JPH1188329A - アクセスノードの保守運用システム - Google Patents

アクセスノードの保守運用システム

Info

Publication number
JPH1188329A
JPH1188329A JP9242667A JP24266797A JPH1188329A JP H1188329 A JPH1188329 A JP H1188329A JP 9242667 A JP9242667 A JP 9242667A JP 24266797 A JP24266797 A JP 24266797A JP H1188329 A JPH1188329 A JP H1188329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access node
maintenance
information
circuit
dependent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9242667A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Yamamoto
國夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9242667A priority Critical patent/JPH1188329A/ja
Priority to EP98105187A priority patent/EP0901251A3/en
Priority to CN98107482A priority patent/CN1211123A/zh
Publication of JPH1188329A publication Critical patent/JPH1188329A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/1305Software aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13095PIN / Access code, authentication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13103Memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13109Initializing, personal profile
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13162Fault indication and localisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13176Common channel signaling, CCS7
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13204Protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13213Counting, timing circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13216Code signals, frame structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13292Time division multiplexing, TDM
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13349Network management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13376Information service, downloading of information, 0800/0900 services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13389LAN, internet

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンド交換機に接続され、それが管理する加
入者の地理的な収容領域を拡大する機能を有するアクセ
スノードの保守運用技術に関し、両者の個別の保守運用
システムによる管理の実現と効率的な連携を実現するこ
とにある。 【解決手段】 V5リンクにより相互に接続されるアク
セスノード101とエンド交換機102の提供メーカが
異なっても、アクセスノード101と共に提供されるア
クセスノード保守運用アダプタ301に一般的なパーソ
ナルコンピュータ等で容易に実現が可能な保守運用コン
ソール302を接続し、その保守運用コンソール302
を更にエンド交換機102と接続することによって、エ
ンド交換機102に依存する保守運用情報とアクセスノ
ード101に依存する保守運用情報とを保守運用コンソ
ール302において相互に変換しながら、エンド交換機
102とアクセスノード101の間の保守運用の連携を
実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンド交換機に接
続され、それが管理する加入者の地理的な収容領域を拡
大する機能を有するアクセスノードの保守運用技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】エンド交換機において距離的に収容が困
難な加入者ラインを、そのエンド交換機に接続されアク
セスノードと呼ばれるリモート機器に収容させる技術が
知られている。アクセスノードの設置により、図30に
示されるように、エンド交換機が管理する加入者の地理
的な収容領域を拡大することが可能となる。
【0003】従来、アクセスノードは、エンド交換機に
対するリモート機器として、同一ベンダーが独自仕様に
基づいて開発、提供してきた。しかし近年、エンド交換
機とアクセスノードの各処理機能及びそれらの通信を規
定する通信プロトコルを標準化する作業が、進められて
きている。その代表例として、ITU−Tが標準化した
V5システムが知られている。
【0004】このような標準化により、エンド交換機と
アクセスノードを個別に購入することを可能とし、設備
機器メーカの選別を可能とし、更に既存機器の流用性の
向上を可能とすることにより、交換サービス提供者にと
っての設備投資コストの低減化の実現が期待されてい
る。
【0005】従ってV5システムでは、アクセスノード
とエンド交換機は異なったメーカによって提供される可
能性が大きくなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、V5システム
においては、エンド交換機とアクセスノードのそれぞれ
の保守運用に関しては、Q3インタフェースと呼ばれる
規約に基づいて実現することが規定されている。しか
し、現実的に、このQ3インタフェースをサポートする
機器提供メーカは少ない。また仮にQ3インタフェース
がサポートされたとしても、保守運用のプロトコル階層
の下位レイヤのみの共通化が可能であるが、アクセスノ
ードの機器構成等の、本来の保守運用に必要な多くの情
報は、機器提供メーカ独自のものとなる。このため、V
5システムの保守運用システムは、V5システムを構成
するそれぞれの機器を提供するメーカが定める仕様に依
存せざるを得なくなるため、図31に示されるように、
アクセスノードとエンド交換機を個別の保守運用システ
ムにて管理する必要性がでてきた。
【0007】この一方、通信サービス供給業者の保守運
用体制は、エンド交換機を主軸にして配置されているの
が現状である。このため現実には、アクセスノードの保
守運用において、エンド交換機の保守運用との連携が必
要となる。更に、加入者収容情報や加入者種別情報等に
ついては、図31に示されるように、エンド交換機とア
クセスノードとで共通に管理する必要があり、独立した
管理が困難な部分もある。
【0008】上述のような問題を解決することのできる
アクセスノードの保守運用システムは、いまだ実現され
ていないのが現状である。本発明の課題は、アクセスノ
ードとエンド交換機を個別の保守運用システムによって
管理することを実現すると同時に、2つの保守運用シス
テムの効率的な連携を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定通信プロ
トコル(V5システム)が規定される論理リンク(V5
リンク)により交換機(エンド交換機102)に接続さ
れ、それが管理する加入者の地理的な収容領域を拡大す
る機能を有するアクセスノード(アクセスノード10
1)の保守運用システムを前提とする。
【0010】本発明の第1の態様は、以下の構成を有す
る。まず、以下の第1の通信回路、情報変換回路、及び
第2の通信回路を含む保守運用端末装置(保守運用コン
ソール302)を有する。
【0011】第1の通信回路(LANインタフェース回
路602)は、交換機と第1のインタフェース(コミュ
ニケーションリンク306)を用いて接続され、交換機
との間でその交換機に依存する情報である交換機依存情
報を通信する。
【0012】情報変換回路(マイクロプロセッサ603
等)は、交換機依存情報とアクセスノードに依存する情
報であるアクセスノード依存情報とを相互に変換する。
マンマシンインタフェース回路(マイクロプロセッサ6
03、ディスプレイ装置611、キーボード/マウス6
13、プリンタ615等)は、アクセスノード依存情報
を編集する。
【0013】第2の通信回路(RS232Cインタフェ
ース回路601)は、第2のインタフェース(RS23
2Cインタフェース305)に接続される。ここで、上
述の交換機依存情報及びアクセスノード依存情報は、例
えば、アクセスノードを初期化するための情報(加入者
収容情報1401、V5リンクの収容情報1402、V
5制御チャネル情報1403等)を含む。
【0014】また、交換機依存情報及びアクセスノード
依存情報は、例えば、アクセスノードにおける加入者試
験を制御するための情報(加入者論理ID等)を含む。
より具体的には、この情報は、アクセスノードに収容さ
れるアナログ加入者を試験するために必要な試験指定情
報と、その試験の結果を示す試験結果情報とを含む。ま
た、この情報は、アクセスノードに収容されるデジタル
加入者に対してループ試験を実施するために必要な試験
ループ情報を含む。
【0015】また、アクセスノード依存情報は、保守運
用端末装置に接続されるアプリケーションプログラム蓄
積デバイス(ハードディスク607)に蓄積され、アク
セスノードを動作させるためのアプリケーションプログ
ラムを含む。
【0016】更に、アクセスノード依存情報は、アクセ
スノードのステータスを要求するためのステータス要求
情報、アクセスノードのステータスを変更するためのス
テータス変更情報、又はアクセスノードのステータスを
示すステータス情報を含む。
【0017】次に、以下の保守運用リンク終端回路、保
守運用端末接続回路、及びアクセスノード依存情報中継
回路を含むアクセスノード保守運用アダプタ装置(アク
セスノード保守運用アダプタ301)を有する。
【0018】保守運用リンク終端回路(TS0ドロッパ
ー/インサータユニット303)は、アクセスノードに
接続される所定の論理リンクを収容し、その論理リンク
中に設定されている保守運用リンク(タイムスロットT
S0)を終端する。
【0019】保守運用端末接続回路(コンソールインタ
フェース回路511)は、保守運用端末装置を第2のイ
ンタフェースを用いて接続する。アクセスノード依存情
報中継回路(マイクロプロセッサ507等)は、保守運
用端末装置とアクセスノードとの間で、アクセスノード
依存情報を、第2の通信回路、第2のインタフェース、
保守運用端末接続回路、保守運用リンク終端回路、及び
保守運用リンクを経由して中継する。
【0020】上述の本発明の第1の態様の構成におい
て、交換機依存情報及びアクセスノード依存情報が、例
えば、アクセスノードを初期化するための情報を含む場
合は、アクセスノードは、アクセスノード保守運用アダ
プタ装置により中継されるアクセスノード依存初期化情
報に従って、そのアクセスノードの初期化処理を実行す
る。この場合特に、アクセスノードは、前述した所定通
信プロトコルが規定される論理リンクを使用して交換機
との間で同期をとりながら、アクセスノード依存初期化
情報に従った初期化処理を実行するように構成すること
ができる。
【0021】また、交換機依存情報及びアクセスノード
依存情報が、例えば、アクセスノードにおける加入者試
験を制御するための情報を含む場合には、アクセスノー
ドは、アクセスノード保守運用アダプタ装置により中継
されるアクセスノード依存加入者試験情報に従って、そ
のアクセスノードにおける加入者試験を実施する。
【0022】また、アクセスノード依存情報が、保守運
用端末装置に接続されるアプリケーションプログラム蓄
積デバイスに蓄積され、アクセスノードを動作させるた
めのアプリケーションプログラムを含む場合には、アク
セスノードは、アクセスノード保守運用アダプタ装置か
らアクセスノード保守運用アダプタ装置を経由して送信
されたアプリケーションプログラムに従って起動する。
【0023】更に、アクセスノード依存情報が、アクセ
スノードのステータスを要求するためのステータス要求
情報、アクセスノードのステータスを変更するためのス
テータス変更情報、又はアクセスノードのステータスを
