JP3573518B2 - 静止画画面数照合装置及びその照合方法 - Google Patents
静止画画面数照合装置及びその照合方法 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、静止画を記録・再生する静止画画面数照合方法及び装置に関し、特に静止画像を磁気記録再生する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気記録再生装置において、記録媒体である磁気テープに、映像(画像)データ及び映像データに応じた付加データ(サブコード又はインデックスコードともいう)を記録し、この付加データを利用することにより、再生又は編集時の検索が容易にされる構成が提案されている。
【0003】
例えば特公平5−80078号公報には、画像信号を記録・再生する回転磁気ヘッドと別に磁気テープのモニター用に固定磁気ヘッドを設け、記録時、画像信号が記録されているトラックに対応する同期信号及びアドレスデータを、磁気テープの長手方向縁部にあるコントロールトラック及びアドレストラック領域に固定磁気ヘッドを介して記録し、再生時、上記同期信号及びアドレスデータを再生して、上記同期信号が検出されたときにカウントを開始し、このカウント値と再生されたアドレスデータが一致したとき、回転磁気ヘッドの位置信号に同期して再生を開始することにより、再生時にトラックの再生抜けを防止し、画像の編集精度を高める静止画記録再生装置が提案されている。
【0004】
また、特公平4−42756号公報には、記録時、録画プログラムの磁気テープにおける記録位置等のデータを磁気テープの所定領域に記録し、録画プログラム再生時、上記データを再生してテレビ受像機に表示して録画プログラムの選択を可能とし、選択された録画プログラムの記録位置まで磁気テープを早送りして素早く再生を開始する構成により、記録時には未記録領域を選択し、再生又は編集時は任意のプログラムを容易に選択して再生又はダビング編集等を行なうことのできる磁気記録再生装置が提案されている。
【0005】
さらに、特公昭56−47630号公報(テープに番地を記録し呼び出し番地とする)には、磁気テープに、音声を記録する情報トラックと情報トラックに対応した番地が記録されている検索トラックが互いに磁気テープ長手方向に平行に設けられ、再生時検索トラックに記録されている番地を再生することにより、トラックの中から、所望の情報が記録されているトラックの選択(検索)・再生が容易化される磁気テープの番地検索装置が提案されている。
【0006】
このように、磁気テープに静止画と静止画に対応するアドレスを設定して記録し、検索する方法は提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記3つの公報に提案されている装置は、いずれも検索又は編集を利便化するものであるが、情報の記録時には、常に正しい記録がなされることを前提としている。
【0008】
実際には、画像記録装置の機械的動作に起因する記録エラーを皆無とすることは困難である。例えば磁気ヘッドを介して磁気テープに画像情報を記録する装置の場合、磁気テープに静止画等の画像情報を磁気記録するときに記録の信頼性を高めるにはヘッドタッチの安定性の向上とヘッドの目詰まりをなくすことが欠かせないが、記録時にテープ・ヘッド間でドロップアウトが発生したり、ヘッドが目詰まりして記録されないといった場合があり、記録に対する信頼性は充分ではない。
【0009】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、記録すべき静止画像数と記録された静止画像数とを照合し、記録漏れ等の記録不良を警告することのできる、信頼性の高い静止画画面数照合装置及び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の静止画画面数照合方法は、静止画として記録する対象となる被写体の数を計数する工程と、静止画を順次記録すると共に、静止画に対応したインデックスコードを記録する工程と、この工程終了後、インデックスコードを再生する工程と、計数された被写体の数と再生されたインデックスコードに基づいて求めた静止画数とを照合する工程とを含むことを特徴とする。
【0011】
本発明の静止画画面数照合方法は、好ましくは、インデックスコードは順次記録される静止画の記録順番を含み、インデックスコードを静止画が記録される磁気テープの所定領域に記録する工程と、1又は複数の静止画の画像記録終了後、所定領域を再生する工程とを含むことを特徴とする。
