JP2003320471A - 工具ホルダ及び工作機械 - Google Patents

工具ホルダ及び工作機械

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JP2003320471A
JP2003320471A JP2002130155A JP2002130155A JP2003320471A JP 2003320471 A JP2003320471 A JP 2003320471A JP 2002130155 A JP2002130155 A JP 2002130155A JP 2002130155 A JP2002130155 A JP 2002130155A JP 2003320471 A JP2003320471 A JP 2003320471A
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machine tool
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Takeshi Komine
毅 小峰
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Big Alpha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザー発振器を備え、レーザーの引き回し
距離を必要最低限にし、レーザーの出力低下を抑え、エ
ネルギー効率を向上する工具ホルダを提供する。また、
工具ホルダを交換可能であり、刻印、彫刻、焼入れ、溶
接、切断、穴開け、計測等の様々なレーザー加工及び切
削加工が行える工作機械を提供する。 【解決手段】 少なくともレーザー発振器13を備えた
工具ホルダ1である。工具ホルダの交換を行うことが可
能であり、少なくともレーザー発振器13を備えた工具
ホルダ1を着脱可能に装着する主軸101と、レーザー
発振器13に電力を供給するレーザー発振器用電源10
4を備えた工作機械100である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、レーザー発振器を
備えた工具ホルダ及びこの工具ホルダが装着される工作
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザー発振器は、加工,計
測,分析等の分野において広く用いられるようになって
いる。特に加工の分野においては、レーザー発振器から
加工が行われる部分までのレーザービームの伝送は、光
ファイバを用いて行われることが多く、レーザー発振器
は、光ファイバへの入射光学系と光ファイバとを組み合
わせて使用される。
【0003】また、レーザー加工に加えて、パンチング
加工、タッピング加工等のサブ加工を行うことが可能な
レーザー複合加工装置が提案されている。このようなレ
ーザー複合加工装置としては、例えば、特開平4−20
1142号公報に記載されたものがある。このレーザー
複合加工装置は、ワークを支持したワークキャリッジを
X軸方向に移動位置決め自在に設け、該軸ワークキャリ
ッジの上方の位置に、前記ワークキャリッジの移動方向
に直交するY軸方向に移動位置決め自在の複合加工ヘッ
ドを設けた構成を備えている。
【0004】また、近年では、例えば特開平9−220
680号公報に記載されているように、前記加工に加
え、ドリル加工、ミーリング加工等の切削加工が可能な
レーザー複合加工装置も提案されている。この公報に記
載されたレーザー複合加工装置では、レーザー加工と切
削加工の加工中心位置を同一にすると共に、複数のレー
ザー加工ヘッドと複数の切削工具とを装着したツールマ
ガジンを備えた自動工具交換装置によって、レーザー加
工ヘッドと切削工具とが交換可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレーザー発振器やレーザー複合加工装置は、レーザ
ー発振器からレーザーが到達されるべきワークに至るま
でのレーザーの引き回し距離が長く、出力低下を招くと
いう問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、少なくともレーザー
発振器を備えることで、レーザーの引き回し距離を必要
最低限にし、レーザーの出力低下を抑え、エネルギー効
率を向上することが可能な工具ホルダを提供することを
目的とする。
【0007】また、工具ホルダを交換可能であり、当該
工具ホルダを交換することで、種々の切削加工を行うこ
とができることは勿論のこと、レーザー発振器を備えた
工具ホルダの交換も可能であり、刻印、彫刻、焼入れ、
溶接、切断、穴開け、計測等の様々なレーザー加工も行
うことができる工作機械を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、工作機械主軸に装着される工具ホルダで
あって、少なくともレーザー発振器を備えた工具ホルダ
を提供するものである。
