JP3570133B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置に関わり、特に複数ページの割付け印刷技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータや、ワークステーションなどの情報処理装置(以下、ホストという)の発達に伴い、これらホストから、若しくは、それらホストが接続されるネットワークから送られてくる印刷情報(以下、完結した印刷データのかたまりの単位として印刷ジョブデータという)に基づいて印刷を行うレーザープリンタやインクジェットプリンタなどの印刷装置が普及している。これらの印刷装置は、送られてきた印刷ジョブデータを記憶し、記憶された印刷ジョブデータを順次処理して印刷を行うものが一般的であり、1ページ単位で処理され、印刷出力されている。
【0003】
従来、1ページごとの印刷ジョブデータを処理し記憶部であるページメモリに展開し、その展開した印刷ジョブデータを印刷する印刷部に転送して印刷出力を行っていた。しかしながら、最近では、図6に示すように、2ページ分の印刷ジョブデータを1ページ中に縮小して印刷する2in1割付け機能や、4ページ分の印刷ジョブデータを1ページ中に縮小して印刷する4in1割付け機能を備えた印刷装置が登場してきている。この割付け機能は、未完成の文書をテスト印刷するときのみならず、完成した文書を印刷するときにも用紙を節約でき、非常に便利である。例えば、4in1割付け機能が設定されている印刷装置においては、例えば、17ページにわたる印刷ジョブデータが処理された場合、5ページ(17÷4=4余り1であるから、5ページとなる)の印刷で済むことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の割付け機能は、印刷ジョブデータを個別に独立に処理する機能であり、複数の印刷ジョブデータにわたって割付け機能を動作させるものではなかった。すなわち、割付け機能は、このジョブの印刷ジョブデータを一単位として処理するものであった。
【0005】
したがって、複数のジョブにわたって割付け機能を動作させずに、印刷を行った場合、例えば、4in1割付けが設定されており、1ページだけの印刷ジョブデータが4つ処理された場合には、図7に示すように、4つの印刷ジョブデータが別々に印刷され、結果的に4ページ印刷されていた。
【0006】
すなわち、使用者が割付け機能を動作させ、同一ページ内に割り付けようとしても、期待する印刷結果が得られず、期待通りに印刷しようとすれば、4つの印刷ジョブデータ全てを一つのジョブ内に格納しなければならないという問題を生じていた。
【0007】
また、無条件に複数のジョブにわたって、割付け機能を動作させて印刷(以下、割付け印刷という)した場合は、図8に示すように、複数の使用者からの印刷ジョブデータ、複数のホストからの印刷ジョブデータなどが、同一ページ中に割付けられる可能性があり、セキュリティー上問題が生じる。
【0008】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数のジョブにわたって割付け印刷を可能にすることを目的とし、印刷ジョブデータの属性(例えば、印刷ジョブデータの送信元のホスト若しくは使用者、又は、印刷ジョブデータのコード体系若しくはデータ構造等)が同一の場合、若しくは、印刷ジョブデータの属性が同一であって、所定の印刷ジョブデータとそのジョブに連続する次の印刷ジョブデータとの間の時間が所定値以下の場合には、複数の印刷ジョブデータを一括して割り付けるとともに、前記時間が所定値を越えた場合には、それまで割付けられたページを強制的に印刷出力するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の印刷装置は、上位装置より送信されてくる印刷ジョブデータを処理し、複数のページ分のデータを1ページ分の描画メモリに記憶して複数のページを1ページ内に割り付けて印刷する割付け機能を備えた印刷装置において、前記印刷ジョブデータの属性を判別する属性判別手段と、前記上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータと、その印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータについて、前記属性判別手段により判別された属性が同一である場合、前記割付け機能が、前記第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した前記描画メモリに、前記第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶する複数ジョブ割付け手段とを備えることを特徴としている。
【0010】
上記の構成を有する請求項1に記載の印刷装置は、前記割付け機能により、上位装置より送信されてくる印刷ジョブデータを処理し、複数の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を1ページ分の描画メモリに記憶して複数のページを1ページ内に割り付けて印刷することができる。また、属性判別手段は、印刷ジョブデータの属性を判別し、複数ジョブ割付け手段は、上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータと、その印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータについて、前記属性判別手段により判別された属性が同一である場合、割付け機能が、第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した描画メモリに、第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶する。
