JP3574385B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は被包装物の搬送装置を備えた包装装置に関し、被包装物の搬送及び包装の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーやコンビニエンスストアで販売される容器入り食料品の多くは伸長性のあるポリオレフィンフィルム等の包材で全体包装されている。このような包装に用いられるストレッチ包装機としては、水平に保持した包材の中央部に向けて、被包装物を下方から押し上げて上記包材の側縁部を伸長させ、この伸長した包材側縁部を被包装物の底面側に折り込んで包装するリフト式のものが知られている。
【0003】
この場合、ストレッチ包装機には、被包装物を機外から機内に搬入するための搬送装置が一般に備えられる。さらに、この搬送装置には計量装置が組み合されることがあり、被包装物は搬送中にその重量を計量された後、機内のリフト装置に受け渡されるようになっている。
【0004】
上記搬送装置には、機外から供給された被包装物を機内まで確実に搬送することが要求され、この種の搬送装置としては、例えば、特開平9−226712号公報に開示されているものがある。
【0005】
この搬送装置は、図14に示すように、ストレッチ包装機の本体フレームAの幅方向に回転自在に軸支された前後一対のシャフトB(被包装物搬送の上流側の一方のみ図示)に、それぞれ4個のスプロケットC…Cが固設されているとともに、前後で対応する各スプロケットC…C間にチェーンDが巻き掛けられて、計4条の走行用チェーンD…Dが所定間隔で並行配置された構成となっている。そして、図示しないモータの駆動により、上記4条の走行用チェーンD…Dが所定方向(矢印で図示)に走行するようになっている。
【0006】
また、上記走行用チェーンD…Dの下方に、計量器(図示せず)が備えられている。この計量器に備えられた計量台Eは、図例のように五つの部分E′…E′に分割されて、これらの部分E′…E′と走行用チェーンD…Dとが交互に配置されている。
【0007】
そして、各走行用チェーンDには二つの供給爪F(一方のみ図示)が等間隔に立設されていて、該走行用チェーンD…Dが走行したときに、上記計量台Eに載置された被包装物Xが供給爪Fによって、下流側(図例では右方向)に向けて安定して押し出されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記搬送装置においては、被包装物Xを載置する計量台Eが五つの部分E′…E′に分割されて、これらの部分E′…E′間に隙間が形成されているので、これらの隙間から異物が落下するようになる。特に、計量台Eが計量器に固着されている場合、落下した異物を取り除くのは面倒であるばかりでなく、計量台Eの清掃もしづらくなる。
【0009】
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、被包装物載置面の清掃が容易である搬送装置を備えた包装装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するため、本願の各発明は以下のように構成したことを特徴とする。
【0011】
まず、請求項1に記載の発明(以下、第1発明という)は、被包装物の重量を計量する計量手段と、計量された被包装物を機体内に搬送する搬送手段と、搬送された被包装物を上方に保持された包材に向けて押し上げるリフト手段と、押し上げられた被包装物を上記包材で包装する包装手段とを有する包装装置において、上記計量手段は、被包装物の載置面が連続する平坦面とされた計量台を有し、上記搬送手段は、載置面上の被包装物を後方から支持して移送する移送部材と該移送部材を駆動する駆動手段とを有して計量台上の被包装物を上記リフト手段に向けて移送し、かつ、上記計量台は、上記移送部材が該計量台 の上方から退避した位置で停止しているときに、上記計量手段に備えられた計量器から脱着可能とされていることを特徴とする。
【0015】
また、請求項2に記載の発明(以下、第2発明という)は、第1発明において、移送部材を、載置面の上方に配置されて被包装物の移送方向と直交する方向に延びるプッシャ部材で構成し、駆動手段を、被包装物載置面の両側で移送部材の両端部にそれぞれ連結されて該移送部材を被包装物の移送方向に駆動するように構成することを特徴とする。
【0016】
そして、請求項3に記載の発明(以下、第3発明という)は、第1発明又は第2発明において、駆動手段は、搬送動作の停止時に、移送部材を被包装物載置面の上方から退避した位置で停止させるように該移送部材を制御する移送部材制御手段を有することを特徴とする。
【0017】
また、請求項4に記載の発明(以下、第4発明という)は、上記第1発明又は第3発明において、計量台に、計量器に対向する面に凹部もしくは凸部を設けるとともに、計量器の計量台に対向する面に、上記凹部もしくは凸部に対応する凸部もしくは凹部を設けることを特徴とする。
【0020】
上記の構成によれば以下のような作用が得られる。
【0021】
