JP3545471B2 - 情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法 - Google Patents

情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ICカードやICメモリカード等の外部命令で動作する情報記憶媒体に、所望の初期データを書き込む発行処理において発行処理装置が使用する処理データを作成する、発行処理データ作成装置及び作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ICカードやICメモリカード等の情報記憶媒体は、カード発行者のユーザアプリケーションシステムにおいてカード所有者が利用する前に、そのシステム毎に決められたデータを予め書き込んで初期化しておく手続きが必要がある。一般に、この手続きを発行処理と呼び、発行処理では必要な枚数のカードに対して、それぞれ所望のデータを書き込む処理を行う。
【0003】
ところが、情報記憶媒体に記憶させるべきデータ自身はそれぞれ異なるのが普通であるが、さらに書き込む為の命令等の書式も、命令の基本的な機能が同じでもユーザーアプリケーションシステム毎に異なる場合がある。なぜならば、情報記憶媒体側の動作様式について種々の取決めがあるからである。例えば、ICカードでは、内蔵CPUの動作環境を規定するOSとして、S8型、ミニS型等の仕様がある。また、ICメモリカードでも、メモリーへのアクセス手順に各種の取決めがある。従って、例えば、同じデータを書き込む場合でも、書き込ませるという同一の機能を実行する命令の内容、例えば、具体的なコード列、引数の使い方等の命令コード、或いは信号の与え方等がこれらOSやアクセス手順によって異なる。
なお、詳細には、情報記憶媒体とのデータ通信の通信プロトコルにおいても、T=1、T=14、T=0、あるいは、独自規格、無手順と各種のプロトコルがあり、さらに、情報記憶媒体に直接アクセスするリーダライタ装置を動作させる命令にも機種による各種の書式がある。
【0004】
このため、例えば、ある単一のカード発行者から発行されるカードでも、その利用用途毎のカード群で、あるいは旧式のカードに新式のカードが混在使用されるなどで、命令形式や通信プロトコル等の書式が種々異なる場合がある。
【0005】
一方、書式が同じ一つのカード群に属する個々のカードでも、それぞれ、例えばカード所有者の氏名、識別番号等と、各カード毎に発行処理で書込むべきデータは異なるのが普通である。
【0006】
さらに、実際には、ある一つのデータを書き込む場合でも、その情報操作としては、単に書き込む命令のみ実行するのではなく、書き込まれたデータを読み出し、正しく書き込まれたか否かを元データと比較し検証したり、あるいは、書き込まれたデータにプロテクトをかけて、別のデータの上書きや誤消去を防止する等と、書き込み、読み出し、プロテクト等と種々の命令による情報操作をする。このように、例えば、データの書き込みという情報操作では、書込命令が使用する操作データとしては、データ自身以外に書込場所を指定する情報等を有することが多い。また、プロテクト命令では、データ自身ではなく対象とするデータが格納されている場所に関する情報が操作データとして使用される。
【0007】
このように、一つの情報記憶媒体の情報記憶手段に所望のデータを書き込む発行処理においては、所定の通信プロトコルに従って、複数の命令と複数のデータとが使用される。そして、各カード毎に異なる個別データを使用する実際の発行処理装置では、処理を円滑に行うために、カード毎に順次使用する命令やデータをまとめて発行処理データとして、それを発行パターンファイルという形式で予め作成しておき、これを逐次使用することで発行処理が行われる。このため、発行処理装置では、例えば、そのホストコンピュータ側で前記発行パターンファイルを事前に作成保存し、これを逐次、カードに直接アクセスして書き込み/読み取り等の各種情報操作をするリーダライタ装置に伝送して、リーダライタ装置に所望の操作を行わせる。
【0008】
なお、ICカードでは、命令が送信され実行する毎にレスポンスという値を返信する。そしてレスポンス期待値との比較で命令実行が成功したかも確認できる。そこで、例えば、ICカードに対するリセット命令では、命令実行後に返送されるレンポンスをその期待値と比較して命令正常終了を確認できるので、リセッット命令の操作データとしてレスポンス期待値が使用される。このように、一連の命令が使用する操作データには、単に情報記憶媒体に書き込むデータ自身のみならず、書き込まれないデータ等もある。
【0009】
ところで、前記発行パターンファイルの内容は、一群のカードにおいては、個別のカード毎に異なる、例えば、カードID番号等のデータ部分等は当然相違するが、書込むべきアドレス、使用する各種命令及びその順番、通信プロトコル等の共通部分もある。そこで、命令や通信プロトコル等の書式が共通の一群のカードの発行処理に使用する発行パターンファイルは、発行パターンファィルを生成する処理データ作成モジュールを作っておき、対処してきた。しかも、処理データ作成モジュールは、命令や通信プロトコル等の書式の異なる発行パターンファイル毎に、その書式に専用のモジュールを作り対処してきた。
