JP3576232B2 - 情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ICカードやICメモリカード等の外部からの命令によって動作する情報記憶媒体に、所望の初期データを書き込む発行処理において発行処理装置が使用する処理データを作成する、発行処理データ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ICカードやICメモリカード等の情報記憶媒体は、カード発行者のユーザアプリケーションシステムにおいてカード所有者が利用する前に、そのシステム毎に決められた情報を予め書き込んで初期化しておく手続きが必要がある。一般に、この手続きを発行処理と呼び、発行処理では必要な枚数のカードに対して、それぞれ所望の情報を書き込む処理を行う。
【0003】
ところが、情報記憶媒体に書き込むべきデータ自身はそれぞれ異なるのが普通であるが、さらに書き込む為の命令等の書式も、ユーザーアプリケーションシステム毎に異なる場合がある。なぜならば、情報記憶媒体側の動作様式について種々の取決めがあるからである。例えば、ICカードでは、内蔵CPUの動作環境を規定するOSとして、S8型、ミニS型等の仕様がある。また、ICメモリカードでも、メモリーへのアクセス手順に各種の取決めがある。従って、例えば、同じ情報を書き込む場合でも、書き込ませるという同一の機能を実行する命令の内容、例えば、具体的なコード列、引数の使い方、或いは信号の与え方等がこれらOSやアクセス手順によって異なる。さらに、情報記憶媒体とのデータ通信の通信プロトコルにおいても、T=1、T=14、T=0、あるいは、独自規格、無手順と各種のプロトコルがある。
【0004】
このため、例えば、ある単一のカード発行者から発行されるカードでも、その利用用途毎のカード群で、あるいは旧式のカードに新式のカードが混在使用されるなどで、命令形式や通信プロトコル等の書式が種々異なる場合がある。
【0005】
一方、書式が同じ一つのカード群に属する個々のカードでも、それぞれ、例えばカード所有者の氏名、識別番号等と、各カード毎に発行処理で書込むべき情報は異なるのが普通である。
【0006】
さらに、実際には、ある一つのデータを書き込む場合でも、その情報操作としては、単に書き込む命令のみ実行するのではなく、書き込まれたデータを読み出し、正しく書き込まれたか否かを元データと比較し検証したり、あるいは、書き込まれたデータにプロテクトをかけて、別のデータの上書きや誤消去を防止する等と、書き込み、読み出し、プロテクト等と種々の命令による情報操作をする。
【0007】
このように、一つの情報記憶媒体の情報記憶手段に所望の情報を書き込む発行処理においては、所定の通信プロトコルに従って、複数の命令と複数のデータとが使用される。そして、各カード毎に異なる個別データを使用する実際の発行処理装置では、処理を円滑に行うために、カード毎に順次使用する命令やデータをまとめて発行処理データとして、それを発行パターンファイルという形式で予め作成しておき、これを逐次使用することで発行処理が行われる。このため、発行処理装置では、例えば、そのホストコンピュータ側で前記発行パターンファイルを事前に作成保存し、これを逐次、カードに直接アクセスして書き込み/読み取り等の各種情報操作をするリーダライタ装置に伝送して、リーダライタ装置に所望の操作を行わせる。
【0008】
ところで、前記発行パターンファイルの内容は、一群のカードにおいては、個別のカード毎に異なる、例えば、カードID番号等のデータ部分等は当然相違するが、書込むべきアドレス、使用する各種命令及びその順番、通信プロトコル等の共通部分もある。そこで、命令や通信プロトコル等の書式が共通の一群のカードの発行処理に使用する発行パターンファイルは、発行パターンファィルを生成する処理データ作成モジュールを作っておき、対処してきた。しかも、処理データ作成モジュールは、命令や通信プロトコル等の書式の異なる発行パターンファイル毎に、その書式に専用のモジュールを作り対処してきた。
【0009】
すなわち、従来の発行処理の手順は、図4に示すように、異なる書式の都度、新規な処理データ作成モジュールを作成し、それにより発行処理データとして、発行パターンファイル作成して、情報記憶媒体に書き込み等の情報操作による発行処理を行って来た。図4のフローを説明すれば、先ず新規に処理データ作成モジュールを作成し、それをメインプログラムに組み込んでおく。そして、発行品目名を入力することで、その為に新規に作成した処理データ作成モジュールを特定し駆動させる(ステップS31)。そして、特定された新規処理データ作成モジュールが発行パターンファイル5bを生成する(ステップS32)。次いで、得られた発行パターンファイルを発行処理装置が利用して情報記憶媒体に書込み処理等の発行処理に必要な情報操作をする(ステップS33)。
