JP3597488B2 - レーザ焼入れ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークの一部に焼入れを行なうレーザ焼入れ装置に係り、特に、工作機械上でワークに焼入れを行うのに好適なレーザ焼入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワークに部分的な焼入れを行うための装置として、レーザ焼入れ装置がある。従来のレーザ焼入れ装置では、加工ヘッドから照射されるレーザ光の照射方向が一定であるため、ワークの形状や焼入れ箇所、範囲など作業条件や作業方法の設定にかなりの経験が必要になる。
【0003】
レーザ焼入れするワークが大規模・多量生産である場合には、そのワーク専用のレーザ焼入れ装置を設置すれば、作業者の経験に左右されず一定品質のワークを加工することは可能である。しかし、ワークが多品種少量生産(特に、一品生産)の場合、経済的にそのワーク専用のレーザ焼入れ装置を設置することはできない。
【0004】
また、高精度が要求されるワークについては、焼入れ時の熱ひずみにより再研磨などの後工程が必要になることがある。この場合、工作機械から取り出したワークを焼入れ後再び工作機械に取り付けて加工することになり、結果として焼入れ工程の作業時間が長くなる。また、ワークを工作機械に取り付ける際の位置の再現性のバラツキで加工精度が低下してしまうことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の事情に鑑み、本発明は、特別な熟練度を必要とすることなく、しかも焼入れ工程の時間を短縮してワークの生産性を向上させることができるレーザ焼入れ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1では、ワークに対する加工を行う複数の工作機械(1、2)の加工エリアの上方を通過する形で設けられるガイド手段(16)を有し、該ガイド手段(16)に、サドル(18)を該ガイド手段(16)に沿って移動自在に設け、前記サドル(18)に、ヘッド(33)を前記複数の工作機械(1、2)の加工エリア(MA)に対して選択的に挿入退避自在に設け、前記ヘッド(33)に、レーザ光(51)を射出し得るノズル(48)を着脱自在に設け、前記ノズル(48)を着脱自在に保持し得るノズルホルダ(50a)を設け、前記ノズル(48)を前記ヘッド(33)とノズルホルダ(50a)との間で交換させるノズル交換手段(23、30、50)を設けて構成した。
【0007】
本発明のうち請求項2は、請求項1の発明において、前記工作機械の一つ(1)はマシニングセンタであり、並びに、前記工作機械の一つ(2)は数値制御旋盤である。
【0008】
本発明のうち請求項3は、請求項1の発明において、前記ノズル交換手段は、前記ノズルホルダ(50a)と前記ヘッド(33)とを相対的に近接離反自在に駆動する駆動手段を有する。
【0009】
本発明のうち請求項4は、請求項1の発明において、前記ノズルホルダ(50a)は、前記サドル(18)と共に、ガイド手段(16)に沿って移動し得るように設けられている。
【0010】
本発明のうち請求項5は、請求項1の発明において、前記ノズル交換手段は、前記ノズルホルダ(50a)が複数設けられたマガジン(50)を有している。
【0011】
本発明のうち請求項6は、前記ノズル(48)は複数設けられており、それらノズル(48、48b、48c、48d)には、レーザ光(51)の射出態様が異なる形の光路が形成されている。
【0012】
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0013】
【発明の効果】
以上の構成により、請求項1の発明では、各工作機械の加工エリアに設置されたワークに対し、ワークの焼入れ箇所に適合するノズルを装着したレーザ焼入れ機のヘッドを移動させ、ワークの所要箇所にレーザ光を照射して焼入れを行うことができるので、特別な熟練度を必要とすることなく焼入れを行いことができる。また、焼入れ時の熱ひずみにより研磨などの後工程が必要な場合も、ワークが工作機械上に設置されているので、そのまま後工程を実施することができ、工作機械にワークを取付ける際の取付位置の再現性のバラツキに起因する加工精度の低下をなくし、しかも、焼入れ工程の時間を短縮してワークの生産性を向上させることができる。また、ヘッドは複数の工作機械の加工エリアに対して選択的に挿入退避自在なことから、1台のレーザ焼入れ装置で複数台の工作機械に対して連続的に焼入れ作業を行うことができ、作業効率が高い。
