JP3597593B2 - インテリア基材のプリント方法、インテリア基材 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はインテリア基材を捺染方式によりプリントすることに関する。詳細には、立体的に厚みのあるインテリア基材に対し、捺染方式によって染料捺染色糊をプリントした際に、基材の深部にまで均一に染料を浸透させることにより、インテリア基材の表面から深部まで均一にプリントし、かつ尖鋭性良好なプリントパターンが得られるインテリア基材のプリント方法及びこの方法でプリントされたインテリア基材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来インテリア基材のプリントは捺染方式等によって行われている。すなわち、インテリア基材(布はく、カーペット基材、紙等)に適度に粘度の高い染料捺染色糊をプリントし、絵際が比較的シャープな(尖鋭性良好)なプリント物を得ていた。
しかしながら、従来方法はインテリア基材の表面上(平面上)での尖鋭性良好なパターンは得られるが、少し立体的な構造体を持った厚みのある基材(凹凸のある基材)やモケットのような毛足の長い厚みのある基材の場合、粘度のある染料捺染色糊は深部にまで浸透しにくく、表面から深部に至るまで均一にプリントされた(浸透効果良好)価値あるプリント物は得られない。
この様なインテリア基材を深部まで染色させる手段として、事前にべた染め等の方法でベース色を染色した後更にスクリーン捺染方式でインテリア基材表面を染色する方法が既に一般的に実施されており、他の方法としては、スクリーン捺染においてスキージ速度を大幅に低下させ染料捺染色糊を浸透させる方法、染料捺染色糊の粘度を大幅に低下させ色糊の浸透性をアップする方法などが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ベース色をべた染めした後更にインテリア基材表面を染色させる方法では、ベース色の上に染色するため染料本来の色が出しずらく、更に二度塗りを行うためコストアップとなるといった問題点があった。一方、スキージ速度を大幅に低下させる方法は、浸透性は向上するものの生産性の大幅な低下を招くといった問題点あり、また染料捺染色糊の粘度を大幅に落とす方法は、染料捺染色糊の粘度が低すぎるため色糊がスクリーン上で広がってしまい必要としない部分まで染色されたり、スクリーンの一部を通じて多量の染料捺染色糊がインテリア基材に供給されてしまい絵柄がにじんだり絵柄が得られなかったりするため現実化にはいたっていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記問題をかんがみ鋭意検討した結果、インテリア基材に事前に水を含浸させ、特定の含水状態で染料捺染色糊を捺染方式でプリントすることにより、少し立体的な構造を持った厚みのある基材(凹凸のある基材)やモケットのような毛足の長い厚みのある基材に対しても、表面から深部に至るまで均一にプリントされた(浸透効果良好、)価値あるプリント物が得られることを見い出し本発明に至った。
すなわち、厚みのあるインテリア基材に捺染方式によりプリントするに際し、該インテリア基材に水を含浸させ、インテリア基材の含水率が10〜250重量%の状態で、粘度1,000〜20,000CPS(20℃)の染料捺染色糊(C)をプリントし、加熱発色させるインテリア基材のプリント方法であって、該インテリア基材に含浸させる水がシリコン系界面活性剤及びフッ素系界面活性剤から選ばれる界面活性剤を20.0重量%以下を含有する水であることを特徴とするインテリア基材のプリント方法並びにこの方法により厚みのある基材の表面から深部にいたるまで均一にプリントされたインテリア基材である。
【0005】
本発明の方法では、該インテリア基材に事前に水を含浸させ、インテリア基材の重量に対する水の含水率が通常10〜250重量%、好ましくは、50〜200重量%の状態として染料捺染色糊をプリントする。水の含水率が、10重量%未満で染料捺染色糊をプリントした場合は、該インテリア基材の深部への染料捺染色糊の浸透性が悪く、深部までプリントされたインテリア基材が得られない。一方、水の含水率が250重量%を越えると、該インテリア基材表面で染料捺染色糊がにじんでしまい、捺染の絵際のシャープ性(尖鋭性)が得られない。
【0006】
