JP3569246B2 - カード状の電子機器 - Google Patents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カードスロットに装着可能なカード状の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータの外部記録装置として磁気ディスク装置、光ディスク装置、フラッシュメモリなどの記録再生装置が広く用いられている。また、最近では、ノート型パーソナルコンピュータ等を中心に、PCMCIA規格のカードスロットを備えたコンピュータが普及し、これに伴い、取り外し自在な情報記憶媒体として、コンピュータのカードスロットを利用して装着するタイプの外部記録装置が開発されている。
【0003】
一方、磁気ディスク装置の小型化は益々進んでおり、最近では1インチ磁気ディスク装置や1.8インチ磁気ディスク装置のように、取り外し自在な磁気ディスク装置としての利用を前提に開発されたものも登場し、PCMCIA規格のカードスロットに挿入可能なカード状の磁気ディスク装置も登場している。
【0004】
上記のようなカードスロットを利用するカード状の外部記録装置や電子機器は、その性質上、落下衝撃などの外乱が加わる機会が多く、高い耐衝撃性や耐振動性が要求されることになる。しかし、このような外部記録装置や電子機器は一般に衝撃に対して弱く、持ち運びの際は緩衝材で覆ったケースに入れて持ち運ぶ場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これらカード状の電子機器は、動作時、カードスロット内で固定された状態となっているため、コンピュータに作用する外部衝撃、振動によってダメージを受けると、情報の損失などの大きな損害につながる。そのため、動作状態での耐衝撃性、振動特性の向上は非常に重要な問題となる。
【0006】
すなわち、カード状の電子機器は、カードスロット内に装着された状態において、コネクタ部以外に明確な支持部がなく、両側縁部は、カードスロットのレールに対してガタを有しフリーに近い状態で支持されている。そのため、カードスロット側に大きな衝撃や振動が加わった場合、カードスロットに装着されている電子機器は、前後端のエッジ部分でカードスロットに接触、衝突する可能性が高い。
【0007】
そして、上記のような接触、衝突が起こると、薄型のカード状構造物は、一般的に見られるような曲げ振動モードを発生する。ハードディスクに限らず、カードスロットに挿入可能なカード状の電子機器は、外部形状がほぼ同じであるため、固有振動数の違いはあるもののほぼ同様の曲げ振動モード形状を有している。
【0008】
この曲げ振動モードは固有振動数が数百Hzと低いところにあるため、電子機器に振動、衝撃が作用すると大きな振幅を発生させ、最も問題となる振動モードである。このため、カード状電子機器の耐衝撃性、耐振動特性を向上させるためには、この振動モードの固有振動数をできるだけ高くすることが望ましい。
【0009】
しかしながら、カード状の電子機器は、カードスロットの規格に対応するため、一般的に厚みの制約があり、十分に固有振動数を高くすることが難しい。
【0010】
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、耐衝撃性、耐振動性の向上したガード状の電子機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るカード状の電子機器は、ほぼ平行に対向した一対のガイドレールを備えたカードスロットに装着可能に形成されたカード状の電子機器において、部品群が実装されているとともに固有の曲げ振動モードを有し金属で形成されたほぼ矩形板状のベースと、上記ベースに取付けられ、上記ベースの長辺に沿って延びた一対の側縁部、上記ベースの両面、および上記部品群を覆ったカバーと、を備え、 上記ベースの一対の側縁部を覆った上記カバーの両側縁部は、上記一対のガイドレールに沿ってガイド可能なガイド部を形成し、上記ベースは、上記ベースとガイドレールとの接触位置を特定する複数の突出部を有し、上記複数の突出部は、上記ベースの各側縁部において上記曲げ振動モードの節と対応する位置近傍にそれぞれ設けられているとともに上記カバーによって覆われ、上記ベースの厚さ方向にかつベースの両面側に突出し上記カバーを介して上記ガイドレールに当接可能に形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら、この発明をハードディスクドライブ(以下HDDと称する)に適用した実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1に示すように、HDD10は、例えば、PCMCIAタイプIIの規格に合わせてカード状に形成され、例えば、パーソナルコンピュータに設けられたPCMCIA規格のカードスロット20に対し装着および取出し自在に構成されている。
