JP3572379B2 - 車両用ワイパー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイパーアームをウインドウガラスから僅かに離反した所定位置において起立した状態に保持することができる車両用ワイパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両用ワイパー装置としては、実開平2−26962号公報に記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の車両用ワイパー装置では、ワイパーブレードをウインドウガラスから離間させたワイパーアームの回動位置において、ワイパーアームとアームヘッドとの間に介入することによりスプリングに抗してワイパーアームの回動を阻止するロック部材を具えているが、以下のような課題がある。
【0004】
(1)ロック部材を介入させるためには、使用者が操作部材を回転させなければならずワンタッチで操作することができない。
(2)ロック部材によってワイパーアームの回動が阻止されたロックバック状態においてはワイパーアームに外力がかかってもロック部材を操作部材で回転しない限りロックバックは解除されないため、例えば、ロックバックのままでトランクリッドやフードを上げた場合にはこれらと干渉してしまう。
【0005】
(3)操作部材があるために、突起感がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、請求項1ないし請求項7記載の発明は、使用者が操作部材等の特別な操作をしなくても、ワイパーアームをウインドウガラスから僅かに離反した位置において起立した状態に保持することができる車両用ワイパー装置を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のうち請求項1記載の発明は、車両に回動可能に軸着されたアームヘッドと、ウインドウガラスを払拭する為のワイパーブレードが先端側に取り付けられると共に前記ウインドウガラスに接近・離反する方向に回動可能にアームヘッドに枢着されるワイパーアームと、前記アームヘッドとワイパーアームとに両者の枢着点を跨いで両端が張架され前記ワイパーアームをウインドウガラスに接近する方向に付勢してワイパーブレードをウインドウガラス表面に圧接させるバネ軸と、を備える車両用ワイパー装置において、前記ワイパーアームは、バネ軸側に開口を持った略コ字状断面を有し、該略コ字状断面内においてその幅全体に亘りストッパー部材が設けられ、前記ストッパー部材は、ワイパーアームに取り付けられる前はその開放端縁が互いに離反する方向に開き勝手となっておりワイパーアームに取り付けられる際は該ワイパーアームの前記略コ字状断面と少なくとも一部が重なり合う断面略コ字状部と、該断面略コ字状部の前記開放端縁からそれぞれ互いに接近する方向に伸びる 1 対の弾性片部からなる弾性変形部とからなると共に、該弾性変形部によって常時閉鎖される内部空間を備え、前記ワイパーアームがウインドウガラスから所定角度離反した所定位置において、前記ストッパー部材が前記内部空間内に前記バネ軸を拘束してワイパーアームとバネ軸との相対距離を規制することにより、ワイパーアームの起立状態を保持することを特徴とする。
【0007】
ワイパーアームをアームヘッドに対して回動させてウインドウガラスから離反させると、アームヘッドとワイパーアームとに両端が張架されたバネ軸も従動して回動する。ワイパーアームとバネ軸との相対位置関係は、ワイパーアームの回動角度に従って一義的に決まり、ワイパーアームがウインドウガラスから離反するに連れて、バネ軸はワイパーアームに接近する。このようにして、接近してくるバネ軸を拘束してワイパーアームとバネ軸との相対距離を規制することにより、ワイパーアームは、バネ軸によってウインドウガラスへ接近する方向へ付勢されつつも、起立状態を保持することができる。
【0008】
また、ワイパーアームをウインドウガラスの方向へ押し付けると、バネ軸はワイパーアームから離反しようとするのでワイパーアームからの拘束が解かれる。こうして自由になったバネ軸は、ワイパーアームをウインドウガラスに接近する方向に引っ張るので、ワイパーアームは元の状態に戻る。
【0011】
また、請求項記載の発明は、請求項記載のものにおいて、前記ストッパー部材は、さらに前記1対の弾性片部の先端縁からそれぞれ互いに離反する方向へ折り返された1対の入口片部を備えており、前記弾性片部及び入口片部は、それぞれバネ軸の接近・離反する方向に対して傾斜しており、入口片部の傾斜角度は弾性片部の傾斜角度より小さくなるように設定される。
【0012】
