JP3503550B2 - 浴室出入口の排水構造 - Google Patents

浴室出入口の排水構造

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JP3503550B2 JP33751199A JP33751199A JP3503550B2 JP 3503550 B2 JP3503550 B2 JP 3503550B2 JP 33751199 A JP33751199 A JP 33751199A JP 33751199 A JP33751199 A JP 33751199A JP 3503550 B2 JP3503550 B2 JP 3503550B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室出入口の排水
構造に関し、更に詳しくは洗い場と脱衣室の床面との段
差をなくしたバリアフリー浴室における浴室出入口の排
水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の排水構造としては、洗い場
パンのドア下枠に対応する位置を、洗い場面から立ち下
げて凹段差部に形成し、この凹段差部にドア下枠を配設
すると共に、洗い場の周囲に蓋付き排水溝を形成し、こ
の排水溝で脱衣室側に流れる排水を回収するよう形成し
たものがある(例えば実開平5ー69250号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のバリ
アフリー浴室は、浴室に出入りする際の躓きを防止で
き、車椅子で浴室に出入りできる等、大きなメリットを
有するが、この種のメリットを享受するため、浴室の使
い勝手や快適性が犠牲になるのでは好ましくない。従っ
てこの種の浴室は、出入口の段差を解消することによっ
て、浴室の維持管理にかかる手間暇を増大させたり、浴
室の意匠性や快適性を損なわせたり犠牲にさせることが
ないよう、形成されているのが望ましい。
【0004】しかるに従来は、上記の通り、洗い場の周
囲に排水溝を巡らし、この排水溝で脱衣室側に流れる排
水を回収する仕組みであったから、従来構造によると、
排水溝や、この排水溝の上面を覆う蓋の掃除に多大な手
間暇がかかる、という問題点があった。又従来は、洗い
場の周囲に形成する排水溝により、洗い場の有効スペー
スが狭い印象を入浴者に与え易かったから、従来構造に
よると、浴室の快適性、意匠性を損なわせ易い、という
問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、提案されたものである。従って本発明の技術的課
題は、浴室出入口の段差を解消したバリアフリー浴室に
おいて、洗い場の掃除等にかかる手間暇を一掃し、又浴
室の意匠性、快適性を損なわせることがないよう形成し
た浴室出入口の排水構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0007】即ち本発明は、図1、図4等に示されるよ
うに、洗い場パン1のドア下枠2に対応する位置が洗い
場面1aから立ち下げられて凹段差部1bに形成され、
この凹段差部1bに上記のドア下枠2が上面の高さを洗
い場面1aに合わせて設けられ、このドア下枠2の底面
2aに洗い場面1aから流入する水の排水孔2bが形成
され、この排水孔2bに上記凹段差部1bの底面1b1
を介して排水を導く継手4が接続され、この継手4と排
水路6とが接続され、継手4が、ドア下枠2の底面2a
に取り付けられるフランジ形管継手4aと、この管継手
4aの下端に接続されるエルボ4bとでなり、フランジ
形管継手4aが、フランジ4a1の下面に筒状のネジ止
め部4a4を有し、エルボ4bのフランジ4b1に、凹段
差部1bの底面1b1を挟んでネジ9で止め付けられ、
Oリング10で水密的に連結が可能になるよう形成され
ていることを特徴とする(請求項1)。
【0008】ここで、ドア下枠2が上面の高さを洗い場
面1aに合わせて設けられ、とは、車椅子での出入を可
能にし、出入の際に躓くことがない状態にドア下枠2を
設ける、ということを意味する。従って本発明は、ドア
下枠2を洗い場面1aと面一に設ける場合には限られな
い。又本発明の場合、排水孔2bの個数、大きさ、形
状、及び形成位置等は任意である。なおドア下枠2の底
面2aは、排水孔2bに向かって下り勾配に形成され
る。