【0011】
また、請求項2に記載の印刷装置は、上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔を計測する計測手段を備え、その計測手段により計測された時間間隔が所定値以下の場合に、前記複数ジョブ割付け手段は、前記第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した前記描画メモリに、前記第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶することを特徴としている。
【0012】
上記の構成を有する請求項2に記載の印刷装置は、上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔を計測し、その計測手段により計測された時間間隔が所定値以下の場合に、前記複数ジョブ割付け手段は、第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した描画メモリに、第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶する
【0013】
更に、請求項3に記載の印刷装置は、前記複数ジョブ割付手段により前記描画メモリに記憶された印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を出力する出力手段を備えたことを特徴としている。
【0014】
上記の構成を有する請求項3に記載の印刷装置は、出力手段が、複数ジョブ割付手段により描画メモリに記憶された印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を出力する。
【0015】
また、請求項4に記載の印刷装置は、前記計測手段により計測された第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔が所定値を越えた場合には、前記出力手段は、前記描画メモリに記憶された第1の印刷ジョブデータまでの割り付けのための展開処理結果を強制的に出力するように構成したことを特徴としている。
【0016】
上記の構成を有する請求項4に記載の印刷装置は、計測手段により計測された第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔が所定値を越えた場合には、出力手段が、描画メモリに記憶された第1の印刷ジョブデータまでの割り付けのための展開処理結果を強制的に出力する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の印刷装置を具体化した実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態における構成を示す機能ブロック図である。図1において、印刷装置30は、コンピュータなどの上位装置10にネットワーク等を介して接続されている。印刷装置30の内部において、上位装置10に実際に接続されるインターフェース部12は、印刷ジョブデータを受信する受信バッファ14に接続され、受信バッファ14は、印刷ジョブデータを読み込んで展開処理を行う展開処理部20に接続されている。また、展開処理部20は、データを出力する出力手段である印刷部24、展開されたデータを記憶する描画メモリ22、展開されたデータを印刷出力するか否かを判別する印刷出力条件適合判別部16及び印刷出力条件を記憶する印刷出力条件記憶部18に接続されている。
【0019】
インターフェース部12では、上位装置10から送られてくる印刷ジョブデータを受信し、その印刷ジョブデータを受信バッファ14に格納する。展開処理部20受信バッファ14に格納された印刷ジョブデータを読み出して展開処理を行い、その展開後のデータを描画メモリ22に記憶させる。また、展開処理部20においては、印刷ジョブデータの属性を展開処理に先立ち解析する。解析した結果を印刷出力条件記憶部18に記憶された条件と印刷出力条件適合判別部16において比較する。出力条件に適合していたならば、その時点で描画メモリ22に記憶されているデータを展開処理部20に送り印刷処理を行う。
【0020】
図2は、本実施の形態を示すハードウエア構成図である。図2において、印刷装置は、プリンタコントローラ68と前記印刷部24であるプリンタエンジン62とを備え、プリンタコントローラ68は、前記上位装置10であるネットワーク/コンピュータ60にネットワーク等を介して接続されている。また、プリンタコントローラ68の内部において、ネットワーク/コンピュータ60に実際に接続される前記インターフェース部12である入出力インターフェース56と、前記展開処理部20、前記印刷出力条件適合判断部16であるCPU50と、前記受信バッファ14、前記印刷出力条件記憶部18及び前記描画メモリ22であるRAM52と、印刷装置全体を制御する制御プログラム及び文字等のフォントデータを格納するROM54と、時間を計測するための計測手段である時計64と、プリンタエンジン62との通信を行うプリンタエンジンインターフェース58とは、BUS66を介して相互に接続されている。
