JP3566417B2 - ポリッシング装置 - Google Patents

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    • B24B37/04Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はポリッシング装置に係り、特に研磨用パッドを表面に備えた回転ドラムにより、半導体ウエハ等の研磨対象物の表面を平坦且つ鏡面に研磨するポリッシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体デバイスの高集積化が進むにつれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭くなりつつある。特に0.5μm以下の光リソグラフィの場合、焦点深度が浅くなるためステッパの結像面の高い平坦度を必要とする。そこで、半導体ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この平坦化法の一手段としてポリッシング装置により鏡面研磨することが行なわれている。
【0003】
図12は、従来のこの種のポリッシング装置の一例を示す。このポリッシング装置は、ターンテーブル30とトップリング31を有し、トップリング31が一定の圧力をターンテーブル30に与え、ターンテーブル30とトップリング31の間に半導体ウエハ等の研磨対象物32を介在させて、ターンテーブル表面に配設された研磨パッド34上で研磨対象物を回転させることにより、研磨対象物の表面を平坦且つ鏡面に研磨している。又、パイプ33からは砥粒を含む研磨液Qが供給され、研磨パッド34上に保持される。通常、研磨対象物32はトップリング31の下面に研磨対象面を研磨パッド34面に向けて保持された状態で研磨が行なわれる。そしてこのようなポリッシング装置においては、研磨対象物32である例えば半導体ウエハの研磨面と、研磨パッド34の相対速度として十分な速度を得るために、トップリングの軸芯とターンテーブルの軸芯を偏心させてある。このことから、研磨対象の半導体ウエハの外径に対して数倍の外径を有するターンテーブルが必要である。又、ターンテーブルが研磨時に回転しても、ターンテーブル上面の水平度を十分に保つことができて、且つ研磨を阻害するような振動が発生しないようにターンテーブル自体及び枠体に充分な強度を持たせることが必要となる。このため、図12に示すような従来のポリッシング装置は大きな設置スペースを必要とし、且つ大きな重量の装置になる。
【0004】
又、この種のポリッシング装置においては、ポリッシング中は、トップリング31に把持された半導体ウエハ32の研磨面がターンテーブル上の研磨パッド34に押し付けられた状態であるので、ポリッシング中の半導体ウエハの研磨面を目視することは不可能であり、ポリッシング中にその時点での研磨量あるいは残膜量を測定することは困難であった。尚、従来のこの種のポリッシング装置でポリッシング中に研磨量あるいは残膜量を測定する方法としては、例えばUSP5081796に開示された研磨中に半導体ウエハをターンテーブルの外に出す方法が知られている。又、USP5196353号公報によれば、研磨対象物の温度変化から研磨時間を決定する方法が開示されている。しかしながら、これらの方法では装置構成が複雑なものになり、更に前者の方法では研磨途中に研磨面の観察が可能ではあるが、一定時間毎の間欠的な測定であり、後者では温度を介した間接的な測定であるため十分な検出精度を得ることが困難である。
【0005】
一方、特開平2−269552号公報によれば、回転ドラムを用いたポリッシング方法及びポリッシング装置が開示されている。このポリッシング方法は、研磨対象物に、周面が略直線状に接触する状態で対向して配設された円柱状の回転ドラムを回転させつつ、該回転ドラムの周面と研磨対象物との対向部間に砥液を供給し、両者を該回転ドラムの軸芯に対して適当な角度をなす方向へ直線的に相対移動させることによりポリッシングを行なうものである。
【0006】