【0009】本発明の場合は、ドア下枠2と凹段差部1
bとを、フランジ形管継手4aのフランジ4a1で密着
させることができ、凹段差部1bの底面1b1から突き
出させたフランジ形管継手4aにエルボ4bを接続でき
る。従ってこれによれば、排水孔2bの箇所の水密性を
高めることができるだけではなく、配管接続作業を容易
化できる。
【0010】 又本発明の他の構成としては、洗い場パ
ン1のドア下枠2に対応する位置が洗い場面1aから立
ち下げられて凹段差部1bに形成され、この凹段差部1
bに上記のドア下枠2が上面の高さを洗い場面1aに合
わせて設けられ、このドア下枠2の底面2aに洗い場面
1aから流入する水の排水孔2bが形成され、この排水
孔2bに上記凹段差部1bの底面1b1を介して排水を
導く継手4が接続され、この継手4と排水路6とが接続
され、継手4が、図5〜図7に示されるように、ドア下
枠2と洗い場パン1の凹段差部1bの底面1b1との間
に挟まれる弾性質のスペーサー11と、上記凹段差部1
bの裏側に取り付けられるフランジ付きエルボ4cとで
なり、このフランジ付きエルボ4cの排水の流入口4c
1の内側に、ドア下枠2を凹段差部1bの底面1b1に取
り付けるネジ5の下端5aが配置され、上記凹段差部1
bの裏側位置に上記エルボ4cのフランジ4c2に対応
する受け部1b4が凸段差状に形成され、この受け部1
b4を介して上記のフランジ付きエルボ4cが凹段差部
1bに取り付けられるものがある(請求項2)。
【0011】この場合は、ネジ5の下端5aがフランジ
付きエルボ4cの流入口4c1の内側に位置するから、
ネジ5の隙間からの漏水を防止できる。又この本発明の
場合は、スペーサー11によってドア下枠2の底面2a
と、洗い場パン1の凹段差部1bの底面1b1との間の
距離を適宜変更調節できるだけではなく、受け部1b4
により凹段差部1bの底面1b1の全体を厚くすること
なく、確実且つ堅固にエルボ4cを止め付けることがで
きる。なおフランジ付きエルボ4cは、受け部1b4に
ネジ12で止め付けられる。
【0012】又本発明の他の構成としては、洗い場パン
1のドア下枠2に対応する位置が洗 い場面1aから立ち
下げられて凹段差部1bに形成され、この凹段差部1b
に上記のドア下枠2が上面の高さを洗い場面1aに合わ
せて設けられ、このドア下枠2の底面2aに洗い場面1
aから流入する水の排水孔2bが形成され、この排水孔
2bに上記凹段差部1bの底面1b1を介して排水を導
く継手4が接続され、この継手4と排水路6とが接続さ
れ、継手4が、図8、図9に示されるように、ドア下枠
2の底面2aに取り付けられるフランジ付きの雄形管継
手4dと、この雄形管継手4dの段差状の継手部4d1
に嵌め込まれて接続されるフレキシブル管4eとでなる
ものがある(請求項)。
【0013】この場合は、フレキシブル管4eによるた
め、例えば排水路6の施工位置が現場で変更されても柔
軟に対応できる、という利点がある。なお13は、フレ
キシブル管4eの接続箇所を外側から締め付けるための
締め具である。この締め具13は、両端が開放された環
状の帯板部材13aと、この帯板部材13aの両端を締
め付けるネジ13bとでなる。
【0014】又本発明の他の構成としては、洗い場パン
1のドア下枠2に対応する位置が洗い場面1aから立ち
下げられて凹段差部1bに形成され、この凹段差部1b
に上記のドア下枠2が上面の高さを洗い場面1aに合わ
せて設けられ、このドア下枠2の底面2aに洗い場面1
aから流入する水の排水孔2bが形成され、この排水孔
2bに上記凹段差部1bの底面1b1を介して排水を導
く継手4が接続され、この継手4と排水路6とが接続さ
れ、継手4が、図10、図11に示されるように、フラ
ンジ付きエルボ4cで形成され、このエルボ4cのフラ
ンジ4c2が、凹段差部1bの底面1b1を介して上方に
突き出され、且つその周側面にクリップ状の止め金具1
4が嵌め付けられ、この止め金具14で上記のエルボ4
cが凹段差部1bの底面1b1に係止されてなるものが
ある(請求項)。
【0015】この場合は、フランジ付きエルボ4cの脱
落を止め金具14で防止できるから、配管接続作業を容
易化できる。この本発明の場合は、クリップ状の止め金
具14をエルボ4cの周側面に係合させるため溝等の段
差部4c3がフランジ4c2の周側面に形成されると良
い。なおこの本発明の場合、貫通孔1b3は、フランジ