【0010】
すなわち、従来の発行処理の手順は、図8に示すように、異なる書式の都度、新規な処理データ作成モジュールを作成し、それにより発行処理データとして、発行パターンファイル作成して、情報記憶媒体に書き込み等の情報操作による発行処理を行って来た。図8のフローを説明すれば、先ず新規に処理データ作成モジュールを作成し、それをメインプログラムに組み込んでおく。そして、発行品目名を入力することで、その為に新規に作成した処理データ作成モジュールを特定し駆動させる(ステップS31)。そして、特定された新規処理データ作成モジュールが発行パターンファイル5bを生成する(ステップS32)。次いで、得られた発行パターンファイルを発行処理装置が利用して情報記憶媒体に書込み処理等の発行処理に必要な情報操作をする(ステップS33)。
【0011】
なお、実際の発行処理では、通常、発行処理装置は情報記憶媒体に直接アクセスするリーダライタ装置と、このリーダライタ装置を制御する主制御装置としてのホストコンピュータ等から構成される。そして、前記した様に、リーダライタ装置も各種あり、リーダライタ装置に所定の動作を行わせる命令も機種によって異なることがある。そこで、前記発行パターンファイルにホストコンピュータがその命令を付加してリーダライタ装置に伝送するか、あるいは、前記した発行パターンファイルの作成段階の処理データ作成モジュールに、その命令を付加する機能も組み込んで、付加済みの発行パターンファイルを作成することとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の発行処理では、異なる書式のカード群を新たに発行する都度、処理データ作成モジュールを開発しなければ、発行処理が行えないという問題があった。このため、新規発行処理が、場合によっては、処理データ作成モジュールの開発待ちになり、カード製造業者がカード発行業者から急な発行依頼を受けても迅速に対応できないという問題があった。
そこで、本発明の目的は以上のような問題点を解決し、新規な書式のカード群の発行処理においても、迅速に、且つ新たな処理データ作成モジュールを用意する必要がないように、処理データ中で使用する命令とデータとの部分に注目した、汎用の発行処理データ作成装置及び作成方法を、提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、各カードで使用するデータにも一部に共通部分がある場合もあり、また、命令の具体的なコード等がカードが採用している規格で異なっていても、命令の機能自身(例えば、書き込み、読み込み等)は共通しており、使用する命令も大体共通している点に着目し、共通するレベルで汎用化し、その下位のレベルで各々に対応して自在とすれば、個別の専用モジュールを開発せずに一つの汎用モジュールで対応できると考え、なされたものである。
【0014】
すなわち、本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置は、上記課題を解決し目的を達成するために、外部からの命令によって動作する情報記憶媒体の発行処理に際して、該情報記憶媒体の情報記憶手段への情報の書き込み、読み出し等の情報操作に利用する発行処理データを作成する装置であって、
同一機能の命令に対して複数の命令コードを登録可能な命令コード登録手段と、情報操作で使用する操作データを複数登録可能な操作データ登録手段と、命令コード登録手段により登録された命令コードの中から同一機能の命令毎に任意の一つの命令コードを選択し、また、選択された命令コードの中から命令の機能に応じて任意の命令コードを選択する命令コード選択手段と、操作データ登録手段により登録された操作データの中から、任意の操作データを選択する操作データ選択手段と、命令コード選択手段により機能に応じて選択された命令コードと、操作データ選択手段により選択された操作データと、を結合し情報記憶媒体とデータ通信するための命令文を作成する命令文生成手段と、を備えた構成とする。
【0015】
また、上記発行処理データ作成装置において、命令コード選択手段により機能に応じて選択される命令コードが、少なくとも、書き込み用命令、読み出し用命令及びプロテクト用命令からなる群より選ばれた1以上の命令コードであるものでもある。
また、上記発行処理データ作成装置において、命令文生成手段が生成する命令文が、情報操作に使用する実際の操作データの代わりに、該データを指定するデータ指定情報を有する、ひな型パターンファィルとしたものでもある。
【0016】
一方、本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成方法は、外部からの命令によって動作する情報記憶媒体の発行処理に際して、該情報記憶媒体の情報記憶手段への情報の書き込み、読み出し等の情報操作に利用する発行処理データを作成する方法であって、
