JP3573101B2 - 電力制御方法および電力制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力の制御方法および制御装置に関し、更に詳しくは、交流電圧のサイクル制御に位相制御を組み合わせた電力制御方法および電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ヒータ等の温度制御システムには、図16に示すように、温度調節器1より所定の入力電力指令値をサイクル制御装置2に与え、サイクル制御装置2では、入力された電力指令値に応じ、所定の周期、例えば0.2〔sec〕毎に1ないし数サイクルの出力をゼロクロス機能付きSSR3に与え、前記所定の周期毎の何サイクルをヒータ4に与えてON/OFFし、そのヒータ4の温度を温度センサ5で検出し、温度調節器1にフィードバックし、サイクル制御を繰り返すことにより、ヒータ4の温度を入力電力指令値に応じた値となるように制御するものである。
【0003】
サイクル制御装置2は、図17に示すように温度調節器1で100%が出力されていると、電源周波数が50Hzの場合、この出力値100%を受け、0.2secの制御周期の10サイクルがフル出力される。温度調節器1の出力が75%であるとサイクル制御装置2からは10サイクル中、7.5サイクル分がONで出力される。同様に、温度調節器1の出力が50%の場合、サイクル制御装置2からは10サイクル中5サイクルがONで出力される。以下25%の温度調節器出力の場合は、10サイクル中、2.5サイクル分がONされる。0%の温度調節器出力では、出力も10サイクルすべてOFFである。
【0004】
なお、0.2secで50Hzの全サイクルは10回となるが、図17は様式的なものであり、全サイクルを4回としている。
【0005】
温度制御には、周期毎の数サイクル分中のオンサイクル比率を設定値に応じて変える上記サイクル制御の他に、設定値に応じて各サイクルにおける点弧角を制御する位相制御が採用されることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のサイクル制御では、制御周期が固定であり、かつ1サイクルを単位としてON/OFF制御するので、出力分解能が低く、制御精度が悪く、出力応答も遅い。また、ON状態が時間的に偏るため、制御対象の寿命に悪影響、例えば制御対象がヒータの場合、熱ストレスが大きいという問題がある。
【0007】
一方、位相制御では、高精度の制御が可能であるが点孤角を制御するものであるから、基本波成分以外に高調波が発生するという問題がある。さらに高速処理が必要であるため、装置全体が高価になるという問題がある。
【0008】
そこで、本件出願人は、平成12年3月15日提出の「サイクル制御装置、電力調整装置、温度調節器および温度制御装置」(特願2000−71642号)において、高調波を発生せず、しかも従来のサイクル制御に比べて、高精度な制御が可能なサイクル制御装置を提案している。
【0009】
以下、この先に提案したサイクル制御装置の概要について説明する。図18は、このサイクル制御装置を備えた温度制御システムの概略構成を示すブロック図である。この温度制御システムは、温度調節器1と、サイクル制御装置20と、ゼロクロス機能付きSSR3と、ヒータ4と、温度センサ5とから構成されている。サイクル制御装置20以外は、図16に示したものと同様である。
【0010】
サイクル制御装置20は、温度調節器1からの電力指令値Xを半サイクル間保持するサンプル・ホールド部21と、入力された電力指令値Xと実際の出力値Yの出力誤差Eを算出する出力誤差演算部22と、出力誤差演算部22で求めた出力誤差Eを累積する出力誤差累積部23と、入力された電力指令値Xと出力誤差累積値とを加算する加算部(補正部)24と、加算部24の出力を受け、その入力値と所定の閾値とを比較し、入力値が閾値より大なる場合に100〔%〕出力、入力値が閾値より小なる場合に0%出力とする比較部25とを備えている。
【0011】
次に、図19に示すフロー図により、サイクル制御装置20の動作を中心に説明する。動作の開始にあたり、先ず初期処理が実施される(ステップST1)。例えば、比較部25の閾値Sの設定(ステップST11)、変数nをクリア(ステップST12)、パラメータ初期値を設定し、累積用レジスタΣ(n)をクリアする(ステップST13)。
【0012】
初期処理に続いて、変数nを1インクリメントする(ステップST2)。処理開始で先ずn=1とされる。そして、第1番目(n=1)のオン比率入力X1を取り込む。(ステップST3)。続いて前回までの出力誤差累積Σ(n−1)に今回の入力指令値Xnを加算し、出力Y(n)を求める(ステップST4)。