まず、第1発明によれば、計量手段は、被包装物の載置面が連続する平坦面とされた計量台を有するとともに、搬送手段は、該計量台上の被包装物をリフト手段に向けて移送するので、重量が計量された被包装物はリフト装置に向けて確実に移送されるようになる。しかも、計量台は、被包装物載置面が平坦面とされているので、該計量台の清掃は容易になる。また、上記搬送手段は、載置面上の被包装物を後方から支持して移送する移送部材と、該移送部材を駆動する駆動手段とを有しているので、被包装物は載置面上を後方から押し出されながら移送されることになる。さらに、上記移送部材が計量台の上方から退避した位置で停止しているときに、上記計量台は、計量手段に備えられた計量器から脱着可能とされているので、計量台の交換が容易になるとともに、計量台の清掃がより一層容易になる。
【0027】
また、第2発明によれば、移送部材を、載置面の上方に配置されて被包装物の移送方向と直交する方向に延びるプッシャ部材で構成し、また、駆動手段を、被包装物載置面の両側で移送部材の両端部にそれぞれ連結されて該移送部材を被包装物の移送方向に駆動するように構成しているので、移送部材及びその駆動手段が載置面の清掃を阻害することはない。
【0028】
そして、第3発明によれば、駆動手段は、搬送動作の停止時に、移送部材を被包装物載置面の上方から退避した位置で停止させるように該移送部材を制御する移送部材制御手段を有しているので、載置面への被包装物の載置が容易になるとともに、載置面の清掃や装置トラブル時の対処が容易になる。
【0029】
また、第4発明によれば、計量台の計量器に対向する面に凹部もしくは凸部を設けるとともに、計量器の計量台に対向する面に、上記凹部もしくは凸部に対応する凸部もしくは凹部を設けているので、計量器に対する計量台の位置決めや脱着がよりスムーズに行われるようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通して、本発明をさらに詳しく説明する。なお、本発明に係る包装装置の一例として、ストレッチ包装機について説明することとする。
【0032】
図1に示すように、本実施の形態に係るストレッチ包装機1は、本体2の正面側に備えられた計量搬送装置10を介して被包装物Xを矢印aのように正面側から搬入し、本体2内部のセンタリング装置20、リフト装置30、及びフィルム折込装置40を経て、本体2の上部側に備えられた排出装置50を介して被包装物Xを矢印dのように排出するようになっている。なお、本実施の形態においては、被包装物Xは、物品Mとこれを収納するトレーTとを包括したものである。
【0033】
ここで、被包装物Xが上記ストレッチ包装機1に供給されたのち、ストレッチフィルムにより全体包装されて、該包装機1から排出されるまでの流れを概略説明する。
【0034】
まず、被包装物Xは、作業者により計量搬送装置10の始端部に載置される。そして、該装置10に組み込まれた計量器(図1には図示せず)でその重量が計量されたのち、被包装物Xは該装置10によって本体2内部に向けて矢印aのように搬入され、センタリング装置20に受け渡される。被包装物Xはこのセンタリング装置20によって搬送方向に直交する方向(以下、搬送幅方向という)の位置を修正されたのち、本体2のさらに内部奥に向けて矢印bのように搬送され、リフト装置30に受け渡される。
【0035】
なお、被包装物Xを計量搬送装置10に供給する手段としては、自動供給装置を計量搬送装置10の上流側に設け、搬送作業の効率化を図ることも可能で、その場合には、例えば通常のベルトコンベア、プッシャ付きコンベア、ロボット式の供給装置等を用いることができる。
【0036】
次いで、被包装物Xは、上記リフト装置30によって矢印cのように押し上げられる。この上昇経路途中に包装用のストレッチフィルムYが水平に張られており、被包装物Xの上昇によって緊張した状態となる。そして、本体2上部に備えられたフィルム折込装置40によって、この緊張状態のフィルムYの側縁部がトレーTの底面側に折り込まれることにより、物品MがトレーTごと上記フィルムYで全体包装される。
【0037】
このようにして包装された被包装物Xは、上記フィルム折込装置40の奥方(図1において右側)に備えられた排出プッシャ(図示せず)で矢印dのように押し出され、排出装置50の途中に備えられた熱シール装置(図示せず)によって底面側の折り込まれたフィルムYの側縁部が溶着されて排出されるようになっている。
【0038】
また、排出装置50の下部で、かつ、計量搬送装置10とセンタリング装置20との間の上方には、上記計量搬送装置10の載置面上の被包装物Xを撮像する撮像装置60が取り付けられている。この撮像装置60は、CCDカメラ61と、被包装物載置面を照らす、例えば蛍光灯等の照明器具62とを備えている。
【0039】
そして、本体2の正面上部には、表示部71と操作部72とを有する作業操作卓70が備えられている。この操作卓70はCPU73を内蔵しており、このCPU73によって、上記計量搬送装置10、センタリング装置20、リフト装置30、フィルム折込装置40、排出装置50等の各動作が統括管理されるようになっている。
【0040】
次に、図2〜図7により、本発明の特徴部である計量搬送装置10について説明する。
【0041】
