JP3572761B2 - 回転磁気ヘッドの検査方法 - Google Patents
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- G11B2005/0013—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はVTR装置やDAT装置に用いる回転磁気ヘッドに関し、特に、回転ドラムに組み付けられる磁気ヘッドの適否を検査するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、基準速度と2倍速での記録・再生を行うVTR装置やDAT装置の回転ドラムXにおいては、図3(a)に示すような所謂”ダブルアジマスヘッド”を用いるが、この回転ドラムにはその直径方向に対向した2組のダブルアジマスヘッドが組み付けられる。即ち、図3(b)の磁気ヘッドA及び磁気ヘッドCは、各々基準速度と2倍速での記録・再生を行う第1チャンネル用記録・再生ヘッドであり、磁気ヘッドB及び磁気ヘッドDは各々基準速度と2倍速での記録・再生を行う第2チャンネル用記録・再生ヘッドである。
【0003】
このような、従来の回転磁気ヘッドの検査工程においては、図5に示すような方法により個別に磁気ヘッドA〜Dの適否を判定している。つまり、磁気テープを基準速度での走行状態におき(ステップSa)、磁気ヘッドAで同磁気テープに基準信号を記録(ステップSb)した後、検査装置を再生状態として、同磁気ヘッドAで記録させた基準信号の再生(ステップSc)を行って、同記録信号が基準レベルよりも高いか否かを判定(ステップSd)し、基準レベルよりも低い場合には、警報ランプの点灯等の不良処理(ステップSe)を行う。
【0004】
ついで、磁気ヘッドB〜Dに対しても、同様の検査工程を繰り返し、全部の磁気ヘッドの性能が基準値を満たしているか否かがチェックされることになる。
【0005】
ところで、これらの第1チャンネル用磁気ヘッドA,C及び第2チャンネル用磁気ヘッドB,Dは、図4に示すように、回転ドラムXの表面xの垂線に対して+θ,+θ2,−θ2,+θ1なるアジマス角をそれぞれ有するが、これらの第1チャンネル用磁気ヘッドA,C及び第2チャンネル用磁気ヘッドB,Dが誤って図3(a)に示すヘッドベース1に組み付けられると、期待するような機能が得られなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の検査方法によると、磁気ヘッドA〜D個々の性能から良品不良品を判別するのみで、磁気ヘッドA〜Dをヘッドベース1に誤って組み付けられているか否かは検査することができないといった不具合があった。
本発明の目的は、以上に述べたような従来の回転磁気ヘッドの検査方法の実状に鑑み、ヘッドベースへの組み付け状態の正誤判定ができる回転磁気ヘッドの検査方法を得るにある。
【0007】
この目的を達成するため、本発明は、アジマス角の異なる記録再生速度が基準速度で用いる第1の磁気ヘッドと該第1の磁気ヘッドの記録再生速度よりも大きい速度で用いられる第2の磁気ヘッドをヘッドベースに配置するダブルアジマスヘッドにおいて、上記第1の磁気ヘッドに制御手段で用意された基準信号を印加し走行テープに検査用信号を記録する工程と、この工程で記録された信号を同磁気ヘッドで再生して再生信号のレベルと上記制御手段で用意された基準レベルとを比較することにより上記第1の磁気ヘッドの上記ヘッドベースへの組み付け正誤及び磁気ヘッド性能の良、不良をチェックする工程と、前記記録信号を上記第2の磁気ヘッドで再生して再生信号のレベルと上記基準レベルとの比較により上記第2の磁気ヘッドのヘッドベースへの組み付け正誤をチェックする工程とを備える回転磁気ヘッドの検査方法を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2について本発明の実施例の詳細を説明する。
図1は本発明で用いる検査装置のブロック線図であり、CPUで構成される制御装置には、検査開始を行うスタートボタンSBからの信号及び検査される磁気ヘッドA〜Dからの再生信号が入力される。
【0009】
そして、制御装置CPUはスタートボタンからの入力があった時、テープ駆動モータMの回転を行い、指定された磁気ヘッドA〜Dに基準信号を印加する。また、同制御装置CPUは磁気テープへの記録を行った後、指定磁気ヘッドA〜Dによる再生を行い、再生信号のレベルをチェックし、同レベルが基準レベルよりも低い場合に判定表示器Hに不良磁気ヘッドであることを表示する。
【0010】
