JPH0739893U - 娯楽用施設 - Google Patents

娯楽用施設

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JPH0739893U
JPH0739893U JP7084593U JP7084593U JPH0739893U JP H0739893 U JPH0739893 U JP H0739893U JP 7084593 U JP7084593 U JP 7084593U JP 7084593 U JP7084593 U JP 7084593U JP H0739893 U JPH0739893 U JP H0739893U
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JP
Japan
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boat
reservoir
land
water
amphibious
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Pending
Application number
JP7084593U
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English (en)
Inventor
長一 池間
Original Assignee
長一 池間
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Publication date
Application filed by 長一 池間 filed Critical 長一 池間
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボートに水陸両用を用いることにより娯楽の
多面化と、水上と陸上の両方における場所の有効利用を
図ると共に、ボートを浮かべる貯水池の安全性を確保す
ること。 【構成】 貯水池1にボートを周回する施設において、
水陸両用ボート5を用いることで、前記貯水池1と陸地
との境界部には、該ボートの陸地格納場所7へ出入りす
る通路域8,9を設置すると共に、手動および自動ボー
ト10の停泊域12を設置した娯楽用施設。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は娯楽施設、特に人工プール、池、湖、沼又は河川などの貯水地におけ る舟遊びの娯楽用施設に関する。
【0002】
【従来の技術】
娯楽用施設の1つとして、独立した1個の動く空間が得られるものとして池等 におけるボート遊びに人気があり、広く知られている。また、ここで使用される ボートは手漕ぎ又は足漕ぎの手動か自動のもの、あるいは湖等においては高速の モーターボートがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記娯楽施設は自然池を利用するために娯楽施設としての場所の選定 に制約があり、雨風の気象条件によって開設されているか否かが現地に行かなけ れば判らず、また一般的には日没後には利用できず、またなによりもボートの転 覆による溺れなどを防ぐために監視員の配置やライフジャケットの着服等の安全 性について配慮されなければならなかった。
【0004】 また使用されるボートにおいても、水上のみの移動であるために趣味が薄れ、 なによりも繋留するボートの数に比較して大きな規模の埠頭を設置しなければな らなかった。
【0005】 そこで、本考案では水上のみでなく陸上の走行できる水陸両用ボートを配置し て今まで以上に人気のある娯楽施設を提供し、水陸両用ボートを従来のように繋 留することなく陸上に移動して格納することで水上におけるボート移動のために 有効な効率を上げんとする。
【0006】 また、本考案は気象条件や施設場所の選定にも制約されず、必要とあればいつ でも利用できるボートの娯楽施設を提供せんとする。
【0007】 さらに、本考案によれば、大人の背の届く水深においてボートを漕ぐので安全 な池を人工的に作ることにより遊園地の選定に制約がなく、一定の広さと管轄官 庁の許可があれば施工できる。
【0008】 なお本考案施設は夏場にはボートを陸揚げしてプールとして利用することもで きる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題に基づいてなされたものであり、その要旨は陸地と境を接 して所定領域とした貯水池にボートを浮かして周回する娯楽用施設において、 前記貯水池と陸地との境界部に、水陸両用ボートを陸地での格納場所へ出入す る通路域を設置すると共に、前記手動または/および自動ボートを繋留する停泊 域を設置したことを特徴とする娯楽用施設にある。
【0010】 ここで、上記貯水池としては湖、沼、河川の他自然や人工池を含む意である。
【0011】 また、本考案の別の要旨は、上記貯水池を水深1.5m以下の人工池とし、こ の池の周りにある水陸両用ボートの格納場所にはレストランやゲームセンターな どを付設したものである。
【0012】
【作用】
上記構成からなる本考案では、水陸両用ボート用の格納場所への通路域を貯水 池と陸地との境界部に設置することで、水上のみでなく陸地においてもボートを 車輪移動するといったことで1隻のボートで水陸2回楽しむことができる。