同一機能の命令に対して1以上の命令コードを登録し、また情報操作で使用する1以上の操作データを登録し、登録された命令コードの中から同一機能の命令毎に任意の命令コードを選択し、選択された命令コードの中から命令の機能に応じて任意の命令コードを選択し、また、登録された操作データから任意の操作データを選択し、機能に応じて選択された命令コードに対応する選択された操作データとを結合し情報記憶媒体とデータ通信するための命令文を作成する方法とする。
【0017】
また、上記発行処理データ作成方法において、登録された命令コードの中から機能に応じて選択される命令コードが、少なくとも、書き込み用命令、読み出し用命令及びプロテクト用命令からなる群より選ばれた1以上の命令コードである場合にも対応した方法でもある。
また、上記発行処理データ作成方法において、情報記憶媒体とデータ通信するための作成された命令文が、情報操作に使用する実際の操作データの代わりに、該データを指定するデータ指定情報を有する、ひな型パターンファィルとするものでもある。
【0018】
【作用】
本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法では、操作者は、同一機能の命令だが具体的な命令コード(これにはパラメータも含まれる)が異なるカード群の発行処理に利用する命令文の作成に先立ち、その命令の具体的な命令コードを命令コード登録手段で登録する。一方、情報記憶媒体に記憶させるデータや記憶場所の情報等も操作データも操作データ登録手段で登録する。そして、(同一機能の命令に対して複数の命令コードを登録した場合はその中かから)使用する機能の命令毎に一つの命令コードを命令コード選択手段により選択する。そして、選択された命令コードの中から、さらに、使用する命令機能に対応した命令コードを命令コード選択手段により選択する。一方、使用する操作データは操作データ選択手段により選択する。次いで、これらの機能に応じて選択された命令コードと選択された操作データとを結合させる対応関係を命令文生成手段により指示すると、命令文生成手段が発行処理に利用する命令文を作成する。
そして、上記の命令コード選択手段により機能に応じて選択される命令コードとしては、少なくとも、書き込み用命令、読み出し用命令及びプロテクト用命令からなる群より選ばれた1以上の命令コード等が選択される。
また、操作データとして実際に記憶させるデータ自身の代わりに、変数や操作データ自身を参照するデータ指定情報を用いる場合は、ひな型パターンファイルという形式で命令文が得られる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置及び作成方法について、その実施例を図面を参照しながら、具体的に説明していく。なお、本発明の発行処理データ作成装置のハード構成としては、通常のコンピュータを使用することができる。
【0020】
図1は、本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置1の基本的なブロック図を示し、命令コード登録手段2、命令コード選択手段3、操作データ登録手段4、操作データ選択手段5、命令文生成手段6から構成される。そして、出力として命令文から構成される発行処理データ7が得られる。この発行処理データは発行処理装置Aの入力情報として使用され、情報記憶媒体Cが備えるICメモリ、磁気メモリ、光メモリ等の情報記憶手段C1に対する書込みや読み出し等の情報操作に使用される。同図で情報記憶媒体Cは、C2で示されるCPUを備えるICカード等であり、CPUは情報記憶手段と外部の発行処理装置Aとの間に介在し、発行処理装置から与えられた命令により所望の情報操作を制御する。
【0021】
また、図2は、上記発行処理データ作成装置において、発行処理データを作成する方法の一実施例の手順を示すフローチャートである。すなわち、これから発行処理する情報記憶媒体が使用する命令コードが未登録であれば、先ず最初に命令コード登録手段にて命令の機能(例えば、書き込み、読み込み等)と対応させて命令コードを登録する(ステップS11)。
【0022】
次いで、命令コード選択手段にて発行処理で使用する書式に対応する命令コードを命令の機能毎に(既に或る一機能の命令に複数の命令コードが登録済のときはその中から、一種類のみ登録済のときはその一つを)選択する(ステップS12)。この操作によって、機能同一の命令で命令コードが異なる命令の混同使用が抑制される。
【0023】
次に、操作データ登録手段にて情報記憶媒体に記憶させる操作データを登録する(ステップS13)。例えば、データの書き込みという情報操作では、書込命令が使用する操作データとしては、データ自身以外に書込場所を指定する情報等も登録することが多い。また、プロテクト命令では、データ自身ではなく対象とするデータが格納されている場所に関する情報を操作データとして登録する。
