JP3570705B2 - 浴槽用排水栓装置の取付け構造及びその取付け方法 - Google Patents

浴槽用排水栓装置の取付け構造及びその取付け方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽の排水部の開閉栓を遠隔操作する排水栓装置の取付け構造及びその取付け方法に関する。
【0002】
【従来背景】
従来から、浴槽載置型床パンに浴槽、便器、洗面器等が載置された衛生設備室等では、浴槽からの排水が便器及び洗面器側の床面に排水されると汚れた排水で床面が水浸しになって便器及び洗面器使用時に非常に不快であるし、また不衛生であるため、床パンに浴槽専用のパン排水口を設け、そのパン排水口とその床パンに載置される浴槽の浴槽排水口とを、ゴム等を用いて外周をジャバラ状等に形成した弾性を有する排水継手で連結しているものがある。
上記した排水継手で連結することで、浴槽からの排水は便器及び洗面器側の床面に排水されないし、しかも床パンの排水口と浴槽の排水口の芯のずれ及び浴槽と床パンとの高さに排水継手の弾性変形によって対応可能であり、浴槽及び床パンにおける排水口の芯出しの成型誤差がある場合や、脚部の高さの異なる浴槽を載置して浴槽の底と床パンとの高さが変わった場合でも排水継手の弾性変形により水密が妨げられることなく確実に連結されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、浴槽の排水口の開閉をその排水口から離間した場所から遠隔操作するようにした排水栓装置があり、操作部の操作のみで確実に排水口の開閉栓を行うことができるため非常に便利なものである。
上記排水栓装置は多種に亘って存在するが、浴槽排水口に取付けられる排水部と、その排水口から離間した部位(例えば浴槽の上縁部)に取付けられた操作部とを、浴槽の裏側から、両端に前記排水部及び操作部に着脱可能に連結する連結部を有したレリースで連結するようにした構造のものが一般的に使用されている。
しかしながら、上記した排水装置を、上述した浴槽載置型床パンに載置されて弾性を有する排水継手を介して連結される浴槽に配設したものは、現在のところ未だ開発されていない。
【0004】
本発明は上記した従来の実情からみてなされたもので、その目的とするところは、浴槽載置型床パンのパン排水口と浴槽の浴槽排水口とを弾性を有する排水継手を介して連結する浴槽に、浴槽排水口の開閉を遠隔操作する排水栓装置を水密を保持して取付ける取付け構造を提供することにある。
また、上記浴槽に取付けられる排水栓装置の取付け方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために本発明は下記の技術的手段を講じた。
(請求項1) 浴槽載置型の床パンのパン排水口と浴槽排水口とを、弾性を有する排水継手を介して接続した浴槽への排水栓装置の取付け構造であって、その排水栓装置が、浴槽排水口内に配設され上下動して同排水口を開閉する排水部と、浴槽の所望個所に配設した操作部と、一端に前記排水部との連結部を備え操作部の操作力を排水部に伝達して浴槽排水口を開閉するレリースとで構成され、前記排水継手の所望箇所に設けた肉厚な非変形部にレリース挿通孔を開孔してなり、上記排水継手の所望個所に肉厚な非変形部を形成して、その非変形部に前記連結部の径と同等径、若しくは、大径とした凹部を底部の肉厚を薄肉にして凹設すると共に、その凹部の底部に該凹部よりも小径な孔を同芯状に開孔して前記レリース挿通孔を形成し、前記レリースに被覆膜を被覆すると共に、その被覆膜をレリース挿通孔に嵌挿させてその小径な孔の弾性収縮で水密状に密接させた。
上記した取付け構造の取り付け方法として請求項2及び請求項3の技術的手段により達成できる。
