JP3565398B2 - 冷蔵庫の引き出し扉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、別部材を取付けるブロー成形製プラスチックにより一体成形した冷蔵庫の扉構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
図23,図24は例えば実公昭60−27350号公報に示された従来の冷蔵庫の扉構造であり、図において、1は扉で、扉外板2の4辺に扉枠3を嵌着し、補強板4を裏面上部の扉枠3の上辺及び左右辺に載置し、この中に断熱材5を充填発泡させることにより、各部品が固着される。6は容器7を支持固定する枠体であり、枠体6の前端部が扉1の内板8を介して、複数のねじ9によって補強板4のねじ孔10に締め付け固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された冷蔵庫の扉では特に部品点数が多く、組立作業、およびウレタンフォームの洩れ防止等の製造工程が煩雑になると共に経済的にも不利でかつ、量産性が低かった。さらにねじ孔等のキャップにプラスチックを使用し外板2に鉄板を使用しているため、特に低温時にプラスチックと鉄板の熱膨張率の差によりプラスチック製キャップが割れやすい等の欠点を有していた。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑み、冷蔵庫の扉外形材全体をブロー成形法により一体成形し、ブロー成形時のインサート物として補強板または取付ブラケット、または取付ピースを埋設し、その内部中空部に断熱材としてウレタンフォームを充填させた部品点数の削減、組立工程の簡略化、プラスチック材料と鉄板の組合せの省略化を計る経済上の効果と、量産性を高くもたらす冷蔵庫の扉構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため冷蔵庫の扉外形全体をブロー成形法により一体成形し、ブロー成形時のインサート物として補強板あるいは硬質の取付ブラケット又は硬質の取付ピースを埋設し、その内部中空部に断熱材としてウレタンフォームを充填させて冷蔵庫の扉構造とするものである。さらに補強板の固着強度向上を計るために補強板に折り曲げ片や複数の凹溝や複数の孔を形成するものである。さらに取付ブラケットや取付ピースの固着強度向上を計るために貫通孔や膨出部又リブを形成するものである。さらに扉外面の外観の向上を計るため取付ブラケットや取付ピースの基部表面を大きく形成しその外面のウエルドの発生を防止する。さらに扉成形体のブロー成形性向上の為取付ピースに勾配を設け取付ピースの取付部分に割れ,隙間,変形ウエルドが防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、合成樹脂のブロー成形にて中空状に一体成形された扉成形体と、この扉成形体の裏面部に固定され、容器を収納載置する枠体と、前記扉成形体の中空部に注入発泡した発泡断熱材と、記扉成形体のブロー成形時のインサート物として記枠体を固定する補強板を埋設し、前記補強板の外周縁部は折り曲げ片を形成し且つ角部が円弧状となる略矩形状に形成したものからなり、記補強板を前記扉成形体の壁表面に位置させ、前記折り曲げ片を中空部に突出させて前記扉成形体の壁から中空部に延びた支承壁に包み込まれるとともに、前記補強板の前記枠体取付面は前記扉成形体の裏面部の表面より若干内方に位置することにより前記枠体の前端部を位置決めするとともに前記発泡断熱材で裏面を包まれる凹部を設けたものであり、部品点数の削減と製造工程の簡略化及びウレタンフォームの洩れをなくすと共に従来のようにプラスチックと鉄板との組合せによる熱膨張率の差による把手部の割れを防止することができ更に安価で量産性が高くできる。
【0008】
また請求項に記載の発明は、補強板は複数の凹溝を形成し、上記補強板を扉成形体の壁表面に位置させ、複数の凹溝を扉成形体の壁表面から中空部に突出させて扉成形体の壁から中空部に延びた支承壁に包み込まれるように埋設しているので補強板と扉成形体が強固に固着され優れたインサート成形が得られる。
【0009】
また請求項に記載の発明は、補強板は複数の孔の穿設し、上記補強板を扉成形体の壁表面に位置させ、複数の孔部から扉成形体の壁を突出させ埋設しているので、補強板と扉成形体の固着強度が優れたものである。