このような回転ドラムを用いた方法によれば、図12に示す従来のポリッシング装置が必要であった大きな径のターンテーブルを必要とせず、小型で軽量のポリッシング装置とすることができる。又、ポリッシング対象の半導体ウエハの研磨面を直接目視することができるので、ポリッシング中におけるその時点での研磨量あるいは残膜量を測定することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の特開平2−269552号公報に開示されたポリッシング方法及び装置では、研磨が回転ドラムと研磨対象物とが接触する略直線状の接触面においてのみ行なわれる。このため、例えば、半導体ウエハのような円形物を研磨する場合には、外周部において押圧力が強くなり研磨量が増大して、いわゆるフチダレ現象が生じやすいという問題が生じる。又、研磨が略直線状の接触面において行なわれるため、研磨対象物である半導体ウエハの表面の全域に亘って均一な押圧力での研磨が難しい。例えば何らかの原因により押圧力が一部分において不足する場合には、シマ模様の研磨不足部分を生じることとなり、このため研磨ムラが生じやすいという問題がある。
【0008】
本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであり、回転ドラムを用いたポリッシング装置の長所を活かしつつ、研磨面全面に亘って均一な押圧力が得られ、研磨ムラの生じない均一な研磨を行うことができるポリッシング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のポリッシング装置は、研磨用パッドを表面に取付けた回転可能なドラムと、研磨対象物が載置される台座と、前記ドラムを前記研磨対象物の表面に押し付ける押圧手段と、前記ドラムを回転させる手段と、前記ドラムが前記研磨対象物の研磨面の全域に当たるように前記台座又はドラムを動かす手段と、前記研磨用パッドに砥粒を含んだ研磨液を供給する手段とを備え、前記ドラム表面に取付けた研磨用パッドに保持された研磨液によって研磨対象物を研磨するポリッシング装置において、前記ドラムを前記研磨対象物の表面に押し付ける押圧力が、前記研磨対象物と前記ドラムの線状接触長に略比例するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
又、前記ドラムと前記研磨対象物の線状接触長が変化しても、研磨速度を一定とするように前記ドラムの回転速度を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
又、前記ドラムと前記研磨対象物との間の相対移動速度が前記ドラムと前記研磨対象物との線状接触長に反比例するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
又、前記ドラムが前記研磨対象物の研磨面の全域に当たるように前記台座又はドラムを動かす手段は、前記ドラムの軸芯に直角で且つ研磨対象物表面と平行な方向の動きに加え、他の異なる方向へ、順次又は同時に動かす手段を備えたものであることを特徴とする。
【0010】
又、前記研磨対象物の研磨面とほぼ同一の面に配置された研磨面を有する犠牲板を、前記台座上の前記研磨対象物の外周に配置したことを特徴とする。
【0011】
又、前記犠牲板と台座との間に弾性体を間挿したことを特徴とする。
【0012】
又、表面に前記研磨対象物が載置される台座の裏面に、該台座を支持する状態で断面が円形の回転自在の棒状支持体を取付け、該棒状支持体の軸芯は前記ドラムの軸芯と直角で且つ台座表面と平行に配置され、該棒状支持体の回転により前記台座表面の研磨対象物の接触面が前記ドラムの接触面に対して追従して、両接触面間の押圧力が均等化されることを特徴とする。
【0013】
又、前記押圧手段は、前記台座又はドラムが接続固定されたダイヤフラムと、該ダイヤフラムに均一な圧力を付与するエアクッション手段とを備え、前記ダイヤフラムの全面には前記エアクッション手段により均一な押圧力が与えられ、前記研磨対象物の接触面が前記ドラムの接触面に対して追従して、両接触面間の押圧力が均等化されることを特徴とする。