【0012】
また、好ましくは、1又は複数の静止画の画像記録終了後、最初の静止画の記録された先頭領域まで磁気テープを巻き戻すと共に、所定領域に記録されたインデックスコードを再生する工程と、再生されたインデックスコードに基づき記録された静止画数を計数する工程と、先頭領域から最後の静止画の記録された領域まで磁気テープを送ると共に、所定領域に記録されたインデックスコードを再生する工程と、再生されたインデックスコードに基づき、記録された静止画数を計数する工程と、を含むことを特徴とする。また好ましくは、記録される静止画の枚数を計数する工程と、計数された静止画の枚数と記録されたインデックスコードとに基づき、静止画数とを照合する工程と、照合結果に応じた所定の表示をする工程とを含むことを特徴とする。
【0013】
前記目的を達成するために、本発明の静止画画面数照合装置は、撮像領域に順次供給される被写体の数を計数する被写体検出手段と、被写体の静止画を順次撮像し、画像信号として出力する撮像手段と、画像信号を入力とし、画像信号と静止画に対応したインデックスコード用の信号とを記録し、これらを再生出力する記録再生手段と、被写体検出手段の出力する被写体検出信号と記録再生手段の出力する前記インデックスコード用の信号とを入力とし、被写体検出信号と前記インデックスコード用の信号とに基づき、被写体の総数と記録された静止画数とを照合するインデックスコード照合手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】
上記構成のもと、本発明によれば、記録時、画像を記録すると共に、インデックスコード(サブコード)として一連の画像に対応したデータを記録し、例えば画像の枚数と、好ましくはそのバッチの番号とを記録するようにし、照合時には記録した記録媒体(例えば磁気テープ)のインデックスコードをすぐさま再生(例えば高速巻き戻し)すると共に、記録すべき画像数と記録された画像の数を計数照合し、全画像が記録されたか確認することにより、画像記録漏れ等の記録不良を防止し、画像記録装置に対する信頼性を確保することができる。
【0015】
但し、「バッチ」とはひとかたまりの連続した静止画の記録の処理を意味しており、「バッチナンバ」とは、バッチ毎につけられた順番を示す数値である。通常、1バッチは帳票(被写体)を百枚単位(裏表あるから画像数は帳票枚数×2)で処理する。また、後述のバッチカウントとは、1バッチ中での被写体の順番を示す数値である。これらバッチナンバ及びカウント数がインデックスコードを構成することが好ましい。
【0016】
【実施例】
図面を参照して、本発明の実施例を以下に説明する。
【0017】
【実施例1】
図1は、本発明の一実施例に係る静止画画面数照合装置の概略構成を示すブロック図である。図1を参照して、本実施例の静止画画面数照合装置は、被写体を撮像領域に搬送し被写体の枚数を計数する被写体検出装置(搬送系)1と、上記被写体を撮像して被写体の画像信号及び一連の被写体の順番即ち静止画像数に応じたインデックスコード信号を出力する撮像系2と、撮像系2の出力する画像信号及びインデックスコード信号を入力して磁気記録・再生し、記録された画像数を含む上記インデックスコード信号を出力する記録再生系5と、被写体検出装置1の出力する被写体計数信号と記録再生系5の出力する上記記録された画像数を含むインデックスコード信号とを照合し結果を表示系3に出力するインデックスコード照合装置4と、上記照合結果を表示する表示系3とからなる。
【0018】
図2は、本発明の一実施例に係る、図1の静止画画面数照合装置の動作を説明するフローチャートである。
【0019】
図1及び図2を参照して、静止画画面数照合装置は、数千枚の静止被写体の画像記録処理を数百枚単位の数回のバッチ処理に分けて行なう。
【0020】
ここで、「バッチ」とはひとかたまりの連続した静止画の撮像・記録の処理を意味しており、「バッチナンバ」とは、バッチ毎につけられた順番を示す数値である。通常、1バッチは帳票(被写体)を百枚単位(裏表があるから画像数は帳票枚数×2)で処理する。また、後述のバッチカウントとは、1バッチ中での被写体の順番を示す数値である。これらバッチナンバ及びカウント数がインデックスコードを構成する。
【0021】
図1の静止画画面数照合装置に被写体(帳票)が投入されると(ステップ200)、バッチ処理が開始され(ステップ201)、装置の上流部に当たる被写体の被写体検出装置1において、搬送されていく被写体の順番(ナンバ)即ち枚数がカウントされる(ステップ202)。1バッチで扱う被写体の枚数は、被写体検出装置1で制御可能であるが、操作者が被写体を区分けし一定枚数の被写体を投入してもよい。
