JP3586481B2 - アラキドン酸代謝阻害剤 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、抗アレルギー剤、抗炎症剤等として有用なアラキドン酸代謝阻害剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
アラキドン酸は種々の刺激に応じて細胞膜から遊離される炭素数20の不飽和脂肪酸であり、シクロオキシゲナーゼ系によりプロスタグランジン類へ、リポキシゲナーゼ系によりロイコトリエンやHETE(ヒドロキシエイコサテトラエン酸)類へと代謝され、各代謝物は種々のアレルギー性疾患や炎症性疾患に深く関与していることが知られている(蛋白質・核酸・酵素,546−560,35(4)1990;蛋白質・核酸・酵素,136−149,33(2)1988;蛋白質・核酸・酵素,226−238,33(3)1988)。
【0003】
近年、食生活や生活環境の変化、大気汚染などの公害の発生に伴い、気管支喘息や花粉症などのアレルギー性疾患患者が増加し、大きな社会問題となりつつある。
喘息は気道過敏性の高い患者が、気道に対する外界からのアレルゲンや非特異的な刺激によって血管透過性の亢進や気管支平滑筋の収縮、分泌亢進等を惹起し、呼吸困難を引き起こし、重度の場合は死に至る疾病である。喘息治療薬としてはステロイド剤や抗ヒスタミン剤などが用いられているがそれらには重とくな副作用があるためその克服が重要な課題となっている。
【0004】
近年喘息に対する基礎研究が進むにつれ、アラキドン酸代謝系のうち特にリポキシゲナーゼ系代謝物が喘息の病態において重要な役割を果していることが明らかになってきた。
【0005】
また、皮膚病の一種である乾癬は表皮の増殖と炎症性細胞の浸潤をきたす難治性の慢性炎症性角化症である。乾癬発症の原因は未だ明らかにされていないが、病変部でリポキシゲナーゼ系代謝物のロイコトリエンやHETE類の量が増大していたことなどより、乾癬の病変形成とアラキドン酸代謝異常の関連が強く示唆されている(皮膚臨床,1333−1341,35(8)1993)。
【0006】
皮膚に紫外線があたると紅斑(日焼け)を生じるが、これは紫外線によりアラキドン酸代謝系が活性化され、プロスタグランジンE2やF2α、12−HETEなどの物質が産生されたためであることが知られている(Seminarsin Dermatology,11(2)114−120(1992);日皮会誌,91(6)645−652(1981);Photodermatology,2,359−366(1985))。
【0007】
以上の如く種々のアレルギー性、炎症性疾患において、アラキドン酸代謝物は極めて重要な役割を果していると考えられ、これらアラキドン酸代謝酵素の阻害物質は上記のような疾患など、アラキドン酸代謝異常を伴う種々の疾患に対する予防、治療剤として有用であると考えられる。
【0008】
従って、本発明の目的は、種々のアレルギー性疾患、炎症性疾患の予防、治療に有用なアラキドン酸代謝阻害剤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる実情に鑑み、本発明者らは、アラキドン酸代謝異常を伴う疾患の治療に有効な薬剤を開発すべく、鋭意研究を重ねた結果、アカネ科の茜草(Rubiacordifolia)に含まれるモルギン及びその誘導体が、アラキドン酸代謝阻害作用を有することを見出し、本発明を完成した。
【0010】
すなわち、本発明は、一般式(1);
【0011】
【化2】
【0012】
(式中、R1 はヒドロキシル基又はアルコキシ基を示し、R2 はヒドロキシル基、アルコキシ基又はアルコキシカルボニル基を示す)
で表わされるモルギン又はその誘導体を有効成分とするアラキドン酸代謝阻害剤を提供するものである。
【0013】
また、本発明は、前記モルギン又はその誘導体を有効成分とする抗アレルギー剤及び抗炎症剤を提供するものである。
【0014】
モルギンは茜に含まれていることが知られているが(Chem.Pharm.Bull.40(6)1504−1509(1992))、そのアラキドン酸代謝系に対する効果については知られていなかった。
【0015】
本発明で用いられるモルギン又はその誘導体は、前記一般式(1)で表わされるものであり、式中、R1、R2 で示されるもののうち、アルコキシ基としては、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、n−ブチルオキシ基、sec−ブチルオキシ基、n−ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基等が挙げられる。また、アルコキシカルボニル基としては、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基等を挙げることができる。
これらのうち、R1 がアルコキシ基でR2 がヒドロキシル基のものが好ましい。
【0016】
このようなモルギン又はその誘導体(1)は、例えば茜から抽出することができる。抽出は、まずジエチルエーテル、酢酸エチル、アセトン、メタノール、エタノール、ヘキサン、酢酸エチル、水より選ばれる溶媒から抽出する。次いで得られた抽出液から溶媒を留去して得られた残渣を、適宜メタノール、エタノール、酢酸エチル等の溶媒に溶解し、更に水、メタノール、エタノール、酢酸エチル、クロロホルム、ジクロロメタン、ヘキサン、アセトン、ベンゼン等を溶出溶媒として、アンバーライトXAD−2、ダイアイオンHP−20、TSKゲルHW−40等の親水性ポリマーやセファデックスLH−20等のセファデックス、逆相系シリカゲルやシリカゲル、セルロース等を担体に用いたカラムクロマトグラフィーに付し、薄層クロマトグラフィーなどで目的成分を確認しながら分画することにより目的物を得ることができる。また、場合によりベンゼン、エーテル、ヘキサン、アセトン、メタノール、エタノール、水等の適当な溶媒を用いて再結晶することにより精製しても良い。
【0017】