【0017】
【作用】
ドラムの押圧力が研磨対象物との線状接触長に略比例する制御手段を備えたことから、線状接触長の大小に関わらず、研磨速度を一定とすることができる。このため、線状接触長が小さくなると面圧が増大し、研磨速度が上昇することにより、ウエハ外周部で研磨量が大きくなるという問題が回避される。
ドラムと研磨対象物の線状接触長が変化しても、研磨速度を一定とするようにドラムの回転速度を制御する手段を備えたことから、線状接触長の大小に関わらず、研磨速度を一定とすることができる。このため、例えば線状接触長が小さくなると面圧が増大し、研磨速度が上昇することにより、ウエハ外周部で研磨量が大きくなるという問題が回避される。
ドラムと研磨対象物との間の相対移動速度が、ドラムと研磨対象物の線状接触長に反比例する制御手段を備えたことから、線状接触長の大小に関わらず、研磨速度を一定とすることができる。このため、線状接触長が小さくなると面圧が増大し、研磨速度が上昇することにより、ウエハ外周部で研磨量が大きくなるという問題が回避される。
研磨対象物が載置された台座を研磨対象物表面と平行な方向の動きに加え、他の異なる方向へ順次又は同時に動かす手段を備えたことから、ドラムと研磨対象物の接触面の一部分に押圧力が不足または過大となる部分があっても、シマ模様の研磨不足または研磨過多を生じるという問題が防止される。従って、大口径の半導体ウエハでも、全面に亘って均一な研磨を行なうことが可能となる。
【0018】
研磨対象物の研磨面とほぼ同一の面に配置された研磨面を有する犠牲板を研磨対象物の外周に配置することにより、外周部においても内周部と均一な押圧力が与えられるので、研磨対象物の外周部における押圧力の増大という問題が回避され、外周部で研磨量が過多となるいわゆるフチダレ現象を防止することができる。
【0019】
又、犠牲板と台座との間に弾性体を間挿したことから、研磨対象物の厚みのバラツキ等により研磨面が犠牲板と同一の面にならなくても、弾性体のクッション作用により、研磨面を合せることができる。これにより、研磨対象物の研磨面と犠牲板の研磨面とが同一面となり、犠牲板を有効に機能させることができる。
【0020】
表面に研磨対象物が載置される台座の裏面に断面が円形の棒状支持体を設けることにより、両接触面間に押圧力の不均一があると、均一な押圧力を与えるように棒状支持体が回転する。このため、台座表面の研磨対象物の接触面がドラムの接触面に対して追従して、均一な押圧力のもとでの研磨を行なうことが可能となる。
【0021】
又、ダイヤフラムとエアクッションによる押圧力の均一化により、同様に研磨対象物の全面に亘っての均一な研磨が可能となる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について添付図面を参照しながら説明する。尚、各図中同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
【0026】
図1は、本発明の一実施例のポリッシング装置の側立面図を示し、図2はその正面立面図を示す。
このポリッシング装置は、砥粒を含んだ研磨液を保持する研磨用パッド16を表面に取り付けた回転するドラム3を備えている。ドラム3は、ドラムヘッド2内の軸受4,5によりその回転軸が支持され、ドラムモータ6により回転駆動される。ドラムヘッド2は、コラム1によりベース13に固定されている。研磨対象物である半導体ウエハ9は、台座8に載置されており、真空吸着により固定されている。台座8は、追従機構10を介してYテーブル11に固定されている。Yテーブル11は、研磨対象物9をY方向(ドラム軸芯と同一方向)に揺動可能とする駆動機構を備えたテーブルである。Xテーブル12は、研磨対象物9をX方向(ドラム軸芯と直角方向)に研磨対象物の全長に亘って移動可能とする駆動機構を備えたテーブルであり、ベース13に固定されている。ベース13は、レベラー14を介して設置床面に固定されており、レベラー14は研磨対象物である半導体ウエハ9の研磨面を水平面に保つように調整するものである。研磨液供給パイプ15からは砥粒を含む研磨液がドラム3表面の研磨用パッド16に供給され、研磨用パッド16に研磨液が保持されてドラム3が回転することにより半導体ウエハ9との接触面で研磨が行なわれる。