示すステータス情報を含む場合には、アクセスノード
は、保守運用端末装置からアクセスノード保守運用アダ
プタ装置を経由して送られてきたステータス要求/変更
情報に従って、保守運用端末装置へのアクセスノード内
ステータスの返信又はアクセスノード内ステータスの変
更等を実施する。
【0024】上述した本発明の第1の態様の構成によれ
ば、所定通信プロトコルが規定される論理リンクにより
相互に接続されるアクセスノードと交換機の提供メーカ
が異なったとしても、アクセスノードと共に提供される
アクセスノード保守運用アダプタ装置に一般的なパーソ
ナルコンピュータ等によって容易に実現が可能な保守運
用端末装置を接続し、その保守運用端末装置を更に交換
機と接続することによって、交換機に依存する交換機依
存情報とアクセスノードに依存するアクセスノード依存
情報とを保守運用端末装置において相互に変換しながら
交換機とアクセスノードの間の保守運用の連携を実現す
ることができる。
【0025】この場合、保守運用端末装置のマンマシン
インタフェース機能によって、保守運用情報のきめ細か
なメインテナンスが可能となる。また、アクセスノード
へのアプリケーションプログラムのダウンロードや、ス
テータス管理等のアクセスノードに独自の管理は、交換
機を必要とせずに、保守運用端末装置とアクセスノード
保守運用アダプタ装置のみによって制御することができ
る。この結果、アクセスノードの機能を十分に引き出す
ことができる。
【0026】本発明の第2の態様は、上述の本発明の第
1の態様の構成に更に加えて、以下の構成を有する。即
ち、アクセスノード保守運用アダプタ装置は、アクセス
ノードから、保守運用リンク及び保守運用リンク終端回
路を経由して受信されるアクセスノード依存情報である
アクセスノードに関するアラームを、解析するアラーム
解析回路(アラーム解析処理部1502)と、そのアラ
ーム解析回路によるアラーム解析結果に基づいて、アラ
ームを通報するアラーム通報回路(コミュニケーション
インタフェースユニット304)とを含む。
【0027】更に、このアラーム通報回路は、所定の電
話端末装置にダイヤル発信することにより、アラームを
通報する電話端末回路(電話端末回路512)を含む。
また、このアラーム通報回路は、所定の集中保守センタ
ーに接続することにより、アラームを通報する集中保守
センター接続回路(LAPBインタフェース回路51
4)を含む。
【0028】上述した本発明の第2の態様の構成によれ
ば、アクセスノードの構成に強く依存するアラーム制御
を、交換機を必要とせずに、アクセスノード保守運用ア
ダプタ装置にのみによって実現することができる。
【0029】特に、交換機を管理する保守者等に対して
も、アクセスノード保守運用アダプタ装置から所定の電
話端末装置へのダイヤル発信又はアクセスノード保守運
用アダプタ装置から集中保守センターへの接続により、
アラームの通報をきめ細かに行うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態のシステム構成 <V5システムの機能概要>図1は、V5システムの機
能概要を示す図である。
【0031】V5システムにおいては、 a.加入者に対する発着信制御(加入者インタフェース
機能) b.発着信時のV5リンクの割当とアクセスノード10
1上の通話パスの制御(V5リンクインタフェース機
能) c.加入者に対する閉塞制御(加入者インタフェース機
能) d.V5リンクの管理制御(V5リンクインタフェース
機能) e.V5制御チャネルの管理制御(V5リンクインタフ
ェース機能) のそれぞれにつき、それぞれの機能制御の詳細とそれぞ
れの機能制御におけるプロセス遷移が規定される。ま
た、V5システムでは、後述するように、V5リンク上
のデータ構成も規定される。
【0032】上述したV5システムの各機能は、アクセ
スノード101においては、エンド交換機102からの
制御指示に基づいて動作するV5制御処理ユニット10
3として実現されることになる。
【0033】しかし、アクセスノード101自身の保守
運用システムについては、アクセスノード101を提供
する機器メーカ独自のシステムが必要となる。アクセス
ノード101自身の保守運用としては、アクセスノード
101の初期化設定処理や、アクセスノード101内機
器のステータス制御処理/障害処理、アクセスノード1
01での試験/診断処理(加入者関係試験を含む)等が
ある。また、1つのエンド交換機102には、複数のメ
ーカの複数のアクセスノード101が収容される可能性
がある。 <V5リンク上のデータ構成>V5システムでは、アク
セスノード101とエンド交換機102との間に、最少
で1リンク、最大で16リンクのV5リンクが設定され
る。
【0034】各V5リンクは、図2に示されるように、
TS0〜TS31の32タイムスロットに時分割されて
いる。タイムスロットTS0には、フレーム同期パター
ンと、障害情報(アラーム)/保守運用情報等が収容さ
れる。
【0035】タイムスロットTS15、TS16、及び
TS31は、V5用制御チャネル、又は回線利用者用の
ベアラチャネルとして使用される。他のタイムスロット
は、回線利用者用の通常のベアラチャネルとして使用さ
れる。
【0036】アクセスノード101と後述する本実施の
形態のV5保守運用システムは、図2に示されるV5リ
ンク中の1つのリンクである保守運用リンクを用いて接
続される。この保守運用リンクは、タイムスロットTS
0中の第4、第5、及び第6ビットを用いて構成され、
24キロビット/秒の伝送レートを有する。 <保守運用システムの概略構成>図3は、本実施の形態
におけるV5アクセスノード保守運用システムの概略構
成図である。本実施の形態では、アクセスノード101
と同一のメーカによって、アクセスノード保守運用アダ
プタ301が提供されることが、本発明に関連する特徴
である。
【0037】図3において、アクセスノード保守運用ア
ダプタ301中のTS0ドロッパー/インサータユニッ
ト303は、エンド交換機102に収容される各アクセ
スノード101(#1〜#N)に対応する各V5リンク
中の保守運用リンク(タイムスロットTS0の第4、第
5、及び第6ビット)を全て終端する。
【0038】また、アクセスノード保守運用アダプタ3
01中のコミュニケーションインタフェースユニット3
04は、TS0ドロッパー/インサータユニット303
を介して通知されるアクセスノード101の障害を、ラ
ンプ、ブザー、又はブザーオフキー等によって、保守者
に通報する。或いは、コミュニケーションインタフェー
スユニット304は、設定に基づいて、上記障害を、保
守用電話回線を経由して、遠隔保守ルームの電話機又は
保守者の携帯電話に、音声により通報する。
【0039】また、コミュニケーションインタフェース
ユニット304には、例えばRS232Cインタフェー
ス305を用いて、アクセスノード保守運用コンソール
302(以後、”保守運用コンソール302”と呼ぶ)
が接続される。保守運用コンソール302は、保守者に
よる入力/編集を受け付けるマンマシンインタフェース
として機能すると共に、他のRS232Cインタフェー
ス又はイーサネットLANインタフェース等によって構
成されるコミュニケーションリンク306を用いてエン
ド交換機102と接続され、このエンド交換機102と
の間で加入者関係情報の授受を行う。
【0040】なお、コミュニケーションインタフェース
ユニット304には、例えば、X25インタフェース3
07を用いて、後述する集中保守センター(特には図示
しない)も接続される。 <アクセスノード101の詳細構成>図4は、図3に示
されるV5アクセスノード保守運用システムを構成する
アクセスノード101のブロック構成図である。
【0041】アクセスノード101は、加入者回路40
2(アナログ)及びデジタル終端回路NT1を収容する
加入者回路402(デジタル:ISDN)、並びにV5リン
クを終端するV5リンクインタフェースユニット401
を収容する。
【0042】各加入者回路402と各V5リンクインタ
フェースユニット401は、音声バススイッチ404に
よって相互に接続される。音声バススイッチ404は、
ユーザチャネルの集線及びスイッチングを行う。
【0043】V5インタフェースユニット401は、加
入者回路402とエンド交換機102との間で、図2に
示されるV5リンク中の回線利用者用ベアラチャネルを
中継するほか、V5プロトコルインタフェースユニット
417とエンド交換機102の間で、図2に示されるタ
イムスロットTS15、TS16、及びTS31のV5
用制御チャネルを用いて、加入者発着信制御情報、集線
スイッチ制御情報、加入者やV5リンクのブロック・ア
ンブロック制御情報等を中継する。
【0044】また、加入者回路402や加入者線の電気
的特性の試験のために、加入者回路402は、試験用引
込み線416を介して試験ユニット406に接続され
る。更に特定のV5リンクインタフェースユニット40
1は、後述する図9のTS0ドロッパー/インサータユ
ニット901として動作し、アクセスノード保守運用ア
ダプタ301に接続されるV5リンク中の、タイムスロ
ットTS0の第4、第5、及び第6ビットを用いて構成
される保守運用リンクを、終端する。
【0045】より具体的には、上記ユニットにおいて、
図3のアクセスノード保守運用アダプタ301から転送
されてくる保守運用リンク中のビットデータは、フレー
ム同期/マルチフレーム同期検出回路407でフレーム
同期及びマルチフレーム同期が確立されながら、ビット
ドロッパー408にて抽出され、保守運用アダプタイン
タフェースユニット403に転送される。逆に、保守運
用アダプタインタフェースユニット403から転送され
てきたビットデータは、ビットインサータ409によっ
て保守運用リンクに挿入される。
【0046】保守運用アダプタインタフェースユニット
403では、LAPBインタフェース回路410、マイ
クロプロセッサ411、メモリ412、制御バスインタ
フェース回路413、及び障害受信部414が、バス4
15によって相互に接続される。
【0047】LAPBインタフェース回路410は、V
5リンクインタフェースユニット401(TS0ドロッ
パー/インサータユニット901)内のビットドロッパ
ー408及びビットインサータ409と接続される。
【0048】障害受信部414は、アクセスノード10
1内の特には図示しないハードウエアによって検出され
る障害情報(アラーム)を受信する。制御バスインタフ
ェース回路413は、制御バス405を経由して、各V
5リンクインタフェースユニット401、各加入者回路
402、V5プロトコルインタフェースユニット41
7、及び試験ユニット406と接続される。
【0049】マイクロプロセッサ411及びメモリ41
2は、V5リンクインタフェースユニット401(TS
0ドロッパー/インサータユニット901)を経由し
て、図3のアクセスノード保守運用アダプタ301との
間で、保守運用関係の情報の通信を行う。この情報に
は、障害受信部414が受信する障害情報や、制御バス
インタフェース回路413が各V5リンクインタフェー
スユニット401、各加入者回路402、V5プロトコ
ルインタフェースユニット417、及び試験ユニット4
06との間で通信する各種制御情報が含まれる。 <アクセスノード保守運用アダプタ301の詳細構成>
図5は、図3に示されるアクセスノード保守運用アダプ
タ301のブロック構成図である。
【0050】まず、複数のTS0ドロッパー/インサー
タユニット303の各々は、図3で説明したように、エ
ンド交換機102に収容される各アクセスノード101
(#1〜#N)に対応する各V5リンク中の各保守運用
リンクを、全て終端する。各V5リンク中の保守運用リ
ンクは、各タイムスロットTS0の第4、第5、及び第
6ビットを用いて構成される。
【0051】より具体的には、上述のユニット303に
おいて、図3のアクセスノード101から転送されてく
る保守運用リンク中のビットデータは、フレーム同期/
マルチフレーム同期検出回路502でフレーム同期及び
マルチフレーム同期が確立されながら、ビットドロッパ
ー503にて抽出され、コミュニケーションインタフェ
ースユニット304に転送される。逆に、コミュニケー
ションインタフェースユニット304から転送されてき
たビットデータは、フレーム同期/マルチフレーム同期
検出回路504でフレーム同期及びマルチフレーム同期
が確立されながら、ビットインサータ505によって保
守運用リンクに挿入される。
【0052】コミュニケーションインタフェースユニッ
ト304においては、複数のLAPBインタフェース回
路506、マイクロプロセッサ507、メモリ508、
タイマ回路509、障害表示インタフェース回路51
0、コンソールインタフェース回路511、LAPB
(X25)インタフェース回路514、及び電話端末回
路512が、バス515によって相互に接続される。
【0053】各LAPBインタフェース回路506は、
各TS0ドロッパー/インサータユニット303内のビ
ットドロッパー503及びビットインサータ505と接
続される。
【0054】何れかのアクセスノード101からTS0
ドロッパー/インサータユニット303及びLAPBイ
ンタフェース回路506を経由して障害情報が受信され
た場合には、障害表示インタフェース回路510に接続
されるランプ、ブザー、又はブザーオフキー等によっ
て、障害が保守者に通報される。
【0055】これと同時に、設定に基づいて、上記障害
は、電話端末回路512から保守用電話回線を経由し
て、遠隔保守ルームの電話機又は保守者の携帯電話に、
音声により通報される。この場合に、保守者が応答した
