JP3583213B2 - デジタル回線接続装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、総合サービスデジタル通信網(以下、単にISDNと称する)に係わる接続制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタと接続し、ISDNとの通信を行うデジタル回線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ISDNを介して一方の通信端末を他方の通信端末に接続し、これらの通信端末間でデータ伝送を行うためには、それら通信端末とISDNとの間にターミナルアダプタを設ける必要がある。
【0003】
このようなターミナルアダプタは、ISDNのレイヤ1〜3を確立して接続相手先のターミナルアダプタとの呼設定を行う機能と、通信端末のインターフェースとISDNのインタフェースを整合する機能を有している。これによって、該ターミナルアダプタに接続された通信端末は、ISDNを介して他方の通信端末とデータ通信を行うことができる。
【0004】
ところで、一方のターミナルアダプタがISDNを介して他方のターミナルアダプタと通信路を設定するためには、ターミナルアダプタを手動で操作し、ISDNに対して発呼要求をして、ISDNに他方のターミナルアダプタとの通話路を確立させる第1の方法と、通信端末に、ターミナルアダプタに対し制御コマンドを送信する等のターミナルアダプタ制御手順を備え、通信端末を操作することにより、ターミナルアダプタに発呼要求を行い、これを受信したターミナルアダプタがISDNに対して発呼要求をして、ISDNに他方のターミナルアダプタとの通話路を確立させる第2の方法とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によれば、ターミナルアダプタ制御手順を備えていない通信端末、例えば、画像伝送装置、高品質音声データ伝送装置等をターミナルアダプタに接続し、データ通信を行う際には手動でターミナルアダプタを操作する必要があり、その操作が煩わしく、また、画像伝送装置、高品質音声データ伝送装置等の特殊な通信端末にターミナルアダプタ制御手順を備えると、その構成が複雑になるといった第1の問題点があった。
【0006】
また、通信端末とターミナルアダプタとの接続関係は固定とされているので、任意の通信端末を任意のターミナルアダプタに接続する場合にはその都度、切換接続作業を行わなければならず、当該システムの変更に時間を要するといった第2の問題点があった。
【0007】
また、通信端末とターミナルアダプタとの接続は1対1の固定接続となっているので、当該通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信を行うことはできないといった第3の問題点があった。
【0008】
本発明は、これら上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ターミナルアダプタ制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタに接続し、該ターミナルアダプタを用いて通信する場合、発信又は着信における操作性を良好にすると共に、通信端末及びターミナルアダプタ間の切換接続作業を必要とせず、しかも複数のターミナルアダプタに対して分配通信を行うことができるデジタル回線接続装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のデジタル回線接続装置は、複数の通信端末と、当該複数の通信端末をISDNに接続する複数のターミナルアダプタと、前記複数の通信端末と前記複数のターミナルアダプタとを任意の組み合わせで接続制御する接続装置とを有するデジタル回線接続装置であって、前記接続装置は、前記複数の通信端末と接続する複数の通信端末側インターフェースと、前記複数のターミナルアダプタと接続する複数のアダプタ側インターフェースと、前記の通信端末側インターフェースと前記複数のアダプタ側インターフェースとを任意の組み合わせで接続する接続スイッチ手段と、当該接続装置に対して集中制御を行う制御端末と、当該制御端末からの指示に基づいて前記接続スイッチ手段を作動させ、前記通信端末側インターフェース及びアダプタ側インターフェースを介して前記通信端末及びターミナルアダプタを任意に接続する制御手段と、当該制御手段からの指示に基づいて前記ターミナルアダプタに対する呼制御を行う前記ターミナルアダプタに対応した呼制御手段と、前記通信端末または前記呼制御手段のいずれかを前記アダプタ側インターフェースに切替接続する当該アダプタ側インターフェースに対応する切替スイッチ手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
従って、当該デジタル回線接続装置によれば、例えばターミナルアダプタの発信又は着信制御を制御端末からの入力操作にて設定し、当該設定に基づいて前記通信端末側インターフェース及び前記アダプタ側インターフェースを介して前記通信端末及びターミナルアダプタを任意に接続するようにしたので、ターミナルアダプタ制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタに接続し、該ターミナルアダプタを用いて通信する場合、発信又は着信を前記制御端末にて行うことにより、その操作性を良好にすることができると共に、通信端末及びターミナルアダプタ間の切換接続作業を必要とせず、つまりシステムの変更時間が不要となり、しかも通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信をも行うことができる。