【0013】 水陸両用ボートの格納場所を設けることにより水上でのボート遊びの有効効率 を高くし、しかも格納場所にレストランやゲームセンターを設けることで待合い や展望あるいは休憩等の多目的な利用を図る。なお、この格納場所の家屋は水上 家屋とすることもできる。
【0014】 一方、貯水池を人工池にすれば何処にでも設置選択が可能となり、池の水深を 1.5mにすることで大人が乗ってさえいれば転覆によっても溺死するといった ことがなく安全性が確得される。
【0015】
【実施例】
本考案は、貯水池と池内を手動や自動で移動する水上専用ボート及び水陸両用 ボートとからなり、前記貯水池との境界部には水陸両用ボートを陸上にて格納す る通路域を設定すると共に貯水池に水上専用ボートを繋留する停泊域を設定する ことを主なる構成とする。
【0016】 貯水池は、縦と横の長さがそれぞれ12mと32mで、高さが水深0.6mに 保持できる枠構造2のプール1であり、枠の外周には一般用の旅客通路3が設け られている。また、プール1と陸地4との境界部には水陸両用ボート5が水上か らそのまま陸地へと移動するために設けた家屋6の1階部に設けた格納場所7へ 入庫する入口用傾斜通路域8と水上へと出庫する出口用傾斜通路域9とを設置す る。また、通路域8,9とは別に、境界部の枠構造2の一部に自動または手動で 動く水上専用ボート10を陸揚げまたは着水するために、陸地4から水中に至る ウォーターレール11を傾斜して敷設した埠頭12を設置し、その周囲に水上専 用ボート10を繋留する。
【0017】 水上専用ボート10の構造は、図2の側面図、図3の図2のA−A断面図、図 4の平面図、及び図5の図4のB−B断面図に現わされる。前後どちらにでも推 進する平面楕円形の船体13があり、船体の中央部に2人が向い合う座席14を 設け、座席の左右両側に手動ハンドル15で外枠カバー16付きの水車17を回 転することにより水上を前後に推進できるようにしている。なお10’は自動ま たは手動ボートに屋根を設置したものである。
【0018】 水陸両用ボート5は、図6の側面図、図7の操舵装置の平面図、図8の内部機 構を省略した図6の中央縦断面図、図9は中央扉を跳ね上げた図6の車輪部分の 一部縦断正面図、図10は駆動装置を概略化した拡大部分断面図によって示され る。この水陸両用ボート5は、船体18の上方中央部に張った床19上に向い合 って2個づつの座席20を設けた船室21と、この船室21の両側に並設した内 舷22と、内舷22を外側から囲む楕円形の外舷23とから構成され、船室21 の左右両側に羽根付平輪24を回転自在に軸支して駆動させる駆動装置25と、 各駆動装置25を全て同一方向に回転させてボート5の操舵を行う操舵機構26 とを備える。船室21は、その両側のデッキ27から乗込む時に、跳ね上げて開 扉する中央扉28を有する。
【0019】 操舵機構26は、船室21内の前後中央に設けた2個のハンドル29と、各ハ ンドル29の軸32の周囲に設けたカサ歯車31と、前方のカサ歯車31から回 転力を船体左右方向の駆動装置25及び後方のカサ歯車31’方向に伝達するた めの回転自在な伝達軸30,33とからなる。伝達軸30の一端にはカサ歯車3 1に歯合するカサ歯車34と、他端には駆動装置25の後述する回転ギア35に 歯合するウォームギア36とを有し、一方伝達軸33はその両端に各カサ歯車3 1に歯合するカサ歯車37を有する。
【0020】 駆動装置25は、船体18に固定したベアリング38と、このベアリング38 によって回転自在に支持されるケーシング39と、ベアリング38の上方にてケ ーシング39上部周囲に取付けられた回転ギア40と、ケーシング39内にて取 付固定され、かつ船体18内に設けた電源(図示せず)より給電される正転、ま たは逆転可能な駆動モーター41と、この駆動モーター41の回転軸42に取付 けた減速ギア43と、この減速ギア43に歯合するギア部44を一端に有し、か つ他端に後述の羽根付車輪24を回転させるウォームギア部45を有するウォー ム軸46と、ケーシング39の下部にて羽根付車輪24の回転シャフト47をそ の各端部付近にて回転自在に支持する2個のベアリング(図示せず)とからなる 。羽根付車輪24は、その両面円周上から半径方向に等しく延びる羽根部48を 円板24の回転シャフト47を中心に等角度、図示した例では45°間隔毎(図 6参照)に水掻きとして備え、一方円板車輪24の周面には陸上走行においてタ イヤとなるゴム等の柔軟な材料よりなる弾性部材9がピン等(図4参照)によっ て取付けられている。
【0021】 家屋6は、図11〜図12に示すように、1階のスペースを上記した水陸両用 車5の格納場所7とし、1階からの階段(図示せず)より上った2階の基台50 には外周に防護棚52をめぐらすと共に、通路を介して中央にレストランや待合 所及び事務所などを区画し、さらに通路からの階段53によって上がる3階部分 を設けて展望台や喫茶店などとする。また、この家屋屋根54には換気扇55を 設け、しかも上記通路と屋根54とを結ぶシリンダなどの昇降手段56によって 屋根54を3階の周壁55から離着可能にして屋根と同時に天井部分を開閉可能 にすることもできる。なお、家屋6は、図12に示すように、係留杭57を水底 に打ち込むことにより、水上レストランとすることも可能である。
【0022】 なお、図1中には食堂や他の娯楽施設を収容した建物がある。
【0023】 以上述べてきた本考案の使用状態を図7にしたがって説明する。