また、請求項記載の発明は、請求項または記載のものにおいて、前記弾性片部が、バネ軸の接近・離反する方向に折曲自在の関節部を少なくとも1つ有する。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ワイパーアームが、その回動に連れて接近してくるバネ軸を拘束するので、使用者が操作部材等の操作をしなくても、ワイパーアームを回動させるワンタッチの操作で起立状態に保持することができる。
また、ワイパーアームをウインドウガラスの方向へ押し付けると、ワイパーアームから離反しようとするバネ軸の拘束を解くので、使用者が操作部材等の操作をしなくても良く、ワイパーアームをウインドウガラスの方へ押し付けるワンタッチの操作で非起立状態に戻すことができる。また、起立時に外力がワイパーアームに作用した場合にも、同様にして自動的にワイパーアームが元の状態に戻るので、ワイパー装置が破損することを防止できる。
【0014】
また、ワイパーアームに取り付けたストッパー部材が、バネ軸と係合することにより、バネ軸を拘束することができる。また、バネ軸がストッパー部材の弾性変形部を変形させて内部空間に出入り可能となっていることから、ワイパーアームがウインドウガラスから離反するのに伴い、バネ軸がワイパーアームに接近することで自動的に内部空間に入ることができる。また、ワイパーアームがウインドウガラス方向へ押し付けられるのに伴い、バネ軸はワイパーアームから離反しようとして内部空間を出ることができる。
【0015】
また、ストッパー部材は、ワイパーアームの略コ字状断面内においてその幅全体に亘り設けられるため、ワイパーアーム内にコンパクトに収められ、外部に突出感を与えることもない。また、ストッパー部材はワイパーアームの略コ字状断面で回り止めされるため、1点止めでワイパーアームに一体的に固定することができる。
【0016】
また、ストッパー部材をワイパーアームに取り付ける際に、開き勝手となった開放端縁がワイパーアームの略コ字状断面に引っかかり仮保持されるため、取付作業を容易に行うことができる。また、取付後は、開き勝手となった開放端縁を強制的にワイパーアームの略コ字状断面内に適合させることで、開放端縁から伸びる1対の弾性片部が互いに接近する方向に強制されるため、弾性片部によって画成される内部空間を常時確実に閉鎖することができる。
【0017】
また、請求項記載の発明によれば、請求項に係る効果に加えて、ストッパー部材をワイパーアームに取り付ける際に、傾斜角度の小さくなった入口片部を持ってワイパーアーム内に挿入できるため、取付作業を容易に行うことができる。
また、請求項記載の発明によれば、請求項またはに係る効果に加えて、弾性片部が折曲自在の関節部を有することで、弾性片部が折曲しやすくなり、バネ軸を内部空間に受入れ易い構成とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図5を用いて本発明の車両用ワイパー装置の第1の実施の形態を説明する。
図2はこの車両用ワイパー装置10が車両に取り付いた状態を示す断面図であり、12はリヤウインドウガラスで、ウインドウガラス12の下方には、ワイパーモータ14が設置される。ワイパーモータ14の駆動軸14aがアームヘッド16に連結されることで、アームヘッド16は車両に回動可能に軸着される。
【0019】
アームヘッド16には、枢ピン18によりウインドウガラス12に接近・離反する方向に回動可能にワイパーアーム20が枢着される。ワイパーアーム20のの先端側には、さらにレバー21を介してウインドウガラス12を払拭するワイパーブレード22が取り付けられている。
ワイパーアーム20は略コ字状断面を有しており、図1に示したように、この断面内にコイルバネとなったバネ軸24がアームヘッド16とワイパーアーム20との枢着点である枢ピン18を跨いで配設されている。そして、バネ軸24の両端は、それぞれアームヘッド16とワイパーアーム20とに設けられたピン16a、20aに係止される。こうして、バネ軸24は、常時、ワイパーアーム20をウインドウガラス12に接近する方向に付勢して、ワイパーブレード22をウインドウガラス12に圧接させている。
【0020】
さらに、ワイパーアーム20の略コ字状断面内には、その幅全体に亘るようにして(図3参照)ストッパー部材26がネジ30によって取り付けられている。ストッパー部材26は、図3に示したように、バネ軸24側に開口を持ちワイパーアーム20の前記略コ字状断面とその一部が重なり合う断面略コ字状部26aと、弾性変形可能な弾性変形部26bと、弾性変形部26bによって常時閉鎖される内部空間26cとを備えている。弾性変形部26bは、断面略コ字状部26aの開放端縁26fからそれぞれ互いに接近する方向に伸びる1対の弾性片部26d,26dからなる。さらに、ストッパー部材26は、1対の弾性片部26d,26dの先端縁からそれぞれ互いに離反する方向へ折り返された1対の入口片部26e,26eを備えている。このストッパー部材26は、バネ軸24のコイル状となっていない直線部に対向して設けられている。