(請求項2) 浴槽載置型の床パンのパン排水口と浴槽排水口とを、弾性を有する排水継手を介して接続する浴槽への排水栓装置の取付け方法であって、浴槽の所望個所に配設される操作部と浴槽の排水口内に着脱可能に配設されて上下動して同排水口を開閉する排水部とを連絡する操作力伝達用のレリースよりも長尺とする線状体の後端に、前記レリースの先端に備えられて排水部を連結する連結部に連結する被連結部を有した連結具を用意し、その線状体の先端を浴槽に配設されて操作部を貫通保持する取付け部と、排水継手に開孔した挿通孔に挿通して排水継手内に位置させた後、浴槽を床パンに載置して排水継手と浴槽排水口を接続し、その後、浴槽内に臨む線状体の先端を摘まんで被連結部が浴槽内に突出するまで引き出し、その後、前記連結部に対する被連結部の連結を解き、その連結部に排水部を取付けてその排水部を浴槽排水口にセットし、且つ、レリースの後端に接続されている操作部を前記取付け部にセットする。
(請求項3) 上記連結具における線状体の先端に折り曲げ可能な引き出し片を備えた。
【0006】
上記請求項1の技術的手段によると、排水継手は、変形部とその変形部の肉厚よりも厚肉とする非変形部とで構成され、床パンの排水口と浴槽の排水口の芯のずれ及び浴槽と床パンとの高さには変形部の弾性変形で対応する。
上記挿通孔にレリースにおける被覆膜が貫通することで広がる小径のその孔の弾性収縮で、孔の縁部が被覆膜に密着して被覆膜と挿通孔との水密性を向上させる。
レリースは、凹部底のレリース挿通孔回りの薄肉部を弾性変形させながら、挿通されるため、連結部から連続する被覆膜の貫通時にはほとんど抵抗が生じない。
上記排水栓装置を請求項2の取付け方法を用いて取付けることによれば、浴槽を床パンに載置した状態で容易に、しかも迅速に排水栓装置の取付けができる。
また、請求項3に記載の連結具を用いて排水栓装置の取付けを行うことによれば、引き出し片を折り曲げて浴槽の上縁部などに引っ掛けて排水栓装置の取付けを行う。
【0007】
【発明の効果】
上記した構成によれば本発明は、排水継手の所望個所に肉厚な非変形部を形成して、その非変形部に前記連結部の径と同等径、若しくは、大径とした凹部を底部の肉厚を薄肉にして凹設すると共に、その凹部の底部に該凹部よりも小径な孔を同芯状に開孔して前記レリース挿通孔を形成し、前記レリースに被覆膜を被覆すると共に、その被覆膜をレリース挿通孔に嵌挿させて前記凹部底の弾性収縮で水密状に密接させるので、床パンの排水口と浴槽の排水口の芯のずれ及び浴槽と床パンとの高さの誤差には変形部の変形で対応して、レリース挿通孔を開孔した肉厚な非変形部を変形させず、しかもレリース挿通孔にレリースの被覆膜が貫通することで広がる小径な孔の弾性収縮によって、孔の縁部が被覆膜に密着して被覆膜と挿通孔との水密性が更に向上するから、確実に水漏れを防止することができる。
しかも、レリースの取付けのときに連結部や被覆膜が挿通孔に引っ掛かることなくスムースに貫通するから、レリースの取付けを排水継手やレリースの破損等の心配がなく行えるし、その作業を迅速に行う上で非常に有効である。
上記排水栓装置の取付けを請求項2の方法を用いて行うことで、浴槽を床パンに載置したままで、しかも浴槽自体に何ら手を加えずに排水栓装置の取付けが可能であるから、排水栓装置の取付けが非常に容易であるし、浴槽や排水継手の破損等の危険性の心配をすることなく迅速且つ確実に行えるし、排水栓装置のメンテナンスを行うときでも浴槽を載置した状態で排水栓装置を着脱できる。
また、請求項3の方法であれば、引き出し片を折り曲げて浴槽の上縁部などに引っ掛けて排水栓装置の取付けを行うことによって、線状体を誤って排水口に落下させてしまうなどの心配がなく行えるから、排水栓装置の取付けを確実に行う上で非常に有効である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1乃至図3は排水栓装置の取付け構造を示し、図4乃至図9は排水栓装置の取付け方法を示している。
図中1は排水栓装置、2は浴槽、3は浴槽載置型の床パン、4は排水継手である。
【0009】
排水栓装置1は、レリース11の一端に浴槽2の排水口21の開閉をする排水部12が、他端に前記排水部12の開閉を遠隔操作する操作部13が夫々連結されており、操作部13の押動毎に排水部12におけるメカボックス121 に内蔵したスラストロック機構122 が作動することで栓蓋123 の上昇・下降が行われて交互に開閉栓をするようにした今日周知のものである。
