JP3581295B2 - 電話応対システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆電話網を介して顧客の電話端末に接続され、顧客に対して種々の応対業務を行う電話応対システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電話を用いて市場調査等の各種調査業務等の主催者側から電話を掛けるアウトバウンド業務においては、不特定多数の人々から、例えば特定の年齢層や性別や職業等の特定の属性を有した人を調査対象者として調査対象者データファイルに登録して、この調査対象者データファイルに登録されている調査対象者に対して順番に電話を掛けて、調査目的に応じて予め設定された複数の質問をして、この各質問に対する回答を得て記録する。そして、多数の調査対象者からの回答を統計的に集計する。
【0003】
また、通信販売等の顧客から電話を受けるインバウンド業務においては、商品の説明や客の希望を質問の形式で尋ね、客の要望や注文を回答の形式で得て記録する。この場合、新規の客に対しては電話番号を含む性別、年齢、職業、住所、氏名等の顧客情報を聞取って顧客データべースに登録する。
【0004】
このような業務を行う電話応対システムは、例えば図10に示すように構成されている。複数の顧客の電話端末1が公衆電話網2に接続されている。そして、この公衆電話網2に対して電話応対システム3が接続されている。電話応対システム3は、公衆電話網2に対して複数の電話回線で接続されており、代表番号制を採用している。
【0005】
電話応対システム3内において、公衆電話網2を介した各顧客の電話端末1からの各呼びは、PBX(構内交換機)4で着信され、テレフォニー3で、複数の応対者7の電話端末6のうち、現在時点で、応対者7が顧客と応対中でない電話端末6に呼び出しを掛ける。応対者7は、自己の電話端末6の呼び出しに応対して、顧客との間で応対を開始する。そして、応対者7は、自己の応対者端末8に応対結果を例えばキーボード等を用いて操作入力する。
【0006】
この応対結果とは、インバウンド業務においては、顧客の住所、氏名、年齢、性別、職業等の顧客情報や、販売商品の商品名や数量であり、アウトバウンド業務においては、質問に対する回答等である。
【0007】
各応対者端末8で応対者7にて操作入力された各応対結果は例えば伝送路9を介してホスト装置10へ送信される。ホスト装置10は、各応対者端末8から受信した各応対結果を集計してデータベース11に格納する。
【0008】
このような電話応対システムにおいて、各応対者7は、顧客の言葉を聞き逃したり、誤って理解して、応対者端末8に入力することを防止するために、各電話端末6の録音機12が取付けられている。そして、各応対者7は、必要に応じて、録音機12に記録された顧客との応対の音声を再生して、その応対内容を確認するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10に示す電話応対システムにおいてもまだ次のような課題があった。
【0010】
すなわち、各応対者7は、必要に応じて、録音機12に記録された顧客との応対の音声を再生して、その応対内容を確認するが、特に確認したい事項は、インバウンド業務においては、顧客の住所、氏名、販売商品の商品名や数量であり、アウトバウンド業務においては、質問に対する回答である。したがって、顧客との応対時間が長くなると、この応対の音声を再生して、目的とする住所、氏名、販売商品の商品名や数量、回答を確認するのに、多大の時間と手間とが必要となる。したがって、応対者7にとっても、精神的負担が大きい。
【0011】
電話応対システムにおいて、インバウンド業務においては、顧客から頻繁に電話が掛かってき、アウトバウンド業務においては、顧客(調査対象者)に対して、効率的に調査を実施する必要があるので、この確認時間をできるだけ短縮する必要がある。
【0012】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、音声メモリに時系列的に記憶された顧客の音声データにおける指定した任意の時間位置から再生可能とし、応対者の負担を大幅に軽減できるとともに、簡単に応対内容の不明箇所を確認でき、応対業務全体の処理能率を大幅に軽減できる電話対応システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、応対者と電話端末を介して接続された顧客との間の音声による応対から得られる該当顧客に対する応対情報を操作入力するための応対者端末と、この応対者端末へ操作入力された応対情報を記憶するサーバとを有する電話応対システムに適用される。
【0014】