後、インタバルトーン回路513から電話端末回路51
2を経由して、保守者に継続トーンが送出されることに
より、障害の緊急度が通知される。保守者が電話をオン
フックすると、電話端末回路512を経由してその状態
が検出され、障害表示インタフェース回路510を経由
して、ブザーの鳴動等が停止される。
【0056】更に同時に、設定に基づいて、上記障害
は、LAPB(X25)インタフェース回路514から
図3に示されるX25インタフェース307を用いて、
特には図示しない集中保守センターにも通報される。
【0057】一方、図3に示される保守運用コンソール
302において指定された各種コマンドは、RS232
Cインタフェース305(図3参照)及びコンソールイ
ンタフェース回路511から、TS0ドロッパー/イン
サータユニット303を経由して、対象のアクセスノー
ド101へ中継される。逆に、アクセスノード101か
らのレスポンスは、TS0ドロッパー/インサータユニ
ットから、コンソールインタフェース回路511及びR
S232Cインタフェース305を経由して、保守運用
コンソール302に中継される。
【0058】マイクロプロセッサ507及びメモリ50
8は、上述した全ての動作を制御する。 <保守運用コンソール302の詳細構成>図6は、図3
の保守運用コンソール302のブロック構成図である。
【0059】保守運用コンソール302は、通常のパー
ソナルコンピュータやワークステーションと同じ構成を
有するものとして実現でき、通常のRS232Cインタ
フェース回路601、LAN(イーサネット)インタフ
ェース回路602、マイクロプロセッサ603、メモリ
604、カレンダ時計回路605、ハードディスク60
7を制御するハードディスクインタフェース回路60
6、補助記憶装置609を制御する補助記憶装置インタ
フェース回路608、ディスプレイ装置611を制御す
るディスプレイアクセラレータ回路610、キーボード
/マウス613を制御するキーボード/マウスインタフ
ェース回路612、及びプリンタ615を制御するセン
トロニックスインタフェース回路614等が、バス61
6によって相互に接続される構成を有する。
【0060】RS232Cインタフェース回路601
は、図3に示されるRS232Cインタフェース305
により、図5に示されるコミュニケーションインタフェ
ースユニット304内のコンソールインタフェース回路
511と接続される。
【0061】また、LAPBインタフェース回路602
は、図3に示されるコミュニケーションリンク306に
より、図3に示されるエンド交換機102と接続され
る。ハードディスク607には、後述するソフトウェア
ダウンロード処理(図9等を参照)用の各アクセスノー
ド101のための最新のアプリケーションプログラム
や、後述するアクセスノードV5システム初期化処理用
の初期化情報データベースが蓄積される。
【0062】なお、保守運用コンソール302は、各種
マンマシーンインタフェース機能以外にも、エンド交換
機102からの試験要求等に対する中継処理等も並列し
て実行する必要があるため、マルチタスク処理が可能な
オペレーティングシステムの制御下で動作する。アクセスノード保守運用アダプタ301の初期化設定処
アクセスノード保守運用アダプタ301の起動時には、
保守運用コンソール302からアクセスノード保守運用
アダプタ301に引き込まれるアクセスノードIDと引
込み位置(ロケーション)との関係を、マニュアル操作
によって予め通知しておく必要がある。また、地域局内
保守者や集中保守局へのアラーム通知のための、電話番
号やパケット番号も予め通知しておく必要がある。更
に、アラーム通知について、優先度の低いアラーム通知
を抑制するためのアラーム通知マスクレベル等も、通知
しておく必要がある。これらの動作を実現するために、
まず、アクセスノード保守運用アダプタ301の起動時
には、図7の通信シーケンスS1として示されるよう
に、保守運用コンソール302がアクセスノード保守運
用アダプタ301に対して、図8(a) に示される構成を
有する初期化設定コマンドデータを通知する。
【0063】アクセスノード保守運用アダプタ301
は、このコマンドデータの内容に従って初期化処理を実
行し、それが終了すると、図7の通信シーケンスS2と
して示されるように、保守運用コンソール302に対し
て、図8(b) に示される構成を有する初期化設定レスポ
ンスデータを返信する。
【0064】なお、図7以降の説明において、”アダプ
タ”とは、アクセスノード保守運用アダプタ301を指
す。ソフトウェアダウンロード処理 本実施の形態は、設置の自由度が高いアクセスノード保
守運用アダプタ301及びそれに接続される保守運用コ
ンソール302から、それらが制御するアクセスノード
101に対して、常に最新のアプリケーションプログラ
ムをダウンロードすることができるという特徴を有す
る。これにより、アクセスノード101まで出向く必要
なく、かつエンド交換機102からの制御を必要とせず
に、アクセスノード101に最新の機能を持たせること
ができる。
【0065】具体的には、初めてアクセスノード101
が起動される場合には、アクセスノード101が実行す
べきアプリケーションプログラムが保守運用コンソール
302からロードされてから、アクセスノード101が
起動される。また、アプリケーションプログラムのアッ
プデート時には、最新のアプリケーションプログラムが
保守運用コンソール302からロードされてから、アク
セスノード101が再起動される。
【0066】図9は、ソフトウェアダウンロード処理の
機能説明図である。保守運用コンソール302内のハー
ドディスク607(図6参照)には、図3に示される各
アクセスノード101のための最新のアプリケーション
プログラムが予め蓄積されている。このため、保守者
は、ある特定のアクセスノード101に対してソフトウ
ェアダウンロードを行いたい場合には、保守運用コンソ
ール302においてそのアクセスノード101を指定し
て、ソフトウェアダウンロードを指示する。
【0067】この結果、ソフトウェアダウンロードされ
るべきアプリケーションプログラムは、保守運用コンソ
ール302内のハードディスク607から、アクセスノ
ード保守運用アダプタ301を経由して、対象のアクセ
スノード101へ転送され、そのアクセスノード101
に蓄積される。
【0068】アクセスノード101では、転送されてき
たアプリケーションプログラムは、図9及び図4に示さ
れるTS0ドロッパー/インサータユニット901によ
ってタイムスロットTS0中の保守運用リンクから取り
出され、ブート処理部902によりデータチェックさ
れ、そのチェック結果がOKならば、ブート処理部90
2によって起動される。このブート処理部902を実現
するプログラムは、図4に示される保守運用アダプタイ
ンタフェースユニット403内の特には図示しないRO
M(リードオンリーメモリ)に記憶されており、アクセ
スノード101の起動時に、図4に示されるマイクロプ
ロセッサ411によって自動的に実行が開始される。
【0069】これらの動作を実現するために、まず、図
10の通信シーケンスS1として示されるように、保守
運用コンソール302がアクセスノード保守運用アダプ
タ301を経由して対象アクセスノード101に対し
て、図11(a) に示される構成を有するソフトウェアダ
ウンロードコマンドデータを送信する。このコマンドデ
ータには、アプリケーションプログラムデータとそれが
ダウンロードされるべきユニットを特定するユニットI
Dが含まれている。この場合、アクセスノード保守運用
アダプタ301は、保守運用コンソール302から通知
された上記コマンドデータ中のアクセスノードID(図
11(a) 参照)に従って、上記コマンドデータを対象ア
クセスノード101に分配する。
【0070】対象アクセスノード101内の保守運用ア
ダプタインタフェースユニット403(図4)が実現す
るブート処理部902(図9)は、上記ソフトウェアダ
ウンロードコマンドデータを受信すると、それを上記コ
マンドデータ中のユニットIDにより示される対象ユニ
ットに蓄積し、その後、図10の通信シーケンスS2と
して示されるように、アクセスノード保守運用アダプタ
301を経由して保守運用コンソール302に対して、
図11(b) に示される構成を有するソフトウェアダウン
ロードレスポンスデータを返信する。
【0071】以上の通信シーケンスS1とS2が、ソフ
トウェアダウンロードが必要なアクセスノード101内
のユニット毎に繰り返し実行される。必要なアプリケー
ションプログラムの転送が完了すると、図10の通信シ
ーケンスS3として示されるように、保守運用コンソー
ル302がアクセスノード保守運用アダプタ301を経
由して対象アクセスノード101に対し、図11(c)に
示される構成を有するプログラムスタートコマンドデー
タを送信する。このコマンドデータには、対象ユニット
を特定するユニットIDと、ダウンロードされたアプリ
ケーションプログラムのアクセスノード101上でのス
タートアドレス(プログラムスタートアドレス)が含ま
れている。この場合にも、アクセスノード保守運用アダ
プタ301は、保守運用コンソール302から通知され
た上記コマンドデータ中のアクセスノードID(図11
(c) 参照)に従って、上記コマンドデータを対象アクセ
スノード101に分配する。
【0072】対象アクセスノード101内のブート処理
部902は、上記プログラムスタートコマンドデータを
受信すると、そのコマンドデータ中のユニットIDとプ
ログラムスタートアドレスとに基づいて、対象プログラ
ムをスタートさせ、その後、図10の通信シーケンスS
4として示されるように、アクセスノード保守運用アダ
プタ301を経由して保守運用コンソール302に対し
て、図11(d) に示される構成を有するプログラムスタ
ートレスポンスデータを返信する。アクセスノードV5システム初期化処理 アクセスノード101の起動時には、その初期化を行う
必要がある。本実施の形態では、その初期化処理を保守
運用コンソール302から実行することができる。
【0073】即ち、本実施の形態では、アクセスノード
101の起動時に、V5システムに関連して、そのアク
セスノード101が固有に持たねばならない初期化情報
を、保守運用コンソール302から指定することができ
る。
【0074】初期化情報としては、アクセスノード10
1のID情報(TID)、V5関係インタフェース機器
収容情報(ポート情報を含む)、加入者収容情報(論理
IDと物理ポートとの対応テーブルも含む)、V5リン
クの収容情報、V5制御チャネル収容情報、固定専用線
チャネル接続情報等がある。
【0075】これらの情報は、基本的には保守運用コン
ソール302から入力され、データチェックされた上
で、図12に示されるように、保守運用コンソール30
2内のハードディスク607(図6参照)に、初期化情
報データベースとして蓄積される。
【0076】また、保守者は、必要に応じて、対象とな
るアクセスノード101についての初期化情報を、保守
運用コンソール302内の初期化情報データベースか
ら、アクセスノード保守運用アダプタ301を介してそ
のアクセスノード101に、通知することができる。
【0077】通知時点としては、アクセスノード101
の起動時点、アクセスノード101の特定の障害に対す
る回復時点、電話加入者、加入者ポート又はV5リンク
等の新規追加/削除/変更時点等が上げられる。
【0078】アクセスノードV5システム初期化処理で
重要な点は、アクセスノード101への加入者収容情報
や各種V5関係情報の設定はエンド交換機102と同期
化して行われる必要があることと、それらの情報内容の
整合性が維持されることである。
【0079】また、アクセスノードV5システム初期化
処理において、加入者収容情報やV5リンクの収容情
報、V5制御チャネル情報等の中には、それらの一部が
エンド交換機102にて指定され、その指定に対して更
にアクセスノード101側の情報を追加する等の手続き
が必要な情報がある。このような場合、図12に示され
るように、エンド交換機102にて設定された関連デー
タベースが、コミュニケーションリンク306を用いて
保守運用コンソール302へ送信される。保守者は、保
守運用コンソール302にて、その関連データベースの
内容に対して、必要なデータの追加/編集/加工を行っ
た上、その結果データを、対象とするアクセスノード1
01へ通知すると共に、初期化情報データベースとして
ハードディスク607へ蓄積する。
【0080】上記初期化情報は、図12に示されるよう
に、保守運用コンソール302のハードディスク607
内の初期化情報データベースから読み出された後、アク
セスノード保守運用アダプタ301内のコミュニケーシ
ョンインタフェースユニット304及びTS0ドロッパ
ー/インサータユニット303を経由して対象アクセス
ノード101に送信される。対象アクセスノード101
においては、上記初期化情報は、図12に示されるよう
に、TS0ドロッパー/インサータユニット901(図
4参照)を経由して、保守運用アダプタインタフェース
ユニット403によって実現される初期化設定処理部1
201によって受信され、そのアクセスノード101内
の対象ユニットに設定されると共に、初期化情報データ
ベースとして内部に蓄積される。
【0081】その後、エンド交換機102又は保守運用
コンソール302からの指示に従って、V5システムが
起動される。この起動時におけるアクセスノード101
とエンド交換機102の間の同期化手順は、公知のV5
コントロールプロトコルにて規定されている。
【0082】図13は、上述のアクセスノードV5シス