【0021】
尚、28は、アームヘッド16を覆うヘッドカバーである。
以上のように構成される車両用ワイパー装置10において、ワイパーアーム20をウインドウガラス12から僅かに離反した位置において起立した状態に保持する原理を図5を用いて説明する。
図5(a)に示すワイパーアームの非起立状態から、ワイパーアーム20をアームヘッド16に対して回動させてウインドウガラス12から離反させると、図5(b)に示したように、アームヘッド16とワイパーアーム20とに両端が張架されたバネ軸24も従動して回動する。ワイパーアーム20とバネ軸24との相対位置関係は、バネ軸24の両端の位置が決まっているため、ワイパーアーム20の回動角度に従って一義的に決まり、ワイパーアーム20がウインドウガラス12から離反するに連れて、バネ軸24はワイパーアーム20に接近する。バネ軸24が接近してくると、バネ軸24がストッパー部材26に係合し、ストッパー部材26の弾性片部26dを図4の仮想線のように変形させるため、バネ軸24は、ストッパー部材26の内部空間26cに入る。こうして、バネ軸24は一度内部空間26cに入ると、バネ軸24自体のバネ力では弾性片部26dを変形させることはできず、ワイパーアーム20に拘束されてワイパーアーム20とバネ軸24との相対距離は、内部空間26cによって決まる寸法に規制される。ワイパーアーム20とバネ軸24との相対位置関係と、ワイパーアーム20の回動角度は1対1の関係が成り立つので、ワイパーアーム20は、バネ軸24によってウインドウガラス12へ接近する方向へ付勢されつつも、他方でバネ軸24に支持されて、所定回動角度φRの起立状態を保持することができる。
【0022】
このため、弾性片部26dは、ストッパー部材26の内部空間26c内にあるときのバネ軸24のバネ力によってバネ軸24が内部空間26cから脱出しない程度の変形にとどめることができるような大きな弾性定数を持つ必要がある。
通常の車両用ワイパー装置では、ワイパーアームのロックバック位置は、ワイパーアーム20とバネ軸24とが同一線上になった図5(c)に示す位置よりも上側となるが、本実施の形態によれば、図5(b)に示すように、ウインドウガラス12から僅かに離反した所定回動角度φRにおいて、ワイパーアーム20がロックバックされることになる。
【0023】
また、ワイパーアーム20のロックバックを解除するときには、ワイパーアーム20をウインドウガラス12の方向へ押し付ければ、バネ軸24のワイパーアーム20から離反しようとする力は強まり、バネ軸24が弾性片部26dを再び変形させて内部空間26cから脱出するので、ワイパーアーム20からの拘束が解かれる。こうして自由になったバネ軸24は、ワイパーアーム20をウインドウガラス12に接近する方向に引っ張るので、ワイパーアーム20は元の状態に戻る。
【0024】
以上のように、使用者はワイパーアーム20を回動させるだけの操作を行えば良く、他に何等の操作部材等の操作を必要としないので、ワンタッチで操作することができる。
また、ワイパーアーム20の起立時に、ワイパーアーム20をウインドウガラス12の方向へ押し付ける大きな外力が作用した場合には、自動的に元の位置に戻るので、ワイパー装置が破損するようなことがない。
【0025】
また、実開平2−26962号公報記載のもののように操作部材を必要としないため、ワイパーアーム20に突起感を与えることもない。ストッパー部材26は、ワイパーアーム20の略コ字状断面内にコンパクトに収めることができるため、見栄えを損なうことはない。
以上のストッパー部材26をワイパーアーム20に取り付けるには、ストッパー部材26をワイパーアーム20の略コ字状断面内に押し込み、ネジ30でネジ止めを行う。この際に、ストッパー部材26の略コ字状部26aがワイパーアーム20の略コ字状断面内においてその幅全体に亘り設けられて、ストッパー部材26はワイパーアーム20に回り止めされるため、1点止めでワイパーアーム20に一体的に固定することができる。
【0026】
さらに、図6に示すように、ストッパー部材26はワイパーアーム20に取り付けられる前はその断面略コ字状部26aの開放端縁26fが互いに離反する方向に開き勝手となっていると好ましい。これにより、ストッパー部材26をワイパーアーム20に取り付ける際に、開き勝手となった開放端縁26fがワイパーアーム20の略コ字状断面に引っかかり仮保持されるため、取付作業を容易に行うことができる。また、取付後は、開き勝手となった開放端縁26fを強制的にワイパーアームの略コ字状断面内に適合させることで、開放端縁26fから伸びる1対の弾性片部26d,26dが互いに接近する方向に強制されるため、弾性片部26d,26dによって画成される内部空間26cを常時確実に閉鎖することができる。