【0011】
また、上記目的を達成するために本発明のデジタル回線接続装置は、上記第1のデジタル回線接続装置の構成に加え、前記接続装置が、前記ISDNから網同期クロックを抽出する網同期クロック抽出手段と、当該網同期クロック抽出手段にて抽出された網同期クロックを前記通信端末側インターフェースを介して通信端末に供給する手段とを有することを特徴とする。
【0012】
従って、当該デジタル回線接続装置によれば、当該網同期クロック抽出手段にてISDNの網同期クロックを抽出し、当該抽出された網同期クロックを前記通信端末側インターフェースを介して通信端末に供給するようにしたので、当該ISDNとの同期が取れていない通信端末を使用したとしても、通常のようにターミナルアダプタからクロックを得るのではなく、当該網同期クロックを通信端末に享受することにより、当該通信端末は当該ISDNとのデータ通信を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明のデジタル回線接続装置における実施の形態について説明する。図1は本発明のデジタル回線接続装置とISDNとの接続状態を概略的に示すシステム構成図である。
【0014】
図1に示すシステムとしては、ISDN100と、相手側通信端末群110と、ISDN100を介して相手側通信端末群110と接続するデジタル回線接続装置10とを有している。
【0015】
相手側通信端末群110には、複数の相手側通信端末111と、相手側通信端末111とISDN100とを接続し、ISDN100に係わる接続制御手順を有する相手側ターミナルアダプタ112とを有している。
【0016】
また、デジタル回線接続装置10は、ターミナルアダプタに係わる制御手順、つまりターミナルアダプタ制御手順を持たない、例えば音声コーデック、監視用モニター等の複数の通信端末(DTE)11と、通信端末11とISDN100と接続し、ISDN100に係わる接続制御手順を有するターミナルアダプタ (TA)12と、通信端末11とターミナルアダプタ12とを自在に接続制御する接続装置13と、接続装置13を集中管理すると共に、該接続装置13を制御指示する制御端末14とを有している。尚、デジタル回線接続装置10は、前記ISDN100からの網同期クロックを接続線15を介して接続装置13内に供給するものである。
【0017】
では、次にデジタル回線接続装置10の要部である接続装置13の内部構成について説明する。図2はデジタル回線接続装置10の要部である接続装置13内部の概略構成を示すブロック図である。図3はデジタル回線接続装置10の制御端末14における制御指令に係わるメニューを示す説明図である。
【0018】
図2において接続装置13は、該接続装置13全体を制御系バス32を介して制御する中央制御装置(以下、単にCPUと称する)21と、該CPU21に係わる制御プログラム等を記憶する固定記憶装置(以下、単にROMと称する)22と、該制御プログラムを実行するためのワークエリア及び設定内容を記憶する一時記憶装置(以下、単にRAMと称する)23と、時間予約発着呼制御を行うための時計を刻むタイマー装置(TIMER)24と、前述した接続装置13の集中管理を行う制御端末14と接続するためのPCインターフェース(PCi/f)25と、前記ターミナルアダプタ12に対し発信又は着信制御を行う呼制御部26と、接続線15を介してISDN100の網同期クロックを抽出する網同期クロック抽出部27と、通信端末11と接続する通信端末側インターフェース(DTEi/f)28と、ターミナルアダプタ12と接続するアダプタ側インターフェース(TAi/f)29と、通信端末側インターフェース28とアダプタ側インターフェース29又は呼制御部26とを接続する接続スイッチ部30と、アダプタ側インターフェース29へ接続する信号線を呼制御部26側へ切り換えるスイッチ部31と、スイッチ部31を駆動するスイッチドライバ33とを有している。
【0019】
尚、スイッチ部31は、呼接続動作時及び空き状態の時、呼制御部26側に設定されており、ISDN100との呼接続動作が完了して、データ通信が開始されるとき、接続スイッチ部30側に切替設定されるものである。
【0020】
通常のデータ通信を行う場合には予め通信端末に接続されたターミナルアダプタからのクロックを通信端末に供給することにより、ISDN100と通信端末がデータ通信を行うようにしていたが、本発明のような任意の1乃至複数のターミナルアダプタ12と通信端末11とが分配接続を行うような場合には、どのターミナルアダプタ12からクロックを供給させるかの判断が必要であり、また、仮にこの判断後にターミナルアダプタ12からクロックを供給すると、クロックを供給したターミナルアダプタ12が通信を終了したとき、別のターミナルアダプタ12からクロックを供給する必要があり、このとき、クロックの切り換えが行われる。すると、このクロックの切り換えをした時、クロック波形が乱れてしまい、良好なデータ通信を得ることができない。
【0021】