【0009】この構成を備えた工具ホルダは、レーザー
加工すべきワークにレーザ発振器を極力近づけることが
できる。したがって、レーザーの引き回し距離を必要最
低限に抑えることができ、レーザーの出力低下を防止
し、エネルギー効率を向上することができる。
【0010】また、本発明にかかる工具ホルダは、レー
ザー発振器と、当該レーザー発振器に電力を供給するレ
ーザー発振器用電源と、を備えることができる。
【0011】そしてまた、前記レーザー発振器には、前
記工作機械から電力を供給することができる。
【0012】また、レーザー発振器と、当該レーザー発
振器に電力を供給するレーザー発振器用電源と、を備え
た工具ホルダにおいては、前記レーザー発振器用電源
に、前記工作機械から電力を供給することができる。
【0013】さらにまた、前記レーザー発振器を制御す
る制御信号は、前記工作機械から供給することができ
る。
【0014】また、本発明にかかる工具ホルダは、前記
工作機械に対し着脱可能な電気的接続機構をさらに備
え、当該電気的接続機構を介して工作機側から電力を供
給することができる。
【0015】そしてまた、この電気的接続機構を介して
工作機側から前記レーザー発振器を制御する制御信号を
供給することもできる。
【0016】さらにまた、本発明にかかる工具ホルダ
は、レーザーを照射する位置を制御する位置制御機構を
さらに備えることもできる。この場合、前記位置制御機
構を制御する位置制御信号は、前記工作機械から供給す
ることができる。
【0017】そしてまた、本発明は、工具ホルダの交換
を行うことが可能な工作機械であって、少なくともレー
ザー発振器を備えた工具ホルダを着脱可能に装着する主
軸と、前記レーザー発振器に電力を供給するレーザー発
振器用電源と、を備えた工作機械を提供するものであ
る。
【0018】さらにまた、本発明は、工具ホルダの交換
を行うことが可能な工作機械であって、少なくともレー
ザー発振器と、当該レーザー発振器に電力を供給するレ
ーザー発振器用電源と、を備えた工具ホルダを着脱可能
に装着する主軸と、前記レーザー発振器用電源に電力を
供給する主電源と、を備えた工作機械を提供するもので
ある。
【0019】これらの構成を備えた工作機械は、工具ホ
ルダを交換することで、種々の切削加工を行うことがで
きることは勿論のこと、レーザー発振器を備えた工具ホ
ルダの交換も可能であるため、前記切削加工に加え、刻
印、彫刻、焼入れ、溶接、切断、穴開け、計測等の様々
なレーザー加工も行うことができる。また、この工作機
械によってレーザー加工を行う際には、レーザー発振器
を備えた工具ホルダを使用することができるため、レー
ザーの引き回し距離を必要最低限に抑えることができ、
レーザーの出力低下を防止し、エネルギー効率を向上す
ることができる。
【0020】なお、本発明でいう工具ホルダの交換は、
自動交換であってもよく、マニュアル交換(人手による
交換)であってもよい。
【0021】また、本発明にかかる工作機械は、前記レ
ーザー発振器を制御する制御信号を出力する制御信号出
力手段を備えることができる。
【0022】さらにまた、本発明にかかる工作機械は、
前記工具ホルダが、レーザーを照射する位置を制御する
位置制御機構をさらに備え、前記位置制御機構を制御す
る位置制御信号を出力する位置制御信号出力手段をさら
に備えることができる。
【0023】そしてまた、本発明にかかる工作機械は、
前記工具ホルダが第1の電気的接続機構をさらに備え、
前記第1の電気的接続機構を着脱可能であり、かつ当該
第1の電気的接続機構を介して少なくとも電力または電
気的信号を、前記工具ホルダ側に供給する第2の電気的
接続機構をさらに備えることができる。
【0024】この構成により、工具ホルダは工作機械に
対し、簡単に電気的接続及び非接続を行うことができ
る。このため、例えば、様々なタイプのレーザー発振器
を各々設けた工具ホルダを用意し、この工具ホルダを所
望により交換すれば、1つの工作機械で、刻印や彫刻、
焼入れ、溶接、切断、穴開け、計測等の様々なレーザー
加工を行うことができる。この時、ツールマガジンに、
切削工具等を保持した種々の工具ホルダも保持しておけ
ば、前記様々なレーザー加工に加え、様々な切削加工も
行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態にかか
る工具ホルダ及び工作機械について図面を参照して説明
する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1にかか
る工具ホルダ及び工作機械の概念図である。
【0026】図1に示すように、実施の形態1にかかる
工具ホルダ1は、工具ホルダ本体11と、工作機械10
0の主軸101に形成されたテーパ孔102に装着さ
れ、工具ホルダ本体11に接続されて工具ホルダ本体1
1を主軸101に固定するテーパシャンク部12と、工
具ホルダ本体11に内蔵されたレーザー発振器13と、
を備えて構成されている。
【0027】工具ホルダ本体11には、後に詳述する工