【0013】
【実施例】
以下、本発明による冷蔵庫等に使用される扉構造の実施例について、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0014】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1による冷蔵庫の引出し式扉を示す分解斜視図である。図2は、同実施例の引出し扉の要部断面図である。図3は、同実施例の製造法法による成形状態を示す垂直断面図である。図4は、同実施例の型締めした状態を示す垂直断面図である。
【0015】
図1,図2,図3及び図4において、11は扉成形体であり、ポリエチレン,ポリプロピレン,ABS樹脂,ポリカーボネート等の熱可塑性合成樹脂をブロー成形することにより、中空2重壁構造に構成されている。12,13は扉成形体の前壁,裏壁、14は前壁12と裏壁13の間に形成された中空部である。15は扉成形体11の裏壁13に固着されたインサート物の補強板である。上記補強板15は金属あるいは硬質プラスチック製であり、この補強板15にはねじ孔16を設けている。上記中空部14にはウレタンフォーム注入口17より、発泡断熱材18を充填し、その注入口17をキャップ19によりシールされ扉20が構成される。また扉20は、容器7を支持固定する枠体6の前端部に設けた孔21を介して、複数のねじ9によって補強板15のねじ孔16に取付けられている。
【0016】
次に図3,図4に従って上記扉成形体11のブロー成形工程を説明する。
22,23はキャビティ、26はインサート部材である補強板15をキャビティ24内に仮止めするための保持部であり、補強板15のねじ孔16に保持部26の凸部27が挿入されている。又図示していないが、磁石又エアーで補強板15を保持部26へセットしてもよい。
【0017】
上記のように補強板15をキャビティ24内に配置した後、ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂を押出機(図示せず)で溶融混練して押出された可塑化状態のパリソンAを図3に示すように分割形式の金型22,23間に配置する。ついで、パリソンAをフリーブローし、金型22,23を閉鎖することにより、図4に示すように対向したパリソンAは一体に溶着され、さらに一体化された中空部14に空気を圧入して、パリソンAをキャビティ24,25及び補強板15の形状に沿って膨張させる。このときパリソンAは補強板15の外周縁部28を包み込むように一体に溶着され、扉成形体11の前壁12,裏壁13および支承壁29が形成される。
【0018】
ついで、成形品を冷却後、金型22,23を開いて冷却した成形品を取出すことにより、図1に示すような扉20が得られる。
【0019】
以上のような構成により扉構造は、扉成形体11のブロー成形時のインサート物として上記枠体6を固定する補強板15を強固に固着形成されているので、構成部品が少なく、軽量でコストが安く量産性が高くできる。
【0020】
(実施例2)
図1及び図3,図4は実施例1と同一構成であり、図5は、本発明の実施例2による扉の要部側断面図である。図6は、同実施例の補強板の斜視図である。
【0021】
図5,図6において、補強板15の外周縁部28は折り曲げ片30を形成し、その角部31が円弧状となる略矩形状に形成した補強板15を実施例1にて説明した様に扉成形体11の裏壁13に補強板15を一体にブロー成形されており、補強板15の板状体32より一体に中空部14(内方)に突出した折り曲げ片30は、裏壁13より中空部14(内方)に延出した支承壁29の基端壁29aで包み込まれて埋設され構成している。
【0022】
また補強板15の板状体32は裏壁13の表面より若干内方に位置することにより位置規制される凹部33が形成されている。枠体6の取付けに際しては、前端部6aを上記凹部33に位置決めしてねじ9を補強板15のねじ孔16に蝶合することにより枠体6は補強板15に取付けられる。
【0023】
以上の様な構成により扉構造は、補強板15より一体に形成した折り曲げ片30が内方に突出し、裏壁13より内方に延出した支承壁29で包み込まれるため、包み込みが容易で成形不良がなく強固に固着できる。又枠体6の取付面に位置規制される凹部33があるため枠体の取付けが容易である。