そこで、デジタル回線接続装置10においては、網同期クロック抽出部27にて接続線15を介してISDN100から網同期クロックを抽出し、呼制御部26、スイッチ部31、接続スイッチ部30及び通信端末側インターフェース28を介して、分配接続時に必要な網同期クロックを通信端末11に供給するものである。
【0022】
デジタル回線接続装置10において、任意の通信端末11と任意のターミナルアダプタ12との接続は、制御端末14からの接続制御指示に基づいて行われるものであり、通信端末側インターフェース28、接続スイッチ30、スイッチ部31及びアダプタ側インターフェース29を介して通信端末11及びターミナルアダプタ12間のデータ通信を行うものである。
【0023】
制御端末14からの制御指令としては、図3に示すように、ターミナルアダプタ12に着信があった場合に着信を許可する項番1としての応答コマンド(ANSWER)と、指定したターミナルアダプタ12からダイヤル発信する項番2としてのダイヤルコマンド(DIAL)と、指定したターミナルアダプタ12の通信を切断する項番3としての切断コマンド(DISC)と、指定したターミナルアダプタ12の使用状態を読み出す項番4としての読出コマンド(READ LINE COND)と、指定したターミナルアダプタ12の着信モードを指定する項番5としてのモード指定コマンド(SET CALL MODE)と、指定したターミナルアダプタ12にどの通信端末11に接続するかを指定する項番6としての接続指示コマンド(SET PEER ADDR)と、指定したターミナルアダプタが指定した予約時間になると自動で発信を行うと共に、指定した切断時間になると自動で通信を切断する予約通信を設定する項番7としての予約コマンド(SET RESERVE)と、内部時計の年月日及び時間を設定する項番8としての時計コマンド(SET TIMER)と、デジタル回線接続装置10の接続・切断等の運用記録を読み出す項番9としてのロギングコマンド(READ REPORT)等とを有している。
【0024】
尚、前記項番6の接続指示コマンド(SET PEER ADDR)は、通信端末11と任意のターミナルアダプタ12といったような1対1接続、又は通信端末11と任意の複数個のターミナルアダプタ12といったような1対複数といった分配接続を指定するコマンドである。
【0025】
では、次にデジタル回線接続装置10の動作について説明する。
【0026】
まずは、デジタル回線接続装置10における通信端末11と通信端末11に相対するターミナルアダプタ12とを接続する際の動作について説明する。図4はデジタル回線接続装置10における通信端末11と通信端末11に相対するターミナルアダプタ12同士を接続する場合の動作状態を示す動作説明図である。
【0027】
図4において通信端末11をC1,C2,C3,C4…Cn、ターミナルアダプタ12をL1,L2,L3,L4…Lnとし、例えば通信端末C1はターミナルアダプタL1、通信端末C2はターミナルアダプタL2といったように各通信端末11はそれぞれ対応するターミナルアダプタ12を介してISDN100の通信端末111を接続し、上りデータ及び下りデータの通信を行うことが可能である。
【0028】
次にデジタル回線接続装置10における任意の通信端末11と任意のターミナルアダプタ12とを1対1にて接続する際の動作について説明する。図5はデジタル回線接続装置10における任意の通信端末11と任意のターミナルアダプタ12とを1対1で接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【0029】
図5に示すように制御端末14からの制御指示(接続指示コマンド)に基づいて、例えば通信端末C1をターミナルアダプタL3、通信端末C2をターミナルアダプタL1、通信端末C3をターミナルアダプタL4、通信端末C4をターミナルアダプタL2、通信端末CnをターミナルアダプタLnといったように、任意の通信端末11及び任意のターミナルアダプタ12同士を1対1にて接続し、ISDN100に対する上りデータ及び下りデータの通信を行うことが可能である。
【0030】
また、デジタル回線接続装置10においては任意の通信端末11と任意の複数のターミナルアダプタ12とを1対複数にて分配接続することも可能であり、図6はデジタル回線接続装置10における任意の通信端末11と任意の複数個のターミナルアダプタ12とを接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【0031】
図6に示すように制御端末14からの制御指示(接続指示コマンド)に基づいて、例えば通信端末C1を任意のターミナルアダプタL1,L2,L3に、通信端末C4を任意のターミナルアダプタL4,Lnといったように任意の通信端末11と複数のターミナルアダプタ12を1対複数にて接続し、ISDN100に対する上りデータ及び/又は下りデータの通信を行うことが可能である。
【0032】
尚、この際、通信端末11からの下りデータは、任意のターミナルアダプタL1,L2,L3に供給し、ISDN100からの上りデータをターミナルアダプタL1のみから供給するようにしている。
【0033】
