JP2001220797A - 防水パンの排水構造 - Google Patents

防水パンの排水構造

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JP2001220797A
JP2001220797A JP2000033993A JP2000033993A JP2001220797A JP 2001220797 A JP2001220797 A JP 2001220797A JP 2000033993 A JP2000033993 A JP 2000033993A JP 2000033993 A JP2000033993 A JP 2000033993A JP 2001220797 A JP2001220797 A JP 2001220797A
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drain port
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Kazuyuki Miyazaki
和由紀 宮崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴槽の排水口と、浴槽設置部の排水口に設けら
れた逆流防止装置との配管接続作業や、逆流防止装置の
清掃作業を簡単に行う。 【解決手段】防止パン10の浴槽設置部12には、堤防
部121に近接して長辺側両端部近傍に排水口12aが
形成されるとともに、その長辺側中央部から各排水口1
2aに向かって排水勾配が形成されている。そして、各
排水口12aには、フロート74を有する逆流防止装置
7が設けられている。また、防水パン10の洗い場部1
1には、堤防部に近接して長辺側中央部に排水口11a
が形成されるとともに、その周縁部から排水口11aに
向かって排水勾配が形成されている。そして、排水口1
1aには、排水トラップ6が設けられている。さらに、
両方の逆流防止装置7と排水トラップ6とが排水配管9
Aを介して接続され、また、浴槽の排水口と一方の逆流
防止装置7とが排水配管を介して接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水パンの排水構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅において、ユニットタイ
プの浴室を設置することが知られている。
【0003】この浴室ユニット1は、図6に示すよう
に、洗い場部21、浴槽設置部22および洗い場部21
と浴槽設置部22を区画する堤防部23からなる防水パ
ン2と、防水パン2の浴槽設置部22に設置された浴槽
3と、防水パン2の周縁部に立設され、これらの防水パ
ン2および浴槽3の周囲を包囲する壁パネル4と、これ
らの壁パネル4によって形成された上方開口を覆う図示
しない天井パネルと、から構成されており、浴槽3と防
水パン2の堤防部23との間には、浴槽3の前面を覆う
エプロン5が着脱自在に取り付けられている。
【0004】防水パン2の洗い場部21には、図7に示
すように、堤防部23に近接して長辺側中央部に洗い場
部21の床面よりも陥没した排水口部21xが形成され
ており、この排水口部21xの底面に排水口21aが形
成されている。そして、洗い場部21の排水口部21x
には、排水口蓋24が排水口部21xの上方開口部を覆
って着脱自在に配置されている。
【0005】なお、洗い場部21の床面には、周縁部か
ら排水口部12xに向かう排水勾配が形成されている。
また、排水口21aには、排水管6Aが接続された排水
トラップ6が設けられている。
【0006】一方、浴槽設置部22には、図7に示すよ
うに、堤防部23に近接して長辺側中央部に浴槽設置部
22の床面よりも陥没した排水口部22xが形成されて
おり、この排水口部22xの底面に排水口22aが形成
されている。
【0007】なお、浴槽設置部22の床面には、周縁部
から排水口部22xに向かう排水勾配が形成されてい
る。また、浴槽設置部22の排水口22aには、詳細に
は図示しないが、フロートを有する逆流防止装置7が設
けられている。この逆流防止装置7は、浴槽3の排水口
3aに配管接続されているとともに、前述した排水トラ
ップ6に配管接続されている(例えば、特開平3−26
