JP3583687B2 - 加速式の動く歩道のための動く手すりを形成する装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加速式の動く歩道のための動く手すりを形成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
既知のタイプのこのような装置を図1に示す。この図は、歩道の両末端に位置する手すりの部分を示しており、その原理はフランス国特許出願FR2274523号に記載されている。
【0003】
この既知の装置では、手すりは、ロールウェイおよびガイドウェイ・レールから成るキャリッジ用レール4の間を移動するホイール3を有するそれぞれのキャリッジ2に取り付けられた手すりの取っ手1と、キャリッジ2のホイール3の車軸8によって担持された2つの方向変換部材7(プーリやコグなど)を通ってそれぞれの対応する取っ手1に面してほぼ直角に折れ曲がることによって連続する2つのキャリッジ2を相互接続する可撓性リンクで構成された手すりエレメント6とを含む。各可撓性リンク・エレメント6の2つの末端はそれぞれ、ロールウェイおよびガイドウェイ・レールから成るバッキング・キャリッジ用レール10上を移動するように取り付けられた2つのバッキング・キャリッジ9の一方に接続され、このレール10は、キャリッジ用レール4から、その距離が変化すると取っ手1の間の間隔が変化し、それにより取っ手の速度が変化するようになっている距離に保たれる。すなわち、各取っ手1は、歩道の一方の末端(入口側末端)に位置する加速ゾーンB中では離れて移動することができ、歩道のもう一方の末端(出口側末端)に位置する減速ゾーンB中では互いに接近することができ、加速ゾーンBと減速ゾーンBの間の一定速度ゾーン中では等間隔のままとなることができ、これにより歩道の動く床と「同期」させることが望ましい動く手すりが形成されるが、この同期は本発明以前には実現しなかった。
【0004】
動く歩道の両側には、動く手すりが備え付けられており、歩道の大部分に及ぶゾーンである、手すりが一定速度Vで移動するゾーンA中では、バッキング・キャリッジ用レール10がキャリッジ用レール4に非常に接近し、連続した2つの取っ手1の間の距離が最大となるように可撓性リンク・エレメント6が離間するので、バッキング・キャリッジ9は取っ手1を担持するキャリッジ2と接触する。d(バー)が1つの取っ手1の中央から次の取っ手1の中央までの距離を表すものと仮定すると、前記距離dは加速および減速ゾーンB中で変化する。v(バー)が加速ゾーンBへの入口および減速ゾーンBからの出口での最低速度であると仮定し、またVが一定速度ゾーンA中の前記取っ手の最大速度であると仮定し、比V/vがKに等しいとすると、歩道のゾーンBへの入口または歩道のゾーンBからの出口での取っ手1の間の距離の最小値は、d/Kに等しい。例えば、ある動く歩道について、V=毎秒3メートル(m/s)、v=0.75m/sであると仮定すると、比K=4であり、d=2メートルとすると、歩道への入口および歩道からの出口での取っ手間の最小距離はd/4=0.5となる。
【0005】
取っ手1を担持するキャリッジ用レール4、およびバッキング・キャリッジ用レール10は、手すりを折り返して歩道の一方の端からもう一方の端まで手すりを戻すことができるようにする装置を歩道の各末端に備えたループを形成する。一定速度ゾーンA中では、レール4および10は歩道の動く床Pと平行であり、取っ手1、ならびに手すりの最上部行程となる可撓性リンク・エレメント6は、前記床から所定の高さにある。このゾーンA中では、バッキング・キャリッジ9はキャリッジ2と係合する。加速または減速ゾーンB中では、バッキング・キャリッジ9はバッキング・キャリッジ用レール10のカム状プロファイルを有する部分に沿って転がり、このプロファイルの形状が、連続した取っ手の相対運動、すなわちそれらに適用される速度関係を支配する。手すりは、レール4および10の円弧状構成によって円形に回転することにより、最上部行程から最下部行程またはループ戻り(loop−return)行程に折り返され、その間、取っ手1は、減速ゾーンからの出口または加速ゾーンへの入口でのそれらの最小相対距離に維持される。
【0006】
このような構成には、手すりの各末端が折り返す際の取っ手の円形経路の直径φが大きいので、かさばりすぎるという欠点がある。したがって、折返し末端部分を受けるための比較的深いピットを設ける必要がある。例えば上記の場合で、一定最大速度ゾーン中での離間した取っ手間の距離が2mであり、これが歩道への入口または歩道からの出口で0.5mになり、したがって取っ手とバッキング・キャリッジの間の距離が折返しゾーン中で0.75mになるときには、連続したバッキング・キャリッジ全体のサイズを考えると、折返し中の取っ手の円形軌道の直径φは、最小値で少なくとも2.5m、あるいは3mにもなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
