JP3574305B2 - スケジュールに基づいたナビゲーション方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスケジュールに基づいたナビゲーション方法に係わり、特に、予め入力されている簡易スケジュールに従って次のスケジュールの移動先への出発時刻を報知し、あるいは、次のスケジュールの移動先への誘導経路を自動的に表示するナビゲーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯型のスケジュール管理機器として、PDAやアラーム機能付きの腕時計等がある。これらは、予め設定しておいた時刻にブザーや振動により設定された時刻がきたことを知らせるものである。また、車等により別の場所に移動する場合、ユーザは出発する時刻を自分で検討して、その時刻を忘れないようにアラーム時刻としてPDAや腕時計に設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、(1) PDAや腕時計ではスケジュール管理とは別にアラーム時刻を別途設定する必要があり、設定操作が面倒である。(2) また、アラーム時刻はユーザ本人の判断で予測して設定した時刻であり、初めて訪れる場所の場合には、正確さに欠け、約束の時間に到着できない問題がある。(3) 更に、1日に多くのスケジュールが組まれ、順次、スケジュールに従って車で移動する場合には、それぞれのスケジュールについて出発のアラーム時刻を設定しなければならないため、ますます面倒となる。(4) また、スケジュールに従って車で移動する場合、その都度、移動先までの誘導経路の設定操作を行う必要があり操作が面倒である。(5) 更に、PDA等は「何時でも何処にでも」もち歩くには大きすぎる。
【0004】
以上から本発明の目的は、出発時刻を別途ユーザの判断で設定する必要がないようにすることである。
本発明の別の目的は、一日の各スケジュールの移動先、移動先到着時刻等を予め携帯ユニットより入力するだけで自動的に各スケジュールの移動先への出発時刻を報知できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1のナビゲーション方法は、(1) 予め、移動先及び移動先に到達してなければならない時刻を含む1以上のスケジュールを設定してナビゲーション装置に入力し、(2) ナビゲーション装置において、ある移動先から次のスケジュールの移動先までの誘導経路を探索してその移動所要時間を計算し、同様にして時間的に隣接する全スケジュールの組み合わせに係る移動所要時間を計算し、(3) 前記移動所要時間と各スケジュールの時刻とから、全スケジュールについて次のスケジュールの移動先に向けて出発する時刻を算出して携帯ユニットに送出し、(4) 携帯ユニットは各スケジュールの移動先への出発時刻を記憶し、該出発時刻になると音声により報知する。
【0006】
このようにすれば、出発時刻を別途ユーザの判断で設定する必要がない。また、一日の各スケジュールの移動先、移動先到着時刻等を予め携帯ユニットより入力するだけで、あとは、自動的に各スケジュールの移動先への出発時刻を報知できる。さらに、ナビゲーション装置が最適誘導経路による移動先までの所要時間を考慮して出発時間を算出するため、移動先が初めて訪れる場所であっても正しい出発時間の報知ができる。
【0007】
請求項2のナビゲーション方法は、次のスケジュールの移動先への移動時に、出発時間算出の元になった誘導経路を表示する。このようにすれば、出発時間算出のもとになった誘導経路に沿ってユーザを案内でき、移動先に遅れることがないようにできる。
【0008】
請求項3のナビゲーション方法は、(1) 前記携帯ユニットとしてリモコンを設けると共に、該リモコンとの間でデータを双方向に送受し、リモコンよりのデータに従って所定の動作を行う制御ユニットを車両に設け、(2) リモコンにスケジュールを設定し、(3) 該スケジュールをリモコンより制御ユニットを介してナビゲーション装置に入力し、(4) 前記出発時間を制御ユニットを介してリモコンに入力する。
このようにすれば、携帯可能なリモコン、例えばキーレスリモコンを簡易のスケジュール管理機器として使用でき、しかも、該リモコンに出発時間報知機能を持たせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(a)全体の構成
