JP3535240B2 - 水中陸走行体の緊急脱出装置 - Google Patents

水中陸走行体の緊急脱出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は水中陸走行体の緊急脱出
装置に係り、特に、走行レールに沿って陸上と水中との
間を走行することを可能とした水中陸走行体の水中にお
ける緊急時に、搭乗者が搭乗する走行体カプセルを離脱
させるようにした水中陸走行体の緊急脱出装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来から、人や荷物を乗せて海や湖等の
水中を航行するものとしては、一般に、潜水船が利用さ
れており、近年、このような潜水船を利用して水中の観
覧等を行なうレジャー用の潜水船が用いられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記潜水船に
おいては、荒天時に運行することが不可能となってしま
うため、不都合が生じることが多く、観光客等を十分に
満足させることができないという問題を有している。ま
た、水中において、万一、トラブル等が発生した場合
に、水圧が加わるため、潜水船から搭乗者が自ら脱出す
ることは不可能であり、そのため、潜水船自体が浮上す
る以外に脱出する手段がなく、極めて危険性が高いとい
う問題を有している。 【0004】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、水中でトラブルが発生した場合でも、確実に搭乗者
を脱出させることができ、安全性を著しく高めることの
できる水中陸走行体の緊急脱出装置を提供することを目
的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る水中陸走行体の緊急脱出装置は、一対の走
行レールを陸上から水中に至るように敷設し、上部に走
行体カプセルが設置された走行体本体を走行レールに沿
って移動自在に形成し、緊急時に前記走行体本体から走
行体カプセルを離脱させるようにした水中陸走行体の緊
急脱出装置において、前記走行体カプセルと走行体本体
とを一体に保持するとともに緊急時にこの保持を解除す
るカプセル保持機構を設け、前記走行体本体と前記走行
体カプセルとをワイヤにより連結し、前記走行体本体に
前記ワイヤの引き出し量を制限する抵抗負荷装置として
の流体フィンを配設するとともに当該流体フィンの回転
軸に取付けられた回転プーリに前記ワイヤを巻回した
とを特徴とするものである。 【0006】 【0007】 【作用】本発明に係る水中陸走行体の緊急脱出装置によ
れば、走行体本体が水中走行中に何らかのトラブルが発
生した場合に、カプセル保持機構による走行体本体と走
行体カプセルとの保持を解除させることにより、前記走
行体カプセルが走行体本体から離脱される。この場合
に、流体フィンの水中における回転抵抗により走行体カ
プセルと走行体本体とを連結するワイヤの引き出しを制
限するようにしているので、前記走行体カプセルの浮上
速度を制限することができるものである。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図11を参
照して説明する。 【0009】図1乃至図5は本発明に係る緊急脱出装置
を適用した水中陸走行体の一実施例を示したもので、例
えば、FRPやアクリル樹脂等の材料からなる走行体本
体1の上部には、走行体カプセル2が設置されており、
この走行体カプセル2の内部には、本実施例において
は、搭乗室3が設けられている。この搭乗室3の後方に
は、前記搭乗室3の内部と外部とを気密状態で仕切る内
部ハッチ4が開閉自在に配設されており、前記走行体本
体1および前記走行体カプセル2の後部には、それぞれ
外部ハッチ5,6が一側部を中心として一体的に横方向
に開閉自在に配設されている。前記走行体本体1の下方
であって前記外部ハッチ5,6の内側と前記走行体カプ
セル2の内部ハッチ4との間には、乗降の際に搭乗者が
移動するためのステップ7が配設されている。 【0010】また、前記搭乗室3の内部には、例えば、
前後に2列ずつの複数の座席8が配置されており、この
搭乗室3の上部には、耐圧性を有しガラス等の透明な材
料からなるウインドウ9が一体に装着されている。そし
て、このウインドウ9により前記座席8に着席した搭乗
者が搭乗室3の内部から前方、上方および側方を視認す
ることができるようになされている。 【0011】また、前記走行体本体1の両側面上縁部に
は、側方に突出するウイング状のサイドカバー10が一
体に形成されており、前記走行体本体1の前記外部ハッ
チ5,6の下端縁部分には、前記外部ハッチ5,6の表
面に対して所定間隔を有するように横方向に延在するウ
イング11が取付けられている。 【0012】また、前記走行体本体1の両側の前記サイ
ドがカバー10の下側には、前後に4つのメインタイヤ
12,12…が配設されており、本実施例においては、
前記各メインタイヤ12の上部には、2つの小径の補助
