JPH0876259A - 磁気記録再生方法及び装置 - Google Patents

磁気記録再生方法及び装置

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JPH0876259A
JPH0876259A JP20867994A JP20867994A JPH0876259A JP H0876259 A JPH0876259 A JP H0876259A JP 20867994 A JP20867994 A JP 20867994A JP 20867994 A JP20867994 A JP 20867994A JP H0876259 A JPH0876259 A JP H0876259A
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JP
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film
perforation
magnetic
magnetic recording
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JP20867994A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sugiyama
直史 杉山
Masaaki Orimoto
正明 織本
Makoto Nakazawa
誠 中沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気記録層を有し各コマ毎にパーフォレーショ
ンが穿設されている写真フイルムにおいて、パーフォレ
ーションが穿設されていないフイルムの先端部に対する
磁気情報の書き込み又は読み出しを実行することができ
る磁気記録再生方法及び装置を提供することを目的とす
る。 【構成】写真フイルムを送り出し方向に搬送するととも
に第1のパーフォレーションセンサ24によってパーフ
ォレーションを検出し、該検出した位置に基づいて磁気
情報の書き込み又は読み出しを行う際に、フイルムの最
も先端に近い位置に穿設されたパーフォレーションを検
出すると所定量フイルムを巻き戻し、該巻き戻し位置か
ら磁気情報の書き込み又は読み取りを行う。又は、前記
第1のパーフォレーションセンサに対して離間して第2
のパーフォレーションセンサを配設し、いずれかのパー
フォレーションセンサによってパーフォレーションを検
出すると、該検出した位置に基づいて磁気情報の書き込
み又は読み出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生方法及び装
置に係り、特に磁気記録層が形成されている写真フイル
ムに対する磁気記録再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許4,977,419においてパ
ーフォレーションをコマ毎に1つ設け、このパーフォレ
ーションをコマの位置検出に使用する写真フイルムが提
案されている。また、この写真フイルムに透明磁性体を
塗布して磁気記録層を形成し、写真フイルムに写し込ま
れたコマに関する情報(コマ番号、タイトル、プリント
フォーマット、撮影日時及び時刻、ラボに注文するプリ
ント枚数等)を磁気記録層に記録することが提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フイルムカ
ートリッジからフイルムを送り出す時にパーフォレーシ
ョンを検出し、その検出位置を基準にして磁気情報を記
録するシーケンスにすると、パーフォレーションが穿設
されていないフイルム先端部の磁気記録層には情報を記
録することができないという問題がある。尚、コマ画像
が記録されないフイルムの先端部には、フイルム全体に
関する情報等を記録しておくことによってフイルムの磁
気記録層を有効利用することが考えられる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、各コマに対する記録再生時と同様に所定の位置
を基準にして磁気記録可能なフイルムの先端部に対する
磁気情報の書き込み又は読み出しを実行することができ
る磁気記録再生方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、磁気記録層が形成されるとともに各コマの
基準位置を示すパーフォレーションが穿設されている写
真フイルムをフイルム搬送手段によって送り出し方向に
搬送し、前記パーフォレーションを検出する毎に、その