【0013】
最初の半サイクルの処理ではΣ(n−1)は0〔%〕であり、Xn=X1である。したがって、入力電力指令値を40%に設定したとすると、X1=40〔%〕であり、Yi1も40〔%〕である。比較部25で入力された補正出力値Yi1と閾値Sが比較され(ステップST5)、補正出力値Yi1が閾値S以上であると出力を100〔%〕とする(ステップST6)。逆に補正出力値Yi1が閾値Sよりも小さいと出力を0〔%〕とする(ステップST7)。
【0014】
続いて今回の入力指令値X1と出力Y1の偏差、出力誤差E←X1−Y1を求める(ステップST8)とともに、それまでの出力誤差累積値に今回の出力誤差E1を加算して、出力誤差累積を更新する(ステップST9)。これにより、最初の半サイクルに係る処理を終了する。
【0015】
その後ステップST2に戻り、変数nを1インクリメント(n=2)し、2回目の半サイクルの処理を実行する。ステップST2からステップST9の処理は制御周期間にわたり繰り返され、次の制御周期に入ると、再度変数n及びΣ(n)をクリアして,同様の処理を繰り返す。
【0016】
上記した処理動作を具体的な数値を例に上げて説明する。以下の説明では入力電力指令値X=40〔%〕、閾値S=50〔%〕とし、50〔Hz〕の交流信号を制御するものとする。50〔Hz〕の半サイクル期間は10〔msec〕であるから、10〔msec〕毎に、図19に示すフロー図の処理を実行する。入力電力指令値Xは40〔%〕であるから、制御周期は半サイクル期間×5と決定される。
【0017】
最初の半サイクル(周期1)では、図20に示すように、入力電力指令値40〔%〕、この入力電力指令値40〔%〕と出力誤差累積Σ(0)の加算で補正出力Yi1が40〔%〕、この補正出力Yi1が40〔%〕と閾値S=50〔%〕との比較で閾値Sの方が大であるから、出力0〔%〕、電力指令値X1=40〔%〕とこの出力0〔%〕の偏差より、出力誤差E1=40〔%〕、同時に累積誤差Σ(1)=40〔%〕である。
【0018】
第2番目の半サイクルでは、同じく図20に示すように、入力電力指令値は変わらず40〔%〕、この電力指令値40〔%〕と前回までの累積値Σ(1)=40〔%〕の加算で、補正出力Yi2が80〔%〕、この補正出力Yi2が80〔%〕と閾値S=50〔%〕の比較で閾値Sよりも補正出力Yi2の方が大であるから、出力を100〔%〕とする。電力指令値X2=40〔%〕と出力100〔%〕との偏差より、出力誤差E2=−60〔%〕、前回までの出力累積誤差Σ(2)=−20〔%〕である。
【0019】
第3番目の半サイクル(周期3)では、入力電力指令値は変わらず40〔%〕、この電力指令値40〔%〕と前回までの累積値Σ(2)=−20〔%〕の加算で、補正出力Yi3が20〔%〕、この補正出力Yi3が20〔%〕と閾値S=50〔%〕の比較で閾値Sの方が大きいので、出力を0〔%〕とする。指令値X3=40〔%〕と出力0〔%〕の偏差で、出力誤差E3=40〔%〕、前回までの累積値Σ(2)=−20〔%〕を加算して、出力誤差累積Σ(3)=20〔%〕である。
【0020】
第4番目の半サイクル(周期4)では、入力指令値X4は40〔%〕、この指令値40〔%〕と前回までの累積値Σ(3)=20〔%〕の加算で、補正出力Yi4が60〔%〕、この補正出力Yi4=60〔%〕と閾値S=50〔%〕の比較で閾値Sよりも補正出力Yi4の方が大きいので、出力を100〔%〕とする。電力指令値X4=40〔%〕と出力100〔%〕の偏差で、出力誤差E4=−60〔%〕、前回までの累積値Σ(3)=20〔%〕に出力誤差−60〔%〕を累積して、出力誤差累積Σ(4)=−40〔%〕である。
である。
【0021】
第5番目の半サイクル(周期5)では、入力電力指令値X5は40〔%〕、この指令値40〔%〕と前回までの累積値−40〔%〕の加算で、補正出力Yi5=0〔%〕、この補正出力Yi5とと閾値S=50〔%〕の比較では明らかに閾値Sの方が大なので、出力を0〔%〕とする。電力指令値X5=40〔%〕と出力0〔%〕の偏差で、出力誤差E5=40〔%〕、前回までの累積値Σ(4)=−40〔%〕を加算して、出力誤差累積Σ(5)=0〔%〕である。
【0022】
以上5回の半サイクルで制御周期が終了し、次の制御周期に移る。1制御周期の中では電力指令値40〔%〕に対し、出力100〔%〕の半サイクルが2回あり、5回の半サイクル中に2回の100〔%〕出力で他の3回のサイクルが出力0%であるから、電力指令値に対応した出力となる。
【0023】