【0024】
(実施例3)
図1及び図3,図4は実施例1と同一構成であり、図7は、本発明の実施例3による扉の要部側断面図である。図8は、同実施例の補強板の斜視図である。
【0025】
図7,図8において、複数の凹溝34を形成した補強板15を実施例1にて説明したように扉成形体11と一体にブロー成形されており、補強板15の板状体32より一体に中空部14(内方)に突出した複数の凹溝34は、裏壁13より中空部14(内方)に延出した支承壁29の基端壁29aで包み込まれて扉成形体11の内部に埋設され構成している。
【0026】
以上の様な構成により扉構造は、補強板15より一体に形成した複数の凹溝34が内方に突出し、裏壁13より内方に延出した支承壁29と基端壁29aで包み込まれるため補強板15と扉成形体11の取付強度が全体として向上し、別部材(枠体6)の取付部分に隙間,変形が生ぜず、固着強度に優れたものとすることができる。
【0027】
(実施例4)
図1及び図3,図4は実施例1と同一構成であり、図9は、本発明の実施例4による扉の要部側断面図である。図10は、同実施例の補強板の斜視図である。
【0028】
図9,図10において、複数の孔35を穿設した補強板15を実施例1にて説明したように扉成形体11と一体にブロー成形されており、板状体32に設けた孔35を覆うように扉成形体11の裏壁13が、中空部14(内方)から外方へ孔35から突出させ補強板15を埋設している。
【0029】
以上の様な構成により扉構造は、扉成形体11の裏壁13が、補強板15に穿設した複数の孔35から突出してなる為補強板15と扉成形体11は、強固に固着でき得る。
【0030】
(実施例5)
図11は、本発明の実施例5による扉の要部側断面図である。図12は、同実施例の取付ブラケットの斜視図である。図13は、同実施例の取付ブラケットの要部断面図である。図14は、同実施例の製造法における成形状態を示す垂直断面図である。図15は、同実施例の型締めした状態を示す垂直断面図である。
【0031】
図11,図12,図13,図14及び図15において、36は扉成形体11の裏壁13に固着されたインサート物の取付ブラケットである。取付ブラケット36は金属あるいは硬質プラスチック製であり、この取付ブラケット36は板状体37と板状体37より扉成形体11内に突出する複数の突起38からなり、突起38の一部には貫通孔39が形成され、また突起38の内部には軸方向に貫通した孔40が形成されている。板状体37の外周縁部41は裏壁13の表面に近い箇所で、プラスチックの裏壁13より内方に延びた支承壁29と基端壁29aで包み込まれて埋設され、第1の嵌合部Aを構成している。
【0032】
また板状体37より一体に突出した突起38の一部に設けた貫通孔39も裏壁13より内方に延出した支承壁29の上端壁29bで包み込まれて扉成形体11の内部に埋設され、第2の嵌合部Bを構成している。
【0033】
枠体6は、枠体6の前端部6aを介してねじ9にて取付ブラケット36の孔40に蝶合して取付けられている。
【0034】
図14,図15は、上記扉成形体11のブロー成形工程図であり実施例1と同一工程図であり説明は省略する。
【0035】
以上のような構成により扉構造は、中空体のブロー成形時に取付ブラケット36がインサートしても、取付ブラケット36に対する樹脂の包み込みが容易であり、成形不良が生じない。
【0036】
また、取付ブラケット36は硬質のものであり、それ自体に板状体37および複数の突起38を有しかつ複数の突起38の一部に貫通孔39が形成されているので、扉成形体11がブロー成形後に収縮変形しても、取付ブラケット36の別部材に対する取付位置関係に全く誤差が生ぜず、取付ブラケット36に別部材(枠体6等)を容易に取付ける事ができる。更に貫通孔39があるため貫通孔部で表裏の両面より樹脂が回り込みかつ接合,溶着することで埋込み強度に優れたものとすることができる。
【0037】
(実施例6)
図14,図15は実施例5と同一構成であり、図16は、本発明の実施例6による扉の要部側断面図である。図17は、同実施例の取付ピースの斜視図である。図18は、同実施例のA部拡大図である。図19は、同実施例のB−B矢視図である。
【0038】