【0024】
そして、命令文(通常は複数の命令の組からなる)の作成に逐次必要な機能の命令コードを、先に選択した命令コードの中から、その必要な機能を実行する命令コードを選択する(ステップS14)。
なお、この時点の命令コード選択は、前記した時点(ステップS12)の命令コード選択とは意味が異なり、或る命令コード体系を使用する情報記憶媒体に対して処理データで使用し得る、1以上の機能が異なる命令コードの中から、1以上の命令を連ねて発行処理に必要な命令文を作るために行うためのものであり、機能別の命令コードの選択である。これに対し、前記した時点の命令コード選択は情報記憶媒体が使用する命令コード体系別、すなわち書式別の選択である。
【0025】
そして、操作データ選択手段にて操作データを選択する(ステップS15)。次に、命令文生成手段にて、これら選択された命令コードと選択された操作データとを所望の対応関係で結合して命令文を作成する(ステッフS16)。
なお、命令文は、例えば、発行パターンファイル、あるいは、ひな型パターンファイルとして得られる。なお、ここでの上記各パターンファイルは、通信プロトコルや、リーダライタ装置に対する命令、ICカードとのデータ通信で使用するレスポンスと比較参照するデータ列は含まない。
【0026】
次に、図3、図4、図5及び図6を参照して、各手段及び各ステップで行う処理の一実施例についてさらに詳述する。なお、これら図面及び以下の方法は、説明を容易にする為の便宜上のものであり、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、これらに限定されるものではない。
【0027】
まず、図3に示す操作画面は、命令コード登録手段による登録と、命令コード選択手段による(書式:命令コード体系別の)命令コード選択とを、行うための、本装置の映像表示画面の一例である。
【0028】
図3では画面左側列に命令として、RESET、READ、WRITE、PROTECT、PHYSICAL READのコマンドが登録及び選択可能な状態となっている。そして、RESET命令はその命令コードとして、コマンドコード登録欄(画面右側列)に「DC」と「EF」と入力して、2種類の命令コードが登録された状態を示している。以下同様に、READ命令には、「2010」と「203A」が、WRITE命令には「2040」と「205A」が命令コードとして登録されている。また、「PHYSICAL READ」命令には、三種類の命令コードが登録されている。このようにして、READとかWRITE等と同一機能の命令毎に、複数の任意の命令コードが、コマンドコード登録欄に登録されていく。また、以前に登録した命令コードも、ここで表示することができるので、同じ命令コード体系に係る発行処理ならば、再登録する手間は省け、全く新規のものだけ登録すれば足りる。このようにして、発行処理の対象となるICカードのS8型やミニS型等のOSで異なる命令の書式、あるいはICメモリカードで異なるアクセス手順が命令コードとして、登録される。
なお、説明は便宜上単純化してあるが、命令文がパラメータを使用する場合は、その1以上のパラメータについて、その機能を登録することでパラメータ使用も可能となる。それは、実用上、パラメータは、データ、対象となる先頭アドレス、バイト数、ページナンバー、ファイルID等と発行処理で使用する命令では機能が限定されているため、例えば、あり得るものについて予め機能単位で共通の変数名として予め登録確保しておき、登録すべきOSが使用するパラメータ毎に一致する変数名を選定して対応付ければ、パラメータの登録が容易に行えることとなる。
以上の処理は命令コード登録手段で行われる。また、図2のフローでは、ステップS11に相当する。
【0029】
次に、命令機能毎に登録した1以上の命令コード中で、或る特定の機能を実行する為にどの命令コードを使用するかを、選択指示する。例えば、図3で画面中央列の「使用選択」の欄で、「RESET」命令に対して、コマンドコード「DC」の行は「○」印が、コマンドコード「EF」の行は「×」印があるのは、RESET命令では命令コードに「EF」は使わず「DC」を使えという選択指示をしたものである。このようにして、READとかWRITE等の、後の命令文生成で使用する各機能毎の命令について、選択指示する。すなわち、READ命令では命令コード「2010」を用い、WRITE命令では命令コード「2040」を用い、PROTECT命令では命令コード「2080」を用いることを選択指示してある。なお、この例の発行処理では、「PHYSICAL READ」は命令文生成に使用しないので、使用選択は全て「×」を指定してある。
以上の処理は命令コード選択手段で行われる処理の一つである。また、図2のフローでは、ステップS12に相当する。
【0030】