【0027】
図3は図2におけるAA矢視図を示し、図4(A)は図2におけるC矢視図を示し、図5は図1におけるBB線に沿った断面図を示す。図4(B)(C)は、それぞれ図4(A)の断面を示す。
図4及び図5に示すようにこのポリッシング装置においては、研磨対象物の外周部を保護するフチダレ防止用の犠牲板18を備えている。
回転ドラムを用いたポリッシング装置で、半導体ウエハのような円形の研磨対象物を研磨する場合に、研磨パッドが半導体ウエハ9の外側から内周部に移動するとき、ウエハの外縁部の段差を通過することになる。この場合、研磨パッドがウエハ9の外縁部によって局部的に強い圧縮力を受け、研磨パッド表面や内部に保持されていた砥液や砥粒が絞り出されたり、研磨パッドそのものの表面性状が変化することにより、研磨パッドに研磨能力の不均一が生じ、研磨面の平坦性が乱れ、いわゆるフチダレ現象を起す。
【0028】
犠牲板18は、研磨対象物の研磨面の高さと同一又は僅かに低い研磨面を有しており、台座8上の研磨対象物9の外周に固定されている。犠牲板18には、難研削材である硬質のセラミック板、ガラス状カーボン、又はステンレス鋼材等が用いられる。半導体ウエハ9の表面研磨に当たって、犠牲板18にも押圧力が半導体ウエハ9と同様に与えられることになるので、ウエハ外周部と同時に犠牲板18の表面が研磨され、半導体ウエハ9の外周部のみが過度に研磨されるという問題が解決される。犠牲板18は、ドラム3表面に貼付された研磨用パッドの移動範囲16Aをすべてカバーできる大きさにすることが、犠牲板18の外縁部で研磨パッドが悪影響を受けないようにするために好ましい。
【0029】
図4(B)は半導体ウエハ9と犠牲板18が台座上の同一面に載置されている場合を示す。犠牲板18の強度が弱く、押圧力が加えられると割れ易い場合は、図4(C)に示すように、犠牲板18の下面にプラスチック等の補助板63を配置してもよい。
【0030】
図4(B)(C)の断面図に示すように、半導体ウエハ9及び犠牲板18又は補助板63と台座8との間には、例えば厚さ0.6mm程度のゴム又はバッキングフィルム等の弾性体62が間挿されている。半導体ウエハ9の厚さ自体にも数十μm程度のバラツキがあり、犠牲板62と半導体ウエハ9の研磨面を完全に同一な面とするのは不可能である。このようなわずかな犠牲板とウエハの高さの違いによる段差でも、犠牲板とウエハが剛体の台座8上に直接載置されている時は、研磨パッドに少なからず影響を及ぼし、平坦な研磨面が得られない。特に研磨速度を上げるため強い押圧力で研磨するほど強い影響を受ける。
研磨対象物と犠牲板の下に弾性体62を間挿することにより、ウエハ9と犠牲板18の高さの違いによる段差の影響を柔らげることができ、研磨面の平坦性を改善できる。
【0031】
図6(A)に示す犠牲板を備えない状態で、台座8に固定された半導体ウエハ9は、ドラム3の表面に取り付けられた研磨用パッド16が押し付けられると、半導体ウエハ9の外周部Aではその部分の押圧力が強くなり、過度に研磨されるため外周部がだれるフチダレ現象が生じる。図6(B)は、犠牲板18を取り付けた状態を示す。半導体ウエハ9の外周にドーナツ状の円盤である犠牲板18が取り付けられウエハ9の研磨面9Aと、犠牲板18の研磨面18Aとがほぼ同一の高さとなっている。このため、ドラム3の押圧力が、研磨面9Aと18Aとに均等にかかり、半導体ウエハ9の外周部の押圧力は内周部とほぼ均一となる。
【0032】
なお、図5に示す様に研磨対象物である半導体ウエハ9は、真空・圧力パイプ17により研磨時は台座8に真空吸着され、研磨終了後は、エア加圧され、台座8からはずされる。なお、研磨対象物9をはずす際には、ウエハ押し上げピン40の固設された押し上げリング41がシリンダ42により押し上げられることにより、台座8に密着した半導体ウエハ9を取りはずすことができる。