【0010】
なお、実際の発行処理では、通常、発行処理装置は情報記憶媒体に直接アクセスするリーダライタ装置と、このリーダライタ装置を制御する主制御装置としてのホストコンピュータ等から構成される。そして、リーダライタ装置も各種あり、リーダライタ装置に所定の動作を行わせる命令も機種によって異なることがある。そこで、前記発行パターンファイルにホストコンピュータがその命令を付加してリーダライタ装置に伝送するか、あるいは、前記した発行パターンファイルの作成段階の処理データ作成モジュールに、その命令を付加する機能も組み込んで、付加済みの発行パターンファイルを作成することとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の発行処理では、異なる書式のカード群を新たに発行する都度、処理データ作成モジュールを開発しなければ、発行処理が行えないという問題があった。このため、新規発行処理が、場合によっては、処理データ作成モジュールの開発待ちになり、カード製造業者がカード発行業者から急な発行依頼を受けても迅速に対応できないという問題があった。
そこで、本発明の目的は以上のような問題点を解決し、新規な書式のカード群の発行処理においても、迅速に、且つ新たな処理データ作成モジュールを用意する必要がない、汎用の発行処理データ作成装置及び作成方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、各カードで使用するデータにも一部に共通部分がある場合もあり、また、命令の具体的なコード等がカードが採用している様式で異なっていても、命令の機能自身(例えば、書き込み、読み込み等)は共通しており、使用する命令も大体共通している点に着目し、共通するレベルで汎用化し、その下位のレベルで各々に対応して自在とすれば、個別の専用モジュールを開発せずに一つの汎用モジュールで対応できると考え、なされたものである。
【0013】
すなわち、本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法は、上記課題を解決し目的を達成するために、外部からの命令によって動作する情報記憶媒体の発行処理に際して、該情報記憶媒体の情報記憶手段への情報の書き込み、読み出し等の情報操作に利用する発行処理データを作成する装置であって、情報操作を行う為の命令および/または通信プロトコルの書式が情報記憶媒体で異なる場合であっても、その書式と命令が使用するデータを任意に登録し、登録された書式に基づいて、発行処理データを作成するようにしたものである。
【0014】
また、上記発行処理データ作成装置及び方法において、発行処理データが、情報操作に使用するデータ自身の代わりに、該データを指定するデータ指定情報を有する、ひな型パターンファイルであるようにしたものでもある。
【0015】
【作用】
以上説明したように本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法では、書式が異なるカード群の発行処理の都度、その書式や、使用するデータ、通信プロトコル等を登録すると、あとは、装置側で自動的に発行処理に利用される発行処理データが作成される。また、データとしてデータ自身の代わりに、変数やデータ自身を参照するデータ指定情報が登録された場合は、ひな型パターンファイルという形式で処理データが得られる。また、情報記憶媒体がCPUを備えた、ICカード等であれば、そのCPUの動作を制御する命令の書式を登録することで、異なるOSのCPUに対しても、以上の処理が行われる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法について、その一実施例を図1、図2及び図3を参照しながら、具体的に説明していく。なお、本発明の発行処理データ作成装置のハード構成としては、通常のコンピュータを使用することができる。
【0017】
