JPH09213050A - 大容量フレキシブルディスクおよびそれを挿入可能な高密度型フレキシブルディスクドライブ - Google Patents

大容量フレキシブルディスクおよびそれを挿入可能な高密度型フレキシブルディスクドライブ

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JPH09213050A
JPH09213050A JP8016140A JP1614096A JPH09213050A JP H09213050 A JPH09213050 A JP H09213050A JP 8016140 A JP8016140 A JP 8016140A JP 1614096 A JP1614096 A JP 1614096A JP H09213050 A JPH09213050 A JP H09213050A
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JP
Japan
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flexible disk
disk drive
density
capacity
large capacity
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Pending
Application number
JP8016140A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Ueyasu
恒雄 上保
Yoshihiro Okano
義▲廣▼ 岡野
Eiichi Yoneyama
栄一 米山
Yoshinori Tangi
芳則 丹木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Priority to US08/792,433 priority patent/US5953187A/en
Publication of JPH09213050A publication Critical patent/JPH09213050A/ja
Priority to US09/217,563 priority patent/US20010003498A1/en
Priority to US09/931,139 priority patent/US20020024761A1/en
Priority to US10/305,217 priority patent/US20030076623A1/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常密度専用型フレキシブルディスクドライ
ブに挿入できない、誤挿入防止構造を備えた大容量フレ
キシブルディスクを提供する。 【解決手段】 ケース12は、実質的に、横、縦および
厚さ寸法が、それぞれ、90mm、94mmおよび3.
3mmの偏平な矩形形状をしているが、挿入方向の後部
で両側面端部から横方向に延在した幅広部14を有す
る。幅広部14を含めたケース12の横寸法は91mm
以上あり、この幅広部14は誤挿入防止構造として作用
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブルディス
クおよびそれをアクセス可能なフレキシブルディスクド
ライブに関し、特に大容量フレキシブルディスクの誤挿
入を防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、フレキシブルディスクド
ライブはフレキシブルディスクに対してデータの記録再
生を行うための装置である。近年、フレキシブルディス
クの大容量化が進められており、1M〜2Mバイトの記
憶容量(以下、通常容量と呼ぶ)を持つものに対して、
120Mバイトの記憶容量(以下、大容量と呼ぶ)を持
つものが開発されている。これに伴って、フレキシブル
ディスクドライブとしても、このような大容量フレキシ
ブルディスクに対してデータの記録再生可能なものが開
発されている。
【0003】以下においては、大容量フレキシブルディ
スクのみに対してデータを記録再生可能なフレキシブル
ディスクドライブを高密度専用型フレキシブルディスク
ドライブと呼び、通常容量フレキシブルディスクのみに
対してデータを記録再生可能な通常密度専用型フレキシ
ブルディスクドライブと呼ぶことにする。さらに、大容
量および通常容量の両方のフレキシブルディスクに対し
てデータを記録再生可能なフレキシブルディスクドライ
ブを高密度/通常密度兼用型フレキシブルディスクドラ
イブと呼ぶことにする。なお、高密度専用型フレキシブ
ルディスクドライブと高密度/通常密度兼用型フレキシ
ブルディスクドライブとを区別しない場合には、単に、
高密度型フレキシブルディスクドライブと呼ぶことにす
る。
【0004】さて、通常密度専用型フレキシブルディス
クドライブと高密度型フレキシブルディスクドライブと
の間の機構上の相違点の1つは、磁気ヘッドを保持する
キャリッジを、ドライブ内に挿入されたフレキシブルデ
ィスクに対して所定の半径方向に沿って移動する駆動手
段の構成にある。すなわち、通常密度専用型フレキシブ
ルディスクドライブでは駆動手段としてステッピングモ
ータを使用しているのに対して、高密度型フレキシブル
ディスクドライブでは駆動手段としてボイスコイルモー
タ(VCM)のようなリニアモータを使用している。
【0005】次に、高密度型フレキシブルディスクドラ
イブの駆動手段として使用されるボイスコイルモータに
ついて少し詳細に説明する。ボイスコイルモータは、キ
ャリッジの後方両側に配置され、所定の半径方向と平行
な駆動軸の回りに巻回されたボイスコイルと、このボイ
スコイルを通して流れる電流と交叉する磁界を発生する
ための磁気回路とを有する。このような構成により、磁
気回路で発生された磁界と交叉する方向にボイスコイル
に電流を流すことにより、この電流と磁界との相互作用