図2に示すように、上記計量搬送装置10は、その始端部側及びセンタリング装置20の終端部側のそれぞれ上下2箇所に、左右一対のサイドフレーム100,100間にわたって回転自在に軸支されたシャフト101〜104を有している。また、各シャフト101〜104の被包装物Xの搬送方向に沿った左右端部近傍の所定位置に、それぞれ一対のスプロケット105a,105a,105b,105b,105c,105c,105d,105dが固設されている。
【0042】
そして、搬送方向に沿って左右2列に配設された上記スプロケット105a〜105d,105a〜105dには、それぞれ1条の無端軌道状の走行用チェーン106が巻き掛けられている。
【0043】
さらに、センタリング装置20の下方には、モータ107が備えられており、その駆動軸108にスプロケット109aが固設されている一方、上記シャフト104には、スプロケット105dよりも内方に、スプロケット109aに対応する別なるスプロケット109bが固設されており、これら両スプロケット109a,109b間に伝動用チェーン110が巻き掛けられている。
【0044】
次に、計量搬送装置10に備えられた計量台について説明する。
【0045】
図2及び図3に示すように、上記走行用チェーン106,106の内方に、被包装物Xを載置する計量台120が備えられ、該計量台120の直下方には被包装物Xの重量を計量する計量器130が配置されている。
【0046】
そして、図3及び図4に示すように、上記計量台120は、被包装物載置面となる底部121が連続した平坦面とされている。また、該底部121の搬送始端部側には、6個のスリット122a…122aを有する案内部材122が、そして、搬送方向に沿った両側部には、壁部材123,123がそれぞれ立設されている。
【0047】
また、上記計量台底部121の被包装物載置面とは反対側の面には、横断面が台形状とされた3個の細長い突起部材124…124がそれぞれ所定位置に固設されている。このうち、2個の突起部材124,124は計量台底部121の両側部近傍に搬送方向に沿って、そして1個の突起部材124は搬送始端部近傍に搬送幅方向に延びるように配置されている。
【0048】
一方、計量器130側には、上記3個の突起部材124…124に対応するように、横断面が台形状とされた凹部を有する3個の細長い受け部材131…131がそれぞれ所定位置に固設されており、該受け部材131…131と上記突起部材124…124とが嵌合するようになっている。
【0049】
そして、上記計量台120の被包装物載置面である底部121は、撮像装置60に備えられたCCDカメラ61によるトレーTの識別を容易にする色とされている。例えば、青色、灰色、緑色等の色が使用できるが、この色に限定されることはない。また、案内部材122や壁部材123,123等も底部121と同じ色とされてもよい。
【0050】
ここで、計量器130或いは撮像装置60による計量台120の設置不良の検出方法について説明する。
【0051】
まず、計量器130による計量台120の取り付け不良の検知方法について説明する。通常この種の計量器130の場合、計量台120を風袋として零点設定が行われている。したがって、例えば清掃等の目的で計量台120を計量器130から取り外した場合、計量器130は上記計量台120の重量分だけマイナスされた計量信号を発信することになる。この計量信号を受信した作業操作卓70に内蔵されたCPU73は、計量台120が計量器130における所定位置に取り付けられていないことを検知する。そして、上記CPU73は、例えば作業操作卓70の表示部71にエラー表示を表示させるように、或いは図示しないブザーに警告音を出させるように制御するとともに、ストレッチ包装機1を動作させないように制御する。
【0052】
次に、撮像装置60による計量台120の取り付け不良の検知方法を、図5及び図6に基づいて説明する。
【0053】
まず、図5に示すように、計量台底部121の被包装物載置面とは反対側の面の所定位置に固設された3個の突起部材124…124(2個のみ図示)と、計量器130側の所定位置に固設された3個の受け部材131…131(同じく2個のみ図示)とが適正に嵌合している状態を、計量台120が計量器130における所定位置に取り付けられている状態とする。そして、上記計量台120の上方に取り付けられたCCDカメラ61のカメラ視界を角度αで示すと、この角度αは、被包装物Xの搬送方向に沿って上流側の視界端eと下流側の視界端fとにそれぞれ計量台120の色(例えば青色)が検出されるように設定されている。
【0054】
一方、図6に示すように、計量台底部121の被包装物載置面とは反対側の面の所定位置に固設された3個の突起部材124…124と、計量器130側の所定位置に固設された3個の受け部材131…131とが適正に嵌合していない状態を、計量台120が計量器130における所定位置に取り付けられていない状態の一例とする。その場合、上記計量台120の上方に取り付けられたCCDカメラ61の下流側の視界端fには計量台120の色が検出されるものの、上流側の視界端eには計量台120の色が検出されない。
【0055】