そして、上記課題を解消するために、本発明の電話応対システムにおいては、応対者端末に対して、電話端末から入力された顧客の音声データを時系列に記憶する音声メモリと、この音声メモリに対する音声データの書込時に、しおり設定指示が操作入力されると、音声データにおける現在の時間位置をしおり時間位置としてしおり設定メモリに登録する録音時しおり設定手段と、音声メモリに記憶された音声データの再生時に、しおり再生指示が操作入力されると、音声メモリに記憶された音声データのうちしおり設定メモリに記憶されたしおり時間位置から音声データを再生するしおり再生手段と、音声メモリに記憶された音声データの再生時に、しおり設定指示が操作入力されると、音声データにおける現在の時間位置をしおり時間位置としてしおり設定メモリに登録する再生時しおり設定手段とを付加している。
【0015】
このように構成された電話応対システムにおいては、応対者が電話端末を介して顧客との間で交わされる顧客の音声データは時系列に音声メモリに書込まれていく。そして、応対者は、この顧客の音声データが書込まれる過程、すなわち、顧客と応対している過程で、例えば顧客に購入商品の商品名や数量を尋ねると同時に、例えば、キーボード等を用いて、しおり設定指示を入力すると、音声データ上におけるその時間位置がしおり設定メモリに記憶保持される。
【0016】
そして、応対者は、後から聞き逃した顧客情報や受注商品の情報を確認する場合は、キーボード等を用いて、しおり再生指示を入力すると、音声メモリにおけるしおり設定メモリに記憶保持される時間位置から音声データの再生が開始される。
【0017】
したがって、応対者は音声データ上の必要な箇所を簡単に短時間で再生できるので、システム全体の業務能率を向上できる。
【0019】
さらに、応対者は、記録された音声データを再生している過程で、上述した手順と同様の手順で、必要な位置にしおりを設定し、このしおりが指定する時間位置から音声データを再生可能である。
【0020】
また、別の発明においては、上述した発明の電話対応システムにおいて、録音時しおり設定手段及び再生時しおり設定手段において、1人の顧客の音声データに対して、しおり設定指示を複数回操作入力可能としている。
【0021】
このように構成された電話応対システムにおいては、応対者は顧客との応対時において、例えば、顧客の住所氏名と受注商品等のように複数項目に亘ってしおりを設定することが可能であるので、より効率的に業務を遂行できる。
【0022】
さらに別の発明においては、上述した発明の電話対応システムにおいて、録音時しおり設定手段及び再生時しおり設定手段において、1人の顧客の音声データに対して、この音声データに含まれる情報の種別に応じた複数種別のしおり設定指示を操作入力可能としている。さらに、しおり再生手段は、種別を指定したしおり再生指示が操作入力されると、音声メモリに記憶された音声データのうちしおり設定メモリに記憶された該当種別のしおり時間位置から音声データを再生するようにしている。
【0023】
このように構成された電話応対シスシテムにおいては、応対者は、例えば、顧客の住所氏名や受注商品をしおり種別と指定してしおり設定できる。そして、再生時においては、住所氏名や受注商品等のしおり種別を指定してしおり再生指定を行うと、音声データにおける指定された住所氏名や受注商品の時間位置から音声データの再生が開始される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る電話応対システムの概略構成を示すブロック図である。各顧客13の電話端末14は公衆電話網15に接続されている。この公衆電話網15には実施形態の電話応対システム16内の各ルータ17が接続されている。各ルータ17には、このルータ17が故障した場合に保守点検員が顧客13に対して直接応対できるようにアナログ電話機18が接続されている。
【0027】
電話応対システム16において、LANの伝送路19に対して、前述した複数のルータ17、1台のコンピユータテレフォニーサーバ20、各応対者21が操作する複数台の応対者端末22、及び1台のDB(データベース)サーバ26が接続されている。
【0028】
各応対者21が操作する例えばパーソナルコンピユータからなる応対者端末22には、各応対者21が頭に装着するレシーバとマイクとが組込まれたヘッドセット23が接続されている。さらに、各応対者端末22には、キーボード等からなる操作部24、図4に示す顧客応対画面36等を表示する表示部25が設けられている。また、DB(データベース)サーバ26内には、顧客14との応対で得られた各種の応対情報を累積記憶する応対データべース27が形成されている。
【0029】
前記各ルータ17は、一種の受話器が組込まれたコンピユータで構成されており、公衆電話網15を介して顧客13の電話端末14からの呼出しを受信すると、この呼出し情報をLANの伝送路19を介してコンピュータテレフォニーサーバ20へ送信する。コンピュータテレフォニーサーバ20は伝送路19を介して、各応対者端末22の動作状態を常時監視しており、待機状態(非動作状態)の応対者端末22に対して該当ルータ17に対する電話端末14からの呼出しを割付ける。なお、待機状態(非動作状態)の応対者端末22が発見できなかった場合、該当ルータ17に対して話中音を応対する。
