JP3589903B2 - 自動車のラゲージ収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は高さの高い荷物などを安定した状態で収納できる自動車のラゲージ収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の収納装置としては、例えば特開平10−129353号公報などに記載されたものが公知である。
【0003】
前記公報のラゲージ収納ボックスは、荷室フロア上に突出して車幅方向へ延びるフロアメンバを、逆U字断面のカバー部で覆うとともに、カバー部の頂面を蓋板より上方へ突出させて、物落ち防止ストッパとしたもので、カバー部の後方には、フロント収納ボックスとリヤ収納ボックスが設置されていて、これら収納ボックスの開口部は、開口自在なラゲージフロアボードにより覆われた構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のラゲージ収納ボックスでは、フロント収納ボックスやリヤ収納ボックス内に荷物を収納する場合、ラゲージフロアボードを上方へ開放して、フロント収納ボックスやリヤ収納ボックス内に荷物を収納するが、各収納ボックスは深さが比較的浅いため、高さの高い荷物、例えば石油を入れるポリタンクや、買物袋、植木などを収納した場合、走行中にこれら荷物が倒れて、収納ボックス内に石油が漏れ出したり、買物袋内の品物が散乱し、もしくは植木鉢内の土がこぼれるなどして、後始末に手間がかかるなど生じてしまう。
【0005】
この発明はかかる従来の不具合を改善するためになされたもので、高さの高い荷物なども安定した状態で収納できる自動車のラゲージ収納装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1記載の発明は、ラゲージルームのラゲージフロア下方に、上面が開口する収納ボックスを設け、かつ前記収納ボックスの開口部を、開閉自在なラゲージフロアボードで覆うと共に、前記ラゲージフロアボードの裏面に、ラゲージフロアボードを開放した際、ラゲージルームの両側に起立する左右の裏面に、ラゲージフロアボードを開放した際、ラゲージルームの両側に起立する左右側壁リッドを、起伏は着脱自在に設けて、前記収納ボックスの開口部上方に、前記ラゲージフロアボード、前記左右側壁リッド及び前記ラゲージルームの後壁により囲まれた収納部を形成するように構成したものである。
【0007】
前記構成により、高さ高い荷物などを収納する際には、ラゲージフロアボードを開放して、ラゲージルームの両側に左右側壁リッドを起立させることにより、収納ボックスの開口部上方に、ラゲージフロアボードと左右側壁リッドで囲まれた収納部が形成されるため、高さの高い荷物などを収納ボックスに収納しても、走行中荷物などが倒れることがない。
【0008】
前記目的を達成するため請求項2記載の発明は、ラゲージフロアボードの裏面に、左右側壁リッドを格納する格納部を設けると共に、これら格納部の外側部に、側壁リッドの外側端を蝶着したものである。
【0009】
前記構成により、ラゲージフロアボードを開放したら、格納部に格納されている左右側壁リッドを起立させるだけで、収納ボックスの開口部上方に、ラゲージフロアボードと側壁リッドに囲まれた収納部を簡単に形成することができる。
【0010】
またラゲージフロアボードにより収納ボックスの開口部を閉鎖する際、側壁リッドをラゲージフロアボードの格納部に格納することにより、側壁リッドが邪魔になることがない。
【0011】
前記目的を達成するため請求項3記載の発明は、左右側壁リッドを櫛歯状に形成すると共に、各側壁リッドの櫛歯部に、仕切板を挿入自在としたものである。
【0012】
前記構成により、収納部を仕切板により分割することができるため、大きさが小さく、かつ高さの高い荷物などでも、走行中倒れることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面を参照して詳述する。
【0014】
図1はラゲージフロアボードを開放した状態の斜視図、図2は図1のA方向からの矢視図、図3は変形例を示す説明図である。
【0015】
図1において1は自動車のラゲージルーム2に設けられた収納ボックスで、ラゲージフロア2aの下方に設置されている。
