JP3593725B2 - テレビ電話装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、例えばテレビ会議システムの端末装置等に使用して好適なテレビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビ会議端末装置等に使用されるテレビ電話装置として、電話帳としてのメモリ手段に相手の電話番号を予め登録しておき、電話をかける際には電話帳の内容を表示器に表示し、表示内容の内のいずれかの電話番号を選択することでその電話番号を自動的にダイヤルして相手と接続するものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来のテレビ電話装置では、相手より電話がかかってきたときに相手の電話番号を取得して登録する機能を持ち合わせていないため、その相手に電話をかける場合にはキー操作部等から電話番号を入力する必要があった。
【0004】
また、従来のテレビ電話装置では、多地点会議の場合に複数の相手に接続するときは、例えば表示器の表示内容から複数の電話番号を選択する必要があるため、非常に煩わしいものであった。
【0005】
また、特開昭63−316966号公報等に記載されるように、表示器に電話番号と共に相手画像を表示し、相手画像をも参照して電話番号を選択できるようにしたテレビ電話装置も提案されているが、相手画像を任意に更新できないという不都合があった。
【0006】
そこで、この発明では、多地点会議の場合に複数の相手に接続するための操作を容易とできるテレビ電話装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るテレビ電話装置は、複数の電話番号を含むグループを作成してメモリ手段に記憶するグループ登録手段と、このグループ登録手段によりメモリ手段に記憶されたグループより、いずれかのグループを選択するグループ選択手段と、このグループ選択手段で選択されたグループに含まれる複数の電話番号の相手と接続するように制御する通信制御手段と、電話番号および相手画像を電話帳内容として記憶する電話帳メモリ手段と、この電話帳メモリ手段に記憶されている、通信制御手段の制御で接続された複数の電話番号の相手に対応した相手画像を更新し得る画像更新手段と、通信制御手段の制御で接続された複数の電話番号の相手のうち、発言音声のある所定の相手からの音声を出力すると共にこの所定の相手からの画像を表示するように制御する切替制御手段とを備え、画像更新手段は、所定の相手に対応した相手画像を更新し得るものである。
また、この発明に係るテレビ電話装置は、複数の電話番号を含むグループを作成してメモリ手段に記憶するグループ登録手段と、このグループ登録手段によりメモリ手段に記憶されたグループより、いずれかのグループを選択するグループ選択手段と、このグループ選択手段で選択されたグループに含まれる複数の電話番号の相手と接続するように制御する通信制御手段と、電話番号および相手画像を電話帳内容として記憶する電話帳メモリ手段と、電話帳メモリ手段に記憶されている、通信制御手段の制御で接続された複数の電話番号の相手に対応した相手画像を更新し得る画像更新手段と、通信制御手段の制御で接続された複数の電話番号の相手のうち、発言音声のある所定の相手からの音声を出力すると共に複数の電話番号の相手からの画像を順次切り替えて表示するように制御する切替制御手段とを備え、画像更新手段は、順次切り替えられる相手に対応した相手画像を更新し得るものである。
【0010】
【作用】
この発明においては、メモリ手段に記憶された複数のグループよりいずれかのグループを選択したとき、通信制御手段によって選択されたグループに含まれる複数の電話番号の相手と接続するように制御されるため、グループ登録をしておくことによって例えば多地点TV会議の場合に複数の相手に接続するための操作が容易となる。
【0013】
【実施例】
以下、図1を参照しながら、この発明の一実施例について説明する。本例はTV会議端末装置に適用した例である。
【0014】
