JP3059135B2 - 管材の継手構造 - Google Patents

管材の継手構造

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JP3059135B2 JP10156413A JP15641398A JP3059135B2 JP 3059135 B2 JP3059135 B2 JP 3059135B2 JP 10156413 A JP10156413 A JP 10156413A JP 15641398 A JP15641398 A JP 15641398A JP 3059135 B2 JP3059135 B2 JP 3059135B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば排水ホース
など管材をトラップその他へ接続するのに好適な継手構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】台所や浴室の床下、洗濯機防水パンに配
管したトラップ等は継手としてのソケットを介して排水
用のホースと接続される。ソケットとホースを接続した
継手構造の従来例を図3に示す。この継手構造では、ソ
ケット1の差込み部1aにホースHを差込み、接着剤1
BでホースHをソケット1に固着させてある。ソケット
1の他端は図示せぬトラップに接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配管の際に
はトラップ(図示略)とホースHの他端に接続される排
水管(図示略)との芯ズレを調整するために、ホースH
を伸長させたり湾曲させたりすることが広く行われてい
る。このようにホースHを伸長乃至湾曲させた状態で
は、差込み部1aから引き抜こうとする力が常に作用し
ている状態となる。施工当初であればその引抜き力に対
するホースHの固着力も十分であるが、時間がたつにつ
れて緩みが生じ水密性の維持に不安が残る。そこで本発
明は、こうした経年変化による接続力に劣化が生じない
継手構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべく
本発明は、外リングを通した管材の外側面に内リングを
固着し、該内リングと該管材をソケットに差し込んで
々ソケットに固着するとともに該ソケットと外リン
グの固着により該ソケットと外リングとで該内リング
挟み込んで保持して成る管材の継手構造を提供する。
【0005】この継手構造によれば、管材はソケットだ
けでなく内リングに対しても固着されるので、従来のよ
うに管材をソケットだけ固着する場合と比べて、経年
変化に対してより強い固着力を得ることができる。即
ち、管材に固着させた内リングはソケットに固着されて
いるので、管材のソケットに対する固着力は、ソケット
に対する内リングの固着によって補強されることにな
る。そして、ソケットと外リングを固着すればソケット
と外リングで管材とソケットに固着させた内リングを挟
み込んで保持することができる。従って、管材に引抜き
力が作用しても管材内リングの該引抜き方向への移動
は規制されて管材がソケットから外れることはない。
【0006】また、本発明は、上記と同様に強い固着力
を継続的且つ安定的に発揮する次のような管材の継手構
造を提供する。即ち、外リングを通した管材に内リング
を固着し、該管材の端部をソケットに差し込んで固着す
るとともに、該ソケットと該外リングの固着によって該
内リングを該ソケットと該外リングとで挟み込んで保持
して成る管材の継手構造であって、該ソケット凸状に
連設した小径筒部と、中径筒部と、大径筒部を備え、該
小径筒部にはその外側面に前記管材が固着され、該中径
筒部には管材の外側面と固着してある前記内リングがそ
の一端を大径筒部の段差面に当接可能な状態で固着さ
れ、該大径筒部には前記内リングの他端と係止可能に位
置決めされるフランジを有する前記外リングが固着され
て成る管材の継手構造である
【0007】また、以上の継手構造は、内リングが内側
面に突設した螺合部を備え、この螺合部と管材の外側面
に突設してある螺旋状の補強芯との螺合により内リング
を管材に固着する構造とすることができる。即ち、螺合
部は管材の外側面に対して螺合するので管材に対する内
リングの固着は確実である。この螺合部は、管の補強芯
と螺合するねじ状としたり、或いは管の補強芯と螺合す
る複数の突起状として構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。本例の継手構造は、図1で示すように、ソケット
1と、内リング2と、外リング3の組み合わせにホース
4を接続して構成される。
【0009】ソケット1は、小径筒部1aにホース4
を、中径筒部1bに内リング2を、大径筒部1cに外リ
ング3をそれぞれ固着するようになっている。小径筒部
1aは、差し込ませるホース4の内径よりも若干大きめ
の外径とされ、ホース4へ圧入させて締まりばめされ
る。中径筒部1bと大径筒部1cの段差面1dは、内リ
ング2の一方の端部2aと当接して内リング2の抜けを
規制する一方側の狭持面として機能する(図2参照)。
大径筒部1cには雄ねじ1eが形成され、外リング3の
内側面に形成された雌ねじ3aと螺合して外リング3を
固着するようになっている。
【0010】内リング2は、その外径を大径筒部1cの
外径と略同程度として、段差面1dを内リング2の端部
2aに対する狭持面として機能させるとともに、ソケッ
ト1と略一体化できるようにしてある。また、内リング
2の内側面には螺合用の突起2bと内壁2cが突出させ
て設けてある。螺合用の突起2bは雌ねじとして機能
し、ホース4の外側面に螺旋状に巻設した補強芯4aを
雄ねじとして螺合する。本例ではこの突起2bを仮想的
な雌ねじのピッチ円上に3つ設けてある。内壁2cは内
リング2の中ほどに設けられており、一方でホース4の
差込み量を画定し、他方で中径筒部1bへの差込み量を
画定する。また、内壁2cは、内リング2を小径筒部1
aへ差し込む際のガイドとして機能する。