従って、デジタル回線接続装置10によれば、制御端末14からの制御指令に基づいて、通信端末側インターフェース28及びアダプタ側インターフェース29を介して通信端末11及び1乃至複数のターミナルアダプタ12を任意に接続するようにしたので、ISDN100に係わる接続制御手順を持たない通信端末11をターミナルアダプタ12を用いて通信する場合、ターミナルアダプタ12の発信又は着信を制御端末14にて行うことにより、その操作性を良好にすることができると共に、通信端末11及びターミナルアダプタ12間の切換接続作業を必要とせず、つまりシステムの変更時間が不要となり、しかも通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信をも行うことができる。
【0034】
また、デジタル回線接続装置10によれば、通信端末11は前記ターミナルアダプタ12からクロックを得るのでなく、ISDN100の網同期クロックを接続線15を介して網同期クロック抽出部27にて抽出し、抽出された網同期クロックを通信端末側インターフェース28を介して通信端末11に供給するようにしたので、ISDN100との同期が取れていない通信端末11を使用したとしても、通信端末11はISDN100とのデータ通信を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明のデジタル回線接続装置によれば、例えばターミナルアダプタの発信又は着信制御を制御端末からの入力操作にて設定し、当該設定に基づいて前記通信端末側インターフェース及び前記アダプタ側インターフェースを介して前記通信端末及びターミナルアダプタを任意に接続するようにしたので、ターミナルアダプタ制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタに接続し、このターミナルアダプタを用いて通信する場合、発信又は着信を制御端末にて行うことにより、その操作性を良好にすることができると共に、通信端末及びターミナルアダプタ間の切換接続作業を必要とせず、つまりシステムの変更時間が不要となり、しかも通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信をも行うことができる。
【0036】
また、デジタル回線接続装置によれば、網同期クロック抽出手段にてISDNの網同期クロックを抽出し、当該抽出された網同期クロックを前記通信端末側インターフェースを介して通信端末に供給するようにしたので、ISDNとの同期が取れていない通信端末を使用したとしても、通常のようにターミナルアダプタからクロックを得るのではなく、網同期クロックを通信端末に享受することにより、通信端末はISDNとのデータ通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル回線接続装置とISDNとの接続状態を概略的に示すシステム構成図である。
【図2】デジタル回線接続装置の要部である接続装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】デジタル回線接続装置における制御端末の制御指令のメニューを示す説明図である。
【図4】デジタル回線接続装置における通信端末と当該通信端末に相対するターミナルアダプタ同士を接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【図5】デジタル回線接続装置における任意の通信端末と任意のターミナルアダプタとを1対1で接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【図6】デジタル回線接続装置における任意の通信端末と任意の複数個のターミナルアダプタとを接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 デジタル回線接続装置
11 通信端末(DTE)
12 ターミナルアダプタ(TA)
13 接続装置
14 制御端末
21 CPU(中央制御装置;制御手段)
27 網同期クロック抽出部(網同期クロック抽出手段)
28 通信端末側インターフェース(DTEi/f)
29 アダプタ側インターフェース(TAi/f)
100 ISDN
【発明の属する技術分野】
本発明は、総合サービスデジタル通信網(以下、単にISDNと称する)に係わる接続制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタと接続し、ISDNとの通信を行うデジタル回線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ISDNを介して一方の通信端末を他方の通信端末に接続し、これらの通信端末間でデータ伝送を行うためには、それら通信端末とISDNとの間にターミナルアダプタを設ける必要がある。
【0003】
このようなターミナルアダプタは、ISDNのレイヤ1〜3を確立して接続相手先のターミナルアダプタとの呼設定を行う機能と、通信端末のインターフェースとISDNのインタフェースを整合する機能を有している。これによって、該ターミナルアダプタに接続された通信端末は、ISDNを介して他方の通信端末とデータ通信を行うことができる。
【0004】
