JP3580122B2 - 自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造 - Google Patents

自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車等のハンドル部に取り付けられる取付部材に設けられるスイッチと車体側とを接続する自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造は、例えば特開昭60−244680号公報に示されている。前記従来の技術は、自動二輪車のバーハンドルを覆うハンドルカバーに電装品であるスイッチを装着し、このスイッチを配線コードで他の電装品に配線している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで前記従来の技術は、配線コードを用いて配線を行うために部品点数が増加するだけでなく、組み付け時に配線コードの両端のコネクタの着脱作業が面倒で作業工数が増加する問題があった。
【0004】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、ハンドル部に取り付けられる取付部材に設けられる電装品の配線を容易かつ確実に行うことが可能な自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、一対のハンドル部の各々に取り付けられる第1,第2の取付部材と、これら各取付部材に装着されるスイッチと、前記各取付部材に対応して互いに独立して車体側に配置されるジャンクションボックスとコネクタと、前記ジャンクションボックスとコネクタとが接続されるメータユニットとを備え、前記各取付部材のうち一方の取付部材のスイッチを前記取付部材側に設けられた前記バスバーを通じて前記ジャンクションボックスに接続し、他方の取付部材のスイッチを前記取付部材側に設けられた前記バスバーを通じ前記コネクタと前記メータユニットとを介して前記ジャンクションボックスに接続するとともに、前記ジャンクションボックスを車体側配線と接続したものである。
【0006】
また、前記第1,第2の取付部材の内、スイッチを多く設けた取付部材の前記バスバーを前記ジャンクションボックスに接続し、他方のスイッチを少なく設けた取付部材の前記バスバーを前記コネクタと前記メータユニットとを介して前記ジャンクションボックスに接続するものである。
【0007】
また、前記バスバーは前記取付部材から一体に突出形成した延長部に保持されているものである。
【0008】
また、前記取付部材は前記ハンドル部に沿った装着方向を有し、前記バスバーは前記取付部材の装着方向移動により前記接続部材に挿入接続されるものである。
【0009】
また、前記バスバーはその一端が前記スイッチに挿入接続されると共に他端が前記接続部材に接続されるものである。
【0010】
また、前記バスバーが前記取付部材に埋設されているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明による自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造は、自動二輪車の車体に設けられたハンドル部2に取付部材6であるハンドルブラケットが取り付けられる。一方の取付部材6にはホーンスイッチSW1、ウインカースイッチSW2、ディマースイッチSW3が取り付けられ、他方の取付部材6にはスタートスイッチSW4が取り付けられている。これらのスイッチSW1〜SW4は、それぞれ金属製のバスバー7と接続している。このバスバー7は取付部材6から一体に突出形成した延長部68と取付部材6とに設けた溝69に配設されている。ハンドル部2を備えた車体側には、図示しないバッテリやライトなどに接続する車体側配線に接続される接続部材であるジャンクションボックス8とコネクタ9とを備えたメータユニット3を設けている。そして、各取付部材6をハンドル部2に取り付けると、各取付部材6のバスバー7をジャンクションボックス8とコネクタ9とがメータユニット3に接続されるものである。このように、スイッチSW1〜SW4がバスバー7を介してジャンクションボックス8,コネクタ9とにそれぞれ接続されることにより、従来のごとくコネクタ付配線コードが不要でシンプルな接続構造となる。また、取付部材6のハンドル部2への組み付け時における移動により、スイッチSW1〜SW4と各接続部材8,9との接続が行われるので、作業性が向上する。
【0012】
接続部材であるジャンクションボックス8とコネクタ9とは、メータユニット3に接続されており、取付部材6のうち一方がジャンクションボックス8に接続され、他方がコネクタ9とメータユニット3とを介してジャンクションボックス8に接続されている。なお、接続部材8,9をジャンクションボックス8とコネクタ9とし、メータユニット3の左右に設けたことにより、接続部材8,9が取付部材6側に近づいて配設されるので、取付部材6の組み付け時のバスバー7と接続部材8,9との接続を容易に行うことができ、生産性が向上する。なお、接続部材8,9をメータユニット3から離し、より取付部材6側に設けることにより、より接続作業を容易にすることもできる。