同様に、例えば、入力電力指令値が、50%であった場合には、2回の半サイクルを制御周期として、一方の半サイクルが出力100%、他方の半サイクルが出力0%となる。また、例えば、入力電力指令値が、60%であった場合には、5回の半サイクルを制御周期として、その内の3回の半サイクルが出力100%、2回の半サイクルが出力0%となる
かかるサイクル制御装置によれば、制御周期を決定し、半サイクル毎に出力補正し、電力指令値に応じて100〔%〕出力か、0〔%〕出力かを選択して出力するものであるから、従来のサイクル制御に比し、出力応答が速く、また、従来のサイクル制御に比し、ON状態が時間的に分散されるので、制御対象を長寿命化できる。従来の位相制御に比べて高速処理が必要ないため、装置が安価に実現できる。ゼロ電圧スイッチングであるため、電気ノイズが小さいなどの効果がある。
【0024】
しかしながら、このサイクル制御装置では、0〜100%の電力指令値に対して、100〔%〕出力か、0〔%〕出力かのいずれかの出力しかないために、入出力特性に直線性が要求される領域、例えば、温度制御において、目標温度に達した状態における小さな電力指令値の領域では、精度が充分でない場合があるといった難点がある。
【0025】
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、高調波の発生を抑制しつつ、しかも先に提案しているサイクル制御に比べて、さらに高精度な制御が可能な電力制御方法および電力制御装置を提供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上述の目的を達成するために、次のように構成している。
【0027】
すなわち、本発明の電力制御方法は、入力電力指令値に応じて、出力電力指令値を出力する電力制御方法であって、半サイクル以上の所定サイクル毎に、前記入力電力指令値とそれまでに累積された出力誤差累積値とを加算する加算ステップと、加算ステップで加算された加算値と複数の基準値とを比較してその比較結果に応じて予め定めた出力電力指令値を出力する出力ステップと、出力ステップで出力する出力電力指令値と前記入力電力指令値との出力誤差値を演算する演算ステップと、演算ステップで演算した出力誤差値を、それまでに累積された前記出力誤差累積値に累積する累積ステップとを行うものであって、前記出力ステップでは、0%〜100%の入力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲における対応する出力電力指令値を所定の一定値に設定し、0%〜100%の出力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲を除外した値を、前記予め定めた出力電力指令値として出力するものである。
【0028】
本発明によると、先に提案しているサイクル制御と同様に、出力応答が速く、ON状態が時間的に分散されるので、制御対象を長寿命化できる。特に、出力ステップで出力する出力電力指令値を用いて、次のサイクルのための出力誤差の演算処理およびそれに基づく出力誤差の累積処理を行うことができるので、例えば、出力ステップで出力された出力電力指令値によって、後段のSSR等の点弧をフィードバックして出力電力指令値を決定するための処理を行うといった構成に比べて、SSR等の点弧を待つ必要がなく、より簡便な構成が可能となる。
【0029】
さらに、0%〜100%の出力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲を除外した値を、出力電力指令値として出力するので、入出力特性の直線性が要求される領域に対応する加算値に対しては、スイッチングによる高調波の発生が大きい中間範囲を除いた出力電力指令値を出力することができ、位相制御に比べて高調波の発生を低減しつつ、先に提案したサイクル制御に比べて高精度の制御が可能となる。
【0030】
本発明の他の実施態様においては、前記出力ステップでは、複数の前記基準値を閾値として区分される加算値の範囲に応じて、一定の値の前記出力電力指令値または加算値に対応した異なる値の前記出力電力指令値を出力するものである。
【0031】
本発明によると、複数の基準値を閾値として区分される加算値の範囲に応じて、一定値の出力電力指令値、または、加算値に対応した異なる値の出力電力指令値を出力するので、先に提案したサイクル制御に比べて高精度の制御が可能となり、特に、前記加算値に対応した異なる値を出力電力指令値として出力することにより、直線性の優れた入出力特性を得ることができる。
【0032】