上記レリース11の両端には、メカボックス121及び操作部13における支持筒131とに螺合連結する連結部111,112が設けられており、この螺合を解除することでレリース11と排水部12及び操作部13とが分離されるようになっている。
上記連結部111には、レリース11内をスライドするワイヤ113の先端に設けられたプランジャ114の上下動を案内するプランジャガイド115が一体に設けられている。
また、上記レリース11には、その外側に連結部111と連続状にその連結部111の最大径と同径の被覆膜5が配設され、その被覆膜5は、ゴム等の弾性材を用いて上記排水部12が浴槽2の排水口21に取付けられた状態において、後述する排水継手4におけるレリース挿通孔45に貫通支持される長さ以上、且つ、後述する排水栓装置1の取付け方法の説明において、排水部12を取付け得る程度に連結部111 を浴槽2内に引っ張り上げたときに貫通支持される長さ以上の長さを有している。
【0010】
このように構成された排水栓装置1は、床パン3に載置された浴槽2の排水口21と上縁部22との間に亘って、浴槽2の外側からその浴槽排水口21と床パン3のパン排水口31とを連結する排水継手4を貫通して配設されている。
上記排水部12は、浴槽2の浴槽排水口21に貫通され、該排水口21の縁部を上記排水継手4と挟持するように固定された排水筒211 の内周面と、排水部12におけるメカボックス121 の外周面との間に設けられた係止手段6によって弾性的に係止され、工具を使用することなく着脱可能となっている。
上記操作部13は、浴槽2の上縁部22における取付け部221 に貫通され、該取付け部221 の縁部を締め付け金具222 と挟持するように固定された操作筒223 の内周面と、操作部13における支持筒131 の外周面との間に設けられた係止手段6によって弾性的に係止され、上記排水部12と同様に工具を使用することなく着脱可能となっている。
尚、上記した排水部12及び操作部13を着脱可能に取付ける係止手段6は、本出願人が出願した特開平9−60073号において既に提案済みであるため、その具体的な説明については省略する。
【0011】
排水継手4は、ゴム等の弾性材を用いて上端の内周縁に径方向に凹む凹部41を周設すると共に、その下側に変形部42を一体形成し、且つ、その下側に前記凹部41及び変形部42の肉厚よりも厚肉とする非変形部43を形成し、更に、その下側に上記床パン3のパン排水口31と連結され前記非変形部43よりも小径とする筒部44を形成して構成されている。
上記凹部41には、上記浴槽2における浴槽排水口21の排水筒211 の外周に螺合締め付けすることで排水筒211 を浴槽排水口21に固定する締め付けリング7が嵌入されている。
上記変形部42は、その形状がジャバラ状を呈しており、このように形成することによって、浴槽2と床パン3の両排水口21,31の芯のずれや浴槽2と床パン3の間の高さに対して変形部42が弾性変形することで対応する。
上記非変形部43は、その外径を上記変形部42の最大外径と同径とする筒状に形成され、その周面には上記レリース11を貫通支持する挿通孔45が開孔されている。
上記筒部44は、床パン3のパン排水口31に固定された排水連結管32に弾性的に嵌合すると共に、締め付けリング441 で締め付けられている。
尚、符号33は排水トラップであり、この排水トラップ33を上記排水連結管32の床パン3のパン排水口31の下側から突出する外周に螺合締め付けることによって、前記排水連結管32とでパン排水口31の縁部を挟持して床パン3に固定されている。
【0012】
上記排水継手4におけるレリース挿通孔45は図2及び図3に示すように、非変形部43の外周に、上記レリース11に配設された被覆膜5の外径よりも若干大径とする凹部451 と、その凹部451 の底部452 の中心に前記被覆膜5よりも小径とする孔453 とで構成されている。
上記凹部451 の底部452 の肉厚は、凹部451 の深さを非変形部43の肉厚の大部を占める深さにすることによって、排水継手4を構成する各部位の肉厚よりも薄肉とされている。