モルギン又はその誘導体(1)は、そのまま又は慣用の製剤単体と共に動物及び人に投与することができる。この投与量は、患者又は動物の年齢、性別、疾患の程度等により適宜決定すればよいが、通常1日当たり体重1kgにつき0.01〜500mg、特に0.1〜300mgの範囲とすることが好ましい。
【0018】
また、モルギン又はその誘導体(1)の投与形態は特に制限されず、必要に応じて適宜選択することができ、剤型も錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の経口剤;注射剤、坐剤、噴霧剤、軟膏等の非経口剤の中から適宜選択することができる。
【0019】
錠剤の形態にする場合は、担体としては、この分野で公知のものを広く使用できる。これには、例えば澱粉、乳糖、ショ糖、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩類、尿素等の賦形剤;水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖、澱粉液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤;乾燥澱粉、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセライド、澱粉、乳糖等の崩壊剤;白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤;ラウリル硫酸ナトリウム、第4級アンモニウム塩等の吸収促進剤;グリセリン、澱粉等の保湿剤;澱粉、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤;ステアリン酸塩、ホウ酸末、精製タルク、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等が挙げられる。更に錠剤は必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶包錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる。
【0020】
丸剤の形態にする場合には、担体としてはこの分野で公知のものを広く使用でき、これには、例えば澱粉、乳糖、ブドウ糖、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤;アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤;ラミナランカンテン等の崩壊剤等が挙げられる。
【0021】
坐剤の形態にする場合は、担体としてはこの分野で公知のものを広く使用でき、これには例えばカカオ脂、ゼラチン、ポリエチレングリコール、高級アルコール、高級アルコールのエステル類、半合成グリセリド等を挙げることができる。
【0022】
注射剤として調製する場合は、液剤及び懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張であることが望ましく、これら液剤、懸濁剤及び乳剤の形態にする場合は、希釈剤として、この分野において慣用されているものを利用することができる。例えば水、エチルアルコール、プロピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレン化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を挙げることができる。尚、この場合、等張性の水溶液を調製するに十分な量の食塩、ブドウ糖、グリセリン等を医薬製剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。更に必要に応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤や他の医薬品を医薬製剤中に含有せしめてもよい。
【0023】
また、噴霧剤の形態にする場合には、分散剤及び噴射剤はこの分野で公知のものを広く使用でき、分散剤としては例えば大豆レシチン、卵黄レシチン類、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等の脂肪酸、ソルビタントリオレート、ソルビタンモノオレート等のソルビタン類等を用いることができる。また噴射剤として例えばフレオン11、フレオン12、フレオン114等の通常不燃性液化ガスを用いることができる。
【0024】
軟膏の形態にする場合にもこの分野で公知のものを広く使用でき、例えば水、エタノール、イソプロピルアルコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、ポリビニルアルコール等の多価アルコール、動物性油脂、植物性油脂、鉱物油、硬化油、ミツロウ等のワックス、液状パラフィン、パラフィンロウ等の高級炭化水素、ステアリン酸等の脂肪酸、乳化剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤といった界面活性剤、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子化合物等を使用することができる。また、色素、保存剤、香料等も必要に応じて配合してもよい。
【0025】
モルギン又はその誘導体(1)が製剤中に配合されるべき量としては特に限定されず、広範囲に適宜選択されるが、通常製剤中1〜70重量%、特に1〜30重量%であるのが好ましい。
【0026】
上記製剤の投与方法は特に制限はなく、各種製剤形態、患者の年齢、性別、その他の条件、患者の程度に応じた方法で投与される。例えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤の場合には経口投与される。また注射の場合には単独であるいはブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与され、更には必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下もしくは腹腔内投与される。坐剤の場合には直腸内投与される。また噴霧剤の場合には口又は鼻より噴霧して気管支へ投与される。軟膏の場合には直接病変部位へ塗布される。