【0011】外リング3は、前述のようにその内側面に
雌ねじ3aを有し、大径筒部1cの雄ねじ1eと螺合し
てソケット1に固着される。また、外リング3には内向
きフランジ3bが設けてあり(図2(c)参照)、外リ
ング3がソケット1と固着した状態で内リング2の端部
と当接してその抜けを規制するようになっている。つま
り、この内向きフランジ3bは段差面1dと対をなす狭
持面として機能して内リング2を保持する。
【0012】以上のように構成したソケット1と、内リ
ング2及び外リング3の組立手順の一例を示すと次の通
りである。まず、図2(a)で示すように、内リング2
の内側面に接着剤2Bを塗布し、補強芯4aを突起2b
と螺合させつつ内リング2の内壁2cに当たるまで、内
リング2の内側面にホース4をねじ込む。
【0013】次に、図2(b)で示すように、ソケット
1の小径筒部1a、中径筒部1b及び段差面1dに接着
剤1Bを塗布してから、内リング2の内壁2cがソケッ
ト1の段差面1fと当接するまで内リング2を中径筒部
1bへ差し込む。
【0014】こうしてホース4は、突起2b及び接着剤
2Bにより内リング2に対して固着されるとともに、接
着剤1Bにより小径筒部1aでソケット1に固着され
る。
【0015】そして、図2(c)で示すように、外リン
グ3の雌ねじ3aを大径筒部1cの雄ねじ1eと螺合さ
せ、外リング3をソケット1に結合させる。すると、外
リング3の内向きフランジ3bが内リング2の端部と係
止可能に位置決めされ、段差面1dとの間で内リング2
の両端部を挟み込んだ状態で保持する。つまり、小径筒
部1aからホース4を引き抜く方向Xへ内リング2が移
動しても、内リング2の端部が内向きフランジ3bと係
止するので、ホース4がソケット1の小径筒部1aから
抜けることはない。
【0016】なお、上記実施形態において、外リング3
とソケット1との固着は、雌ねじ3aと雄ねじ1eにつ
いて接着剤を塗布してから螺合により固着させたり、螺
合した後に外リング3とソケット1をシーリングデープ
で貼着して固着させるようにしてもよい。或いは、外リ
ング3の外側面からソケット1にかけてビス止めにより
固着させるようにしてもよい。
【0017】上記実施形態では、外リング3の内向きフ
ランジ3bとソケット1の段差面1dとで内リング2を
ホース4の引抜き方向で保持しているが、その他にも例
えば内向きフランジ3bによらずに、外リング3の外側
面から内リング2にかけてビス止めして保持するように
してもよい。
【0018】また、上記実施形態ではソケット1の小径
筒部1aのホース4への差込み方としてソケット1から
ホース4へ流体が流れるような場合を想定して示してあ
るが、逆にホース4からソケット1へ流体が流れる場合
にはホース4をソケット1の内側へ差し込むようにして
もよい。この場合、内リングはホースの露出している部
分と螺合できるように小径筒部1aよりも長くしておく
必要がある。
【0019】なお、上記実施形態の継手構造は、高い水
密性が要求される給排水器具や高い気密性が要求される
給排気器具などに用いる各種の継手構造に利用すること
ができることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明の継手構造によれば、ソケットと
内リングの2カ所について管材が固定されるので、従来
よりも管材に対する強固な固着力を発揮することができ
る。しかも、内リングはソケットと外リングで確実に保
持することができる。従って、ホースを伸長乃至湾曲さ
せてソケットに接続しても、ホースを離脱させる引抜き
力に対する強い固着力を継続的且つ安定的に発揮するこ
とができるから、高い水密性が要求される給排水器具等
や、高い気密性が要求される給排気器具等に用いられる
継手構造として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態によるソケット、内リング、外リン
グの外観斜視図
【図2】図1のソケット、内リング、外リングの組立手
順の一例を示す図。
【図3】ソケットにホースを固着させた継手構造の従来
例を示す図。
【符号の説明】
1 ソケット 1a 小径筒部 1b 中径筒部 1c 大径筒部 2 内リング 2b 螺合用の突起(螺合部) 3 外リング 4 ホース(管材) 4a 補強芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/184 E03C 1/12 F16L 21/00 F16L 33/00 F16L 33/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外リングを通した管材の外側面に内リン
    グを固着し、該内リングと該管材をソケットに差し込ん
    各々ソケットに固着するとともに該ソケットと
    リングの固着により該ソケットと外リングとで該内リ
    ングを挟み込んで保持して成る管材の継手構造。
  2. 【請求項2】 外リングを通した管材に内リングを固着
    し、管材の端部をソケットに差し込んで固着するとと
    もに該ソケットと外リングの固着によって該内リン
    グを該ソケットと外リングとで挟み込んで保持して成
    る管材の継手構造であって、ソケットは凸状に連設し
    た小径筒部と、中径筒部と、大径筒部を備え、該小径筒
    部にはその外側面に前記管材が固着され、該中径筒部に
    は管材の外側面と固着してある前記内リングがその一端
    を大径筒部の段差面に当接可能な状態で固着され、該大
    径筒部には前記内リングの他端と係止可能に位置決めさ
    れるフランジを有する前記外リングが固着されて成る管
    材の継手構造。
  3. 【請求項3】 内リング内側面に突設した螺合部を備
    え、この螺合部と管材の外側面に突設してある螺旋状の
    補強芯と螺合して、該内リング管材に固着してある
    請求項1又は請求項2に記載の継手構造。
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