【0030】
顧客13の電話端末14に応対する応対者端末22が定まると、該当ルータ17は、顧客13の電話端末14からの呼出しに着信し、電話端末14からの顧客13の音声、すなわち、アナログの音声信号を、デジタルの音声データに変換して、LANの伝送路19を介して、指定されたてコンピュータテレフォニーサーバ20が指定する応対者端末22へ送信する。
【0031】
応対者端末22は、入力したデジタルの音声データをアナログの音声信号に変換して、ヘッドセット23へ送出して音声に変換する。よって、応対者21は顧客13の声を聴くことができる。逆に、応対者21の音声はヘッドセット23のマイクロフォンで音声信号に変換され、さらに応対者端末22でデジタルの音声データに変換されで、該当ルータ17へ送信される。該当ルータ17でアナログの音声信号に変換して、公衆電話網15を介して電話端末14へ送信される。よって、顧客13は応対者21の声を聴くことができる。
【0032】
応対者21は、顧客13と音声による応対を行って、顧客13から得られる顧客情報及び商品販売情報を、応対者端末22の表示部25に表示されている図4に示す顧客応対画面35を見ながら操作部24を介して操作入力する。
【0033】
DB(データベース)サーバ26の応対データベース27内には、図2に示すように、顧客データベース28と、商品別売上ファイル29と、音声データベース30とが形成されている。
【0034】
顧客データベース28内には、各顧客13毎に、該当顧客の氏名、住所、電話番号、性別、年齢等の顧客情報の他に、該当顧客に販売した商品に対する、商品ID、商品名、数量、金額、販売日、お届け先、応対者、音声NO等の商品販売情報が記憶されている。
【0035】
また、商品別売上ファイル29内には、各販売商品毎の売上データが集計される。音声データベース39内には、各応対者21が顧客13と電話端末14を介して応対した場合における各顧客13の音声データ及びしおり設定情報が記憶される。
【0036】
図3は例えばパーソナルコンピユータからなる応対者端末22の概略構成を示すブロックである。
【0037】
この応対者端末22内には、前述した操作部24、表示部25、ヘッドセット23の他に、顧客応対画面メモリ31、音声メモリ33及びしおり設定メモリ34とからなる音声情報ファイル32、顧客情報バッファ35、しおり種別テーブル50等が形成されている。
【0038】
顧客応対画面メモリ31内には、表示部25に表示すべき図4に示す前述した顧客応対画面36が記憶されている。図示するように、この顧客応対画面36に内には、応対者21が、応対した顧客13の顧客IDをキー入力またはドロップダウン方式で選択して入力するための顧客ID入力領域37、応対者氏名38、顧客ID領域37へ入力された顧客の氏名、住所、年齢(生年月日)、性別等の顧客情報39、該当顧客に対する過去の応対情報40及びしおり設定情報41a、41bが設けられている。
【0039】
さらに、この顧客応対画面36内には、今回の応対による販売商品の商品ID、商品名、数量等の販売商品情報をキー入力するための販売データ入力領域42、販売した商品の届け先を入力するための届け先入力領域43、販売した商品に対する代金の支払い方法を入力するための支払い方法入力領域44が設けられている。
【0040】
さらに、この顧客応対画面36内には、電話応対のための「発信」「着信」「保留」「切断」の各電話操作ボタン45と、顧客13の音声データの録音を開始するための録音ボタン46、しおり種別をドロップダウン方式で選択するためのしおり種別入力領域47、しおり設定指示を入力するためのしおり記憶ボタン48、しおり再生指示を入力するための音声再生ボタン49が設けられている。
【0041】
しおり種別テーブル50内には、図5(a)に示すように、[01]〜[04]の各しおりコードに対して設定された「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の各しおり種別が設定されている。なお、このしおり種別テーブル50の設定内容はこの電話応対システム16の管理者が任意に設定可能である。
【0042】
このしおり種別テーブル50の設定内容は、図4示す顧客対応画面36の過去の応対情報40内のしおり設定情報41a、41bの「しおり1」〜「しおり4」の内容が図5(b)に示すように、「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の具体的な各しおり種別に設定されることを示す。なお、図4及び図5(b)においては、「しおり3」〜「しおり4」、及び「数量」「お届け先」は表示されていないが、マウスで矢印をクリックして、表示場面をスクロールすることによって表示させることができる。
【0043】