タイヤ13がその周面が前記メインタイヤ12の外周面
に当接するように回転自在に配設されている。これら補
助タイヤ13は、その上部高さが一定となるように設置
されている。さらに、前記走行体本体1の両側面であっ
て前記前後のメインタイヤ12の間には、それぞれガイ
ドアーム14が側方に突出するように取付けられてお
り、このガイドアーム14の先端部には、先端部が前記
メインタイヤ12の外側面より突出するガイドタイヤ1
5が回転自在に取付けられている。 【0013】また、本実施例においては、図6乃至図8
に示すように、走行体カプセル2の前後部分には、それ
ぞれカプセル保持機構としての係止溝16,16…が形
成されており、この係止溝16は、1つであっても複数
形成するようにしてもよい。また、前記走行体本体1の
前記前側の係止溝16に対応する位置には、前記係止溝
16に係合する可動フック17が基台18の支持ピン1
9を中心として前後に揺動自在に配設されており、前記
走行体本体1の前記後側の係止溝16に対応する位置に
は、前記係止溝16に係合する固定フック20が配設さ
れている。そして、前記可動フック17を揺動させて前
記係止溝16への係合を解除することにより、前記走行
体カプセル2が走行体本体1から離脱できるようになさ
れている。 【0014】さらに、前記走行体カプセル2の下面中央
部分には、凹部21が形成されており、前記走行体本体
1の上面であって前記凹部21に対応する位置には、流
体フィン22が回転軸23を中心として回転自在に配設
されている。さらに、前記流体フィン22の回転軸23
の上端部には、回転プーリ24が同軸状に取付けられて
おり、前記走行体本体1の前記流体フィン22の前後近
傍には、ワイヤガイド25が立設されている。また、前
記走行体カプセル2の凹部21の内面前後位置には、所
定長さのワイヤ26が連結されており、このワイヤ26
は、前記各ワイヤガイド25を介して前記回転プーリ2
4に同一方向に巻回されている。 【0015】また、前記走行体本体1の内部には、図9
に示すように、軸受27により回転自在に軸支され、両
端部に前記前部のメインタイヤ12が固着される前部駆
動シャフト28および後部のメインタイヤ12が固着さ
れる後部駆動シャフト29がそれぞれ前後に配設されて
おり、この前部駆動シャフト28の中途部には、前部デ
ィファレンシャルギア30がカップリング31を介して
配置されるとともに、前記後部駆動シャフト29の中途
部には、後部ディファレンシャルギア32がカップリン
グ31を介して配置されている。また、前記各ディファ
レンシャルギア30,32は、ドライブシャフト33に
より連結されており、このドライブシャフト33の中途
部には、センターディファレンシャルギア34がカップ
リング31を介して配置されている。さらに、前記セン
ターディファレンシャルギア34には、伝達シャフト3
5が連結されており、この伝達シャフト35の中途部に
は、ギアボックス36が配置されている。このギアボッ
クス36には、伝達シャフト35の方向を90゜変更す
るベベルギアボックス37が連結されており、このベベ
ルギアボックス37には、駆動用モータ38の出力軸が
連結されている。そして、この駆動用モータ38の回転
駆動により、ベベルギアボックス37、ギアボックス3
6、センターディファレンシャルギア34、前部ディフ
ァレンシャルギア30および後部ディファレンシャルギ
ア32をそれぞれ介して前部駆動シャフト28および後
部駆動シャフト29が回転駆動され、これにより、前記
各メインタイヤ12を回転駆動できるようになされてい
る。さらに、前記走行体本体1の内部の前記走行駆動機
構の隙間部分には、前記駆動用モータ38を駆動するた
めの複数のバッテリ39が配置されるとともに、前記駆
動用モータ38の駆動制御を行なうための駆動制御装置
40が配設されている。また、本実施例においては、前
記走行体本体1は、無線による遠隔操作により、自動的
に走行駆動制御するものであるため、走行体本体1の内
部には、前記無線を受信する受信機41が配設されてい
る。さらに、前記走行体本体1の内部には、前記可動フ
ック17を回動させるアクチュエータ42が配設される
とともに、このアクチュエータ42を動作させるアクチ
ュエータ用バッテリ43が配設されており、前記アクチ
ュエータ42を動作させることにより、前記可動フック
17を揺動させて前記可動フック17の係止溝16への
係合を解除するようになされている。なお、このアクチ
ュエータ42の動作は、走行操作と同様に遠隔操作によ
り行なうようにしてもよいし、走行体カプセル2の搭乗
室の内部から搭乗者が手動で操作することができるよう
にしてもよい。 【0016】また、本実施例においては、走行体本体1
の前部および後部には、図示しない注水口および排水口
がそれぞれ設けられており、水中走行時には、走行体本
体1の内部に水が侵入する浸水型の走行体とされてい
る。そのため、前記走行駆動機構および前記バッテリ3
9等は、水の侵入に耐えることができるように防水処理
が施されている。 【0017】図10はこのように構成された走行体本体
