JP3593908B2 - 便器設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器流水音などの音を発生させる擬音装置を備えた便器設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
I. 便器流水音などの擬音を発生させる擬音装置付きの便器設備が既に実用化されている。従来の擬音装置付き便器設備にあっては、擬音スイッチを押すと擬音が発生し、所定時間擬音がスピーカ等から流れ続ける。別の従来の擬音装置付き便器として、擬音が発生している途中で擬音スイッチを押すと、その時点で擬音タイマがリセットされ擬音発生時間が延長されるようにしたものもある。
【0003】
II. 擬音発生器から発生する擬音は、便器使用音などを隠すためのものであるから、ある程度の音量が必要である。従来の擬音発生器はボリューム等の音量調節器をケース内に配置したり、専用工具でなければ操作できないように構成し、むやみに音量変更されないように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
I. 擬音が発生している途中で擬音を停止したいときがあるが、この擬音停止専用のスイッチを設けると、便器設備のスイッチの数が徒に多くなり、美感が悪くなったり、操作方法が分りにくくなったりする。
【0005】
本発明は、スイッチ数を増やすことなく便器設備に擬音停止機能を具備させることを目的とする。
【0006】
II. 擬音音量の調節手段をケース内に配置したり、専用工具でなければ操作できないように構成した場合、逆に擬音音量調節作業が難しくなったり、専用工具を作業者が忘れて来たり紛失したりしたときには音量調節ができなくなるという不便がある。
【0007】
本発明は擬音の音量調節の方法を知っている者にはこの調節作業が容易であるが、調節方法を知らない者によっては擬音音量調節が行われることがなく、悪戯等のおそれの無い便器設備を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の便器設備は、擬音発生器と、該擬音発生器以外の便器電装品とを有する便器設備において、該擬音発生器と該便器電装品との停止スイッチを兼用としており、該擬音発生器と便器電装品のいずれもが作動中であるときに最初に該停止スイッチが操作されるとまず該便器電装品の作動を停止し、次に該停止スイッチが操作されると該擬音発生器の作動を停止させるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
かかる便器設備にあっては、擬音発生器専用のスイッチを設けることなく擬音を途中で止めることができる。
【0010】
この便器設備は、擬音発生器と便器電装品のいずれもが作動中であるときに最初に該停止スイッチが操作されるとまず該便器電装品の作動を停止し、次に該停止スイッチが操作されると該擬音発生器の作動を停止させるよう構成されていることにより、便器電装品と擬音発生器との停止を別々に行うことができる。
【0011】
本発明(請求項2)の便器設備は、擬音発生器と、該擬音発生器以外の便器電装品とを有する便器設備において、該擬音発生器以外の便器電装品の操作スイッチによって操作される擬音音量調節手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
かかる便器設備によれば、擬音音量の調節方法を知っている作業者等にとっては音量を容易に調節でき、この調節方法を知らない一般使用者等によっては擬音音量調節がなされないので、デパート、オフィスビル等の公共的なトイレに設置された擬音発生器付き便器設備において擬音音量が悪戯によって調節されることが防止される。
【0013】
この場合、便器電装品の操作スイッチを当該操作スイッチの使用方法とは異なる操作態様によって操作された場合に擬音発生器の音量調節が行われるようにするのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係る擬音装置を備えた便座ボックスの透視斜視図、図2はこの便座ボックスの斜視図、図3はこの便座ボックスから便座及び便蓋を取り外した状態の斜視図である。
【0015】
便座ボックス1は洋風便器の後部上面に設置されるものであり、その前面側に便座2及び便蓋3が起倒回動可能に取り付けられる。便座ボックス1は側方に張り出す張り出し部4を一体に備えており、この張り出し部4の上面にスイッチ群5と洗浄強さ調節用のダイアル6とが設けられている。
【0016】
便座ボックス1は、ケースボトム10とケースアッパー11とを有した箱状ケーシングよりなる。ケースボトム10はボルト(図示略)により洋風便器の後部上面に固定される。ケースアッパー11はケースボトム10に対しビス(図示略)によって着脱可能に連結されている。
【0017】
便座ボックス1内には温水タンク12、給湯ホース13、切替弁14、お尻洗浄ノズル15、ビデ洗浄ノズル16等よりなる臀部洗浄機構が設置されている。該温水タンク12へ給水チューブ8及びストレーナ9を介して水道水が供給される。温水タンク12内の温水がノズル15又は16の先端から噴出して便座着座者の臀部に注ぎかけられる。
【0018】
また、便座ボックス1内には脱臭ファン17及び温風ファン(図示略)と擬音発生器20とが設けられている。
【0019】
脱臭ファン17は、洋風便器の便鉢内の空気を吸い込み活性炭等のフィルタを通過させた後該空気をトイレルーム内へ放出させるよう構成されている。温風ファンは温風を便座着座者の臀部に吹き付けて乾燥を行うためのものである。図3の通り便座ボックス1の前面の温風吐出口にシャッタ18が設けられている。
【0020】