次に、図4に示す操作画面により、操作データを登録する。登録は、図3の操作画面と同様に、画面の縦横の入力枠の中に該当する内容を入力すればよい。画面左側列は、登録する操作データの個数を示す一連番号、その右側列は、操作データとしての「データ名」である。ここでは、No.1のデータ名は発行日、No.2のデータ名は発行機番号と続き、以下、テーブル3、テーブル4と続く。例えば、No.2の発行機番号で説明すると、発行機番号という名前の操作データは、データ長さが32バイトあり、そのデータの内容、すなわち実データは、「22 22 22 22 22 22 ・・・・・・・・・」であり、その実データを使用する命令が対象とする(先頭)アドレス「015B」も同時に操作データの一部として登録指定する。
【0031】
なお、アドレスとは、通常は書込みであるから、情報記憶媒体の情報記憶手段である半導体メモリー等の書き込まれるべきアドレスを意味する。アドレスの他の意味としては、例えば、そのデータが既に書き込まれているものを読み込み操作画面のデータと比較検証する場合は、書き込まれていたアドレスである。
このように、操作データの登録では、実際に書込む実データとその実データを使用する命令が対象とする格納場所(これも操作データの一種である)とを登録するものであり、アドレス以外にもファイル名等の格納情報もあり得る。
【0032】
図4の操作画面で、No.1のデータ名「発行日」のデータ内容、「DATE,2」は、データ自身ではなく、2バイトの日付データを生成する日付関数DATEを発行処理を実行する時に実行させて、発行日をアドレス「012B」に書込む為の準備である。なお、データ長さは32バイトであるから、実内容は2バイトでも、書き込まれるメモリー上では32バイトを専有する。
【0033】
以上の「発行日」及び「発行機番号」は、発行対象となる一つのカード群に記憶させるための共通の操作データの一種である記憶データであった。しかし、各カード毎に異なる個人データ等では、多数の記憶データを操作データとして一つずつ登録するのは容易ではない。このため、データ内容の欄では、間接的に、書込む実データを指定する情報、広義には命令が対象とするデータを指定する情報、すなわち、データ指定情報を登録しても良い。例えば、別途用意する個人データファイル等を参照すべく、そのファィル名とその中の在り処を指定する。或いは、連番となるカード製造番号を指定する為にインクリメントする関数で指定してもよい。
このように、登録される操作データには、実際に記憶されたり、あるいはレンポンス期待値のようなデータ自身(=実データ)もあるが、この他に、データ指定情報を含む。データ指定情報とは、使用するデータが格納されている在り処を指定するデータ格納情報やデータを指定する変数、関数等である。
また、登録される操作データとしては、普通は書込命名で書き込まれるデータであるが、書込命令では使われずに、他の命令で使われるデータもある。例えば、読み出し命令でのデータの読み出し先の位置を示す情報でデータ自身は含まないものや、ICカードに対するリセット命令実行時の応答(レスポンス)の期待値(Answer To Reset)等である。
【0034】
以上の処理は操作データ登録手段で行われる。また、図2のフローでは、ステップS13に相当する。
【0035】
なお、上記の説明からも分かるように、図2による処理のフローにて、命令コード登録(ステップS11)及び書式別命令コード選択(ステップS12)と、操作データ登録(ステップS13)とは、相互に独立した処理のため、逆順でも構わない。
【0036】
次に、図5の操作画面により、命令コードと操作データとの対応をとり命令文の組み立て方を指示する。この段階は、命令コード選択手段及び操作データ選択手段で行われる。また、図2のフローでは、機能別命令コード選択(ステップS14)及び操作データ選択(ステップS15)に相当する。なお、図5の選択指示の後、命令文生成が実行されると、図6の様な複数の、命令の列からなる命令文が作成されるので、以下の説明では図6も参照しながら行う。なお、機能別命令コード選択と操作データ選択とは、逆順でも構わないが、以下の説明では、むしろ同時平行的に行われていく。
【0037】
図5の画面の縦横の枠内に各種指示を入力することで、命令と、その命令で使用する操作データ(なお、同図では、各操作データは全て書き込まれるデータに関するものである。)、そして、各命令の実行順が選択指定される。
最初に実行したい命令は、「発行日」を書込むことである。次に、書き込まれた「発行日」の属性をリードオンリーとするために書き込まれた情報にプロテクトをかける。そして、第3番目に、以上の命令が正しく実行されたか否かを、書き込まれた発行日のデータを読み出して、元のデータと比較することである。
【0038】
これを図6に示す作成済の完成された命令文で見れば、最初の命令、すなわち、命令部分は「WRITE」、データ部分は「DATE,2」、アドレス部分は「012B」である命令であり、これが1番目に実行する命令文要素である。