図1は本発明を実現するシステムの全体構成図であり、1はスイッチのオン/オフにより自動車のドア開閉を行うと共に、スケジュール管理機能を備えたキーレスリモコン、2は車載のキーレスコントロールユニットであり、キーレスリモコン1との間で電波によりデータを双方向に送受してドア開閉等の制御を行うと共に、ナビゲーション装置との間でバス通信によりスケジュールデータ等の送受を行うもの、3はナビゲーション装置、4はドア開閉機構である。
【0011】
(b)キーレスリモコン
キーレスリモコン1において、11は操作部で、各種表示を行う表示部11aと、セキュリティ操作、スケジュール管理用の各種キーを備えたキー部11bを備えている。12はマイコン構成のリモコン処理部であり、操作部11のキー操作に応じた処理、送信データの作成処理/マンチェスターコード化処理等を行うと共に、マンチェスターコード化された受信データの復元/受信データに応じた処理等を行う。13は操作部11より入力された簡易スケジュール等を記憶するメモリであり、簡易スケジュールは図2に示すように、各スケジュール毎に、▲1▼日時(移動先に到着してなければならない日時)、▲2▼移動先(訪問先あるいは所在場所)、▲3▼移動先の電話番号、▲4▼移動先への出発時間(チャイム時間)等を含んでいる。日時、移動先、移動先の電話番号はリモコンユニット1の所持者が操作部11より入力し、移動先への出発時間(チャイム時間)はキーレスコントロールユニット2が計算してリモコン1に送出する。
【0012】
14はチャイム発生機であり、移動先への出発時間(チャイム時間)になるとリモコン処理部12の制御でチャイム音を鳴らして出発時刻をユーザに報知する。尚、報知する手段はチャイムでなくても、ブザー等であってもよい。15は送信データに基づいて搬送波をFSK変調等の所定の変調方式によりデジタル変調し、更に、周波数変換と電力増幅を行う送信部、16は送受信兼用のアンテナ、17は低雑音高周波増幅、周波数変換、デジタル復調等を行いキーレスコントロールユニット2から送信されたデータを受信、復調する受信部である。
【0013】
図3はキーレスリモコン1の外観図であり、11aは表示部、11bはキー部、KA〜KDは簡易スケジュール用のキー、その他のキーはセキュリティ操作用のキーである。簡易スケジュール用のキーにおいて、(1) KAはスケジュール日付変更操作キーで、その短押しにより表示部に表示されるスケジュールの日付を切り替えるもの(図4A参照)、(2) KBは当日スケジュール確認操作キーで、その短押しにより選択されている日付内のスケジュールを切り替えて表示するもの(図4B参照)、(3) KCはスケジュール入力キーであり、その長押し/短押しにより、入力文字/入力桁を切り替えてスケジュールを入力するもの、(4) KDはスケジュール送信キーであり、短押しにより車両ユニット(キーレスコントロールユニット2)にスケジュールデータを送信するものである。
【0014】
(c)キーレスコントロールユニット
キーレスコントロールユニット2において、21は送受信兼用のアンテナ、22は高周波増幅、周波数変換、デジタル復調等を行いリモコン1から送られてくるデータの受信、復調を行う受信部、23はコントローラから入力されたデータに基づいて搬送波をFSK変調等の所定の変調方式によりデジタル変調し、更に、周波数変換と電力増幅を行う送信部、24はマイコン構成のコントローラであり、(1) リモコン1からのコマンドに基づいてドアをキーレス開閉する機能、(2) リモコン1から入力されたスケジュールデータをナビゲーション3にバス通信する機能、(3) ナビゲーション装置から入力された移動先までの所要時間に基づいて各スケジュールの出発時間を算出する機能、(4) 前記出発時間等のデータを送信部13に入力してリモコン1に送出する機能等を備えている。24aはメモリで、リモコンより受信したスケジュールデータ等を記憶するものである。
【0015】
(d)ナビゲーション装置
図5はナビゲーション装置3の構成図である。図中、31は地図情報を記憶する地図記憶媒体で、例えばCD−ROM、32はCD−ROMからの地図情報の読み取りを制御するCD−ROM制御部、33は車両現在位置を測定する位置測定装置であり、移動距離を検出する車速センサー、移動方位を検出するジャイロ、GPS、位置計算用CPU等で構成されている。34は、CD−ROMから読出した地図情報を記憶する地図情報メモリ、35はCD−ROMから読出したタウンページデータを記憶するタウンページデータ記憶メモリ、36はメニュー選択操作、拡大/縮小操作、手動地図スクロール等を行うリモコン、37はリモコンインタフェースである。