作機械100の接続用ブロック103に接続される接続
用アーム21が取付けられている。この接続用アーム2
1は、一端部が工具ホルダー本体11に、これとほぼ直
交するように連結されたL字状の角筒から構成されてい
る。この接続用アーム21の先端面(すなわち、工具ホ
ルダ1を工作機械100に装着した際に、工作機械10
0側となる面)には、接続用電極23が配設されてい
る。また、接続用アーム21の内部には、配線用通路2
2が形成されており、接続用電極23に接続された複数
のリード線24が挿通されている。この接続用電極23
は、工作機械100の接続用ブロック103の先端に配
設された接続用電極105に、着脱可能に接続可能とな
っている。一方、リード線24の他端は、レーザー発振
器13に接続されている。
【0028】レーザー発振器13は、ホルダ本体11の
先端側に内蔵されており、前述したリード線24を介し
て接続用電極23に接続されている。このレーザー発振
器13には、後に詳述するが、工作機械100側に設置
されたRF電源ユニット104から電力と制御信号が供
給される。このようなレーザー発振器13としては、例
えば、固体レーザー(例えばYAG、ルビー、ガラス
等)、半導体レーザー(例えばGaAs、InGaAs
P等)、液体レーザー(例えば色素レーザー等)、気体
レーザー(例えば、CO、エキシマ、Ar、He−N
e等)、種々のものが使用可能である。
【0029】工作機械100は、レーザー発振器13に
電力を供給するレーザー発振器用電源と、レーザー発振
器13に制御信号を出力する制御部と、を備えたRF電
源ユニット104を備えている。このRF電源ユニット
104の制御部は、後に詳述するが、外部に設置された
PCや、NC等から供給される制御信号に応じて、レー
ザー発振器13から発射されるレーザービーム14の照
射位置やエネルギー等を制御する。
【0030】また、この工作機械100の工具ホルダ装
着側には、工具ホルダ1を装着した際に、接続用アーム
21が接続される接続用ブロック103が設けられてい
る。この接続用ブロック103の先端には、工具ホルダ
1の接続用電極23が電気的に接続される接続用電極1
05が配設されている。工作機械100の内部には、配
線用通路107が形成されており、接続用電極105に
接続された複数のリード線106が挿通されている。ま
た、これらのリード線106の他端は、RF電源ユニッ
ト104に接続されている。そしてまた、RF電源ユニ
ット104には、交流電源110が接続されており、こ
こからRF電源ユニット104に電力が供給される。
【0031】また、工作機械100には、図示しない公
知の自動工具交換装置が設けられており、工具ホルダの
交換を自動的に行うことができるようになっている。
【0032】次に、実施の形態1にかかる工具ホルダ1
及び工作機械100の具体的動作について説明する。
【0033】先ず、工具ホルダ1のテーパーシャンク部
12を工作機械100のテーパー孔102に嵌合し、工
作機械100に工具ホルダ1を装着する。この時、工作
機械100の接続用ブロック103に設けられた接続用
電極105に、工具ホルダ1の接続用アーム21の先端
に形成された接続用電極23が装着され、両者が電気的
に接続される。この工具ホルダ1の装着によって、交流
電源110がON状態となり、RF電源ユニット104
に電力が供給される。この交流電源110からの電力の
供給によって、RF電源ユニット104のレーザー発振
器用電源がON状態となり、リード線106、接続用電
極105、接続用電極23及びリード線24を経て、電
力がレーザー発振器13に供給される。すなわち、交流
電源110及びRF電源ユニット104は、常時OFF
状態にあり、工具ホルダ1が工作機械100に装着され
た時(工具ホルダが自動交換された時)にON状態とな
り、電力の供給が可能になる。このため、RF電源10
4のレーザー発振器用電源のON/OFFを制御する必
要がない。
【0034】次に、予め設定されたNCプログラムに基
づいて、RF電源ユニット104の制御部に、工作機械
100のXY軸制御に基づいてレーザーON/OFF信
号を供給し、レーザー発振器13から照射されるレーザ
ービーム14の平面位置を制御(決定)する。このた
め、大きな位置移動が可能となる。
【0035】また、予め設定されたNCプログラムに基
づいて、工作機械100のZ軸が移動し、レーザー発振
器13から照射されるレーザービーム14の焦点合わせ
がなされる。すなわち、NCプログラムによって焦点合
わせが行われるため、凹凸のあるワーク111であって
も良好なレーザー加工を行うことができる。
【0036】以上の動作により、ワーク111に対する
レーザービーム14による所望の加工がなされる。この
時、レーザー発振器13が工具ホルダ1に装着されてい
るため、レーザー加工すべきワーク111にレーザ発振
器13を極力近づけることができる。したがって、レー
ザーの引き回し距離を必要最低限に抑えることができ、