【0022】
投入された被写体は撮像系2の撮像領域まで移動し、両面(裏表面)の画像を撮像系2により画像撮影され、この画像に応じた画像信号が記録再生系5より磁気テープに記録されると共に、バッチナンバ(何番目のバッチか)及び本バッチ中のバッチカウンタ(被写体カウンタ数;本バッチ中で何番目の被写体か)からなるインデックスコードが、記録再生系5により、磁気テープの画像信号が記録されている部分以外の領域(ビデオサブコード領域)に記録される(ステップ203)。
【0023】
1つの被写体の撮像・記録処理を終了すると、被写体検出装置1は本バッチが終了したかどうかを判定し(ステップ204)、本バッチで処理すべき被写体が残っている場合は、撮像・記録処理は継続される(ステップ204に戻る)。本バッチが終了した場合は、記録再生系5により磁気テープを本バッチの最初の静止画が記録された先頭領域まで高速巻き戻しされると共に、巻き戻し中、記録再生系5は記録されたインデックスコード(バッチナンバ及びバッチカウンタの数値)を再生してインデックスコード照合装置4に出力する(ステップ205)。他方、被写体検出装置1はインデックスコード照合装置4に被写体数に応じた信号を出力する。インデックスコード照合装置4は、両信号に基づいて本バッチ中の被写体総数(記録されるべき静止画数)と記録された被写体数(画像数は被写体数×2)とを照合する(ステップ206)。
【0024】
撮像・記録すべき被写体数(画像数)と記録された被写体数(画像数)が不一致の場合、インデックスコード照合装置4は表示系3が「異常発生」を表示するように出力信号を送り、操作者は警告を与えられる(ステップ208)。一致の場合、表示系3は「正常撮影」を表示し(ステップ207)、次のバッチのために、記録終了時点の磁気テープの位置まで磁気テープを早送りする(ステップ209)。この早送り中にもインデックスコードを再生して被写体検出装置1のカウント数と照合することが可能であるから、往復での2重の確認を行うことができ記録の信頼性は一層高まる。
【0025】
異常発生の場合は、操作者は再度本バッチを行なう。次バッチ処理を行なわないように、画像記録装置を一時ロックしてもよい。
【0026】
記録画像枚数照合を実行した後、全バッチが終了したかどうかを被写体検出装置1又は操作者は判断する(ステップ210)。次バッチが存在する場合は、再び「バッチ処理開始」(ステップ201)に戻り、全バッチが終了した場合は装置は動作を終了する(ステップ211)。
【0027】
磁気テープにおけるインデックスコードの記録箇所は、コントロールヘッドを介してコントロールトラックに記録してもよく、オーディオヘッドを介して音声情報が記録されるオーディオトラックに記録してもよい。あるいは、画像情報が記録されるビデオトラック中に記録することもでき、画像信号中に重畳してもよく、磁気テープのVSC(ビデオサブコード)領域に記録してもよい。
【0028】
このような処理を行なうことにより、記録した画像の枚数を確実に計数し照合することができるため、本実施例の静止画画面数照合装置による画像記録に対する信頼性は一層高まる。
【0029】
例えば、磁気ヘッドを用いた磁気記録装置においては、ヘッドタッチが悪化して記録されていなかったり、ヘッドが目詰まりしてまったく記録したカウンタ数又はエンベロープがない場合は、バッチ終了後の照合により直ちに正常に記録されていないという警告を出すことができる。
【0030】
【実施例2】
図3は、本発明の静止画画面数照合装置を適用された画像磁気記録再生装置の全体の概略構成を説明するブロック図である。
【0031】
図3を参照して、画像磁気記録再生装置は、搬送・撮像系とシステム制御系と磁気記録再生系からなる。
【0032】
搬送・撮像系は、被写体を搬送して撮像範囲(2枚のガラスの間)に落下させる搬送メカ20と、被写体が撮像範囲内に位置している時発光するストロボ21と、ストロボ21の発光タイミングに併せて被写体を撮像する2台のCCDカメラ22よりなる。
【0033】
搬送メカ20は、本図では不図示の被写体通過センサ(紙センサ)を備え、システムコントロール回路25からの搬送メカ作動信号により被写体の搬送を開始し、この被写体通過センサは搬送による被写体の通過(落下)を検知して、所定のタイミング(被写体が撮像範囲内に位置)でストロボにストロボ発光信号を出力し、かつCCDカメラ22にも撮像信号を出力する。こうして、このセンサの被写体検知から所定時間経過後ストロボ21が発光し、2台のCCDカメラ22は2枚のガラス間を落下中にストロボ光を照射された被写体の両面を撮像して、電荷として画像を一時蓄える。