に基づいて駆動軸の延在方向に駆動力が発生する。この
駆動力により、ボイスコイルモータはキャリッジを所定
の半径方向に沿って移動させる。
【0006】ところで、従来の大容量フレキシブルディ
スクは通常容量フレキシブルディスクと外形が同一であ
り、両者とも3.5インチのものでは、横、縦および厚
さ寸法が、それぞれ、90mm、94mmおよび3.3
mmの偏平な矩形形状をしている。したがって、大容量
フレキシブルディスクを通常密度専用型フレキシブルデ
ィスクドライブ中にも挿入することが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】大容量フレキシブルデ
ィスクを誤って通常密度専用型フレキシブルディスクド
ライブに挿入したとしても、回路的にライトプロテクト
がかかるので、通常密度専用型フレキシブルディスクド
ライブではそれに挿入された大容量フレキシブルディス
クに対してデータを書き込むことができない状態となっ
ている。
【0008】とはいうものの、通常密度専用型フレキシ
ブルディスクドライブの磁気ヘッドがローディングして
しまう為、ゴミが大容量フレキシブルディスクの磁気デ
ィスク媒体に付着してしまう。そのゴミが磁気ディスク
媒体に付着した大容量フレキシブルディスクを、さら
に、高密度型フレキシブルディスクドライブ中に挿入し
た時、その磁気ヘッドおよび磁気ディスク媒体を傷付け
てしまう可能性がある。その為、大容量フレキシブルデ
ィスクを通常密度専用型フレキシブルディスクドライブ
に挿入できない構造が望まれる。
【0009】したがって、本発明の課題は、上述した従
来の問題点に鑑み、通常密度専用型フレキシブルディス
クドライブに挿入できない、誤挿入防止構造を備えた大
容量フレキシブルディスクを提供することにある。
【0010】本発明の他の課題は、その誤挿入防止構造
を備えた大容量フレキシブルディスクを挿入可能な、高
密度型フレキシブルディスクドライブを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気デ
ィスク媒体を収容するケースを備えた大容量フレキシブ
ルディスクにおいて、前記ケースは挿入方向の後部で側
面両端部から横方向に延在した幅広部を有することを特
徴とする大容量フレキシブルディスクが得られる。
【0012】また、本発明によれば、正面側にフロント
ベゼルを備え、上記大容量フレキシブルディスクおよび
それを挿入可能な高密度型フレキシブルディスクドライ
ブであって、前記フロントベゼルが、前記幅広部を挿入
可能な横寸法をもつ開口を有することを特徴とする高密
度型フレキシブルディスクドライブが得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1を参照して、本発明の一実施の形態に
よる大容量フレキシブルディスクについて説明する。図
示の大容量フレキシブルディスクは、高密度型フレキシ
ブルディスクドライブに挿入された状態を示している。
【0015】大容量フレキシブルディスク10は、円板
状の磁気ディスク媒体11と、この磁気ディスク媒体1
1を覆うケース12と、矢印A方向に摺動可能なシャッ
タ13とを有し、シャッタ13には窓13aが空けられ
ている。シャッタ13は矢印A方向とは逆方向に図示し
ないバネ部材によって付勢されている。シャッタ13が
矢印A方向に摺動すると、図1に示すように、シャッタ
13の窓13aがケース12に設けられた開口部12a
のところに位置し、この開口部12aを介して磁気ディ
スク媒体11を後述する高密度型フレキシブルディスク
ドライブの磁気ヘッド(図示せず)がアクセスすること
が可能となる。
【0016】ケース12は、実質的に、横、縦および厚
さ寸法が、それぞれ、90mm、94mmおよび3mm
の偏平な矩形形状をしているが、挿入方向の後部に、図
1に示すように、両側面端部から横方向に延在した幅広
部14を有する点が、従来のものと相違している。換言
すれば、従来のケースには、図1の点線で示すように、
このような幅広部14を備えていない。幅広部14を含
めたケース12の横寸法は91mm以上あり、この幅広
部14は誤挿入防止構造として作用する。
【0017】図2を参照して、図1に示した大容量フレ
キシブルディスクを挿入可能な高密度型フレキシブルデ
ィスクドライブについて説明する。
【0018】高密度型フレキシブルディスクドライブ
は、正面側にフロントベゼル20を備えている。このフ
ロントベゼル20は、図1に示した大容量フレキシブル
ディスク10を出し入れする開口21と、この開口21
を開閉する扉22とを備えている。また、フロントベゼ
ル20には、イジェクトボタン30が前後方向に移動可
能に突設されており、このイジェクトボタン30を押す
ことにより、図示しないイジェクト機構と連動して高密
度型フレキシブルディスクドライブ内に収容された大容
量フレキシブルディスクがイジェクトされる。
【0019】開口21の横寸法は、横寸法が91mm以
上のフレキシブルディスクが十分挿入可能な寸法であ
る。これは、図1に示した大容量フレキシブルディスク
を挿入可能とするために、従来のもの(図2の点線で示
すように横寸法90mmのフレキシブルディスクが挿入
可能なフレキシブルディスクドライブの開口横寸法)よ
りも広げられている。
【0020】通常密度専用型フレキシブルディスクドラ
イブは、図2の点線で示すように、開口21の横寸法
は、横寸法が90mmのフレキシブルディスクが挿入可
能な寸法である。したがって、図1の点線で示すよう
な、幅広部14のないフレキシブルディスクを挿入可能
であるが、図1の実線で示すような、本発明に係る大容
量フレキシブルディスク10を挿入することができな
い。すなわち、幅広部14のとこが開口に引っ掛かっ
て、それ以上奥に、大容量フレキシブルディスク10を
挿入できない。
【0021】このように、大容量フレキシブルディスク
10は通常密度専用型フレキシブルディスクドライブに