レーザーの出力低下を防止し、エネルギー効率を向上す
ることができる。
【0037】その後、前記とは異なった種類のレーザー
加工を行いたい時は、そのレーザー加工を行うことがで
きるレーザー発振器を備えた工具ホルダに自動交換すれ
ばよい。また、切削加工を行う際には、所望の切削工具
が装着された工具ホルダに自動交換すればよい。
【0038】なお、実施の形態1では、工具ホルダ1の
接続用電極23を工作機械100の接続用電極105に
装着して、両者を電気的に接続した場合について説明し
たが、これに限らず、RF電源ユニット104から電力
や必要な信号を工具ホルダ1のレーザー発振器13に供
給することが可能であれば、例えば、非接触による電気
的な接続等、他の方法を採用できることは勿論である。
【0039】また、実施の形態1では、交流電源110
を常時OFF状態にしておき、工具ホルダ1のテーパー
シャンク部12を工作機械100のテーパー孔102に
装着することによってON状態にした場合について説明
したが、これに限らず、交流電源110は、常時OFF
状態にしておき、カップリング装着によってON状態に
してもよい。また、常時OFF状態にしておき、NCプ
ログラムに基づいて必要な時にON状態としてもよい。
この場合、例えば、工具ホルダ1を装着する間のみ等、
RF電源104に任意のタイミングで電力を供給するこ
とができる。
【0040】そしてまた、交流電源110は、常時ON
状態にしておいてもよい。この場合、交流電源110の
ON/OFF状態を制御する必要がないという利点があ
る。
【0041】さらにまた、実施の形態1では、RF電源
ユニット104を常時OFF状態にしておき、交流電源
110からの電力の供給によって、ON状態にした場合
について説明したが、これに限らず、RF電源ユニット
104が、それ自身にON/OFFスイッチ(図示せ
ず)を有し、このON/OFFスイッチを常時ON状態
にしておき、例えば、NCプログラムに基づいて必要な
時にOFF状態となるように設定してもよい。この場
合、例えば、レーザービーム14を照射する間のみレー
ザー発振器13に電力を供給することもできる。そして
また、RF電源ユニット104を常時ON状態にしてお
き、例えば、工具ホルダ1のテーパーシャンク部12を
工作機械100のテーパー孔102から外した時、ある
いはカップリング装着を外した時にOFF状態となるよ
うにしてもよい。この場合、工具ホルダ1を工作機械1
00に装着した時に、レーザー発振器13に電力が供給
することが可能である。
【0042】また、実施の形態1では、レーザービーム
14の照射位置を制御する位置制御機構を設けずに、レ
ーザー発振器13からレーザービーム14をワーク11
1に直射する場合について説明したが、これに限らず、
例えば、図2に示すように、レーザー発振器13からあ
る程度離れた位置に、レーザー発振器13から発振され
たレーザービーム14のXY平面における照射位置を制
御する位置制御機構15を別途設置してもよい。
【0043】この位置制御機構15は、例えば、レーザ
ービーム14の方向を変更する折り返しミラー16と、
折り返しミラー16によって反射されたレーザービーム
14の方向を変更する折り返しミラー17と、を備えて
構成されており、例えば、工作機械100に接続された
PCや、NCプログラムから供給される位置制御信号に
よって、レーザービーム14のワーク111に対する照
射位置を制御することができる。この場合、レーザービ
ーム14の照射範囲は、前述した構成に比べ小さくなる
が、レーザービーム14の移動速度が速いという利点が
ある。
【0044】レーザービーム14の焦点距離について
も、予め設定されたNCプログラムに基づいて、RF電
源ユニット104の制御部に焦点距離制御信号を供給
し、この焦点距離制御信号に基づいて、レーザー発振器
13から照射されるレーザービーム14の焦点合わせを
行ってもよい。
【0045】そしてまた、実施の形態1にかかる工具ホ
ルダ1は、前述したように工作機械100に対し分離可
能(着脱可能)であるため、様々なタイプのレーザー発
振器を各々設けた工具ホルダを用意し、公知の自動工具
交換装置のツールマガジンにこれらを保持しておけば、
任意に自動交換することができる。このように、様々な
タイプのレーザー発振器が各々設けられた工具ホルダを
所望により自動交換すれば、1つの工作機械で、刻印や
彫刻、焼入れ、溶接、切断、穴開け、計測等の様々なレ
ーザー加工を行うことができる。この時、前記ツールマ
ガジンに、切削工具等を保持した種々の工具ホルダも保
持しておけば、前記様々なレーザー加工に加え、様々な
切削加工も行うことができる。
【0046】なお、実施の形態1では、各々の工具ホル
ダ1を自動工具交換装置によって自動交換した場合につ
いて説明したが、これに限らず、工具ホルダ1は、作業
員等の手によって交換してもよい。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2にかかる