【0013】
また、接続部材8,9は、ジャンクションボックス8とコネクタ9の2つ設ける必要はなく、ジャンクションボックス8のみであってもよい。ジャンクションボックス8のみで2つの取付部材6や車体側の配線などとの接続を行えるようにすれば、コネクタ9を設ける必要がなく、コストの削減を行うことができる。
【0014】
2つの取付部材6の内、スイッチSW1〜SW3を3つ設けた取付部材6をジャンクションボックス8に接続し、他方のスイッチSW4を1つ設けた取付部材6をコネクタ9とメータユニット3とを介してジャンクションボックス8に接続することにより、メータユニット3の回路基板上に設ける配線を少なくすることができ、ひいては設計が容易となる。
【0015】
なお、バスバー7を延長部68と取付部材6とに設けた溝69に配設するのみでなく、バスバー7をインサート形成などにより取付部材6に埋設したものでもよい。このように構成することにより、取付部材6を形成するときにすでにバスバー7が設けられているので、取付部材6にバスバー7を取り付ける作業を無くすことができ、作業性が向上する。
【0016】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施例のスクータ型自動二輪車のハンドル部付近を示す分解斜視図、図2は図1の組み付け状態を矢印A方向からみた場合の正面図、図3は同実施例の取付部材を分解した正面図、図4は同実施例の延長部の端部の斜視図、図5は図2中A−A線の断面図、図6は同実施例の車体側の断面図である。
【0018】
図1において、自動二輪車のハンドル部2付近は、ハンドルコア1と、一対のハンドル部2と、メータユニット3と、メータカバー4と、一対のハンドルミラー5と、同じく一対の取付部材6とで構成されている。
【0019】
ハンドルコア1は、車体前部中央に位置して前方に延びる図示しない車体フレームに固定されるもので、本実施例の場合、全体が略「T」字型のハウジング形状にして、その両側方に一対のハンドル部2を一体に有する樹脂の射出成形体よりなる。
【0020】
ハンドル部2は、ハンドルコア1の樹脂成形により、ハンドルコア1から連続して両側方に突出するバー状に形成されており、これらの両端にはハンドルグリップGRがそれぞれ装着される(図2参照)。
【0021】
メータユニット3は、走行速度等の各種計測情報,車体状況等を表示するもので、ハンドルコア1の中央前方側に配置固定される。
【0022】
メータカバー4は、ハンドルコア1に配置されたメータユニット3を透視可能に前方から覆うもので、メータユニット3を挟んでハンドルコア1に固定される。
【0023】
各ハンドルミラー5は、取付部材6に連結支持されるもので、ミラーフレーム部51と、このミラーフレーム部51からハンドル部2側に延び支柱部として機能するアーム部52と、ミラーフレーム部51に装着されるミラー53とから構成され、ミラーフレーム部51とアーム部52とは樹脂にて一体に形成され、取付部材6への取付側となるハンドルミラー5のアーム部52の先端部は、球状の連結部54として形成されている。
【0024】
取付部材6は、各ハンドル部2の根本部に位置して、ハンドル部2を取り巻くように取り付けられる樹脂部材からなり、それぞれがハンドル部2を挟んで互いに接合される第1の構成体61と第2の構成体62とに2分割形成されている。
【0025】
このように取付部材6を構成する各構成体61,62のうち、ユーザー側となる第1の構成体61には、図2にも示すように、ユーザーによる操作が可能なホーンスイッチSW1,ウインカー(方向指示機作動用)スイッチSW2,ヘッドライトの上向き/下向きを切り換えるディマースイッチSW3,エンジンを始動させるスタート(セル)スイッチSW4からなる各種スイッチ類が装着されており、この場合、各種スイッチ類SW1〜SW4を装着すべくこれらの外形形状に対応して筒状のスイッチ取付部61aが形成されている。一方、ユーザー側とは反対側、すなわち車体の前側となる第2の構成体62には、ユーザーによる操作が可能な操作機構類として例えば図示しないブレーキレバーの取付部が形成されている。従って本実施例の場合、取付部材6は、各種スイッチSW1〜SW4と操作機構類とを装着するためのハンドルブラケットとしても機能するものである。なお取付部材6に装着可能なスイッチ類としては、前述のスイッチSW1〜SW4の他、例えばブレーキレバーの操作を検出するストップスイッチがあり、また操作機構類としては、前記ブレーキレバーの他、例えばスロットル機構があり、さらにこれらスイッチ類や操作機構類だけでなく、これらに付設される部品類、例えばワイヤ,ケーブル,接続具,固定具を装着してもよい。
【0026】
さらに互いに対をなす各構成体61,62のそれぞれには、相互の一端側合わせ部付近から、ハンドルミラー5を連結支持すべくハンドルミラー5側に向けて互いに略平行に延びる各一対のミラー取付ステー63,64が一体に形成されている。