図において、100は全体としてテレビ会議端末装置を示している。この端末装置100は、プロセッサ部1、モニタテレビ2、ビデオカメラ3、スピーカ4、マイクロホン5およびリモコンコマンダ6でもって構成される。この場合、ISDN(Intergrated Services Digital Network)回線7を介して通話対象である相手側の端末装置より伝送された画像データおよびオーディオデータはプロセッサ部1で受信処理され、プロセッサ部1よりモニタテレビ2にビデオ信号が供給されて相手画像が表示されると共にスピーカ4にオーディオ信号が供給されて相手音声が出力される。一方、ビデオカメラ3より出力されるビデオ信号およびマイクロホン5より出力されるオーディオ信号はプロセッサ部1に供給されて送信処理され、このプロセッサ部1より出力される画像データおよびオーディオデータはISDN回線7を介して相手側の端末装置に伝送される。
【0015】
図2はプロセッサ部1の構成を示している。図において、ビデオカメラ3より出力されるビデオ信号(輝度信号、色差信号)SVは画像データ処理部11に供給される。この画像データ処理部11の動作は、システムコントローラを構成するCPU12によって制御される。画像データ処理部11では、アナログ信号からデジタル信号に変換された後に、CCITT(Comite Consultatif International Telegraphique et Telephonque)、 H.261で規定されたフォーマットでデータ圧縮されると共に、誤り訂正符号が付加されて画像データDVが形成される。
【0016】
マイクロホン5からのオーディオ信号SAはオーディオデータ処理部13に供給される。このオーディオデータ処理部13の動作は、CPU12によって制御される。オーディオデータ処理部13では、アナログ信号からデジタル信号(線形PCM信号)に変換された後に、CCITT、G.711等に規定のフォーマットでデータ圧縮されてオーディオデータDAが形成される。
【0017】
画像データ処理部11より出力される画像データDVおよびオーディオデータ処理部13より出力されるオーディオデータは多重分離部14に供給される。この多重分離部14の動作はCPU12によって制御される。多重分離部14では、画像データDVおよびオーディオデータDAがCCITT、H.221に規定されたフォーマットで多重化されて多重化データDMUが形成される。この多重化データDMUは回線インタフェース15およびISDN回線7を介して通話対象たる相手側の端末装置に伝送される。
【0018】
また、相手側の端末装置よりISDN回線7を使用して伝送されてくる多重化データDMUは回線インタフェース15を介して多重分離部14に供給される。多重分離部14では、フレーム同期信号FASによって各フレーム内のビットバウンダリが正しく検出され、それに基づいて多重化データDMUより画像データDV、オーディオデータDAが分離される。また、多重化データDMUよりビットレート割当信号BASも分離され、このビットレート割当信号BASはCPU12に供給され、画像データ処理部11、オーディオデータ処理部13の制御等に使用される。
【0019】
多重分離部14で分離された画像データDVは画像データ処理部11に供給されて復号化処理や誤り訂正処理等が行われてビデオ信号SVが形成される。そして、このビデオ信号SVがモニタテレビ2に供給されて相手画像が表示される。また、多重分離部14で分離されたオーディオデータDAはオーディオデータ処理部13に供給されて復号化処理等が行われてオーディオ信号SAが形成される。そして、このオーディオ信号SAがスピーカ4に供給されて相手音声が出力される。
【0020】
また、CPU12には、キー操作部16やリモコン信号受信部17が接続される他に、メモリ18が接続される。本例においては、電話番号および相手画像を電話帳に登録することができる。この場合、メモリ18に電話番号および相手画像のデータが書き込まれることで登録が行われる。
【0021】
電話をかける場合には、キー操作部16やコマンダ6の操作に基づき、CPU12によってメモリ18より電話番号および相手画像のデータが読み出されてグラフィック発生器19に供給され、このグラフィック発生器19より電話番号および相手画像よりなる電話帳を表示するためのビデオ信号SVGが画像データ処理部11を介してモニタテレビ2に供給され、モニタテレビ2の画面上に電話帳が表示される。そして、ユーザがキー操作部16やコマンダ6を操作していずれかの電話番号を選択すると、CPU12によって回線インタフェース15が制御され、その電話番号が自動的にダイヤルされて相手端末側と接続される。