検出位置を基準にして磁気情報の書き込み又は読み出し
を行う磁気記録再生方法において、前記パーフォレーシ
ョンが穿設されていないフイルム先端部に対して磁気情
報の書き込み又は読み出しを行う際には、前記フイルム
を搬送するとともに該フイルムの最も先端に近い位置に
設けられた第1のパーフォレーションを検出し、前記第
1のパーフォレーションの検出位置から前記フイルム先
端部に対して所望の記録再生を行うために必要な位置ま
で前記フイルムを所定量巻き戻し、前記所定量巻き戻し
た位置から前記フイルムを送り出し方向に搬送するとと
もに磁気情報の書き込み又は読み出しを行うことを特徴
としている。
【0006】また、磁気記録層が形成されるとともに各
コマの基準位置を示すパーフォレーションが穿設されて
いる写真フイルムを所定の速度で搬送するフイルム搬送
手段と、前記パーフォレーションを検出する第1のパー
フォレーション検出手段と、前記パーフォレーションを
検出する第2のパーフォレーション検出手段であって、
前記第1のパーフォレーション検出手段に対してフイル
ム送り出し方向にコマ間の距離の整数倍だけ離間して配
設された第2のパーフォレーション検出手段と、前記フ
イルムの各コマに対応する磁気トラック及びパーフォレ
ーションが穿設されていないフイルム先端部の磁気トラ
ックに対して磁気情報の書き込み又は読み出しを行う磁
気ヘッドと、前記第1、第2のパーフォレーション検出
手段のいずれか一方が前記パーフォレーションを検出す
る毎に前記磁気ヘッドによる磁気情報の書き込み又は読
み出しを行わせる手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、磁気記録可能なフイルムに対
して磁気情報の書き込み又は読み出しを行う際に、フイ
ルムを送り出し方向に搬送するとともに第1のパーフォ
レーション検出手段によってパーフォレーションの検出
を行い、フイルムの先端に最も近い位置に穿設されたパ
ーフォレーションを検出すると、この位置からフイルム
先端部の記録再生が十分行える位置までフイルムを所定
量巻き戻し、この巻き戻し位置から再びフイルムを送り
出し方向に搬送する。そして同時に磁気情報の書き込み
又は読み出しを行う。
【0008】または、前記第1のパーフォレーション検
出手段からコマ間の距離の整数倍のだけ離間した位置に
第2のパーフォレーション検出手段と磁気ヘッドを配設
し、これら第1、第2のパーフォレーション検出手段に
よってパーフォレーションの検出を行い、いずれかのパ
ーフォレーション検出手段がパーフォレーションを検出
する毎に前記磁気ヘッドによる磁気情報書き込み又は読
み出しを行う。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る磁気記録
再生方法及び装置の好ましい実施例を詳述する。図1は
本発明に係る磁気記録再生方法及び装置に適用される写
真フイルムの一実施例を示した正面図である。
【0010】フイルム50は、乳剤層と反対面に透明磁
性体が全体に塗布され磁気記録層が形成されている。そ
して、各コマ領域56の下端にフイルムの長手方向に沿
ってコマに関する情報を記録するフレームトラック52
が確保されている。また、フイルム先端部にはフイルム
全体に関する情報を記録する第1リーダトラック58と
第2リーダトラック60が確保されている(フレームト
ラック、リーダトラックを総称して磁気トラックとい
う)。
【0011】これらの磁気トラックには磁気ヘッドを有
するカメラや以下に述べるフイルムスキャナ等によって
磁気情報が記録される。カメラによって記録される磁気
情報としては、例えば、撮影条件、擬似ズーム情報、フ
レーム番号、ハイビジョン画像、パノラマ画像及び通常
画像のいずれかを示すプリントフォーマット、撮影日時
等が考えられる。
【0012】フイルム保管時には、上記フイルム50を
フイルムカートリッジ10の内部に設けられた図示しな
い単一のスプールによって巻回して収納している。パー
フォレーション54は長方形状に穿設された孔であり、
各コマ毎に1個のパーフォレーション54が配置されて
いる。図2は本発明の第1の実施例を適用したフイルム
スキャナの内部構成を示すブロック図である。
【0013】同図には、上記図1で示したフイルムカー
トリッジ10がフイルム供給部に装填され、フイルムカ
ートリッジ10から送り出されたフイルム50がフイル
ム搬送路を搬送されてフイルム巻取部の巻取リール12
に巻回されている様子が示されている。フイルム搬送路
には、主にキャプスタン14、パーフォレーションセン
サ24、CCDラインセンサ28、磁気ヘッド22等が