テム初期化処理を実現するための、エンド交換機102
と保守運用コンソール302とアクセスノード保守運用
アダプタ301とアクセスノード101の間の通信シー
ケンス図であり、また、図14は、その通信シーケンス
において使用される制御データの構成図である。
【0083】エンド交換機102において、加入者収容
情報、V5リンクの収容情報、又はV5制御チャネル情
報等について、追加/変更/削除が行われると、図13
の通信シーケンスS1として示されるように、エンド交
換機102からコミュニケーションリンク306(図
3)を経由して保守運用コンソール302に対し、図1
4(a) に示されるデータ構成を有するV5初期化設定コ
マンドが送信される。このコマンドには、加入者収容情
報1401、V5リンクの収容情報1402、及びV5
制御チャネル情報1403等が含まれる。エンド交換機
102からの加入者収容情報1401には、加入者論理
ID、加入者クラス、加入者番号等が含まれる。また、
エンド交換機102からのV5リンクの収容情報140
2には、V5リンクID、リンク種別等が含まれる。更
に、エンド交換機102からのV5制御チャネル情報1
403には、CチャネルID、物理リンク収容位置(リ
ンクID+タイムスロット番号)、割当Cチャネルパス
種別等が含まれる。
【0084】保守運用コンソール302は、上記コマン
ドを受信すると、そのコマンドに含まれる加入者収容情
報1401、V5リンクの収容情報1402、及びV5
制御チャネル情報1403等を、ハードディスク607
内の初期化情報データベースに蓄積した後、エンド交換
機102に対して、図14(b) に示されるデータ構成を
有するV5初期化設定レスポンスを返信する。
【0085】保守者は、保守運用コンソール302に
て、上記新たな初期化情報データベースの内容に対し
て、必要なデータの追加/編集/加工を行う。具体的に
は、保守者は、エンド交換機102から通知された加入
者収容情報1401に、対象アクセスノード101での
その加入者を特定するための加入者収容IDを付加する
ことによって、新たな加入者収容情報1401′を生成
する。また、保守者は、エンド交換機102から通知さ
れたV5リンクの収容情報1402に、対象アクセスノ
ード101内でそのV5リンクを特定するためのリンク
収容IDを付加することによって、新たなV5リンクの
収容情報1402′を生成する。更に、保守者は、対象
アクセスノード101内の初期化対象ユニットに関する
情報であるユニット情報1404(図14(c) )の追加
等を行う。このユニット情報1404には、ユニットI
D、ユニット種別、対象アクセスノード101内でのユ
ニット収容位置、そのユニットに収容される加入者を特
定する加入者収容ID、そのユニットに収容されるリン
クを特定するリンク収容ID等がある。
【0086】その後、図13の通信シーケンスS3とし
て示されるように、保守運用コンソール302からアク
セスノード保守運用アダプタ301を経由して対象アク
セスノード101に、編集が完了した初期化情報を含み
図14(c) に示されるデータ構成を有するV5初期化設
定コマンドが送信される。このコマンドには、編集が完
了した加入者収容情報1401′、V5リンクの収容情
報1402′、V5制御チャネル情報1403′(=1
403)、及びユニット情報1404等が含まれる。
【0087】対象アクセスノード101内の保守運用ア
ダプタインタフェースユニット403(図4参照)は、
上記コマンドに含まれる初期化情報を蓄積した後、図1
3の通信シーケンスS4として示されるように、アクセ
スノード保守運用アダプタ301を経由して保守運用コ
ンソール302に、図14(d) に示されるデータ構成を
有するV5初期化設定レスポンスを返信する。
【0088】この時点では、エンド交換機102側もア
クセスノード101側も従来環境で動作しており、V5
初期化データについての準備が完了した状態である。図
13の通信シーケンスS5〜S7は、エンド交換機10
2からの指示に従ってV5システムが起動される場合に
おける、対象アクセスノード101とエンド交換機10
2の間の同期化シーケンスを示す図である。
【0089】まず、図13の通信シーケンスS5として
示されるように、エンド交換機102において関連ポー
トがブロックされた後、公知のV5コントロールプロト
コルを使って、エンド交換機102から対象アクセスノ
ード101に対して、関連ポートのブロックが指示され
る。この結果、対象アクセスノード101が、関連ポー
トをブロックする。
【0090】その後、エンド交換機102は、V5シス
テムを再起動すると共に、図13の通信シーケンスS6
として示されるように、公知のV5コントロールプロト
コルを使って、対象アクセスノード101に対して、新
たな初期化情報への切替えを指示する。
【0091】対象アクセスノード101は、この指示を
受けて、図13の通信シーケンスS7として示されるよ
うに、新たな初期化情報のもとでV5システムを再起動
スタートすると共に、公知のV5コントロールプロトコ
ルを使って、エンド交換機102に対して、再起動スタ
ートを通知する。
【0092】図13の通信シーケンスS8〜S12は、
保守運用コンソール302からの指示に従ってV5シス
テムが起動される場合における、保守運用コンソール3
02と対象アクセスノード101とエンド交換機102
の間の同期化シーケンスを示す図である。
【0093】まず、図13の通信シーケンスS8として
示されるように、保守運用コンソール302からアクセ
スノード保守運用アダプタ301を経由して対象アクセ
スノード101に対して、図14(e) に示されるデータ
構成を有するV5初期化起動コマンドが送信される。
【0094】対象アクセスノード101は、上記コマン
ドを受信すると、図13の通信シーケンスS9として示
されるように、アクセスノード保守運用アダプタ301
を経由して保守運用コンソール302に対し、図14
(f) に示されるデータ構成を有するV5初期化起動レス
ポンスを返信する。
【0095】これと共に、対象アクセスノード101
は、図13の通信シーケンスS10及びS11として示
されるように、公知のV5コントロールプロトコルを使
って、エンド交換機102に対して、新たな初期化情報
への切替えを指示し、更に関連ポートのブロックを指示
する。この結果、対象アクセスノード101とエンド交
換機102の双方において、新たな初期化情報への切替
えと、関連ポートのブロックが行われる。
【0096】更に、対象アクセスノード101は、図1
3の通信シーケンスS12として示されるように、公知
のV5コントロールプロトコルを使って、エンド交換機
102に対して、再起動スタートを通知する。この結
果、対象アクセスノード101とエンド交換機102に
おいて、新たな初期化情報のもとでV5システムが再起
動スタートする。
【0097】なお、アクセスノード101とエンド交換
機102との間の加入者情報の交換は、加入者論理ID
(図14(a) 及び(c) 参照)を指定して行われる。アラーム関係処理 各アクセスノード101で発生したアラーム(障害情
報)は、各アクセスノード101の保守運用アダプタイ
ンタフェースユニット403内の障害受信部414(図
4)において検出され、マイクロプロセッサ411(図
4)によって、メモリ412(図4)に記憶されている
アラームビットマップテーブルに書き込まれる。
【0098】このアラームビットマップテーブルは、ア
クセスノード101内のユニット単位のアラームや、物
理リンク単位のアラーム、その他のアラームが、ビット
マップ上のビットロケーションに対応させられ、ビット
マップ上の各ビットに設定される値“1”又は“0”に
より、アラームの有/無が表示されるものである。
【0099】また、アラームは、その緊急度に応じて、
クリティカルアラーム、メジャーアラーム、マイナーア
ラーム、又はワーニングアラーム等のカテゴリーに分類
されており、上述のアラームビットマップテーブルも、
アラームのカテゴリーに対応して、クリティカルアラー
ムビットマップテーブル、メジャーアラームビットマッ
プテーブル、マイナーアラームビットマップテーブル、
ワーニングアラームビットマップテーブル等の、複数の
テーブルに分類されている。
【0100】そして、アクセスノード101で検出され
たアラームは、そのアラームのカテゴリーに対応するア
ラームビットマップテーブル内の、そのアラームに対応
するビットロケーションのビット情報を更新する。
【0101】アクセスノード101内の保守運用アダプ
タインタフェースユニット403(図4参照)により実
現されるアラーム通知処理部1501は、新たなアラー
ムが発生したり既存のアラームが消滅すれば、アラーム
ビットマップテーブルの最新データを添付して、アクセ
スノード保守運用アダプタ301へ、通知メッセージを
送信する。なお、複数アラームの同時発生に対しては、
それらがアラームビットマップテーブルに反映させられ
た上で、そのアラームビットマップテーブルが1つの通
知メッセージに格納されて送信される。
【0102】図16は、その通信シーケンス図であり、
また、図19は、上記アラームビットマップテーブル通
知メモリのデータ構成を示す図である。上記送信動作
は、図16の通信シーケンスS1に対応する。また、図
19に示されるデータ構成において、各アラームビット
マップテーブルにおけるアラーム有/無を示すデータフ
ィールドが設けられ、アクセスノード保守運用アダプタ
301が各アラームビットマップテーブルにおけるアラ
ーム有/無を容易に判定することを可能にしている。こ
れにより、アクセスノード保守運用アダプタ301での
処理負荷が軽減される。
【0103】アクセスノード保守運用アダプタ301内
のコミュニケーションインタフェースユニット304
(図5参照)によって実現されるアラーム分析処理部1
502(図15)は、そのアダプタ301が収容してい
る複数のアクセスノード101の何れかよりアラームビ
ットマップテーブルが添付された通知メッセージを受信
すると、そのアラームビットマップテーブルに基づきア
ラーム解析を行う。
【0104】この場合に、全てのアクセスノード101
からの最新のアラームビットマップテーブルは、アクセ
スノード保守運用アダプタ301のアラーム解析処理部
1502(コミュニケーションインタフェースユニット
304)内のメモリ604又はハードディスク607
(共に図6参照)内に記憶されている。アラーム解析処
理部1502は、アラームビットマップテーブルを受信
する毎に、記憶しているアラームビットマップテーブル
の内容と比較することにより、アラームの発生、継続、
又は消滅を認識する。
【0105】上記アラーム解析の結果、アラームが継続
していれば、アラーム解析処理部1502は、障害表示
インタフェース回路510(図5参照)に接続されてい
るランプを点灯させる(図16の通信シーケンスS
2)。
【0106】また、アラーム解析処理部1502は、ア
ラームの緊急度のカテゴリー毎に特には図示しないカウ
ンタを有し、それぞれのカテゴリー毎に、それに対応す
るアラームが新たに発生するとそれに対応するカウンタ
が+1され、それに対応するアラームが消滅するとそれ
に対応するカウンタが−1され、このカウンタの値に基
づいてランプ表示が制御される。
【0107】また、上記アラーム解析の結果、新規のア
ラームの発生が検出されれば、アラーム解析処理部15
02は、障害表示インタフェース回路510に接続され
ているブザーを鳴動させることによって、アラームの発
生を保守者に通報する(図16の通信シーケンスS
2)。
【0108】この場合のブザー制御において、アラーム
解析処理部1502は、現在ブザーを鳴動させているア
ラームの緊急度のカテゴリーを記憶しておき、それより
高い緊急度のカテゴリーのアラームが発生した場合に、
その新たな緊急度のブザーを鳴動させる。
【0109】また、ランプやブザーは、アラームの緊急
度のカテゴリー(クリティカル/メジャー/マイナー/
ワーニング)に従って、点灯又は鳴動の断続のインター
バルが変更される。
【0110】異なった緊急性を有する複数のアラームの
発生が検出された場合には、緊急度の高いアラームが優
先して通報させられる。現在通報されている緊急度に対
応する全てのアラームが消滅した場合に、次の緊急度の
アラームが存在すれば、その緊急度についてのランプ制
御が行われる。全ての緊急度につき全てのアラームが消
滅すれば、全てのランプ又はブザーによる通報が停止さ
せられる(図16の通信シーケンスS8及びS9)。
【0111】また、アクセスノード保守運用アダプタ3
01内のブザーオフキーの操作や保守運用コンソール3
02からのブザーオフ要求によって、その時点での出現
アラームに関するブザー鳴動を停止させることもでき
る。
【0112】保守者は必ずしもアクセスノード保守運用
アダプタ301の近くにいるわけではない。そのような
場合には、アラームを保守者の移動先へ通知するため
に、電話端末回路512を経由して、保守者の電話機へ
のダイヤル発信が行われる。この場合に、保守者による
応答をチェック可能にするために、保守者の電話機は、
応答時に通話電源の極性が反転する機能を有する電話ラ
イン(公衆電話回線等)に収容される。
【0113】上記ダイヤル発信に対して、保守者の電話
機が応答すれば、電話端末回路512から保守者の電話
機に、アラームの緊急度に応じたトーン種別と鳴動イン
ターバルを有する音声が通知される。保守者が電話を切
断すると、自動的にブザーオフ機能が働き、アクセスノ
ード保守運用アダプタ301内のブザー鳴動が停止する
(図16の通信シーケンスS3〜S7)。
