JP3593768B2 - 入力信号処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力信号に対して不要な動作を防止する入力信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば小型クレーン等の機械や設備等をリモートコントロールにより操作することが行われており、操作信号の誤入力による不要な動作状態となることを防止する必要がある。
【0003】
従来、不要なキー入力による動作や不要な電力消費を防止するために、自動的にパワーオフする機能が知られている。これは、スイッチ操作を行わない時間が設定された所定時間を経過したときに電源停止やスリープ状態(待機状態)のモードとするものである。
【0004】
そこで、図5に、従来のオートパワーオフの動作説明図を示す。所定のオートパワーオフ機能を備える装置において、パワースイッチがオンされると(図5(A))、パワーオン状態となる(図5(B))。このとき、最初のパワーオンで内蔵されるタイマがカウント動作開始を行うが(図5(C))、設定された時間の範囲内で何かしらのキー入力があると(図5(D))、該タイマは一度リセットされて直ちに最初からカウント動作を再開始する(図5(C))。そして、設定された時間の範囲内に何れのキー入力がないときに、該設定時間の経過後にパワーオン状態をオフ状態とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように所定の設定時間内にキー入力がなかった場合に、パワーオフさせるが、この設定時間を短くするとパワーオフ状態になり易く操作性が悪く、一方設定時間を長くすると不要な入力信号による動作が発生し易くなる。この場合の不要な入力信号とは、例えばキー入力がリモートコントローラの場合に、落下等の衝撃によるキー入力の発生による場合などで生じるものをいう。このような不要な入力信号が発生するとオートパワーオフ機能の設定時間の長短に拘らず動作状態になるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、不要な入力信号を排除して不要動作状態の発生を防止する入力信号処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、入力信号のエッジ部分でトリガパルス信号を発生させるエッジパルス発生手段と、該エッジパルス発生手段が発生された該トリガパルス信号ごとに初期状態から時間計測を行い、設定された所定時間の経過後に出力信号を発生させる第1の計測手段と、該入力信号で発生された該トリガパルス信号のうち、最初のトリガパルス信号で時間計測を行い、設定された所定時間の経過後に出力信号を発生させる第2の計測手段と、該第1及び第2の計測手段からの出力信号、並びに入力信号の変化状態に応じて、不要な入力信号か又は正規の入力信号かを判断して正規の入力信号のみ出力する判断手段と、を有して該判断手段は、該第1の計測手段の出力信号が、該第2の計測手段が出力信号を発生する所定時間内で発生され、かつ該第1の計測手段から出力信号が発生された後の入力信号がオン状態である場合に正規の入力信号と判断することを特徴とする信号処理装置が構成される。
【0008】
上述のように請求項1の発明では、入力信号のエッジ部分で発生させたトリガパルス信号ごとに第1の計測手段が初期状態から時間計測を行うと共に、最初のトリガパルス信号で第2の計測手段が時間計測を行い、第1及び第2の計測手段からの出力信号及び入力信号の変化状態で判断手段が不要な入力信号か又は正規の入力信号かを判断する。また、判断手段は、第1の計測手段の出力信号が、第2の計測手段が出力信号を発生する所定時間内で発生され、かつ第1の計測手段から出力信号が発生された後の入力信号がオン状態である場合に正規の入力信号と判断する。これにより、不要な入力信号を確実に排除して正規な入力信号でのみ動作状態とさせることで不要な動作状態の発生を防止することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。図1に示す入力信号処理装置11の構成ブロック図であり、入力信号は判断手段である判断部12に入力されると共に、エッジパルス発生手段であるエッジトリガ発生回路13に入力される。このエッジトリガ発生回路13は入力信号のエッジ部分を検出して、その立上り、立下りでそれぞれトリガパルス信号を発生させて、第1の計測手段である第1のタイマ14に出力してトリガすると共に、アンドゲート回路15の一方の入力端に出力する。
【0010】
第1のタイマ14は、入力されるトリガパルス信号ごとにリセット、カウントを行うもので、設定された時間に達したときに信号(否定出力信号)を判断部12に出力する。また、アンドゲート回路15の出力信号は第2の計測手段である第2のタイマ16をトリガするが、アンドゲート回路15の他方の入力端には第2のタイマ16の否定出力信号(端子Qからの出力信号と逆のレベルの信号)が入力される。
【0011】
すなわち、第1のタイマ14はトリガパルス信号ごとにリセット、カウントを行うが、第2のタイマ16は入力信号に対する最初に発生させたトリガパルス信号でカウント動作し、設定された時間に達したときに信号を判断部12に出力する。
【0012】
判断部12は、第1及び第2のタイマ14,16からの出力信号、並びに入力信号の変化状態から、入力信号が不要な入力信号か又は正規な入力信号かを判断し、正規の入力信号の場合には信号を出力する。すなわち、第2のタイマ16で入力信号の入力時間の範囲が設定され、判断部12はこの範囲内で入力信号が第1のタイマ14で設定された時間分の信号であることを判断し、かつこのときの入力信号が変化していれば正規の入力信号として信号を出力する(後述する)。
【0013】