【0022】
ここで、図3に示すような1対1TV会議システムにおけるTV会議の開始動作と、電話番号および相手画像の登録動作について説明する。
【0023】
TV会議の開始動作は、図4のフローチャートに沿って行われる。パワーオンとされると、ステップST1で、モニタテレビ2には相手選択画面が表示される。すなわち、メモリ18より電話番号および相手画像のデータが読み出されてグラフィック発生器19に供給され、このグラフィック発生器19より電話番号および相手画像よりなる電話帳を表示するためのビデオ信号SVGが画像データ処理部11を介してモニタテレビ2に供給され、モニタテレビ2の画面上に電話帳が表示される。図5は、相手選択画面の一例を示している。
【0024】
モニタテレビ2の画面上に表示された電話帳に電話をかけようとする相手の電話番号がないときは、ステップST2で、キー操作部16あるいはコマンダ6を操作して電話番号が入力される。一方、モニタテレビ2の画面上に表示された電話帳に電話をかけようとする相手の電話番号があるときは、ステップST3で、キー操作部16あるいはコマンダ6を操作して、相手画像を参照しながら、相手の電話番号が選択される。
【0025】
そして、キー操作部16あるいはコマンダ6の操作でモニタテレビ2の画面上の「電話をかける」のアイコンがヒットされて電話をかける旨の指示がされたとき、ステップST4で入力あるいは選択された電話番号が自動的にダイヤルされ、これによりステップST5で相手側の端末装置との接続状態となる。
【0026】
次に、図6のフローチャートを使用して、電話番号および相手画像の登録動作について説明する。相手側の端末装置に接続されると、ステップST11で電話番号が登録済みか否かを判定する。電話番号が登録済みでないときは、ステップST12でISDN回線7のDチャネルより相手の電話番号を取得し、その電話番号のデータをメモリ18に記憶して電話番号登録をする。続いて、ステップST13で、画像データ処理部11より相手画像のデータをメモリ18に記憶して画像登録をした後に、ステップST14に進む。
【0027】
ステップST14には、ステップST11で電話番号登録済みであるときも進む。ステップST14では、例えばモニタテレビ2の画面上の一部に相手画像を更新するか否かを確認するための確認画像が表示される(図7参照)。キー操作部16やコマンダ6によって画像更新をする旨の指示が行われるときは、ステップST13に戻り、画像データ処理部11より相手画像のデータをメモリ18に上書き記憶して画像更新をする。一方、ステップST14で、画像更新をしない旨の指示が行われるときは、ステップST15に進む。
【0028】
ステップST15に進むと同時に、モニタテレビ2の画面上の確認画像の表示は消える。ステップST15では、キー操作部16やコマンダ6で記録キーが押圧されているか否かを判定する。記録キーが押圧されるときは、ステップ11に戻る。これにより、ステップ12でISDN回線7のDチャネルより相手の電話番号が取得できず電話番号の登録がまだ行われていない場合に、再度ステップST12で電話番号の登録処理を行わせることができる。また、ステップST14で、画像更新を指示することができる。
【0029】
なお、ステップST12で、ISDN回線7のDチャネルより相手の電話番号を取得できず、電話番号を登録できないときは、モニタテレビ2の画面上にその旨を表示してもよい。この場合、こちらから電話をかけた場合であって、相手の電話番号をキー操作部16やコマンダ6によって入力したものであるときは、その入力した電話番号をメモリ18に記憶して電話番号登録をしてもよい。ステップST12で、電話番号を登録できないときは、ステップST13で画像登録のみが行われることとなる。
【0030】
次に、図8に示すような多地点TV会議システムにおけるTV会議の開始動作と、電話番号および相手画像の登録動作について説明する。図において、200は複数のTV会議端末装置100の間に介在される多地点制御装置(MCU)である。
【0031】