配設されている。
【0014】キャプスタン14はピンチローラ16とに
よってフイルム50を挟持し、フイルム50の搬送速度
を制御している。キャプスタン14にはタコパルス用回
転板32Aがキャプスタン14とともに回転自在に連結
されており、タコパルス発生器32Bは回転板32Aが
所定角度回転する毎にタコパルスをCPU30に出力し
ている。このタコパルスをカウントすることによって、
フイルム50の搬送距離を検出することができる。尚、
詳細は後述する。また、タコパルスからフイルム搬送速
度を検出することができ、CPU30はフイルム50を
所定角度で搬送するためのキャプスタンモータ制御信号
をドライバ15を介してキャプスタンモータ17に出力
している。
【0015】パーフォレーションセンサ24は光学的に
フイルム50のパーフォレーション54の検出を行って
いる。パーフォレーションセンサ24の向かい側にはフ
イルム搬送路を介して発光ダイオード22が設置されて
おり、この発光ダイオード22から出射された光は、フ
イルム50に穿設されたパーフォレーション54の孔を
通過した場合のみパーフォレーションセンサ24によっ
て検出されるようになっている。従って、パーフォレー
ションセンサ24が発光ダイオード22から出射された
光を検出したときには、フイルム50のパーフォレーシ
ョン54の1つがパーフォレーションセンサ24の前に
位置しており、これからこのパーフォレーション54に
対応するコマや磁気トラックの位置を特定することがで
きる。
【0016】また、パーフォレーションセンサ24は、
磁気ヘッド18に対して所定の位置関係をもって設置さ
れており、フイルム50を送り出し方向に搬送して磁気
記録再生を行う際には、パーフォレーション54を検出
すると同時に磁気ヘッド18による磁気情報の書き込み
又は読み出しを開始させることにより、各コマの磁気ト
ラック52に対して磁気情報の記録再生を行うことがで
きる。
【0017】CCDラインセンサ28は、フイルム搬送
方向と直交する方向に設置され、フイルム50に記録さ
れているコマ画像の読み取りを行っている。フイルム搬
送方向と直交する方向に長い蛍光灯からなる光源26が
搬送中のフイルム50を照射すると、フイルム50を透
過した画像光は図示しない撮影レンズ27を介してCC
Dラインセンサ28の受光面に結像される。CCDライ
ンセンサ28に結像された画像光は、ここで電気信号に
変換され、その後各種信号処理が施されて映像信号とし
て画像表示装置に出力される。これによってコマ画像が
画像表示装置に表示される。
【0018】磁気ヘッド22はパッド20によって押圧
されているフイルム50への磁気情報の書き込み及びフ
イルム50に記録されている磁気情報の読み取りを行っ
ている。磁気ヘッド18はキャプスタン16からの距離
(同図で示されている距離M)が図1に示す距離Lより
小さくなるような位置に配設されている。ただし、距離
Lはフイルム50の先端から第1リーダトラック58の
前端までの距離を表している。このように配置位置に制
限が生じるのは、フイルム送り出し時において第1リー
ダトラック58の磁気情報の読み取り、及び第1リーダ
トラック58への磁気情報の書き込みを行う際には少な
くともフイルム50の先端がキャプスタン14の位置に
到達し、フイルム50がキャプスタン14によって一定
速度で搬送されることが必要なためである。
【0019】次に、フイルム送り出し時にフイルム50
の磁気トラックに磁気情報を記録する場合の上記フイル
ムスキャナの作用について説明する。尚、磁気情報は磁
気トラックへの記録を行う前に既に設定されており、こ
れらの磁気情報はフイルムスキャナ内部の記憶メモリに
記録されている。そして、磁気トラックへの書き込みを
行う際には、この記憶メモリからそれぞれの磁気トラッ
クに対応する磁気情報を読み出してこの磁気情報を磁気
トラックに記録する。
【0020】磁気情報の記録操作を開始しようとすると
き、フイルム50の搬送状態は、例えば、フイルム50
が全てフイルム供給部に巻回されている状態、フイルム
巻取部に最後のコマまで巻回されている状態又は途中の
コマまでフイルム巻取部に巻回されている状態など、こ
の磁気情報の記録操作以前に行っていた処理によって異
なっている。
【0021】そこで、まずフイルム50の最も先端に近
い位置に穿設された第1のパーフォレーション54Aが
パーフォレーションセンサ24よりも図2上で左側にあ
る場合にはフイルム50を送り出し方向に搬送し、第1
のパーフォレーション54Aがパーフォレーションセン
サ24よりも図2上で右側にある場合には、フイルム5