【0034】
システム制御系は、装置全体の制御を実行するシステムコントロール回路25と、システムコントロール回路25に作動指令を送る操作パネル23(操作部)と、システムコントロール回路25と接続し画像データの一時記憶及び入出力可能なメモリ24と、CCDカメラ22の撮像した電荷による電流をA/D(アナログ/デジタル)変換して、デジタル映像信号を出力するA/D変換回路32と、デジタル映像信号を入力し画像データとして記憶する表示用メモリ26と、A/D変換回路32の変換タイミング信号とA/D変換回路32から出力されるデジタル映像信号の表示用メモリ26への書き込みタイミング信号とを生成するSSG33(Sync Signal Generator;同期信号発生器)と、システムコントロール回路25を介して表示用メモリ26から画像データ及び再生された画像データを取り込み画像を再生するLCDディスプレイ27と、再生画像を印刷する印刷装置36と、からなる。
【0035】
システムコントロール回路25は、操作パネル23を介した装置作動命令が入力されると、搬送メカ20に被写体搬送開始指令を送り、かつ表示用メモリ26に記憶された画像データの取り込み、これら画像データのメモリ24への一時記憶及びLCDディスプレイ27への出力を制御し、さらに表示用メモリ26に記憶された画像データの磁気記録再生制御を行なう。
【0036】
磁気記録再生系は、記録再生サーボ35と、磁気記録再生メカデッキ28と、磁気記録カセット30と、表示用メモリ26に記憶されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に、再生されたアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換するA/D・D/A(アナログ/デジタル・デジタル/アナログ)変換回路34と、磁気記録再生処理部29と、からなる。
【0037】
記録再生サーボ35は、システムコントロール回路25からの記録・再生指令を受けて、磁気記録再生メカデッキ28を介して磁気記録再生処理部29に磁気記録・再生を指示する。磁気記録再生処理部29は、記録時は表示用メモリ26からのD/A変換を介した画像データを、磁気記録再生メカデッキ28を介してカセット30に磁気記録し、再生時は磁気記録再生メカデッキ28を介してカセット30に記録された磁気記録を再生して、A/D変換を介して表示用メモリ26に出力する。
【0038】
なお、表示用メモリ26は複数画面の画像データを記憶できる容量を有し、カセット30には、これらの画像データに対応した磁気記録データが隙間なく(空きトラック又は1トラックに空き領域無く)記録される。
【0039】
図4は、図3の画像磁気記録再生装置のうち、搬送系と撮像系との構成を説明するブロック図である。
【0040】
図4を参照して、画像磁気記録再生装置の撮像系と搬送系は、被写体である帳票37を1枚毎その間に挟んで搬送し互いに逆回転する2つのリバースローラ39と、搬送され落下中の帳票37の通過(垂直位置)を検知する紙センサ38と、その間を落下している帳票37が通過する2枚のガラス40と、ガラス40の間を通過した帳票37を挟持し搬送する互いに逆回転する搬送ローラ41と、発光してガラス40を自由落下しながら通過する帳票37を照らすように設けられたストロボ21と、ストロボ発光により照らされた被写体である帳票37を撮影するレンズ22aを備えたCCDカメラ(電子撮像カメラ)22と、リバースローラ39のモータ駆動装置及び搬送ローラ41のモータ駆動装置(図示せず)にモータ制御信号を出力し、ストロボ21にストロボ発光制御信号を出力し、CCDカメラ(電子撮像カメラ)22に撮像制御信号を出力し、紙センサ38から被写体検知信号が入力され、CCDカメラ(電子撮像カメラ)22から撮像信号が入力される搬送メカコントロール回路31とを有する。
【0041】
紙センサ38は、例えば発光素子と受光素子とが互いに所定距離離隔して紙(帳票37)を挟んで対抗する位置にある弱い光を出す発光部と受光部とからなるフォトインタラプタ等で構成され、紙(帳票37)による光の遮断を検出して紙の有無を判断する(遮断時紙有り及び紙通過)。CCDカメラ22及びストロボ21は1台ずつのみ図示しているが、実際は表裏面を撮像するために、CCDカメラ22及びストロボ21は被写体である帳票37を中心線として対抗する位置に夫々2台ずつ配置されている。2枚のガラスの水平方向の間隔は約1cm程度である。