1を走行させるための走行システムの一実施例を示した
もので、例えば、陸上44から海等の水中45を通るよ
うに走行レール46を敷設するようになされており、こ
の走行レール46は、図10に示すように、1本の走行
レール46によりこの走行レール46上を往復走行させ
るようにしてもよいし、走行レール46を環状に敷設
し、この走行レール46上を周回させるようにしてもよ
い。 【0018】また、前記走行レール46は、図11に示
すように、断面形状コ字状を有しており、この走行レー
46は、その開口する面が互いに対向するように平行
に敷設するようになされている。そして、これら各走行
レール46の内側に、前記メインタイヤ12および補助
タイヤ13を位置させることにより、前記走行体本体1
を走行レール46に設置するようになっており、この状
態で、前記ガイドタイヤ15が前記各走行レール46
内側面に当接するようになっている。 【0019】なお、本実施例においては、前記走行レー
46を断面形状コ字状に形成するようにしているが、
この走行レール46は、例えば、水中45においては少
なくとも上面を有するとともに、陸上44においては少
なくとも下面を有する形状を有していればよい。さら
に、陸上44においては、走行レール46の代りに路面
上を走行させるようにしてもよい。 【0020】次に、本実施例の作用について説明する。 【0021】本実施例においては、まず、陸部に走行体
本体1を位置させた状態で、前記走行体本体1および走
行体カプセル2の外部ハッチ5,6を開き、搭乗者が搭
乗した後、内部ハッチ4を閉じるとともに、外部ハッチ
5,6を閉じる。これにより、前記走行体カプセル2の
搭乗室3の内部は気密に保持されることになる。この場
合、図示していないが、酸素発生装置により前記搭乗室
3の内部には常に適当な酸素が供給されるようになって
いるとともに、二酸化炭素除去装置により、前記搭乗室
3の内部に発生する二酸化炭素を除去するようになって
いる。 【0022】次に、無線による遠隔操作により走行操作
を行なうことにより、この制御信号が受信機41に受信
され、これにより、駆動制御装置40により駆動用モー
タ38が駆動制御される。そして、この駆動用モータ3
8の回転駆動により、ベベルギアボックス37、ギアボ
ックス36、センターディファレンシャルギア34、前
部ディファレンシャルギア30および後部ディファレン
シャルギア32をそれぞれ介して前部駆動シャフト28
および後部駆動シャフト29が回転駆動され、これによ
り、前記各メインタイヤ12が回転駆動され、前記走行
体本体1が前記走行レール46に沿って走行されるもの
である。 【0023】この場合に、陸上44においては、走行体
本体1に重力が加わるため、図11(a)に示すよう
に、前記メインタイヤ12が走行レール46の内側下面
に当接して、メインタイヤ12の回転駆動により走行レ
ール46に沿って移動されることになる。 【0024】そして、前記走行体本体1が走行レール
に沿って移動されて水中45に没すると、前記注水口
および排水口により走行体本体1の内部に水が侵入さ
れ、前記走行体本体1の浮力および搭乗室3の内部空気
の浮力により、走行体本体1が前記走行レール46の内
側部分で浮き上がり、図11(b)に示すように、メイ
ンタイヤ12が走行レール46の内側下面から離隔し、
前記補助タイヤ13が走行レール46の内側上面に当接
することになる。この場合に、前記補助タイヤ13は、
メインタイヤ12に接触しているため、メインタイヤ1
2に対して逆方向に回転するものであり、これにより、
前記メインタイヤ12の回転方向は、そのままで、前記
補助タイヤ13により、走行レール46の内側上面に沿
って走行体本体1が水中45を移動されるものである。 【0025】そして、走行レール46に沿って走行体本
体1が水中45から空気中に移動されると、前記浮力が
なくなって重力が加わることから、走行体本体1が下降
し、メインタイヤ12が走行レール46の内側下面に当
接して、メインタイヤ12の回転駆動により走行レール
46に沿って移動されるようになっている。 【0026】そして、前記走行体本体1が水中走行中に
何らかのトラブルが発生した場合には、図7に示すよう
に、遠隔操作あるいは搭乗者の操作によりアクチュエー
タ42を動作させ、前記可動フック17を揺動させるこ
とにより、前記可動フック17の係止溝16への係合を
解除させる。これにより、前記走行体カプセル2の前部
が前記走行体カプセル2の浮力により傾斜して浮上が
り、この走行体カプセル2の傾斜により前記固定フック
20の係止溝16への係合も外れ、前記走行体カプセル
2が走行体本体1から離脱される。この場合に、前記走
行体カプセル2は、前記走行体本体1にワイヤ26を介
して連結されており、前記走行体カプセル2の浮上に伴
って前記ワイヤ26に張力が加わることにより、前記ワ
イヤ26が引き出されてこのワイヤ26により回転プー
リ24が回転される。これにより、前記流体フィン22
が回転駆動され、この流体フィン22の水中における回
転抵抗により、前記ワイヤ26の引き出しが制限され、