図2は本発明の特徴である検査方法のフローチャートを示し、スタートボタンSBが押されると、制御装置CPUにより記録再生速度が基準速度で用いる磁気ヘッドAに対応した走行速度で磁気テープが駆動(ステップS1)され、制御装置CPUで用意された基準信号が磁気ヘッドAに印加され、同磁気ヘッドAで磁気テープに基準信号が一定時間だけ記録(ステップS2)される。この後、磁気ヘッドAが再生状態とされて記録信号が再生(ステップS3)される。磁気ヘッドAの再生信号は制御装置CPUに入力され、同制御装置CPUで用意される基準レベルとの比較(ステップS4)により磁気ヘッドAのヘッドベース1への組み付け正誤及び磁気ヘッド性能の良、不良をチェックされ、更に記録再生速度が2倍速で用いられる磁気ヘッドCで磁気ヘッドAによる記録信号の再生(ステップS5)が行われ、同再生信号が再び基準レベルと比較(ステップS6)され、磁気ヘッドCのヘッドベース1への組み付け正誤がチェックされる。ステップS4で異常(基準レベルより再生信号が低い場合)がなければ磁気ヘッドAの性能及び磁気ヘッドAのヘッドベース1への組み付けは正常のものとされ、また、ステップS6で異常(基準レベルより再生信号が高い場合)がなければ磁気ヘッドCのヘッドベース1への組み付け状態も正常のものとされる。更に、上記磁気ヘッドAの時と同様にスタートボタンSBが押されると、制御装置CPUにより磁気ヘッドCに対応した走行速度で磁気テープが駆動(ステップS1)され、制御装置CPUで用意された基準信号が磁気ヘッドCに印加され、同磁気ヘッドCで磁気テープに基準信号が一定時間だけ記録(ステップS2)される。この後、磁気ヘッドCが再生状態とされて記録信号が再生(ステップS3)される。磁気ヘッドCの再生信号は制御装置CPUに入力され、同制御装置CPUで用意される基準レベルと比較(ステップS4)され、異常がなければ、磁気ヘッドCの性能も正常のものとして、磁気ヘッドA及び磁気ヘッドCの検査を終了する。
【0011】
なお、前述したステップS4での再生信号と基準レベルとの比較の際、例えば、再生信号が基準レベルよりも低い場合には、制御装置CPUから警報が発信され、判定表示器Hの警報ランプが点灯(ステップS7)されて、再生磁気ヘッドA,C個々の異常が警告されることになる。
【0012】
また、前述したステップS6での再生信号と基準レベルとの比較の際、例えば、再生信号が基準レベルよりも高い場合には、制御装置CPUから警報が発信され、判定表示器Hの警報ランプが点灯(ステップS8)されて、再生磁気ヘッドA及び磁気ヘッドCの組み付け状態の異常が警告されることになる。
【0013】
また、前述した実施例では、ステップS4において磁気ヘッドAの再生信号が制御装置CPUに入力された時点ですぐに基準レベルと比較される構成となっているが、制御装置CPUに入力された再生信号は、ステップS6の磁気ヘッドCの再生信号と基準レベルとの比較の時点で、基準レベルと比較されても同じことである。
【0014】
さらに、実際の検査工程では、前述した第1チャンネルの磁気ヘッドA,Cの次に、第2チャンネルの磁気ヘッドB,Dの検査が行われるが、これらの磁気ヘッドB,Dの検査工程は、前述した磁気ヘッドA,Cと全く同様のステップで行えばよい。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、記録再生速度が基準速度で用いる磁気ヘッドで記録した基準信号を、この磁気ヘッド及び基準記録再生速度よりも大きい速度で用いられる他の磁気ヘッドで再生して適否判定のデータとするから、各磁気ヘッド個々の性能の検査と、ヘッドベースへの組み付け状態の正誤判定とを同時にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる検査装置のブロック線図である。
【図2】本発明の検査方法のフローチャートである。
【図3】(a),(b)は一般的なダブルアジマスヘッドの説明図である。
【図4】同ダブルアジマスヘッドの展開図である。
【図5】従来の検査方法のフローチャートである。
【符号の説明】
A〜D 磁気ヘッド
H 判定表示器
X 回転ドラム
CPU 制御装置
S1〜S8 工程
1 ヘッドベース
【発明の属する技術分野】
本発明はVTR装置やDAT装置に用いる回転磁気ヘッドに関し、特に、回転ドラムに組み付けられる磁気ヘッドの適否を検査するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、基準速度と2倍速での記録・再生を行うVTR装置やDAT装置の回転ドラムXにおいては、図3(a)に示すような所謂”ダブルアジマスヘッド”を用いるが、この回転ドラムにはその直径方向に対向した2組のダブルアジマスヘッドが組み付けられる。即ち、図3(b)の磁気ヘッドA及び磁気ヘッドCは、各々基準速度と2倍速での記録・再生を行う第1チャンネル用記録・再生ヘッドであり、磁気ヘッドB及び磁気ヘッドDは各々基準速度と2倍速での記録・再生を行う第2チャンネル用記録・再生ヘッドである。
【0003】
このような、従来の回転磁気ヘッドの検査工程においては、図5に示すような方法により個別に磁気ヘッドA〜Dの適否を判定している。つまり、磁気テープを基準速度での走行状態におき(ステップSa)、磁気ヘッドAで同磁気テープに基準信号を記録(ステップSb)した後、検査装置を再生状態として、同磁気ヘッドAで記録させた基準信号の再生(ステップSc)を行って、同記録信号が基準レベルよりも高いか否かを判定(ステップSd)し、基準レベルよりも低い場合には、警報ランプの点灯等の不良処理(ステップSe)を行う。
【0004】
ついで、磁気ヘッドB〜Dに対しても、同様の検査工程を繰り返し、全部の磁気ヘッドの性能が基準値を満たしているか否かがチェックされることになる。
【0005】