ところで、一方のターミナルアダプタがISDNを介して他方のターミナルアダプタと通信路を設定するためには、ターミナルアダプタを手動で操作し、ISDNに対して発呼要求をして、ISDNに他方のターミナルアダプタとの通話路を確立させる第1の方法と、通信端末に、ターミナルアダプタに対し制御コマンドを送信する等のターミナルアダプタ制御手順を備え、通信端末を操作することにより、ターミナルアダプタに発呼要求を行い、これを受信したターミナルアダプタがISDNに対して発呼要求をして、ISDNに他方のターミナルアダプタとの通話路を確立させる第2の方法とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によれば、ターミナルアダプタ制御手順を備えていない通信端末、例えば、画像伝送装置、高品質音声データ伝送装置等をターミナルアダプタに接続し、データ通信を行う際には手動でターミナルアダプタを操作する必要があり、その操作が煩わしく、また、画像伝送装置、高品質音声データ伝送装置等の特殊な通信端末にターミナルアダプタ制御手順を備えると、その構成が複雑になるといった第1の問題点があった。
【0006】
また、通信端末とターミナルアダプタとの接続関係は固定とされているので、任意の通信端末を任意のターミナルアダプタに接続する場合にはその都度、切換接続作業を行わなければならず、当該システムの変更に時間を要するといった第2の問題点があった。
【0007】
また、通信端末とターミナルアダプタとの接続は1対1の固定接続となっているので、当該通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信を行うことはできないといった第3の問題点があった。
【0008】
本発明は、これら上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ターミナルアダプタ制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタに接続し、該ターミナルアダプタを用いて通信する場合、発信又は着信における操作性を良好にすると共に、通信端末及びターミナルアダプタ間の切換接続作業を必要とせず、しかも複数のターミナルアダプタに対して分配通信を行うことができるデジタル回線接続装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のデジタル回線接続装置は、複数の通信端末と、当該複数の通信端末をISDNに接続する複数のターミナルアダプタと、前記複数の通信端末と前記複数のターミナルアダプタとを任意の組み合わせで接続制御する接続装置とを有するデジタル回線接続装置であって、前記接続装置は、前記複数の通信端末と接続する複数の通信端末側インターフェースと、前記複数のターミナルアダプタと接続する複数のアダプタ側インターフェースと、前記の通信端末側インターフェースと前記複数のアダプタ側インターフェースとを任意の組み合わせで接続する接続スイッチ手段と、当該接続装置に対して集中制御を行う制御端末と、当該制御端末からの指示に基づいて前記接続スイッチ手段を作動させ、前記通信端末側インターフェース及びアダプタ側インターフェースを介して前記通信端末及びターミナルアダプタを任意に接続する制御手段と、当該制御手段からの指示に基づいて前記ターミナルアダプタに対する呼制御を行う前記ターミナルアダプタに対応した呼制御手段と、前記通信端末または前記呼制御手段のいずれかを前記アダプタ側インターフェースに切替接続する当該アダプタ側インターフェースに対応する切替スイッチ手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
従って、当該デジタル回線接続装置によれば、例えばターミナルアダプタの発信又は着信制御を制御端末からの入力操作にて設定し、当該設定に基づいて前記通信端末側インターフェース及び前記アダプタ側インターフェースを介して前記通信端末及びターミナルアダプタを任意に接続するようにしたので、ターミナルアダプタ制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタに接続し、該ターミナルアダプタを用いて通信する場合、発信又は着信を前記制御端末にて行うことにより、その操作性を良好にすることができると共に、通信端末及びターミナルアダプタ間の切換接続作業を必要とせず、つまりシステムの変更時間が不要となり、しかも通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信をも行うことができる。
【0011】
また、上記目的を達成するために本発明のデジタル回線接続装置は、上記第1のデジタル回線接続装置の構成に加え、前記接続装置が、前記ISDNから網同期クロックを抽出する網同期クロック抽出手段と、当該網同期クロック抽出手段にて抽出された網同期クロックを前記通信端末側インターフェースを介して通信端末に供給する手段とを有することを特徴とする。
【0012】
従って、当該デジタル回線接続装置によれば、当該網同期クロック抽出手段にてISDNの網同期クロックを抽出し、当該抽出された網同期クロックを前記通信端末側インターフェースを介して通信端末に供給するようにしたので、当該ISDNとの同期が取れていない通信端末を使用したとしても、通常のようにターミナルアダプタからクロックを得るのではなく、当該網同期クロックを通信端末に享受することにより、当該通信端末は当該ISDNとのデータ通信を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明のデジタル回線接続装置における実施の形態について説明する。図1は本発明のデジタル回線接続装置とISDNとの接続状態を概略的に示すシステム構成図である。