ここで、図2に、入力信号の入力形態の説明図を示す。図2(A)はキーを操作する者の意志でキーを押すことにより入力信号を発生させた場合の正常信号であり、前後にチャタリングによる信号を生じるものの所定時間τのパルス幅が確保されて入力される。一方、前述のように、本実施例においても所定機械等を駆動するリモートコントローラより信号を入力させる場合、図2(B)に示すように該リモートコントローラの落下等の衝撃によるノイズ信号が発生するもので、前後にチャタリングによる信号を生じさせるが正常信号よりパルス幅(τ)の短い信号が発生して入力される。
【0014】
従って、例えば図2(B)に示すノイズ信号のパルス幅は実験等により最大で約10msecであり、これを基準に図2(A)に示す正常信号のパルス幅を20msec以上とする。これにより、第1のタイマ14の設定時間を20msecとし、第2のタイマ16の設定時間を例えば100msecで設定する。すなわち、判断部12は、第2のタイマ16の100ms以内に第1のタイマ14の20ms以上の信号を入力したか否かでノイズ信号か否かを峻別し、さらに入力信号の状態変化で異常信号かを峻別することにより、何れにも合致しないときに正常信号と判断して出力するものである。
【0015】
そこで、図3に、図1の動作フローチャートを示すと共に、図4に図1の動作タイミングチャートを示す。まず、キー入力による入力信号が変化したか否かが判断され(ステップ(S)1)、無変化の場合には変化するまで待機状態となる。そこで、変化した入力信号が入力されると(図4(A))、エッジトリガ発生回路13でトリガパルス信号が生成され(図4(B))、第1及び第2のタイマ14,16をトリガしてカウント動作を開始させる(S2,S3、図4(C),(E))。なお、第2のタイマ16の否定出力信号は当初“H”レベルであることからアンドゲート回路15へのトリガパルス信号で第2のタイマ16がトリガされてカウント動作を開始するが、該第2のタイマ16はカウント開始で否定出力信号が“L”レベルに変化することから次のトリガパルスではリセットされない。
【0016】
また、図4(C)に示すように、第1のタイマ14は、キー入力(入力信号)に応じてトリガパルス信号に応じてリセット、カウント開始を繰り返す。従って、入力信号のパルス幅が20msecを越えると判断部12に信号を出力する(図4(D))。すなわち、判断部12はキー入力変化に応じて第1のタイマ14の出力があったか否かでキー入力を確定するか否かを判断する(S4)。そして、第1のタイマ14より出力がない場合に第2のタイマ16の設定時間(100msec)を越えたか否かが判断される(S5、図4(E),(F))。第2のタイマ16の設定時間の範囲内であれば第1のタイマ14からの信号出力の待機状態となり(S4,S5)、設定時間を越えたときには異常処理とする(S6)。
【0017】
そこで、第2のタイマ16の設定時間の範囲内で第1のタイマ14から信号出力があった場合(入力信号のパルス幅が20msec以上)、入力信号がオン状態か否かが判断される(S7)。すなわち、ここでキーが押されたにも拘らず、OFF状態の入力で確認した場合は、図2(B)に示す信号と判断されるものである。ここで、異常処理とは、キー入力に応答しないことであり、例えばキー入力が電源系に対応する場合にはパワーオフとし、また信号処理系の場合にはCPU(中央演算処理ユニット)等をスリープ状態とすることである。
【0018】
一方、S4で第1及び第2のタイマ14,16によりキー入力が確定し、かつ入力信号がオン状態の場合には、入力信号を正規の信号として出力し(S7、図4(G))、キー入力に沿った制御処理を行い(S8)、S1のキー入力変化待機状態となるものである。
【0019】
このように、第1及び第2のタイマ14,16によりノイズ信号が排除されると共に、落下などによるノイズ信号も検出することができ、不要な入力信号を確実に排除して不要な動作状態の発生を防止することができるものである。
【0020】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、入力信号のエッジ部分で発生させたトリガパルス信号ごとに第1の計測手段が初期状態から時間計測を行うと共に、最初のトリガパルス信号で第2の計測手段が時間計測を行い、第1及び第2の計測手段からの出力信号及び入力信号の変化状態で判断手段が不要な入力信号か又は正規の入力信号かを判断する。また、判断手段は、第1の計測手段の出力信号が、第2の計測手段が出力信号を発生する所定時間内で発生され、かつ第1の計測手段から出力信号が発生された後の入力信号がオン状態である場合に正規の入力信号と判断する。これにより、不要な入力信号を確実に排除して正規な入力信号でのみ動作状態とさせることで不要な動作状態の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】入力信号形態の説明図である。
【図3】図1の動作フローチャートである。
【図4】図1の動作タイミングチャートである。
【図5】従来のオートパワーオフの動作説明図である。
【符号の説明】
11 入力信号処理装置
12 判断部
13 エッジトリガ発生回路
14 第1のタイマ
15 アンドゲート回路
16 第2のタイマ

Claims (1)

  1. 入力信号のエッジ部分でトリガパルス信号を発生させるエッジパルス発生手段と、
    該エッジパルス発生手段が発生された該トリガパルス信号ごとに初期状態から時間計測を行い、設定された所定時間の経過後に出力信号を発生させる第1の計測手段と、
    該入力信号で発生された該トリガパルス信号のうち、最初のトリガパルス信号で時間計測を行い、設定された所定時間の経過後に出力信号を発生させる第2の計測手段と、
    該第1及び第2の計測手段からの出力信号、並びに入力信号の変化状態に応じて、不要な入力信号か又は正規の入力信号かを判断して正規の入力信号のみ出力する判断手段と、を有し、
    該判断手段は、該第1の計測手段の出力信号が、該第2の計測手段が出力信号を発生する所定時間内で発生され、かつ該第1の計測手段から出力信号が発生された後の入力信号がオン状態である場合に正規の入力信号と判断することを特徴とする入力信号処理装置。
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