上記図5と図6との間では、CCDカメラ61による撮像信号に差異が生じることになるので、上記撮像信号を受信した作業操作卓70に内蔵されたCPU73は、計量台120が計量器130における所定位置に取り付けられていないことを検知する。そして、上記CPU73は、例えば作業操作卓70の表示部71にエラー表示を表示させるように、或いは図示しないブザーに警告音を出させるように制御するとともに、ストレッチ包装機1を動作させないように制御する。
【0056】
次に、計量台120に載置された被包装物Xを移送するプッシャ部材について説明する。
【0057】
図3及び図4に示すように、プッシャ部材140は、搬送幅方向に延びるフレーム部材141と、該部材141に延設された6個の櫛部材142…142とを有している。この櫛部材142…142は、上記計量台120に設けられた案内部材122の6個のスリット122a…122aを通過するような構成とされている。
【0058】
また、図7に示すように、プッシャ部材140は、フレーム部材141の搬送方向に沿った両側部141a,141aより突出するように折り曲げられた折り曲げ部141b,141bと、左右2条の走行用チェーン106,106に取り付けられた取付プレート143,143とを介して、走行用チェーン106,106に取り付けられている。
【0059】
そして、フレーム部材141の両側部141a,141aの下方部分には、それぞれ2個のガイドローラ144,144が回転自在に取り付けられている。
【0060】
一方、両サイドフレーム100,100にはそれぞれ、計量搬送装置10からセンタリング装置20まで被包装物Xの搬送方向に沿って延びるとともに、上記ガイドローラ144,144を案内するための搬送方向に沿った凹部145a,145aを有するプッシャガイド145,145が固設されている。
【0061】
また、上記プッシャ部材140は、ストレッチ包装機1、つまり計量搬送装置10の動作停止時には、計量台120の上方から退避した位置で停止するように、作業操作卓70に内蔵されたCPU73によって制御される。例えば本実施の形態の場合、プッシャ部材140は、図2における停止箇所Sで停止する。
【0062】
次に、防水及び防塵用の底部カバーについて説明する。
【0063】
図2及び図8に示すように、計量搬送装置10及びセンタリング装置20の下方に、両サイドフレーム100,100間に亘って底部カバー150が開閉可能に取り付けられている。
【0064】
上記底部カバー150は、両サイドフレーム100,100側がそれぞれ上方に折り曲げられており、且つ各折り曲げ部151の搬送方向に沿った両端部には、各サイドフレーム100に固設された前後2個のピン部材152,153にそれぞれ係合するように、係合部151a,151bが設けられている。そして、底部カバー150は、前側の係合部151aに設けられたスリット151c及び後側の係合部151bに設けられた長穴151dと、前後のピン部材152,153とを介して、図2及び図8中矢印iまたはjで示す方向に移動自在に支持されるとともに、後側のピン部材153を支点として、図8中矢印kまたはlで示す方向に回動自在に支持される。
【0065】
また、上記係合部151a,151b間には、サイドフレーム100の適宜個所に取り付けられたセンサ部材154に対し、キー部材155が取付部材156を介して挿抜可能に取り付けられている。この場合、該キー部材155がセンサ部材154に差し込まれた状態において、ストレッチ包装機1は動作し、一方、キー部材155がセンサ部材154から引き抜かれた状態では、作業操作卓70の表示部71にエラー表示が表示されるとともに、ストレッチ包装機1は動作しない。
【0066】
さらに、底部カバー150の適宜個所に、該カバー150の開閉を行う際に操作する取手部材157が取り付けられている。
【0067】
ここで、計量搬送装置10の作用を説明する。
【0068】
まず、上記モータ107を駆動させると、伝動用チェーン110を介してシャフト104が回転し、その結果、該シャフト104の左右両端部近傍に固設されたスプロケット105d,105dを介して、左右の走行用チェーン106,106が駆動される。
【0069】
そして、上記走行用チェーン106,106が走行すると、該チェーン106,106に取り付けられたプッシャ部材140は、該プッシャ部材140に備えられた6個の櫛部材142…142を介して、計量台120に載置された被包装物Xを押すので、該被包装物Xは本体2内部に向けて移送されるようになる。
【0070】
その場合、上記プッシャ部材140は、該部材140の両側部141a,141aに取り付けられた計4個のガイドローラ144…144と一対のプッシャガイド145,145に設けられた凹部145a,145aとを介して、プッシャガイド145,145により支持されるので、プッシャ部材140は転倒することなく、走行用チェーン106,106により安定して引っ張られるようになっている。
【0071】
また、計量台120の被包装物Xの移送方向に沿った両側部に壁部材123,123が立設されているので、移送中の被包装物Xが計量台120から脱落しないようになる。したがって、被包装物Xの安定した計量及び搬送が行われるようになる。
【0072】