本発明において、該インテリア基材に水を含浸させる方法は、該インテリア基材が所定量の含水率となる方法であればいずれでも良く、例えば、必要量の水を該インテリア基材にパッディング法、ディッピング法、スプレー法、プリント法などで添加する方法。上記のいずれかの方法により過剰量の水を添加した後、乾燥して該インテリア基材の含水率を調整する方法などを例示することができる。
【0007】
本発明において、該インテリア基材に含浸させる水は通常の水で良いが、染料捺染色糊の浸透性を更に向上させる目的で、界面活性剤を含有した水を用いても良い。この界面活性剤は、染料捺染色糊の浸透性向上や表面張力の低下に効果があり、使用する染料による染色に悪影響を及ぼさない界面活性剤であればいずれでも良く、実際には染料捺染色糊の染料の種類、粘度によっても適当な界面活性剤は異なるが、例えば下記の界面活性剤を例示することができる。
(i)シリコン系界面活性剤;ジメチルシロキサンメチル(ポリオキシエチレン)共重合体、ジメチルシロキサンメチル(ポリオキシプロピレン)共重合体、ジメチルシロキサンメチル(オリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン)共重合体など
(ii)フッ素系界面活性剤;フルオロアルキルカルボン酸、N−パーフルオロオクタンスルホニルグルタミン酸ジナトリウム、3−[フルオロアルキルオキシ]−1−アルキルスルホン酸ナトリウム、3−[フルオロアルカノイル−N−エチルアミノ]−1−スルホン酸ナトリウム、パーフルオロオクタンスロホン酸ジエタノールアミド、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロアルキルスルホンアミドプロピルトリメチルチルアンモニウム塩、モノパーフルオロアルギルエチルリン酸エステル、リン酸ビス(N−パーフルオロオクチルスルホニル−Nーアミノエチル)など
水中の界面活性剤の含量は、通常20重量%以下、好ましくは、10重量%以下である。界面活性剤の含量が20重量%を越えると、染料捺染色糊がにじんでしまい、捺染の絵際のシャープ性(尖鋭性)が得らず、また染色にも悪影響を及ぼす場合がある。
【0008】
本発明において用いられる捺染方式はスクリーン捺染、ローラー捺染等任意の方式を用いることができる。その方式は例えば「浸染・捺染」[昭和42年11月30日初版発行、(株)地人書館]第153〜270頁、「捺染用色糊の調液法」[昭和54年2月1日初版発行、(株)繊維研究者]第38〜272頁に詳細に記載されている。
【0009】
(1)スクリーン捺染
スクリーン捺染はスクリーン捺染機を用いて捺染するものである。捺染台の側面にレールを取り付け、この上を型枠の取り付け装置、スケージの摺動装置、移動用動力等を装備した捺染車を電気的に走行させる。レールには定められたピッチに従って捺染車を停止させるストッパーがあり、停止後型枠は降下し、生地の厚さに応じて定められた回数スケージングを行い型枠は上昇して捺染車は始動する。以上の操作を反復し1色づつ捺染してゆく。
(2)ローラー捺染
ローラー捺染はローラー捺染機(片面式、両面式、間欠式)を用いて捺染するものであるが、銅製ロールに凹刻し、この凹部に捺染色糊を供給し、生地上に押印する方式で、一種の凹版印刷である。
これら捺染方式は本発明に於ては適宜選択して採用することができる。
【0010】
本発明において用いられる染料捺染色糊(C)は、水に溶解させた糊剤に染料を溶解させた粘性を有する組成物である。糊剤としては、アルギン酸ソーダ、カラーゲナン、キチンなどの海産物系糊剤;小麦粉澱粉、ブリティッシュガムなどの澱粉系糊剤;アラビアガム、ローカストビーンガム、グアーガムなどのガム系糊剤;メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどの繊維素系糊剤;ポリビニールアルコール、アクリル酸共重合体などの合成糊剤があげられる。
糊剤は使用する染料、染料の発色性、絵際のシャープ性(尖鋭性)などによって使い分け、或は2種以上併用することもある。
【0011】
染料捺染色糊(C)に用いる染料としては該インテリア基材に対し染着可能な染料を用いることが必要であり、この染料としては酸性染料、直接染料、反応染料、カチオン染料、分散染料などがあげられる。
【0012】