【0014】
また、請求項2の発明では、請求項1の発明において、ガイド手段を複数の工作機械の加工エリアの上方を通過する形で設けたので、請求項1の発明の効果に加え、各工作機械に対するワークの搬入・搬出、工作機械のメンテナンスなどの邪魔になることがない。
【0015】
また、請求項3の発明では、請求項1の発明において、ノズル交換手段は、ノズルホルダと前記ヘッドとを相対的に近接離反自在に駆動する駆動手段を有しているので、請求項1の効果に加え、ヘッドの姿勢の自由度を上げ、複雑な形状のワークへの対応が可能になる。
【0016】
また、請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記ノズルホルダを、前記サドルと共に、ガイド手段に沿って移動し得るように設けているので、請求項1の発明の効果に加え、ノズルの交換に際してサドルをガイド手段に沿って移動させる必要がなく、ノズルの交換を短時間で行うことができ、作業性を向上させることができる。
【0017】
また、請求項5の発明では、請求項1の発明において、前記ノズル交換手段は、前記ノズルホルダが複数設けられたマガジンを有しているので、請求項1の発明の効果に加え、複数のノズルの交換を短時間で行うことができ、作業性を向上させることが出きる。
【0018】
また、請求項6の発明では、請求項1の発明において、前記ノズルは複数設けられており、それ等ノズルには、レーザ光の射出態様が異なる形の光路が形成されているので、請求項1の発明の効果に加え、焼入れ作業の対象となるワークの焼き入れ箇所に適した複数のノズルを配置することができ、より複雑な形状のワークにも対応することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明によるレーザ焼入れ装置と工作機械の配置を示す斜視図、図2は、図1におけるレーザ焼入れ装置の可動部を示す斜視図、図3は、図2におけるスリーブの駆動部を示す側面断面図、図4は、図2における加工ヘッド部の駆動機構を示す構成図、図5は、図2における加工ヘッドとマガジンの関係を示す正面図、図6は、ワークの焼入れ箇所とノズルの形状を示す斜視図である。
【0020】
同図において、それぞれ数値制御装置を備え、数値制御装置の指令によりワーク3、4を加工する工作機械としてのマシニングセンタ1と数値制御旋盤2は、それぞれが加工するワーク3、4が略同一直線上に位置させられるように配置されている。なお、マシニングセンタ1のワークに対する加工が行われる加工エリアMA内に配置されたテーブルに支持されたワーク3は、矢印X方向(もしくは直交する水平方向である矢印X、Y方向)に移動可能であり、数値制御旋盤2のワークに対する加工が行われる加工エリアMAに配置された主軸に支持されているワーク4は、矢印C方向に回転自在である。
【0021】
CAD5は、ワーク3、4を含む複数のワークの設計情報が入力されている。
【0022】
CAM6は、CAD5から加工すべきワーク3(4)の設計情報を引き出し、使用する加工装置(マシニングセンタ1、数値制御旋盤2)を指定し、ディスプレイ6a上に表示される3次元CADイメージに基づいてワーク3(4)の加工位置を指定する。さらに、キーボード6bから、加工量、加工条件(使用する工具、工具の回転速度、切込み深さ、送り速度等)と、ワーク3(4)に対する焼入れの要否、焼入れ後の再加工の要否とその加工条件などを入力し、マシニングセンタ1や数値制御旋盤2の数値制御装置へ入力する入力装置として使用される。
【0023】
CAM7は、CAD5から加工すべきワーク3(4)の設計情報を引き出し、ディスプレイ7a上に表示される3次元CADイメージに基づいて、設計図上で指定されているワーク3(4)の焼入れ位置を指定する。さらに、キーボード7bから入力されたワーク3(4)の材質(寸法)、焼入れ幅、焼入れ深さ等に基づき、予め登録されたデータベースから、レーザ出力、周波数、デューティー、アシストガス、デフォーカス量、ビーム振幅、ビーム振幅周波数、軸送り量等焼入れ作業条件を算出し、その焼入れ位置と作業条件をレーザ焼入れ装置8の数値制御装置に入力する入力装置として使用される。
【0024】