【0027】
次に、ユーザーにとって向かって左側に位置する取付部材6を例として、取付部材6の詳細構造を図3から図5に基づき説明する。
【0028】
本実施例の場合、取付部材6の第1の構成体61は、本体65とこの本体65を覆う2つのカバー66,67を備えている。本体65には前記車体側に突出形成した延長部68が形成されており、この延長部68と本体65には、複数の溝69が形成されている。この溝69には、前述したスイッチSW1〜SW3と導通する金属製の板状体からなるバスバー7が収納される。このバスバー7とスイッチSW1〜SW3との接続は、バスバー7を切り起こして形成した端部71に各スイッチSW1〜SW3に設けた雌端子11を接続して導通を行っている。
【0029】
そして、バスバー7を備えた本体65にバスバー7を露出している部分を覆うためにカバー66,67で覆う。カバー66は本体65の下側を覆うもので、本体65と延長部68に設けた係止部610にカバー66に設けた係止爪611を係止するもので、本体65の上側を覆うカバー67は本体にネジS1によって固定される。カバー67には、前述したように各種スイッチSW1〜SW4を装着すべくこれらの外形形状に対応して筒状のスイッチ取付部61aが形成されている。なお、各スイッチSW1〜SW3には、スイッチ取付部61aの端部に係止するフック10を備えており、カバー67を組み付けた本体65にカバー67の前面からスイッチ取付部61aに挿入することにより、スイッチSW1〜SW3が第1の構成体61に組みつけられるとともに、スイッチSW1〜SW3の前記雌端子とバスバー7とが接触し導通する。
【0030】
また、延長部68の先端部68aのバスバー7は、図4で示すように、バスバー7先端のTの字の部分の一部を内側に折り曲げて雌端子部72を形成し、後述する接続部材8,9と接続するものである。なお、右側の取付部材6もスイッチSW4の数が異なる以外は左側の取付部材6と同様の構成である。
【0031】
次に、図6を用いて車体側に設けた接続部材を説明する。本実施例では、ハンドル部2を備えた自動二輪車の車体側に、接続部材であるジャンクションボックス8とコネクタ9とを設けている。このジャンクションボックス8とコネクタ9とは、ハンドルコア1にネジSによって固定されている。メータユニット3は、メータユニット3内に収納される回路基板31に設けた雌端子32でジャンクションボックス8とコネクタ9とに接続している。このジャンクションボックス8は図で示すように、メータユニット3の左側に設けられており、メータユニット3の右側にはコネクタ9が設けられている。このコネクタ9に接続する取付部材6はコネクタ9とメータユニット3の回路基板31とを介して、ジャンクションボックス8に接続されている。
【0032】
コネクタ9はバスバー7とメータユニット3とを接続するものであり、ジャンクションボックス8は、バスバー7、前記車体、メータユニット3に接続されるものであり、バスバー7やメータユニット3や前記車両のバッテリやヘッドライトなどの電装品と接続する車体側配線に接続されている。なお、このジャンクションボックス8を介して、メータユニット3、スイッチSW1〜SW4などが前記車体に取り付けられる電気部品に接続され、例えば、ウインカースイッチSW2はジャンクションボックス8を介してメータユニット3と車体側と接続されており、ディマースイッチSW3はジャンクションボックス8を介して車体側のヘッドライトとバッテリに接続される。また、スタートスイッチSW4はバスバー7、メータユニット3、ジャンクションボックス8を介して、車体側に接続されている。また、前記ヘッドライトなどは、ジャンクションボックス8を介して、車体側のバッテリと接続されている。このようにジャンクションボックス8を介して電気的な接続を行うので、配線の量を削減することができ、コストを削減することができる。また、ジャンクションボックス8で車体側との接続を行うので、車体への接続も容易に行うことができ、作業性が向上する。
【0033】
本実施例のように、取付部材6にスイッチSW1〜SW4と導通したバスバー7を設け、自動二輪車の車体側にジャンクションボックスやコネクタなどの接続部材8,9を設け、取付部材6を車体のハンドル部2に取りつける時に、バスバー7と接続部材8,9とを接続する。さらに、取付部材6のハンドル部2への取り付け時の移動により、取付部材6に設けたスイッチSW1〜SW4と車体側の接続部材8,9との接続が行われるので、作業性が向上する。
【0034】
また、バスバー7はその一端71がスイッチSW1〜SW4に挿入接続され、他端の雌端子部72がジャンクションボックス8やコネクタ9に接続されるので、組み付け作業を行うと接続も行われるので、接続作業性が良好であり、コストの削減を図ることができる。
【0035】