0を巻き戻し方向に搬送し、第1のパーフォレーション
54Aをパーフォレーションセンサ24によって検出す
る。そして、この第1のパーフォレーション54を検出
した後、フイルム50を巻き戻し方向に搬送する。CP
U30は、タコパルス発生器32Bから所定角度回転す
る毎に出力されるタコパルスをカウントし、第1のパー
フォレーション54A検出時からのフイルム50の巻き
戻し量を監視する。
【0022】CPU30は、フイルム50が2コマ分巻
き戻されたことを検出すると、フイルム搬送方向を送り
出し方向に切り換え、第1リーダトラック58への磁気
情報の書き込みを開始する。続いて、CPU30はタコ
パルス発生器32Bからのタコパルスをカウントし、第
2リーダトラック60の前端位置を検出し、この位置か
ら第2のリーダトラック60への磁気情報の書き込みを
開始する。
【0023】第2リーダトラック60の記録が終了する
と、前記第1のパーフォレーション54Aが再び検出さ
れる。このときCPU30は磁気情報の書き込みを開始
し、先頭のコマに対応するフレームトラック52Aに磁
気情報の記録を行う。以後、同様にパーフォレーション
センサ24でパーフォレーション54を検出するととも
に、パーフォレーション54に対応するコマに関する磁
気情報をフレームトラック52へ記録していく。
【0024】以上、磁気情報を磁気トラックに記録する
際に行われたフイルム搬送制御は、フイルム50の磁気
トラックに記録されている磁気情報を再生する場合につ
いても同様に行われる。これによって、フイルム50の
パーフォレーションが穿設されていない先端部に対する
磁気記録再生が可能となる。上記第1実施例によると、
フイルム搬送路に設けられる各種装置の位置は、近接さ
せることに対する理論上の制限はないため、装置全体を
コンパクトにすることができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図3はフイルムスキャナの第2の実施例を示す構成図で
ある。図2に示す第1の実施例と同様な構成位置に配置
される装置に対しては同一の記号を付している。同図に
おいて、上記第1の実施例と比較するとフイルム搬送路
に発光ダイオード100とパーフォレーションセンサ1
02が新しく設置されている。この発光ダイオード10
0とパーフォレーションセンサ102はパーフォレーシ
ョンセンサ24から2コマ分に相当する距離だけフイル
ム供給部側に離間して配設されている。
【0026】2つのパーフォレーション24と102は
フイルム搬送中にパーフォレーションを検出し、ORゲ
ート104にパーフォレーション検出信号を出力する。
そして、ORゲート104はパーフォレーションセンサ
24と102からのパーフォレーション検出信号の論理
和をとり、CPU30に出力している。CPU30は、
フイルムの磁気記録再生時にORゲート104を介して
パーフォレーション検出信号を入力すると、このとき磁
気ヘッド18の位置を通過している磁気トラックに対し
て磁気情報の書き込み及び読み出しを行う。
【0027】図4は、上記第2の実施例においてフイル
ム50を送り出し方向に搬送して磁気記録及び再生を行
うときのパーフォレーションセンサ24及び102の検
出信号と、ORゲート104から出力される信号と、磁
気ヘッド18の位置を通過している磁気トラックの状態
を示したタイミングチャートである。まず、フイルム5
0が送り出し方向に搬送されるとフイルム50の最も先
頭の位置に穿設された第1のパーフォレーションがパー
フォレーションセンサ102によって検出される(同図
(A)の番号1)。このときパーフォレーションセンサ
28では第1のパーフォレーションを検出していない
が、ORゲート104を介して同図(C)のように第1
のパーフォレーションの検出信号がCPU30に出力さ
れている。そして、磁気ヘッド18の位置には同図
(D)に示すように第1リーダトラック58が通過して
おり、この第1リーダトラック58に対して磁気情報の
書き込み又は読み取りを行っている。
【0028】更に、フイルム50の搬送が進むと次の第
2のパーフォレーションがパーフォレーションセンサ1
02によって検出される(同図(A)の番号2)。この
ときも、パーフォレーションセンサ28ではパーフォレ
ーションを検出していないが、ORゲート104を介し
て第2のパーフォレーションの検出信号が出力されてい
る。そして、磁気ヘッド18の位置には同図(D)に示
すように第2リーダトラック60が通過しており、この
第2リーダトラック60に対して磁気情報の書き込み又
は読み取りを行っている。