さらに、図4に示す顧客対応画面36のしおり種別入力領域47においてしおり種別をドロップダウン方式で選択する場合に、図5(c)に示すように、「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の各しおり種別が表示されるので、この中から、必要なしおり種別をマウスで選択指定すればよい。
【0044】
次に、音声情報ファイル32における音声データとしおり時間位置の記憶方法を図6を用いて説明する。音声メモリ33には、顧客との間の1通話(1応対)分の音声データが書込まれる。そして、この音声データの開始時刻(a)を記憶する。具体的には、応対者21が録音ボタン46を押した時刻とする。次に、応対者21がしおり種別入力領域47でしおり1(「住所」)の種別を選択して、しおり記憶ボタン48を押すと、この押した時刻(b)が読取られる。そして、このしおり1(「住所」)に対する時間位置は[(b)―(a)]となる。このようにして求めたしおり1(「住所」)に対する時間位置はしおり設定メモリ34に書込まれる。
【0045】
さらに、応対者21がしおり種別入力領域47でしおり2(「商品名」)の種別を選択して、しおり記憶ボタン48を押すと、この押した時刻(c)が読取られる。そして、このしおり2(「商品名」)に対する時間位置は[(c)―(b)]となる。このようにして求めたしおり2(「住所」)に対する時間位置はしおり設定メモリ34に書込まれる。
【0046】
応対情報バッファ35内には、応対者21が図4に示す顧客応対画面36を用いて入力した応対情報が一時記憶される。
【0047】
図3に示す電話応対システム16の応対者端末22内には、上述した各ハード混成の他に、アプリケーションプログラム上にソフト手段で構成された音声受信部51、しおり種別設定部52、顧客情報問合せ部53、販売情報書込部54、しおり設定部55、応対情報受信部56、応対情報・音声情報送信部57、応対情報・音声情報受信部58、音声再生部59が設けられている。
【0048】
音声受信部51は、ルータ17から入力された顧客13の音声データを、応対者21が装着しているヘッドセット23へ送信すると共に、応対者21の録音ボタン46操作に応動して音声情報ファイル32の音声メモリ33へ書込む。
【0049】
しおり種別設定部52は、操作部24を介したこの電話応対システム22の管理者の操作に基づいて、図5(a)に示すしおり種別テーブル50に前述した「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の各しおり種別を設定する。
【0050】
顧客情報問合せ部53は、顧客応対画面36が表示部25に表示された状態で、応対者21が顧客ID入力領域37に、顧客ID又は顧客名をキー入力すると、この顧客ID又は顧客名でDB(データべース)サーバ26へ顧客情報の問い合せを行う。
【0051】
DB(データべース)サーバ26は、応対者端末22から顧客情報の問い合せを受信すると、対応データベース27内の顧客データベース28における該当顧客の顧客情報と過去の応対情報を問い合わせ先の応対者端末22へ応対する。
【0052】
応対者端末22の応対情報受信部56は、DB(データべース)サーバ26から該当顧客13の顧客情報と過去の応対情報を受信すると、この受信した顧客情報と過去の応対情報を一旦応対情報バッファ35へ書込む。応対情報バッファ35へ書き込まれた顧客情報と過去の応対情報は表示部25に表示状態の顧客応対画面36の各指定位置に表示され、図4に示す状態となる。
【0053】
さらに、図9に示すように、過去の応対情報40における「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の各しおり種別において、実際に、該当しおり種別が設定され、しおり時間位置が書込まれたしおり種別には黒丸のマーカ60が表示される。
【0054】
販売情報書込部54は、図4に示す顧客応対画面36が表示部25に表示された状態で、顧客13との応対に基づいて、販売データ入力領域42、届け先入力領域43、支払い方法入力領域44に対して指定された各種の販売情報を入力すると、この入力された販売情報を応対情報バッファ35を介して応対情報・音声情報送信部57へ設定する。
【0055】
しおり設定部55は、先述したように、応対者21が顧客応対画面36の録音ボタン46を押して、顧客13の音声データの書込を開始した後に、しおり種別を指定したしおり記録ボタン49が押されると、この時点のしおり時間位置をしおり設定メモリ34へ書込む。
【0056】
応対情報・音声情報送信部57は、1人の顧客13に対する応対が終了すると、先に設定された販売情報(応対情報)と音声情報ファイル32に記憶された該当客に対する音声情報とをDB(データべース)サーバ26へ送信する。
【0057】
DB(データべース)サーバ26は受信した販売情報(応対情報)と音声情報とで応対データベース27内の該当顧客の顧客データベース28と、商品別売上ファイル29と、音声データベース30とを更新する。