TV会議の開始動作は、図9のフローチャートに沿って行われる。パワーオンとされると、ステップST21で、モニタテレビ2には相手選択画面が表示される。すなわち、メモリ18より電話番号および相手画像のデータが読み出されてグラフィック発生器19に供給される。また、上述せずも多地点TV会議システムではメモリ18にグループ登録データ(グループ名、グループに含まれる複数の電話番号等のデータ)も記憶される。そのため、グループ登録されているときは、登録されたグループ名のデータもメモリ18より読み出されてグラフィック発生器19に供給される。
【0032】
グラフィック発生器19からは、電話番号および相手画像よりなる電話帳とグループ登録されたグループ名等を表示するためのビデオ信号SVGが画像データ処理部11を介してモニタテレビ2に供給され、モニタテレビ2の画面上に電話帳やグループ名等が表示される。
【0033】
図10は、相手選択画面の一例を示しており、グループの内容の表示は、パワーオン時には例えばグループ登録されているグループの最初のグループに含まれる電話番号が相手画像と共に表示される。そのため、グループ登録されていないときは何も表示されない。また、後述するようにキー操作部16あるいはコマンダ6で所定のグループが選択されるときは、その選択されたグループに含まれる電話番号が相手画像と共に表示される。
【0034】
モニタテレビ2の画面上に表示された電話帳に電話をかけようとする相手の電話番号がないときは、ステップST22で、キー操作部16あるいはコマンダ6を操作して電話番号が入力される。一方、モニタテレビ2の画面上に表示された電話帳に電話をかけようとする相手の電話番号があるときは、ステップST23で、キー操作部16あるいはコマンダ6を操作して、相手画像を参照しながら、相手の電話番号が選択される。
【0035】
そして、ステップST24で、電話をかけようとする相手の電話番号の全てが入力あるいは選択されたか判定される。キー操作部16あるいはコマンダ6の操作で全てでない旨が指示されるときはステップST22に戻り、ステップST22あるいはステップST23で相手の電話番号の入力あるいは選択が可能となる。キー操作部16あるいはコマンダ6の操作で全てである旨が指示されるときは、ステップST25で相手が複数であるか否かを判定する。
【0036】
ステップST25で、相手が複数でないときはステップST26に進み、相手が複数であるときはステップST27でグループ登録されているか否か判定される。また、ステップST27で、グループ登録されているときはステップST26に進み、グループ登録されていないときはステップST28に進んでグループ登録するか否かを判定する。キー操作部16あるいはコマンダ6の操作でグループ登録をしない旨が指示されるときはステップST26に進み、一方グループ登録をする旨が指示されるときはステップST29でグループ登録データ(グループ名、そのグループに含まれる電話番号のデータ等)を記憶してグループ登録した後にステップST26に進む。
【0037】
また、ステップST30で、モニタテレビ2の画面上に表示されたグループよりいずれかのグループを選択する場合には、ステップST31に進む。所定のグループを選択すると、モニタテレビ2の画面上にグループの内容(図10参照)として選択されたグループに含まれる電話番号が相手画像と共に表示される。ステップST31では、グループ変更をするか否かを判定する。キー操作部16あるいはコマンダ6の操作でグループ変更しない旨が指示されるときはステップST26に進み、一方グループ変更をする旨が指示されるときはステップST32でグループ変更が行われた後にステップST26に進む。
【0038】
ステップST32におけるグループ変更では、選択されたグループに含まれる電話番号に、キー操作部16あるいはコマンダ6の操作で電話番号を入力して追加したり、または電話帳に表示された電話番号より所定の電話番号を選択して追加したり、さらには選択されたグループに含まれる電話番号より所定の電話番号を削除することで行われる。この場合、電話番号だけでなく、それに付随して表示されている相手画像を参照してグループ変更を行うことができ、間違いなくグループ変更を行うことができる。なお、電話番号の追加や削除の指示はキー操作部16あるいはコマンダ6の操作によってモニタテレビ2の画面上の「追加」や「削除」のアイコンをヒットすることで行われる。
【0039】