また、台座8はロータリジョイント43により回転自在な構造となっており、図示しない駆動機構により研磨対象物9をその中心の回りに回転できる構造となっている。
【0033】
本実施例のポリッシング装置においては、回転するドラムの接触面に対して均一な押圧力となるように研磨対象の半導体ウエハを接触させる追従機構を2種類備えている。第一の追従機構は、図5に示す断面図において、研磨対象物が載置された台座8の下に、この台座を支える状態で断面が円形の棒状支持体20を、その軸芯がドラム3の軸芯と直角で且つ台座8表面と平行になるように取り付けている。ドラム3の軸芯と研磨対象のウエハ9の平行性が何らかの原因で失われると押圧力の分布が半導体ウエハとドラムとの接触面において不均一となる。ところが、断面が円形の棒状支持体20のコロ作用により、押圧力が均等となるように台座8は、わずかに回転して半導体ウエハ9の研磨面がドラムの軸芯と平行になる。このため、回転するドラムに対してその接触面全長において半導体ウエハは均一な押圧力で押しつけられるため、均一な鏡面研磨が行なわれる。尚、部材44は、断面が円形の棒状支持体20の逃げを防止するためのものである。
【0034】
又、第二の追従機構は、昇降座21の下側部分が固定されたダイヤフラム22と、そのダイヤフラムを支えるエアクッションによるものである。昇降座21は、昇降座ガイド25により上下方向に移動自在となっている。昇降座21の下面は、接続部材26を介してダイヤフラム22に固定されている。ダイヤフラム22の下部空間23はエアパイプ24から圧縮空気が押し込まれエアクッションを形成する。エアクッションは、ダイヤフラム22の全面に亘って均一な押圧力を与えるため、昇降座21を介して台座8から回転するドラム3に接触する半導体ウエハ9にはドラム3に対して均一な押圧力が与えられ、均一な鏡面研磨が研磨対象物全面に亘って行なえる。尚、第一の追従機構が円形の棒状支持体の軸芯に沿ったいわば線状部分に作用するのに対して、この第二の追従機構はエアクッションがダイヤフラムの全面に作用するので、研磨対象物の全面に亘って均一な押圧力を与えることを可能にする。
【0035】
また、昇降座21は図示しないシリンダにより大きく昇降することができる。研磨対象物である半導体ウエハ9の交換などの為の上下は、エアクッション23を調整することによりダイヤフラム22を上下動させることによっておこなう。メンテナンス時等の大きな昇降は、図示しないシリンダにより昇降座21を上下することによって行う。
【0036】
図7はこのポリッシング装置の基本的な動作を示す。図7(A)(B)に示すように表面に研磨パッド16を設けたドラム3が回転して、半導体ウエハ9の表面を研磨する。図7(C)に示すように接触面Cは略直線状となる。Y方向の軸芯を有するドラム3に半導体ウエハ9を固定した台座8をX方向に移動させることにより、半導体ウエハ9の表面全域を研磨することができる。
【0037】
係るポリッシング装置によれば、図4に示すように研磨対象物9を載置した台座の移動機構とドラム3を配置できるだけの面積があれば足りるので、従来の図12に示すようなターンテーブル型の研磨装置と比較して大幅に小型軽量化することができる。又、研磨面が上方から目視可能であるので、研磨途中で研磨量や残膜量を常時確認することができる。
【0038】
図8は、半導体ウエハを載置する台座の移動機構に関する説明図である。ドラムの回転軸を固定して、台座の一方向(X方向)のみの横移動では、押圧力に不均一部分があるとその部分で研磨対象物上にシマ模様の研磨ムラが残る。図8(A)は、台座に横(X方向)移動と同時に縦(Y方向)揺動機構を付与したものである。本実施例においては、Xテーブル12のX方向へのウエハ9の全長に亘る移動に加え、Yテーブル11をY方向に短周期で揺動させることにより横方向の移動と共に縦方向の揺動を加えることができ、研磨ムラの発生を防止することができる。尚、本実施例においては、台座側の移動によりこれを実現しているが、ドラム3側のドラムヘッド2を移動させるようにしてもよい。
【0039】