【0016】
38はナビゲーション装置全体を制御するプロセッサ(CPU)、39は各種プログラム(誘導経路探索処理、ピンポイント検索処理、マップマッチング処理等)を記憶するROM、40は処理結果を記憶するRAM、41はは地図画像を発生するディスプレイコントローラ、42はディスプレイコントローラが発生した地図画像を記憶するビデオRAM、43は地図/誘導経路/自動車マーク等を表示する表示装置、44はキーレスコントロールユニット2との間でバス通信によりデータ送受を行うバス通信インタフェース部である。
【0017】
タウンページデータ記憶メモリ35に記憶されるタウンページデータには、▲1▼電話番号入力により該電話番号の施設(各種店舗、会社、銀行等)を検索してその周辺地図を表示するための電話番号データベース、▲2▼施設毎にその名称、職業、経緯度位置等を網羅した施設データベース、▲3▼ビル等の建物毎に、経緯度位置、名称、ビル使用者の詳細情報(名称、電話番号、住所)を網羅した建物データベース等がある。
従って、タウンページデータを参照することにより、簡易スケジュール(図2)に含まれる移動先電話番号あるいは移動先名称から移動先の経緯度位置を求めることができる。
【0018】
(e)各スケジュールの出発時間報知制御
図6はリモコン1より入力された各スケジュールの移動先への出発時間を報知する報知制御の処理フローである。
キーレスリモコン1のキー部11bを操作して一日の簡易スケジュールを入力してメモリ13に記憶する(ステップ101)。簡易スケジュールは図2に示すように、スケジュール毎に移動先に到着する日時、移動先名称、移動先電話番号等を含んでいる。また、簡易スケジュールの各スケジュールは日時の早いものから順番に、すなわち、移動順に並んでいるものとする。
【0019】
ついで、リモコン処理部12はスケジュール送信キーKD(図4)が操作されたかチェックし(ステップ102)、操作されればメモリ13に記憶されている簡易スケジュール(図2)を車両のキーレスコントロールユニット2に送出する(ステップ103)。キーレスコントロールユニット2のコントローラ24は簡易スケジュールをメモリ24aに記憶すると共に、バス通信により該簡易スケジュールをナビゲーション装置3に送信する(ステップ104)。
【0020】
ナビゲーション装置3のCPU38は簡易スケジュールをRAM40に記憶し、第i番目(iの初期値は0)のスケジュールの移動先から第(i+1)番目のスケジュールの移動先までの最適誘導経路の探索を開始する。ただし、i=0の移動先は出発地である。最適誘導経路の探索が終了すれば、CPUはその移動に要する時間(移動所要時間)T(i+1)を計算して記憶する(ステップ105)。尚、地図情報には、国道、県道、高速道路等の道路種別が明示されているから、道路種別と平均時速との対応を記憶しておくことにより移動時間を計算できる。また、VICSリンクでは該リンクの移動時間をVICS情報より得ることができるから、該情報を用いることにより移動所要時間を得ることもできる。
ついで、一日の全スケジュールの移動先への移動所要時間を計算したかチェックし(ステップ106)、終了してなければ、iを歩進し(ステップ107)、ステップ105の処理を繰り返す。
【0021】
一日の全スケジュールの移動先への移動所要時間の計算が終了すれば、各移動所要時間T(i+1)(i=0,1,2,・・・)をキーレスコントロールユニット2にバス通信で通知する(ステップ108)。キーレスコントロールユニット2のコントローラ24は、各移動所要時間T(i+1)をナビゲーション装置3より受信すれば、各スケジュールの移動先への出発時刻を計算する(ステップ109)。尚、第iスケジュールの移動先に到達してなければならない時刻をSi、第(i−1)スケジュールの移動先から第iスケジュールの移動先までの移動時間をTiとすれば、第iスケジュールの移動先への出発時刻Aiは次式
Ai=Si−Ti
により演算でいる。尚、余裕時間ΔTを考慮して次式
Ai=Si−Ti−ΔT