提示される課題は、第1には、快適さ、および機械システムにかかる力の最適化といった理由から、一定の加速度および減速度のゾーンにしなければならない加速および減速ゾーン中で、手すりと歩道の動く床の間の真の同期を得ること、第2には、折返しゾーンの上述の欠点を克服し、手すりの取っ手をその範囲内で折り返す折返しの高さを最小限に抑えることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、加速式の動く歩道のための動く手すりを形成する装置によって、提示された課題を解決するものであり、この手すりは、加速式の動く歩道のための動く手すりを形成する装置であって、前記手すりが、少なくとも1つのキャリッジ用レール(4)の上を移動するキャリッジ(2)上に取り付けられたN個の取っ手(1)と、連続した2つの前記キャリッジ(2)をそれぞれ相互接続し、方向変換部材(7)を介して前記キャリッジ(2)に面して折れ曲がり、前記キャリッジ用レール(4)から所与の最大速度と所与の最低速度の間で前記キャリッジ(2)を加速および減速するように変化する区間のところに位置する少なくとも1つのバッキング・キャリッジ用レール(10)の上を移動する2つのバッキング・キャリッジ(9)にその両端で固定された、それぞれ同じ長さ(L)の可撓性リンク・エレメント(6)とを含み、前記キャリッジ用レール(4)と前記バッキング・キャリッジ用レール(10)とがそれぞれループに形成され、このループの最下部行程および最上部行程が、それらの長さの少なくとも一部分に相当する最下部ゾーン(E)および最上部ゾーン(A)中でそれぞれ直線であると共に互いに平行であり、それらの末端部分が湾曲して、前記取っ手(1)、前記可撓性リンク・エレメント(6)、および前記バッキング・キャリッジ(9)を含むアセンブリを折り返す働きをし、前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が、前記最上部ゾーン(A)の先の各末端の折返しゾーン(F)の前に位置する発散ゾーン(B)中で、前記キャリッジ用レール(4)から発散する装置であって、前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が倣うカム状輪郭の振動プロファイルは、前記発散ゾーン(B)と前記折返しゾーン(F)の間に位置する収束ゾーン(D)中では、前記キャリッジ用レール(4)に向かって前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が収束するように作用するものであり、また、少なくとも前記発散ゾーン(B)中では、前記振動プロファイルの各波(Bi)の長さが、前記各波(B i )内に位置する連続する3つの前記バッキング・キャリッジ(9)の内の第1番目のものと第3番目のものとの間の距離に等しくなって、前記第1番目と第3番目のバッキング・キャリッジ(9)が前記各波(B i )の前端又は後端に位置するように作用するものであることを特徴とする。
【0009】
好ましくは、前記各波の各末端で、前記バッキング・キャリッジ用レールのカム状輪郭のプロファイルの傾斜が、前記キャリッジ用レールと前記バッキング・キャリッジ用レールに対して垂直な、対応する波の末端と交差する同一横断面中に位置する、キャリッジ用レールのセグメントの傾斜と平行であり、さらに、前記発散ゾーンBの始点と末端の間に位置する前記取っ手の数が奇数であり、その内の最初の前記取っ手が一方の末端に位置するときに、最後の前記取っ手が同じ発散ゾーンBのもう一方の末端に位置する。
【0010】
本発明のこのような高速の動く歩道は、どちらの交通の流れの方向でも使用することができるので、一方の方向で加速ゾーンである発散ゾーンBは、逆方向では必然的に減速ゾーンとなり、またその逆も言える。この目的のために、本発明では、バッキング・キャリッジを担持するレールの前記カム状輪郭は、少なくとも発散ゾーンB中では、手すり装置の各末端で同じ構成とされる。
【0011】
好ましい実施形態では、各キャリッジを担持する各レールのループの最上部行程および最下部行程は平行であり、この装置は、各発散ゾーンBと収束ゾーンDの間に位置する水平安全ゾーンCを備える。
【0012】
その結果として、第1に本発明の動く歩道の使用者にとって望ましい全ての快適さおよび安全をもたらし、第2に機械手段の寸法およびそれらが耐える必要のある力を最小限に抑えることによって機械手段の実装を最適化することにより、提示された課題を克服する新しい手すりを形成する装置がもたらされる。
【0013】