工具ホルダ及び工作機械について図面を参照して説明す
る。
【0047】図3は、本発明の実施の形態2にかかる工
具ホルダ及び工作機械の概念図である。
【0048】なお、実施の形態2では、実施の形態1に
かかる工具ホルダ1及び工作機械100と同様の部材に
は、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0049】図3に示すように、実施の形態2にかかる
工具ホルダ2の、実施の形態1にかかる工具ホルダ1と
異なる点は、工具ホルダ本体31の形状と、工作機械2
00側との電気的接続を、工具ホルダ本体31の外周面
に設置したスリップリング21を用いて行う点である。
また、工作機械200側において異なる点は、RF電源
ユニット134に、レーザー発振器13を制御するため
の信号が供給される制御部を設けず、RF電源ユニット
134を介さずに外部から制御信号をレーザー発振器1
3に直接供給するようにしたことである。
【0050】より具体的には、工具ホルダ2は、工具ホ
ルダ本体31と、工具ホルダ本体31に接続されて工具
ホルダ本体31を工作機械200の主軸101に固定す
るテーパシャンク部12と、工具ホルダ本体31に内蔵
されたレーザー発振器13と、を備えて構成されてい
る。
【0051】工具ホルダ本体31は、主軸101方向の
略中央部分に、テーパーシャンク部12側に向けて径が
小さくなるよう構成された傾斜面33に、スリップリン
グ32が形成されている。工具ホルダ本体31の内部に
は、配線用通路34が形成されており、スリップリング
32に接続された複数のリード線24が挿通されてい
る。なお、リード線24の他端は、実施の形態1と同様
にレーザー発振器13に接続されている。
【0052】工作機械200は、レーザー発振器13に
電力を供給するレーザー発振器用電源を備えたRF電源
ユニット134を備えている。工作機械200の工具ホ
ルダ装着側には、工具ホルダ2を装着した際に、工具ホ
ルダ2のスリップリング32と電気的に接続される接続
用アーム135が接続されている。この接続用アーム1
35の先端には、工具ホルダ2のスリップリング32と
電気的に接続される接続用電極136が配設されてい
る。接続用アーム135の内部には、配線用通路137
が形成されており、接続用電極137に接続された複数
のリード線106が挿通されている。これらのリード線
106の一部は、RF電源ユニット134に接続されて
いる。また、RF電源ユニット134には、交流電源1
10が接続されており、ここからRF電源ユニット13
4に電力が供給される。一方、他のリード線106は、
外部に設置されたPCやNCに接続され、これらの装置
からレーザー発振器13を制御するための信号が直接供
給される。
【0053】また、工作機械200には、図示しない公
知の自動工具交換装置が設けられており、工具ホルダの
交換を自動的に行うことができるようになっている。
【0054】次に、実施の形態2にかかる工具ホルダ2
及び工作機械200の具体的動作について説明する。
【0055】先ず、実施の形態1と同様に、工具ホルダ
2を工作機械200に装着する。この時、工作機械20
0の接続用アーム137に設けられた接続用電極136
が、工具ホルダ2のスリップリング32と電気的に接続
可能となる。この工具ホルダ2の装着によって、交流電
源110がON状態となり、RF電源ユニット134に
電力が供給される。この交流電源110からの電力の供
給によって、RF電源ユニット134のレーザー発振器
用電源がON状態となり、リード線106、接続用電極
136、スリップリング32及びリード線24を経て、
電力がレーザー発振器13に供給される。
【0056】また、実施の形態1と同様に、予め設定さ
れたNCプログラムに基づいて、レーザー発振器13か
ら照射されるレーザービーム14の平面位置が制御(決
定)される。
【0057】以上の動作により、ワーク111に対する
レーザービーム14による各種加工がなされる。この
時、レーザー発振器13が工具ホルダ2に装着されてい
るため、レーザー加工すべきワーク111にレーザ発振
器13を極力近づけることができる。したがって、レー
ザーの引き回し距離を必要最低限に抑えることができ、
レーザーの出力低下を防止し、エネルギー効率を向上す
ることができる。
【0058】また、実施の形態2にかかる工具ホルダ2
は、工作機械200側との電気的接続にスリップリング
32を用いたため、工作機械200に対して工具ホルダ
本体31が回転したとしても、電気的接続に悪影響を及
ぼすことがない。
【0059】なお、交流電源110のON/OFF状態
や、RF電源ユニット134のON/OFF状態、及び
これらの切換タイミングは、実施の形態1に準じて行う
ことができる。
【0060】そしてまた、実施の形態2においても、図
2に示すような位置制御機構15を別途設置し、実施の
形態1と同様の操作を行ってもよい。
【0061】レーザービーム14の焦点距離について
も、予め設定されたNCプログラムに基づいて、レーザ