この命令文要素の組み立て方を指示するために、図5の操作画面では、最上の入力行である「No.1」の行に対応する「使用データ」に、「発行日」(図4の操作画面で登録したデータ名)と入力し、「使用命令指定」の「書込み」のマス目には「WRITE」(図3の操作画面で登録したコマンド名)と入力する。この入力操作で、操作データ選択手段により第1番目の命令文要素の操作データとして、データNo.1の発行日が選択され、また、命令コード選択手段によりWRITE命令の実際に使用する命令コードである「2040」(図3参照)が選択されたことになる。
なお、図6の命令文で、命令部分は各々「WRITE」とか「PROTECT」等と、機能的な命令語文字列で表記してあるが、実際には、図3のコマンド登録/選択の操作画面で選択された命令コードがそれぞれ入る。
【0039】
以上のようにして、命令文要素の内容の組み立てを指示するが、図5の命令文作成の操作画面で、「使用命令指定」の欄中の「書込み」の欄に「WRITE」と入力したが、これを実際の命令コード、すなわち今回は「2040」を入力しても良いが、上位概念の機能表現である「WRITE」なる文字列を入力に用いた方が、指示ミスが少なく、また画面表示の意味が判りやすい。あるいは、「○」印と「×」印で、指示する方法等でも良い。
【0040】
次に、2番目に実行すべき命令文要素の内容を指示するが、2番目は「PROTECT」であり、図5の操作画面で、「No.1」の入力行に対応する「使用命令指定」の「プロテクト」のマス目に「PROTECT」と入力する。この入力操作で、第2番目の命令文要素として、プロテクトの対象とする操作データとして操作データ選択手段により「発行日」が選択され、また、命令コード選択手段によりPROTECT命令の実際に使用する命令コードである「2080」(図3参照)が選択指示されたことになる。
また、プロテクト命令が対象とするアドレスは、使用データ「発行日」のアドレス「012B」が引用される。従って、生成する命令文要素は、図6のようにデータ部分はなく、命令部分とアドレス部分である。なお、この引用は、この段階では引用すべき使用データのみを指定して後の命令文生成手段で行えば良いが、この段階で操作データ選択手段に引用させても構わない。
【0041】
次に、3番目に実行すべき命令文要素の内容を指示する。3番目は「READ」であり、図5の操作画面で、「No.1」の入力行に対応する「使用命令指定」の「読み出し」のマス目に「READ」と入力する。この入力操作で、第3番目の命令文要素として、読み出しの対象とする操作データ(記憶されている記憶データ)として操作データ選択手段により「発行日」が選択されてさらに読み出し先アドレスとして「発行日」の「012B」が選択され、また、命令コード選択手段によりREAD命令の実際に使用する命令コードである「2010」(図3参照)が選択指示されたことになる。図6の命令文要素のデータ部分にも「DATE,2」とあるのは、読み込んだデータを、日付関数DATEで発生されたデータと比較検証するためであり、このREAD命令には比較検証機能が備わっている。
【0042】
以上の様にして、図5の命令文生成の操作画面の最上の入力行であるNo.1の行についての入力指示が完了する。そして、以下、同様に、No2.の入力行の使用データとして「発行機番号」についても、書き込み命令、プロテクト命令の組み立てを選択指示する(但し、読み出し命令は該当のマス目が「‥‥」となっており、組み立てを指示しない)。さらに、No.3、No.4、と所望の操作データと命令との対応関係を指示していく。
なお、図5の操作画面では、命令の実行は、同一行内で左から右へ実行し、それが終わると、直下の行について同様に実行するような仕組みになっている。
【0043】
次に、命令文生成の実行を指示すると、図5の操作画面によって選択設定された命令文の組み立て方に従い、命令文生成手段6が図6の様な命令文を作成する。また、これは図2のフローでは、ステップS16に相当する。
【0044】
以上のように本発明によって得られる命令文は、実際に情報記憶媒体に対して発行処理を行う発行処理装置の入力データである、発行処理データとして利用される。この発行処理データは、例えば発行パータンファイルとして後工程へ渡される。
【0045】
なお、得られた命令文中に、例えば、上述した様に「DATE」なる日付関数等、操作データの登録で、実際に記憶させる実データ等の情報操作に使用する操作データの一部又は全部が用意できないとき等、その実データ等の不足データを格納するファイル名等のデータ格納情報や関数等のデータ指定情報を操作データとして登録したときは、得られる命令文である発行処理データは、ひな型パターンファイルの形態で得ることができる。
【0046】
以上のように、発行処理データである命令文は、発行パターンファイル、あるいは、ひな型パターンファイルとして得ることができる。
【0047】
