JP3586022B2 - 水中陸走行体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水中陸走行体に係り、特に、走行レールに沿って陸上と水中との間を走行することを可能とした水中陸走行体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、人や荷物を乗せて海や湖等の水上を航行するものとしては、一般に、船舶が利用されており、また、水中を観覧できるものとしては、底部がガラス張りとされた船舶や水中を航行する潜水船が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記船舶や潜水船においては、荒天時に運行することが不可能となってしまうため、不都合が生じることが多く、観光客等を十分に満足させることができないという問題を有している。また、前記船舶等の乗降を行なう際には、棧橋等に移動する必要があるため、極めて不便であり、しかも、乗降の際に危険が伴うという問題点をも有している。
【0004】
本発明は前記した点に鑑みなされたもので、天候等にかかわらず、陸上から水中に確実に、かつ、安全に移動することができ、しかも、容易に走行レールに沿って走行させることのできる水中陸走行体を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に記載の発明に係る水中陸走行体は、上面および下面を有する一対の走行レールを陸上から水中に至るように敷設し、浸水型の走行体本体を走行レールに沿って移動自在に形成してなる水中陸走行体において、前記走行体本体の両側部に、前記走行レールの上面および下面の間に位置し陸上走行時に前記走行レールの下面に当接するメインタイヤを回転駆動自在に配設し、このメインタイヤの上部に、水中走行時に前記走行体本体の浮力により前記走行レールの上面に当接する補助タイヤを前記メインタイヤに当接するように配設し、前記走行体本体が水中と空気中との間を移動する際に、前記メインタイヤの回転方向を変更しないで当該メインタイヤ若しくは補助タイヤと前記走行レールとを当接させて前記走行体本体を走行させることを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、前記走行体本体に走行体カプセルを設置したことを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、前記走行体カプセルの内部に、搭乗者が搭乗する搭乗室を形成したことを特徴とするものである。
【0008】
さらに、請求項4に記載の発明は、前記走行体カプセルの内部に、荷物を搭載する荷室を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項5に記載の発明は、前記陸上に位置する走行レールの端部に、端部が弧状に拡開するように形成された案内壁を連続して設けたことを特徴とするものである。
【0010】
本発明に係る水中陸走行体によれば、例えば、走行体カプセルの内部に形成された搭乗室または荷室に搭乗者または荷物を搭載した状態で、メインタイヤを回転駆動させることにより、陸上においては、走行体本体に重力が加わるため、前記メインタイヤが走行レールの下面に当接して、メインタイヤの回転駆動により走行レールに沿って移動される。
【0011】
続いて、前記走行体本体が走行レールに沿って移動されて水中に没すると、走行体本体の内部に水が侵入され、前記走行体本体の浮力により走行体本体が浮き上がり、メインタイヤが走行レールの下面から離隔し、前記補助タイヤが走行レールの上面に当接することになる。この場合に、前記補助タイヤは、メインタイヤに接触しているため、メインタイヤに対して逆方向に回転するものであり、これにより、前記メインタイヤの回転方向は、そのままで、前記補助タイヤにより、走行レールの上面に沿って走行体本体が水中を移動されるようになっている。
【0012】
そして、走行レールに沿って走行体本体が水中から空気中に移動されると、前記浮力がなくなって重力が加わることから、走行体本体が下降し、メインタイヤが走行レールの下面に当接して、メインタイヤの回転駆動により走行レールに沿って移動されるものである。
【0013】
また、陸上に位置する走行レールの端部に、端部が弧状に拡開するように形成された案内壁を連続して設けるようにすれば、陸上において路面上を走行してきた走行体本体が、前記各案内壁の間に移動することにより、この走行体本体が前記各案内壁の内側面に沿って案内され、この走行体本体を前記走行レールの間に確実に位置させることができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図12を参照して説明する。
【0015】
図1乃至図6は本発明に係る水中陸走行体の実施の一形態を示したもので、例えば、FRPやアクリル樹脂等の材料からなる走行体本体1の上部には、走行体カプセル2が設置されており、この走行体カプセル2の内部には、本実施形態においては、搭乗室3が設けられている。この搭乗室3の後方には、前記搭乗室3の内部と外部とを気密状態で仕切る内部ハッチ4が開閉自在に配設されており、前記走行体本体1および前記走行体カプセル2の後部には、それぞれ外部ハッチ5,6が一側部を中心として一体的に横方向に開閉自在に配設されている。前記走行体本体1の下方であって前記外部ハッチ5,6の内側と前記走行体カプセル2の内部ハッチ4との間には、乗降の際に搭乗者が移動するためのステップ7が配設されている。