【0027】
図7は本発明のストッパー部材の第2の実施の形態を表しており、このストッパー部材26の入口片部26gは、バネ軸24の接近・離反する方向32に対する傾斜角度θ2が、弾性片部26dの傾斜角度θ1よりも小さくなるように設定されている。このようにすることにより、ストッパー部材26をワイパーアーム20に取り付ける際に、傾斜角度θ1の小さくなった入口片部26gを持ってワイパーアーム29内に挿入できるため、取付作業をさらに容易に行うことができる。
【0028】
図8は本発明のストッパー部材の第3の実施の形態を表しており、このストッパー部材26の弾性片部26hがバネ軸24の接近・離反する方向32に折曲自在の関節部26iを有している。これにより、弾性片部26hが関節部26iをきっかけとして折曲しやすくなり、バネ軸24を内部空間26cに受入れ易い構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ワイパー装置の実施の形態を表す要部断面図である。
【図2】図1の車両用ワイパー装置の車両に取り付けられている状態を表す断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿って見た断面図である。
【図4】バネ軸がワイパーアームに拘束された状態を示す図3相当図である。
【図5】本発明の原理を示す模式説明図であり、(a)はワイパーアームが起立していないとき、(b)はワイパーアームが起立状態を保持したとき、(c)は従来の車両用ワイパー装置でワイパーアームが起立状態を保持したとき、をそれぞれ示す。
【図6】ストッパー部材をワイパーアームに取り付ける前の状態を示す断面図である。
【図7】ストッパー部材の第2の実施の形態を表す図3相当図(バネ軸は省略している)である。
【図8】ストッパー部材の第2の実施の形態を表す図3相当図(バネ軸は省略している)である。
【符号の説明】
10 車両用ワイパー装置
12 ウインドウガラス
16 アームヘッド
18 枢ピン(アームヘッドとワイパーアームの枢着点)
20 ワイパーアーム
22 ワイパーブレード
24 バネ軸
26 ストッパー部材
26a 断面略コ字状部
26b 弾性変形部
26c 内部空間
26d 弾性片部
26e 入口片部
26f 開放端縁
26g 入口片部
26h 弾性片部
26i 関節部

Claims (3)

  1. 車両に回動可能に軸着されたアームヘッドと、ウインドウガラスを払拭する為のワイパーブレードが先端側に取り付けられると共に前記ウインドウガラスに接近・離反する方向に回動可能にアームヘッドに枢着されるワイパーアームと、前記アームヘッドとワイパーアームとに両者の枢着点を跨いで両端が張架され前記ワイパーアームをウインドウガラスに接近する方向に付勢してワイパーブレードをウインドウガラス表面に圧接させるバネ軸と、を備える車両用ワイパー装置において、
    前記ワイパーアームは、バネ軸側に開口を持った略コ字状断面を有し、該略コ字状断面内においてその幅全体に亘りストッパー部材が設けられ、
    前記ストッパー部材は、ワイパーアームに取り付けられる前はその開放端縁が互いに離反する方向に開き勝手となっておりワイパーアームに取り付けられる際は該ワイパーアームの前記略コ字状断面と少なくとも一部が重なり合う断面略コ字状部と、該断面略コ字状部の前記開放端縁からそれぞれ互いに接近する方向に伸びる1対の弾性片部からなる弾性変形部とからなると共に、該弾性変形部によって常時閉鎖される内部空間を備え、
    前記ワイパーアームがウインドウガラスから所定角度離反した所定位置において、前記ストッパー部材が前記内部空間内に前記バネ軸を拘束してワイパーアームとバネ軸との相対距離を規制することにより、ワイパーアームの起立状態を保持することを特徴とする車両用ワイパー装置。
  2. 前記ストッパー部材は、さらに前記1対の弾性片部の先端縁からそれぞれ互いに離反する方向へ折り返された1対の入口片部を備えており、前記弾性片部及び入口片部は、それぞれバネ軸の接近・離反する方向に対して傾斜しており、入口片部の傾斜角度は弾性片部の傾斜角度より小さくなるように設定される請求項1記載の車両用ワイパー装置。
  3. 前記弾性片部は、バネ軸の接近・離反する方向に折曲自在の関節部を少なくとも1つ有する請求項1または記載の車両用ワイパー装置。
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