ひな型パターンファイルでは、そのデータの少なくとも一部に実データではなく、データ指定情報があるファイルである。このような、ひな型パターンファイルの内容は、例えば、本出願人による既出願である特願平6−128227号、特願平6−128228号等に開示されている様な、個人情報ファイル内のデータを取り組む旨の取込指示を含んだコマンド、の他にICカードから返信されるべきレスポンスの列も含まれる。この様な場合は、これらレスポンスの期待値も予め、操作データ登録手段によって操作データとして登録しておけばよい。
【0048】
ひな型パターンファイルを発行処理データとして生成した場合、発行処理は図7のフローチャートでその使用法の一例を示すように、先ず、ひな型パターンファイル7aと、個別データファイル8とを用いて発行パターンファイル7bを作成する(ステップS21)。次いで、この発行パターンファイルを利用して、情報記憶媒体への書き込み処理を発行装置が行う(ステップS22)。
なお、個別データファイルとは、各カード毎に異なる記憶させるべき記憶データ(例えば、後述する個人データファイルに相当)のみを格納したファイルでも良いが、各カードで共通の記憶データ、即ち定数、を格納しておいても良い。
【0049】
一連の発行処理工程の中間ファイルとして、ひな型パターンファイルを生成する利点は、記憶させる実データが完全にそろわなくても、或いは発行処理の直前まで実データが不明な場合にも、発行処理データを事前に作成しておき、発行処理データ作成工程も含めた発行処理工程全体の円滑化、効率化がなされることである。例えば、カード製造会社がカード発行処理をカード発行会社から依頼され、発行処理に使用する個人データ(例えば、カード所有者の氏名、ID番号、住所等)を、カード発行会社からの個人データファイルとして、発行処理の直前に渡される場合でも、迅速な対応ができる。また、カードに製造年月日に書き込む場合でも、予定する製造日が変更になったり、直前に製造日が決まる場合でも、製造年月日を日付関数で指定しておけば、迅速な対応ができる。
しかも、発行パターンファイルは、発行する全カード枚数分だけの処理データを作成用意する必要があるが、ひな型パターンファイルでは、一つのファイルを作成用意するのみで足りるので、ファイル管理も容易となる。
また、ひな型パターンファイル作成までの工程は、カードのOS等の知識のある作業員が担当することになるが、ひな型パターンファイルから発行パターンファイルを作成する工程、及び実際の発行処理は、OS等の専門知識がない作業員でも担当できる。従って、作業員を効率的に配置できる利点もある。
このように、ひな型パターンファイルを処理データとすることと、処理データ作成を汎用化することとの、相乗効果により、発行処理は極めて円滑に処理できることになる。
【0050】
なお、本発明で得られる、発行パターンファイルや、ひな型パターンファイル等の形態をとる発行処理データは、命令文であるので、後工程で適宜必要な情報を追加して、最終的に情報記憶媒体とデータ通信で使用するデータ列に仕上げる。例えば、情報記憶媒体とのデータ通信の為に、或る特定の通信プロトコルを用いる場合には、そのプロトコルに対応した加工処理をする。例えば、そのプロトコルで使用するBCC等のエラーチェックコードを計算して発行処理データに付加する。なお、この様な情報追加は、本発明の装置と発行処理装置との間での中間処理としてもよい。
【0051】
また、上記追加情報にはリーダライタ装置に対する命令等もある。それは、発行処理装置は、通常、情報記憶媒体に直接アクセスするリーダライタ装置と、このリーダライタ装置を制御する主制御装置としてのホストコンピュータ等とから構成さている。そして、リーダライタ装置も各種あり、リーダライタ装置に所定の動作を行わせる命令を、前記発行パターンファイルにホストコンピュータが付加してリーダライタ装置に伝送するからである。しかも、リーダライタ装置の動作命令は機種によって異なることがあり、これらの対応を、例えば、発行処理装置自身がそのホストコンピュータ側で受け持ち機種に応じた形式の命令を追加する。
【0052】
しかし、リーダライタ装置と情報記憶媒体とのデータ通信で送受信されるデータ列の内容は、データ通信が或る特定の通信プロトコルに従う場合に追加されるエラーチェックコード等の追加情報を除いた部分は、情報記憶媒体側よって決まる。従って、本発明でいう、発行処理に利用される処理データとして最終的に生成する命令文の第1の意味は、この情報記憶媒体側によって決まる部分の送信用のデータ列である。ICメモリーカード等では、送信用のデータ列のみで発行処理は行えるからである。しかし、前記命令文の第2の意味は、情報記憶媒体側から送信されるデータ列でもある。ICカード等の内部処理結果を出力することが可能な情報記憶媒体では、送信後に返信されるレスポンスのデータ列を発行処理の情報操作に利用しているからであり、通常、ICカードに対しては、送信用と受信用の命令文が混在している。
【0053】
【発明の効果】
本発明の発行処理データ作成装置及び作成方法によれば、カード発行の都度、個別の発行処理データ作成モジュールを作る必要がない。対象となるカード発行に応じて、使用する命令、使用する操作データを登録し、組み合わせ指定するのみで良いため、処理データ作成作業が容易且つ迅速に行える。その結果、発行処理も迅速且つ円滑にできる。