図8(B)は、台座のウエハ9と犠牲板18等の回転部分を回転揺動させるようにしたものである。即ち、台座8の回転部分は、ロータリジョイント43により、回転可能であり、台座8に揺動を目的とした高速の往復回転動を与える。従って、X方向へのXテーブル12の移動と共に、台座8が回転揺動することにより同様に研磨ムラを防止することができる。
図8(C)は、ドラムの回転軸(Y)に対して台座の横移動(X)方向との相対角度θを90°からズラした状態を示す。図中、Y′軸はドラムの回転軸(Y軸)をウエハ面上に投影したものを示す。ドラムの回転による研磨方向と、研磨対象のウエハの移動方向との間にズレを生じるために同様にウエハ上にシマ模様が残らなくなり、研磨ムラを防止することができる。
【0040】
図9(A)は、台座がX方向に動くと同時に、ウエハ9、犠牲板18を含む回転部分が回転を行いながら研磨する場合を示すものである。ウエハの研磨面に対するドラムの平均相対速度は一定に保たれるが、ウエハの研磨される方向が一定ではないのでシマ模様の発生を防ぐことができる。
【0041】
図9(B)と(C)は、台座がX方向のみに動き、かつ、1枚のウエハの研磨途中で台座上のウエハの向きを変えることにより、ウエハ上にシマ模様ができることを防ぐようにして研磨を行った場合の実施例を示す。即ち図5に示すポリッシング装置でウエハの研磨を行い、まず台座がX方向のみに、即ちOF(オリエンテーションフラット)に垂直な方向に動いて一定時間の研磨を行う。その後、ウエハがドラム下からはずれた状態で台座のX方向の動きを止め、ウエハ9、犠牲板18を含む回転部分を90゜回転し、再び台座がX方向にのみ動いて、即ちOF(オリエンテーションフラット)に平行な方向の研磨を行う。図9(B)は90゜回転の前のウエハ位置を示し、(C)は90゜回転後のウエハ位置を示している。尚、回転角度は90゜に限るものではなく、0゜又は180゜及びこれらに近い角度でなければ、90゜以外の角度にすることが可能である。又、このような台座のX方向の動きを止めてウエハの載置方向を変更する操作は、1枚のウエハの研磨中に1回だけでなく2回以上行うようにしてもよい。
【0042】
ところで、一般に研磨量は、ドラムと研磨対象物の接触面間の面圧Pと、研磨用パッドと研磨対象物の相対速度(又は、ドラムの回転速度)Vと、研磨時間Tとに比例する。即ち、研磨量Gは、
G=αPVT 但し、α:比例定数
の関係にある。
研磨が、回転ドラム円筒面上の研磨用パッドと研磨対象物との略直線状の接触面で行われるので、半導体ウエハのような円形物を研磨する場合、回転ドラムが研磨対象のウエハ上を移動するに伴い、接触長(L)が変化する。そのため、押圧力が一定の場合、接触面圧Pが変化し、ドラムの位置によって研磨速度が異なり平坦な研磨面が得られないという問題がある。
【0043】
即ち、半導体ウエハの研磨では、ウエハの中央部では接触長Lが長く、周辺部では接触長Lが短い。このため、押圧力を一定とすると周辺部では面圧Pが高くなり、中央部と比較して研磨量Gが大きくなる。
【0044】
この対策としては、ドラム3を研磨対象物9の表面に押し付ける押圧力P、又はドラムの回転速度、又はドラムと研磨対象物間の相対移動速度Vが、研磨対象物とドラムの線状接触長Lによる研磨速度の変化を打消すようにすればよい。接触長Lは、図10(A)に示すように、半導体ウエハの半径をRとすると、三平方の定理から、
L=2(R−X1/2
で求められる。そして、Xは、Xテーブル12の移動量から算定できる。接触長LとXとの関係は、図10(B)に示すような曲線となる。
【0045】
従って、押圧力をSとすると、
面圧 P=βS/L=βS/(R−X1/2
但し、 β:比例定数
であるので、
S=γL 但し、γ:比例定数
となるように制御すれば、接触長Lの如何に関わらず、面圧Pを一定とすることができ、半導体ウエハ全面にわたって均一な研磨ができる。
【0046】
従って、図11に示すように、Xテーブル12の移動量Xをコントローラ51に取り入れて、移動量Xから接触長Lを演算して、ダイアフラム22の下部空間22に圧縮空気を供給する圧力レギュレータ50により、下部空間22の圧力をS=δL=2δ(R−X1/2 但し、δ:比例定数