【0058】
また、電話応対システム16における応対情報・音声情報受信部58は、一旦、DB(データべース)サーバ26に送付した音声情報をDB(データべース)サーバ26から読出して音声情報ファイル32の音声ファイル33及びしおり設定メモリ34へ設定する。
【0059】
しおり再生部59は、応対者21が顧客応対画面36上において、しおり種別を指定して、音声再生ボタン49を押すと、しおり種別で指定された時間位置から音声メモリ33内の音声データを再生開始してアナログの音声信号に変換してヘッドセット23へ送出する。
【0060】
このような構成の電話対応システム16において、応対者端末22を操作する各応対者21は、図7に示す流れ図に従ってしおり設定を実行する。
【0061】
先ず、表示部25に、顧客情報39や該当顧客の過去の応対情報40が書込まれた図4に示す顧客応対画面36が表示された状態において、応対者21が録音ボタン46を押すと、音声データの音声メモリ33への録音(書込)が開始される(S1)。そして、しおり種別を指定してしおり記憶ボタン48を押すと(S2)、該当しおり種別における録音開始時刻からの経過時間で示されるしおり時間位置が計算されてしおり設定メモリ34へ書込まれる(S3)。
【0062】
「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の全てのしおり種別に対するしおりの設定操作が終了すると、顧客13又は応対者21が回線を遮断して、通話を終了させる(S5)。顧客13との一連の応対が終了したので、応対者21が書き込んだ販売情報をDBサーバ26へ送信すると共に(S6)、音声情報ファイル32内に音声メモリ33及びしおり設定メモリ34の記憶内容をDBサーバ26へ送信する(S7)。
【0063】
また、このような構成の電話対応システム16において、応対者端末22を操作する各応対者21は、図8に示す流れ図に従って音声再生を実行する。
【0064】
先ず、表示部25に、顧客応対画面36が表示された状態において、応対者21が顧客ID入力領域27に、顧客ID又は顧客名を入力すると(Q1)、DBサーバ26から該当顧客の顧客情報、応対情報、音声情報を取り寄せる(Q2)。そして、この取り寄せた顧客情報、応対情報を顧客応対画面36に表示(書込む)する(Q3)。又、取り寄せた音声情報を音声情報ファイル32の音声メモリ33、しおり設定メモリ34に書込む(Q4)。
【0065】
そして、しおり種別を指定してしおり記憶ボタン48を押すと(S2)、該当しおり種別における録音開始時刻からの経過時間で示されるしおり時間位置が計算されてしおり設定メモリ34へ書込まれる(S3)。
【0066】
そして、応対者21が、しおり種別を指定して音声再生ボタン49を押すと(Q5)、音声メモリ33に記憶された音声データにおける該当しおり種別におけるしおり時間位置から音声データを読出してヘッドセット23で再生開始する(Q6)。「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の全てのしおり種別に対する音声の再生処理が終了すると、応対者21は終了操作を実施する(Q7)。
【0067】
このように構成された電話応対システムにおいては、応対者21は、顧客13と電話端末14を介して応対を行っている過程で、顧客13に対して顧客の住所、販売商品の商品名、数量、お届け先等の重要事項を尋ねる直前に、顧客応対画面36上で「住所」「商品名」「数量」「お届け先」のしおり種別を指定して、しおり記憶ボタン48を順番に押していくのみで、自動的に各しおり種別に対応するしおり時間位置が記憶保持されていく。
【0068】
そして、応対者21は、自己が応対者端末22に書込んだ、顧客の住所、販売商品の商品名、数量、お届け先等の重要事項を確認する場合は、顧客応対画面36上で顧客IDや顧客名を指定して、過去の応対情報40を表示させた状態で、顧客応対画面36上で「住所」「商品名」「数量」「お届け先」のしおり種別を指定して、音声再生ボタン49を順番に押していくのみで、自動的に各しおり種別に対応する時間位置から音声が再生開始される。
【0069】
したがって、応対者21は、音声メモリ33に記憶された1応対(1通話)分の音声を聴くことなく、顧客の住所、販売商品の商品名、数量、お届け先等の必要な箇所のみを選択して聴くことができる。よって、応対者21における応対作業能率を大幅に向上できる。その結果、電話応対システム全体の業務処理効率を向上することができる。
【0070】
さらに、過去の応対情報40における「住所」「商品名」「数量」「お届け先」の各しおり種別において実際に、該当しおり種別が設定され、しおり時間位置が書込まれたしおり種別には黒丸のマーカ60が表示されるので、応対者21は、どの位置にしおりが設定されているかが即座に把握できるので、より効率的に必要な項目を把握できる。