0230号公報参照)。
【0008】したがって、洗い場部21において、身体
や髪を洗った後の排水は、洗い場部21に形成された排
水勾配に沿って排水口部21xに集められ、排水トラッ
プ6および排水管6Aを経て排水される。
【0009】また、浴槽3からの溢水により洗い場部2
1の排水口部21xに一次的に多量の排水が発生した場
合、排水は、排水トラップ6に規制され、逆流防止装置
7を経て浴槽設置部22に逆流しようとするが、逆流排
水によって図示しないフロートが押し上げられて逆流が
防止される。
【0010】さらに、浴槽3の排水口3aから排出され
る浴槽水についても、逆流防止装置7を経て排水トラッ
プ6に流れ込み、排水トラップ6によって規制された
際、浴槽設置部22に逆流しようとするが、逆流した排
水によってフロートが押し上げられて浴槽設置部22へ
の逆流が防止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、浴槽3の排
水口3aは、通常、浴槽3の周壁の幅が最大となる長辺
側中央部において、洗い場部21寄りに形成されてい
る。一方、浴槽3は、防水パン2の堤防部23との間に
エプロン5を配設する関係上、その周壁の長辺側中央部
が堤防部23に接近して防水パン2の浴槽設置部22に
設置されている。このため、浴槽3の周壁の長辺側中央
部と堤防部23との間の間隔は狭小となり、作業者が作
業するだけの十分な空間を確保することができない。こ
の結果、浴槽3の排水口3aと逆流防止装置7とを配管
接続することが難しいという問題があった。
【0012】一方、逆流防止装置のフロートは、各種排
水に接触するため、汚れが発生する。また、防水パン2
の据え付け高さが規制されている場合、フロートは、排
水トラップ6の封水面近傍に配置されることになり、常
にフロートに排水トラップ6内の封水が接触し、フロー
トに汚れが発生するものである。
【0013】逆流防止装置7の保守点検や清掃が行われ
ないと、次第にフロートの汚れが蓄積され、逆流排水が
発生しても押し上げられず、浴槽排水や洗い場使用水の
逆流を防止することができなくなる。このため、各種排
水が浴槽設置部22に流れ込み、浴槽設置部22の床面
に水垢などが堆積するという問題があった。
【0014】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、防水パンの堤防部と浴槽との間に十分な作
業空間を確保して、浴槽の排水口と逆流防止装置との配
管接続作業や、逆流防止装置の清掃作業を簡単に行うこ
とのできる防水パンの排水構造を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、排水口が形成
された洗い場部と、排水口が形成された浴槽設置部と、
これらの洗い場部と浴槽設置部とを区画する堤防部と、
を有する防水パンにおいて、前記浴槽設置部の排水口
は、堤防部に近接して長辺側両端部近傍に形成され、ま
た、浴槽設置部には、長辺側中央部より各排水口に向け
て排水勾配が形成され、一方、洗い場部の排水口に排水
トラップが設けられるとともに、浴槽設置部の各排水口
に浴槽設置部への逆流を防止するフロートを備えた逆流
防止装置がそれぞれ設けられてなり、両方の逆流防止装
置と排水トラップとが配管接続されるとともに、浴槽設
置部に設置された浴槽の排水口と一方の逆流防止装置と
が配管接続されていることを特徴とするものである。
【0016】本発明によれば、浴槽設置部の、堤防部に
近接して長辺側両端部近傍に形成された各排水口と、浴
槽設置部に設置された浴槽の周壁との間に一定の空間を
確保することができ、浴槽の排水口に連通される排水配
管を浴槽設置部の各排水口に設けられた逆流防止装置に
簡単に接続することができる。また、浴槽の周壁との間
に確保された一定の空間を利用して逆流防止装置のフロ
ートを簡単に着脱して清掃することができる。
【0017】また、浴槽設置部には、堤防部に近接して
長辺側両端部に排水口が形成され、長辺側中央部から排
水口に向かう排水勾配が形成されていることから、片流
れの排水勾配を形成する場合に比較して、排水勾配に伴
う浴槽設置部の床面の高低差を半分にすることができ、
躯体床面に対して防水パンの据え付け高さが規制されて