【0016】
前記収納ボックス1は、上面が開口した比較的深さの浅い箱形に形成されていて、上面開口部1aは、ラゲージフロアボード3により覆われている。
【0017】
前記ラゲージフロアボード3は、ラゲージフロア2aに開口された開口部2bに嵌合されていて、前端縁がヒンジ4によりラゲージフロア2aの開口縁に蝶着されており、ラゲージフロアボード3の後端側は、前記ヒンジ4を中心に上下方向へ開閉自在となっている。
【0018】
またラゲージフロアボード3の開放縁側には、車幅方向に間隔を存して複数の突片3aが突設されていて、これら突片3aは買い物用袋の固定用フックの役目を果すとともにラゲージフロアボード3を閉鎖した際、収納ボックス1の開口縁に上方より当接するようになっていると共に、ラゲージフロアボード3の上面は、ラゲージフロア2aの上面を覆う表皮と同質の表皮3bにより被覆されている。
【0019】
一方前記ラゲージフロアボード3の下面には、一対の左右側壁リッド5が設けられている。
【0020】
前記側壁リッド5は、ラゲージフロアボード3の下面を側壁リッド5の形状に合わせて凹入された格納部3c内に格納されていて、一端側はヒンジ6によりラゲージフロアボード3に蝶着され、他端側はヒンジ6を中心に回動自在となっている。
【0021】
前記格納部3cの互いに近接する端部には、格納した側壁リッド5が引き出しやすいように、手挿入部3dが形成されていると共に、各側壁リッド5の開放端側端部は、小円弧状に湾曲されていて、これら湾曲部5aが、ラゲージルーム2の後壁2cに形成された凹入溝2d内に嵌合できるようになっている。
【0022】
なお図1中2eはラゲージルーム2の前壁、2fはタイヤハウスである。
【0023】
次に前記構成されたラゲージ収納装置の作用を説明する。
【0024】
収納ボックス1を使用しないときには、収納ボックス1の開口部1aはラゲージフロアボード3により覆われており、このときラゲージフロアボード3とラゲージフロア2aとはほぼ同一平面となっていて、これらラゲージフロア2a及びラゲージフロアボード3上に大型の荷物などが載置できるようになっている。
【0025】
また収納ボックス1内に高さの高い、例えば石油ポリタンクや買物袋、植木などの荷物を収納する場合は、ラゲージフロアボード3の後端側をヒンジ4を中心に図1に示す位置まで開放し、この状態で格納部3cに格納されていた側壁リッド5を、ヒンジ6を中心に左右へほぼ90度回動して、開放端部の湾曲部5aをラゲージルーム2の後壁2cに形成された凹入溝2dに嵌合する。
【0026】
これによって収納ボックス1の開口部1a上方に、ラゲージフロアボード3と、左右側壁リッド5及びラゲージルーム後壁2cにより囲まれた収納部が形成されるので、高さの高い荷物などをこの収納部へ収納することにより、走行中の振動や、カーブなどで遠心力が作用しても、高さの高い荷物が倒れることがなく、収納ボックス1内に石油などが漏れ出したり、買物袋内の品物が散乱し、もしくは植木鉢の土がこぼれるなどの不具合を解消することができる。
【0027】
一方高さの高い荷物などを取出して、再びラゲージルーム2内を元の状態に戻す場合は、左右側壁リッド5の湾曲部5aを、ラゲージルーム2後壁2cの凹入溝2dより外して、ヒンジ6を中心に折り畳み、格納部3cへ格納する。
【0028】
次にこの状態でラゲージフロアボード3により収納ボックス1の開口部1aを閉鎖するもので、高さの低い荷物や小物類は、収納ボックス1内に収納した状態でも、ラゲージフロアボード3を閉鎖することができる。
【0029】
なお図3は側壁リッド5の変形例を示すもので、次にこれを説明する。
【0030】
この変形例では、ラゲージフロアボード3の裏面に、車幅方向に離間し、かつ互いに平行する一対のガイド部材8を固着して、これらガイド部材8に形成されたガイド溝8aに、ガイド部材8の一端側より側壁リッド5を挿入するようにしたもので、側壁リッド5は例えば櫛歯状に形成されている。
【0031】
また前記変形例では、収納ボックス1を使用しないときや、高さの低い荷物などを収納ボックス1内に収納するときには、側壁リッド5を取外して収納ボックス1内などに収納しておく。
【0032】