となるように調整する。これにより、接触長Lの如何に係わらず一定の面圧Pが得られ、一定の研磨量Gが得られる。
【0047】
ドラム3の回転速度Vは、ドラム駆動用モータ53にコントローラ51から回転信号を与えることで制御される。従って、押圧力を一定としたままで、ドラムの回転速度Vを
V=δL=δ(R−X1/2
と制御することにより、
G=αPVT
P=βS/L
であることから接触長Lの如何に係わらず、一定の研磨量Gが得られる。これは図11においてコントローラ51からドラム駆動用サーボモータ53を速度制御することにより実現できる。
【0048】
又、半導体ウエハ9の全長に亘るドラムの相対的位置移動は、Xテーブル12の移動により行われるが、この移動速度VをXテーブル12を駆動するモータ55を速度制御することで調整できる。従って、Xテーブルの移動速度を接触長Lに反比例するように制御しても、ウエハ全面に亘っての研磨速度を均一なものとすることができる。
【0049】
又、研磨速度が、押圧力が一定であっても、研磨対象物の材料等によっては、必ずしも接触長Lに比例しない場合がある。例えば研磨速度が接触長Lに反比例するような場合には、ドラムの回転速度Vを前述とは逆に接触長Lに反比例させるように制御することにより、ウエハ全面に亘っての研磨速度を一定として、均一な研磨量を得ることができる。
【0050】
尚、以上の実施例は回転ドラム3の位置を固定して、研磨対象物を載置した台座8側を移動させることによって、研磨対象物である半導体ウエハの表面全面を鏡面研磨する例について説明した。しかしながら、半導体ウエハを載置した台座側を固定して、逆に回転ドラム側を移動するようにしても勿論良い。又、追従機構を同様に回転ドラム側に持たせることももちろん可能である。このように本発明の主旨を逸脱することなく、種々の変形実施例が可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のポリッシング装置によれば、従来の図12に示すポリッシング装置と比較して、小型で軽量且つ研磨面を直接観察することができると共に、研磨対象物の外周部のいわゆるフチダレが防止され、又均一な押圧力が確保されることから、均一な鏡面研磨がなされ、研磨ムラという問題を生じない。更に、ドラムと研磨対象物との接触長により、面圧が変化して研磨量が変化するという問題も、本発明の制御手段の付加により回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のポリッシング装置の側立面図。
【図2】図1に示すポリッシング装置の正面立面図。
【図3】図2におけるA−A矢視図。
【図4】(A)図2におけるC矢視図、(B)及び(C)は(A)の側断面図。
【図5】図1におけるBB線に沿った断面図。
【図6】犠牲板の動作に関する説明図であり、(A)は犠牲板を備えないもの、(B)は犠牲板を備えたものを示す。
【図7】回転ドラム型ポリッシング装置の動作を示す、(A)斜視図、(B)断面図、(C)研磨面Cを示す斜視図。
【図8】台座の移動機構の説明図であり、(A)は横移動と縦移動を組合せたもの、(B)は横移動と回転揺動を組合せたもの、(C)は横移動に対してドラムの回転軸をずらしたものを示す。
【図9】台座の移動機構の説明図であり、(A)は横移動と回転移動を組合せたもの、(B)と(C)は横移動の研磨途中でウエハ面を回転移動させたものを示す。
【図10】(A)はドラムと研磨対象物の接触長Lについての説明図、(B)はドラムの位置Xと接触長Lの関係を示す線図。
【図11】接触長Lの影響を補償する制御系の説明図。
【図12】従来のポリッシング装置の部分断面図。
【符号の説明】
3 ドラム
8 台座
9 半導体ウエハ(研磨対象物)
10 追従機構
11 Yテーブル
12 Xテーブル
15 研磨液供給パイプ
16 研磨用パッド
20 棒状支持体
22 ダイヤフラム
23 下部空間(エアクッション室)

Claims (8)