4c2の形状に合わせて形成される。又止め金具14
は、その個数、外形状は任意である。この実施形態で
は、図10に示されるように、フランジ4c2が小判形
(長円形)に形成され、湾曲状の両端から止め金具14
が夫々嵌め付けられるよう形成されている。
【0016】又本発明の他の構成としては、洗い場パン
1のドア下枠2に対応する位置が洗い場面1aから立ち
下げられて凹段差部1bに形成され、この凹段差部1b
に上記のドア下枠2が上面の高さを洗い場面1aに合わ
せて設けられ、このドア下枠2の底面2aに洗い場面1
aから流入する水の排水孔2bが形成され、この排水孔
2bに上記凹段差部1bの底面1b1を介して排水を導
く継手4が接続され、この継手4と排水路6とが接続さ
れ、継手4が、図12、図13に示されるように、フラ
ンジ付きエルボ4cで形成され、このエルボ4cのフラ
ンジ4c2の周縁部に係止爪4c4が側方に突き出されて
設けられ、この係止爪4c4を介して上記のエルボ4c
が凹段差部1bの底面1b1に係止されてなるものがあ
(請求項)。
【0017】この場合は、図13に示されるように、貫
通孔1b3にエルボ4cのフランジ4c2を通すことでエ
ルボ4cを凹段差部1bに引っ掛けることができるか
ら、配管接続作業を容易化できる。なお係止爪4c4の
個数は、任意である。又本発明の場合、係止爪4c4
は、エルボ4cを同図に示されるように、凹段差部1b
の下方から貫通孔1b3に通して引っ掛けることができ
るよう、一方向(下方)にのみ屈曲性を持つよう形成さ
れるのが好ましい。
【0018】又本発明は、継手4が、図14に示される
ように、排水の逆流を防止するための逆止弁15を備え
てなるのでも良い(請求項)。
【0019】この場合は、排水路6やその接続先の例え
ば排水トラップ8(図3参照)が詰まった場合でも、逆
流を防止できるから、これによれば脱衣室の床面3を逆
流水で濡らすことがない。なお本発明の場合、逆止弁1
5の取付け箇所、取付け位置は、フランジ形管継手4a
に限定されるものではない。
【0020】 又本発明の他の構成としては、洗い場パ
ン1のドア下枠2に対応する位置が洗い場面1aから立
ち下げられて凹段差部1bに形成され、この凹段差部1
bに上記のドア下枠2が上面の高さを洗い場面1aに合
わせて設けられ、このドア下枠2の底面2aに洗い場面
1aから流入する水の排水孔2bが形成され、この排水
孔2bに上記凹段差部1bの底面1b1を介して排水を
導く継手4が接続され、この継手4と排水路6とが接続
され、継手4が、図15、図16に示されるように、フ
ランジ付きエルボ4cで形成され、このフランジ付きエ
ルボ4cを取り付ける際の脱落を防止するためのホルダ
ー16を備え、このホルダー16は、金属板が側面視で
クランク状に折り曲げられると共に、エルボ4cが通さ
れる切欠部16aを備えて形成され、鉤形に屈曲された
上部16bが凹段差部1bの立上がり部1b 2 に引っ掛
けられ、垂直面部16cが洗い場パン1の裏面に形成さ
れたリブ板1cにネジ17で止め付けられているものが
ある(請求項7)。
【0021】 この場合は、エルボ4cを取り付ける際
の脱落を防止でき、エルボ4cの取り付け高さの調節を
容易化できる。この実施形態の場合、エルボ4cは、フ
ランジ4c2がホルダー16の水平面部16dに係止さ
れることにより、落下が防止されるものである。
【0022】 又本発明は、図17、図18に示される
ように、凹段差部1bの底面1b 1 の下側に露出する継
手4の位置を保護するためのカバー18を備え、このカ
バー18は、金属板が側面視でホッチキスの針状に折り
曲げられ、対向する一方の側板18aの上部18a 1
凹段差部1bの立上がり部1b 2 に引っ掛けられ、他方
の側板18bの上部18b 1 が洗い場パン1の裏面に形
成されたリブ板1cにネジ19で止め付けられている
でも良い(請求項8)。
【0023】 この場合は、エルボ4b等が配管施工時
に過って基礎などに接触しても、カバー18により破損
等のダメージを回避できる。
【0024】 更に本発明は、図19、図20に示され
るように、継手4の接続箇所からの漏水を貯溜するため
上面開口状の排水機能付きタンク20を、上面開口を
継手4の接続箇所に対応させて備えてなるのでも良い
(請求項9)。
【0025】この場合は、万一、継手4の接続箇所から
漏水しても、建物の床(二階に浴室7が施工されている