【0029】また、更にフイルム50の搬送が進むと次
の第3のパーフォレーションがパーフォレーションセン
サ102によって検出される(同図(A)の番号3)。
このときは同時にパーフォレーションセンサ24によっ
てフイルム50の最も先端の位置に穿設された第1のパ
ーフォレーションが検出されている(同図(B)の番号
1)。磁気ヘッド18の位置にはパーフォレーションセ
ンサ24によって検出された第1のパーフォレーション
に対応する1コマ目の縁部に設けられたフレームトラッ
ク52が通過しており、このフレームトラック52に対
して1コマ目に関する磁気情報の書き込み又は読み取り
を行っている。
【0030】これ以後は、ORゲート104からパーフ
ォレーションの検出信号が出力された時には、磁気ヘッ
ド18の位置をパーフォレーションセンサ24によって
検出されたパーフォレーションに対応するフレームトラ
ック52が通過しており、このフレームトラック52に
対して磁気情報の書き込み又は読み出しを行っている。
【0031】即ち、パーフォレーションセンサ24によ
ってパーフォレーションが検出されるようになると、以
後においてはパーフォレーションセンサ24によって検
出されたパーフォレーションに対応するフレームトラッ
ク52が磁気ヘッド18の位置を通過しており、従っ
て、パーフォレーション24からパーフォレーションの
検出信号が出力されたときには、パーフォレーションセ
ンサ24によって検出されたパーフォレーション54に
対応するコマの磁気情報を記録する。
【0032】尚、上記図1のフイルム50は40コマ分
のコマ領域56を有しており、パーフォレーションは全
部で41個穿設されている。従ってパーフォレーション
センサ24、102によるパーフォレーションの検出信
号はそれぞれ41回出力されている。以上のように、パ
ーフォレーション54が穿設されていないフイルム50
の先端部の第1及び第2リーダトラック58、60はパ
ーフォレーションセンサ102によって検出され、図4
のタイミングチャートでもわかるように、ORゲート1
04からのパーフォレーション検出信号(同図(C))
はあたかも第1及び第2のリーダトラック58、60に
もパーフォレーションが穿設されたように出力されてい
る。従って、フイルム50の先端部に対する磁気情報の
書き込み及び読み出しに対して特別なシーケンスを設け
ることなく、ORゲート104からパーフォレーション
検出信号が出力されるとともに磁気情報の書き込み及び
読み出しを行うという簡単なシーケンスでフイルム50
の先端部に対する磁気記録再生が実行できる。
【0033】尚、上記実施例においては、パーフォレー
ションセンサ24と磁気ヘッド18の位置をパーフォレ
ーションセンサ102から2コマ分離間して配設してい
たが、実際には、パーフォレーションセンサ及び磁気ヘ
ッドを配設する位置は、ORゲート104から出力され
るパーフォレーション検出信号の総数がフイルム50上
の磁気トラックの数より多くなるように配設し、少なく
ともORゲート104から最初に出力されたパーフォレ
ーション検出信号よりも後に第1リーダトラックが磁気
ヘッド18の位置を通過するようにすればよい。
【0034】例えば、図3のパーフォレーションセンサ
24及び光源22は1コマ分送り出し方向(即ち、図面
上右方向)に移動させて配設させてもよい。この場合、
図4のタイミングチャートでは図4(B)の第1のパー
フォレーション検出信号は、図4(A)の第4のパーフ
ォレーション検出信号出力時から検出され、図4(C)
のORゲートから出力されるパーフォレーション検出信
号の総数は44になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る磁気記
録再生方法及び装置によれば、フイルムの先端部に対す
る磁気情報の記録再生をフイルム送り出し時に行う場合
に、フイルムの先端に最も近い位置に穿設された最初の
パーフォレーションを検出したのちに、フイルムの搬送
量を検出してフイルム先端部の磁気トラック位置までフ
イルムを巻き戻し、その位置からフイルムに対するの磁
気情報の書き込み及び読み出し行うか、または、2つの
パーフォレーションセンサを所定量間隔を於いて配設
し、いずれかのパーフォレーションセンサによってパー
フォレーションを検出したときに磁気情報の書き込み及
び読み出しを行うことによって、フイルムにフイルム先
端部の磁気トラックを特定するパーフォレーションを特
別設けることなく精度良く簡単なシーケンスでフイルム
先端部に対する磁気記録再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る磁気記録再生方法及び装置