【0021】
ROM54に格納されている制御プログラムは、プリンタエンジン62を制御するプログラム及び入出力インターフェース56を介して送られてくる印刷ジョブデータを解釈してビットマップ型、ランレングス型等のデータに変換し、その結果を描画メモリ22に記憶させるエミュレーションプログラムから構成されている。
【0022】
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施の形態の割付け印刷処理の流れを説明する。
【0023】
今回の例では、印刷ジョブデータの属性(印刷ジョブデータの送信元のコンピュータ)の変化、印刷ジョブデータの間隔により、割付けられたページが印刷出力される処理を示す。
【0024】
ステップ(以下、Sとする)10において、割付け印刷モードの設定設定を行う。1ページあたりの割付けページ数、印刷ジョブデータの属性(印刷ジョブデータの送信元のコンピュータ)が変わった時に強制的に印刷排出する/しない、印刷ジョブデータの間隔が開いたら強制的に印刷排出する/しない、強制的に印刷排出するのならば、その間隔の時間などを設定し、印刷出力条件記憶部18の機能をもつRAM52に記憶する。これらの設定は、ホストからの設定コマンド、印刷装置の操作パネル等から設定される。
【0025】
S11において、前の印刷ジョブデータの処理の終了時刻、属性を初期化する。前の印刷ジョブデータの処理の終了時刻の初期値としては現在時刻、属性の初期値としては無属性としておけば良い。
【0026】
S12において、ページへの割付け中ページ数をカウントするページカウンタを初期化する。このページカウンタには、まず、「0」を設定する。
【0027】
S14において、現在の時刻と前の印刷ジョブデータの処理の終了時刻から前の印刷ジョブデータからの経過時間を算出し、 RAM52内の印刷出力条件記憶部18に記憶した印刷ジョブデータの間隔と比較し、印刷ジョブデータの間隔よりも経過時間が大きければ、S40に移る。
【0028】
S40において、ページカウンタを参照して、すでに割付け中のページがあれば、ページの印刷出力のためにS42へ移る。割付け中のページがなければS16へ処理は移る。
【0029】
S42では、割付け中のページのデータをRAM52内の描画メモリ22からプリンタエンジンインターフェース58を介してプリンタエンジン62へ転送し、ページの印刷出力を行う。S44でページカウンタの初期化、S46で印刷出力したページの処理終了時刻を記憶しS14へ処理は戻る。
【0030】
S16では新しい印刷ジョブデータが送られてきたか入出力インターフェース56をチェックし、送られていれば、S18において印刷ジョブデータを受信しRAM52内の受信バッファ14へ格納する。新しい印刷ジョブデータが来ていなければ、S14へ処理は移る。S14、S16が印刷ジョブデータを受信するループになっている。
【0031】
S18では、印刷ジョブデータを受信しRAM52内の受信バッファ14へ格納した後、S20でその印刷ジョブデータがページの強制印刷命令かチェックし、強制印刷命令ならば、S42へ処理は移る。強制印刷命令でなければS22において、割付け印刷の終了命令かチェックし、割付け印刷の終了命令ならば処理を終了する。割付け印刷の終了命令でなければS24に処理は移る。
【0032】
S24では、 RAM52内に記憶した印刷ジョブデータの属性と新しい印刷ジョブデータの属性を比較する。これは、本発明の属性判別手段として機能するものである。ネットワークを通して送られてくる印刷ジョブデータには、送信元のコンピュータを特定するためのデータが付加されているので、そのデータにより印刷ジョブデータの送信元のコンピュータを特定することができる。以前の印刷ジョブデータの送信元のコンピュータと新しい印刷ジョブデータの送信元のコンピュータが異なっていたら、印刷ジョブデータの属性が変化したと判断して、S48へ移る。
【0033】
S48で、ページカウンタを参照して、すでにRAM52内の描画メモリ22に割付け中のページがあれば、S50で割付け中のページのデータをRAM52内の描画メモリ22からプリンタエンジンインターフェース58を介してプリンタエンジン62へ転送し、ページの印刷出力を行う。S52でページカウンタの初期化、S54で新しい印刷ジョブデータの属性を記憶しS26へ処理は戻る。S48で、割付け中のページが無いと判断されれば、S26へ処理は移る。
【0034】
S24で、印刷ジョブデータの属性が同じと判断されれば、ページ内に割付けを行うためのパラメータを設定する。例えば4in1割付けの場合、印刷ジョブデータのページサイズを縦方向、横方向それぞれ40%から50%に縮小する必要があり、縮小処理するためのパラメータや、ページ中の4つの位置(左上、右上、左下、右下)に移動させるためのパラメータを設定する必要がある。ページカウンタを参照して、割付け1ページ目なら左上、割付け2ページ目なら右上、割付け3ページ目なら左下、割付け2ページ目なら右下となる様にパラメータを設定する。図6の2in1割付けの場合には、時計方向に90度回転させるためのパラメータの設定も行う。
【0035】
S28では、 S24で設定された割付けのためのパラメータを参照して、印刷ジョブデータの1ページ分の展開処理を行う。印刷ジョブデータを解釈してビットマップ型、ランレングス型などのデータに変換し、その結果を描画メモリ22に記憶させる。1ページ分の展開処理の終了後、S30においてページカウンタを1増加させる。
【0036】