図16,図17,図18および図19において、ブロー成形時のインサート物として硬質の取付ピース42を埋設し、上記取付ピース42は図16,図17に示す如く、底面の幅寸法aと上面の幅寸法bとの関係をa>bとした略台形形状に形成している。43は取付ピース42から一体に形成した複数のリブである。実施例5にて説明したように扉成形体11と一体にブロー成形されており、取付ピース42の底面aより中空部14に突出した略台形の上面bと、複数のリブ43は、裏壁13より中空部14に延出した支承壁29で包み込まれて扉成形体11の内部に埋設され構成されている。
【0039】
以上の様な構成により扉構造は、取付ピース42は略台形(a>b)形成し、裏壁13側を底面a、中空部14側を上面bに配設しているので取付ピース42に対するブロー成形時の裏壁13樹脂の包み込みが容易で成形不良が生じない。また取付ピース42より一体に形成した複数のリブ43も樹脂が包み込まれて取付ピース42が埋設し埋込み強度が向上する。
【0040】
(実施例7)
図14,図15と実施例5と同一構成であり、図20は、本発明の実施例7による扉の要部側断面図である。図21は、同実施例の取付ピースの斜視図である。図22は、上記取付ピースの平面図である。
【0041】
図20,図21及び図22において、44は扉成形体11の裏壁13に固着されたインサート物の取付ピースである。この取付ピース44は金属あるいは硬質ブラケット製であり、この取付ピース44は大きい面を有する基部45と、この基部45に連続した軸部46と、軸部46の外部に膨出部47を形成され、また軸部46の内部には軸方向に貫通した孔40が形成されている。基部45の外周縁部41は裏壁13の表面に近い箇所で、プラスチックの裏壁13より内方に延びた支承壁29の基端壁29aで包み込まれて埋設され、第1の嵌合部Aを構成している。
【0042】
また基部45より一体に突出した軸部46の膨出部47も裏壁13より内方に延出した支承壁29の上端壁29bで包み込まれて扉成形体11の内部に埋設され、第2の嵌合部Bを構成している。
【0043】
以上のような構成により扉構造は、図20,図22に示す様に、取付ピース44の大きい面を有する基部45を裏壁13の表面側に位置するため、取付ピース44に対する樹脂の包み込みの際樹脂同志が接合してウエルド(C)が発生させるという外観の見栄えを劣化させる事なくブロー成形時の樹脂の包み込みが容易で成形不良が生じない。また膨出部47が形成されているので、取付ピース44は強固に固着され優れたインサート成形が得られる。なお本実施例では取付ピース44を裏壁13に埋設したが、表壁12に埋設してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明の冷蔵庫の扉構造は、ブロー成形にて中空状に一体成形された扉成形体と、この扉成形体の裏面部に固定され、容器を収納載置する枠体と、扉成形体の中空部に注入発泡した発泡断熱材と、上記扉成形体のブロー成形時のインサート物として上記枠体を固定する補強板を埋設したものであり、扉構造の部品点数削減,軽量化、そしてコストの安く量産性が高くできる。
【0045】
また、樹脂と一体にブロー成形される補強板外周縁部を折り曲げさらに角部を円弧状形状に形成しているため補強板に対する樹脂の包み込みが容易で成形不良がなく強固に固着できる。又補強板は裏壁の表面より若干内方に位置し凹部が形成されその凹部に位置規制される様に枠体が取付けるので枠体の取付けが容易となる。
【0046】
また、樹脂と一体にブロー成形される補強板に複数の凹溝を形成しているため凹溝が、扉成形体の壁表面から中空部に延出した支承壁に包み込まれるように補強板が埋設しているので、隙間,変形のない固着強度の優れたものとなる。
【0047】
また、補強板に複数の孔を穿設しているので、扉成形体の裏壁が、穿設した複数の孔から突出してなる為、補強板と扉成形体との取付強度が全体として向上し強固に固着できる。
【0048】
また、ブロー成形時のインサート物として硬質の取付ブラケットを埋設し、取付ブラケットは板状体及びそれと一体の複数の突起を有しかつ突起に貫通孔を形成したものからなる為、扉成形体の壁から中空部に延びた支承壁の上端壁で貫通孔が包み込まれるように埋設しているので、これにより、扉成形体がブロー成形後に収縮変形しても、取付ブラケットの別部材に対する取付位置関係に全く誤差が生ぜず、別部材を容易に取付ける事ができる。また貫通孔部で表裏の両面より樹脂が回り込みかつ接合,溶着することで、取付ブラケットの埋込み強度に優れたものとすることができる。