【0114】また、ダイヤル発信後一定時間内に第1番
目の電話機の保守者が応答しない場合には、予め設定さ
れた第2番目の電話機の保守者に対して、同様の通知が
なされる(図16の通信シーケンスS3′〜S7′)。
これにより、保守者の電話機の接続トラブルに対する保
護が可能となる。
【0115】また、同一の電話機が応答するまで、一定
時間間隔で発信がリトライされるように構成されてもよ
い。アクセスノード101の夜間における保守について
は、集中保守センターにて監視される場合がある。この
ため、図17の通信シーケンス図として示されるよう
に、アクセスノード保守運用アダプタ301内のアラー
ム解析処理部1502(コミュニケーションインタフェ
ースユニット304)は、それが収容するアクセスノー
ド101におけるアラーム状態が変わってから、そのア
ラーム状態が一定時間継続したことを認識した後に、L
APBインタフェース回路514(図5参照)からX2
5インタフェース307を経由して特には図示しない集
中保守センターへ接続し、そのアクセスノード101に
ついてのアラームイベント情報を例えばTL1言語を使
用して送出する。集中保守センターでは、このTL1情
報から、適切なアラームメッセージの出力処理が行われ
ると共にに、アラームに関するダイアログ情報が記録さ
れる。
【0116】ここで、アラーム状態の一定時間の継続が
監視されるのは、短時間における間欠的な障害発生に対
して、大量のイベント情報が発生しないようにするため
である。
【0117】また、マイナー/ワーニング種別等の緊急
度の低いアラームについては、保守者の設定に基づき、
それらのアラーム送信に対するマスキングが可能であ
る。この結果、緊急度が高いカテゴリーのアラームのみ
を、集中保守センター又は保守者の電話機に通報するこ
とができる。
【0118】以上の全ての制御は、図15のアラーム解
析処理部1502を実現するコミュニケーションインタ
フェースユニット304内のマイクロプロセッサ507
(図5参照)によって制御される。
【0119】アクセスノード保守運用アダプタ301が
何等かの原因によりダウンした後のその再立上げ時に、
前述したアクセスノード保守運用アダプタ301の初期
化設定処理の後に、図18の通信シーケンスS1として
示されるように、アクセスノード保守運用アダプタ30
1から各アクセスノード101へ、図19(b) に示され
るデータ構成を有するアラームビットマップテーブル要
求コマンドが送信される。この結果、図18の通信シー
ケンスS2として示されるように、アクセスノード保守
運用アダプタ301は、それが収容する各アクセスノー
ド101から、各アラームビットマップテーブルを取得
することができ、それらに基づいてランプ又はブザー制
御を行うことができる。
【0120】但し、この場合には、保守者の電話機や集
中保守センターへのアラーム通知は行われない。なお、
アクセスノード保守運用アダプタ301が再立ち上げし
たことは、保守者の電話機又は集中保守センターへ通知
される。
【0121】もし、保守者がアラーム状態を表示したけ
れば、保守運用コンソール302からの要求に従って、
アクセスノード保守運用アダプタ301から保守運用コ
ンソール302へ全てのアクセスノード101のアラー
ムビットマップテーブルが転送され、オペレータの指示
に従って表示される(図18の通信シーケンスS3及び
S4)。ステータス関係処理 アクセスノード101のステータス管理は、アクセスノ
ード101のハードウェア構成とも関係するため、エン
ド交換機102で行うことは困難である。本実施の形態
では、ステータス関係処理を、保守運用コンソール30
2から行うことを可能とする。
【0122】ステータス関係処理としては、各アクセス
ノード101内の構成ユニットやインタフェース回線部
分についての、ステータスモニタ要求と、ステータス変
更要求とがある。
【0123】保守者が、ある特定のアクセスノード10
1のステータス情報が必要な場合には、保守運用コンソ
ール302よりコマンド指定する。図20は、ステータ
ス関係処理の機能説明図、図21は、ステータス関係処
理についての通信シーケンス図、図22は、ステータス
要求についての制御データの構成図である。
【0124】保守運用コンソール302は、図21の通
信シーケンスS1として示されるように、アクセスノー
ド保守運用アダプタ301(コミュニケーションインタ
フェースユニット304、TS0ドロッパー/インサー
タユニット303)を経由して対象アクセスノード10
1へ、図22(a) に示されるデータ構成を有するステー
タス要求コマンドを送信する。
【0125】対象アクセスノード101内の保守運用ア
ダプタインタフェースユニット403(図4参照)によ
って実現されるステータス管理部2001(図20)
は、TS0ドロッパー/インサータユニット901(図
4参照)を経由して上記コマンドを受信すると、図21
の通信シーケンスS2として示されるように、アクセス
ノード保守運用アダプタ301を経由して保守運用コン
ソール302に、対象アクセスノード101内の各構成
ユニットのステータス(状態)情報が格納された、図2
2(b) に示されるデータ構成を有するステータス要求レ
スポンスを返信する。
【0126】この結果、保守運用コンソール302は、
対象アクセスノード101内の各構成ユニットのステー
タスを確認/表示等することができる。上述の制御処理
により実現されるステータスモニタとしては、以下のも
のがある。
【0127】・アクセスノードV5システム初期化処理
によるアクセスノード101の立ち上げ状態の確認。 ・アクセスノード101内の構成ユニットのサービス状
態(インサービス中、アウトオブサービス中、保守ブロ
ック中、障害ブロック中の別)の確認。
【0128】・アナログ加入者については、サービス状
態(インサービス中、アウトオブサービス中、保守ブロ
ック中、障害ブロック中の別)の確認と、インサービス
中における空き状態/発着信中/話中の識別。
【0129】・ISDN加入者については、サービス状態
(インサービス中、アウトオブサービス中、保守ブロッ
ク中、障害ブロック中の別)の確認と、インサービス中
におけるアクティブ/ディアクティブの識別。
【0130】・V5リンクについては、サービス状態
(ノーマル、保守ブロック中、障害ブロック中の別)の
識別。 ・V5制御チャネルについては、制御チャネルの切替状
況の確認と、切り替えされている場合における切替え先
制御チャネルの確認。
【0131】・アクセスノード101上のベアラチャネ
ルのパス接続状況(V5 BCC(ベアラチャネルコネ
クション)プロトコルによって接続されている内容)の
確認。 次に、保守者は、ある特定のアクセスノード101につ
いてのステータス変更が必要な場合は、保守運用コンソ
ール302より、対象アクセスノード101、対象ユニ
ット、及び状態変更内容を指定したコマンド指示を行
う。
【0132】図23は、ステータス変更に関する制御デ
ータの構成図である。保守運用コンソール302は、図
21の通信シーケンスS3又はS7として示されるよう
に、アクセスノード保守運用アダプタ301(コミュニ
ケーションインタフェースユニット304、TS0ドロ
ッパー/インサータユニット303)を経由して対象ア
クセスノード101へ、図23(a) に示されるデータ構
成を有するステータス変更コマンドを送信する。
【0133】対象アクセスノード101内の保守運用ア
ダプタインタフェースユニット403(図4参照)によ
り実現されるステータス管理部2001(図20)は、
TS0ドロッパー/インサータユニット901(図4参
照)を経由して上記コマンドを受信すると、加入者ポー
ト/V5リンクについてのブロック/ブロック解除に関
するもの以外のステータス変更の場合には、ステータス
変更可能かチェックした上で、図21の通信シーケンス
S8として示されるように、アクセスノード保守運用ア
ダプタ301を経由して保守運用コンソール302に、
ステータス変更結果が格納された、図23(b) に示され
るデータ構成を有するステータス変更レスポンスを返信
する。
【0134】また、加入者ポート/V5リンクについて
のブロック/ブロック解除に関するステータス変更の場
合には、ステータス管理部2001は、図21の通信シ
ーケンスS4及びS5として示されるように、V5リン
ク上のV5用制御チャネルを使用してエンド交換機10
2との同期化を図った上で、図21の通信シーケンスS
6として示されるように、アクセスノード保守運用アダ
プタ301を経由して保守運用コンソール302に、ス
テータス変更結果が格納された、図23(b) に示される
データ構成を有するステータス変更レスポンスを返信す
る。
【0135】この場合に、不当なステータス変更につい
ては、アクセスノード101やエンド交換機102でチ
ェックされ、ステータス変更不可を示すステータス変更
レスポンスが、保守運用コンソール302へ返信され
る。
【0136】なお、特には図示しない集中保守センター
からも、上記と同様のステータスモニタ/ステータス変
更処理が可能である。上述の制御処理によって実現され
るステータス変更としては、以下のものがある。
【0137】・アナログ/ISDN加入者についての状態変
更:ポートのブロック/ブロック解除(この制御につい
ては、V5用制御チャネルを使用した確認手順も必要に
なる)。ブロックされた加入者についてのアウトオブサ
ービス/インサービスの切替え。
【0138】・V5リンクについてのブロック/ブロッ
ク解除(この制御についても、V5用制御チャネルを使
用した確認手順も必要になる)。 ・アクセスノード101内の構成ユニットについてのブ
ロック/ブロック解除(この制御については、ユニット
内に収容される加入者/リンクが全てブロックされてい
ることを確認する手順も必要になる)。ブロックされた
ユニットについてのアウトオブサービス/インサービス
の切替え。加入者線/加入者回路試験(アナログ関係試験) 加入者線/加入者回路試験は、基本的には、エンド交換
機102内の特には図示しないライン試験端末から指定
される。なお、これらの試験は、保守運用コンソール3
02からも実施可能である。
【0139】図24は、加入者線/加入者回路試験(ア
ナログ関係試験)の機能説明図、図25は、加入者線/
加入者回路試験(アナログ関係試験)についての通信シ
ーケンス図、図26は、加入者線/加入者回路試験(ア
ナログ関係試験)についての制御データの構成図であ
る。
【0140】加入者線/加入者回路試験がエンド交換機
102内の特には図示しないライン試験端末から指定さ
れる場合に、被試験加入者がV5システムのアクセスノ
ード101に所属していることが認識されると、図25
の通信シーケンスS1として示されるように、エンド交
換機102内の上記ライン試験端末からコミュニケーシ
ョンリンク306(図3)を経由して保守運用コンソー
ル302に対し、試験を依頼するための、図26(a) に
示されるデータ構成を有する加入者試験コマンドが送信
される。
【0141】この加入者試験コマンドには、図26(a)
に示されるように、アクセスノードIDとコマンド種別
のほかに、被試験加入者範囲、試験種別、即時/時刻指
定の別、時刻指定が指定される場合における試験開始時
刻、エンド交換機102が認識している現在時刻、試験
項目毎のメッセージ通知のための各試験測定値の範囲
(閾値)等が含まれる。被試験加入者範囲は、前述した
アクセスノードV5システム初期化処理にて明示された
加入者論理ID(図14(a) 及び(c) 参照)を用いて指
定され、また複数加入者に対する試験要求が想定される
ため、先頭被試験加入者論理IDと最終被試験加入者論
理IDが指定される。
【0142】保守運用コンソール302は、エンド交換
機102から加入者試験コマンドを受信すると、上記加
入者試験コマンドに含まれるアクセスノードIDと先頭
被試験加入者論理IDと最終被試験加入者論理IDとに
基づいて、保守運用コンソール302内のハードディス
ク607(図6参照)に蓄積されている収容加入者情報
データベースを参照することにより、被試験加入者を対
象アクセスノード101内で特定するための被試験加入
者収容ID(図14(c) の1401′の加入者収容ID
に対応する)と、対象アクセスノード101内でその被
試験加入者が収容されるユニットを特定するためのユニ
ットID(図14(c) の1404のユニットIDに対応
する)が抽出され、編集される。
【0143】ハードディスク607に蓄積されている収
容加入者情報データベースは、前述したアクセスノード
V5システム初期化処理においてハードディスク607
に蓄積された初期化情報データベース(図12参照)と
同じものである。
【0144】次に、保守運用コンソール302は、図2
5の通信シーケンスS2として示されるように、エンド
交換機102から受信した加入者試験コマンドの内容
に、試験要求元がエンド交換機102か保守運用コンソ
ール302かを特定するデータと、上述の被試験加入者
収容IDとユニットIDの組データを付加して得られる
内容を含み、図26(b) に示されるデータ構成を有する
加入者試験コマンドを、RS232Cインタフェース3
05(図3参照)を経由してアクセスノード保守運用ア
ダプタ301に送信する。
【0145】アクセスノード保守運用アダプタ301内
のコミュニケーションインタフェースユニット304
(図3、図5参照)によって実現される加入者線/加入
者回路試験起動/結果データ編集蓄積処理部2401
(図24)は、受信した加入者試験コマンドの内容を一
時蓄積すると共に、即時試験が指定されている場合には
即時に、或いは時刻指定試験が指定されている場合には
指定時刻に、図25の通信シーケンスS3として示され