【0042】
画像磁気記録再生装置は、紙センサ38により落下する帳票37の垂直位置を検知し、帳票37が2枚のガラス40の間の垂直方向の所定位置にある時に、ストロボ21を発光させる。ストロボ光に照らされた2枚のガラス40の間の被写体1をCCDカメラ(電子撮像カメラ)22が撮像して映像信号を出力する。
【0043】
このように画像磁気記録再生装置は、被写体(好ましくは手形、小切手等の帳票)を搬送しながらストロボ撮影しその画像を一旦複数画面が記憶できるメモリに溜めて記録時に隙間ができないように記録していくものである。
【0044】
静止画画面数照合装置を内蔵する図3及び図4に示す画像磁気記録再生装置は、搬送系において、搬送メカ20又は紙センサ38は被写体を搬送中に被写体の数を計数(検出)し、計数した被写体数に応じた信号を搬送メカコントロール回路31を介してシステムコントロール回路25に出力する。磁気記録再生系において、磁気記録再生処理部29は撮像された画像信号の記録・再生と共に、インデックスコードとしてバッチナンバ(テープ中又は本日中何番目のバッチか)及び本バッチ中のバッチカウント(被写体カウンタ数;本バッチ中で何番目の被写体か)に応じた信号を記録・再生する。システムコントロール回路25は再生されたインデックスコード信号から記録された画像の数と搬送系で計数(検出された)被写体の枚数(被写体数は画像数の2分の1)とを照合し、記録された画像数が被写体の枚数に対応していない場合はLCDディスプレイ27が記録不良を表示するように信号を出力する。
【0045】
図5は、図3及び図4に示す画像磁気記録再生装置において、8mm用磁気テープに1ブロックVSC(ビデオサブコード)方式でビデオサブコード(インデックスコード)を記録したときの、インデックスコードの記録フォーマットを示すための説明図であり、図6は図5のDATAINDEX(データインデックス)記録部の記録フォーマットを示す。
【0046】
図5(A)を参照して、図示した磁気テープの部分には、1バッチ分(証券100枚分)の画像及びインデックスコードが記録されている。この磁気テープの1トラックには5word(ワード)=40bit(ビット)のデータが記録されている。これらのデータを再生して、記録、再生及び編集時にインデックスコードとして利用することができる。
【0047】
1バッチの画像記録の初頭領域にある600トラックを有するTOPINDEX(トップインデックス)には、年月日等に対応した信号が記録される。
【0048】
TOPINDEX(トップインデックス)の図中右隣の領域は、画像信号(映像ビデオ信号)が記録される画像記録部である。1トラック毎に1枚の静止画像が記録され、かつこのトラックのビデオサブコード領域には、このトラックに記録された静止画に対応するインデックスコード信号(バッチナンバ及びバッチカウンタに応じた信号)が記録される。トラック毎に記録されるバッチカウンタの値は1ずつ増加する。
【0049】
上記画像記録部の図中右隣の領域は、180トラックを有するMIDINDEX(ミッドインデックス)であり、バッチ内の中間作業状況等を記録できる。
【0050】
上記MIDINDEX(ミッドインデックス)の図中右の領域にある、画像記録部、MIDINDEX(ミッドインデックス)は上述した通りである。
【0051】
1バッチの画像記録の後尾領域にある330トラックを有するENDINDEX(エンドインデックス)には、このバッチで処理(搬送・撮像・記録)した被写体の枚数又は画像の枚数(画像の枚数は被写体の枚数の2倍)、及び年月日等に対応した信号が記録される。
【0052】
図6は、図5のDATAINDEX(データインデックス)の記録フォーマットを示す説明図である。
【0053】
図6を参照して、DATAINDEX(データインデックス)は、全体で5WORD(40bit)の記録容量を有する。W0(ワード0)にはformat ID(フォーマット アイディ)ナンバ、被写体の種類等に応じた信号が記録される。W1(ワード1)にはトラックNo.及びテープ残量に応じた信号が記録される。W2(ワード2)にはバッチNo.(バッチナンバ)即ちテープの何番目のバッチかに応じた信号が記録される。W3(ワード3)及びW4(ワード4)にはバッチカウンタ(本バッチで何番目の画像か、またその順番)、及び被写体(帳票)に関連する銀行及び銀行支店コードに応じた信号が記録される。