いるような場合であっても、採用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】図1乃至図5には、本発明の防水パンの排
水構造が示されている。
【0020】この防水パン10は、洗い場部11と、浴
槽設置部12とを接続して形成されている。
【0021】洗い場部11には、浴槽設置部12との接
続部となる一方の長辺側端縁に、該洗い場部11の床面
よりも立ち上げられた堤防部111が形成されている。
そして、洗い場部11には、堤防部111に近接して長
辺側略中央部に床面よりも陥没した排水口部11xが形
成されており、この排水口部11xの底面には排水口1
1aが形成されている(図4参照)。また、洗い場部1
1の排水口部11xには、排水口蓋112(図1参照)
が排水口部11xの上方開口部を覆って着脱自在に配置
されている。
【0022】なお、洗い場部11の床面には、その周縁
部から排水口部11xに向かう排水勾配が形成されてい
る。
【0023】ところで、洗い場部11の排水口11aに
は、排水トラップ6が取り付けられている。この排水ト
ップ6は、図4に示すように、洗い場部11の排水口1
1aの裏面側および表面側にそれぞれ配置され、相互に
ネジ結合可能なトラップ本体61と、フランジ62と、
からなり、トラップ本体61にフランジ62を螺合する
ことによって形成される。この際、洗い場部11の排水
口11aに装着されたUパッキン63をトラップ本体6
1およびフランジ62が挾着することから、排水口11
aを密封することができる。
【0024】一方、浴槽設置部12には、洗い場部12
との接続部となる一方の長辺側端縁に、前述した洗い場
部11の堤防部111に載置可能な堤防部121が形成
されている。そして、浴槽設置部12には、図1に示す
ように、堤防部121に近接して長辺側両端部近傍に床
面よりも陥没した排水口部12xがそれぞれ形成されて
おり、各排水口部12xの底面には、排水口12aが形
成されている。
【0025】なお、浴槽設置部12の床面には、長辺側
中央部から各排水口部12xに向かう排水勾配が形成さ
れている。
【0026】ところで、浴槽設置部12の各排水口12
aには、それぞれ逆流防止装置7が設けられている。こ
の逆流防止装置7は、図4に示すように、浴槽設置部1
2の各排水口12aの裏面側および表面側にそれぞれ配
置され、相互にネジ結合可能な装置本体71と、フラン
ジ72と、フランジ72に着脱自在に嵌合された目皿7
3と、からなり、装置本体71にフランジ72を螺合す
ることによって形成される。この際、浴槽設置部12の
排水口12aに装着されたUパッキン76を装置本体7
1およびフランジ72によって挾着することから、排水
口12aを密封することができる。
【0027】また、逆流防止装置7の目皿73には、周
縁部に複数個の排水口73aが形成されているととも
に、中心部に接続口73bが形成されている。また、目
皿73には、排水口73aに臨んでリング状のフロート
74が昇降自在に遊嵌されており、その下端には、シー
ル材75が接着されている。したがって、フランジ72
に目皿73を嵌合することにより、目皿73のシール材
75がフランジ72に密着し、フランジ72と目皿73
との間を密封することができる。そして、フロート74
が押し上げられた場合、排水口73aを密閉することが
できる。
【0028】なお、後述するように、浴槽3の排水口3
aと接続されない側の逆流防止装置7の目皿73の接続
口73bには、封止キャップ77(図4参照)が嵌め込
まれて接続口73bが閉鎖されている。
【0029】また、浴槽設置部12に設置された浴槽3
の排水口3aには、排水エルボ8が接続されている。こ
の排水エルボ8は、図5に示すように、浴槽3の排水口
3aの裏面側および表面側にそれぞれ配置され、相互に
ネジ結合可能なエルボ本体81と、フランジ82と、か
らなり、エルボ本体81にフランジ82を螺合すること
によって形成される。この際、浴槽3の排水口3aに装
着されたUパッキン83をエルボ本体81およびフラン
ジ82が挾着することから、排水口3aを密封すること
ができる。ここで、水栓31がフランジ82に嵌合され
る。
【0030】さらに、排水エルボ8のエルボ本体81の
接続部811には、可撓性の排水配管9の一端が接続さ
れており、その他端に形成されたL字状エルボが一方の