【0016】
まず、カード収納部として機能するカードスロット20について説明すると、このカードスロットは、パーソナルコンピュータの機器本体22内に設けられ、機器の側壁22aに形成された挿入口24を有している。この挿入口24は、カード状電子機器として機能するHDD10の断面形状に対応して、細長い矩形状に形成されている。
【0017】
カードスロット20は、矩形皿状のカードホルダ26およびコネクタ28を備え、機器本体22内において、挿入口24に連続して配置されている。カードホルダ26は金属板を折り曲げて形成され、その両側縁部はガイドレール30を構成している。これらのガイドレール30は、断面U字形状に形成されほぼ平行に対向しているとともに、挿入口24からHDD10の挿入方向Aに沿って延びている。そして、一対のガイドレール30は、カードスロット20に対してHDD10を挿入および取出し操作する際、ガイドとして機能するとともに装填されたHDDと係合してこれを保持する機能を有している。
【0018】
また、カードスロット20内には、挿入方向Aに沿って延びたイジェクトレバー32が設けられ、カードホルダ26と並んで位置している。イジェクトレバー32の後端部は、コネクタ28に係合しているとともに、先端部にはイジェクトボタン33が取り付けられ挿入口24に並んで位置している。
【0019】
一方、図2に示すように、HDD10は、金属からなる矩形板状のベース12を備え、このベースの上面側には、後述する種々の部品群が実装されている。また、HDD10は、ベース12の上面を覆った板状のトップカバー14、ベースの底面側に設けられた図示しないプリント回路基板、プリント回路基板およびベースの底面側を覆ったボトムカバー15を備え、これらを積層することにより、全体としてカード状に形成されている。なお、プリント回路基板にはコネクタ16が取付けられ、HDD10の挿入方向前端に配置されている。
【0020】
ベース12上には、情報記録媒体として機能する1.8インチの磁気ディスク17、この磁気ディスクを支持および回転させる駆動モータとしてのスピンドルモータ18、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド19、これらの磁気ヘッドを支持しているとともに磁気ディスク17に対して移動させるヘッドアクチュエータ21、その他、図示しないランプロード機構、イナーシャラッチ機構等が設けられている。
【0021】
また、ベース12の長辺に沿って延びた一対の側縁部を覆っているトップカバー14およびボトムカバー15の両側縁部は、それぞれカードスロット20のガイドレール30に沿ってガイド可能な幅および高さを有し、ガイド部40を構成している。これらのガイド部40は、HDD10をカードスロットに挿入および取出し操作する際、カードホルダ26のガイドレール30とそれぞれ係合し、HDDの移動をガイドするとともにHDDをカードホルダ内に保持する。
【0022】
ベース12は、長辺側の各側縁部において、ベースの曲げ振動モードの節と対応する位置にそれぞれ設けられているとともにベースの厚さ方向に突出した複数の突出部42を有している。図3はベース12が曲げ振動モードで振動している状態をシミュレーションした結果を示している。ここで、コネクタ16は、ベース12に比べて剛性が低いため、モード形状にはほとんど影響しない。この図から分かるように、ベース12の曲げ振動モードは、ベースの長手方向に離間して2箇所の節Bを有している。これらの節Bは、ベース12の長さをLとした場合、それぞれベースの長手方向端から約L/3だけ離れた位置に発生する。
【0023】
そして、ベース12の各側縁部において、それぞれの節Bと対応する位置の近傍には、突出部42が一対ずつ設けられ、それぞれベースの上面側および下面側に突出している。これにより、ベース12の両側縁部には上面側に突出した4つの突出部42と下面側に突出した4つの突出部との合計8つの突出部が設けられている。
【0024】
各突出部42の突出高さは、例えば0.5〜2.0mmに設定されている。また、各突出部42は、節Bと対応する位置に対し、ベース12の長手方向に約±L/20の範囲内に設けられていればよい。
【0025】
図1、図4、および図5に示すように、上記構成のHDD10を挿入方向Aに沿って挿入口24からカードスロット20内へ挿入すると、HDDの両ガイド部40がカードホルダ26のガイドレール30とそれぞれ係合し、これらガイドレールによりカードスロット内へガイドされる。そして、HDD10を更に挿入すると、HDD先端に設けられたコネクタ16がカードスロット20側のコネクタ28と嵌合する。同時に、HDD10は、カードホルダ26のガイドレール30によって幅方向の移動および厚さ方向の移動が規制される。これにより、HDD10はカードスロット20内の所定位置に装填され、パーソナルコンピュータと電気的に接続される。