本発明の2つの実施形態を示す、例示のみを目的として与えた添付の概略図に関連して与えた以下の説明を読めば、本発明はよりよく理解され、本発明のその他の目的、特徴、細部、および利点は、より明確になるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
図2および図3に関連して述べる手すりは、図1に示す既知の手すりと概ね同じ構成であり、したがって、図1に示す手すりと共通する図2および図3の手すりのエレメントには同じ参照符を与えてある。
【0015】
さらに、図1に示す手すりは、参照によりその内容を本願に組み込む、ヨーロッパ特許第0576353号に記載されている。
【0016】
したがって、詳細には述べないが、各可撓性リンク・エレメント6をブロック1bを固定するためのコグ・ベルト1a(図1)で構成することができ、これらのブロックの形状が、連続した2つのブロックが相互に係合することができるようになっており、各ブロックの前面が突起を備え、かつその後面がその突起と相補的な少なくとも1つの凹部を備え、2つのプーリの間のリンクの直線部分では、ブロック1bの前面の各突起が隣接するブロックの向かい合う後面の相補的な凹部と係合して、それによりリンクに加わる剪断力に耐えることができるほぞ継手を形成し、これらの突起がリンクの凸状部分では凹部から出るようになっていることが分かる。
【0017】
言うまでもなく、可撓性リンク・エレメント6は、上述の従来技術の特許に記載の方法以外で、例えばケーブルで構成することもできる。
【0018】
図2および図3は、動く歩道の2つの末端を示している。歩道を可逆性にすることができるようにするため、また第1に歩道の進行方向に応じて逆にすることができ、第2に折返し前または折返し中に取っ手も加速および減速するゾーンと一致することができる加速ゾーンおよび減速ゾーンを規定する際の混乱を避けるために、これらの末端は同じ構成である。これらのゾーンは、本記述では以下のように呼ぶ。
加速または減速ゾーンBは、バッキング・キャリッジ9のためのバッキング・キャリッジ用レール10が、取っ手1を担持するキャリッジ2のためのキャリッジ用レール4から発散するので「発散」ゾーンと呼び、一定最大速度ゾーンAの末端の先に存在する。
折返し部分Fの前または折返し部分F中に存在する上記で定義したゾーンDは、手すりが加速されるゾーンまたは前記手すりが減速されるゾーンであり、バッキング・キャリッジ用レール10がキャリッジ用レール4に向かって収束するので「収束」ゾーンと呼ぶ。
【0019】
本発明では、バッキング・キャリッジ9を案内するバッキング・キャリッジ用レール10は、ゾーンD中で取っ手1を担持するキャリッジ2を案内するキャリッジ用レール4に向かって徐々に収束するようになっているカム状輪郭10a、10b(図2)、10c、10d(図3)を発散ゾーンBから最下部ゾーンEまで有し、最下部ゾーンEでは、手すりの取っ手1は、最大一定速度ゾーンA中を移動する手すりの取っ手I間の距離とほぼ等しい比較的一定の間隔だけ離間して移動する。
【0020】
図2に示す実施形態では、バッキング・キャリッジ用レール10は、折返しゾーンFの前、ならびに発散ゾーンBおよびその後の安全ゾーンCのカム状プロファイルの後に続く凹状部分10a1の先に延び、かつ折返しカーブの円弧形状10a3の始点に接続するカム状輪郭の凸状プロファイル10a2の後で、バッキング・キャリッジ9が対応するキャリッジ2に可能な限り接近するまで、キャリッジ用レール4に向かって収束し、連続する2つの取っ手1の間に位置する可撓性リンク・エレメント6は、折返し部分の形状と合致するプーリ・ホイール5の周りに巻き付く。この実施形態では、手すりの取っ手の速度を上げるための再加速、または歩道のもう一方の末端でのそれらの速度を落とすための減速は、それぞれ手すりが折り返される前またはその後で、最低限の数、すなわち2つの可撓性リンク・エレメント6で可能な限り効率的に実行され、これは、キャリッジ用レール4およびバッキング・キャリッジ用レール10が形成する円の全直径φが約1.30mである場合には、収束ゾーンDの長さlがほぼ3mに等しいことを表す。
【0021】
図2は、連続する2つの再加速された手すりの取っ手1の間のリンクまたは可撓性リンク・エレメント6が、プーリ・ホイール5の周りに巻き付けられることも示しており、このプーリ・ホイール5は、手すりを駆動するための駆動ホイールとなることもあり、また、手すりの取っ手1を担持するキャリッジ2と、キャリッジ2と係合するバッキング・キャリッジ9と、適用可能であれば2つの中間キャリッジ11(図3の実施形態に示す)とで構成されたアセンブリをそれぞれ受ける、ほぼ正反対にある2つの凹部5aを備える(図2参照)。キャリッジ用レール4の円弧状の折返し部分は、プーリ・ホイール5に沿う。
【0022】