そして、上記壁部材123,123を越えて被包装物Xが計量台120に載置されることがなくなるので、このことは撮像装置60による撮像範囲の限定に有効となる。
【0073】
さらに、計量台120に液状成分を含む被包装物Xが載置された場合、その計量及び搬送中に仮に液漏れが生じたとしても、計量台120には壁部材123,123が設けられているので、汚れが装置周辺に徒に拡大することはなくなる。
【0074】
一方、例えば清掃等のため、作業者がストレッチ包装機1の動作を停止させたとする。そして、作業者が計量台120を計量器130から取り外す場合、計量器120に固設された突起部材124…124と計量器130に固設された受け部材131…131との嵌合を解除するだけであり、しかも上記プッシャ部材140は、計量台120の上方から退避した停止位置Sで停止しているので、取り外し作業は容易になる。
【0075】
また、取り外された計量台120を清掃する場合、被包装物Xの載置面である底部121は連続する平坦面とされているので、清掃作業は容易になる。
【0076】
さらに、計量台120が計量器130から取り外されているので、計量器130は上記計量台120の重量分だけマイナスされた計量信号を発信することになり、上記計量信号を受信した作業操作卓70に内蔵されたCPU73は、計量台120が計量器130における所定位置に取り付けられていないことを検知する。そして、上記CPU73は、例えば作業操作卓70の表示部71にエラー表示を表示させるように、或いは図示しないブザーに警告音を出させるように制御するとともに、ストレッチ包装機1を動作させないように制御する。したがって、被包装物Xが誤って搬送されることは防止される。
【0077】
そして、開閉可能とされた底部カバー150が取り付けられているので、防水及び防塵が図られるとともに、機内及び該カバー150に堆積した異物等の清掃が容易になる。
【0078】
ここで、上記底部カバー230の開閉動作について説明すると、いま、図2に示すように該カバー150が閉じた状態では、キー部材155はセンサ部材154に差し込まれている。したがって、この場合、ストレッチ包装機1は動作することができる。
【0079】
次いで、底部カバー150を開ける場合には、まず、作業者は、取手部材157を介して矢印i方向(図2参照)に該カバー150を引く。そうすると、この底部カバー150は、前後の係合部151a,151bに設けられたスリット151c及び長穴151dと、前後のピン部材152,153とを介して、図2に示す状態から図8に実線で示す状態にスムーズに移動する。そのとき、底部カバー150に取り付けられたキー部材155がサイドフレーム100に取り付けられたセンサ部材154から引き抜かれる。
【0080】
そして、作業者は、取手部材157を介して矢印k方向(図8参照)に底部カバー150を引くことにより、該カバー150を開くことができる(図8中、鎖線参照)。
【0081】
上記したように、底部カバー150が開かれている場合には、キー部材155がセンサ部材154から引き抜かれているので、ストレッチ包装機1は動作することができない。つまり、底部カバー150を閉じて、且つキー部材155をセンサ部材154に差し込まない限りストレッチ包装機1は動作することができないので、例えば機内清掃後の底部カバー150の閉め忘れを防止することができる。
【0082】
そして、計量台120の計量器130への取り付けは、計量器120に固設された突起部材124…124と計量器130に固設された受け部材131…131との嵌合により達成されるので、計量器130に対する計量台120の位置決めはスムーズに行われる。
【0083】
その場合、仮に計量台120が計量器130における所定位置に取り付けられていないと、撮像装置60に備えられたCCDカメラ61による撮像信号に基づき、作業操作卓70に内蔵されたCPU73は、計量台120が計量器130における所定位置に取り付けられていないことを検知する。そして、上記CPU73は、例えば作業操作卓70の表示部71にエラー表示を表示させるように、或いは図示しないブザーに警告音を出させるように制御するとともに、ストレッチ包装機1を動作させないように制御する。したがって、被包装物Xが誤って搬送されることは防止される。
【0084】
次に、被包装物Xの搬送幅方向における位置を修正するセンタリング装置20について説明する。
【0085】
図2、図3及び図9に示すように、このセンタリング装置20は、平ベルトコンベア200を備えている。該コンベア200は、被包装物Xの搬送方向に沿った左右のコンベアサイドフレーム201,201間に回転自在に軸支された前後一対のロール202,203と、該ロール202,203間に巻き掛けられた平ベルト204とを有している。さらに、上記両ロール202,203の間には、平ベルト204を支える2個の支えロール205,205が配置されている。また、コンベアサイドフレーム201,201は、ブッシュ206,206(図9参照)を介してシャフト103に摺動自在に支持されている。なお、上記ロール202,203のうち下流側のロール203を支持する軸は上記シャフト103と共通するものである。
【0086】