数値制御装置を備えたレーザ焼入れ装置8の本体9は、レーザ発振器とその制御手段を備えている。また、本体9には、その側面にレーザ発振機から発振されたレーザ光51を後述するガイドと平行になるように導くための一対の反射鏡10、11を備えた光路12が設けられている。なお、反射鏡11に絞り機構などにより構成されるビーム径調整装置13を設けることにより、光路12から射出されるレーザビームの径を調整することができる。
【0025】
ガイド14は、3本の支柱15により前記マシニングセンタ1と数値制御旋盤2で加工されるワーク3、4の配列と略平行になるように、それら複数の工作機械の加工エリアMAの上方を通過する形で、矢印X方向(水平方向)に配置されている。このガイド14には、ガイド手段を構成する一対のレール16と、このレール16に沿って配置されたラック17が設けられている。
【0026】
サドル18は、図2に示すように、ラック17と噛み合うピニオン(図示せず)とそれを駆動するサーボモータ19とを備え、レール16に矢印X方向に移動自在に支持されている。そして、サーボモータ19の作動によりピニオンを回転させることにより矢印X方向の任意の位置へ移動する。このサドル18には、矢印X方向から入射したレーザ光51を矢印Y方向へ射出させるための光路が形成され、その交点に反射鏡20が設けられている。また、このサドル18と光路12の間は、伸縮自在に構成された光路21が接続されている。
【0027】
スライダ22は、サドル18の下面に、サドル18の場合と同様の案内手段(図示せず)を介して前記矢印X方向と直交する矢印Y方向(水平方向)に移動自在に支持されている。このスライダ22の上面には案内手段のレールと平行にラック(図示せず)が固定されている。このラックと噛み合うピニオンを固定したサーボモータ23はサドル18に配置され、その作動によりスライダ22が矢印Y方向の任意の位置へ移動する。このスライダ22には、サドル18から矢印Y方向に射出されたレーザ光51を入射させ矢印Z方向へ射出させるための光路が形成され、その交点に反射鏡24が設けられている。なお、サドル18のレーザ光51の射出口とスライダ22のレーザ光51の入射口との間には、前記光路21と同様に伸縮自在に構成された光路(図示せず)が配置されている。
【0028】
スリーブ25は、スライダ22に矢印Z方向(鉛直方向)に摺動自在に嵌挿される上スリーブ26と、この上スリーブ26に摺動自在に嵌挿される下スリーブ27で構成されている。図3に示すように、上スリーブ26の内面には矢印Z方向に延びるラック28が設けられ、下スリーブ27には、このラック28と所定の間隔で平行に矢印Z方向に延びるラック29が設けられている。スライダ22に設けられたサーボモータ30には、ラック28と噛み合う小径のピニオン31と、ラック29と噛み合う大径(直径が小径ピニオン31の2倍)のピニオン32が設けられ、サーボモータ30が作動したとき、下スリーブ27は上スリーブ26の2倍の速さで移動するように構成されている。このスリーブ25には、スライダ22から矢印Z方向へ射出されたレーザ光51を通過させ、矢印Z方向へ射出させるための光路が形成されている。
【0029】
加工ヘッド33は、下スリーブ27の下端に、下スリーブ27の鉛直な軸心CL1を中心として矢印A方向に旋回可能に支持されたベース34と、このベース34の側面に、ベース34の旋回中心と直交する水平な中心線CL2を中心として矢印B方向に旋回可能に支持された先端部35とからなる。
【0030】
加工ヘッド33のベース34は、下スリーブ27の下端に固定される固定部36と、図4に示すように、この固定部36内に回転自在に支持された歯車37と、この歯車37に支持された可動部38と、固定部36に支持されたサーボモータ39と、歯車37と噛み合うようにサーボモータ39に固定された歯車40とからなる。そして、サーボモータ39の作動により可動部38が水平面内で鉛直な軸心CL1を中心に矢印A方向に任意の角度旋回する。このベース34には、下スリーブ27から入射する矢印Z方向のレーザ光51を水平方向に向けて射出するための光路が形成され、その交点に反射鏡41が設けられている。
【0031】