ところで、これらの第1チャンネル用磁気ヘッドA,C及び第2チャンネル用磁気ヘッドB,Dは、図4に示すように、回転ドラムXの表面xの垂線に対して+θ,+θ2,−θ2,+θ1なるアジマス角をそれぞれ有するが、これらの第1チャンネル用磁気ヘッドA,C及び第2チャンネル用磁気ヘッドB,Dが誤って図3(a)に示すヘッドベース1に組み付けられると、期待するような機能が得られなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の検査方法によると、磁気ヘッドA〜D個々の性能から良品不良品を判別するのみで、磁気ヘッドA〜Dをヘッドベース1に誤って組み付けられているか否かは検査することができないといった不具合があった。
本発明の目的は、以上に述べたような従来の回転磁気ヘッドの検査方法の実状に鑑み、ヘッドベースへの組み付け状態の正誤判定ができる回転磁気ヘッドの検査方法を得るにある。
【0007】
この目的を達成するため、本発明は、アジマス角の異なる記録再生速度が基準速度で用いる第1の磁気ヘッドと該第1の磁気ヘッドの記録再生速度よりも大きい速度で用いられる第2の磁気ヘッドをヘッドベースに配置するダブルアジマスヘッドにおいて、上記第1の磁気ヘッドに制御手段で用意された基準信号を印加し走行テープに検査用信号を記録する工程と、この工程で記録された信号を同磁気ヘッドで再生して再生信号のレベルと上記制御手段で用意された基準レベルとを比較することにより上記第1の磁気ヘッドの上記ヘッドベースへの組み付け正誤及び磁気ヘッド性能の良、不良をチェックする工程と、前記記録信号を上記第2の磁気ヘッドで再生して再生信号のレベルと上記基準レベルとの比較により上記第2の磁気ヘッドのヘッドベースへの組み付け正誤をチェックする工程とを備える回転磁気ヘッドの検査方法を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2について本発明の実施例の詳細を説明する。
図1は本発明で用いる検査装置のブロック線図であり、CPUで構成される制御装置には、検査開始を行うスタートボタンSBからの信号及び検査される磁気ヘッドA〜Dからの再生信号が入力される。
【0009】
そして、制御装置CPUはスタートボタンからの入力があった時、テープ駆動モータMの回転を行い、指定された磁気ヘッドA〜Dに基準信号を印加する。また、同制御装置CPUは磁気テープへの記録を行った後、指定磁気ヘッドA〜Dによる再生を行い、再生信号のレベルをチェックし、同レベルが基準レベルよりも低い場合に判定表示器Hに不良磁気ヘッドであることを表示する。
【0010】
図2は本発明の特徴である検査方法のフローチャートを示し、スタートボタンSBが押されると、制御装置CPUにより記録再生速度が基準速度で用いる磁気ヘッドAに対応した走行速度で磁気テープが駆動(ステップS1)され、制御装置CPUで用意された基準信号が磁気ヘッドAに印加され、同磁気ヘッドAで磁気テープに基準信号が一定時間だけ記録(ステップS2)される。この後、磁気ヘッドAが再生状態とされて記録信号が再生(ステップS3)される。磁気ヘッドAの再生信号は制御装置CPUに入力され、同制御装置CPUで用意される基準レベルとの比較(ステップS4)により磁気ヘッドAのヘッドベース1への組み付け正誤及び磁気ヘッド性能の良、不良をチェックされ、更に記録再生速度が2倍速で用いられる磁気ヘッドCで磁気ヘッドAによる記録信号の再生(ステップS5)が行われ、同再生信号が再び基準レベルと比較(ステップS6)され、磁気ヘッドCのヘッドベース1への組み付け正誤がチェックされる。ステップS4で異常(基準レベルより再生信号が低い場合)がなければ磁気ヘッドAの性能及び磁気ヘッドAのヘッドベース1への組み付けは正常のものとされ、また、ステップS6で異常(基準レベルより再生信号が高い場合)がなければ磁気ヘッドCのヘッドベース1への組み付け状態も正常のものとされる。更に、上記磁気ヘッドAの時と同様にスタートボタンSBが押されると、制御装置CPUにより磁気ヘッドCに対応した走行速度で磁気テープが駆動(ステップS1)され、制御装置CPUで用意された基準信号が磁気ヘッドCに印加され、同磁気ヘッドCで磁気テープに基準信号が一定時間だけ記録(ステップS2)される。この後、磁気ヘッドCが再生状態とされて記録信号が再生(ステップS3)される。磁気ヘッドCの再生信号は制御装置CPUに入力され、同制御装置CPUで用意される基準レベルと比較(ステップS4)され、異常がなければ、磁気ヘッドCの性能も正常のものとして、磁気ヘッドA及び磁気ヘッドCの検査を終了する。
【0011】
なお、前述したステップS4での再生信号と基準レベルとの比較の際、例えば、再生信号が基準レベルよりも低い場合には、制御装置CPUから警報が発信され、判定表示器Hの警報ランプが点灯(ステップS7)されて、再生磁気ヘッドA,C個々の異常が警告されることになる。
【0012】
また、前述したステップS6での再生信号と基準レベルとの比較の際、例えば、再生信号が基準レベルよりも高い場合には、制御装置CPUから警報が発信され、判定表示器Hの警報ランプが点灯(ステップS8)されて、再生磁気ヘッドA及び磁気ヘッドCの組み付け状態の異常が警告されることになる。
【0013】
また、前述した実施例では、ステップS4において磁気ヘッドAの再生信号が制御装置CPUに入力された時点ですぐに基準レベルと比較される構成となっているが、制御装置CPUに入力された再生信号は、ステップS6の磁気ヘッドCの再生信号と基準レベルとの比較の時点で、基準レベルと比較されても同じことである。
【0014】