場合)や土間を濡らすことがない。タンク20は、この
実施形態では上面開口状の箱形に形成され、一方の側壁
20aの上方に延長された上端部20a1が凹段差部1
bの立上がり部1b2に引っ掛けられ、対向する他方の
側壁20bの延長された上端部20b1がリブ板1cに
ネジ21で止め付けられている。この実施形態の場合、
継手4を形成するエルボ4bはタンク20内に配置さ
れ、他方の側壁20bからタンク20内に引き込まれた
排水路6としての排水管に接続されている。又タンク2
0は、貯溜した水の排水管20cを下部に備えてなる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
【0027】図1等において、1は洗い場パンである。
この洗い場パン1は、ドア下枠2に対応する位置が洗い
場面1aから立ち下げられて凹段差部1bに形成されて
いる。この凹段差部1bは、底面1b1に続いて立上が
り部1b2を備え、凹溝状に形成されている。
【0028】上記のドア下枠2は、凹段差部1bに上面
の高さを洗い場面1aに合わせて、この実施形態では面
一状に設けられている。なお3は、脱衣室の床面であ
る。
【0029】又ドア下枠2は、底面2aに、洗い場面1
aから流入する水の排水孔2bが形成されている。この
排水孔2bは、この実施形態ではドア下枠2の底面2a
の長手方向における中央位置に丸孔状に形成されてい
る。ドア下枠2の底面2aは、この排水孔2bに向かっ
て下り勾配に形成されている。
【0030】4は、排水孔2bに接続された継手であ
る。この継手4は、上記凹段差部1bの底面1b1を介
して排水を導くものであり、この実施形態ではドア下枠
2の底面2aに取り付けられるフランジ形管継手4a
と、この管継手4aの下端に接続されるエルボ4bとで
なる。
【0031】フランジ形管継手4aは、フランジ4a1
に左右一対のネジ孔4a2が形成されている。5は、こ
のネジ孔4a2に螺合されるネジである。フランジ形管
継手4aは、このネジ5でドア下枠2の底面2aに取り
付けられると共に、洗い場パン1の凹段差部1bの底面
1b1に形成された貫通孔1b3に通される。なおフラン
ジ形管継手4aは、フランジ4a1の上面にパッキン4
a3が積層されてなる。
【0032】又フランジ形管継手4aは、図4に示され
るように、フランジ4a1の下面に筒状のネジ止め部4
a4を有し、エルボ4bのフランジ4b1に、凹段差部1
bの底面1b1を挟んでネジ9で止め付けられ、Oリン
グ10で水密的に連結が可能になるよう形成されてい
る。
【0033】又上記のエルボ4bは、排水路6としての
排水管に接続される。なお排水路6は、浴室7(図3参
照)の排水トラップ8等の排水設備に接続されるもので
ある。
【0034】次に本発明構造の施工例を説明する。先ず
作業者は、ドア下枠2の底面2aに、フランジ形管継手
4aをネジ5で取り付ける。次に作業者は、フランジ形
管継手4aを凹段差部1bの貫通孔1b3に通し、ドア
下枠2を洗い場パン1の凹段差部1bに設ける。その後
作業者は、フランジ形管継手4aの下端にエルボ4bの
一端を接続し、このエルボ4bの他端に排水路6として
の排水管を接続する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ドア下枠
の底面に排水孔を形成し、この排水孔に継手を接続し、
この継手で洗い場から脱衣室側に流れ出る水を、洗い場
パンの凹段差部の底面を介して排水路に排水させるよう
形成したものである。
【0036】従って本発明によれば、洗い場周囲の蓋付
き排水溝を省略できるから、排水溝や蓋の掃除にかかる
手間暇を一掃できる。又本発明の場合は、蓋付き排水溝
を省略できる結果、洗い場を周辺部まで意匠的に一面化
でき、洗い場の意匠性、浴室の快適性を高めることがで
きる。
【0037】又本発明の場合は、洗い場パンの凹段差部
の底面に孔を加工するだけで、その孔を利用して排水孔
を形成したドア下枠を取り付けることができるから、こ
れによれば、浴室のドア位置によって洗い場パンを専用
の形状としたり、或いは洗い場パンに現場で煩雑な加工
を施す等の必要がなく、一種類の洗い場パン形状で如何
なるドア位置であっても容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のIーI線における、本発明構造の一部を
省略した好適な一実施形態を示す要部断面図である。