本発明の電力制御装置は、入力電力指令値に応じて、出力電力指令値を出力する電力制御装置であって、半サイクル以上の所定サイクル毎に、前記入力電力指令値とそれまでに累積された出力誤差累積値とを加算する加算手段と、前記所定サイクル毎に、前記加算手段からの加算値と複数の基準値とを比較してその比較結果に応じて予め定めた出力電力指令値を出力する比較手段と、前記所定サイクル毎に、前記比較手段から出力電力指令値と前記入力電力指令値との出力誤差値を演算する演算手段と、前記所定サイクル毎に、前記演算手段から出力誤差値を、それまでに累積された前記出力誤差累積値に累積する出力誤差累積手段とを備え、前記比較手段は、0%〜100%の入力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲における対応する出力電力指令値を所定の一定値に設定し、0%〜100%の出力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲を除外した値を、前記予め定めた出力電力指令値として出力するものである。
【0033】
本発明によると、先に提案しているサイクル制御と同様に、出力応答が速く、ON状態が時間的に分散されるので、制御対象を長寿命化できる。特に、比較手段から出力される出力電力指令値を用いて、次のサイクルのための出力誤差の演算を演算手段で行えるとともに、それに基づく出力誤差の累積を出力誤差累積手段で行うことができるので、例えば、比較手段から出力された出力電力指令値によって、後段のSSR等の点弧をフィードバックして出力電力指令値を決定するための処理を行うといった構成に比べて、SSR等の点弧を待つ必要がなく、より簡便な構成が可能となる。
【0034】
さらに、0%〜100%の出力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲を除外した値を、出力電力指令値として出力するので、入出力特性の直線性が要求される領域に対応する加算値に対しては、スイッチングによる高調波の発生が大きい中間範囲を除いた出力電力指令値を出力することができ、位相制御に比べて高調波の発生を低減しつつ、先に提案したサイクル制御に比べて高精度の制御が可能となる。
【0035】
本発明の他の実施態様においては、前記比較手段は、複数の前記基準値を閾値として区分される加算値の範囲に応じて、一定の値の前記出力電力指令値または加算値に対応した異なる値の前記出力電力指令値を出力するものである。
【0036】
本発明によると、複数の基準値を閾値として区分される加算値の範囲に応じて、一定値の出力電力指令値、または、加算値に対応した異なる値の出力電力指令値を出力するので、先に提案したサイクル制御に比べて高精度の制御が可能となり、特に、前記加算値に対応した異なる値を出力電力指令値として出力することにより、直線性の優れた入出力特性を得ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
【0038】
(実施の形態1)
図1は、本発明の一つの実施の形態に係る電力制御装置を備える温度制御システムの概略構成を示すブロック図であり、図18に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0039】
この実施形態の温度制御システムは、温度調節器1と、本発明に係る電力制御装置200と、ゼロクロス機能付きSSR3と、ヒータ4と、温度センサ5から構成されている。
【0040】
電力制御装置200は、温度調節器1からの入力電力指令値Xを半サイクル間保持するサンプル・ホールド部21と、入力された電力指令値Xと実際の出力値Yとの出力誤差Eを算出する出力誤差演算部22と、出力誤差演算部22で求めた出力誤差Eを累積する出力誤差累積部23と、入力された電力指令値Xと出力誤差累積値とを加算する加算部(補正部)24と、加算部24の加算出力を受け、その入力値と所定の閾値とを比較し その比較結果に応じて、出力電力指令値を出力する比較部250とを備えている。
【0041】
この電力制御装置200は、アナログ演算回路で構成してもよいし、コンピュータ等のソフトウエアを含むデジタル演算回路で構成してもよい。
【0042】
上述の図18の先に提案したサイクル制御装置20に比べて、本発明の電力制御装置200は、比較部250の構成が相違している。
【0043】
すなわち、図18のサイクル制御装置20では、比較部25は、図2に示されるように、加算部24からの入力電力指令値が、所定の閾値50%以上であるときには、100%の出力値を、閾値50%未満であるときには、0%の出力値を出力するものである。