るように、TS0ドロッパー/インサータユニット30
3(図3参照)を経由して対象アクセスノード101に
対し、図26(c) に示されるデータ構成を有する加入者
試験コマンドを送信する。このコマンドは、試験項目毎
/加入者毎に送信され、その試験項目に対応するユニッ
トIDと被試験加入者収容IDと試験種別とを含む。
【0146】時刻指定試験が指定されている場合には、
内部時計処理部2403(図24)が、保守運用コンソ
ール302から受信した加入者試験コマンドに含まれて
いる現在時刻を起点とする経過時間をカウントし、保守
運用コンソール302から受信した加入者試験コマンド
に含まれている試験開始時刻を上記経過時間と比較する
ことにより、上記指定時刻を判定する。内部時計処理部
2403は、タイマ回路509(図5参照)によって実
現される。
【0147】対象アクセスノード101内の試験ユニッ
ト406(図4参照)は、TS0ドロッパー/インサー
タユニット901と保守運用アダプタインタフェースユ
ニット403(共に図4参照)によって実現されるイン
タフェース部2402(図24)を経由して上記加入者
試験コマンドを受信すると、そのコマンドに含まれるユ
ニットIDによって特定される加入者回路402(図4
参照)において、そのコマンドに含まれる被試験加入者
収容IDによって特定される被試験加入者が話中である
か否かを判定する。
【0148】試験ユニット406は、上記被試験加入者
が話中でないと判定した場合に、上記コマンドに含まれ
る試験種別として指定された加入者試験を実施する。こ
の加入者試験において、エンド交換機102側の試験装
置と被試験加入者との間で会話が必要な場合には、V5
システムのBCC(ベアラチャネルコネクション)プロ
トコル(図24参照)を用いて、試験装置が接続される
エンド交換機102の試験用音声ラインと被試験加入者
線とが接続される。
【0149】また、電話機のダイアルパルス試験時に
は、V5システムのPSTNシグナリングプロトコルを
用いて、アクセスノード101でダイアルパルスが検出
されてそれがエンド交換機102に通知され、エンド交
換機102側においてダイヤルパルス数がカウントさ
れ、そのカウント値がエンド交換機102側の試験装置
に通知される。
【0150】また、DTMF試験時には、エンド交換機
102側に準備されたDTMF受信機によって受信試験
が行われ、その試験結果がエンド交換機102側の試験
装置に通知される。
【0151】試験ユニット406は、加入者試験が終了
すると、図25の通信シーケンスS4として示されるよ
うに、インタフェース部2402を経由してアクセスノ
ード保守運用アダプタ301に対して、試験結果値を、
図26(d) に示されるデータ構成を有する加入者試験レ
スポンスとして返信する。
【0152】試験ユニット406は、上記被試験加入者
が話中であると判定した場合には、話中状態を、加入者
試験レスポンスとして返信する。アクセスノード保守運
用アダプタ301内の加入者線/加入者回路試験起動/
結果データ編集蓄積処理部2401は、TS0ドロッパ
ー/インサータユニット303を経由して上記加入者試
験レスポンスを受信すると、それに含まれる試験結果値
を、エンド交換機102からの加入者試験コマンド(図
26(a) )によって予め指定されている試験測定値範囲
(閾値)に入っているか否かを判定し、試験結果値が試
験測定値範囲に入っていれば、図25の通信シーケンス
S5として示されるように、保守運用コンソール302
に、その判定結果と試験結果値を、図26(e) に示され
るデータ構成を有する加入者試験レスポンスとして、通
知する。その後、処理部2401は、その通知した試験
結果値に対応する加入者試験に関する蓄積データをクリ
アする。
【0153】なお、試験結果値を全て取得したい場合
は、試験測定値範囲を−∞以上+∞以下とすればよい。
処理部2401は、上記試験結果値が試験測定値範囲に
入っていなければ、その試験結果値に対応する加入者試
験に関する蓄積データをクリアした後、次の被試験加入
者についての加入者試験の制御を行う。
【0154】処理部2401は、エンド交換機102か
ら指定された全ての被試験加入者について、上述した、
対象アクセスノード101に対する加入者試験コマンド
の送信処理(図25の通信シーケンスS3)とそれに対
する加入者試験レスポンスの受信処理(図25の通信シ
ーケンスS4)を繰り返し実行し、対象アクセスノード
101内の試験ユニット406が各加入者試験コマンド
に対応する加入者試験を実行する。なお、複数のアクセ
スノード101間に対して並列して上記制御動作が実行
されることにより、V5システム全体の試験時間の短縮
を図ることができる。
【0155】アクセスノード保守運用アダプタ301か
ら保守運用コンソール302への各試験結果値等の通知
時に、保守運用コンソール302の電源がオフである等
の理由により保守運用コンソール302との通信が不可
能な場合には、加入者線/加入者回路試験起動/結果デ
ータ編集蓄積処理部2401は、未通知の試験結果値等
を、保守運用コンソール302から要求があるまで一時
的に蓄積する。
【0156】保守運用コンソール302の次の立上げ時
に、保守者が加入者試験結果要求コマンドを入力する
と、図25の通信シーケンスS7として示されるよう
に、保守運用コンソール302からアクセスノード保守
運用アダプタ301に対して、図26(g) に示されるデ
ータ構成を有するアクセスノード101単位の加入者試
験結果要求コマンドが送信される。
【0157】アクセスノード保守運用アダプタ301内
の加入者線/加入者回路試験起動/結果データ編集蓄積
処理部2401は、保守運用コンソール302から上記
加入者試験結果要求コマンドを受信すると、図25の通
信シーケンスS8として示されるように、一時的に蓄積
していた対象アクセスノード101についての試験結果
値を全て、図26(e) に示される加入者試験レスポンス
として、保守運用コンソール302に通知する。その
後、処理部2401は、その通知した試験結果値に対応
する加入者試験に関する蓄積データをクリアする。
【0158】また、処理部2401は、保守運用コンソ
ール302から上記加入者試験結果要求コマンドを受信
したときに、まだ加入者試験が終了していない場合又は
該当する加入者試験要求が存在しない場合には、その旨
を、図26(h) に示される加入者試験結果要求レスポン
スとして、保守運用コンソール302に通知する。
【0159】なお、試験開始時刻前であれば、保守運用
コンソール302からアクセスノード保守運用アダプタ
301に対して、図26(i) に示されるデータ構成を有
する加入者試験中止要求コマンドを送信することができ
る。この場合には、アクセスノード保守運用アダプタ3
01内の加入者線/加入者回路試験起動/結果データ編
集蓄積処理部2401は、対象アクセスノード101に
対する加入者試験を中止し、蓄積していた加入者試験の
ためのデータをクリアした後、保守運用コンソール30
2に対して、図26(j) に示されるデータ構成を有する
加入者試験中止要求レスポンスを返信する。
【0160】アクセスノード保守運用アダプタ301か
ら判定結果と試験結果値を受け取った保守運用コンソー
ル302は、それらに対応する加入者試験の要求元がエ
ンド交換機102である場合には、図25の通信シーケ
ンスS9として示されるように、その判定結果と試験結
果値を、図26(f) に示されるデータ構成を有する加入
者試験レスポンスとして、エンド交換機102内の保守
者に返信する。
【0161】この加入者試験レスポンスに格納される判
定結果と試験結果値のそれぞれの組には、アクセスノー
ド保守運用アダプタ301から通知された加入者試験レ
スポンス(図26(e) )にて付与されていたユニットI
Dと被試験加入者収容IDの組に代えて、加入者論理I
Dが付与される。
【0162】アクセスノード保守運用アダプタ301か
ら判定結果と試験結果値を受け取った保守運用コンソー
ル302は、それらに対応する加入者試験の要求元が保
守運用コンソール302自身である場合には、ディスプ
レイ装置611(図6)に試験結果を表示し、或いは、
プリンタ615(図6)に試験結果を出力する。ISDN加入者関係試験(デジタル) N-ISDN(狭帯域サービス統合デジタル網)ラインに関係
する試験としては、物理レイヤの立ち上げ試験と、ビッ
トエラーレート試験とがある。
【0163】物理レイヤの立ち上げ試験については、上
述したアナログ関係試験の場合と同様の通信シーケンス
に従って行われる。ビットエラーレート試験において
は、エンド交換機102側に設置されるビットエラーレ
ート測定器を用いて、アクセスノード101及びV5リ
ンクを含めたビットエラーレートの計測が実施される。
【0164】この場合、試験ビット送信/ループ試験確
認のためのデータチャネルは、エンド交換機102が、
V5システムのBCCプロトコルを用いて、被試験加入
者とビットエラーレート測定器とを接続する。
【0165】一方、ビットエラー計測において必要なデ
ジタル加入者回路402又は終端回路NT1(共に図4
参照)に対するループ指示は、アクセスノード101と
エンド交換機102の提供メーカが同一であるとは限ら
ないため、V5リンク経由では設定できない。本実施の
形態では、このループ指示を、エンド交換機102から
保守運用コンソール302に対する、N-ISDNのビットエ
ラーレート試験コマンドによって行うことを可能にす
る。
【0166】図27は、ISDN加入者関係試験(デジタ
ル)の機能説明図、図28は、ISDN加入者関係試験(デ
ジタル)についての通信シーケンス図、図29は、ISDN
加入者関係試験(デジタル)についての制御データの構
成図である。
【0167】まず、図28の通信シーケンスS1として
示されるように、エンド交換機102からコミュニケー
ションリンク306(図3)を経由して保守運用コンソ
ール302に対し、ビットエラーレート試験を依頼する
ための、図29(a) に示されるデータ構成を有するビッ
トエラーレート試験コマンドが送信される。
【0168】このビットエラーレート試験コマンドに
は、図29(a) に示されるように、アクセスノードID
とデータ種別のほかに、被試験加入者論理IDと試験ル
ープ位置が含まれる。
【0169】保守運用コンソール302は、エンド交換
機102から上記ビットエラーレート試験コマンドを受
信すると、それに含まれる被試験加入者論理IDを、ア
クセスノード101が理解することのできるユニットI
Dと被試験加入者収容IDに変換した後、図28の通信
シーケンスS2として示されるように、アクセスノード
保守運用アダプタ301に対して、図29(b) に示され
るデータ構成を有するビットエラーレート試験コマンド
を送信する。
【0170】アクセスノード保守運用アダプタ301内
のコミュニケーションインタフェースユニット304
(図5参照)によって実現されるN-ISDN加入者試験ルー
プ起動/解除部2701(図27)は、保守運用コンソ
ール302から上記ビットエラーレート試験コマンドを
受信すると、図28の通信シーケンスS3として示され
るように、TS0ドロッパー/インサータユニット30
3(図3参照)を経由して対象アクセスノード101に
対して、図29(c) に示されるデータ構成を有するビッ
トエラーレート試験コマンドを送信する。このデータ構
成は、図29(b)のデータ構成と同じである。
【0171】対象アクセスノード101内の試験ユニッ
ト406(図4参照)は、TS0ドロッパー/インサー
タユニット901と保守運用アダプタインタフェースユ
ニット403(共に図4参照)によって実現されるイン
タフェース部2402(図27)を経由して上記ビット
エラーレート試験コマンドを受信すると、そのコマンド
の内容によって特定されるデジタル加入者回路402
(図4参照)内のループ位置に対して、ループ設定を指
示する。
【0172】ループの設定が完了すると、図28の通信
シーケンスS4として示されるように、試験ユニット4
06は、インタフェース部2402を経由してアクセス
ノード保守運用アダプタ301に対して、図29(d) に
示されるデータ構成を有するビットエラーレート試験レ
スポンスを返信する。このレスポンスには、ループ設定
状況が含まれる。
【0173】アクセスノード保守運用アダプタ301内
のN-ISDN加入者試験ループ起動/解除部2701は、対
象アクセスノード101からTS0ドロッパー/インサ
ータユニット303を経由して、上記ビットエラーレー
ト試験レスポンスを受信すると、図28の通信シーケン
スS5として示されるように、保守運用コンソール30
2に対して、図29(e) に示されるデータ構成を有する
ビットエラーレート試験レスポンスを返信する。このデ
ータ構成は、図29(d) のデータ構成と同じである。
【0174】保守運用コンソール302は、アクセスノ
ード保守運用アダプタ301から上記ビットエラーレー
ト試験レスポンスを受信すると、それに含まれるユニッ
トIDと被試験加入者収容IDを、エンド交換機102
が理解することのできる被試験加入者論理IDに変換し
た後、図28の通信シーケンスS6として示されるよう
に、エンド交換機102に対して、図29(f) に示され
るデータ構成を有するビットエラーレート試験レスポン
スを返信する。
【0175】この結果、エンド交換機102が上記ビッ
トエラーレート試験レスポンスを受信した時点で、ビッ
トエラーレート試験の準備が完了する。この結果、図2
8の通信シーケンスS7として示されるように、V5シ
ステムのBCCプロトコル(図27参照)を用いて、被