【0026】
また、HDD10をカードスロット20から取出す場合、イジェクトボタン33を押込むことにより、HDDとコネクタ28との接続が解除されるとともに、HDDが挿入口24から押し出される。この状態で、HDD10を挿入口24から引き抜くことにより取出すことができる。
【0027】
上記のように構成されたHDD10によれば、ベース12の各側縁部にそれぞれ突出部42が設けられているため、HDD10をカードスロット20内に装着した状態でカードスロットに振動、衝撃が作用した場合、ベース12は突出部42を介してカードスロット側のカードホルダ26に接触する。すなわち、カードホルダ26に対するベース12の接触位置は、突出部42によって特定される。そして、カードスロット20側に生じた振動、衝撃は、これらの突出部42を介してベース12に伝わることになる。
【0028】
しかしながら、突出部42は、ベース12の曲げ振動モードの節Bと対応する位置近傍に設けられているため、これら突出部を介して外力が作用しても、ベース12は図3に示した曲げ振動モードを励起することはない。従って、ベース12上に設けられた磁気ディスク17や磁気ヘッド19等に、情報の読み書きに望ましくない振動が発生すること抑制でき、HDDの誤動作および損傷を防止し信頼性の向上を図ることができる。
【0029】
以上のように、本実施の形態によれば、曲げ振動モードの固有振動数を高くして振幅を小さくするのではなく、曲げ振動モードの発生そのものを抑制することにより、耐衝撃性、耐振動性の向上したカード状のHDDを得ることができる。
【0030】
次に、この発明の第2の実施の形態に係るHDDについて説明する。上述した第1の実施の形態において、トップカバー14およびボトムカバー15は、ベース12の両側縁部を含むベース全体を覆う構成としたが、図6に示すように、第2の実施の形態によれば、ベース12の両側縁部は、トップカバー14およびボトムカバー15に覆われることなく露出している。従って、ベース12の各側縁部自身によりガイド部40を構成しているとともに、突出部42も露出して設けられている。
【0031】
また、第1および第2の実施の形態では、突出部42をベース12の側縁部に設ける構成としたが、図7に示す第3の実施の形態のように、ベース12の両側縁部を覆ったトップカバー14およびボトムカバー15の側縁部にそれぞれ突出部42を設け、同時に、これらカバーの側縁部をベースの側縁部にほぼ密着するように形成してもよい。
【0032】
第2および第3の実施の形態において、他の構成は上述した第1の実施の形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。そして、第2および第3の実施の形態に係るHDDにおいても第1の実施の形態に係るHDDと同様の作用効果を得ることができる。
【0033】
更に、第1ないし第3の実施の形態では、ベース12の曲げ振動モードの節と対応する位置近傍にそれぞれ独立した突出部42を設ける構成としたが、図8に示す第4の実施の形態のように、ベース12の各側縁部の上面側および下面側において、突出部42は、2つの節Bに対応する位置間をベースの側縁に沿って伸びた細長い形状としても良い。すなわち、ベース12の両側縁部には、上面側および下面側を合わせて4つの突出部42が設けられ、各突出部42は、それぞれ曲げ振動モードの節Bと対応する位置近傍に位置した長手方向両端部42aを有している。他の構成は上述した第1の実施の形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0034】
上記のように構成されたHDD10によれば、カードホルダ26に対するベース12の接触位置は、実質的に各突出部42の両端部42aによって特定される。そして、カードスロット20側に生じた振動、衝撃は、これらの突出部42の両端部42aを介してベース12に伝わることになる。そして、突出部42の両端部42aは、ベース12の曲げ振動モードの節Bと対応する位置近傍に設けられているため、外力が作用しても、ベースにおける曲げ振動モードの発生を防止することができる。従って、ベース12上に設けられた磁気ディスク17や磁気ヘッド19等に、情報の読み書きに望ましくない振動が発生すること抑制でき、HDDの誤動作および損傷を防止し信頼性の向上を図ることができる。更に、第4の実施の形態によれば、突出部42の数が低減し加工が容易になるとともに、突出部同士の高さのずれを無くすことができる。
【0035】