により出発時刻Aiを算出してもよい。出発時間はチャイム時間あるいはアラーム時間ともいう。全スケジュールの出発時間(チャイム時間)の計算が終了すれば、キーレスコントロールユニット2はリモコン1に全スケジュールのチャイム時間を通知する(ステップ110)。リモコン処理部12は受信したチャイム時刻をメモリ13の簡易スケジュール(図2参照)のチャイム時間欄に記入する(ステップ111)。
【0022】
しかる後、リモコン処理部12はチャイム時間になったかチェックし(ステップ112)、チャイム時間になれば、チャイム発生機14よりチャイムを発生する(ステップ113)。このチャイムの発生により、リモコン所持者は次の移動先への出発時刻になったことを知ることができる。そして、ユーザが車両を移動すべくエンジンをスタートすると、ナビゲーション装置3は次の移動先への最適誘導経路を探索して地図に表示する。
以後、ステップ112以降の処理により、全スケジュールについて出発時間を監視し、出発時刻になればチャイムを鳴らす。
【0023】
(f)最適誘導経路の自動探索及び表示制御
図7は最適誘導経路の自動探索及び表示制御の処理フローである。
キーレスリモコン1のキー部11bを操作して一日の簡易スケジュールを入力してメモリ13に記憶する(ステップ201)。尚、簡易スケジュールの各スケジュールは日時の早いものから順番に、すなわち、移動順にメモリ13に記憶されるものとする。
ついで、リモコン処理部12はスケジュール送信キーKD(図4)が操作されたかチェックし(ステップ202)、操作されればメモリ13に記憶されている簡易スケジュール(図2)を車両のキーレスコントロールユニット2に送出する(ステップ203)。キーレスコントロールユニット2のコントローラ24は簡易スケジュールをメモリ24aに記憶すると共に、バス通信により該簡易スケジュールをナビゲーション装置3に送信する(ステップ204)。
【0024】
ナビゲーション装置3のCPU38は簡易スケジュールをRAM40に記憶し(ステップ205)、最初のスケジュール移動先へ車両を誘導するための最適誘導経路を探索し、経路誘導を開始する。また、案内中フラグをオンする(ステップ206)。
ナビゲーション装置のCPU38は、アクセサリースイッチACC(あるいはイグニッションキーIGN)がオフからオンに変化したかチェックする(ステップ207)。ACCがオフ→オンしなければ経路誘導を継続し(ステップ208)、スケジュールの移動先(目的地)に到達したかチェックし、到達しなければステップ207以降の処理を行う。一方、スケジュールの移動先に到達すれば、案内中フラグをオフし(ステップ210)、ステップ207以降の処理を繰り返す。尚、スケジュールの移動先に到達すればエンジンを切断するのが一般的である。
【0025】
目的地に到達する途中で、サービスエリア、その他の場所で停止してエンジンを切り、しかる後、走行すべくエンジンをスタートさせると(ACCオフ→オン)、ステップ207で「YES」になる。このため、CPU38は案内中フラグがオフであるかチェックする(ステップ211)。しかし、目的地に到達しておらず案内中フラグがオンであるから、以後、ステップ208以降の処理が繰り返される。
ステップ209で目的地に到達し、案内中フラグがオフになった後、次のスケジュールの移動先に向かうべくエンジンをスタートさせると、ACCオフ→オンになり、ステップ207で「YES」になる。CPU38は案内中フラグがオフであるかチェックする(ステップ211)。この場合、案内中フラグはオフであるため、CPU38は現時刻から最も近いスケジュール日時のスケジュールを求め(ステップ212)、現在位置より該スケジュールの移動先への最適誘導経路を探索し、案内中フラグをオンする(ステップ213)。以後、ステップ208以降の処理により経路誘導を行う。
尚、以上では、現時刻から最も近いスケジュール日時のスケジュールを求め、該スケジュールの移動先へ車両を案内する経路を探索したが、簡易スケジュールの順番に従って移動先へ経路誘導するように構成することもできる。
【0026】
以後、案内中フラグがオフのとき、ACCオフ→オンになる毎に次の移動先への誘導経路を探索して経路誘導を行う。
以上では、キーレスリモコンを使用した場合について説明したが、別のリモコン、あるいは携帯ユニットにスケジュール管理機能を持たせることができる。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0027】