【0054】
よって、記録直後に、画像記録トラックのVSC(ビデオサブコード)領域に記録されたインデックスコード(バッチカウンタ数に応じた信号を含む)を再生し、記録された被写体の枚数(静止画数)と画像磁気記録再生装置の搬送系(図4に示す紙センサ38等)で計数(検出)された被写体の枚数とをシステムコントロール回路で照合することにより、投入した被写体全部が記録されたか否かを判定し、図3に示すLCDディスプレイ27に結果を出力し、操作者に画像記録成功(本バッチ終了)、画像記録失敗の別を表示・警告する。
【0055】
即ち、記録が終了したらテープを記録開始した部分まで巻き戻すが、このときにVSC(ビデオサブコード)にインデックスコードとして記録されているバッチナンバとバッチカウンタを読み取り、記録した部分のバッチ番号とその記録枚数を読み取り照合する。もしヘッドタッチが悪化して記録されていなかったり、ヘッドが目詰まりしてまったく記録したエンベロープがない場合、あるいはバッチカウンタが連続番号でない場合は直ちにLCDディスプレイ27に正常に記録されていないという警告を出すことができる。
【0056】
さらに、次のバッチ処理を開始するにあたり、記録に用いた磁気テープを前バッチの記録最終部分にまで戻す(早送りする)必要がある。この早送り中にも、インデックスコードを再生し、記録された画像数を再度確認照合することができ、巻き戻しと早送りとにより往復で2重の確認を行なうことができる。
【0057】
画像記録失敗と表示された場合、記録された画像を再生することにより、記録されなかった被写体を容易に捜索できる。
【0058】
簡便な方法としては、ENDINDEX(エンドインデックス)等にバッチカウンタ数を記録し(あるいは静止画が記録されたトラック数)、記録された静止画像数の照合に利用してもよい。
【0059】
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記態様にのみ限定されるものでなく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものである。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録すべき静止画像数と記録された静止画像の数を計数照合し、静止画記録漏れを容易かつ正確に検出することができ、静止画像記録に対する信頼性を確保することができる。特に、本発明を備えた画像磁気記録再生装置は重要な内容が記載された手形・小切手等の帳票類の高速かつ信頼性の高い記録を行うのに最適である。
【0061】
さらに、一連の静止画の画像記録終了後、連続して記録される前記静止画の記録順番を含むインデックスコード再生のために磁気テープを巻き戻して静止画画面数照合を行なうことにより、静止画記録漏れを記録直後に操作者等に警告することができる。そのため、例えば静止画画像編集時に記録漏れを発見したが、既に静止画に対応する物の廃棄又は移動を行なった後であるようなエラーを好適に防止することができる。
【0062】
さらに、一連の静止画の画像記録終了後、連続して記録される前記静止画の記録順番を含むインデックスコード再生のために磁気テープを巻き戻して静止画画面数照合を一度行なった後、次のバッチ処理を開始するにあたり、記録に用いた磁気テープをバッチの記録最終領域にまで戻す(早送りする)必要があるが、この早送り中にも、インデックスコードを再生し、記録された画像数を再度確認照合することができるから、巻き戻しと早送りとにより往復で2重の確認を行なうことができ、静止画画面数照合に対する信頼性は一層向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る静止画画面数照合装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る、図1の静止画画面数照合装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例に係る画像磁気記録再生装置の全体の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る図3に示す画像磁気記録再生装置の搬送系及び撮像系の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る図3及び図4に示す画像磁気記録再生装置において、8mm用磁気テープに1ブロックVSC(ビデオサブコード)方式でビデオサブコード(インデックスコード)を記録した場合の、インデックスコードの記録フォーマットを示すための説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る図5に示すDATAINDEX(データインデックス)記録部の記録フォーマットを示すための説明図である。