前記走行体カプセル2の浮上速度を制限するようになっ
ている。 【0027】そして、前記走行体カプセル2が水上に浮
上した状態で、救援を待機するようになっている。この
場合に、走行体カプセル2と前記走行体本体1とを、ワ
イヤ26の他に電気配線により接続しておくことによ
り、前記救援待機状態で、例えば、無線や酸素供給等の
制御を継続させることができる。また、前記走行体カプ
セル2に簡単なスクリュ装置等の自走装置を搭載させて
おくことにより、前記走行体カプセル2が水上に浮上し
た後に、前記ワイヤ26を切断し、前記自走装置により
走行体カプセル2自体で陸まで移動することが可能とな
る。さらに、前記走行体カプセル2の両側に翼を収容自
在に配設し、前記走行体カプセル2の浮上時に前記翼を
広げることにより、前記走行体カプセル2の浮上速度を
制御することもできる。 【0028】したがって、本実施例においては、前記走
行体本体1が水中走行中に何らかのトラブルが発生した
場合に、前記可動フック17の係止溝16への係合を解
除させることにより、走行体カプセル2を走行体本体1
から離脱させることができ、しかも、前記流体フィン2
2により走行体カプセル2と走行体本体1とを連結する
ワイヤ26の引き出しを制限するようにしているので、
前記走行体カプセル2の浮上速度を制限することがで
き、その結果、搭乗者が搭乗している走行体カプセル2
を適当な速度で浮上させることができ、搭乗者に浮上時
の衝撃が加わることなく、安全に走行体カプセル2を浮
上させることができる。 【0029】なお、本発明は前記実施例のものに限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々変更することが可
能である。 【0030】 【発明の効果】以上述べたように本発明に係る水中陸走
行体の緊急脱出装置は、カプセル保持機構による走行体
カプセルと走行体本体との保持を解除させることによ
り、走行体カプセルを走行体本体から離脱させることが
でき、しかも、流体フィンにより走行体カプセルと走行
体本体とを連結するワイヤの引き出しを制限するように
しているので、前記走行体カプセルの浮上速度を制限す
ることができ、その結果、搭乗者が搭乗している走行体
カプセルを適当な速度で浮上させることができ、搭乗者
に浮上時の衝撃が加わることなく、安全に走行体カプセ
ルを浮上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る緊急脱出装置を適用した水中陸走
行体の一実施例を示す斜視図 【図2】本発明の走行体の側面図 【図3】本発明の走行体の平面図 【図4】本発明の走行体の正面図 【図5】本発明の走行体の後面図 【図6】本発明の緊急脱出装置の一実施例を示す縦断面
図 【図7】本発明の緊急脱出装置の可動フックの解除状態
を示す説明図 【図8】本発明の緊急脱出装置の走行体カプセルの離脱
状態を示す説明図 【図9】本発明の走行体の内部を示す概略構成図 【図10】本発明の走行体の走行システムを示す説明図 【図11】図11(a)は陸上走行時の走行体を示す説
明図、図11(b)は水中走行時の走行体を示す説明図 【符号の説明】 1 走行体本体 2 走行体カプセル 3 搭乗室 12 メインタイヤ 13 補助タイヤ 15 ガイドタイヤ 16 係止溝 17 可動フック 20 固定フック 22 流体フィン 24 回転プーリ 26 ワイヤ 38 駆動モータ 40 駆動制御装置 43 陸上 44 水中 45 走行レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−239293(JP,A) 実開 昭48−1508(JP,U) 特公 昭41−1460(JP,B1) 特公 平4−11433(JP,B2) 特公 昭51−13308(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60F 5/00 B63G 8/40 B63C 11/00 A63G 21/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の走行レールを陸上から水中に至る
    ように敷設し、上部に走行体カプセルが設置された走行
    体本体を走行レールに沿って移動自在に形成し、緊急時
    に前記走行体本体から走行体カプセルを離脱させるよう
    にした水中陸走行体の緊急脱出装置において、前記走行
    体カプセルと走行体本体とを一体に保持するとともに緊
    急時にこの保持を解除するカプセル保持機構を設け、前
    記走行体本体と前記走行体カプセルとをワイヤにより連
    結し、前記走行体本体に前記ワイヤの引き出し量を制限
    する抵抗負荷装置としての流体フィンを配設するととも
    に当該流体フィンの回転軸に取付けられた回転プーリに
    前記ワイヤを巻回したことを特徴とする水中陸走行体の
    緊急脱出装置。
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