S32において、ページカウンタとRAM52内の印刷出力条件記憶部18に設定されている1ページあたりの割付けページ数を比較して、ページカウンタが、1ページあたりの割付けページ数に達していれば、 S56で割付け中のページのデータをRAM52内の描画メモリ22からプリンタエンジンインターフェース58を介してプリンタエンジン62へ転送し、ページの印刷出力を行う。S58でページカウンタを初期化してS34へ処理は移る。S32において、ページカウンタが1ページあたりの割付けページ数に達していなければ、処理はS34に移る。
【0037】
S43において、印刷ジョブデータをすべて処理し終えていたならば、S36でこの印刷ジョブデータの処理終了時刻を記憶しS14へ処理は戻る。S43において、未だ未処理の印刷ジョブデータあると判断されたら、処理はS26へ移る。印刷ジョブデータをすべて処理し終えるまで、S26からS34の処理の流れを繰り返す。
【0038】
図4及び図5に、実際に複数の印刷ジョブデータを4in1割付け機能を選択して、処理した場合の例を示す。
【0039】
図4は、ネットワーク上の同じホストから送られてくる印刷ジョブデータを処理した例であり、印刷装置が2ページ分の印刷ジョブデータjob1と5ページ分の印刷ジョブデータjob2を所定の設定時間内に連続して受信し、所定の設定時間経過後に、3ページ分の印刷ジョブデータjob3を受信した場合の例を示す。
【0040】
この場合は、まず、1ページ目に、印刷ジョブデータjob1の第1、第2ページと印刷ジョブデータjob2の第1、第2ページが割付けられて印刷出力され、2ページ目にjob2の第3乃至第5ページが割付けられる。job2の印刷ジョブデータの処理が終了しても、2ページ目の割付けが終了していないので、2ページ目は印刷出力されない。しかし、所定の印刷ジョブデータの処理の終了時刻から設定時間を越えても、連続する次の印刷ジョブデータjob3が送信されないので、2ページ目の割付けは、終了しないまま、2ページ目が印刷出力される。その後、印刷ジョブデータjob3を受信し3ページ目に印刷ジョブデータjob3の第1乃至第3ページが割付けられ、3ページ目を印刷出力しないまま次の印刷ジョブデータを待つ。次の印刷ジョブデータが設定された設定時間以内に受信されれば、次の印刷ジョブデータの1ページ以降が3ページ目に割りつけられ、印刷出力される。
【0041】
また、次の印刷ジョブデータが設定時間以内に受信されなければ、設定時間を越えた時点で3ページ目が出力される。
【0042】
図5は、ネットワーク上の2つのホストcomputer1、computer2から送られてくる印刷ジョブデータを処理した例であり、印刷装置が、computer1から2ページ分の印刷ジョブデータjob1を受信した後、computer2から5ページ分の印刷ジョブデータjob2を受信し、その後更に、computer1から3ページ分の印刷ジョブデータjob3を受信した場合の例である。
【0043】
この場合は、まず、印刷装置が、computer1からの印刷ジョブデータjob1を受信し、1ページ目に印刷ジョブデータjob1の第1、第2ページを割付ける。その後computer2からの印刷ジョブデータjob2を受信するが、印刷ジョブデータjob1とjob2の属性(この場合、印刷ジョブデータの送信元のホスト)が異なるために、割付けを終了しないまま、1ページ目を印刷出力する。
【0044】
次に、印刷ジョブデータjob2は、2ページ目のはじめから割付けられ、第1乃至第4ページが割付けられた時点で2ページ目が印刷出力される。3ページ目には印刷ジョブデータjob2の第5ページが割付けられるが、job2の印刷ジョブデータの処理が終了しても、3ページ目の割付けが終了していないので、3ページ目は印刷出力されない。その後、印刷ジョブデータjob3を受信するが印刷ジョブデータjob2と印刷ジョブデータjob3との属性が異なるので、3ページ目は、印刷ジョブデータjob2の第5ページのみを割付けたまま、印刷出力される。印刷ジョブデータjob3は、4ページ目に第1乃至第3ページが割付けられ、4ページ目を印刷出力しないまま連続する次の印刷ジョブデータを待つ。次の印刷ジョブデータが設定時間以内にcomputer1から送られれば、次の印刷ジョブデータのはじめの第1ページが4ページ目に割付けられ印刷出力される。
【0045】
また、連続する次の印刷ジョブデータがcomputer2から送られるか、若しくは、設定時間後に送られれば、4ページ目は印刷ジョブデータがcomputer2の第1乃至第3ページが割付けられたのみで印刷出力され、次の印刷ジョブデータは、5ページ目のはじめから割付けられる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明の請求項1に記載の印刷装置は上位装置より送信されてくる印刷ジョブデータを処理し、複数のページ分のデータを1ページ分の描画メモリに記憶して複数のページを1ページ内に割り付けて印刷する割付け機能を備えた印刷装置であって、連続する印刷ジョブデータの属性が同一であると属性判別手段により判別された場合においては、複数ジョブ割付け手段が、第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した描画メモリに、第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶するので、異なる印刷ジョブデータであっても属性が同一の場合、その印刷ジョブデータを同一ページ内に割り付けて印刷することができる。
【0047】