染料捺染色糊(C)を構成する染料は使用する繊維素材に対応して変更させなければならない。たとえば、インテリア基材を構成する繊維素材がポリエステル、アセテート繊維である場合は染料捺染色糊は分散染料を用いて構成される。 インテリア基材を構成する繊維素材が羊毛、絹、ポリアミド、綿、レーヨンなどアニオン性染料可染素材の場合は染料として、直接染料、酸性染料、反応染料などのアニオン性染料が適用される。また、アクリル繊維やカチオン可染ポリエステル系繊維などのカチオン性染料可染素材の場合は染料としてカチオン染料が適用される。
【0013】
分散染料としては、アゾ系、アンスラキノン系、ニトロジフェニルアミン系、ナフタルイミド系、ナフトキノンイミド系、メチン系などがあげられる。具体的には新版染料便覧(発行所:丸善株式会社)第725〜816頁記載の染料があげられる。直接染料としては、アゾ系、スチルベン系、チアゾール系、ジオキサジン系、フタロシニアン系などがあげられる。具体的には、同染料便覧317〜396頁記載の染料があげられる。酸性染料としては、アゾ系、アントラキノン系、トリフェニルメタン系、キサンチン系などがあげられる。具体的には、同染料便覧393〜526頁記載の染料があげられる。反応染料としては、アゾ系、アントラキノン系、フタロシアニン系染料などがあげられる。カチオン染料としては、具体的には同染料便覧529〜562頁記載の染料があげられる。
【0014】
染料捺染色糊(C)には糊剤および染料以外に軟化剤(無水第三リン酸ソーダ、ピロリン酸四ソーダ、トリポリリン酸ソーダなどのポリリン酸塩、EDTA、ゼオライト等)、染料溶解剤(チオジエチレングリコール、ジメチルホルムアミドなど)、消泡剤(2−エチルヘキシルアルコール、シリコーン化合物など)、染色助剤(浸透剤、均染剤、緩染剤など)、保湿剤(グリセリン、尿素、ピロリドンカルボン酸ソーダなど)等の添加剤が配合される。
【0015】
本発明の捺染方式に用いられる染料捺染色糊の粘度は、1,000〜20,000cps(20℃)である。好ましくは2,000〜10,000cps、特に好ましくは3,000〜8,000cpsである。粘度が1,000cps未満の場合、捺染の絵際のシャープ性(尖鋭性)が得られず、また染料捺染色糊が捺染機のスクリーン上などで広がってしまい必要な部分だけの捺染が行えない。一方、20,000cpsを越えると、インテリア基材の深部にまで均一に染料が浸透(浸透性)しない。
【0016】
本発明に於ける厚みのあるインテリア基材としては織物、編物、不織布等の布はく;起毛布、植毛布等のモケット布、織カーペット、編カーペット、タフテッドカーペット、スティッチドオンパイルカーペット、ボンデッドパイルカーペット、フロックドカーペット、ノッテドパイルカーペット等のカーペット基材;洋紙、和紙等の紙などをあげることができる。
【0017】
これらの布はくやカーペット基材の繊維素材としては、任意の合成繊維(ポリエステル、ポリアミド、アクリル繊維など)、半合成繊維(アセテート、レーヨンなど)、天然繊維(綿、絹、羊毛など)、これらの混合品(混紡品、交撚品、交編織品)などすべての繊維素材を適応することができる。
【0018】
本発明の方法では、染料捺染色糊(C)を捺染方式によりプリントし、次いでインテリア基材に付与させた染料を蒸熱または乾熱処理により加熱発色させる。加熱発色条件は使用される染料の種類や被染着体の種類によって異なるが、蒸熱する場合、100〜130℃で10〜30分、乾熱する場合、180〜210℃で1〜5分処理する。続いて未染着染料色糊及び界面活性剤などを除去するためにソーピングまたは還元洗浄を行い、最後に必要に応じて仕上げ処理(撥水加工、防汚加工、防燃加工、防カビ加工等)をする。
【0019】
本発明の方法によりプリントされた厚みのあるインテリア基材は天井材、壁材、床材(カーペットも含む)、壁掛け材、カーテン類、ブラインド類、照明傘、車両座席シート(カーシートを含む)、航空機や船舶等の座席シートなどに用いられる。
【0020】
以下、実施例により更に説明するが本発明はこれに限定されるものではない。以下に於て%は重量%を示し、性能評価は次の通りである。
1.尖鋭性試験
捺染方式にて幾何学模様をプリントし、絵際のシャープ性(尖鋭性)を肉眼判定した。
◎:全くにじむことなくプリントされていて模様の細線が鮮明である。
○:にじむことなくプリントされて模様の細線が鮮明である。
△:若干にじんでプリントされていて模様の細線が不明確である。
×:にじんでプリントされ模様の細線が全く認められない。
2.浸透性試験
捺染方式にてベタプリント、乾燥し、そのプリント表面(a)と表面から2mmパイルをカットした内面(b)の明度(L値)をMulti SpectroMSC−2[スガ試験機(株)製]にて測定し、その中心部の(a)と(b)の色差(ΔE)を算出した。