また、発行処理データとして、ひな型パターンファイルを用いる場合には、発行処理の直前に記憶させる実データが得られる場合でも、事前に実データの部分を除いて(実データの代わりにデータ指定情報を代入して)発行処理データを作成しておけるので、迅速で円滑な発行処理が可能となり、また、工程管理上でも作業員を効率的に配置できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成装置の構成の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明に係る情報記憶媒体の発行処理データ作成方法の手順の一実施例を示すフローチャート。
【図3】命令コード登録と命令コード選択をする操作画面の一例。
【図4】操作データ登録をする操作画面の一例。
【図5】命令コード選択と操作データ選択で、命令文生成の組み立て方を指定する操作画面の一例。
【図6】本発明で得られる命令文の一例。
【図7】本発明で得た処理データ(ひな型パターンファイル)を用いた発行処理の手順を示すフローチャート。
【図8】従来の発行処理の手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 情報記憶媒体の発行処理データ作成装置
2 命令コード登録手段
3 命令コード選択手段
4 操作データ登録手段
5 操作データ選択手段
6 命令文生成手段
7 発行処理データ
7a 発行パータンファイル
7b ひな型パターンファイル
8 個別データファイル
A 発行処理装置
C 情報記憶媒体
C1 情報記憶手段
C2 CPU

Claims (6)

  1. 外部からの命令によって動作する情報記憶媒体の発行処理に際して、該情報記憶媒体の情報記憶手段への情報の書き込み、読み出し等の情報操作に利用する発行処理データを作成する装置であって、
    同一機能の命令に対して複数の命令コードを登録可能な命令コード登録手段と、
    情報操作で使用する操作データを複数登録可能な操作データ登録手段と、
    命令コード登録手段により登録された命令コードの中から同一機能の命令毎に任意の一つの命令コードを選択し、また、選択された命令コードの中から命令の機能に応じて任意の命令コードを選択する命令コード選択手段と、
    操作データ登録手段により登録された操作データの中から、任意の操作データを選択する操作データ選択手段と、
    命令コード選択手段により機能に応じて選択された命令コードと、操作データ選択手段により選択された操作データと、を結合し情報記憶媒体とデータ通信するための命令文を作成する命令文生成手段と、
    を備えたことを特徴とする情報記憶媒体の発行処理データ作成装置。
  2. 命令コード選択手段により機能に応じて選択される命令コードが、少なくとも、書き込み用命令、読み出し用命令及びプロテクト用命令からなる群より選ばれた1以上の命令コードであることを特徴とする、請求項1記載の情報記憶媒体の発行処理データ作成装置。
  3. 命令文生成手段が生成する命令文が、情報操作に使用する実際の操作データの代わりに、該データを指定するデータ指定情報を有する、ひな型パターンファィルであることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記憶媒体の発行処理データ作成装置。
  4. 外部からの命令によって動作する情報記憶媒体の発行処理に際して、該情報記憶媒体の情報記憶手段への情報の書き込み、読み出し等の情報操作に利用する発行処理データを作成する方法であって、
    同一機能の命令に対して1以上の命令コードを登録し、また情報操作で使用する1以上の操作データを登録し、
    登録された命令コードの中から同一機能の命令毎に任意の命令コードを選択し、
    選択された命令コードの中から命令の機能に応じて任意の命令コードを選択し、また、登録された操作データから任意の操作データを選択し、
    機能に応じて選択された命令コードに対応する選択された操作データとを結合し情報記憶媒体とデータ通信するための命令文を作成する、
    ことを特徴とする情報記憶媒体の発行処理データ作成方法。
  5. 前記登録された命令コードの中から機能に応じて選択される命令コードが、少なくとも、書き込み用命令、読み出し用命令及びプロテクト用命令からなる群より選ばれた1以上の命令コードであることを特徴とする、請求項4記載の情報記憶媒体の発行処理データ作成方法。
  6. 情報記憶媒体とデータ通信するための作成された命令文が、情報操作に使用する実際の操作データの代わりに、該データを指定するデータ指定情報を有する、ひな型パターンファィルであることを特徴とする請求項4又は5記載の情報記憶媒体の発行処理データ作成方法。
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