【図2】同上構造の一部を省略した要部分解斜視図であ
る。
【図3】浴室の横断面図である。
【図4】本発明構造の好適な一実施形態を示す要部分解
斜視図である。
【図5】本発明の他の構造を示す要部分解斜視図であ
る。
【図6】図5の実施形態に係る洗い場パンの下方から見
た要部斜視図である。
【図7】図5の実施形態の要部断面図である。
【図8】本発明の他の構造を示す要部分解斜視図であ
る。
【図9】図8の実施形態の要部断面図である。
【図10】本発明の他の構造を示す要部分解斜視図であ
る。
【図11】図10の実施形態の要部断面図である。
【図12】本発明の他の構造を示す要部斜視図である。
【図13】図12の実施形態の要部分解斜視図である。
【図14】継手の他の実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図15】本発明の他の構造を示す要部斜視図である。
【図16】図15の実施形態の要部断面図である。
【図17】エルボの保護構造を示す要部斜視図である。
【図18】図17の実施形態の要部断面図である。
【図19】継手の接続箇所の防水構造を示す要部斜視図
である。
【図20】図19の実施形態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 洗い場パン 1a 洗い場面 1b 凹段差部 1b1 底面 2 ドア下枠 2a 底面 2b 排水孔 4 継手 6 排水路
フロントページの続き (72)発明者 鹿田 久喜 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 高根 豪 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式 会社ノーリツ内 (56)参考文献 特開 平11−310945(JP,A) 特開 平8−105272(JP,A) 特開 平9−3992(JP,A) 特開2000−54450(JP,A) 実開 平6−12569(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/12,1/20 E04H 1/12 301

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い場パンのドア下枠に対応する位置が
    洗い場面から立ち下げられて凹段差部に形成され、この
    凹段差部に上記のドア下枠が上面の高さを洗い場面に合
    わせて設けられ、このドア下枠の底面に洗い場面から流
    入する水の排水孔が形成され、この排水孔に上記凹段差
    部の底面を介して排水を導く継手が接続され、この継手
    と排水路とが接続され、継手が、ドア下枠の底面に取り
    付けられるフランジ形管継手と、この管継手の下端に接
    続されるエルボとでなり、フランジ形管継手が、フラン
    ジの下面に筒状のネジ止め部を有し、エルボのフランジ
    に、凹段差部の底面を挟んでネジで止め付けられ、Oリ
    ングで水密的に連結が可能になるよう形成されている
    とを特徴とする浴室出入口の排水構造。
  2. 【請求項2】 洗い場パンのドア下枠に対応する位置が
    洗い場面から立ち下げられて凹段差部に形成され、この
    凹段差部に上記のドア下枠が上面の高さを洗い場面に合
    わせて設けられ、このドア下枠の底面に洗い場面から流
    入する水の排水孔が形成され、この排水孔に上記凹段差
    部の底面を介して排水を導く継手が接続され、この継手
    と排水路とが接続され、継手が、ドア下枠と洗い場パン
    の凹段差部の底面との間に挟まれる弾性質のスペーサー
    と、上記凹段差部の裏側に取り付けられるフランジ付き
    エルボとでなり、このフランジ付きエルボの排水の流入
    の内側に、ドア下枠を凹段差部の底面に取り付けるネ
    ジの下端が配置され、上記凹段差部の裏側位置に上記エ
    ルボのフランジに対応する受け部が凸段差状に形成さ
    れ、この受け部を介して上記のフランジ付きエルボが凹
    段差部に取り付けられることを特徴とする浴室出入口の
    排水構造。
  3. 【請求項3】 洗い場パンのドア下枠に対応する位置が
    洗い場面から立ち下げられて凹段差部に形成され、この
    凹段差部に上記のドア下枠が上面の高さを洗い場面に合