なお、この発明は上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、突出部は、ベースあるいはカバーの側縁部の上面側および下面側の両方に設ける構成としたが、設計の制約等に応じ、上下いずれか一方の面側のみに設ける構成としても良い。また、この発明は、HDDに限定されることなく、光ディスクドライブ、モデム等、他のカード状の電子機器にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、曲げ振動モードの発生を抑制し、耐衝撃性、耐振動性の向上したガード状の電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態にHDDおよびパーソナルコンピュータのカードスロットを示す分解斜視図。
【図2】上記HDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【図3】上記HDDにおけるベースが曲げ振動モードで振動している状態を模式的に示す図。
【図4】上記HDDを上記カードスロットのカードホルダに装着した状態を示す断面図。
【図5】図4の線C−Cに沿った断面図。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係るHDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【図7】この発明の第3の実施の形態に係るHDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【図8】この発明の第4の実施の形態に係るHDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【符号の説明】
10…HDD
12…ベース
14…トップカバー
15…ボトムカバー
16…コネクタ
17…磁気ディスク
18…スピンドルモータ
19…磁気ヘッド組立体
20…カードスロット
24…挿入口
26…カードホルダ
30…ガイドレール
40…ガイド部
42…突出部
【発明の属する技術分野】
この発明は、カードスロットに装着可能なカード状の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータの外部記録装置として磁気ディスク装置、光ディスク装置、フラッシュメモリなどの記録再生装置が広く用いられている。また、最近では、ノート型パーソナルコンピュータ等を中心に、PCMCIA規格のカードスロットを備えたコンピュータが普及し、これに伴い、取り外し自在な情報記憶媒体として、コンピュータのカードスロットを利用して装着するタイプの外部記録装置が開発されている。
【0003】
一方、磁気ディスク装置の小型化は益々進んでおり、最近では1インチ磁気ディスク装置や1.8インチ磁気ディスク装置のように、取り外し自在な磁気ディスク装置としての利用を前提に開発されたものも登場し、PCMCIA規格のカードスロットに挿入可能なカード状の磁気ディスク装置も登場している。
【0004】
上記のようなカードスロットを利用するカード状の外部記録装置や電子機器は、その性質上、落下衝撃などの外乱が加わる機会が多く、高い耐衝撃性や耐振動性が要求されることになる。しかし、このような外部記録装置や電子機器は一般に衝撃に対して弱く、持ち運びの際は緩衝材で覆ったケースに入れて持ち運ぶ場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これらカード状の電子機器は、動作時、カードスロット内で固定された状態となっているため、コンピュータに作用する外部衝撃、振動によってダメージを受けると、情報の損失などの大きな損害につながる。そのため、動作状態での耐衝撃性、振動特性の向上は非常に重要な問題となる。
【0006】
すなわち、カード状の電子機器は、カードスロット内に装着された状態において、コネクタ部以外に明確な支持部がなく、両側縁部は、カードスロットのレールに対してガタを有しフリーに近い状態で支持されている。そのため、カードスロット側に大きな衝撃や振動が加わった場合、カードスロットに装着されている電子機器は、前後端のエッジ部分でカードスロットに接触、衝突する可能性が高い。
【0007】
そして、上記のような接触、衝突が起こると、薄型のカード状構造物は、一般的に見られるような曲げ振動モードを発生する。ハードディスクに限らず、カードスロットに挿入可能なカード状の電子機器は、外部形状がほぼ同じであるため、固有振動数の違いはあるもののほぼ同様の曲げ振動モード形状を有している。
【0008】
この曲げ振動モードは固有振動数が数百Hzと低いところにあるため、電子機器に振動、衝撃が作用すると大きな振幅を発生させ、最も問題となる振動モードである。このため、カード状電子機器の耐衝撃性、耐振動特性を向上させるためには、この振動モードの固有振動数をできるだけ高くすることが望ましい。
【0009】
しかしながら、カード状の電子機器は、カードスロットの規格に対応するため、一般的に厚みの制約があり、十分に固有振動数を高くすることが難しい。
【0010】