図1は、本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置1の基本的なブロック図を示し、書式登録手段2、データ登録手段3、発行処理データ作成手段4から構成される。そして、出力として発行処理データ5が得られる。この発行処理データは発行処理装置Aの入力情報として使用され、情報記憶媒体Cが備えるICメモリ、磁気メモリ、光メモリ等の情報記憶手段C1に対する書込みや読み出し等の情報操作に使用される。同図で情報記憶媒体Cは、C2で示されるCPUを備えるICカード等であり、CPUは情報記憶手段と外部の発行処理装置Aとの間に介在し、発行処理装置から与えられた命令により所望の情報操作を制御する。
【0018】
また、図2は、上記発行処理データ作成装置において、発行処理データを作成する方法の一実施例の手順を示すフローチャートである。すなわち、最初に新規書式登録手段にて新しい書式を登録する(ステップS11)。次いで、データ情報登録手段にてデータ情報を登録する(ステップS12)。そして、処理データ作成手段にて処理データとして、発行パターンファイルあるいはひな型パターンファイルを作成する(ステップS13)。
【0019】
次に、図1及び図2の各手段及び各ステップで行う処理についてさらに詳述する。
【0020】
まず、書式登録手段2では、発行処理の対象となるICカードのS8型やミニS型等のOSで異なる命令の書式、あるいはICメモリカードで異なるアクセス手順を書式として、登録する。例えば、書込み命令であれば、その命令実行の際に実際に使用される具体的なコード列を登録する。また、命令がパラメータを使用する場合は、パラメータも登録する。パラメータは使用するデータ、対象となる先頭アドレス、バイト数、ページナンバー、ファイルID等と発行処理で使用する命令では機能が限定されているため、例えば、予め機能単位で受付可能としておき、各パラメータ毎に機能と関係付ける。これらの登録を使用する全ての命令、アクセス手順について行う。
【0021】
また、情報記憶媒体とのデータ通信で使用する通信プロトコルについても、必要に応じて、この段階で、例えばT=1やT=14等、どの通信プロトコルを用いるかを登録しておく。これらの操作が、図2のステップS11に相当する。
【0022】
一方、データ登録手段3では、命令が使用するデータとして、発行処理の対象となるカードに実際に書き込まれるデータと、そのデータが書き込まれる場合は書き込まれるアドレスやファイル名等の格納情報を、またそのデータが既に書き込まれているものを読み込み比較検証する場合は、書き込まれていたアドレスやファイル名等の格納情報や検証用データを登録する。従って、ここでは命令が使用するデータとデータの使われ方に関する情報が登録される。データが、一度に発行対象となる複数の各カードに共通のデータである場合は、データを直接この段階で登録指定しても良い。
【0023】
また、データが各カード毎に異なるデータである場合は、多数のカードについての数多くの異なるデータを直接登録しても良いが、間接的に、書込むデータを指定する情報、広義には命令が対象とするデータを指定する情報、すなわち、データ指定情報を登録しても良い。例えば、別途用意する個人データファイル等の参照を指定したり、或いは、連番となるカード製造番号を指定する為にインクリメントする関数で指定したり、製造年月日を指定する為に日付関数で指定したり、特定の定数を指定する為に、変数名で指定することもあり得る。
【0024】
なお、情報操作が読み出しだけの場合でも、読み出し先アドレス等を指定するデータが必要であり、また、CPU付きICカードに対するリセット命令でも、リセット実行の正常終了をICカードからレスポンスという形で返されるデータを規定値と比較する為のデータを用いるので、書式登録以外にデータ情報も登録するのが普通である。
【0025】
従って、本発明でいう「データ」とは、データ自身(=実データ)もあるが、この他に、データ指定情報を含む。データ指定情報とは、データの格納場所を指定するデータ格納情報やデータを指定する変数、関数等である。また、データには、情報記憶媒体に書き込まれるべきデータの他に、命令動作検証用のデータ、書き込まれているデータと比較して該データが正しいか否かを検証する為のデータ等の、書き込まれないデータもある。後述するレンポンスの期待値等は後者のデータに属する。
【0026】
以上の操作が、図2のステップS12に相当する。なお、説明からも分かるように、ステップS11の書式登録と、ステップS12のデータ登録の、順序がデータ登録を先にする、逆順でも構わない。
【0027】