試験加入者とビットエラーレート測定器との間にビット
エラーレート測定用チャネルが設定され、その後、図2
8の通信シーケンスS8として示されるように、ビット
エラーレートの計測が開始される。
【0176】ビットエラーレート試験の終了後、エンド
交換機102から試験パスの解放がV5リンクを介して
行われ、試験ループの解除が、エンド交換機102から
保守運用コンソール302、アクセスノード保守運用ア
ダプタ301を経由してアクセスノード101に対して
指示される。試験ループの解除に関する図28のS9〜
S14として示される一連の通信シーケンスは、上述し
た、試験ループ位置の指定に関する図28のS1〜S6
として示される一連の通信シーケンスと同様である。その他の試験処理 アクセスノード101内の各構成ユニットの診断やV5
リンク側のリンクIDのチェック等については、保守運
用コンソール302からの指示によって行われる。
【0177】即ち診断時には、保守運用コンソール30
2は、被試験対象ユニットが診断可能状態(アウトオブ
サービス状態/ブロック状態)であるか否かをチェック
の後、診断可能であれば、アクセスノード保守運用アダ
プタ301を介してアクセスノード101に指示し、ア
クセスノード101に診断させる。
【0178】診断結果は、アクセスノード101からア
クセスノード保守運用アダプタ301を介して保守運用
コンソール302へ通知される。
【0179】
【発明の効果】本発明の第1の態様の構成によれば、所
定通信プロトコルが規定される論理リンクにより相互に
接続されるアクセスノードと交換機の提供メーカが異な
ったとしても、アクセスノードと共に提供されるアクセ
スノード保守運用アダプタ装置に一般的なパーソナルコ
ンピュータ等によって容易に実現が可能な保守運用端末
装置を接続し、その保守運用端末装置を更に交換機と接
続することによって、交換機に依存する交換機依存情報
とアクセスノードに依存するアクセスノード依存情報と
を保守運用端末装置において相互に変換しながら交換機
とアクセスノードの間の保守運用の連携を実現すること
が可能となる。
【0180】この場合、保守運用端末装置のマンマシン
インタフェース機能によって、保守運用情報のきめ細か
なメインテナンスが可能となる。また、アクセスノード
へのアプリケーションプログラムのダウンロードや、ス
テータス管理等のアクセスノードに独自の管理は、交換
機を必要とせずに、保守運用端末装置とアクセスノード
保守運用アダプタ装置のみによって制御することができ
る。この結果、アクセスノードの機能を十分に引き出す
ことが可能となる。
【0181】本発明の第2の態様の構成によれば、アク
セスノードの構成に強く依存するアラーム制御を、交換
機を必要とせずに、アクセスノード保守運用アダプタ装
置にのみによって実現することが可能となる。
【0182】特に、交換機を管理する保守者等に対して
も、アクセスノード保守運用アダプタ装置から所定の電
話端末装置へのダイヤル発信又はアクセスノード保守運
用アダプタ装置から集中保守センターへの接続により、
アラームの通報をきめ細かに行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】V5システムの機能概要を示す図である。
【図2】V5リンク上のデータ構成図である。
【図3】本実施の形態におけるV5アクセスノード保守
運用システムの全体構成図である。
【図4】アクセスノードのブロック構成図である。
【図5】アクセスノード保守運用アダプタのブロック構
成図である。
【図6】保守運用コンソールのブロック図である。
【図7】アクセスノード保守運用アダプタの初期化設定
についての通信シーケンス図である。
【図8】アクセスノード保守運用アダプタの初期化設定
についての制御データの構成図である。
【図9】ソフトウェアダウンロード処理の機能説明図で
ある。
【図10】ソフトウェアダウンロード処理についての通
信シーケンス図である。
【図11】ソフトウェアダウンロード処理についての制
御データの構成図である。
【図12】アクセスノードに対する初期化情報設定処理
の機能説明図である。
【図13】アクセスノードV5システム初期化処理の通
信シーケンス図である。
【図14】アクセスノードV5システム初期化処理につ
いての制御データの構成図である。
【図15】アラーム関係処理の機能説明図である。
【図16】アラーム通知についての通信シーケンス図
(ローカル局内保守者への通知)である。
【図17】アラーム通知についての通信シーケンス図
(集中保守センターへの通知)である。
【図18】アラーム通知についての通信シーケンス図
(アダプタ/コンソールからの通知要求)である。
【図19】アラーム通知についての制御データの構成図
である。
【図20】ステータス関係処理の機能説明図である。
【図21】ステータス関係処理についての通信シーケン
ス図である。
【図22】ステータスモニターについての制御データの
構成図である。
【図23】ステータス変更についての制御データの構成
図である。
【図24】加入者線/加入者回路試験(アナログ関係試
験)の機能説明図である。
【図25】加入者線/加入者回路試験(アナログ関係試
験)についての通信シーケンス図である。
【図26】加入者線/加入者回路試験(アナログ関係試
験)についての制御データの構成図である。
【図27】ISDN加入者関係試験(デジタル)の機能説明
図である。
【図28】ISDN加入者関係試験(デジタル)についての
通信シーケンス図である。
【図29】ISDN加入者関係試験(デジタル)についての
制御データの構成図である。
【図30】アクセスノードとエンド交換機の位置付けを
示す図である。
【図31】アクセスノードの保守運用システムとエンド
交換機の保守運用システムの関係を示す図である。
【符号の説明】
101 アクセスノード 102 エンド交換機 103 V5制御処理ユニット 301 アクセスノード保守運用アダプタ 302 保守運用コンソール 303 TS0ドロッパー/インサータユニット 304 コミュニケーションインタフェースユニッ
ト 305 RS232Cインタフェース 306 コミュニケーションリンク 307 X25インタフェース

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定通信プロトコルが規定される論理リ
    ンクにより交換機に接続され、それが管理する加入者の
    地理的な収容領域を拡大する機能を有するアクセスノー
    ドの保守運用システムであって、 前記交換機と第1のインタフェースを用いて接続され、
    前記交換機との間で該交換機に依存する情報である交換
    機依存情報を通信する第1の通信回路と、 該交換機依存情報と前記アクセスノードに依存する情報
    であるアクセスノード依存情報とを相互に変換する情報
    変換回路と、 該アクセスノード依存情報を編集するマンマシンインタ
    フェース回路と、 第2のインタフェースに接続される第2の通信回路と、 を含む保守運用端末装置と、 前記アクセスノードに接続される所定の論理リンクを収
    容し、該論理リンク中に設定されている保守運用リンク
    を終端する保守運用リンク終端回路と、 前記保守運用端末装置を前記第2のインタフェースを用
    いて接続する保守運用端末接続回路と、 前記保守運用端末装置と前記アクセスノードとの間で、
    前記アクセスノード依存情報を、前記第2の通信回路、
    前記第2のインタフェース、前記保守運用端末接続回
    路、前記保守運用リンク終端回路、及び前記保守運用リ
    ンクを経由して中継するアクセスノード依存情報中継回
    路と、 を含むアクセスノード保守運用アダプタ装置と、 を含むことを特徴とするアクセスノードの保守運用シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムであって、 前記保守運用端末装置内の第1の通信回路は、前記交換
    機との間で該交換機に依存し前記アクセスノードに対す
    る初期化情報である交換機依存初期化情報を通信し、 前記保守運用端末装置内の情報変換回路は、前記交換機
    依存初期化情報と前記アクセスノードに依存し該アクセ
    スノードに対する初期化情報であるアクセスノード依存
    初期化情報とを相互に変換し、 前記保守運用端末装置内のマンマシンインタフェース回
    路は、前記アクセスノード依存初期化情報を編集し、 前記アクセスノード保守運用アダプタ装置内のアクセス
    ノード依存情報中継回路は、前記保守運用端末装置と前
    記アクセスノードとの間で、前記アクセスノードを初期
    化するための前記アクセスノード依存初期化情報を、前
    記第2の通信回路、前記第2のインタフェース、前記保
    守運用端末接続回路、前記保守運用リンク終端回路、及
    び前記保守運用リンクを経由して中継し、 前記アクセスノードは、前記アクセスノード保守運用ア
    ダプタ装置により中継される前記アクセスノード依存初
    期化情報に従って、該アクセスノードの初期化処理を実
    行する、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシステムであって、 前記アクセスノードは、前記所定通信プロトコルが規定
    される論理リンクを使用して前記交換機との間で同期を
    とりながら、前記アクセスノード依存初期化情報に従っ
    た初期化処理を実行する、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシステムであって、 前記アクセスノード保守運用アダプタ装置は、 前記アクセスノードから、前記保守運用リンク及び前記
    保守運用リンク終端回路を経由して受信される前記アク
    セスノード依存情報である前記アクセスノードに関する
    アラームを、解析するアラーム解析回路と、 該アラーム解析回路によるアラーム解析結果に基づい
    て、アラームを通報するアラーム通報回路と、 を更に含むことを特徴とするアクセスノードの保守運用
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシステムであって、 前記アラーム通報回路は、所定の電話端末装置にダイヤ
    ル発信することにより、前記アラームを通報する電話端
    末回路を含む、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のシステムであって、 前記アラーム通報回路は、所定の集中保守センターに接
    続することにより、前記アラームを通報する集中保守セ
    ンター接続回路を含む、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のシステムであって、 前記保守運用端末装置内の第1の通信回路は、前記交換
    機との間で該交換機に依存し前記アクセスノードにおけ
    る加入者試験を制御するための情報である交換機依存加
    入者試験情報を通信し、 前記保守運用端末装置内の情報変換回路は、前記交換機
    依存加入者試験情報と前記アクセスノードに依存し該ア
    クセスノードにおける加入者試験を制御するための情報
    であるアクセスノード依存加入者試験情報とを相互に変
    換し、 前記保守運用端末装置内のマンマシンインタフェース回
    路は、前記アクセスノード依存加入者試験情報を編集
    し、 前記アクセスノード保守運用アダプタ装置内のアクセス
    ノード依存情報中継回路は、前記保守運用端末装置と前
    記アクセスノードとの間で、前記アクセスノードにおけ
    る加入者試験を制御するための前記アクセスノード依存
    加入者試験情報を、前記第2の通信回路、前記第2のイ
    ンタフェース、前記保守運用端末接続回路、前記保守運
    用リンク終端回路、及び前記保守運用リンクを経由して
    中継し、 前記アクセスノードは、前記アクセスノード保守運用ア
    ダプタ装置により中継される前記アクセスノード依存加
    入者試験情報に従って、該アクセスノードにおける加入
    者試験を実施する、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシステムであって、 前記交換機依存加入者試験情報及び前記アクセスノード
    依存加入者試験情報は、前記アクセスノードに収容され
    るアナログ加入者を試験するために必要な試験指定情報
    と、該試験の結果を示す試験結果情報とを含む、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のシステムであって、 前記交換機依存加入者試験情報及び前記アクセスノード
    依存加入者試験情報は、前記アクセスノードに収容され
    るデジタル加入者に対してループ試験を実施するために
    必要な試験ループ情報を含む、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のシステムであって、 前記保守運用端末装置は、 前記アクセスノード依存情報である、前記アクセスノー
    ドを動作させるためのアプリケーションプログラムを、
    蓄積するアプリケーションプログラム蓄積デバイスを更
    に含み、 前記アクセスノード保守運用アダプタ装置内のアクセス
    ノード依存情報中継回路は、前記保守運用端末装置内の
    アプリケーションプログラム蓄積デバイスから前記アク
    セスノードに対して、前記アプリケーションプログラム