加工ヘッド33の先端部35は、可動部38の反射鏡41と対向する側面に固定される固定部42と、この固定部42に回転自在に支持された歯車43(図4参照)と、この歯車43に支持された可動部44と、固定部42に支持されたサーボモータ45と、歯車43と噛み合うようにサーボモータ45に固定された歯車46とからなる。そして、サーボモータ45の作動により可動部44が鉛直面内で水平な中心線CL2を中心に矢印B方向に任意の角度旋回する。この先端部35には、ベース34から水平方向に向けて入射するレーザ光51を鉛直方向に向けて射出するための光路が形成され、その交点には、レーザ光51に所要のビーム振幅、ビーム振幅周波数を与えるように、矢印D方向に振動自在なガルバノミラー47が反射鏡として配置されている。
【0032】
なお、図示していないが、加工ヘッド33の先端部35には、アシストガスの供給口が形成され、アシストガス供給源に接続されている。
【0033】
ノズル48は、外周にフランジ48aが形成され、加工ヘッド33の先端部35に着脱自在に支持される。このノズル48は、図4に示すように、加工ヘッド33に着脱する側に集光レンズ49を備え、軸心にガルバノミラー47で反射され垂直方向に入射してくるレーザ光51を通過させワーク3(4)に照射するための光路が形成されている。
【0034】
なお、ノズル48側には、前記加工ヘッド33の先端部35に形成されたアシストガスの供給口と連通するアシストガス供給口が形成され、ノズル47を加工ヘッド33に取り付けたとき、加工ヘッド33側のアシストガス供給口とノズル48側のアシストガス供給口が接続され、ノズル48内の集光レンズ49の下方(集光レンズ49とワーク3(4)の間)にアシストガスが供給されるようになっている。
【0035】
このノズル48は、マシニングセンタ1や数値制御旋盤2上に取り付けられたワーク3(4)の、ガルバノミラー47と対向する表面の焼入れに使用されるタイプであり、ガルバノミラー47で反射されたレーザ光51は、集光レンズ48を通してワーク3(4)上に直接照射される。
【0036】
マガジン50は、図2に示すように、図示しない案内手段により前記サドル18に矢印X方向に移動自在に支持され、図示しない駆動源により駆動される。このマガジン50には、図2及び図5に示すように、ノズル48の上部が嵌挿される平面から見てU字状の溝50bと、ノズル48のフランジ48aが嵌挿される側面から見てI字状の溝50cが形成され、Y軸方向に配列された複数のノズルホルダ50aを備えている。これらのノズルホルダ50aには、レーザ光51の射出態様がそれぞれ異なる形で光路が形成された複数種のノズル48b、48c、48dなどが着脱自在に支持されている。なお、マガジン50とその駆動源によりノズル交換手段を構成する。
【0037】
そして、CAM6により、CAD5から加工すべきワーク3(4)の設計情報を引き出し、ワーク3(4)の加工位置、加工量、加工条件(使用する工具、工具やワーク4の回転速度、切込み深さ、送り速度等)を入力し、マシニングセンタ1(数値制御旋盤2)の数値制御装置へ入力する。マシニングセンタ1や数値制御旋盤2は、数値制御装置に制御されてワーク3、4の加工を行う。
【0038】
ワーク3(4)に部分焼入れが必要な場合には、CAM7でCAD5から焼入れ加工すべきワーク3(4)の設計情報を引き出し、3次元CADイメージをそのディスプレイ上に表示させて、ディスプレイ上でワーク3(4)の焼入れ位置を指定すると共に、キーボードを介してワーク3(4)の材質(寸法)、焼入れ幅、焼入れ深さを入力する。
【0039】
CAM7は、入力された情報によって、そのメモリー内に予め登録されたデータベースに基づき、レーザ出力、周波数、デューティー、アシストガス、デフォーカス量、ビーム振幅、ビーム振幅周波数、軸送り量等焼入れ作業条件を算出し、その焼入れ作業条件をレーザ焼入れ装置8の数値制御装置に入力する。
【0040】
このとき、レーザ焼入れ装置8は、加工ヘッド33に焼入れに使用するノズル48を取り付け、マシニングセンタ1や数値制御旋盤2から加工終了信号が出力されるまで待機する。
【0041】
マシニングセンタ1もしくは数値制御旋盤2が加工終了信号を出力すると、レーザ焼入れ装置8の数値制御装置は、サーボモータ19を作動させ、サドル18をガイド14に沿って矢印X方向に、これから焼入れすべきワーク3、4が搭載された工作機械1、2の上方の所定の位置まで移動させる。次に、サーボモータ23を作動させ、スライダ22を矢印Y方向に移動させ、図1に示すように、加工ヘッド33を数値制御旋盤2の加工エリアWA内に挿入させ、ワーク4の焼入れ箇所の上方へ移動させる。次いで、サーボモータ30を作動させ、加工ヘッド33を下降させ、ノズル48の射出口48eをワーク4の焼入れ箇所に対向させる。
【0042】