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、耐衝撃性、耐振動性の向上したガード状の電子機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るカード状の電子機器は、ほぼ平行に対向した一対のガイドレールを備えたカードスロットに装着可能に形成されたカード状の電子機器において、部品群が実装されているとともに固有の曲げ振動モードを有し金属で形成されたほぼ矩形板状のベースと、上記ベースに取付けられ、上記ベースの長辺に沿って延びた一対の側縁部、上記ベースの両面、および上記部品群を覆ったカバーと、を備え、 上記ベースの一対の側縁部を覆った上記カバーの両側縁部は、上記一対のガイドレールに沿ってガイド可能なガイド部を形成し、上記ベースは、上記ベースとガイドレールとの接触位置を特定する複数の突出部を有し、上記複数の突出部は、上記ベースの各側縁部において上記曲げ振動モードの節と対応する位置近傍にそれぞれ設けられているとともに上記カバーによって覆われ、上記ベースの厚さ方向にかつベースの両面側に突出し上記カバーを介して上記ガイドレールに当接可能に形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら、この発明をハードディスクドライブ(以下HDDと称する)に適用した実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1に示すように、HDD10は、例えば、PCMCIAタイプIIの規格に合わせてカード状に形成され、例えば、パーソナルコンピュータに設けられたPCMCIA規格のカードスロット20に対し装着および取出し自在に構成されている。
【0016】
まず、カード収納部として機能するカードスロット20について説明すると、このカードスロットは、パーソナルコンピュータの機器本体22内に設けられ、機器の側壁22aに形成された挿入口24を有している。この挿入口24は、カード状電子機器として機能するHDD10の断面形状に対応して、細長い矩形状に形成されている。
【0017】
カードスロット20は、矩形皿状のカードホルダ26およびコネクタ28を備え、機器本体22内において、挿入口24に連続して配置されている。カードホルダ26は金属板を折り曲げて形成され、その両側縁部はガイドレール30を構成している。これらのガイドレール30は、断面U字形状に形成されほぼ平行に対向しているとともに、挿入口24からHDD10の挿入方向Aに沿って延びている。そして、一対のガイドレール30は、カードスロット20に対してHDD10を挿入および取出し操作する際、ガイドとして機能するとともに装填されたHDDと係合してこれを保持する機能を有している。
【0018】
また、カードスロット20内には、挿入方向Aに沿って延びたイジェクトレバー32が設けられ、カードホルダ26と並んで位置している。イジェクトレバー32の後端部は、コネクタ28に係合しているとともに、先端部にはイジェクトボタン33が取り付けられ挿入口24に並んで位置している。
【0019】
一方、図2に示すように、HDD10は、金属からなる矩形板状のベース12を備え、このベースの上面側には、後述する種々の部品群が実装されている。また、HDD10は、ベース12の上面を覆った板状のトップカバー14、ベースの底面側に設けられた図示しないプリント回路基板、プリント回路基板およびベースの底面側を覆ったボトムカバー15を備え、これらを積層することにより、全体としてカード状に形成されている。なお、プリント回路基板にはコネクタ16が取付けられ、HDD10の挿入方向前端に配置されている。
【0020】
ベース12上には、情報記録媒体として機能する1.8インチの磁気ディスク17、この磁気ディスクを支持および回転させる駆動モータとしてのスピンドルモータ18、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド19、これらの磁気ヘッドを支持しているとともに磁気ディスク17に対して移動させるヘッドアクチュエータ21、その他、図示しないランプロード機構、イナーシャラッチ機構等が設けられている。
【0021】
また、ベース12の長辺に沿って延びた一対の側縁部を覆っているトップカバー14およびボトムカバー15の両側縁部は、それぞれカードスロット20のガイドレール30に沿ってガイド可能な幅および高さを有し、ガイド部40を構成している。これらのガイド部40は、HDD10をカードスロットに挿入および取出し操作する際、カードホルダ26のガイドレール30とそれぞれ係合し、HDDの移動をガイドするとともにHDDをカードホルダ内に保持する。
【0022】