ー発振器13の制御部に焦点距離制御信号を供給し、こ
の焦点距離制御信号に基づいて、レーザー発振器13か
ら照射されるレーザービーム14の焦点合わせを行って
もよい。
【0062】さらにまた、実施の形態2においても、工
具ホルダの交換を行うことで、1つの工作機械で、刻印
や彫刻、焼入れ、溶接、切断、穴開け、計測等の様々な
レーザー加工を行うことができるし、前記ツールマガジ
ンに、切削工具等を保持した工具ホルダも保持しておけ
ば、前記様々なレーザー加工に加え、切削加工も行うこ
とができることは勿論である。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3にかかる
工具ホルダ及び工作機械について図面を参照して説明す
る。
【0063】図4は、本発明の実施の形態3にかかる工
具ホルダ及び工作機械の概念図である。
【0064】なお、実施の形態3では、実施の形態1に
かかる工具ホルダ1及び工作機械100と同様の部材に
は、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0065】図4に示すように、実施の形態3にかかる
工具ホルダ3の、実施の形態1にかかる工具ホルダ1と
異なる点は、工具ホルダ本体11にRF電源44を内蔵
した点である。また、工作機械300側において異なる
点は、RF電源ユニットが設置されていない点である。
【0066】より具体的には、実施の形態3にかかる工
具ホルダ3は、工具ホルダ本体11と、工具ホルダ本体
11に接続されて工具ホルダ本体11を工作機械300
の主軸101に固定するテーパシャンク部12と、工具
ホルダ本体11に内蔵されたレーザー発振器13と、レ
ーザー発振器13に電力を供給するRF電源44と、を
備えて構成されている。
【0067】RF電源44には、接続用電極23から延
びたリード線24が接続されており、さらにRF電源4
4から延びたリード線24がレーザー発振器13に接続
されている。
【0068】工作機械300は、RF電源44に電力を
供給する交流電源110を備え、工作機械300の工具
ホルダ装着側には、工具ホルダ3を装着した際に、接続
用アーム21が接続される接続用ブロック103が設け
られている。この接続用ブロック103の先端には、工
具ホルダ3の接続用電極23が電気的に接続される接続
用電極105が配設されている。工作機械300の内部
には、配線用通路107が形成されており、接続用電極
105に接続された複数のリード線106が挿通されて
いる。また、これらのリード線106の一部は、交流電
源110が接続されており、交流電源110からこれら
のリード線106を介してRF電源44に電力が供給さ
れる。一方、他のリード線106は、外部に設置された
PCやNCに接続され、これらの装置からレーザー発振
器13を制御するための信号が、RF電源44を介して
レーザー発振器13に供給される。
【0069】また、工作機械300には、図示しない公
知の自動工具交換装置が設けられており、工具ホルダの
交換を自動的に行うことができるようになっている。
【0070】次に、実施の形態3にかかる工具ホルダ3
及び工作機械300の具体的動作について説明する。
【0071】先ず、実施の形態1と同様に、工具ホルダ
3を工作機械300に装着すると、工作機械300の接
続用ブロック103に設けられた接続用電極105に、
工具ホルダ1の接続用アーム21の先端に形成された接
続用電極23が装着され、両者が電気的に接続される。
【0072】この工具ホルダ3の装着によって、交流電
源110がON状態となり、リード線106、接続用電
極105、接続用電極23及びリード線24を介してR
F電源44に電力が供給される。この交流電源110か
らの電力の供給によって、RF電源44がON状態とな
り、電力がレーザー発振器13に供給される。
【0073】また、実施の形態1と同様に、予め設定さ
れたNCプログラムに基づいて、レーザー発振器13か
ら照射されるレーザービーム14の平面位置が制御(決
定)される。
【0074】以上の動作により、ワーク111に対する
レーザービーム14による各種加工がなされる。この
時、レーザー発振器13が工具ホルダ3に装着されてい
るため、レーザー加工すべきワーク111にレーザ発振
器13を極力近づけることができる。したがって、レー
ザーの引き回し距離を必要最低限に抑えることができ、
レーザーの出力低下を防止し、エネルギー効率を向上す
ることができる。
【0075】なお、交流電源110のON/OFF状態
や、RF電源ユニット134のON/OFF状態、及び
これらの切換タイミングは、実施の形態1に準じて行う
ことができる。
【0076】そしてまた、実施の形態3においても、図
2に示すような位置制御機構15を別途設置し、実施の
形態1と同様の操作を行ってもよい。
【0077】レーザービーム14の焦点距離について
も、予め設定されたNCプログラムに基づいて、RF電
源44に焦点距離制御信号を供給し、この焦点距離制御