【0014】
図1に示すシステムとしては、ISDN100と、相手側通信端末群110と、ISDN100を介して相手側通信端末群110と接続するデジタル回線接続装置10とを有している。
【0015】
相手側通信端末群110には、複数の相手側通信端末111と、相手側通信端末111とISDN100とを接続し、ISDN100に係わる接続制御手順を有する相手側ターミナルアダプタ112とを有している。
【0016】
また、デジタル回線接続装置10は、ターミナルアダプタに係わる制御手順、つまりターミナルアダプタ制御手順を持たない、例えば音声コーデック、監視用モニター等の複数の通信端末(DTE)11と、通信端末11とISDN100と接続し、ISDN100に係わる接続制御手順を有するターミナルアダプタ (TA)12と、通信端末11とターミナルアダプタ12とを自在に接続制御する接続装置13と、接続装置13を集中管理すると共に、該接続装置13を制御指示する制御端末14とを有している。尚、デジタル回線接続装置10は、前記ISDN100からの網同期クロックを接続線15を介して接続装置13内に供給するものである。
【0017】
では、次にデジタル回線接続装置10の要部である接続装置13の内部構成について説明する。図2はデジタル回線接続装置10の要部である接続装置13内部の概略構成を示すブロック図である。図3はデジタル回線接続装置10の制御端末14における制御指令に係わるメニューを示す説明図である。
【0018】
図2において接続装置13は、該接続装置13全体を制御系バス32を介して制御する中央制御装置(以下、単にCPUと称する)21と、該CPU21に係わる制御プログラム等を記憶する固定記憶装置(以下、単にROMと称する)22と、該制御プログラムを実行するためのワークエリア及び設定内容を記憶する一時記憶装置(以下、単にRAMと称する)23と、時間予約発着呼制御を行うための時計を刻むタイマー装置(TIMER)24と、前述した接続装置13の集中管理を行う制御端末14と接続するためのPCインターフェース(PCi/f)25と、前記ターミナルアダプタ12に対し発信又は着信制御を行う呼制御部26と、接続線15を介してISDN100の網同期クロックを抽出する網同期クロック抽出部27と、通信端末11と接続する通信端末側インターフェース(DTEi/f)28と、ターミナルアダプタ12と接続するアダプタ側インターフェース(TAi/f)29と、通信端末側インターフェース28とアダプタ側インターフェース29又は呼制御部26とを接続する接続スイッチ部30と、アダプタ側インターフェース29へ接続する信号線を呼制御部26側へ切り換えるスイッチ部31と、スイッチ部31を駆動するスイッチドライバ33とを有している。
【0019】
尚、スイッチ部31は、呼接続動作時及び空き状態の時、呼制御部26側に設定されており、ISDN100との呼接続動作が完了して、データ通信が開始されるとき、接続スイッチ部30側に切替設定されるものである。
【0020】
通常のデータ通信を行う場合には予め通信端末に接続されたターミナルアダプタからのクロックを通信端末に供給することにより、ISDN100と通信端末がデータ通信を行うようにしていたが、本発明のような任意の1乃至複数のターミナルアダプタ12と通信端末11とが分配接続を行うような場合には、どのターミナルアダプタ12からクロックを供給させるかの判断が必要であり、また、仮にこの判断後にターミナルアダプタ12からクロックを供給すると、クロックを供給したターミナルアダプタ12が通信を終了したとき、別のターミナルアダプタ12からクロックを供給する必要があり、このとき、クロックの切り換えが行われる。すると、このクロックの切り換えをした時、クロック波形が乱れてしまい、良好なデータ通信を得ることができない。
【0021】
そこで、デジタル回線接続装置10においては、網同期クロック抽出部27にて接続線15を介してISDN100から網同期クロックを抽出し、呼制御部26、スイッチ部31、接続スイッチ部30及び通信端末側インターフェース28を介して、分配接続時に必要な網同期クロックを通信端末11に供給するものである。
【0022】
デジタル回線接続装置10において、任意の通信端末11と任意のターミナルアダプタ12との接続は、制御端末14からの接続制御指示に基づいて行われるものであり、通信端末側インターフェース28、接続スイッチ30、スイッチ部31及びアダプタ側インターフェース29を介して通信端末11及びターミナルアダプタ12間のデータ通信を行うものである。
【0023】
制御端末14からの制御指令としては、図3に示すように、ターミナルアダプタ12に着信があった場合に着信を許可する項番1としての応答コマンド(ANSWER)と、指定したターミナルアダプタ12からダイヤル発信する項番2としてのダイヤルコマンド(DIAL)と、指定したターミナルアダプタ12の通信を切断する項番3としての切断コマンド(DISC)と、指定したターミナルアダプタ12の使用状態を読み出す項番4としての読出コマンド(READ LINE COND)と、指定したターミナルアダプタ12の着信モードを指定する項番5としてのモード指定コマンド(SET CALL MODE)と、指定したターミナルアダプタ12にどの通信端末11に接続するかを指定する項番6としての接続指示コマンド(SET PEER ADDR)と、指定したターミナルアダプタが指定した予約時間になると自動で発信を行うと共に、指定した切断時間になると自動で通信を切断する予約通信を設定する項番7としての予約コマンド(SET RESERVE)と、内部時計の年月日及び時間を設定する項番8としての時計コマンド(SET TIMER)と、デジタル回線接続装置10の接続・切断等の運用記録を読み出す項番9としてのロギングコマンド(READ REPORT)等とを有している。