【0044】
これに対して、この実施の形態の電力制御装置200の比較部250は、図3に示されるように基準値としての閾値を複数、この実施の形態では、第1〜第3の三つの閾値Xa,Xb,Xcを備えており、加算部24からの入力電力指令値(加算値)を前記閾値Xa,Xb,Xcと比較し、入力電力指令値が、前記閾値Xa,Xb,Xcによって区分される範囲のいずれの範囲にあるかに応じて、所定の中間範囲、この実施の形態では、25%〜75%を除いた予め定めた出力電力指令値を出力するものである。
【0045】
具体的には、この実施の形態では、第1〜第3の閾値Xa,Xb,Xcは、20%,50%,80%である。加算部24からの比較部250への入力電力指令値が、0%〜20%の第1の範囲にあるときには、入力電力指令値に比例した0%〜20%の出力電力指令値を出力し、20%〜50%の第2の範囲にあるときには、出力電力指令値Yaとして10%の出力電力指令値を出力し、50%〜80%の第3の範囲にあるときには、出力電力指令値Ybとして90%の出力電力指令値を出力し、80%〜100%の第4の範囲にあるときには、入力電力指令値に比例した80%〜100%の出力電力指令値を出力するものである。
【0046】
なお、予め定めた中間範囲の出力電力値を除外するのは、例えば、25%〜75%の中間範囲の出力値は、スイッチングによる高調波の発生が大きい領域だからである。
【0047】
先に提案したサイクル制御では、0%または100%の出力値のいずれかしか出力できないので、SSR3を介してヒータ4に供給される出力波形は、上述の図20に示されるように、半サイクルの全期間OFFかONのいずれかであったのに対して、この実施の形態では、出力波形を次のように可変できることになる。
【0048】
すなわち、加算部24からの比較部250への入力電力指令値が、0%〜20%の第1の範囲にあるときには、図4(a)に示されるように、0%〜20%の間で入力電力指令値に応じた無段階の出力波形となり、20%〜50%の第2の範囲にあるときには、図4(b)に示されるように10%の出力波形となり、50%〜80%の第3の範囲にあるときには、図4(c)に示されるように90%の出力波形となり、80%〜100%の第4の範囲にあるときには、図4(d)に示されるように、80%〜100%の間で入力電力指令値に応じた無段階の出力波形となる。
【0049】
このように出力波形を制御できるので、位相制御に近い精度の高い制御が行える一方、スイッチングによる高調波が大きい中間範囲の出力値、この実施の形態では、例えば、25%〜75%の出力値を除外した出力電力値を出力するので、位相制御に比べて高調波の発生を抑制できることになる。
【0050】
次に、この実施形態の温度制御システムの動作を説明する。ここでは、図5に示すフローチャートに基づいて、電力制御装置200の動作を中心に説明する。
【0051】
動作の開始にあたり、先ず初期処理が実施される(ステップST1)。例えば、比較部250の閾値Xa,Xb,Xcおよび出力値Ya,Ybを設定(ステップST14)、変数nをクリア(ステップST15)、パラメータ初期値を設定し、累積用レジスタΣ(n)をクリアする(ステップST16)。
【0052】
初期処理に続いて、変数nを1インクリメントする(ステップST2)。処理開始で先ずn=1とされる。そして、第1番目(n=1)のオン比率入力(入力電力指令値)X1を取り込む(ステップST3)。続いて前回までの出力誤差累積Σ(n−1)に今回の入力電力指令値Xnを加算し、出力Y(n)を求める(ステップST4)。
【0053】
最初の半サイクルの処理ではΣ(n−1)は0〔%〕であり、Xn=X1である。比較部250では、加算部24から入力された補正出力値(電力指令値)Ynと閾値Xa,Xb,Xcとが比較され(ステップST5)、補正出力値Ynが0%以下であるときには、0%の出力電力指令値を出力し(ステップST6)、補正出力値Ynが0%を越えて第1の閾値Xa未満の第1の範囲にあるときには、補正出力値Ynに応じた出力電力指令値を出力し(ステップST7)、補正出力値Ynが第1の閾値Xa以上で第2の閾値Xb以下の第2の範囲にあるときには、出力電力指令値Yaを出力し(ステップST8)、補正出力値Ynが第2の閾値Xbを越えて第3の閾値Xc未満の第3の範囲にあるときには、出力電力指令値Ybを出力し(ステップST9)、補正出力値Ynが第3の閾値Xc以上で100%未満の第4の範囲にあるときには、補正出力値Ynに応じた出力電力指令値を出力し(ステップST10)、補正出力値Ynが100%以上であるときには、100%の出力電力値を出力する(ステップST11)。