【0016】
また、前記搭乗室3の内部には、例えば、前後に2列ずつの複数の座席8が配置されており、この搭乗室3の上部には、耐圧性を有しガラス等の透明な材料からなるウインドウ9が一体に装着されている。そして、このウインドウ9により前記座席8に着席した搭乗者が搭乗室3の内部から前方、上方および側方を視認することができるようになされている。
【0017】
また、前記走行体本体1の両側面上縁部には、側方に突出するウイング状のサイドカバー10が一体に形成されており、前記走行体本体1の前記外部ハッチ5,6の下端縁部分には、前記外部ハッチ5,6の表面に対して所定間隔を有するように横方向に延在するウイング11が取付けられている。
【0018】
また、前記走行体本体1の両側の前記サイドがカバー10の下側には、前後に4つのメインタイヤ12,12…が配設されており、本実施形態においては、前記各メインタイヤ12の上部には、2つの小径の補助タイヤ13がその周面が前記メインタイヤ12の外周面に当接するように回転自在に配設されている。これら補助タイヤ13は、その上部高さが一定となるように設置されている。さらに、前記走行体本体1の両側面であって前記前後のメインタイヤ12の間には、それぞれガイドアーム14が側方に突出するように取付けられており、このガイドアーム14の先端部には、先端部が前記メインタイヤ12の外側面より突出するガイドタイヤ15が回転自在に取付けられている。
【0019】
また、前記走行体本体1の内部には、図6に示すように、軸受16により回転自在に軸支され、両端部に前記前部のメインタイヤ12が固着される前部駆動シャフト17および後部のメインタイヤ12が固着される後部駆動シャフト18がそれぞれ前後に配設されており、この前部駆動シャフト17の中途部には、前部ディファレンシャルギア19がカップリング20を介して配置されるとともに、前記後部駆動シャフト18の中途部には、後部ディファレンシャルギア21がカップリング20を介して配置されている。また、前記各ディファレンシャルギア19,21は、ドライブシャフト22により連結されており、このドライブシャフト22の中途部には、センターディファレンシャルギア23がカップリング20を介して配置されている。さらに、前記センターディファレンシャルギア23には、伝達シャフト24が連結されており、この伝達シャフト24の中途部には、ギアボックス25が配置されている。このギアボックス25には、伝達シャフト24の方向を90゜変更するベベルギアボックス26が連結されており、このベベルギアボックス26には、駆動用モータ27の出力軸が連結されている。そして、この駆動用モータ27の回転駆動により、ベベルギアボックス26、ギアボックス25、センターディファレンシャルギア23、前部ディファレンシャルギア19および後部ディファレンシャルギア21をそれぞれ介して前部駆動シャフト17および後部駆動シャフト18が回転駆動され、これにより、前記各メインタイヤ12を回転駆動できるようになされている。さらに、前記走行体本体1の内部の前記走行駆動機構の隙間部分には、前記駆動用モータ27を駆動するための複数のバッテリ28が配置されるとともに、前記駆動用モータ27の駆動制御を行なうための駆動制御装置29が配設されている。また、本実施形態においては、前記走行体本体1は、無線による遠隔操作により、自動的に走行駆動制御するものであるため、走行体本体1の内部には、前記無線を受信する受信機30が配設されている。
【0020】
また、本実施形態においては、走行体本体1の前部および後部には、図示しない注水口および排水口がそれぞれ設けられており、水中走行時には、走行体本体1の内部に水が侵入する浸水型の走行体とされている。そのため、前記走行駆動機構および前記バッテリ28は、水の侵入に耐えることができるように防水処理が施されている。
【0021】
図7はこのように構成された走行体本体1を走行させるための走行システムの一実施形態を示したもので、例えば、陸上31から海等の水中32を通るように走行レール33を敷設するようになされており、この走行レール33は、図7に示すように、1本の走行レール33によりこの走行レール33上を往復走行させるようにしてもよいし、走行レール33を環状に敷設し、この走行レール33上を周回させるようにしてもよい。
【0022】
また、前記走行レール33は、図8に示すように、断面形状コ字状を有しており、この走行レール33は、その開口する面が互いに対向するように平行に敷設するようになされている。そして、これら各走行レール33の内側に、前記メインタイヤ12および補助タイヤ13を位置させることにより、前記走行体本体1を走行レール33に設置するようになっており、この状態で、前記ガイドタイヤ15が前記各走行レール33の内側面に当接するようになっている。
【0023】
なお、本実施形態においては、前記走行レール33を断面形状コ字状に形成するようにしているが、この走行レール33は、例えば、水中32においては少なくとも上面を有するとともに、陸上31においては少なくとも下面を有する形状を有していればよい。さらに、陸上31においては、走行レール33の代りに路面上を走行させるようにしてもよい。