カム状輪郭10aおよびプーリ・ホイール5は、踊り場プレート(landing plate)付近で歩道の出口から始まって安全ゾーンCおよびゾーンDを越えて折返しゾーンFまで延びる、図2では一点鎖線で概略的に示す保護クラッディング13によってカバーすることにより、動く歩道の床Pで移送される通行人が手を触れることができないようになっている。水平安全ゾーンCは、現在の一定速度の歩道において既知の安全ゾーンとは異なる。このような既知の安全ゾーンは、可変長の手すりエレメントを含まず、折返しゾーンFの垂直部分の最下部部分しか安全をもたらさない。
【0023】
上記のように、歩道への入口に相当する歩道の末端、および歩道の出口に相当する歩道の末端は、上記で規定したように同じ構成である。図2に示す本発明の装置によって、上記で説明したようにプーリ・ホイール5の全直径φを約1.30mの値まで縮小することが可能となり、それによりピットの深さの大幅な減少がもたらされ、この場合には動く歩道の床Pからわずかに約0.30mの深さとなり、床自体は手すり1の最上部行程より約1m下に位置する。
【0024】
図3に示す実施形態では、バッキング・キャリッジ用レール10は、折返しゾーンF中、ならびにバッキング・キャリッジ用レール10の折返しカーブの少なくとも一部分となる凸状のカム輪郭プロファイルの後で、前記バッキング・キャリッジ9が対応するキャリッジ2に可能な限り接近するまで、キャリッジ用レール4に向かって収束し、バッキング・キャリッジ用レール10の折返しをもたらす末端部分は、円弧状である。
【0025】
この実施形態では、図2の収束用カム状輪郭10aまたは10bの形状と同様に、バッキング・キャリッジ用レール10の折返し用カム状輪郭10cまたは10dの形状は、本発明に対応し、かつ最小限の距離で手すりの取っ手1を再加速または減速することができるようにする任意のプロファイル(本記述ではこれ以上の特徴を指定する必要はない)を使用して、当業者なら実施することができる。このゾーンでは、加速および減速を、ゾーンBのように通行人の快適さのために一定かつ緩慢にする必要がなく、これによりキャリッジ2を案内するレール4の円弧状折返し部分の全直径φを縮小することが可能となる。図3の実施形態では、この直径φは約2mにすることができ、これにより、通行人が移送される床Pの下約1mのピットの深さがもたらされる。この深さは、図2に示す実施形態のピットの深さより深いが、それでも図1に示す従来技術の装置のピットの深さよりは浅い。
【0026】
したがって、本発明では、図2および図3に関連して上述した手すりの折返し末端部分は、第1に、歩道の一方の端からもう一方の端に手すりを戻すのに必要な手すりの取っ手の数が可能な限り少なくなるように、第2に、通行人を移送する動く床の下に位置する各折返しゾーンのピットの深さが、図1に示す従来技術の手すりの折返しゾーンに比べてかなり減少するように構成される。
【0027】
少なくともキャリッジ2およびバッキング・キャリッジ9が加速された後の最大駆動速度に対応するそれらの直線部分であるゾーンAおよびEでは、キャリッジ2およびバッキング・キャリッジ9を担持するレール4、10は、互いに等間隔に位置する。さらに、特に各キャリッジ2の間の可撓性リンク・エレメント6の長さLが長いときには、この装置は、連続する2つの手すりの取っ手1の間に位置する、各可撓性リンク・エレメント6に固定された中間キャリッジ11を含む。したがって、手すりの取っ手1を支持するキャリッジ用レール4に沿って移動することができる支持ホイールを有するこれらの中間キャリッジ11は、特に高速の歩道の軌道の勾配が変化するときにカーブの上で、より良好に手すりを案内することができ、したがって可撓性リンク・エレメント6は2つのキャリッジの間のカーブの形状に、より密接に沿う。
【0028】
通行人の快適さおよびこの装置を構成する諸エレメントの機械的強度を改善するためには、バッキング・キャリッジ用レール10がキャリッジ用レール4から発散する各発散ゾーンBの少なくとも大部分にわたって一定となる加速および減速を実現することが望ましいので、前記ゾーン中のバッキング・キャリッジ用レール10のカム状輪郭は、上記のように、各波Bi(図3には4つの波B1からB4を示す)の長さが連続したバッキング・キャリッジ9の第1のキャリッジと第3のキャリッジ(これらはそれぞれ、それらが挟む(flank)波の各末端に位置する)の間の距離に等しい、振動プロファイルに従う。したがって、各波の長さは、キャリッジ2が減速するにつれて、レール4、10が次第に発散することによって減少する。
【0029】
さらに、バッキング・キャリッジ用レール10のカム状輪郭のプロファイルの傾斜Tiは、2本のレール4、10に対して垂直な、対応する波Biの末端と交差する同一横断面Pi中に位置する、キャリッジ用レール4のセグメントの傾斜と平行である。図3に示すように、各発散ゾーンBの始点と末端の間に位置する取っ手1の数は奇数、例えば9個であり、最初の取っ手1が一方の末端に位置するときに、最後の取っ手(最初の取っ手1から数えて8番目の取っ手)は同じゾーンのもう一方の末端に位置する。