は挿入できない為、ゴミのかみ込み等によって、高密度
型フレキシブルディスクドライブの磁気ヘッドや磁気デ
ィスク媒体11に傷が付くのを防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による大容量フレキシブルディスクは、磁気ディスク媒
体を収容するケースが挿入方向の後部で側面両端部から
横方向に延在した幅広部を有するので、通常密度専用型
フレキシブルディスクドライブに挿入することができ
ず、ゴミのかみ込み等によって、高密度型フレキシブル
ディスクドライブの磁気ヘッドや磁気ディスク媒体に傷
が付くのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による大容量フレキシブル
ディスクを示す平面図である。
【図2】図1に示した大容量フレキシブルディスクを挿
入可能な高密度型フレキシブルディスクドライブの要部
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 大容量フレキシブルディスク 11 磁気ディスク媒体 12 ケース 13 シャッタ 14 幅広部 20 フロントベゼル 21 開口 22 扉 30 イジェクトボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹木 芳則 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク媒体を収容するケースを備
    えた大容量フレキシブルディスクにおいて、前記ケース
    は挿入方向の後部で側面両端部から横方向に延在した幅
    広部を有することを特徴とする大容量フレキシブルディ
    スク。
  2. 【請求項2】 正面側にフロントベゼルを備え、請求項
    1に記載の大容量フレキシブルディスクおよびそれを挿
    入可能な大容量型フレキシブルディスクドライブであっ
    て、前記フロントベゼルが、前記幅広部を挿入可能な横
    寸法をもつ開口を有することを特徴とする高密度型フレ
    キシブルディスクドライブ。
JP8016140A 1996-01-31 1996-01-31 大容量フレキシブルディスクおよびそれを挿入可能な高密度型フレキシブルディスクドライブ Pending JPH09213050A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016140A JPH09213050A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 大容量フレキシブルディスクおよびそれを挿入可能な高密度型フレキシブルディスクドライブ
US08/792,433 US5953187A (en) 1996-01-31 1997-01-30 High-density flexible disk drive having a function of facilitating correct insertion of a large-capacity flexible disk thereinto without an insertion error
US09/217,563 US20010003498A1 (en) 1996-01-31 1998-12-21 High-density flexible disk drive having a function of facilitating correct insertion of a large-capacity flexible disk thereinto without an insertion error
US09/931,139 US20020024761A1 (en) 1996-01-31 2001-08-16 High-density flexible disk drive having a function of facilitating correct insertion of a large-capacity flexible disk thereinto without an insertion error
US10/305,217 US20030076623A1 (en) 1996-01-31 2002-11-26 High-density flexible disk drive having a function of facilitating correct insertion of a large-capacity flexible disk thereinto without an insertion error

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016140A JPH09213050A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 大容量フレキシブルディスクおよびそれを挿入可能な高密度型フレキシブルディスクドライブ

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JPH09213050A true JPH09213050A (ja) 1997-08-15

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ID=11908203

Family Applications (1)

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JP8016140A Pending JPH09213050A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 大容量フレキシブルディスクおよびそれを挿入可能な高密度型フレキシブルディスクドライブ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031105