このようにしたレリース挿通孔45は、被覆膜5を貫通支持した状態において孔453径が広がると共に、その弾性収縮によって孔453の縁部や底部452 面が被覆膜5に密着して被覆膜5とレリース挿通孔45との水密性を保持するようにされている。
【0013】
以下、上記した排水栓装置1の取付け方法を図1及び図4乃至図9を用いて順を追って説明する。
先ず、図4に示すように、線状体81の一端に上記レリース11の連結部111 と連結される被連結部82を設ける一方、他端に折り曲げ可能な引き出し片83を設けて構成した連結具8を用意する。
ここで、上記連結具8の構成を詳述すると、線状体81は、排水栓装置1の全長よりも大幅に長尺とし、綿やナイロン等の素材を用いてなる組紐や編紐等の柔軟性、引っ張り強度に優れているものである。
被連結部82は、その外径が上記連結部111 の最大径と同径とすると共に、先端を球面状にした略キャップ状に形成され、内周面に上記連結部111 における雄ネジ部116に螺合する雌ネジ部821が形成されている。
引き出し片83は、細身の針金などを用いて折り曲げ可能としており、これにより例えば、上記浴槽2の上縁部22等に引っ掛け可能な形状に折り曲げたり、連結具8を収納するときに、線状体81を折り畳んでその折り畳んだ線状体81に引き出し片83を巻き付けてほぐれないようにまとめたりすることもできる。
【0014】
次に、図5に示すように、上記連結具8を、浴槽2を床パン3に載置する前に、前記連結具8における被連結部82と排水部12を外したレリース11の連結部111 とを連結し、引き出し片83を取付け部222 の上側から挿通すると共に、排水継手4の外側からレリース挿通孔45に挿通して排水継手4の内側に望ませておく。
上記引き出し片83をレリース挿通孔45に挿通する前に、後述する引き出し片83を浴槽2内に引き出す行程において、引き出し片83をつまみやすいように折り曲げておき、折り曲げた状態でレリース挿通孔45に挿通すると共に、排水継手4内に望む引き出し片83の先端を上向きにしておく。また、折り曲げた引き出し片83の先端を排水継手4におけるジャバラ状の変形部42に引っ掛けておいてもよい。
【0015】
そして、図6に示すように、浴槽2を床パン3に載置すると共に、浴槽2の浴槽排水口21から指やピンセットなどを用いて排水継手1の内側に望む引き出し片83の先端をつまんで浴槽2内に引っ張り上げ、その引き出し片83の先端から排水筒211を挿通し、該筒を排水継手4に接続する。
【0016】
次に、図7に示すように上記線状体81を更に排水口21側から引っ張って前記被連結部82をレリース挿通孔45から排水継手4内に挿通させると共に、更に線状体81を引っ張って図8に示すように被連結部82を浴槽2内に露出させる。このとき被連結部82を引っ張り上げる量は、排水部12を支障なく取付け得る量とすると共に、被覆膜5がレリース挿通孔45に貫通支持される量とする。
【0017】
上記線状体81を浴槽2の排水口21側から引っ張って前記被連結部82を排水口21から浴槽2内に露出させる行程では、前記被連結部82の先端が上記したように球面状であるため、この先端がレリース挿通孔45を貫通するときにレリース挿通孔45における孔453 の径を徐々に広げながら引っかかることなくスムースに通過する。しかも、上記被連結部82の外径が連結部111 の最大外径と同径であるため、貫通するときに上記挿通孔45における凹部451 に引っかかることなくスムースに通過する。
【0018】
続いて、図8に示すように、操作部13に押しボタン131 を取付けると共に、その操作部13を取付け部221に嵌合した後、連結具8をレリース11の連結部111から外して排水部12を連結部111に取付ける。
【0019】
そして最後に、図9に示すように上記排水部12を排水筒211 に取付けることで排水栓装置1の取付けが完了する。
【0020】
また、上記のように取付けられた排水栓装置1をメンテナンスや交換などで取り外す場合には、浴槽2を床パン3に載置した状態で、排水部12を引き抜くと共に、排水部12を連結部111から外してその連結部111に連結具8を連結する。