【0030】
上記の定義によれば、所与の一定加速度/減速度に従って、入口の上流側および出口の下流側の一定速度ゾーンAおよびE中の一定最大速度Vから所与の最低速度v(バー)に移行する、またはその逆に移行することができるようにする本発明の加速/減速カムには複数のタイプがある。どの取っ手1も、そこにかかる力を緩和するための静的平衡特性がそれらを相互接続する可撓性リンク・エレメント6が、バッキング・キャリッジ用レール10のカムのプロファイルと直交しなければならないバッキング・キャリッジ9と対応しなければならないと仮定すると、前記カムは中心Gn(t)、半径Rn(t)の円の包絡線であると言うことができる。ここで、t(バー)は0からτの範囲で変化し、τは連続する2つの取っ手が同じ箇所を通過する間に経過する時間周期であり、半径Rnの値は取っ手1とそれと関連するバッキング・キャリッジ9の間の距離であり、各円の中心Gnは当該取っ手1の位置である。
【0031】
2つの取っ手1の間の最大長さを、それらを相互接続する可撓性リンク・エレメント6の長さLであると考えた場合、および加速/減速または発散ゾーンB中に同時に存在する取っ手の数MがM=2P+1(Pは実際の波Biの数)となるものとした場合には、本発明の性質に基づいて、最低速度vおよび最大速度Vに関係する定数を決定することができる。これらの定数は下記の数式
kv=Vmax/vmin
k0=vmin×Vmax×(kv−1)/2
K1=Vmax−vmin×(kv−1)/2
のようになり、これにより、数式
γ(p)=K0/(P×L)
の加速度/減速度の値が与えられ、減速または加速の長さはゾーンBの長さに等しく、数式
d(p)=2×P×τ×K1
のようになる。すなわち、例えばL=2m、最大速度V=3m/s、vmin=0.75m/sを与え、P=4、すなわち取っ手の数M=9とし、周期τ=L/V=2/3秒とすると、減速度γ=0.4218m/s、加速または減速の長さd=10mとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加速式の動く歩道のための従来技術の手すりの折返し末端を示す図である。
【図2】本発明の手すりを形成する装置の第1の実施形態を示す図である。
【図3】本発明の手すりを形成する装置の第2の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 取っ手
2 キャリッジ
4 キャリッジ用レール
5 プーリ・ホイール
5a 凹部
6 可撓性リンク・エレメント
9 バッキング・キャリッジ
10 バッキング・キャリッジ用レール
10a カム状輪郭
13 保護クラッディング
Claims (11)
- 加速式の動く歩道のための動く手すりを形成する装置であって、前記手すりが、少なくとも1つのキャリッジ用レール(4)の上を移動するキャリッジ(2)上に取り付けられたN個の取っ手(1)と、連続した2つの前記キャリッジ(2)をそれぞれ相互接続し、方向変換部材(7)を介して前記キャリッジ(2)に面して折れ曲がり、前記キャリッジ用レール(4)から所与の最大速度と所与の最低速度の間で前記キャリッジ(2)を加速および減速するように変化する区間のところに位置する少なくとも1つのバッキング・キャリッジ用レール(10)の上を移動する2つのバッキング・キャリッジ(9)にその両端で固定された、それぞれ同じ長さ(L)の可撓性リンク・エレメント(6)とを含み、前記キャリッジ用レール(4)と前記バッキング・キャリッジ用レール(10)とがそれぞれループに形成され、このループの最下部行程および最上部行程が、それらの長さの少なくとも一部分に相当する最下部ゾーン(E)および最上部ゾーン(A)中でそれぞれ直線であると共に互いに平行であり、それらの末端部分が湾曲して、前記取っ手(1)、前記可撓性リンク・エレメント(6)、および前記バッキング・キャリッジ(9)を含むアセンブリを折り返す働きをし、前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が、前記最上部ゾーン(A)の先の各末端の折返しゾーン(F)の前に位置する発散ゾーン(B)中で、前記キャリッジ用レール(4)から発散する装置であって、前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が倣うカム状輪郭の振動プロファイルは、前記発散ゾーン(B)と前記折返しゾーン(F)の間に位置する収束ゾーン(D)中では、前記キャリッジ用レール(4)に向かって前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が収束するように作用するものであり、また、少なくとも前記発散ゾーン(B)中では、前記振動プロファイルの各波(Bi)の長さが、前記各波(B i )内に位置する連続する3つの前記バッキング・キャリッジ(9)の内の第1番目のものと第3番目のものとの間の距離に等しくなって、前記第1番目と第3番目のバッキング・キャリッジ(9)が前記各波(B i )の前端又は後端に位置するように作用するものであることを特徴とする装置。