ステップST26では、キー操作部16あるいはコマンダ6の操作でモニタテレビ2の画面上の「電話をかける」のアイコンがヒットされて電話をかける旨の指示がされたとき、キー操作部16あるいはコマンダ6の操作で入力あるいは選択された電話番号、またはキー操作部16あるいはコマンダ6の操作で選択されたグループ(グループ変更されたものを含む)に含まれる電話番号が自動的にダイヤルされ、これによりステップST33で相手側の端末装置との接続状態となる。
【0040】
次に、図11のフローチャートを使用して、電話番号および相手画像の登録動作について説明する。相手側の端末装置に接続されると、ステップST41で電話番号が登録済みか否かを判定する。電話番号が登録済みでないときは、ステップST42でISDN回線7のDチャネルより相手の電話番号を取得し、その電話番号のデータをメモリ18に記憶して電話番号登録をする。続いて、ステップST43で、画像データ処理部11より相手画像のデータをメモリ18に記憶して画像登録をした後に、ステップST44に進む。
【0041】
ステップST44には、ステップST41で電話番号登録済みであるときも進む。ステップST44では、例えばモニタテレビ2の画面上の一部に相手画像を更新するか否かを確認するための確認画像が表示される(図7参照)。キー操作部16やコマンダ6によって画像更新をする旨の指示が行われるときは、ステップST43に戻り、画像データ処理部11より相手画像のデータをメモリ18に上書き記憶して画像更新をする。一方、ステップST44で、画像更新をしない旨の指示が行われるときは、ステップST45に進む。
【0042】
ステップST45に進むと同時に、モニタテレビ2の画面上の確認画像の表示は消える。ステップST45では、接続されている相手の全てに対する処理が終わったか否かが判定される。全てが終わっていないときは、ステップST41に進んで、次の相手に対する処理をする。この場合、MCU200の働きで、例えば音声の切り換えに伴ってモニタテレビ2の画面上に表示される相手画像の切り換えが行われため、この相手画像の切り換え毎にステップST41〜ST44の処理を行うことも考えられるが、発言のない相手に関してはいつまでも電話番号および相手画像が登録されないこととなる。そこで、本例においては、上述した音声の切り換えに伴って相手画像の切り換えが行われるという自動動作を解除し、強制的に複数の相手が順次切り換えられるようにして解決している。
【0043】
ステップST45で全てが終わったときは、ステップST46に進む。ステップST46では、キー操作部16やコマンダ6で記録キーが押圧されているか否かを判定する。記録キーが押圧されるときは、ステップ41に戻る。これにより、ステップ42でISDN回線7のDチャネルより相手の電話番号が取得できず電話番号の登録がまだ行われていない場合に、再度ステップST42で電話番号の登録処理を行わせることができる。また、ステップST44で、画像更新を指示することができる。
【0044】
なお、ステップST42で、ISDN回線7のDチャネルより相手の電話番号を取得できず、電話番号を登録できないときは、モニタテレビ2の画面上にその旨を表示してもよい。この場合、こちらから電話をかけた場合であって、相手の電話番号をキー操作部16やコマンダ6によって入力したものであるときは、その入力した電話番号をメモリ18に記憶して電話番号登録をしてもよい。ステップST42で、電話番号を登録できないときは、ステップST43で画像登録のみが行われることとなる。
【0045】
このように本例においては、相手側の端末装置100と接続される場合、ISDN回線7のDチャネルより相手の電話番号を取得して相手画像と共にメモリ18に記憶して登録するので、電話がかかってきた相手に対してこちらから電話をかける場合には、キー操作部16あるいはコマンダ6の操作で電話番号を入力する必要がなく、モニタテレビ2の画面上に表示される電話帳よりその相手の電話番号を選択するのみの簡単な操作で行うことができる。
【0046】
また、メモリ18に記憶した相手画像を任意に更新できるので、使い勝手の向上を図ることができる。また、メモリ18に登録された複数のグループよりいずれかのグループを選択したとき、そのグループに含まれる複数の電話番号の相手と接続するように自動的に電話番号がダイヤルされるので、グループ登録をしておくことによって例えば多地点TV会議の場合に複数の相手に接続するための操作が簡単となる利益がある。
【0047】