次に、操作部13を取付け部221 から引き抜いてレリース11全体を引っ張り出すと共に、そのレリース11から被連結部82を外す。
そして、新しい排水栓装置を用意し、排水部をレリースの連結部から外すと共に、その連結部に被連結部82を連結して上述した取付け方法と同様の行程を行う。
したがって、排水栓装置1のメンテナンスや交換などを行う場合でも、浴槽2を取り外したり、浴槽2のエプロンなどを取り外したりするようなことをせずに排水栓装置1を取り外すことができる。
【0021】
尚、本実施の形態における排水栓装置1は、排水部12にスラストロック機構122を内蔵したもので説明されているが、操作部13にスラストロック機構122を内蔵したものでもよいものである。
また、スラストロック機構122 を用いないで、操作部の押し引き操作によって排水部の遠隔操作を行う排水栓装置でも可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部省略の縦断面図である。
【図2】要部の拡大図である。
【図3】同、拡大図でレリースと排水継手が分離した状態を示す。
【図4】連結具の一部切欠正面図。
【図5】本発明の取付け方法の第一行程を示す一部省略の縦断面図である。
【図6】同、第二行程を示す縦断面図である。
【図7】同、第三行程を示す縦断面図である。
【図8】同、第四行程を示す縦断面図である。
【図9】同、第5行程を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1:排水栓装置 2:浴槽 3:床パン 4:排水継手 5:被覆膜
8:連結具 11:レリース 12:排水部 13:操作部 21:浴槽排水口
22:取付け部 31:パン排水口 42:変形部 43:非変形部
45:レリース挿通孔 81:線状体 82:被連結部 83:引き出し片
111,112:連結部 451:凹部 452:底部 453:孔

Claims (3)

  1. 浴槽載置型の床パンのパン排水口と浴槽排水口とを、弾性を有する排水継手を介して接続した浴槽への排水栓装置の取付け構造であって、その排水栓装置が、浴槽排水口内に配設され上下動して同排水口を開閉する排水部と、浴槽の所望個所に配設した操作部と、一端に前記排水部との連結部を備え操作部の操作力を排水部に伝達して浴槽排水口を開閉するレリースとで構成され、前記排水継手の所望箇所に設けた肉厚な非変形部にレリース挿通孔を開孔してなり、上記排水継手の所望個所に肉厚な非変形部を形成して、その非変形部に前記連結部の径と同等径、若しくは、大径とした凹部を底部の肉厚を薄肉にして凹設すると共に、その凹部の底部に該凹部よりも小径な孔を同芯状に開孔して前記レリース挿通孔を形成し、前記レリースに被覆膜を被覆すると共に、その被覆膜をレリース挿通孔に嵌挿させてその小径な孔の弾性収縮で水密状に密接させていることを特徴とする浴槽用排水栓装置の取付け構造。
  2. 浴槽載置型の床パンのパン排水口と浴槽排水口とを、弾性を有する排水継手を介して接続する浴槽への排水栓装置の取付け方法であって、浴槽の所望個所に配設される操作部と浴槽の排水口内に着脱可能に配設されて上下動して同排水口を開閉する排水部とを連絡する操作力伝達用のレリースよりも長尺とする線状体の後端に、前記レリースの先端に備えられて排水部を連結する連結部に連結する被連結部を有した連結具を用意し、その線状体の先端を浴槽に配設されて操作部を貫通保持する取付け部と、排水継手に開孔したレリース挿通孔に挿通して排水継手内に位置させた後、浴槽を床パンに載置して排水継手と浴槽排水口を接続し、その後、浴槽内に臨む線状体の先端を摘まんで被連結部が浴槽内に突出するまで引き出し、その後、前記連結部に対する被連結部の連結を解き、その連結部に排水部を取付けてその排水部を浴槽排水口にセットし、且つ、レリースの後端に接続されている操作部を前記取付け部にセットすることを特徴とする浴槽排水栓装置の取付け方法
  3. 上記連結具における線状体の先端に折り曲げ可能な引き出し片を備えていることを特徴とする請求項記載の浴槽用排水栓装置の取付け方法
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