また、本実施例のように、ジャンクションボックス8をメータユニット3の中央部に設けずに左側に設け、左側の取付部材6と接続し、右側の取付部材6をメータユニットの右側に設けたコネクタ9を介して接続することにより、バスバー7を取付部材6から延長する距離を短くすることができ、ひいては、バスバー7を保持する延長部68をも短くすることができる。これにより、接続部材8,9とバスバー7とが接続する部分が手前となるので、バスバー7を接続部材8,9やメータユニット3に接続するときに、容易にかつ確実に組み付けることができるので、作業性が向上する。
【0036】
また、左側の取付部材6は右の取付部材6に比べて、スイッチの数が多い、このようにスイッチの数の多い取付部材6に接続する接続部材8をジャンクションボックス8とし、スイッチの数の少ない右側の取付部材6をコネクタ9に接続しコネクタ9とメータユニット3とを介してジャンクションボックス8に接続することにより、メータユニット3に収納される回路基板31に設けるコネクタ9とジャンクションボックス8とを接続する配線の数が少なくてすむので、回路基板に設ける配線の取りまわしが容易になるなどの効果がある。また、その分回路基板を小型化するなどの効果もある。
【0037】
また、ジャンクションボックス8とコネクタ9とをメータユニット3に接続したことにより、ジャンクションボックス8とコネクタ9とを配線コードを用いずに接続するので、メータユニット3の配線コードを廃止でき、すっきりすることができ、配線コードを考慮に入れて組み付ける必要がなくなるので、ここでも組み付け作業性が向上する。
【0038】
なお、本実施例では、接続部材をジャンクションボックス8とコネクタ9の2つにしたが、コネクタ9を設けずジャンクションボックス8のみとし、このジャンクションボックス8に2つの取付部材6を接続するようにしたものでもよい。
【0039】
また、バスバー7は取付部材6から一体に突出形成した延長部68で保持され、カバー66で覆われているので、バスバー7同士の短絡や雨などの水による影響を受けないようにすることができる。
【0040】
また、前記実施例において、バスバー7は第1の構成体61を構成する延長部68を備えた本体65の延長部68と本体65とに設けた溝69に配設していたが、前記実施例に限定されるものではなく、バスバー7を本体65にインサート成形などで本体65に埋設して形成したものでもよい。このように、本体65に埋設して形成することにより、取付部材6(この場合、第1の構成体61であるが、)を形成するのに、バスバー7を本体65に配設する必要がないので、バスバー7を組み付ける作業が不要となり、作業性が向上する。また、前記実施例のように、バスバー7を保護するカバー66などが不要となるので、部品点数の削減を図ることができ、コストを削減することが可能となる。
【0041】
また、前記実施例において、接続部材8,9はメータユニット3の下方に配置されていたが、前記位置に限定されるものではなく、より取付部材6寄りに配置して、取付部材6のバスバー7と接続しやすくしてもよい。
【0042】
なお、接続部材8,9が、ハンドルコア1のハンドル部2の根元部分の近傍に配置した場合、取付部材6にはバスバー7を保持する延長部68を設ける必要はない。
【0043】
また、本実施例においてはハンドル部2はハンドルコア1と一体に樹脂で形成されたものであるが、前記実施例に限定されるものではなく、従来一般的な金属製のハンドルバーを合成樹脂製のハンドルカバーで覆ったものに適用してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、一対のハンドル部の各々に取り付けられる第1,第2の取付部材と、これら各取付部材に装着されるスイッチと、前記各取付部材に対応して互いに独立して車体側に配置されるジャンクションボックスとコネクタと、前記ジャンクションボックスとコネクタとが接続されるメータユニットとを備え、前記各取付部材のうち一方の取付部材のスイッチを前記取付部材側に設けられた前記バスバーを通じて前記ジャンクションボックスに接続し、他方の取付部材のスイッチを前記取付部材側に設けられた前記バスバーを通じ前記コネクタと前記メータユニットとを介して前記ジャンクションボックスに接続するとともに、前記ジャンクションボックスを車体側配線と接続したことにより、配線を容易かつ確実に行うことが可能であるとともに、車体側配線との接続も容易に行うことが可能な自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造を得ることができる。
【0045】
また、請求項記載の発明によれば、前記第1,第2の取付部材の内、スイッチを多く設けた取付部材の前記バスバーを前記ジャンクションボックスに接続し、他方のスイッチを少なく設けた取付部材の前記バスバーを前記コネクタと前記メータユニットとを介して前記ジャンクションボックスに接続することにより、配線を容易かつ確実に行うことが可能であるとともに、前記ジャンクションボックスと前記コネクタとを接続する前記メータユニット内の配線も簡素化できる自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造を得ることができる。