次に、上記平ベルトコンベア200の搬送幅方向への移動機構について説明する。
【0087】
まず、図2及び図9に示すように、コンベアサイドフレーム201,201の下部には、ブラケット210を介して、搬送幅方向に延びるラック211が取り付けられている。そして、該ラック211に噛み合うピニオン212が、モータ213の駆動軸214に固設されている。
【0088】
また、左右コンベアサイドフレーム201,201の上流側には、それぞれコンベア支持部材215,215が固設されており、該部材215,215は、左右サイドフレーム100,100間に架設されたシャフト216に摺動自在に支持されている。
【0089】
一方、作業操作卓70に内蔵されたCPU73は、CCDカメラ61からの撮像信号を受信することにより被包装物Xを特定し、該当する物品M及びトレーTの情報を呼び出す。さらに、計量台120に載置された被包装物Xの適正位置からのずれを演算し、その結果に基づいてセンタリング装置20に備えられたモータ213の作動を制御する制御信号を送信するようになっている。
【0090】
次に、平ベルトコンベア200の搬送方向に沿った両側に備えられたカバー機構について説明する。
【0091】
まず、図3及び図9に示すように、両コンベアサイドフレーム201,201には、平ベルトコンベア200の左右両側の、且つ被包装物載置面より下方の部分を覆いながら、サイドフレーム100,100に向う上部カバー部材220,220が延設されている。
【0092】
一方、各サイドフレーム100には、3個の支持シャフト221…221がコンベアサイドフレーム201に向って突設されており、該シャフト221…221の先端部には、取付部材222を介して、上記上部カバー部材220より少し下方に位置するように下部カバー部材223が取り付けられている。また、上記3個の支持シャフト221…221のうちの中央の支持シャフト221にはばね224が介設されており、該ばね224の押付け力により、下部カバー部材223は取付部材222を介してコンベアサイドフレーム201に向けて常に付勢されている。
【0093】
なお、上記下部カバー部材223の構成に際し、支持シャフト221…221の概ね上方は、サイドフレーム100に沿って配設されたプッシャガイド145によって覆われるようになっている。
【0094】
ここで、上記センタリング装置20の作用を説明する。
【0095】
まず、平ベルトコンベア200は、シャフト103の回転により、計量搬送装置10から受け渡された被包装物Xをさらに下流側のリフト装置30へ受け渡すように動作する。
【0096】
一方、CPU73は、CCDカメラ61からの撮像信号に基づいて、計量台120に載置された被包装物Xの適正位置からのずれを演算し、このずれに対応した距離だけ平ベルトコンベア200を所定方向に移動させるように、モータ213の作動を制御する。
【0097】
その場合、上記計量台120の被包装物載置面となる底部121は連続した平坦面とされ、しかもCCDカメラ61によるトレーTの識別を容易にする色とされているので、被包装物Xは固定されたバックグラウンドに載置されて搬送されることになる。したがって、CCDカメラ61による検知精度は良好になる。
【0098】
さて、上記モータ213の作動により、ピニオン212は矢印g(図9参照)のように所定角度だけ回動するので、平ベルトコンベア200はラック211、ブラケット210、及びコンベアサイドフレーム201,201を介して矢印h(同じく図9参照)のように所定距離だけ移動するようになる。
【0099】
したがって、被包装物Xが、計量搬送装置10からセンタリング装置20に、仮に搬送幅方向の位置が適正位置に対して偏って受け渡されたとしても、該被包装物Xはその位置がセンタリング装置20によって適正位置に修正された後、さらに下流側のリフト装置30に受け渡されるようになる。このように、被包装物Xは常に、リフト装置30に適正な位置で受け渡されることになるので、リフト装置30の直上方で水平に保持されたストレッチフィルムYに突入した際の包装不良等は回避されるようになる。
【0100】
なお、平ベルトコンベア200が被包装物Xの位置修正のため搬送幅方向に所定距離だけ移動すると、上部カバー部材220,220は、コンベアサイドフレーム201,201を介して平ベルトコンベア200と同じ方向に移動する。したがって、平ベルトコンベア200が移動しても、その両側は常に上部カバー部材220,220によって覆われるようになる。
【0101】
さらに、上記上部カバー部材220,220の下方には、サイドフレーム100,100に備えられた下部カバー部材223,223が平ベルトコンベア200に向けて付勢されているので、該下部カバー部材223,223と上部カバー部材220,220とにより、平ベルトコンベア200の両側下方は常に覆われるようになる。したがって、これらカバー部材220,220,223,223の下方に被包装物Xが落ち込むことはない。
【0102】
次に、上記センタリング装置20より下流側に備えられたリフト装置30及びフィルム折込装置40について説明する。
【0103】