に適用されるフイルムカートリジを示す正面図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施例を示す構成図であ
る。
【図3】図3は本発明の第2の実施例を示す構成図であ
る。
【図4】図4は図3のフイルムスキャナの各部から出力
される信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…フイルムカートリッジ 12…巻取リール 14…キャプスタン 18…磁気ヘッド 24…パーフォレーションセンサ 28…CCDラインセンサ 30…CPU 32A…タコパルス用回転板 32B…タコパルス発生器 50…フイルム 52…フレームトラック 54…パーフォレーション 56…コマ領域 58…第1リーダトラック 60…第2リーダトラック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録層が形成されるとともに各コマ
    の基準位置を示すパーフォレーションが穿設されている
    写真フイルムをフイルム搬送手段によって送り出し方向
    に搬送し、前記パーフォレーションを検出する毎に、そ
    の検出位置を基準にして磁気情報の書き込み又は読み出
    しを行う磁気記録再生方法において、 前記パーフォレーションが穿設されていないフイルム先
    端部に対して磁気情報の書き込み又は読み出しを行う際
    には、前記フイルムを搬送するとともに該フイルムの最
    も先端に近い位置に設けられた第1のパーフォレーショ
    ンを検出し、 前記第1のパーフォレーションの検出位置から前記フイ
    ルム先端部に対して所望の記録再生を行うために必要な
    位置まで前記フイルムを所定量巻き戻し、 前記所定量巻き戻した位置から前記フイルムを送り出し
    方向に搬送するとともに磁気情報の書き込み又は読み出
    しを行うことを特徴とする磁気記録再生方法。
  2. 【請求項2】 前記フイルム搬送手段は、前記フイルム
    を挟持して一定速度で搬送するキャプスタンを含む請求
    項1の磁気記録再生方法。
  3. 【請求項3】 前記フイルムの所定量の巻き戻し位置
    は、前記フイルム搬送手段によるフイルム搬送に伴って
    パルス信号を発生するパルス発生手段と、該パルス発生
    手段から発生するパルス信号を前記第1のパーフォレー
    ションの検出時点からカウントするカウンタとによって
    検出する請求項1の磁気記録再生方法。
  4. 【請求項4】 磁気記録層が形成されるとともに各コマ
    の基準位置を示すパーフォレーションが穿設されている
    写真フイルムを所定の速度で搬送するフイルム搬送手段
    と、 前記パーフォレーションを検出する第1のパーフォレー
    ション検出手段と、 前記パーフォレーションを検出する第2のパーフォレー
    ション検出手段であって、前記第1のパーフォレーショ
    ン検出手段に対してフイルム送り出し方向にコマ間の距
    離の整数倍だけ離間して配設された第2のパーフォレー
    ション検出手段と、 前記フイルムの各コマに対応する磁気トラック及びパー
    フォレーションが穿設されていないフイルム先端部の磁
    気トラックに対して磁気情報の書き込み又は読み出しを
    行う磁気ヘッドと、 前記第1、第2のパーフォレーション検出手段のいずれ
    か一方が前記パーフォレーションを検出する毎に前記磁
    気ヘッドによる磁気情報の書き込み又は読み出しを行わ
    せる手段と、 を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP20867994A 1994-07-14 1994-09-01 磁気記録再生方法及び装置 Pending JPH0876259A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20867994A JPH0876259A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 磁気記録再生方法及び装置
US08/805,277 US5768642A (en) 1994-07-14 1997-02-27 Method and apparatus for magnetic recording and regeneration

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