- 前記各波の各末端で、前記バッキング・キャリッジ用レール(10)のカム状輪郭のプロファイルの傾斜が、前記キャリッジ用レール(4)と前記バッキング・キャリッジ用レール(10)に対して垂直な、対応する波の末端と交差する同一横断面中に位置する、キャリッジ用レール(4)のセグメントの傾斜と平行であることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記発散ゾーン(B)の始点と末端の間に位置する前記取っ手(1)の数が奇数であり、その内の最初の前記取っ手(1)が一方の末端に位置するときに、最後の前記取っ手(4)が同じ発散ゾーン(B)のもう一方の末端に位置することを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
- バッキング・キャリッジ用レール(10)が、折返しゾーン(F)の前、ならびに折返しカーブの円弧形状(10a3)の始点に接続するカム状輪郭の凸状プロファイル(10a2)の後で前記バッキング・キャリッジ(9)が対応する前記キャリッジ(2)に可能な限り接近するまで、前記キャリッジ用レール(4)に向かって収束し、連続する2つの取っ手(1)の間に位置する前記可撓性リンク・エレメント(6)が、折返し部分の形状と合致するプーリ・ホイール(5)の周りに巻き付くことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記プーリ・ホイール(5)が、前記手すりの取っ手(1)を担持する前記キャリッジ(2)および前記バッキング・キャリッジ(9)で構成されたそれぞれのアセンブリを受ける、ほぼ正反対に位置する2つの凹部(5a)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
- 前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が、前記折返しゾーン(F)中、ならびに前記バッキング・キャリッジ用レール(10)の折返しカーブの少なくとも一部分となるカム状輪郭の凸状プロファイル(10c、10d)の後で、前記バッキング・キャリッジ(9)が対応する前記キャリッジ(2)に可能な限り接近するまで、前記キャリッジ用レール(4)に向かって収束し、前記キャリッジ用レール(4)が折り返す末端部分が円弧状であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記バッキング・キャリッジ用レール(10)の前記カム状輪郭が、少なくとも前記発散ゾーン(B)中では、この手すり装置の各末端で同じであることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の装置。
- 前記キャリッジ用レール(4)のループの最上部行程および最下部行程が平行であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の装置。
- 前記キャリッジ用レール(14)および前記バッキング・キャリッジ用レール(10)が、少なくとも前記キャリッジ(2)および前記バッキング・キャリッジ(9)が加速後に最大駆動速度に達するそれらの直線部分である前記最上部ゾーン(A)および前記最下部ゾーン(E)中において、相互に等間隔であることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の装置。
- 連続する2つの前記手すりの取っ手(1)の間に少なくとも1つの中間キャリッジ(11)を含む装置であって、前記少なくとも1つの中間キャリッジ(11)が、前記可撓性リンク・エレメント(6)に固定され、前記手すりの取っ手(1)を支持する前記キャリッジ用レール(4)の上を移動するように取り付けられることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の装置。
- 前記キャリッジ(2)がそれに沿って最大速度で移動する前記最上部ゾーン(A)の2つの末端において、それぞれ前記発散ゾーン(B)と前記収束ゾーン(D)の間に位置する水平安全ゾーン(C)を備えることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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