まず、図1、図10及び図11に示すように、リフト装置30は、複数のポスト部材301…301と、それらを取り付けた二つのベース部材302,303とを有しており、図示しない昇降駆動機構により昇降する。そして、下降位置では、各ポスト部材301に備えられたリフトヘッド304の頂部304aが、センタリング装置20の平ベルトコンベア200の上面と略同じ高さとなり、両者間で被包装物Xの受け渡しがなされる。なお、ポスト部材301…301は、ベース部材302,303上に適宜間隔を置いて展開した状態で取り付けられている(図10参照)。
【0104】
ここで、上記ポスト部材301…301の構成を説明すると、図11に示すように、リフトポスト305と、該リフトポスト305の上部に連結された連結部材306の上端部に、支持軸307を介して被包装物Xを受支するリフトヘッド304が回動自在に装着されている。その場合に、該リフトヘッド304は、支持軸307に外嵌された弦巻状のリターンスプリング308により、その頂部304aが常時上方を向くように付勢されていると共に、矢印m方向に外力が作用したときに、上記支持軸307を支点として矢印n方向に傾倒するようになっている。
【0105】
図10に示すように、上記ポスト部材301…301は、フィルム折込装置40に備えられた左右及び後折込板(左折込板400のみ図示)が該ポスト部材301…301に対して突入したとき、その押圧によりそれぞれの折込板の突入方向o,p,qに傾倒するように、各ベース部材302,303上に配置されている。例えば、図例によると、領域Z1内に配置されたポスト部材301…301は矢印o方向に、領域Z2内に配置されたポスト部材301…301は矢印p方向に、そして、領域Z3内に配置されたポスト部材301…301は矢印q方向に、それぞれ傾倒するようになっている。
【0106】
また、図10及び図11に示すように、各リフトヘッド304は、傾倒方向に対して手前側の両側部近傍の一部304b,304bが斜めに切り欠かれた形状とされている。これにより、元来傾倒方向に外力が作用した場合にリフトヘッド304が傾倒するように構成されているポスト部材301において、上記リフトヘッド304に、リフト装置30の直上方でフィルム保持装置401,401(図10参照)によって水平に展開した状態で保持されているストレッチフィルムYが斜め方向から接触してきたとしても、リフトヘッド304に上記切り欠き部304b,304bが設けられているため、フィルムYからの押圧によってリフトヘッド304の傾倒方向に分力が発生することになり、リフトヘッド304は、その傾倒方向にスムーズに傾倒することができるようになる。
【0107】
次に、フィルム折込装置40は、伸長したストレッチフィルムYの左右両縁部と後側縁部とをそれぞれ被包装物Xの底面側に折り込んだのち、被包装物Xを排出装置50に排出することにより、残るフィルムYの前側縁部を被包装物Xの底面側に最後に折り込む。
【0108】
そして、排出装置50に排出された包装済みの被包装物Xは、図示しない熱シール装置によって底面側に折り込まれたストレッチフィルムYの各側縁部が溶着されて、包装作業が完了するようになっている。
【0109】
なお、上記実施の形態において、計量台底部121の被包装物載置面とは反対側の面に、3個の細長い突起部材124…124を図3に示すように配置したが、本発明はこれに限定されることはない。例えば図12に示すように、矢印aで示す搬送方向に直交するように2個の突起部材124A,124Aを配置してもよいし、また、図13に示すように、矢印aで示す搬送方向に対して傾斜するように2個の突起部材124B,124Bを配置してもよい。一方、計量器130側において、上記計量台120側に対応した受け部材の配置が必要である。
【0110】
また、上記実施の形態において、センタリング装置20を制御するためにCCDカメラ61を用いたが、CCDカメラ61からの撮像信号における明度変化をセンシングすることにより、プッシャ部材140を待機状態から解除することができるようになる。例えば、ストレッチ包装機1の動作停止中に、作業を開始すべく作業者が計量搬送装置10に接近したことで、CCDカメラ61による撮像信号に基準値以上の変化が生じたら、CPU73にストレッチ包装機1を待機モードから始動モードへと変更する制御信号を送信させることも可能になり、自動化に役立つようになる。
【0111】
そして、上記実施の形態において説明したセンタリング装置20の代わりに、例えば、被包装物Xの搬送径路を挟んで相互に同一距離だけ近接離反する左右一対の押圧部材を有し、該押圧部材が左右両方向から搬送径路上に進出することにより被包装物Xを左右両方向から押圧し、搬送幅方向の中央部に位置決めするように構成されたセンタリング装置を設置してもよい。
【0112】
また、上記した実施の形態に関する説明においては、コンベア式の計量台を用いる場合について触れなかったが、この場合においても、上記実施の形態で述べた固定式の計量台120と同様に、清掃が容易になる。さらに、撮像手段が組み合わされた場合には、該撮像手段による安定した被包装物検知が可能になるとともに、検知精度は良好になる。
【0113】
【発明の効果】