【0024】 入口用傾斜通路域8、池の周りを遊してきた水陸両用ボートを、格納場所7へ 格納しておき、順次出口用傾斜通路域9からプール1へ搬出する。この場合、水 陸両用ボート5は駆動装置25によって回転する車輪7のうち中央の外周に突出 した弾性部材49によって走行することになり、水中では羽根部48によって推 進する。
【0025】 一方、水上専用の手動または自動ボート10は通常埠頭12に繋留されている が、利用時には手足またはモーターによって水上を推進する。
【0026】 なお、上記本考案の施設は夏季には各ボートを陸揚げし、プールとして利用す ることもできる。
【0027】
【考案の効果】
本考案は、貯水池の境界部に水陸両用ボートを出入するための通路域を設ける と同時に、手動や自動ボートを繋留する停泊域を設けることにより興味のある娯 楽施設を提供することができる。また、水陸両用ボートで水上だけでなく陸上を 進行させ、利用しないときには格納場所へ収容することにより貯水池の有効利用 を図ることができる。さらに、人工池として何処でも貯水池を設置することがで き、人工池の深さを1.5m以下にすれば溺死などの事故を防いで安全性が得ら れる。特に、上記格納場所にレストランや休憩所を設けて施設の利用切符売場を 兼ねた総合施設を提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案である娯楽施設の全体概略図で
ある。
【図2】図2は、手動ボートの側面図である。
【図3】図3は、図2のA−A断面図である。
【図4】図4は、図2の平面図である。
【図5】図5は、図4のB−B断面図である。
【図6】図6は、水陸両用ボートの側面図である。
【図7】図7は、図6の操舵装置の平面図である。
【図8】図8は、図6のC−C断面図である。
【図9】図9は、図8の中央扉を跳ね上げた状態の一部
縦断正面図である。
【図10】図10は、図6の駆動装置を概略化した拡大
部分断面図である。
【図11】図11は、図1における本考案の家屋の屋根
を上昇した状態の正面図である。
【図12】図12は、図11のものを水中に係留した状
態を示す鳥敢図である。
【符号の説明】
1 貯水池(プール) 5 水陸両用ボート 6 家屋 7 格納場所 8,9 水陸両用ボートの通路域 10,10’ 手動または自動ボート 11 手動または自動ボートの停泊域(埠頭)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陸地と境を接して所定領域とした貯水池
    にボートを浮かして周回する娯楽用施設において、 前記貯水池と陸地との境界部に、水陸両用ボートを陸地
    での格納場所へ出入する通路域を設置すると共に、前記
    手動または/および自動ボートを繋留する停泊域を設置
    したことを特徴とする娯楽用施設。
  2. 【請求項2】 前記貯水池が水深1.5m以下の人工池
    であり、この池の周囲の前記格納場所を、レストラン、
    ゲームセンターを有する休憩所としての家屋としたこと
    を特徴とする娯楽用施設。
JP7084593U 1993-12-28 1993-12-28 娯楽用施設 Pending JPH0739893U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7084593U JPH0739893U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 娯楽用施設

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7084593U JPH0739893U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 娯楽用施設

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739893U true JPH0739893U (ja) 1995-07-18

Family

ID=13443314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7084593U Pending JPH0739893U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 娯楽用施設

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JP (1) JPH0739893U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56155428A (en) * 1980-05-02 1981-12-01 Mitsubishi Electric Corp Sequence monitoring device for question-and-answer type bus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56155428A (en) * 1980-05-02 1981-12-01 Mitsubishi Electric Corp Sequence monitoring device for question-and-answer type bus

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