色差(ΔE)の数値の小さいもの程(a)の明度により近いことを示し、深部にまで染料が浸透しプリント(浸透性良好)されていることを示す。−印は全く染着されていないことを示す。
3.ビルドアップ性
2のプリント表面の明度、L値(5カ所の平均値)を算出した。数値の小さい程、ビルドアップ性良好であることを示す。
【0021】
参考例1
ポリエステルパイル(目付量600g/m2,パイル長5mm)に水をハディング処理し、ゴムロールで圧搾処理(圧搾率100%/対基材100%付着)して-、含水したインテリア基材(含水率100%)とした。
上記の基材を捺染方式にて下記条件でプリントして、本発明のプリントされたインテリア基材を得た。
Figure 0003597593
(捺染方式と条件)
1)プリント
スクリーン捺染(スキージ速度:10m/分)
2)発色
蒸熱:130℃、30分
3)p 還元洗浄
ハイドロサルファイト 0.1%水溶液
苛性ソーダ 0.1%水溶液
90℃、10分間洗浄、水洗
4)乾燥:85℃、5分間
【0022】
実施例1
ナイロンカーペット(目付量600g/m2,パイル長4mm)に、サンシリコンMー84(水溶性シリコン系界面活性剤、ジメチルシロキサンエチレンオキサイド共重合体、三洋化成工業製品)の3%水溶液をスプレー添加(90重量%/基材)して、含水したインテリア基材(含水率87%)を得た。
上記の基材を捺染方式にて下記条件でプリントして本発明のプリントされたインテリア基材を得た。
Figure 0003597593
(捺染方式と条件)
1)プリント
スクリーン捺染(スキージ速度:15m/分)
2)発色
蒸熱:105℃、20分
3)ソーピング
・イオネットSA−D[三洋化成工業製品] 0.1%水溶液
・苛性ソーダ 0.1%水溶液
80℃、10分間洗浄、水洗
4)乾燥:85℃、5分間
【0023】
比較例1
参考例1とおなじポリエステルパイルを、水を添加せず(含水率0%)そのまま染料プリント用インテリア基材として使用し、参考例1と同様の捺染方式、条件でプリントを行った。
【0024】
比較例2
実施例1とおなじ方法で含水しインテリア基材を作成した。次いで、含水したインテリア基材を100℃で30分間乾燥して、インテリア基材の含水率を2%に低下させた。この乾燥したインテリア基材を実施例1と同様の捺染方式、条件でプリントを行った。
【0025】
比較例3
参考例1とおなじポリエステルパイルに、水を添加せず(含水率0%)そのまま使用し、また染料捺染色糊が糊剤を除いた染料捺染溶液(粘度:10CPS)を用いた以外は参考例1と同様の捺染方式、条件でプリントを行った。
実施例1 及び比較例1〜2の結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
Figure 0003597593
【0027】
表1の評価結果から明らかの様に、本発明のフリント方法によりプリントされた厚みのあるインテリア基材は、基材の深部に至るまで(浸透性に優れる)均一に染料がしみわたりプリントできた。また尖鋭性、ビルドアップ性も良好であった。
【0028】
【発明の効果】
本発明の方法により、は立体的な構造体を持った厚みのある基材(凹凸のある基材)やモケットのような毛足の長い厚みのある基材に対しても、基材の表面から深部に至るまで均一にプリントされた(浸透効果良好)価値あるプリント物を得ることができる。又尖鋭性及びビルドアップ性にも優れたものである。

Claims (3)

  1. 厚みのあるインテリア基材に捺染方式によりプリントするに際し、該インテリア基材に水を含浸させ、インテリア基材の含水率が10〜250重量%の状態で、粘度1,000〜20,000CPS(20℃)の染料捺染色糊(C)をプリントし、加熱発色させるインテリア基材のプリント方法であって、該インテリア基材に含浸させる水がシリコン系界面活性剤及びフッ素系界面活性剤から選ばれる界面活性剤を20.0重量%以下を含有する水であることを特徴とするインテリア基材のプリント方法。
  2. 前記界面活性剤がシリコン系界面活性剤である請求項1記載のインテリア基材のプリント方法。
  3. 請求項1又は2記載の方法により厚みのあるインテリア基材の表面から深部に至るまで均一にプリントされたインテリア基材。
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