  1. 研磨用パッドを表面に取付けた回転可能なドラムと、研磨対象物が載置される台座と、前記ドラムを前記研磨対象物の表面に押し付ける押圧手段と、前記ドラムを回転させる手段と、前記ドラムが前記研磨対象物の研磨面の全域に当たるように前記台座又はドラムを動かす手段と、前記研磨用パッドに砥粒を含んだ研磨液を供給する手段とを備え、前記ドラム表面に取付けた研磨用パッドに保持された研磨液によって研磨対象物を研磨するポリッシング装置において、
    前記ドラムを前記研磨対象物の表面に押し付ける押圧力が、前記研磨対象物と前記ドラムの線状接触長に略比例するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするポリッシング装置。
  2. 研磨用パッドを表面に取付けた回転可能なドラムと、研磨対象物が載置される台座と、前記ドラムを前記研磨対象物の表面に押し付ける押圧手段と、前記ドラムを回転させる手段と、前記ドラムが前記研磨対象物の研磨面の全域に当たるように前記台座又はドラムを動かす手段と、前記研磨用パッドに砥粒を含んだ研磨液を供給する手段とを備え、前記ドラム表面に取付けた研磨用パッドに保持された研磨液によって研磨対象物を研磨するポリッシング装置において、
    前記ドラムと前記研磨対象物の線状接触長が変化しても、研磨速度を一定とするように前記ドラムの回転速度を制御する制御手段を備えたことを特徴とするポリッシング装置。
  3. 研磨用パッドを表面に取付けた回転可能なドラムと、研磨対象物が載置される台座と、前記ドラムを前記研磨対象物の表面に押し付ける押圧手段と、前記ドラムを回転させる手段と、前記ドラムが前記研磨対象物の研磨面の全域に当たるように前記台座又はドラムを動かす手段と、前記研磨用パッドに砥粒を含んだ研磨液を供給する手段とを備え、前記ドラム表面に取付けた研磨用パッドに保持された研磨液によって研磨対象物を研磨するポリッシング装置において、
    前記ドラムと前記研磨対象物との間の相対移動速度が前記ドラムと前記研磨対象物との線状接触長に反比例するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするポリッシング装置。
  4. 記ドラムが前記研磨対象物の研磨面の全域に当たるように前記台座又はドラムを動かす手段は、前記ドラムの軸芯に直角で且つ研磨対象物表面と平行な方向の動きに加え、他の異なる方向へ、順次又は同時に動かす手段を備えたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のポリッシング装置。
  5. 記研磨対象物の研磨面とほぼ同一の面に配置された研磨面を有する犠牲板を、前記台座上の前記研磨対象物の外周に配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のポリッシング装置。
  6. 前記犠牲板と台座との間に弾性体を間挿したことを特徴とする請求項記載のポリッシング装置。
  7. 面に前記研磨対象物が載置される台座の裏面に、該台座を支持する状態で断面が円形の回転自在の棒状支持体を取付け、該棒状支持体の軸芯は前記ドラムの軸芯と直角で且つ台座表面と平行に配置され、該棒状支持体の回転により前記台座表面の研磨対象物の接触面が前記ドラムの接触面に対して追従して、両接触面間の押圧力が均等化されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のポリッシング装置。
  8. 記押圧手段は、前記台座又はドラムが接続固定されたダイヤフラムと、該ダイヤフラムに均一な圧力を付与するエアクッション手段とを備え、前記ダイヤフラムの全面には前記エアクッション手段により均一な押圧力が与えられ、前記研磨対象物の接触面が前記ドラムの接触面に対して追従して、両接触面間の押圧力が均等化されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のポリッシング装置。
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