【0071】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
実施形態システムにおいては、しおり設定は、貨客13の音声データを音声メモリ33に書込む過程で実施したが、一旦、この音声メモリ33に記憶された音声データを再生する過程でしおり設定を実施することも可能である。
【0072】
さらに、応対者21が顧客13との応対を終了した直後にしおり再生を実施する場合においては、応対で得られた顧客情報、販売情報、音声情報をDBサーバ26へ送信しなくて、この音声情報を用いてしおり再生を実施し、修正(確認)御の顧客情報、販売情報、音声情報をDBサーバ26へ送信することも可能である。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電話応対システムにおいては、音声メモリに時系列的に記憶された顧客の音声データにおいて、しおり時間位置を任意に設定可能である。
【0074】
したがって、音声メモリに記憶された音声データを、しおりで指定した任意の時間位置から再生可能であり、顧客に応対する応対者の負担を大幅に軽減できるとともに、簡単に応対内容の不明箇所を確認でき、応対業務全体の処理能率を大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる電話応対システムの概略構成を示すブロック図
【図2】同電話応対システムのDBサーバ内に形成された応対データベースの記憶内容を示す図
【図3】同電話応対システムに組込まれた応対者端末の概略構成を示すブロック図
【図4】同電話応対システムに組込まれた応対者端末の表示部に表示される顧客応対画面を示す図
【図5】同電話応対システムにおけるしおり種別の設定手順を示す図
【図6】同電話応対システムに組込まれた応対者端末の音声情報メモリの記憶内容を示す図
【図7】同電話応対システムに組込まれた応対者端末におけるしおり設定手順を示す流れ図
【図8】同電話応対システムに組込まれた応対者端末における音声再生手順を示す流れ図
【図9】同電話応対システムに組込まれた応対者端末の表示部に表示される顧客応対画面の要部を示す図
【図10】従来の電話応対システムの概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
13…顧客
14…電話端末
15…公衆電話網
16…電話応対システム
17…サーバ
20…コンピユータテレフォニーサーバ
21…応対者
22…応対者端末
23…ヘッドセット
24…操作部
25…表示部
26…DBサーバ
27…応対データべース
28…顧客データべース
32…音声情報ファイル
33…音声メモリ
34…しおり設定メモリ
35…応対情報バッファ
36…顧客応対画面
40…応対情報
47…しおり種別入力領域
50…しおり種別テーブル
52…しおり種別設定部
55…しおり設定部
59…しおり再生部

Claims (3)

  1. 応対者と電話端末を介して接続された顧客との間の音声による応対から得られる該当顧客に対する応対情報を操作入力するための応対者端末と、この応対者端末へ操作入力された応対情報を記憶するサーバとを有する電話応対システムにおいて、
    前記応対者端末は、
    前記電話端末から入力された顧客の音声データを時系列に記憶する音声メモリと、
    この音声メモリに対する音声データの書込時に、しおり設定指示が操作入力されると、前記音声データにおける現在の時間位置をしおり時間位置としてしおり設定メモリに登録する録音時しおり設定手段と、
    前記音声メモリに記憶された音声データの再生時に、しおり再生指示が操作入力されると、前記音声メモリに記憶された音声データのうち前記しおり設定メモリに記憶されたしおり時間位置から前記音声データを再生するしおり再生手段と、
    前記音声メモリに記憶された音声データの再生時に、しおり設定指示が操作入力されると、前記音声データにおける現在の時間位置をしおり時間位置としてしおり設定メモリに登録する再生時しおり設定手段と
    を有することを特徴とする電話応対システム。
  2. 前記録音時しおり設定手段及び再生時しおり設定手段において、1人の顧客の音声データに対して、しおり設定指示を複数回操作入力可能としたことを特徴とする請求項1記載の電話応対システム。
  3. 前記録音時しおり設定手段及び再生時しおり設定手段において、1人の顧客の音声データに対して、この音声データに含まれる情報の種別に応じた複数種別のしおり設定指示を操作入力可能とし、
    前記しおり再生手段は、種別を指定したしおり再生指示が操作入力されると、前記音声メモリに記憶された音声データのうち前記しおり設定メモリに記憶された該当種別のしおり時間位置から前記音声データを再生する
    たことを特徴とする請求項2記載の電話応対システム。
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