【0024】
また、本実施形態においては、第9図乃至第11図に示すように、陸上31には、各走行レール33の端部に連続するように案内壁34が立設されており、この案内壁34の端部は、弧状に拡開するように形成されている。
【0025】
このように形成することにより、陸上31において路面上を走行してきた走行体本体1が、前記各案内壁34の間に移動することにより、この走行体本体1の前記ガイドタイヤ15が前記各案内壁34の内側面に当接し、これにより、走行体本体1が案内壁34の内側面に沿って案内され、前記走行レール33の間に必ず位置されるようになっている。
【0026】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0027】
本実施形態においては、まず、陸上31に位置する走行レール33に走行体本体1を位置させた状態で、前記走行体本体1および走行体カプセル2の外部ハッチ5,6を開き、搭乗者が搭乗した後、内部ハッチ4を閉じるとともに、外部ハッチ5,6を閉じる。これにより、前記走行体カプセル2の搭乗室3の内部は気密に保持されることになる。この場合、図示していないが、酸素発生装置により前記搭乗室3の内部には常に適当な酸素が供給されるようになっているとともに、二酸化炭素除去装置により、前記搭乗室3の内部に発生する二酸化炭素を除去するようになっている。
【0028】
次に、無線による遠隔操作により走行操作を行なうことにより、この制御信号が受信機30に受信され、これにより、駆動制御装置29により駆動用モータ27が駆動制御される。そして、この駆動用モータ27の回転駆動により、ベベルギアボックス26、ギアボックス25、センターディファレンシャルギア23、前部ディファレンシャルギア19および後部ディファレンシャルギア21をそれぞれ介して前部駆動シャフト17および後部駆動シャフト18が回転駆動され、これにより、前記各メインタイヤ12が回転駆動され、前記走行体本体1が走行されるものである。
【0029】
そして、陸上31において路面上を走行してきた走行体本体1は、前記各案内壁34の間に移動することにより、この走行体本体1の前記ガイドタイヤ15が前記各案内壁34の内側面に当接し、これにより、走行体本体1が案内壁34の内側面に沿って案内され、前記走行レール33の間に位置され、前記走行体本体1は、前記各メインタイヤ12の回転駆動により、前記走行レール33に沿って走行されるものである。
【0030】
この場合に、陸上31においては、走行体本体1に重力が加わるため、図8(a)に示すように、前記メインタイヤ12が走行レール33の内側下面に当接して、メインタイヤ12の回転駆動により走行レール33に沿って移動されることになる。
【0031】
そして、前記走行体本体1が走行レール33に沿って移動されて水中32に没すると、前記注水口および排水口により走行体本体1の内部に水が侵入され、前記走行体本体1の浮力および搭乗室3の内部空気の浮力により、走行体本体1が前記走行レール33の内側部分で浮き上がり、図8(b)に示すように、メインタイヤ12が走行レール33の内側下面から離隔し、前記補助タイヤ13が走行レール33の内側上面に当接することになる。この場合に、前記補助タイヤ13は、メインタイヤ12に接触しているため、メインタイヤ12に対して逆方向に回転するものであり、これにより、前記メインタイヤ12の回転方向は、そのままで、前記補助タイヤ13により、走行レール33の内側上面に沿って走行体本体1が水中32を移動されるものである。
【0032】
そして、走行レール33に沿って走行体本体1が水中32から空気中に移動されると、前記浮力がなくなって重力が加わることから、走行体本体1が下降し、メインタイヤ12が走行レール33の内側下面に当接して、メインタイヤ12の回転駆動により走行レール33に沿って移動されるようになっている。
【0033】
したがって、本実施形態においては、前記走行体本体1のメインタイヤ12の上方に補助タイヤ13を当接するように配設し、前記メインタイヤ12を回転駆動させることにより、陸上31の走行時には、メインタイヤ12を走行レール33の内側下面に当接させ、水中32の走行時には、走行体本体1の浮力によりメインタイヤ12と逆方向に回転する補助タイヤ13を走行レール33の内側上面に当接させて走行させるようにしているので、陸上31および水中32において、メインタイヤ12の回転方向を変更することなく、メインタイヤ12を一方向に回転させることにより、走行体本体1を陸上31および水中32において走行させることができる。
【0034】
また、陸上31に位置する走行レールの端部に、端部が弧状に拡開するように形成された案内壁34を連続して設けているので、陸上31において路面上を走行してきた走行体本体1が前記各案内壁34の内側面に沿って案内され、この走行体本体1を前記走行レール33の間に確実に位置させることができる。
【0035】
また、図12は走行体本体1を走行させるための走行システムの他の応用例を示したもので、例えば、本島と離島との間にあらかじめ設置されている電気、電話等の電気配線あるいは石油等のパイプライン等の海中設置物35に沿って走行レール33を敷設することもできる。
【0036】
そして、この走行レール33に沿って走行体本体1を走行させることにより、この走行体本体1を本島と離島との間の交通としても利用することができる。