そして高さの高い荷物などを収納する場合は、ラゲージフロアボード3を図3に示す位置へ開放したら、側壁リッド5の一端側をガイド部材8のガイド溝8aへ挿入して、収納ボックス1の開口部1a上方に、ラゲージフロアボード3と左右側壁リッド5及びラゲージルーム2の後壁2cで囲まれた収納部を形成し、この収納部に高さの高い荷物などを収納することにより、走行中荷物が倒れるのを防止することができる。
【0033】
さらに側壁リッド5が櫛歯状に形成されているため、櫛歯部5bに仕切板9を挿入して、収納部内を複数に区割することにより、大きさが小さく、かつ高さの高い荷物などを倒れにくくすることができる。
【0034】
なお前記実施の形態はラゲージルーム2がトランクルームの場合について説明したが、ワンボクスカーなどの車体後部に設けられたラゲージルーム2の収納ボックス1にも実施できることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
この発明は以上詳述したように、ラゲージフロアの下方に設けられた収納ボックスに、高さ高い荷物などを収納する際には、ラゲージフロアボードを開放して、ラゲージルームの両側に左右側壁リッドを起立させることにより、収納ボックスの開口部上方に、ラゲージフロアボードと左右側壁リッドで囲まれた収納部が形成されるため、高さの高い荷物などを収納ボックスに収納しても、走行中荷物などが倒れることがない。
【0036】
これによって荷物が高さの高い石油ポリタンクや、買物袋、植木などであっても、収納ボックス内に石油が漏れ出したり、買物袋内の品物が散乱し、もしくは植木鉢内の土がこぼれるなどの心配がない。
【0037】
またラゲージフロアボードの裏面に、左右側壁リッドを格納する格納部を設けると共に、これら格納部の外側部に、側壁リッドの外側端を蝶着することにより、ラゲージフロアボードを開放したら、格納部に格納されている左右側壁リッドを起立させるだけで、収納ボックスの開口部上方に、ラゲージフロアボードと側壁リッドに囲まれた収納部を簡単に形成することができると共に、ラゲージフロアボードにより収納ボックスの開口部を閉鎖する際、側壁リッドをラゲージフロアボードの格納部に格納することにより、側壁リッドが邪魔になることがない。
【0038】
さらに左右側壁リッドを櫛歯状に形成すると共に、各側壁リッドの櫛歯部に、仕切板を挿入自在とすれば、収納部を仕切板により分割することができるため、大きさが小さく、かつ高さの高い荷物などでも、走行中倒れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる自動車のラゲージ収納装置の使用状態の斜視図である。
【図2】図1のA方向からの矢視図である。
【図3】左右側壁リッドの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ボックス
1a 開口部
2 ラゲージルーム
2a ラゲージフロア
2b 開口部
2c 後壁
2d 凹入溝
2e 前壁
2f タイヤハウス
3 ラゲージフロアボード
3a 突出片
3b 表皮
3c 格納部
3d 手挿入部
4 ヒンジ
5 側壁リッド
5a 湾曲部
5b 櫛歯部
6 ヒンジ
8 ガイド部材
8a ガイド溝
9 仕切板

Claims (3)

  1. ラゲージルームのラゲージフロア下方に、上面が開口する収納ボックスを設け、かつ前記収納ボックスの開口部を、開閉自在なラゲージフロアボードで覆うと共に、前記ラゲージフロアボードの裏面に、ラゲージフロアボードを開放した際、ラゲージルームの両側に起立する左右の裏面に、ラゲージフロアボードを開放した際、ラゲージルームの両側に起立する左右側壁リッドを、起伏は着脱自在に設けて、前記収納ボックスの開口部上方に、前記ラゲージフロアボード、前記左右側壁リッド及び前記ラゲージルームの後壁により囲まれた収納部を形成して構成したことを特徴とする自動車のラゲージ収納装置。
  2. ラゲージフロアボードの裏面に、左右側壁リッドを格納する格納部を設けると共に、これら格納部の外側部に、側壁リッドの外側端を蝶着してなる請求項1記載の自動車のラゲージ収納装置。
  3. 左右側壁リッドを櫛歯状に形成すると共に、各側壁リッドの櫛歯部に、仕切板を挿入自在としてなる請求項1記載の自動車のラゲージ収納装置。
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