    わせて設けられ、このドア下枠の底面に洗い場面から流
    入する水の排水孔が形成され、この排水孔に上記凹段差
    部の底面を介して排水を導く継手が接続され、この継手
    と排水路とが接続され、継手が、ドア下枠の底面に取り
    付けられるフランジ付きの雄形管継手と、この雄形管継
    手の段差状の継手部に嵌め込まれて接続されるフレキシ
    ブル管とでなることを特徴とする浴室出入口の排水構
    造。
  4. 【請求項4】 洗い場パンのドア下枠に対応する位置が
    洗い場面から立ち下げられて凹段差部に形成され、この
    凹段差部に上記のドア下枠が上面の高さを洗い場面に合
    わせて設けられ、このドア下枠の底面に洗い場面から流
    入する水の排水孔が形成され、この排水孔に上記凹段差
    部の底面を介して排水を導く継手が接続され、この継手
    と排水路とが接続され、継手がフランジ付きエルボで形
    成され、このエルボのフランジが、凹段差部の底面を介
    して上方に突き出され、且つその周側面にクリップ状の
    止め金具が嵌め付けられ、この止め金具で上記のエルボ
    が凹段差部の底面に係止されてなることを特徴とする浴
    室出入口の排水構造。
  5. 【請求項5】 洗い場パンのドア下枠に対応する位置が
    洗い場面から立ち下げられて凹段差部に形成され、この
    凹段差部に上記のドア下枠が上面の高さを洗い場面に合
    わせて設けられ、このドア下枠の底面に洗い場面から流
    入する水の排水孔が形成され、この排水孔に上記凹段差
    部の底面を介して排水を導く継手が接続され、この継手
    と排水路とが接続され、継手がフランジ付きエルボで形
    成され、このエルボのフランジの周縁部に係止爪が側方
    に突き出されて設けられ、この係止爪を介して上記のエ
    ルボが凹段差部の底面に係止されてなることを特徴とす
    る浴室出入口の排水構造。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至の何れかに記載の浴室出
    入口の排水構造であって、継手が排水の逆流を防止する
    ための逆止弁を備えてなることを特徴とする浴室出入口
    の排水構造。
  7. 【請求項7】 洗い場パンのドア下枠に対応する位置が
    洗い場面から立ち下げられて凹段差部に形成され、この
    凹段差部に上記のドア下枠が上面の高さを洗い場面に合
    わせて設けられ、このドア下枠の底面に洗い場面から流
    入する水の排水孔が形成され、この排水孔に上記凹段差
    部の底面を介して排水を導く継手が接続され、この継手
    と排水路とが接続され、継手がフランジ付きエルボで形
    成され、このフランジ付きエルボを取り付ける際の脱落
    を防止するためのホルダーを備え、このホルダーは、金
    属板が側面視でクランク状に折り曲げられると共に、エ
    ルボが通される切欠部を備えて形成され、鉤形に屈曲さ
    れた上部が凹段差部の立上がり部に引っ掛けられ、垂直
    面部が洗い場パンの裏面に形成されたリブ板にネジで止
    め付けられていることを特徴とする浴室出入口の排水構
    造。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の浴室出
    入口の排水構造であって、凹段差部の底面の下側に露出
    する継手の位置を保護するためのカバーを備え、このカ
    バーは、金属板が側面視でホッチキスの針状に折り曲げ
    られ、対向する一方の側板の上部が凹段差部の立上がり
    部に引っ掛けられ、他方の側板の上部が洗い場パンの裏
    面に形成されたリブ板にネジで止め付けられていること
    を特徴とする浴室出入口の排水構造。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の浴室出
    入口の排水構造であって、継手の接続箇所からの漏水を
    貯溜するための上面開口状の排水機能付きタンクを、上
    面開口を継手の接続箇所に対応させて備えてなることを
    特徴とする浴室出入口の排水構造。
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