逆流防止装置7の目皿73の接続口73bに嵌挿されて
いる。
【0031】また、各逆流防止装置7および排水トラッ
プ6との間には、排水配管9Aが接続されている。この
排水配管9Aは、T字状エルボ91と、該T字状エルボ
91の各接続部にそれぞれ接続された3本の可撓性配管
92と、からなり、T字状エルボ91の同一軸線上に位
置する2個の接続部に一端がそれぞれ接続された可撓性
配管92の他端が各逆流防止装置7の装置本体71の接
続部711に接続され、T字状エルボ91の残りの接続
部に一端が接続された可撓性配管92の他端が、排水ト
ラップ6のトラップ本体61の接続部611に接続され
た配管93に接続されている。
【0032】このように構成された防水パン10を躯体
床面に設置する場合は、まず、洗い場部11の排水口1
1aに排水トラップ6を設けるとともに、排水トラップ
6に排水管6Aを接続しておく。また、浴槽設置部12
の各排水口12aに逆流防止装置7を設けるとともに、
各逆流防止装置7に排水配管9Aを接続しておく。さら
に、浴槽3の排水口3aに排水エルボ8を設けるととも
に、排水エルボ8に排水配管9を接続しておく。
【0033】次いで、洗い場部11を躯体床面に設置し
た後、洗い場部11の堤防部111に、堤防部121を
載置しつつ浴槽設置部12を設置する。この際、洗い場
部11の堤防部111には、詳細には図示しないが、シ
ール材が配設されており、浴槽設置部12の堤防部12
1との間が密封される。また、排水配管9Aの他端を図
示しない点検口を通して排水トラップ6に接続する。こ
の後、浴槽設置部12に浴槽3を配置し、排水配管9の
他端を一方の逆流防止装置7に接続する。
【0034】この場合、浴槽設置部12の排水口12a
は、堤防部121に近接して長辺側両端部近傍に形成さ
れ、これらの各排水口12aに逆流防止装置7がそれぞ
れ設けられ、また、浴槽3の周壁は、通常、上方開口部
よりも小さな底壁に向かって先窄まりとなる方向に一定
角度傾斜している。したがって、浴槽設置部12の排水
口12a、すなわち、逆流防止装置7と、浴槽3の周壁
との間に一定の空間を確保することができ、この空間を
利用して排水配管9の他端を一方の逆流防止装置7の目
皿73の接続口73bに簡単に嵌挿することができる。
【0035】配管の接続が終了すれば、浴槽3と堤防部
121との間にエプロン5を取り付けた後、防水パン1
0の周縁部に壁パネル4を建て込み、図示しない天井パ
ネルを被せて浴室ユニットを形成する。
【0036】このような防水パン10において、洗い場
部11で身体や髪を洗った後の排水は、洗い場部11に
形成された排水勾配に沿って排水口部11xに集めら
れ、排水トラップ6および排水管6Aを経て排水され
る。
【0037】また、浴槽3から浴槽水が溢れ、一次的に
多量の排水が洗い場部11に発生した場合、排水は、排
水トラップ6に規制され、排水配管9A、逆流防止装置
7を経て浴槽設置部12に逆流しようとするが、逆流排
水によってフロート74が押し上げられ、目皿73の排
水口73aに密着する。この結果、浴槽設置部12への
逆流が防止される。
【0038】なお、浴槽3からの溢水の一部が浴槽設置
部12に流れたとしても、浴槽設置部12に形成された
排水勾配に沿って排水口部12xに流れ込み、逆流防止
装置7の目皿73に形成された排水口73aから排水さ
れる。
【0039】さらに、浴槽3の排水口3aから排出され
る浴槽水についても、排水エルボ8、排水配管9、逆流
防止装置7および排水配管9Aを経て排水トラップ6に
流れ込み、排水トラップ6によって規制された場合、浴
槽設置部22に逆流しようとするが、逆流した排水によ
ってフロート74が押し上げられ、目皿73の排水口7
3aに密着する結果、浴槽設置部22への逆流が防止さ
れる。
【0040】一方、逆流防止装置7を清掃する場合は、
エプロン5を取り外した後、一方の逆流防止装置7にお
いては、排水配管9のL字状エルボを引き出した後、目
皿73をフランジ72から離脱させ、フロート74を清
掃すればよい。また、他方の逆流防止装置7において
は、目皿73を直接フランジ72から離脱させ、フロー
ト74を清掃すればよい。
【0041】この場合においても、前述したように、浴
槽設置部12の排水口12a、すなわち、逆流防止装置
7と、浴槽3の周壁との間に一定の空間を確保すること