次に、発行処理データ作成手段4では、以上のようにして登録された書式とデータとを組み合わせて、発行処理データを作成する。書式が登録された命令とその命令が使用するデータとの組み合わせを指定する。通常、一枚のカードの発行処理データには複数の、命令とデータの組が連なった列が指定される。この際、操作者としては、書式とデータとの組み合わせは、共通レベル、すちわち、命令であればその実コード列と組み合わせるのではなく、「WRITE」とか「READ」といったレベルの命令語文字列と、データ(データ側でも、実データ参照指定するファイル名やデータ名等を使えばよい。)を組み合わせれば、組み合わせの指定は極めて容易に行える。
【0028】
また、データ通信の為に、或る特定の通信プロトコルを指定した場合には、そのプロトコルで使用するBCC等のエラーチェックコードを計算して発行処理データに付与することもできる。なお、データとして実データでないデータ指定情報が用いられている部分は、エラーチェックコードの計算と付与は後の処理工程で行う(これは、ひな型パターンファイルを生成して、後の処理工程で発行パターンファィルを生成する場合に相当する)。さらに、チェイニング処理等も行われる。
以上の操作が、図2のステップS13に相当する。
【0029】
以上により、発行処理データ5として、発行パターンファイル、あるいは、ひな型パターンファイルが生成する。
データの登録で、情報記憶媒体に実際に書き込まるデータとして、情報記憶媒体への情報操作に使用する実データを登録しておけば、得られる発行処理データは、発行パターンファイルの形態で得ることができる。
【0030】
しかし、データの登録で、情報操作に使用する実データの一部又は全部が用意できないとき等、その実データを格納するファイル名等のデータ格納情報や関数等のデータ指定情報を登録したときは、得られる発行処理データは、ひな型パターンファイルの形態で得ることができる。
【0031】
ひな型パターンファイルでは、そのデータの少なくとも一部に実データではなく、データ指定情報があるファイルである。このような、ひな型パターンファイルの内容は、本出願人による既出願である特願平6−128227号、特願平6−128228号等に開示されている様な、個人情報ファイル内のデータを取り組む旨の取込指示を含んだコマンド及びレスポンスの列も、該当する。
【0032】
ひな型パターンファイルを発行処理データとして生成した場合、発行処理は図3のフローチャートでその使用法の一例を示すように、先ず、ひな型パターンファイル5aと、個別データファイル6とを用いて発行パターンファイル5bを作成する(ステップS21)。次いで、この発行パターンファイルを用いて、情報記憶媒体への書き込み処理を発行装置が行う(ステップS22)。
なお、個別データファイルとは、各カード毎に異なるデータ(例えば、後述する個人データファイルに相当)のみを格納したファイルでも良いが、各カードで共通のデータ、即ち定数、を格納しておいても良い。
【0033】
一連の発行処理工程の中間ファイルとして、ひな型パターンファイルを生成する利点は、使用する実データが完全にそろわなくても、或いは発行処理の直前まで実データが不明な場合にも、発行処理データを事前に作成しておき、発行処理データ作成工程も含めた発行処理工程全体の円滑化、効率化がなされることである。例えば、カード製造会社がカード発行処理をカード発行会社から依頼され、発行処理に使用する個人データ(例えば、カード所有者の氏名、ID番号、住所等)を、カード発行会社からの個人データファイルとして、発行処理の直前に渡される場合でも、迅速な対応ができる。また、カードに製造年月日に書き込む場合でも、予定する製造日が変更になったり、直前に製造日が決まる場合でも、製造年月日を日付関数で指定しておけば、迅速な対応ができる。
【0034】
しかも、発行パターンファイルは、発行する全カード枚数分だけの処理データを作成用意する必要があるが、ひな型パターンファイルでは、一つのファイルを作成用意するのみで足りるので、ファイル管理も容易となる。
また、ひな型パターンファイル作成までの工程は、カードのOS等の知識のある作業員が担当することになるが、ひな型パターンファイルから発行パターンファイルを作成する工程、及び実際の発行処理は、OS等の専門知識がない作業員でも担当できる。従って、作業員を効率的に配置できる利点もある。
このように、ひな型パターンファイルを処理データとすることと、処理データ作成を汎用化することとの、相乗効果により、発行処理は極めて円滑に処理できることになる。
【0035】