【0046】
また、請求項記載の発明によれば、前記バスバーは前記取付部材から一体に突出形成した延長部に保持されていることにより、前記バスバーと前記取付部材との接続を容易に行うことが可能な自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造を得ることができる。
【0047】
また、請求項記載の発明によれば、前記取付部材は前記ハンドル部に沿った装着方向を有し、前記バスバーは前記取付部材の装着方向移動により前記接続部材に接続されることにより、前記取付部材と前記バスバーとの接続を容易に行うことが可能な自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造を得ることができる。
【0048】
また、請求項記載の発明によれば、前記バスバーはその一端が前記スイッチに挿入接続されると共に他端が前記接続部材と接続されることにより、前記バスバーへの前記スイッチと前記接続部材との接続を容易に行うことが可能な自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造を得ることができる。
【0049】
また、請求項記載の発明によれば、前記バスバーが前記取付部材に埋設されていることにより、前記バスバーを一体に備えた前記取付部材を得ることが可能な自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスクータ型自動二輪車のハンドル部付近を示す分解斜視図。
【図2】図1の組み付け状態を矢印A方向からみた場合の正面図。
【図3】同実施例の取付部材を分解した正面図。
【図4】同実施例の延長部の端部の斜視図。
【図5】図2中A−A線の断面図。
【図6】同実施例の車体側の断面図。
【符号の説明】
1 ハンドルコア
2 ハンドル部
3 メータユニット
4 メータカバー
5 ハンドルミラー
6 取付部材
7 バスバー
8 ジャンクションボックス(接続部材)
9 コネクタ(接続部材)
10 フック
11 雌端子
31 回路基板
51 ミラーフレーム部
52 アーム部
53 ミラー
54 連結部
61 第1の構成体
61a スイッチ取付部
62 第2の構成体
63,64 ミラー取付ステー
65 本体
66,67 カバー
68 延長部
68a 延長部の先端部
69 溝
71 端部
72 雌端子部
610 係止部
611 係止爪
GR ハンドルグリップ
SW1 ホーンスイッチ
SW2 ウインカー(方向指示機作動用)スイッチ
SW3 ディマースイッチ
SW4 スタート(セル)スイッチ

Claims (6)

  1. 一対のハンドル部の各々に取り付けられる第1,第2の取付部材と、これら各取付部材に装着されるスイッチと、前記各取付部材に対応して互いに独立して車体側に配置されるジャンクションボックスとコネクタと、前記ジャンクションボックスとコネクタとが接続されるメータユニットとを備え、前記各取付部材のうち一方の取付部材のスイッチを前記取付部材側に設けられた前記バスバーを通じて前記ジャンクションボックスに接続し、他方の取付部材のスイッチを前記取付部材側に設けられた前記バスバーを通じ前記コネクタと前記メータユニットとを介して前記ジャンクションボックスに接続するとともに、前記ジャンクションボックスを車体側配線と接続したことを特徴とする自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造。
  2. 前記第1,第2の取付部材の内、スイッチを多く設けた取付部材の前記バスバーを前記ジャンクションボックスに接続し、他方のスイッチを少なく設けた取付部材の前記バスバーを前記コネクタと前記メータユニットとを介して前記ジャンクションボックスに接続することを特徴とする請求項記載の自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造。
  3. 前記バスバーは前記取付部材から一体に突出形成した延長部に保持されていることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造。
  4. 前記取付部材は前記ハンドル部に沿った装着方向を有し、前記バスバーは前記取付部材の装着方向移動により前記接続部材に接続されることを特徴とする請求項1〜記載の自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造。
  5. 前記バスバーはその一端が前記スイッチに挿入接続されると共に他端が前記接続部材と接続されることを特徴とする請求項1〜記載の自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造。
  6. 前記バスバーが前記取付部材に埋設されていることを特徴とする請求項1〜記載の自動二輪車のスイッチ取付部材の配線構造。
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