ができることから、簡単に逆流防止装置7の目皿73を
着脱してフロート74の清掃作業を行うことができる。
この結果、逆流排水が発生したとても、逆流防止装置7
のフロート74を円滑に押し上げて浴槽設置部12への
逆流を確実に防止することができる。
【0042】また、浴槽設置部12の排水口12aは、
堤防部121に近接して長辺側両端部近傍に形成され、
その長辺側中央部から各排水口12aに向かって排水勾
配が形成されていることから、浴槽設置部12の長辺側
一端部近傍に排水口が形成され、この排水口に向かって
片流れの排水勾配を形成する場合に比較して、排水勾配
に伴う浴槽設置部12の床面の高低差を半分にすること
ができる。このため、躯体床面に対して防水パン10の
据え付け高さが規制されているような場合、例えば、下
階のスラブ上面と上階のスラブ下面間の高さが小さなマ
ンションや二階などに浴室ユニットを形成する場合であ
っても、採用することができる。
【0043】なお、前述した実施形態においては、堤防
部111を有する洗い場部11と、堤防部121を有す
る浴槽設置部12とを、堤防部111に堤防部121を
載置することによって形成された防水パン10を例示し
たが、洗い場部、浴槽設置部および洗い場部と浴槽設置
部を区画する堤防部を一体に成形した防水パンであって
もよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、浴槽設置
部の、堤防部に近接して長辺側両端部近傍に形成された
各排水口と、浴槽設置部に設置された浴槽の周壁との間
に一定の空間を確保することができ、この空間を利用し
て浴槽の排水口に連通される排水配管を浴槽設置部の各
排水口に設けられた逆流防止装置に簡単に接続すること
ができるとともに、逆流防止装置のフロートを簡単に着
脱して清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水パンの排水構造を一部省略して示
す斜視図である。
【図2】本発明の防水パンの排水構造を一部省略して示
す平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】浴室ユニットを一部省略して示す斜視図であ
る。
【図7】従来の防水パンの排水構造を模式的に示す概略
図である。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 3 浴槽 3a 浴槽の排水口 6 排水トラップ 7 逆流防止装置 74 フロート 8 排水エルボ 9,9A 排水配管 10 防水パン 11 洗い場部 11a 洗い場部の排水口 111 堤防部 12 浴槽設置部 12a 浴槽設置部の排水口 121 堤防部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水口が形成された洗い場部と、排水口
    が形成された浴槽設置部と、これらの洗い場部と浴槽設
    置部とを区画する堤防部と、を有する防水パンにおい
    て、前記浴槽設置部の排水口は、堤防部に近接して長辺
    側両端部近傍に形成され、また、浴槽設置部には、長辺
    側中央部より各排水口に向けて排水勾配が形成され、一
    方、洗い場部の排水口に排水トラップが設けられるとと
    もに、浴槽設置部の各排水口に浴槽設置部への逆流を防
    止するフロートを備えた逆流防止装置がそれぞれ設けら
    れてなり、両方の逆流防止装置と排水トラップとが配管
    接続されるとともに、浴槽設置部に設置された浴槽の排
    水口と一方の逆流防止装置とが配管接続されていること
    を特徴とする防水パンの排水構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261124A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Toto Ltd ユニットバス及びその排水管構造
JP2010084370A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toto Ltd ユニットバスの排水管接続構造

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