【0054】
続いて今回の入力電力指令値X1と出力電力指令値Y1との偏差、すなわち、出力誤差E←X1−Y1を求めるとともに(ステップST12)、それまでの出力誤差累積値に今回の出力誤差E1を加算して、出力誤差累積を更新する(ステップST13)。これにより、最初の半サイクルに係る処理を終了する。この電力制御装置200の後段のゼロクロス機能付SSR3では、上述のステップST6ないしST11の出力電力指令値に応じて、次の半サイクルで点弧される。
【0055】
この次の半サイクルでは、ステップST2に戻り、変数nを1インクリメント(n=2)し、2回目の半サイクルの処理を実行する。ステップST2からステップST13の処理は制御周期に渡って繰り返され、次の制御周期に入ると、再度変数n及びΣ(n)をクリアして,同様の処理を繰り返す。
【0056】
この実施の形態では、上述の先に提案したサイクル制御のように簡単に制御周期を決定することはできないけれども、先に提案したサイクル制御と同様に所要の制御周期で誤差は解消される。
【0057】
図6〜図8は、この実施の形態による出力波形を、従来のサイクル制御および位相制御の出力波形と比較して示す図であり、図6は25%出力、図7は50%出力、図8は70%出力をそれぞれ示しており、各図(a)は従来のサイクル制御、各図(b)は位相制御、各図(c)がこの実施の形態の出力波形をそれぞれ示している。
【0058】
この実施の形態の電力制御装置200によれば、先に提案したサイクル制御と同様に、出力応答が速く、ON状態が時間的に分散されるので、制御対象を長寿命化できる。
【0059】
特に、上述のステップST6ないしST11で出力される出力電力指令値を用いて、ステップST12,13において、入力電力指令値と出力電力指令値との出力誤差を求めるとともに、それまでの出力誤差累積値に、その出力誤差を累積して次の半サイクルのための処理を行うので、例えば、ステップST6ないしST11で出力される出力電力指令値による後段のSSR3の点弧をフィードバックするような構成に比べて、SSR3の点弧を待つことなく、処理を行え、より簡便な構成が可能となる。
【0060】
また、位相制御の出力波形に比べて、この実施の形態の出力波形は、ONするタイミングが、ゼロクロスにより近くなっており、半サイクルにおいて、全期間ONまたは全期間OFFの出力波形のいずれかに近い波形に補正されており、したがって、位相制御に比べて高調波の発生が抑制されることになる。
【0061】
図9および図10は、それぞれ50〔Hz〕の交流成分を基本波とするシミュレーションによる出力電圧に含まれる基本波と高調波成分とを示している。図9は40%出力、図10は60%出力であり、各図(a)は位相制御、各図(b)はこの実施の形態をそれぞれ示している。
【0062】
位相制御に比べて、この実施の形態では、高調波が十分に低減されていることが分かる。
【0063】
以上にようにして先に提案しているサイクル制御と位相制御とを組み合わせることにより、従来のサイクル制御に比べて、出力応答が速い制御が可能になるとともに、ON状態が時間的に分散されるので、制御対象を長寿命化できる。さらに、位相制御に比べて高調波の発生を低減しつつ、先に提案したサイクル制御に比べて高精度の制御が可能となる。
【0064】
なお、Xa,Xb,XcおよびYa,Ybの値は、上述の値に限らないのは勿論であり、また、閾値の数も三つに限るものでないのは勿論である。
【0065】
(実施の形態2)
図11は、本発明の他の実施の形態の入出力特性を示す図であり、上述の実施の形態1の図3に対応する図である。
【0066】
上述の実施の形態1では、比較部250は、加算部24からの入力電力指令値(加算値)が、0%〜Xa%の第1の範囲にあるときには、入力電力指令値に比例した出力電力指令値を出力し、また、加算部24からの比較部250への入力電力指令値が、Xc%〜100%の第4の範囲にあるときには、入力電力指令値に比例した出力電力指令値を出力するものであった。
【0067】
これに対して、この実施の形態では、加算部24からの比較部250への入力電力指令値が、0%〜Xa%の第1の範囲にあるときには、0%の出力電力指令値を出力し、また、加算部24からの比較部250への入力電力指令値が、Xc%〜100%の第4の範囲にあるときには、100%の出力電力指令値を出力するようにしている。
【0068】
図12は、この実施の形態の動作説明に供するフローチャートであり、上述の実施の形態1の図5に対応する図である。
【0069】