この状態で、レーザ焼入れ装置8は、レーザ発振器を作動させレーザ光51を発振する。すると、発振されたレーザ光51は、光路12内の反射鏡10、11で反射されると共に、ビーム径調整装置13により所要の径に調整されて、光路21を通してサドル18に入射する。サドル18に入射したレーザ光51は、反射鏡20で反射され、図示しない光路を通してスライダ22に入射し、更にスライダ22内の反射鏡24で反射され、スリーブ25を通して加工ヘッド33のベース34に入射する。このベース34内に入射したレーザ光51は、反射鏡41で水平方向に反射され先端部35に入射しガルバノミラー47で反射された後、集光レンズ49を通しノズル48の先端の射出口48cから射出され、ワーク4に照射される。
【0043】
このとき、数値制御旋盤2がワーク4を所要の速度で回転させると、ワーク4の外周面に環状に焼き入れを行うことができる。また、ガルバノミラー47を図4の矢印D方向に振動させると、ガルバノミラー47で反射されるレーザ光51の光路が変わり、ワーク4に対するレーザ光51の集光位置をワーク4の軸方向(矢印E方向)に移動させることができるので、焼入れ箇所の軸方向の幅を変えることができる。
【0044】
また、サーボモータ39を作動させることにより、スリーブ25に対する加工ヘッド33の位置を、矢印A方向に軸心CL1を中心に旋回させる形で変えることができ、サーボモータ45を作動させることによりノズル48の角度を、中心軸CL2を中心に矢印B方向に変えることができるので、図1に示すように、ワーク3に対して斜め方向からもレーザ光51を照射することができ、的確な焼入れを行うことができる。
【0045】
ワーク4(3)の焼入れが終了すると、レーザ発振器を待機状態に移行させると共に、各サーボモータ19、23、39、45を作動させ加工ヘッド33加工エリアMAから図1上方に退避させ、所定の待機位置へ移動させる。なお、引き続き、別の工作機械で加工されたワーク3又は4の焼入れがCAM7から指令されている場合には、レーザ焼入れ装置8は、加工ヘッド33を前述と同様の手順でガイド14に沿って指令に対応するワーク3又は4に向けて移動させ、同様の焼入れ動作を行う。
【0046】
マシニングセンタ1及び数値制御旋盤2は、焼入れが終了するとワーク3、4を次工程に向けて搬出する。また、焼入れ後に追加工が指示されている場合、その指示に従って焼入れ箇所の追加工を行った後、ワーク3、4を次工程に向けて搬出する。このとき、ワーク3、4をマシニングセンタ1や数値制御旋盤2上に設置したままの状態で焼入れを行っているので、ワーク3、4をマシニングセンタ1や数値制御旋盤2に着脱する際の取付位置のバラツキによる加工誤差が発生することがなく、高精度に加工を行うことができる。また、焼入れ作業を含むワークの加工時間を大幅に短縮することができる。
【0047】
加工ヘッド33に取り付けるノズル48を交換する際には、サーボモータ30の作動によりスリーブ25を矢印Z方向に収縮させ、図5に示すように、ノズル48のフランジ48aがノズルホルダ50aの溝50cと対向する位置まで加工ヘッド33を接近上昇させると共に、サーボモータ23の作動によりスライダ22を矢印Y方向へ移動させて、図5に示すように、空席となっている所定のノズルホルダ50aとノズル48を対向させ、マガジン50をノズル48側X軸方向に移動させてノズルホルダ50aの溝50cをフランジ48aに嵌挿させる。
【0048】
この状態で、サーボモータ30を作動させスリーブ25を収縮させると加工ヘッド33がノズルホルダ50aに対して上昇離反する。一方、ノズル48はノズルホルダ50aに移動が阻止されるため、加工ヘッド33に結合していたノズル48を切り離し、ノズル48を加工ヘッド33からマガジン50へ渡すことができる。
【0049】
サーボモータ23の作動によりスライダ22を矢印Y方向に移動させ、加工ヘッド33を次に使用するノズル48の上方へ移動させる。そして、サーボモータ30の作動によりスリーブ25を伸長させ、加工ヘッド33をノズル48に嵌合させて結合する。ついで、図示しない駆動源によりマガジン50を加工ヘッド33から離反する矢印X方向に移動させると、ノズルホルダ50aがノズル48から後退してマガジン50から加工ヘッド33へノズル48を渡すことができる。なお、ノズルホルダ50aと加工ヘッド33との間の相対移動の態様は各種のものが考えられ、それの応じてその駆動系も変更されるものである。