    を、前記第2の通信回路、前記第2のインタフェース、
    前記保守運用端末接続回路、前記保守運用リンク終端回
    路、及び前記保守運用リンクを経由して送信し、 前記アクセスノードは、前記アクセスノード保守運用ア
    ダプタ装置から送られてきた前記アプリケーションプロ
    グラムに従って起動する、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のシステムであって、 前記アクセスノード依存情報は、前記アクセスノードの
    ステータスを要求するためのステータス要求情報、前記
    アクセスノードのステータスを変更するためのステータ
    ス変更情報、又は前記アクセスノードのステータスを示
    すステータス情報を含む、 ことを特徴とするアクセスノードの保守運用システム。
  12. 【請求項12】 所定通信プロトコルが規定される論理
    リンクにより交換機に接続され、それが管理する加入者
    の地理的な収容領域を拡大する機能を有するアクセスノ
    ードの保守運用システムに使用されるアクセスノード保
    守運用アダプタ装置であって、 前記アクセスノードに接続される所定の論理リンクを収
    容し、該論理リンク中に設定されている保守運用リンク
    を終端する保守運用リンク終端回路と、 保守運用端末装置を第2のインタフェースを用いて接続
    する保守運用端末接続回路と、 前記保守運用端末装置と前記アクセスノードとの間で、
    前記アクセスノード依存情報を、前記第2のインタフェ
    ース、前記保守運用端末接続回路、前記保守運用リンク
    終端回路、及び前記保守運用リンクを経由して中継する
    アクセスノード依存情報中継回路と、 を含むことを特徴とするアクセスノード保守運用アダプ
    タ装置。
  13. 【請求項13】 所定通信プロトコルが規定される論理
    リンクにより交換機に接続され、それが管理する加入者
    の地理的な収容領域を拡大する機能を有するアクセスノ
    ードの保守運用システムに使用される保守運用端末装置
    であって、 前記交換機と第1のインタフェースを用いて接続され、
    前記交換機との間で該交換機に依存する情報である交換
    機依存情報を通信する第1の通信回路と、 該交換機依存情報と前記アクセスノードに依存する情報
    であるアクセスノード依存情報とを相互に変換する情報
    変換回路と、 該アクセスノード依存情報を編集するマンマシンインタ
    フェース回路と、 第2のインタフェースに接続される第2の通信回路と、 を含むことを特徴とする保守運用端末装置。
  14. 【請求項14】 所定通信プロトコルが規定される論理
    リンクにより交換機に接続され、それが管理する加入者
    の地理的な収容領域を拡大する機能を有するアクセスノ
    ードの保守運用システムに使用される保守運用端末コン
    ピュータにより使用されたときにそれによって読み出さ
    れるプログラムを記録した記録媒体であって、 第1のインタフェースを経由して接続される前記交換機
    との間で該交換機に依存する情報である交換機依存情報
    を通信する機能と、 該交換機依存情報と前記アクセスノードに依存する情報
    であるアクセスノード依存情報とを相互に変換する機能
    と、 該アクセスノード依存情報を編集するマンマシンインタ
    フェース機能と、 第2のインタフェースを経由して接続されるアクセスノ
    ード保守運用アダプタ装置との間で前記アクセスノード
    依存情報を通信する機能と、 を前記保守運用端末コンピュータに行わせるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読出し機能記録媒体。
JP9242667A 1997-09-08 1997-09-08 アクセスノードの保守運用システム Withdrawn JPH1188329A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9242667A JPH1188329A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 アクセスノードの保守運用システム
EP98105187A EP0901251A3 (en) 1997-09-08 1998-03-23 A system for operating and maintaining an access node
CN98107482A CN1211123A (zh) 1997-09-08 1998-04-29 操作和维护存取节点的系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9242667A JPH1188329A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 アクセスノードの保守運用システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1188329A true JPH1188329A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17092458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9242667A Withdrawn JPH1188329A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 アクセスノードの保守運用システム

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0901251A3 (ja)
JP (1) JPH1188329A (ja)
CN (1) CN1211123A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079658A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Fujitsu Limited Procede de transmission de donnees et dispositif de transmission
KR100487565B1 (ko) * 2000-11-22 2005-05-03 엘지전자 주식회사 V5.2인터페이스의 장애 상태 검출방법
JP2007300635A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi アクセスノード及びv5インターフェース接続を起動する方法
JP2020119200A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社東芝 ネットワークシステム、監視システム、作業管理システム、および作業管理方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19823815C2 (de) * 1998-05-27 2003-03-27 Nokia Deutschland Gmbh Zugangsknoten mit einer Datenverbindung für Betriebs- und Wartungsfunktionen (OA&M)
DE19826631C2 (de) * 1998-06-17 2001-05-10 Nokia Telecomm Oy Nokia Telekommunikationseinrichtung mit einer Datenverbindung

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4720854A (en) * 1985-12-17 1988-01-19 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Architecture for distributed control telecommunication systems
US5696486A (en) * 1995-03-29 1997-12-09 Cabletron Systems, Inc. Method and apparatus for policy-based alarm notification in a distributed network management environment
AU6538596A (en) * 1995-07-26 1997-02-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Universal object translation agent

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487565B1 (ko) * 2000-11-22 2005-05-03 엘지전자 주식회사 V5.2인터페이스의 장애 상태 검출방법
WO2003079658A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Fujitsu Limited Procede de transmission de donnees et dispositif de transmission
JP2007300635A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi アクセスノード及びv5インターフェース接続を起動する方法
JP2020119200A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社東芝 ネットワークシステム、監視システム、作業管理システム、および作業管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0901251A2 (en) 1999-03-10
EP0901251A3 (en) 2004-01-28
CN1211123A (zh) 1999-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1331802C (en) Modularly structured digital communications system having operations-oriented and security-oriented components
CA2111941C (en) Emergency local switching
USH1882H (en) System and method for transferring data to redundant components
EP0852095B1 (en) Procedure and system for ensuring emergency communication
JPH02504576A (ja) 分散制御型交換システムから行うキー・システム・グループの制御
JPH1188329A (ja) アクセスノードの保守運用システム
US4560837A (en) Call transfer method and circuitry
US5222130A (en) Message arrangement and method for implementing a digital telephone system
US5566223A (en) Communications system having a host exchange and a mate exchange and a method for managing maintenance state of subscriber accommodated in the mate exchange
EP1086594B1 (en) Programming call-processing application in a switching system
US5459772A (en) External apparatus for monitoring a communication system
JP3027483B2 (ja) 回線切替制御方法及びその装置
JP2008306762A (ja) 通信ネットワーク
KR100326114B1 (ko) 브이5 인터페이스로 연결된 장치의 가입자 포트 상태관리방법
US6762998B1 (en) Access network system
JPH09116937A (ja) 構内交換機の回線系インタフェース
KR100451785B1 (ko) 물리링크(e1) 수 변동에 따른 v5.2리 프로비젼 절차방법
JP3471490B2 (ja) オンライン回線自動接続方式
JP2917965B2 (ja) V5通信回線における遠隔局加入者装置試験方法
JP3107401B2 (ja) デジタル回線のモニタ方法
US6104804A (en) Control of telemetry interface gateway during a voice call
JP3583213B2 (ja) デジタル回線接続装置
JPH11103349A (ja) Isdn電話交換システムにおける回線保留方法およびisdn電話サービスシステム
JPH08186566A (ja) 通信端末装置
JPS61284153A (ja) 障害監視方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207