以上具体例を挙げて詳しく説明したように、まず、第1発明によれば、計量手段は、被包装物の載置面が連続する平坦面とされた計量台を有するとともに、搬送手段は、該計量台上の被包装物をリフト手段に向けて移送するので、重量が計量された被包装物はリフト装置に向けて確実に移送されるようになる。しかも、計量台は、被包装物載置面が平坦面とされているので、該計量台の清掃は容易になる。また、上記搬送手段は、載置面上の被包装物を後方から支持して移送する移送部材と、該移送部材を駆動する駆動手段とを有しているので、被包装物は載置面上を後方から押し出されながら移送されることになる。さらに、上記移送部材が計量台の上方から退避した位置で停止しているときに、上記計量台は、計量手段に備えられた計量器から脱着可能とされているので、計量台の交換が容易になるとともに、計量台の清掃がより一層容易になる。
【0119】
また、第2発明によれば、移送部材を、載置面の上方に配置されて被包装物の移送方向と直交する方向に延びるプッシャ部材で構成し、また、駆動手段を、被包装物載置面の両側で移送部材の両端部にそれぞれ連結されて該移送部材を被包装物の移送方向に駆動するように構成しているので、移送部材及びその駆動手段が載置面の清掃を阻害することはない。
【0120】
そして、第3発明によれば、駆動手段は、搬送動作の停止時に、移送部材を被包装物載置面の上方から退避した位置で停止させるように該移送部材を制御する移送部材制御手段を有しているので、載置面への被包装物の載置が容易になるとともに、載置面の清掃や装置トラブル時の対処が容易になる。
【0121】
また、第4発明によれば、計量台の計量器に対向する面に凹部もしくは凸部を設けるとともに、計量器の計量台に対向する面に、上記凹部もしくは凸部に対応する凸部もしくは凹部を設けているので、計量器に対する計量台の位置決めや脱着がよりスムーズに行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るストレッチ包装機の全体構成を示す概略側面図である。
【図2】同包装機の計量搬送装置及びセンタリング装置部分を説明するため部分破断して側方から見た図である。
【図3】図1のア−ア線に沿う矢視図である。
【図4】図2のイ−イ線に沿う断面図である。
【図5】撮像装置による計量台の設置不良の検出を説明する図である。
【図6】同じく撮像装置による計量台の設置不良の検出を説明する図である。
【図7】図4のウ−ウ線に沿う矢視図である。
【図8】底部カバーの構成を説明する図である。
【図9】図2のエ−エ線に沿う矢視図である。
【図10】リフト装置を説明する平面図である。
【図11】図10のオ−オ線に沿う矢視図である。
【図12】計量台に設けられた突起部材の別なる配置を示す図である。
【図13】同じく計量台に設けられた突起部材の別なる配置を示す図である。
【図14】従来の搬送装置を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 ストレッチ包装機
10 計量搬送装置
30 リフト装置
40 フィルム折込装置(包装手段)
60 撮像装置
61 CCDカメラ
70 作業操作卓
73 CPU(移送部材制御手段、判別手段)
106 走行用チェーン(駆動手段)
120 計量台
121 底部(被包装物載置面)
124,124A,124B 突起部材
130 計量器
131 受け部材
140 プッシャ部材
S 停止位置
X 被包装物
Y ストレッチフィルム(包材)
Claims (4)
- 被包装物の重量を計量する計量手段と、計量された被包装物を機体内に搬送する搬送手段と、搬送された被包装物を上方に保持された包材に向けて押し上げるリフト手段と、押し上げられた被包装物を上記包材で包装する包装手段とを有する包装装置であって、上記計量手段は、被包装物の載置面が連続する平坦面とされた計量台を有し、上記搬送手段は、載置面上の被包装物を後方から支持して移送する移送部材と該移送部材を駆動する駆動手段とを有して計量台上の被包装物を上記リフト手段に向けて移送し、かつ、上記計量台は、上記移送部材が該計量台の上方から退避した位置で停止しているときに、上記計量手段に備えられた計量器から脱着可能とされていることを特徴とする包装装置。
- 移送部材は、載置面の上方に配置されて被包装物の移送方向と直交する方向に延びるプッシャ部材で構成され、駆動手段は、被包装物載置面の両側で移送部材の両端部にそれぞれ連結されて該移送部材を被包装物の移送方向に駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
- 駆動手段は、搬送動作の停止時に、移送部材を被包装物載置面の上方から退避した位置で停止させるように該移送部材を制御する移送部材制御手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装装置。
- 計量台には、計量器に対向する面に凹部もしくは凸部が設けられているとともに、計量器の計量台に対向する面には、上記凹部もしくは凸部に対応する凸部もしくは凹部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の包装装置。
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