【0050】
図6はワークの焼入れ箇所とその焼入れ箇所に適したノズルの形状を例示するものである。同図において(a)は、円筒形のワークWaにその軸心方向(矢印A、B方向)に形成された穴Whの内周面Whsに焼入れを行うのに好適な形状のノズル48bを示す。このノズル48bは、光路がL字状に形成され、その屈曲部と先端部に反射鏡52と反射鏡53が設けられ、レーザ光51はノズル48bの先端部下面から図中下方に射出されるようになっている。このような構成であるから、ノズル48bの先端部を穴Whの中に挿入して、矢印A、B方向に移動させると共に、ワークWaを数値制御旋盤2などによりその軸心を中心として旋回させて焼入れを行うことができる。
【0051】
図6(b)は、ワークWbの外周面に、ワークWbの軸心方向(矢印A、B方向)に形成されたキー溝などの溝Wiの側面Wisの焼入れ加工に好適な形状のノズル48cを示す。このノズル48cは、光路が直線状に形成され、ワークWbの溝Wiに挿入可能な大きさに形成された先端部に反射鏡53を設け、ノズル48cの軸心CL3と直交する方向にレーザ光51を射出するようになっている。このような構成であるから、ワークWbを固定した状態で、ノズル48cの先端部を溝Wiに挿入して矢印A、B方向に移動することにより、溝Wiの側面Wisに焼入れ加工することができる。
【0052】
図6(c)は、ワークWcの端面に形成された溝Wjの側面Wjsに焼入れ加工に好適な形状のノズル48dを示す。このノズル48dは、光路がL字状に形成され、その屈曲部と先端部に反射鏡52と反射鏡53が設けられ、レーザ光51はノズル48bの先端部側面から射出されるようになっている。このような構成であるから、ノズル48dの先端部を溝Wjに挿入して、その側面Wjsと平行に矢印C、D方向に移動することにより、溝Wjの側面Wjsに焼入れ加工することができる。
【0053】
前記図6で示した各ノズル48b、48c、48dを使用する場合においても、ガルバノミラー47を振動させることによりレーザ光51の照射位置を振動させることができ、レーザ光51の集光径より広い幅で焼入れを行うことができる。なお、図6では、3種類のノズルの形状を示したが、ノズルの形状はこれらに限定されるものではなく、焼入れ加工部の形状に合わせて適宜形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ焼入れ装置の設置状態を示す斜視図。
【図2】図1におけるレーザ焼入れ装置の可動部を示す斜視図。
【図3】図2におけるスリーブの駆動部を示す側面断面図。
【図4】図2における加工ヘッド部の駆動機構を示す構成図。
【図5】図2における加工ヘッドとマガジンの関係を示す正面図。
【図6】ワークの焼入れ箇所とノズルの形状を示す斜視図。
【符号の説明】
1…マシニングセンタ
2…数値制御旋盤
16…ガイド手段(レール)
18…サドル
33…加工ヘッド
48…ノズル
50…マガジン
50a…ノズルホルダ
51…レーザ光
MA…加工エリア
Claims (6)
- ワークに対する加工を行う複数の工作機械の加工エリアの上方を通過する形で設けられるガイド手段を有し、
該ガイド手段に、サドルを該ガイド手段に沿って移動自在に設け、
前記サドルに、ヘッドを前記複数の工作機械の加工エリアに対して選択的に挿入退避自在に設け、
前記ヘッドに、レーザ光を射出し得るノズルを着脱自在に設け、
前記ノズルを着脱自在に保持し得るノズルホルダを設け、
前記ノズルを前記ヘッドとノズルホルダとの間で交換させるノズル交換手段を設けて構成した、レーザ焼入れ装置。 - 前記工作機械の一つはマシニングセンタであり、並びに、前記工作機械の一つは数値制御旋盤である、請求項1記載のレーザ焼入れ装置。
- 前記ノズル交換手段は、前記ノズルホルダと前記ヘッドとを相対的に近接離反自在に駆動する駆動手段を有する、請求項1記載のレーザ焼入れ装置。
- 前記ノズルホルダは、前記サドルと共に、ガイド手段に沿って移動し得るように設けられている、請求項1記載のレーザ焼入れ装置。
- 前記ノズル交換手段は、前記ノズルホルダが複数設けられたマガジンを有している、請求項1記載のレーザ焼入れ装置。
- 前記ノズルは複数設けられており、それらノズルには、レーザ光の射出態様が異なる形の光路が形成されている、請求項1記載のレーザ焼入れ装置。
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