【0027】
【実施例】
以下、実施例、製造例、試験例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0028】
製造例1
乾燥茜(重量1kg)を粉砕し、メタノール1lで抽出する。抽出液を減圧濃縮した後、酢酸エチル−水で液−液分配し、得られた有機層は減圧濃縮後更にヘキサン−90%メタノールで分配する。ヘキサン層を濃縮乾固後(16g)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(Wakogel C−200)に供し、モルギン(一般式(1)において、R1=OCH3、R2=OH)250mgを得た。
【0029】
試験例1
ラット好塩基性白血病細胞株(Rat Basophilic Leukemia Cell:RBL−1)をD−PBS(+)に浮遊させる。プラスチックチューブに各チューブ2×105 個の細胞をとり、種々の濃度のモルギン(製造例1)と37℃で15分間インキュベートした後、カルシウムイオノフォアA23187(最終濃度2.5μM)を加えた。更に15分間インキュベートした後EDTA(最終濃度4mM)を加えて氷冷し、2000rpm で5分間遠心し、上清を分取した。次に上清中に含まれるロイコトリエンC4 (LTC4 )をラジオイムノアッセイ法を用いて定量し、その産生阻害効果を評価した。その結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
表1の結果より、モルギンの優れたリポキシゲナーゼ阻害作用が確認された。
【0032】
試験例2
正常ヒト繊維芽細胞を、10%FCSを含むDMEM培地に懸濁して12穴の培養プレートに播き、コンフルエントになった時点で血清を含まないDMEM培地に交換する。その24時間後にモルギン(製造例1)を含む培地に交換し、30分間培養後インターロイキン1α(10ユニット/ml)加えて更に6時間培養する。6時間後に培地を分取し、培地中に遊離されたプロスタグランジンE2 (PGE2 )を酵素免疫測定法により定量した。その結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】
表2の結果より、モルギンの優れたシクロオキシゲナーゼ阻害作用が確認された。
【0035】
試験例3
ハートレー系白色モルモットの背部を毛刈りし、0.2%クロトン油を塗布して炎症を惹起させた。炎症惹起2時間前及び6時間後にサンプルとしてモルギン(製造例1)のエタノール溶液(100mM)25μl/(1.5cm×1.5cm)を塗布し、炎症惹起24時間後に紅斑の程度を目視判定した。判定は下記の日本皮膚科学会基準に準じて行った。その結果を表3に示す。
【0036】
日本皮膚科学会基準
0 (−) 反応なし。
0.5(±) 軽度又は部分的紅斑。
1.0(+) 明らかな全面紅斑。
2.0(++) 紅斑と浮腫。
3.0(+++)紅斑と浮腫と小水泡。
【0037】
【表3】
【0038】
表3の結果より、クロトン油誘導炎症モデルにおけるモルギンの優れた抗炎症効果が確認された。
【0039】
試験例4
ハートレー系白色モルモットの背部を毛刈りし、モルギン(製造例1)の100mMエタノール溶液(サンプル)25μl/(1.5cm×1.5cm)を塗布した。2時間後に70%エタノールでサンプルを拭き取り、UVB(1.7mW/cm2 ×9分)を照射し、その直後にサンプル25μl/(1.5cm×1.5cm)を塗布した。UVB照射6時間後に再びサンプル25μlを塗布した。照射24時間後の時点で、試験例3と同様に紅斑の程度を判定した。その結果を表4に示す。
【0040】
【表4】
【0041】
表4の結果より、UV炎症モデルにおけるモルギンの優れた抗炎症効果が確認された。
【0042】
実施例1
下記の処方に従って各成分を均一に混合し、打錠機にて圧縮成形し、一錠200mgの錠剤を得た。
【0043】
【表5】
【0044】
実施例2
下記の処方に従って各成分を均一に混合し、ねつ和した。押し出し造粒機により造粒後乾燥し、篩別して顆粒剤を得た。
【0045】
【表6】
【0046】
実施例3
常法により下記組成のものをボンベに詰め、噴霧剤を製造した。
【0047】
【表7】
【0048】
実施例4
下記の処方により各成分を均一に混合し、軟膏剤を得た。
【0049】
【表8】
【0050】
【発明の効果】
本発明のアラキドン酸代謝阻害剤は、優れたリポキシゲナーゼ及びシクロオキシゲナーゼ阻害作用を有し、抗炎症剤、抗アレルギー剤等として有用である。従って、気管支炎、喘息、アレルギー性鼻炎、痛風、関節炎、腎炎、肝炎、乾せん、じんましん、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、UV炎症(日焼け)等の予防・治療に広く用いることができる。
Claims (5)
- 請求項1記載のモルギン又はその誘導体を有効成分とする抗アレルギー剤。
- 請求項1記載のモルギン又はその誘導体を有効成分とする抗炎症剤。
- 気管支炎、喘息、アレルギー性鼻炎、痛風、関節炎、腎炎又は肝炎の治療又は予防剤である請求項1記載のアラキドン酸代謝阻害剤。
- 乾癬、じんましん、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎又はUV炎症(日焼け)の予防又は治療剤である請求項1記載のアラキドン酸代謝阻害剤。
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-
1994
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