成された金属製フィルタを覆うためのフィルタ装置であって、前記複数の金属製フィルタ要素の全体又は個別の金属製フィルタ要素を被包可能なフィルタと、このフィルタの周縁部を収縮可能な紐状体とで構成されており、前記紐状体は、収縮率5〜60%の伸縮性紐状体で形成されている請求項1記載のフィルタ装置。
- 金属製フィルタ又はフィルタ要素のフロント面よりもサイズが大きく、平面方形状のフィルタのうち4つのコーナー部と各辺に対応する周縁部の少なくとも一箇所との挿通孔に伸縮性紐状体が挿通しており、フィルタの取付状態では、金属製フィルタ又はフィルタ要素の裏面において伸縮性紐状体を収縮させ、前記フロント面のフィルタに緊張力又は牽引力を作用させる請求項1又は2記載のフィルタ装置。
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JPH11300130A JPH11300130A (ja) | 1999-11-02 |
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- 1998-04-27 JP JP11748998A patent/JP3597700B2/ja not_active Expired - Lifetime
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