信号に基づいて、レーザー発振器13から照射されるレ
ーザービーム14の焦点合わせを行ってもよい。
【0078】また、実施の形態3においても、工具ホル
ダを交換することにより、1つの工作機械で、刻印や彫
刻、焼入れ、溶接、切断、穴開け、計測等の様々なレー
ザー加工を行うことができるし、前記ツールマガジン
に、切削工具等を保持した工具ホルダも保持しておけ
ば、前記様々なレーザー加工に加え、切削加工も行うこ
とができることは勿論である。 (実施の形態4)次に、本発明の実施の形態4にかかる
工具ホルダ及び工作機械について図面を参照して説明す
る。
【0079】図5は、本発明の実施の形態4にかかる工
具ホルダ及び工作機械の概念図である。
【0080】なお、実施の形態4では、実施の形態3に
かかる工具ホルダ3及び工作機械300と同様の部材に
は、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0081】図5に示すように、実施の形態4にかかる
工具ホルダ4の、実施の形態3にかかる工具ホルダ3と
異なる点は、工具ホルダ本体51の形状と、工具ホルダ
51に内蔵したレーザー発振器53に、レーザービーム
14の照射位置を制御する位置制御機構55を設けた点
である。
【0082】より具体的には、実施の形態4にかかる工
具ホルダ4は、工具ホルダ本体51と、工具ホルダ本体
51に接続されて工具ホルダ本体51を工作機械300
の主軸101に固定するテーパシャンク部12と、工具
ホルダ本体51に内蔵されたレーザー発振ユニット53
と、レーザー発振ユニット53に電力を供給するRF電
源44と、を備えて構成されている。
【0083】工具ホルダ本体51は、略円筒形を有して
いる。工具ホルダ本体51に内蔵されたレーザー発振ユ
ニット53は、レーザー発振器13と、レーザー発振器
13からある程度離れた位置に、レーザー発振器13か
ら発振されたレーザービーム14のXY平面における照
射位置を制御する位置制御機構55と、を備えて構成さ
れている。
【0084】位置制御機構55は、レーザービーム14
の方向を変更する折り返しミラー56と、折り返しミラ
ー56によって反射されたレーザービーム14の方向を
変更する折り返しミラー57と、を備えて構成されてい
る。この位置制御機構55は、外部のPCあるいはNC
から供給される制御信号に基づいて、折り返しミラー5
6及び57の各々の角度等を自動調整可能となってい
る。すなわち、外部のPCあるいはNCから供給される
制御信号に基づいて、レーザー発振器13から照射され
るレーザービーム14のXY平面位置が制御されるよう
になっている。なお、レーザー発振器13から照射され
るレーザービーム14の焦点合わせは、実施の形態3と
同様に行えばよい。
【0085】次に、実施の形態4にかかる工具ホルダ4
及び工作機械300の具体的動作について説明する。
【0086】先ず、実施の形態3と同様に、工具ホルダ
4を工作機械300に装着すると、工作機械300の接
続用ブロック103に設けられた接続用電極105に、
工具ホルダ1の接続用アーム21の先端に形成された接
続用電極23が装着され、両者が電気的に接続される。
【0087】この工具ホルダ4の装着によって、交流電
源110がON状態となり、リード線106、接続用電
極105、接続用電極23及びリード線24を介してR
F電源44に電力が供給される。この交流電源110か
らの電力の供給によって、RF電源44がON状態とな
り、電力がレーザー発振器13に供給される。
【0088】また、外部のPCあるいはNCから供給さ
れる制御信号に基づいて、折り返しミラー56及び57
の各々の角度を自動調整し、レーザー発振器13から照
射されるレーザービーム14の平面位置が制御(決定)
される。また、予め設定されたNCプログラムに基づい
て、RF電源ユニット104の制御部に工作機械100
のZ軸制御信号を供給し、このZ軸制御信号に基づい
て、レーザー発振器13から照射されるレーザービーム
14の焦点合わせがなされる。
【0089】以上の動作により、ワーク111に対する
レーザービーム14による各種加工がなされる。この
時、レーザー発振器13が工具ホルダ4に装着されてい
るため、レーザー加工すべきワーク111にレーザ発振
器13を極力近づけることができる。したがって、レー
ザーの引き回し距離を必要最低限に抑えることができ、
レーザーの出力低下を防止し、エネルギー効率を向上す
ることができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる工
具ホルダは、少なくともレーザー発振器を備えているた
め、レーザー加工すべきワークにレーザ発振器を極力近
づけることができる。したがって、レーザーの引き回し
距離を必要最低限に抑えることができ、レーザーの出力
低下を防止し、エネルギー効率を向上することができ
る。
【0091】また、本発明にかかる工作機械は、工具ホ
ルダを交換することで、種々の切削加工を行うことがで
きることは勿論のこと、レーザー発振器を備えた工具ホ