動作の開始にあたり、先ず初期処理が実施される(ステップST1)。例えば、比較部250の閾値Xa,Xb,Xcおよび出力値Ya,Ybを設定(ステップST12)、変数nをクリア(ステップST13)、パラメータ初期値を設定し、累積用レジスタΣ(n)をクリアする(ステップST14)。
【0070】
初期処理に続いて、変数nを1インクリメントする(ステップST2)。処理開始で先ずn=1とされる。そして、第1番目(n=1)のオン比率入力(入力電力指令値)X1を取り込む(ステップST3)。続いて前回までの出力誤差累積Σ(n−1)に今回の入力電力指令値Xnを加算し、補正出力値Y(n)を求める(ステップST4)。
【0071】
最初の半サイクルの処理ではΣ(n−1)は0〔%〕であり、Xn=X1である。比較部250では、加算部24から入力された補正出力値Ynと閾値Xa,Xb,Xcが比較され(ステップST5)、補正出力値Ynが0%以下であるときには、0%の出力電力指令値を出力し(ステップST6)、補正出力値Ynが0%を越えて第1の閾値Xa未満の第1の範囲にあるときには、0%の出力電力指令値を出力し(ステップST6)、補正出力値Ynが第1の閾値Xa以上で第2の閾値Xb以下の第2の範囲にあるときには、出力電力指令値Yaを出力し(ステップST7)、補正出力値Ynが第2の閾値Xbを越えて第3の閾値Xc未満の第3の範囲にあるときには、出力電力指令値Ybを出力し(ステップST8)、補正出力値Ynが第3の閾値Xc以上で100%未満の第4の範囲にあるときには、100%の出力電力指令値を出力し(ステップST9)、補正出力値Ynが100%以上であるときには、100%の出力電力指令値を出力する(ステップST9)。
【0072】
続いて今回の入力電力指令値X1と出力電力指令値Y1の偏差、すなわち、出力誤差E←X1−Y1を求める(ステップST10)とともに、それまでの出力誤差累積に今回の出力誤差E1を加算して、出力誤差累積を更新する(ステップST11)。これにより、最初の半サイクルに係る処理を終了する。この電力制御装置200の後段のゼロクロス機能付SSR3では、上述のステップST6ないしST9の出力電力指令値に応じて、次の半サイクルで点弧される。
【0073】
この次の半サイクルでは、ステップST2に戻り、変数nを1インクリメント(n=2)し、2回目の半サイクルの処理を実行する。ステップST2からステップST11の処理は制御周期に渡り繰り返され、次の制御周期に入ると、再度変数n及びΣ(n)をクリアして,同様の処理を繰り返す。
【0074】
先に提案したサイクル制御では、0%または100%の出力電力指令値のいずれかしか出力できなかったのに対して、この実施の形態では、出力電力指令値Ya、Ybの出力が可能であるので、位相制御に近い精度の高い制御が行える一方、スイッチングによる高調波が大きい中間範囲の出力値を除外した出力値を出力するので、位相制御に比べて高調波の発生を抑制できることになる。
【0075】
(その他の実施の形態)
本発明のさらに他の実施の形態として、入出力特性を、図13に示されるように、更に多段してもよいし、図14あるいは図15に示されるように、電力指令値が小さい領域あるいは電力指令値が大きい領域のみ0%または100%以外の出力値を出力するようにしてもよい。
【0076】
本発明の他の実施の形態として、電力制御装置200を温度調節器1に内蔵させる構成としてもよい。
【0077】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、入力電力指令値に応じて、例えば、半サイクル毎に出力電力指令値を補正するので、従来のサイクル制御に比べて、出力応答が速く、また、ON状態が時間的に分散されるので、制御対象を長寿命化できる。特に、後段のSSR等に出力する出力電力指令値を用いて、次のサイクルのための出力誤差の演算処理およびそれに基づく出力誤差の累積処理を行うことができるので、例えば、出力された出力電力指令値によって、後段のSSR等の点弧をフィードバックして出力電力指令値を決定するための処理を行うといった構成に比べて、SSR等の点弧を待つ必要がなく、より簡便な構成が可能となる。
【0078】
さらに、本発明によれば、スイッチングによる高調波が大きい中間範囲を除いた出力電力指令値を出力するので、位相制御に比べて高調波の発生を低減しつつ、先に提案したサイクル制御に比べて高精度の制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る温度制御システムの概略構成図である。
【図2】先に提案したサイクル制御の入出力特性図である。
【図3】図1の実施の形態の入出力特性図である。
【図4】図1の実施の形態の出力波形を示す図である。