【発明の効果】
以上請求項1の発明によれば、(1) 予め、移動先及び移動先に到達してなければならない時刻を含む1以上のスケジュールを設定し、(2) ある移動先から次のスケジュールの移動先までの誘導経路を探索してその移動所要時間を計算し、同様にして時間的に隣接する全スケジュールの組み合わせに係る移動所要時間を計算し、(3) 前記移動所要時間と各スケジュールの時刻とから、全スケジュールについて次のスケジュールの移動先に向けて出発する時刻を算出して携帯ユニットに送出し、携帯ユニットは各スケジュールの移動先への出発時刻を記憶し、該出発時刻になると音声により報知するようにしたから、出発時刻を別途ユーザの判断で設定する必要がなく、また、一日の各スケジュールの移動先、移動先到着時刻等を予め携帯ユニットより入力するだけで、あとは、自動的に各スケジュールの移動先への出発時刻を報知できる。さらに、最適誘導経路による移動先までの所要時間を考慮して出発時間を算出するため、移動先が初めて訪れる場所であっても正しい出発時間の報知ができる。
【0028】
請求項2の発明によれば、次のスケジュールの移動先への移動時に、出発時間算出の元になった誘導経路を表示するようにしたから、出発時間算出のもとになった誘導経路に沿ってユーザを案内でき、移動先に遅れることがないようにできる。
請求項3の発明によれば、(1) 前記携帯ユニットとしてリモコンを設けると共に、該リモコンとの間でデータを双方向に送受し、リモコンよりのデータに従って所定の動作を行う制御ユニットを車両に設け、(2) リモコンにスケジュールを設定し、(3) 該スケジュールをリモコンより制御ユニットを介してナビゲーション装置に入力し、(4) 前記出発時間を制御ユニットを介してリモコンに入力するようにしたから、携帯可能なリモコン、例えばキーレスリモコンを簡易のスケジュール管理機器として使用でき、しかも、該リモコンに出発時間報知機能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するシステムの全体の構成図である。
【図2】簡易スケジュール説明図である。
【図3】キーレスリモコンの外観図である。
【図4】表示切換説明図である。
【図5】本発明のナビゲーション装置の構成図である。
【図6】出発時間報知制御の処理フローである。
【図7】最適誘導経路の自動探索及び表示制御の処理フローである。
【符号の説明】
137・・キーレスリモコン
2・・車載のキーレスコントロールユニット
3・・ナビゲーション装置
11・・操作部
12・・リモコン処理部
14・・チャイム発生機

Claims (3)

  1. スケジュールに基づいたナビゲーション方法において、
    予め、移動先及び移動先に到達してなければならない時刻を含む1以上のスケジュールを設定してナビゲーション装置に入力し、
    ナビゲーション装置において、ある移動先から次のスケジュールの移動先までの誘導経路を探索してその移動所要時間を計算し、同様にして時間的に隣接する全スケジュールの組み合わせに係る移動所要時間を計算し、
    前記移動所要時間と各スケジュールの時刻とから、全スケジュールについて次のスケジュールの移動先に向けて出発する時刻を算出して携帯ユニットに送出し、
    携帯ユニットは各スケジュールの移動先への出発時刻を記憶し、該出発時刻になると音声により報知することを特徴とするナビゲーション方法。
  2. 次のスケジュールの移動先への移動時、前記誘導経路を表示することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション方法。
  3. 前記携帯ユニットとしてリモコンを設けると共に、該リモコンとの間でデータを双方向に送受し、リモコンよりのデータに従って所定の動作を行う制御ユニットを車両に設け、
    リモコンにスケジュールを設定し、
    該スケジュールをリモコンより制御ユニットを介してナビゲーション装置に入力し、
    前記出発時間を制御ユニットを介してリモコンに入力することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション方法。
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