ベース12は、長辺側の各側縁部において、ベースの曲げ振動モードの節と対応する位置にそれぞれ設けられているとともにベースの厚さ方向に突出した複数の突出部42を有している。図3はベース12が曲げ振動モードで振動している状態をシミュレーションした結果を示している。ここで、コネクタ16は、ベース12に比べて剛性が低いため、モード形状にはほとんど影響しない。この図から分かるように、ベース12の曲げ振動モードは、ベースの長手方向に離間して2箇所の節Bを有している。これらの節Bは、ベース12の長さをLとした場合、それぞれベースの長手方向端から約L/3だけ離れた位置に発生する。
【0023】
そして、ベース12の各側縁部において、それぞれの節Bと対応する位置の近傍には、突出部42が一対ずつ設けられ、それぞれベースの上面側および下面側に突出している。これにより、ベース12の両側縁部には上面側に突出した4つの突出部42と下面側に突出した4つの突出部との合計8つの突出部が設けられている。
【0024】
各突出部42の突出高さは、例えば0.5〜2.0mmに設定されている。また、各突出部42は、節Bと対応する位置に対し、ベース12の長手方向に約±L/20の範囲内に設けられていればよい。
【0025】
図1、図4、および図5に示すように、上記構成のHDD10を挿入方向Aに沿って挿入口24からカードスロット20内へ挿入すると、HDDの両ガイド部40がカードホルダ26のガイドレール30とそれぞれ係合し、これらガイドレールによりカードスロット内へガイドされる。そして、HDD10を更に挿入すると、HDD先端に設けられたコネクタ16がカードスロット20側のコネクタ28と嵌合する。同時に、HDD10は、カードホルダ26のガイドレール30によって幅方向の移動および厚さ方向の移動が規制される。これにより、HDD10はカードスロット20内の所定位置に装填され、パーソナルコンピュータと電気的に接続される。
【0026】
また、HDD10をカードスロット20から取出す場合、イジェクトボタン33を押込むことにより、HDDとコネクタ28との接続が解除されるとともに、HDDが挿入口24から押し出される。この状態で、HDD10を挿入口24から引き抜くことにより取出すことができる。
【0027】
上記のように構成されたHDD10によれば、ベース12の各側縁部にそれぞれ突出部42が設けられているため、HDD10をカードスロット20内に装着した状態でカードスロットに振動、衝撃が作用した場合、ベース12は突出部42を介してカードスロット側のカードホルダ26に接触する。すなわち、カードホルダ26に対するベース12の接触位置は、突出部42によって特定される。そして、カードスロット20側に生じた振動、衝撃は、これらの突出部42を介してベース12に伝わることになる。
【0028】
しかしながら、突出部42は、ベース12の曲げ振動モードの節Bと対応する位置近傍に設けられているため、これら突出部を介して外力が作用しても、ベース12は図3に示した曲げ振動モードを励起することはない。従って、ベース12上に設けられた磁気ディスク17や磁気ヘッド19等に、情報の読み書きに望ましくない振動が発生すること抑制でき、HDDの誤動作および損傷を防止し信頼性の向上を図ることができる。
【0029】
以上のように、本実施の形態によれば、曲げ振動モードの固有振動数を高くして振幅を小さくするのではなく、曲げ振動モードの発生そのものを抑制することにより、耐衝撃性、耐振動性の向上したカード状のHDDを得ることができる。
【0030】
次に、この発明の第2の実施の形態に係るHDDについて説明する。上述した第1の実施の形態において、トップカバー14およびボトムカバー15は、ベース12の両側縁部を含むベース全体を覆う構成としたが、図6に示すように、第2の実施の形態によれば、ベース12の両側縁部は、トップカバー14およびボトムカバー15に覆われることなく露出している。従って、ベース12の各側縁部自身によりガイド部40を構成しているとともに、突出部42も露出して設けられている。
【0031】
また、第1および第2の実施の形態では、突出部42をベース12の側縁部に設ける構成としたが、図7に示す第3の実施の形態のように、ベース12の両側縁部を覆ったトップカバー14およびボトムカバー15の側縁部にそれぞれ突出部42を設け、同時に、これらカバーの側縁部をベースの側縁部にほぼ密着するように形成してもよい。
【0032】
第2および第3の実施の形態において、他の構成は上述した第1の実施の形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。そして、第2および第3の実施の形態に係るHDDにおいても第1の実施の形態に係るHDDと同様の作用効果を得ることができる。
【0033】