なお、上述実施例においては、メモリ18には文字情報として電話番号のデータのみが記憶されるように説明したが、その他に例えば会社名や所属、過去のいつ、何回、どれくらいの時間接続したか等のデータも同時に記憶しておき、モニタテレビ2の画面上に表示できるようにすることで、相手の電話番号を選ぶときの参考とできる。
【0048】
【発明の効果】
この発明によれば、メモリ手段に記憶された複数のグループよりいずれかのグループを選択したとき、通信制御手段によって選択されたグループに含まれる複数の電話番号の相手と接続するように制御されるため、グループ登録をしておくことによって例えば多地点TV会議の場合に複数の相手に接続するための操作を容易とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテレビ電話装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】プロセッサ部の構成を示すブロック図である。
【図3】1対1TV会議システムの概要を示す図である。
【図4】1対1TV会議システムにおけるTV会議の開始動作を示すフローチャートである。
【図5】1対1TV会議システムにおける相手選択画面を示す図である。
【図6】1対1TV会議システムにおける電話番号および相手画像の登録動作を示すフローチャートである。
【図7】画像更新の確認画像の表示例を示す図である。
【図8】多地点TV会議システムの概要を示す図である。
【図9】多地点TV会議システムにおけるTV会議の開始動作を示すフローチャートである。
【図10】多地点TV会議システムにおける相手選択画面を示す図である。
【図11】多地点TV会議システムにおける電話番号および相手画像の登録動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プロセッサ部
2 モニタテレビ
3 ビデオカメラ
4 スピーカ
5 マイクロホン
6 リモコンコマンダ
7 ISDN回線
11 画像データ処理部
12 CPU
13 オーディオデータ処理部
14 多重分離部
15 回線インタフェース
16 キー操作部
17 リモコン信号受信部
18 メモリ
19 グラフィック発生器
100 テレビ会議端末装置
200 多地点制御装置(MCU)
Claims (2)
- 複数の電話番号を含むグループを作成してメモリ手段に記憶するグループ登録手段と、
上記グループ登録手段により上記メモリ手段に記憶されたグループより、いずれかのグループを選択するグループ選択手段と、
上記グループ選択手段で選択されたグループに含まれる複数の電話番号の相手と接続するように制御する通信制御手段と、
電話番号および相手画像を電話帳内容として記憶する電話帳メモリ手段と、
上記電話帳メモリ手段に記憶されている、上記通信制御手段の制御で接続された上記複数の電話番号の相手に対応した相手画像を更新し得る画像更新手段と、
上記通信制御手段の制御で接続された上記複数の電話番号の相手のうち、発言音声のある所定の相手からの音声を出力すると共に該所定の相手からの画像を表示するように制御する切替制御手段とを備え、
上記画像更新手段は、上記所定の相手に対応した相手画像を更新し得る
ことを特徴とするテレビ電話装置。 - 複数の電話番号を含むグループを作成してメモリ手段に記憶するグループ登録手段と、
上記グループ登録手段により上記メモリ手段に記憶されたグループより、いずれかのグループを選択するグループ選択手段と、
上記グループ選択手段で選択されたグループに含まれる複数の電話番号の相手と接続するように制御する通信制御手段と、
電話番号および相手画像を電話帳内容として記憶する電話帳メモリ手段と、
上記電話帳メモリ手段に記憶されている、上記通信制御手段の制御で接続された上記複数の電話番号の相手に対応した相手画像を更新し得る画像更新手段と、
上記通信制御手段の制御で接続された上記複数の電話番号の相手のうち、発言音声のある所定の相手からの音声を出力すると共に上記複数の電話番号の相手からの画像を順次切り替えて表示するように制御する切替制御手段とを備え、
上記画像更新手段は、上記順次切り替えられる相手に対応した相手画像を更新し得る
ことを特徴とするテレビ電話装置。
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