前記スイッチ群5には、お尻洗浄ノズル15の作動用のお尻洗浄スイッチ、ビデ洗浄ノズル16の作動用のビデ洗浄スイッチ、温風ファンの作動用の乾燥スイッチ、脱臭ファン17の作動用の脱臭スイッチ、擬音発生器の作動用の擬音スイッチ21が設けられていると共に、該擬音発生器20及びそれ以外のこれらの便器電装品の作動停止用のストップスイッチ22が設けられている。
【0021】
擬音スイッチ21及びそれ以外の各便器電装品の作動用のスイッチを押すことにより擬音発生器20や各機器が作動を開始する。なお、擬音スイッチ21を押すと、擬音発生器20が所定時間tだけ鳴り続ける。擬音発生器20が鳴っている状態にあるときに擬音スイッチ21をもう1回押すと、この押した時点から時間tだけ擬音発生器20が鳴り続ける。
【0022】
ストップスイッチ22を押すと、これらの機器が停止する。擬音発生器20とそれ以外の1又は2以上の上記便器電装品とが作動している状態において、該ストップスイッチ22が押されると、まず擬音発生器20以外の機器が停止し、その後もう1回ストップスイッチ22が押されると擬音発生器20も停止する。
【0023】
このように擬音発生器20以外に多数の機器が設置されていても、1個のストップスイッチによって擬音発生器や各機器の作動停止を行うことができる。そして、ストップスイッチの個数が1個で済むから、コストダウンになると共に、張り出し部4上の比較的狭いスペースにおける各スイッチ同士の間隔を大きくとり、スイッチの区別を分り易くすることができる。
【0024】
なお、この実施の形態にあっては、スイッチ群5には、さらに、暖房便座スイッチと、便座の温度及び上記洗浄ノズル15,16からの噴出温水の温度を調節するための温度調節スイッチとが設けられている。暖房便座スイッチは、これを1回押すと暖房便座がONとなり、もう1回押すと暖房便座がOFFとなる。温度調節スイッチは、暖房便座がONとしてあるときには暖房便座の温度を調節するように機能し、暖房便座がOFFであるときには洗浄ノズル15,16からの噴出温水の温度を調節するように機能する。
【0025】
この実施の形態にあっては、前記の擬音スイッチ21以外の便器電装品の操作スイッチのうちいずれか複数個のものを同時に押した状態において、この温度調節スイッチを操作することにより擬音音量が大小調節されるよう構成されている。この擬音音量調節方法はかなり特殊であり、この方法を知らない限りは擬音音量調節ができない。
【0026】
もちろん、擬音音量調節方法はこれに限られるものではなく、通常のスイッチ操作形態ではまず実行されることが無いであろう形態にて擬音音量調節が行われる各種形態を採用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上の通り、本発明(請求項1)によると擬音停止専用のスイッチを設置することなく擬音を途中で停止することができ、スイッチ個数を減少させ、コストダウンやスイッチを分り易いものとすることも可能である。
【0028】
本発明(請求項2)によると、擬音の音量調節作業が簡単になると共に、悪戯によって擬音音量が変えられることも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る擬音装置を備えた便座ボックスの透視斜視図である。
【図2】便座ボックスの斜視図である。
【図3】便座ボックスから便座及び便蓋を取り外した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 便座ボックス
2 便座
3 便蓋
20 擬音発生器
21 擬音スイッチ
22 ストップスイッチ
Claims (2)
- 擬音発生器と、該擬音発生器以外の便器電装品とを有する便器設備において、
該擬音発生器と該便器電装品との停止スイッチを兼用としており、
該擬音発生器と便器電装品のいずれもが作動中であるときに最初に該停止スイッチが操作されるとまず該便器電装品の作動を停止し、次に該停止スイッチが操作されると該擬音発生器の作動を停止させるようにしたことを特徴とする便器設備。 - 擬音発生器と、該擬音発生器以外の便器電装品とを有する便器設備において、
該擬音発生器以外の便器電装品の操作スイッチによって操作される擬音音量調節手段を備えたことを特徴とする便器設備。
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JP03440399A JP3593908B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 便器設備 |
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JP03440399A Expired - Fee Related JP3593908B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 便器設備 |
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CN109056941A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-12-21 | 厦门瑞尔特卫浴科技股份有限公司 | 一种智能马桶及该智能马桶的切换控制方法 |
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JP2008088677A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Toto Ltd | 便器装置 |
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- 1999-02-12 JP JP03440399A patent/JP3593908B2/ja not_active Expired - Fee Related
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