【図5】図1の実施の形態の動作説明に供するフローチャートである。
【図6】出力25%のときの出力波形を従来のサイクル制御および位相制御と比較して示す図である。
【図7】出力50%のときの出力波形を従来のサイクル制御および位相制御と比較して示す図である。
【図8】出力70%のときの出力波形を従来のサイクル制御および位相制御と比較して示す図である。
【図9】出力40%のときの出力に含まれる基本波と高調波成分とを、位相制御と比較して示す図である。
【図10】出力60%のときの出力に含まれる基本波と高調波成分とを、位相制御と比較して示す図である。
【図11】本発明の他の実施の形態の入出力特性を示す図である。
【図12】図11の実施の形態の動作説明に供するフローチャートである。
【図13】本発明の更に他の実施の形態の入出力特性を示す図である。
【図14】本発明の他の実施の形態の入出力特性を示す図である。
【図15】本発明の更に他の実施の形態の入出力特性を示す図である。
【図16】従来の温度制御システムの構成を示す概略構成図である。
【図17】従来のサイクル制御を説明するための図である。
【図18】先に提案したサイクル制御を説明するための概略構成図である。
【図19】先に提案したサイクル制御の動作説明に供するフローチャートである。
【図20】先に提案したサイクル制御の半サイクル毎の動作を説明するための各部のレベルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 温度調節器
200 電力制御装置
3 ゼロクロス機能付SSR
4 ヒータ
5 温度センサ
21 サンプル・ホールド部
22 出力誤差演算部
23 出力誤差累積部
24 加算部
250 比較部

Claims (4)

  1. 入力電力指令値に応じて、出力電力指令値を出力する電力制御方法であって、
    半サイクル以上の所定サイクル毎に、
    前記入力電力指令値とそれまでに累積された出力誤差累積値とを加算する加算ステップと、
    加算ステップで加算された加算値と複数の基準値とを比較してその比較結果に応じて予め定めた出力電力指令値を出力する出力ステップと、
    出力ステップで出力する出力電力指令値と前記入力電力指令値との出力誤差値を演算する演算ステップと、
    演算ステップで演算した出力誤差値を、それまでに累積された前記出力誤差累積値に累積する累積ステップとを行うものであって、
    前記出力ステップでは、0%〜100%の入力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲における対応する出力電力指令値を所定の一定値に設定し、0%〜100%の出力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲を除外した値を、前記予め定めた出力電力指令値として出力することを特徴とする電力制御方法。
  2. 前記出力ステップでは、複数の前記基準値を閾値として区分される加算値の範囲に応じて、一定の値の前記出力電力指令値または加算値に対応した異なる値の前記出力電力指令値を出力する請求項1記載の電力制御方法。
  3. 入力電力指令値に応じて、出力電力指令値を出力する電力制御装置であって、
    半サイクル以上の所定サイクル毎に、前記入力電力指令値とそれまでに累積された出力誤差累積値とを加算する加算手段と、
    前記所定サイクル毎に、前記加算手段からの加算値と複数の基準値とを比較してその比較結果に応じて予め定めた出力電力指令値を出力する比較手段と、
    前記所定サイクル毎に、前記比較手段から出力電力指令値と前記入力電力指令値との出力誤差値を演算する演算手段と、
    前記所定サイクル毎に、前記演算手段から出力誤差値を、それまでに累積された前記出力誤差累積値に累積する出力誤差累積手段とを備え、
    前記比較手段は、0%〜100%の入力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲における対応する出力電力指令値を所定の一定値に設定し、0%〜100%の出力電力指令値の範囲の内、所定の中間範囲を除外した値を、前記予め定めた出力電力指令値として出力することを特徴とする電力制御装置。
  4. 前記比較手段は、複数の前記基準値を閾値として区分される加算値の範囲に応じて、一定の値の前記出力電力指令値または加算値に対応した異なる値の前記出力電力指令値を出力する請求項3記載の電力制御装置。
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