また、請求項2に記載の印刷装置は、上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔を計測し、その計測手段により計測された時間間隔が所定値以下の場合に、複数ジョブ割付け手段は、第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した描画メモリに、第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶するので、所定時間以内に印刷ジョブデータを受信した場合は、異なる印刷ジョブデータであっても属性が同じならば、その印刷ジョブデータを同一ページ内に割り付けて印刷することができる。
【0048】
更に、請求項3に記載の印刷装置は、出力手段が、複数ジョブ割付け手段により描画メモリに記憶された印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を出力するので、印刷装置の使用者は、その出力結果をすばやく確認することができるとともに、その出力枚数を節約することができる。
【0049】
また、請求項4に記載の印刷装置は、上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔を計測し、その時間が所定値を越えた場合に、印刷手段が、描画メモリに記憶された第1の印刷ジョブデータまでの割り付けのための展開処理結果を強制的に出力するので、印刷装置の使用者は、長時間待つことなく、印刷結果を取得することができる。
【0050】
複数の印刷ジョブデータにわたって割付け印刷を行う場合において、印刷ジョブデータの属性(例えば、印刷ジョブデータの送信元のコンピュータあるいはユーザ)が変わった場合には、描画メモリへの割り付けのための展開処理結果の記憶が終了していなくても印刷出力がされ、異なるユーザのページ、異なる送信元のコンピュータが異なる印刷ジョブデータが同一ページに割付けられることを回避することができる。また、これは印刷内容のセキュリティの保護にも重要な機能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本実施の形態を示すハードウエア構成図である。
【図3】本実施の形態における処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本実施の形態における処理の流れを説明する説明図である。
【図5】本実施の形態における他の処理の流れを説明する説明図である。
【図6】割付け印刷を説明する説明図である。
【図7】従来の割付け印刷の問題点を説明する説明図である。
【図8】従来の割付け印刷の他の問題点を説明する説明図である。
【符号の説明】
16 印刷出力条件適合判別部
18 印刷出力条件記憶部
30 印刷装置
50 CPU
64 時計

Claims (4)

  1. 上位装置より送信されてくる印刷ジョブデータを処理し、複数のページ分のデータを1ページ分の描画メモリに記憶して複数のページを1ページ内に割り付けて印刷する割付け機能を備えた印刷装置において、
    前記印刷ジョブデータの属性を判別する属性判別手段と、
    前記上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータと、その印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータについて、前記属性判別手段により判別された属性が同一である場合、前記割付け機能が、前記第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した前記描画メモリに、前記第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶する複数ジョブ割付け手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 上位装置より送信されてくる第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔を計測する計測手段を備え、その計測手段により計測された時間間隔が所定値以下の場合に、前記複数ジョブ割付け手段は、前記第1の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶した前記描画メモリに、前記第2の印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を記憶することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記複数ジョブ割付け手段により前記描画メモリに記憶された印刷ジョブデータの割り付けのための展開処理結果を出力する出力手段を備えたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記計測手段により計測された第1の印刷ジョブデータとその印刷ジョブデータに連続して送信されてくる第2の印刷ジョブデータとの時間間隔が所定値を越えた場合には、前記出力手段は、前記描画メモリに記憶された第1の印刷ジョブデータまでの割り付けのための展開処理結果を強制的に出力するように構成したことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
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