【0049】
また、インサート物として取付ピースを埋設し、取付ピースは略台形形状を形成しさらに一体に複数のリブを有しているので、ブロー成形時の取付ピースに対する壁の包み込みが容易で成形不良(破れ,変形)が生じない。また複数のリブも同時に包み込まれて埋設するので固着強度が向上する。
【0050】
また、取付ピースは大きい面を有する基部と、この基部に連続した軸部と、軸部の外部に膨出部を形成したものを埋設しているので、ブロー成形時の取付ピースに対する樹脂の包み込みの際樹脂同志が接合し扉成形体の表面にウエルドが発生させるという外観の見栄えを低化させる事がない。また膨出部が形成されているので、これにより扉成形体の壁から中空部に延びた支承壁に包み込まれ取付ピースは強固に固着され優れたインサート成形が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による冷蔵庫の引出し式扉を示す分解斜視図
【図2】同実施例の引出し式扉の要部断面図
【図3】同実施例の製造法における成形状態を示す垂直断面図
【図4】同実施例の型締めした状態を示す垂直断面図
【図5】本発明の実施例2による扉の要部断面図
【図6】同実施例の補強板の斜視図
【図7】本発明の実施例3による扉の要部断面図
【図8】同実施例の補強の斜視図
【図9】本発明の実施例4による扉の要部断面図
【図10】同実施例の補強板の斜視図
【図11】本発明の実施例5による扉の要部断面図
【図12】同実施例の取付ブラケットの斜視図
【図13】同実施例の取付ブラケットの要部断面図
【図14】同実施例の製造法における成形状態を示す垂直断面図
【図15】同実施例の型締めした状態を示す垂直断面図
【図16】本発明の実施例6による扉の要部断面図
【図17】同実施例の取付ピースの斜視図
【図18】同実施例のA部拡大図
【図19】同実施例のB−B矢視図
【図20】本発明の実施例7による扉の要部断面図
【図21】同実施例の取付ピースの斜視図
【図22】上記取付ピースの平面図
【図23】従来の冷蔵庫の引出し式扉を示す分解斜視図
【図24】従来の冷蔵庫を示す要部断面図
【符号の説明】
11 扉成形体
14 中空部
15 補強板
18 発泡断熱材
28 外周縁部
29 支承壁
30 折り曲げ片
31 角部
34 複数の凹溝
35 複数の孔
36 取付ブラケット
38 複数の突起
39 貫通孔
42,44 取付ピース
43 複数のリブ
45 基部
46 軸部
47 膨出部

Claims (3)

  1. 合成樹脂のブロー成形にて中空状に一体成形された扉成形体と、この扉成形体の裏面部に固定され、容器を収納載置する枠体と、前記扉成形体の中空部に注入発泡した発泡断熱材と、記扉成形体のブロー成形時のインサート物として記枠体を固定する補強板を埋設し、前記補強板の外周縁部は折り曲げ片を形成し且つ角部が円弧状となる略矩形状に形成したものからなり、記補強板を前記扉成形体の壁表面に位置させ、前記折り曲げ片を中空部に突出させて前記扉成形体の壁から中空部に延びた支承壁に包み込まれるとともに、前記補強板の前記枠体取付面は前記扉成形体の裏面部の表面より若干内方に位置することにより前記枠体の前端部を位置決めするとともに前記発泡断熱材で裏面を包まれる凹部を設けたことを特徴とする冷蔵庫の引き出し扉
  2. 補強板は複数の凹溝を形成し、上記補強板を扉成形体の壁表面に位置させ、複数の凹溝を扉成形体の壁表面から中空部に突出させて扉成形体の壁から中空部に延びた支承壁に包み込まれるように埋設した事を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の引き出し扉
  3. 補強板は複数の孔を穿設し、上記補強板を扉成形体の壁表面に位置させ、複数の孔部から扉成形体の壁を突出させ埋設した事を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の引き出し扉
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