【0024】
尚、前記項番6の接続指示コマンド(SET PEER ADDR)は、通信端末11と任意のターミナルアダプタ12といったような1対1接続、又は通信端末11と任意の複数個のターミナルアダプタ12といったような1対複数といった分配接続を指定するコマンドである。
【0025】
では、次にデジタル回線接続装置10の動作について説明する。
【0026】
まずは、デジタル回線接続装置10における通信端末11と通信端末11に相対するターミナルアダプタ12とを接続する際の動作について説明する。図4はデジタル回線接続装置10における通信端末11と通信端末11に相対するターミナルアダプタ12同士を接続する場合の動作状態を示す動作説明図である。
【0027】
図4において通信端末11をC1,C2,C3,C4…Cn、ターミナルアダプタ12をL1,L2,L3,L4…Lnとし、例えば通信端末C1はターミナルアダプタL1、通信端末C2はターミナルアダプタL2といったように各通信端末11はそれぞれ対応するターミナルアダプタ12を介してISDN100の通信端末111を接続し、上りデータ及び下りデータの通信を行うことが可能である。
【0028】
次にデジタル回線接続装置10における任意の通信端末11と任意のターミナルアダプタ12とを1対1にて接続する際の動作について説明する。図5はデジタル回線接続装置10における任意の通信端末11と任意のターミナルアダプタ12とを1対1で接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【0029】
図5に示すように制御端末14からの制御指示(接続指示コマンド)に基づいて、例えば通信端末C1をターミナルアダプタL3、通信端末C2をターミナルアダプタL1、通信端末C3をターミナルアダプタL4、通信端末C4をターミナルアダプタL2、通信端末CnをターミナルアダプタLnといったように、任意の通信端末11及び任意のターミナルアダプタ12同士を1対1にて接続し、ISDN100に対する上りデータ及び下りデータの通信を行うことが可能である。
【0030】
また、デジタル回線接続装置10においては任意の通信端末11と任意の複数のターミナルアダプタ12とを1対複数にて分配接続することも可能であり、図6はデジタル回線接続装置10における任意の通信端末11と任意の複数個のターミナルアダプタ12とを接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【0031】
図6に示すように制御端末14からの制御指示(接続指示コマンド)に基づいて、例えば通信端末C1を任意のターミナルアダプタL1,L2,L3に、通信端末C4を任意のターミナルアダプタL4,Lnといったように任意の通信端末11と複数のターミナルアダプタ12を1対複数にて接続し、ISDN100に対する上りデータ及び/又は下りデータの通信を行うことが可能である。
【0032】
尚、この際、通信端末11からの下りデータは、任意のターミナルアダプタL1,L2,L3に供給し、ISDN100からの上りデータをターミナルアダプタL1のみから供給するようにしている。
【0033】
従って、デジタル回線接続装置10によれば、制御端末14からの制御指令に基づいて、通信端末側インターフェース28及びアダプタ側インターフェース29を介して通信端末11及び1乃至複数のターミナルアダプタ12を任意に接続するようにしたので、ISDN100に係わる接続制御手順を持たない通信端末11をターミナルアダプタ12を用いて通信する場合、ターミナルアダプタ12の発信又は着信を制御端末14にて行うことにより、その操作性を良好にすることができると共に、通信端末11及びターミナルアダプタ12間の切換接続作業を必要とせず、つまりシステムの変更時間が不要となり、しかも通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信をも行うことができる。
【0034】
また、デジタル回線接続装置10によれば、通信端末11は前記ターミナルアダプタ12からクロックを得るのでなく、ISDN100の網同期クロックを接続線15を介して網同期クロック抽出部27にて抽出し、抽出された網同期クロックを通信端末側インターフェース28を介して通信端末11に供給するようにしたので、ISDN100との同期が取れていない通信端末11を使用したとしても、通信端末11はISDN100とのデータ通信を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明のデジタル回線接続装置によれば、例えばターミナルアダプタの発信又は着信制御を制御端末からの入力操作にて設定し、当該設定に基づいて前記通信端末側インターフェース及び前記アダプタ側インターフェースを介して前記通信端末及びターミナルアダプタを任意に接続するようにしたので、ターミナルアダプタ制御手順を持たない通信端末をターミナルアダプタに接続し、このターミナルアダプタを用いて通信する場合、発信又は着信を制御端末にて行うことにより、その操作性を良好にすることができると共に、通信端末及びターミナルアダプタ間の切換接続作業を必要とせず、つまりシステムの変更時間が不要となり、しかも通信端末から複数のターミナルアダプタに対して分配通信をも行うことができる。