【0037】
また、この場合に、前記走行体本体1の搭乗室の座席を取外し、この搭乗室を荷室として利用することにより、前記走行体本体1を貨物運搬車としても利用することができる。このとき、前記ウインドウは必要ないので走行体本体1あるいは走行体カプセル2と同様の材料により走行体カプセル2の上部を形成するようにすればよい。
【0038】
さらに、搭乗車が搭乗する走行体本体1と前記貨物運搬車として利用された走行体本体1とを複数連結して走行させることも可能である。
【0039】
また、前述のように、電気、電話等の電気配線あるいは石油等のパイプライン等の海中設置物35に沿って走行レール33を敷設するようにすれば、走行体の搭乗者により前記電気配線やパイプライン等の点検等を確実に視認することができる。さらに、前記走行体本体1に1つあるいは複数のビデオカメラを搭載するとともに、このビデオカメラの位置および方向を任意に調整することができるようにしておき、このビデオカメラによる映像を無線により発信して遠隔操作位置で視認することができるようにしておけば、前記走行体本体1を無人とした状態でも、前記電気配線やパイプライン等の海中設置物35の点検等を行なうことが可能となる。
【0040】
なお、本発明は前記実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、アミューズメントパーク、遊園地等の乗り物や、水族館等において水中32を観覧する場合等に適用したり、さらに、室内の水槽等の水中を走行したり、室外の池等の水中を走行するおもちゃとして適用する等、必要に応じて種々変更することが可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように本発明に係る水中陸走行体は、走行体本体のメインタイヤの上方に補助タイヤを当接するように配設し、メインタイヤを回転駆動させることにより、陸上走行時には、メインタイヤを走行レールの下面に当接させ、水中走行時には、走行体本体の浮力によりメインタイヤと逆方向に回転する補助タイヤを走行レールの上面に当接させて走行させるようにしたので、陸上および水中において、メインタイヤの回転方向を変更することなく、メインタイヤを一方向に回転させることにより、走行体本体を陸上および水中において走行させることができ、天候にかかわらず、確実に、かつ、安全に陸上および水中の走行を行なうことができる。また、陸上に位置する走行レールの端部に、端部が弧状に拡開するように形成された案内壁を連続して設けてることにより、陸上において路面上を走行してきた走行体本体が各案内壁の内側面に沿って案内され、この走行体本体を走行レールの間に確実に位置させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中陸走行体の一実施形態を示す斜視図
【図2】本発明の走行体の側面図
【図3】本発明の走行体の平面図
【図4】本発明の走行体の正面図
【図5】本発明の走行体の後面図
【図6】本発明の走行体の内部を示す概略構成図
【図7】本発明の走行体の走行システムを示す説明図
【図8】図8(a)は陸上走行時の走行体を示す説明図、図8(b)は水中走行時の走行体を示す説明図
【図9】本発明の水中陸走行体の走行システムにおける陸上部分の構造を示す側面図
【図10】本発明の水中陸走行体の走行システムにおける陸上部分の構造を示す平面図
【図11】第11図(a)は案内壁の間を走行する走行体を示す説明図、第11図(b)は走行レールを走行する走行体を示す説明図
【図12】本発明の走行体の他の走行システムを示す説明図
【符号の説明】
1 走行体本体
2 走行体カプセル
3 搭乗室
12 メインタイヤ
13 補助タイヤ
15 ガイドタイヤ
27 駆動モータ
29 駆動制御装置
31 陸上
32 水中
33 走行レール
34 案内壁

Claims (5)

  1. 上面および下面を有する一対の走行レールを陸上から水中に至るように敷設し、浸水型の走行体本体を走行レールに沿って移動自在に形成してなる水中陸走行体において、前記走行体本体の両側部に、前記走行レールの上面および下面の間に位置し陸上走行時に前記走行レールの下面に当接するメインタイヤを回転駆動自在に配設し、このメインタイヤの上部に、水中走行時に前記走行体本体の浮力により前記走行レールの上面に当接する補助タイヤを前記メインタイヤに当接するように配設し、前記走行体本体が水中と空気中との間を移動する際に、前記メインタイヤの回転方向を変更しないで当該メインタイヤ若しくは補助タイヤと前記走行レールとを当接させて前記走行体本体を走行させることを特徴とする水中陸走行体。
  2. 前記走行体本体に走行体カプセルを設置したことを特徴とする請求項1に記載の水中陸走行体。
  3. 前記走行体カプセルの内部に搭乗者が搭乗する搭乗室を形成したことを特徴とする請求項2に記載の水中陸走行体。
  4. 前記走行体カプセルの内部に荷物を搭載する荷室を形成したことを特徴とする請求項2に記載の水中陸走行体。
  5. 前記陸上に位置する走行レールの端部に、端部が弧状に拡開するように形成された案内壁を連続して設けたことを特徴とする請求項1に記載の水中陸走行体。
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