さらに、実際の検査工程では、前述した第1チャンネルの磁気ヘッドA,Cの次に、第2チャンネルの磁気ヘッドB,Dの検査が行われるが、これらの磁気ヘッドB,Dの検査工程は、前述した磁気ヘッドA,Cと全く同様のステップで行えばよい。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、記録再生速度が基準速度で用いる磁気ヘッドで記録した基準信号を、この磁気ヘッド及び基準記録再生速度よりも大きい速度で用いられる他の磁気ヘッドで再生して適否判定のデータとするから、各磁気ヘッド個々の性能の検査と、ヘッドベースへの組み付け状態の正誤判定とを同時にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる検査装置のブロック線図である。
【図2】本発明の検査方法のフローチャートである。
【図3】(a),(b)は一般的なダブルアジマスヘッドの説明図である。
【図4】同ダブルアジマスヘッドの展開図である。
【図5】従来の検査方法のフローチャートである。
【符号の説明】
A〜D 磁気ヘッド
H 判定表示器
X 回転ドラム
CPU 制御装置
S1〜S8 工程
1 ヘッドベース
Claims (1)
- アジマス角の異なる記録再生速度が基準速度で用いる第1の磁気ヘッドと該第1の磁気ヘッドの記録再生速度よりも大きい速度で用いられる第2の磁気ヘッドをヘッドベースに配置するダブルアジマスヘッドにおいて、上記第1の磁気ヘッドに制御手段で用意された基準信号を印加し走行テープに検査用信号を記録する工程と、この工程で記録された信号を同磁気ヘッドで再生して再生信号のレベルと上記制御手段で用意された基準レベルとを比較することにより上記第1の磁気ヘッドの上記ヘッドベースへの組み付け正誤及び磁気ヘッド性能の良、不良をチェックする工程と、前記記録信号を上記第2の磁気ヘッドで再生して再生信号のレベルと上記基準レベルとの比較により上記第2の磁気ヘッドのヘッドベースへの組み付け正誤をチェックする工程とを備えることを特徴とする回転磁気ヘッドの検査方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30671195A JP3572761B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 回転磁気ヘッドの検査方法 |
US08/741,224 US5966279A (en) | 1995-10-31 | 1996-10-29 | Rotary magnetic head inspection method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30671195A JP3572761B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 回転磁気ヘッドの検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09128725A JPH09128725A (ja) | 1997-05-16 |
JP3572761B2 true JP3572761B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=17960392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30671195A Expired - Fee Related JP3572761B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 回転磁気ヘッドの検査方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5966279A (ja) |
JP (1) | JP3572761B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6747828B2 (en) * | 2001-02-22 | 2004-06-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for detecting an abnormality in a recorded signal |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW295653B (ja) * | 1994-09-20 | 1997-01-11 | Victor Company Of Japan |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP30671195A patent/JP3572761B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-10-29 US US08/741,224 patent/US5966279A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09128725A (ja) | 1997-05-16 |
US5966279A (en) | 1999-10-12 |
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