なお、本発明で得られる発行処理データの一種である発行パターンファイルを、後工程で発行処理装置が利用するには、そのファイル内容によっては、発行パターンファイルをそのまま使用でき得るが、通常は、さらに追加の情報を加える。
なぜならば、発行処理装置は、通常、情報記憶媒体に直接アクセスするリーダライタ装置と、このリーダライタ装置を制御する主制御装置としてのホストコンピュータ等とから構成さている。そして、リーダライタ装置も各種あり、リーダライタ装置に所定の動作を行わせる命令を、前記発行パターンファイルにホストコンピュータが付加してリーダライタ装置に伝送するからである。しかも、リーダライタ装置の動作命令は機種によって異なることがあり、これらへの対応をホストコンピュータ側で受け持つこととなる。すなわち、ホストコンピュータが、発行パータンファイルに個別のリーダライタ装置に対応した動作命令等を追加する。
【0036】
しかし、リーダライタ装置と情報記憶媒体とのデータ通信で送受信されるデータ列の内容は、情報記憶媒体側よって決まる。従って、本発明でいう、発行処理に利用される処理データとは、この情報記憶媒体側によって決まる部分のデータ列を基本的には意味する。しかし、発行処理装置が最初から特定されている場合には、発行処理装置(すなわち、そのリーダライタ装置)が使用する命令部分も含めて、登録しておくことも可能である。従って、処理データとは、広義には、直接発行処理装置で使用できるデータ列をも意味する。
【0037】
【発明の効果】
本発明の発行処理データ作成装置及び作成方法によれば、カード発行の都度、個別の発行処理データ作成モジュールの作成が不要である。対象となるカード発行に応じて、使用する命令、使用するデータ、使用する通信プロトコルを登録し、組み合わせ指定するのみで良いため、処理データ作成作業が容易且つ迅速に行える。その結果、発行処理も迅速且つ円滑にできる。
また、発行処理データとして、ひな型パターンファイルを用いる場合には、発行処理の直前に実データが得られる場合でも、事前に実データの部分を除いて(実データの代わりにデータ指定情報を代入して)発行処理データを作成しておけるので、迅速で円滑な発行処理が可能となり、また、工程管理上でも作業員を効率的に配置できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置の構成の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成方法の手順の一実施例を示すフローチャート。
【図3】本発明で得た処理データ(ひな型パターンファイル)を用いた発行処理の手順を示すフローチャート。
【図4】従来の発行処理の手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 情報記憶媒体の発行処理データ作成装置
2 書式登録手段
3 データ情報登録手段
4 発行処理データ作成手段
5 発行処理データ
5a 発行パータンファイル
5b ひな型パターンファイル
6 個別データファイル
A 発行処理装置
C 情報記憶媒体
C1 情報記憶手段
C2 CPU
Claims (4)
- 外部からの命令によって動作する情報記憶媒体の発行処理に際して、該情報記憶媒体の情報記憶手段への情報の書き込み、読み出し等の情報操作に利用する発行処理データを作成する装置であって、情報操作を行う為の命令および/または通信プロトコルの書式と前記命令が使用するデータを任意に登録し、登録された書式に基づいて、発行処理データを作成する、ことを特徴とする情報記憶媒体の発行処理データ作成装置。
- 発行処理データが、情報操作に使用するデータ自身の代わりに、該データを指定するデータ指定情報を有する、ひな型パターンファイルであることを特徴とする請求項1記載の情報記憶媒体の発行処理データ作成装置。
- 外部からの命令によって動作する情報記憶媒体の発行処理に際して、該情報記憶媒体の情報記憶手段への情報の書き込み、読み出し等の情報操作に利用する発行処理データを作成する方法であって、 情報操作を行う為の命令および/または通信プロトコルの書式と前記命令が使用するデータを任意に登録し、登録された書式に基づいて、発行処理データを作成する、ことを特徴とする情報記憶媒体の発行処理データ作成方法。
- 発行処理データが、情報操作に使用するデータ自身の代わりに、該データを指定するデータ指定情報を有する、ひな型パターンファイルであることを特徴とする請求項3記載の情報記憶媒体の発行処理データ作成方法。
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