ルダの交換も可能であるため、前記切削加工に加え、刻
印、彫刻、焼入れ、溶接、切断、穴開け、計測等の様々
なレーザー加工も行うことができる。また、この工作機
械によってレーザー加工を行う際には、レーザー発振器
を備えた工具ホルダを使用することができるため、レー
ザーの引き回し距離を必要最低限に抑えることができ、
レーザーの出力低下を防止し、エネルギー効率を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる工具ホルダ及び
工作機械の概念図である。
【図2】実施の形態2にかかる工具ホルダに設けられた
レーザー発振器と、このレーザー発振器から発振された
レーザービームの照射位置を制御する位置制御機構を示
す概念図である。
【図3】本発明の実施の形態2にかかる工具ホルダ及び
工作機械の概念図である。
【図4】本発明の実施の形態3にかかる工具ホルダ及び
工作機械の概念図である。
【図5】本発明の実施の形態4にかかる工具ホルダ及び
工作機械の概念図である。
【符号の説明】
1、2、3、4 工具ホルダ 11、31、51 工具ホルダ本体 12 テーパーシャンク部 13 レーザー発振器 15、55 位置制御機構 21、135 接続用アーム 23、105、136 接続用電極 32 スリップリング 44 RF電源 100、200、300 工作機械 103 接続用ブロック 104、134 RF電源ユニット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械主軸に装着される工具ホルダで
    あって、 少なくともレーザー発振器を備えた工具ホルダ。
  2. 【請求項2】 レーザー発振器と、当該レーザー発振器
    に電力を供給するレーザー発振器用電源と、 を備えた請求項1記載の工具ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記レーザー発振器に、前記工作機械か
    ら電力が供給される請求項1記載の工具ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記レーザー発振器用電源に、前記工作
    機械から電力が供給される請求項2記載の工具ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記レーザー発振器を制御する制御信号
    が、前記工作機械から供給される請求項1ないし請求項
    4のいずれか一項に記載の工具ホルダ。
  6. 【請求項6】 前記工作機械に対し着脱可能な電気的接
    続機構をさらに備え、当該電気的接続機構を介して工作
    機側から電力が供給される請求項1ないし請求項5のい
    ずれか一項に記載の工具ホルダ。
  7. 【請求項7】 前記電気的接続機構を介して工作機側か
    ら前記レーザー発振器を制御する制御信号が供給される
    請求項6記載の工具ホルダ。
  8. 【請求項8】 レーザーを照射する位置を制御する位置
    制御機構をさらに備えた請求項1ないし請求項7のいず
    れか一項に記載の工具ホルダ。
  9. 【請求項9】 前記位置制御機構を制御する位置制御信
    号が、前記工作機械から供給される請求項8記載の工具
    ホルダ。
  10. 【請求項10】 工具ホルダの交換を行うことが可能な
    工作機械であって、 少なくともレーザー発振器を備えた工具ホルダを着脱可
    能に装着する主軸と、 前記レーザー発振器に電力を供給するレーザー発振器用
    電源と、を備えた工作機械。
  11. 【請求項11】 工具ホルダの交換を行うことが可能な
    工作機械であって、 少なくともレーザー発振器と、当該レーザー発振器に電
    力を供給するレーザー発振器用電源と、を備えた工具ホ
    ルダを着脱可能に装着する主軸と、 前記レーザー発振器用電源に電力を供給する主電源と、
    を備えた工作機械。
  12. 【請求項12】 前記レーザー発振器を制御する制御信
    号を出力する制御信号出力手段を備えた請求項10また
    は請求項11記載の工作機械。
  13. 【請求項13】 前記工具ホルダが、レーザーを照射す
    る位置を制御する位置制御機構をさらに備え、 前記位置制御機構を制御する位置制御信号を出力する位
    置制御信号出力手段をさらに備えた請求項10ないし請
    求項12のいずれか一項に記載の工作機械。
  14. 【請求項14】 前記工具ホルダが第1の電気的接続機
    構をさらに備え、 前記第1の電気的接続機構を着脱可能であり、かつ当該
    第1の電気的接続機構を介して少なくとも電力または電
    気的信号を、前記工具ホルダ側に供給する第2の電気的
    接続機構をさらに備えた請求項10ないし請求項13の
    いずれか一項に記載の工作機械。
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