【符号の説明】
1 被写体検出装置
2 撮像系
3 表示系
4 インデックスコード照合装置
5 記録再生系
20 搬送メカ
21 ストロボ
22 カメラ(撮像手段)
23 操作パネル
24 メモリ
25 システムコントロール回路
26 表示用メモリ
26a メモリ
27 LCD(液晶)ディスプレイ
28 磁気記録再生メカデッキ
29 磁気記録再生処理部
30 カセット
31 搬送メカコントロール回路
32 A/D(アナログ/デジタル)変換回路
33 SSG(Sync Signal Generator;同期信号発生器)
34 A/D・D/A(アナログ/デジタル・アナログ/デジタル)変換回路
35 記録再生サーボ回路
36 印刷装置
37 帳票
38 紙センサ(被写体検出センサ、光センサ)
39 リバースローラ
40 ガラス
41 搬送ローラ
Claims (5)
- 静止画として記録する対象となる被写体の数を計数する工程と、
前記静止画を順次記録すると共に、該静止画に対応したインデックスコードを記録する工程と、
前記工程終了後、前記インデックスコードを再生する工程と、
前記計数された被写体の数と再生された前記インデックスコードに基づいて求めた前記静止画数とを照合する工程と、
を含むことを特徴とする静止画画面数照合方法。 - 前記インデックスコードは順次記録される前記静止画の記録順番を含み、
前記インデックスコードを前記静止画が記録される磁気テープの所定領域に記録する工程と、
1又は複数の前記静止画の画像記録終了後、前記所定領域を再生する工程と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の静止画画面数照合方法。 - 1又は複数の前記静止画の画像記録終了後、最初の前記静止画の記録された先頭領域まで前記磁気テープを巻き戻すと共に、前記所定領域に記録された前記インデックスコードを再生する工程と、
再生された前記インデックスコードに基づき、記録された前記静止画数を計数する工程と、
前記先頭領域から最後の前記静止画の記録された領域まで前記磁気テープを送ると共に、前記所定領域に記録された前記インデックスコードを再生する工程と、
再生された前記インデックスコードに基づき、記録された前記静止画数を計数する工程と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の静止画画面数照合方法。 - 前記照合結果に応じた所定の表示をする工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の静止画画面数照合方法。
- 撮像領域に順次供給される被写体の数を計数する被写体検出手段と、
前記被写体の静止画を順次撮像し、画像信号として出力する撮像手段と、
前記画像信号を入力とし、該画像信号と前記静止画に対応したインデックスコード用の信号とを記録し、これらを再生出力する記録再生手段と、
前記被写体検出手段の出力する被写体検出信号と前記記録再生手段の出力する前記インデックスコード用の信号とを入力とし、
前記被写体検出信号と前記インデックスコード用の信号とに基づき、前記被写体の総数と記録された前記静止画数とを照合するインデックスコード照合手段と、
を備えたことを特徴とする静止画画面数照合装置。
Priority Applications (2)
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KR1019960003331A KR960035564A (ko) | 1995-03-09 | 1996-02-12 | 정지화 화면수 조합(照合)장치 및 그 조합방법 |
Applications Claiming Priority (1)
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- 1996-02-12 KR KR1019960003331A patent/KR960035564A/ko not_active Application Discontinuation
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