更に、第1ないし第3の実施の形態では、ベース12の曲げ振動モードの節と対応する位置近傍にそれぞれ独立した突出部42を設ける構成としたが、図8に示す第4の実施の形態のように、ベース12の各側縁部の上面側および下面側において、突出部42は、2つの節Bに対応する位置間をベースの側縁に沿って伸びた細長い形状としても良い。すなわち、ベース12の両側縁部には、上面側および下面側を合わせて4つの突出部42が設けられ、各突出部42は、それぞれ曲げ振動モードの節Bと対応する位置近傍に位置した長手方向両端部42aを有している。他の構成は上述した第1の実施の形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0034】
上記のように構成されたHDD10によれば、カードホルダ26に対するベース12の接触位置は、実質的に各突出部42の両端部42aによって特定される。そして、カードスロット20側に生じた振動、衝撃は、これらの突出部42の両端部42aを介してベース12に伝わることになる。そして、突出部42の両端部42aは、ベース12の曲げ振動モードの節Bと対応する位置近傍に設けられているため、外力が作用しても、ベースにおける曲げ振動モードの発生を防止することができる。従って、ベース12上に設けられた磁気ディスク17や磁気ヘッド19等に、情報の読み書きに望ましくない振動が発生すること抑制でき、HDDの誤動作および損傷を防止し信頼性の向上を図ることができる。更に、第4の実施の形態によれば、突出部42の数が低減し加工が容易になるとともに、突出部同士の高さのずれを無くすことができる。
【0035】
なお、この発明は上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、突出部は、ベースあるいはカバーの側縁部の上面側および下面側の両方に設ける構成としたが、設計の制約等に応じ、上下いずれか一方の面側のみに設ける構成としても良い。また、この発明は、HDDに限定されることなく、光ディスクドライブ、モデム等、他のカード状の電子機器にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、曲げ振動モードの発生を抑制し、耐衝撃性、耐振動性の向上したガード状の電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態にHDDおよびパーソナルコンピュータのカードスロットを示す分解斜視図。
【図2】上記HDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【図3】上記HDDにおけるベースが曲げ振動モードで振動している状態を模式的に示す図。
【図4】上記HDDを上記カードスロットのカードホルダに装着した状態を示す断面図。
【図5】図4の線C−Cに沿った断面図。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係るHDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【図7】この発明の第3の実施の形態に係るHDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【図8】この発明の第4の実施の形態に係るHDDを示す平面図、側面図、および断面図。
【符号の説明】
10…HDD
12…ベース
14…トップカバー
15…ボトムカバー
16…コネクタ
17…磁気ディスク
18…スピンドルモータ
19…磁気ヘッド組立体
20…カードスロット
24…挿入口
26…カードホルダ
30…ガイドレール
40…ガイド部
42…突出部
Claims (2)
- ほぼ平行に対向した一対のガイドレールを備えたカードスロットに装着可能に形成されたカード状の電子機器において、
部品群が実装されているとともに固有の曲げ振動モードを有し金属で形成されたほぼ矩形板状のベースと、
上記ベースに取付けられ、上記ベースの長辺に沿って延びた一対の側縁部、上記ベースの両面、および上記部品群を覆ったカバーと、を備え、
上記ベースの一対の側縁部を覆った上記カバーの両側縁部は、上記一対のガイドレールに沿ってガイド可能なガイド部を形成し、
上記ベースは、上記ベースとガイドレールとの接触位置を特定する複数の突出部を有し、上記複数の突出部は、上記ベースの各側縁部において上記曲げ振動モードの節と対応する位置近傍にそれぞれ設けられているとともに上記カバーによって覆われ、上記ベースの厚さ方向にかつベースの両面側に突出し上記カバーを介して上記ガイドレールに当接可能に形成されていることを特徴とするカード状の電子機器。 - 上記部品群は、ディスク、このディスクを支持および回転駆動する駆動モータ、上記ディスクに対して情報の記録、再生を行うヘッド、上記ヘッドを支持したヘッドアクチュエータを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のカード状の電子機器。
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