【0036】
また、デジタル回線接続装置によれば、網同期クロック抽出手段にてISDNの網同期クロックを抽出し、当該抽出された網同期クロックを前記通信端末側インターフェースを介して通信端末に供給するようにしたので、ISDNとの同期が取れていない通信端末を使用したとしても、通常のようにターミナルアダプタからクロックを得るのではなく、網同期クロックを通信端末に享受することにより、通信端末はISDNとのデータ通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル回線接続装置とISDNとの接続状態を概略的に示すシステム構成図である。
【図2】デジタル回線接続装置の要部である接続装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】デジタル回線接続装置における制御端末の制御指令のメニューを示す説明図である。
【図4】デジタル回線接続装置における通信端末と当該通信端末に相対するターミナルアダプタ同士を接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【図5】デジタル回線接続装置における任意の通信端末と任意のターミナルアダプタとを1対1で接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【図6】デジタル回線接続装置における任意の通信端末と任意の複数個のターミナルアダプタとを接続する場合の動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 デジタル回線接続装置
11 通信端末(DTE)
12 ターミナルアダプタ(TA)
13 接続装置
14 制御端末
21 CPU(中央制御装置;制御手段)
27 網同期クロック抽出部(網同期クロック抽出手段)
28 通信端末側インターフェース(DTEi/f)
29 アダプタ側インターフェース(TAi/f)
100 ISDN
Claims (2)
- 複数の通信端末と、当該複数の通信端末をISDNに接続する複数のターミナルアダプタと、前記複数の通信端末と前記複数のターミナルアダプタとを任意の組み合わせで接続制御する接続装置とを有するデジタル回線接続装置であって、
前記接続装置は、
前記複数の通信端末と接続する複数の通信端末側インターフェースと、
前記複数のターミナルアダプタと接続する複数のアダプタ側インターフェースと、
前記の通信端末側インターフェースと前記複数のアダプタ側インターフェースとを任意の組み合わせで接続する接続スイッチ手段と、
当該接続装置に対して集中制御を行う制御端末と、
当該制御端末からの指示に基づいて前記接続スイッチ手段を作動させ、前記通信端末側インターフェース及びアダプタ側インターフェースを介して前記通信端末及びターミナルアダプタを任意に接続する制御手段と、
当該制御手段からの指示に基づいて前記ターミナルアダプタに対する呼制御を行う前記ターミナルアダプタに対応した呼制御手段と、
前記通信端末または前記呼制御手段のいずれかを前記アダプタ側インターフェースに切替接続する当該アダプタ側インターフェースに対応する切替スイッチ手段と、を備えたことを特徴とするデジタル回線接続装置。 - 前記接続装置は、前記ISDNから網同期クロックを抽出する網同期クロック抽出手段と、当該網同期クロック抽出手段にて抽出された網同期クロックを前記通信端末側インターフェースを介して通信端末に供給する手段とを有することを特徴とする請求項1記載のデジタル回線接続装置。
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JP32518095A JP3583213B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | デジタル回線接続装置 |
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JP32518095A JP3583213B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | デジタル回線接続装置 |
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JPH09149153A JPH09149153A (ja) | 1997-06-06 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3583213B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP32518095A patent/JP3583213B2/ja not_active Expired - Fee Related
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