JP3564801B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、内燃機関用の点火コイルに関するもので、車両用に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
車両用内燃機関用点火コイル(以下、単に点火コイルと呼ぶ。)は、エンジンルーム内のエンジン近傍に鉄心を介して組付けられており、エンジンの振動、車両の走行振動等によって、恒常的に振動外力を受けている。このため、振動外力によって点火コイルのコイル本体と鉄心との間にがたつきが生じることがあった。そのため、コイル本体と鉄心との間のがたつきを防止する必要がある。
【0003】
従来、コイル本体と鉄心との間のがたつき防止手段としては、実公平6−6498号公報に記載に提案されたものように、鉄心に鋸歯状凸部を設け、この鋸歯状凸部を鉄心挿入孔内壁に食い込ませることにより、コイル本体と鉄心との間のがたつきを防止するものが提案されている。
また、実公昭63−80833号公報に記載のように、鉄心に凹部を設け、鉄心挿入孔内壁に、鉄心に凹部に対応する凸部を設け、これらを噛み合わせることにより、コイル本体と鉄心との間のがたつきを防止するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、両提案とも、鉄心に凹凸部を形成するので、鉄心形状が複雑になり、鉄心の製造原価が上昇するという問題を有していた。
また、後者の手段は、上記問題に加えて、鉄心に凹部を設けたことにより、鉄心の磁気抵抗が増し、点火コイルの性能が低下するという問題も有していた。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、簡単な形状で、コイル本体と鉄心との間のがたつきを防止する内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明では、所定の空隙を介して少なくとも2つの平行な平行部位(3a、3b)を有し、閉じた磁路を形成する鉄心(3)と、
前記鉄心(3)が挿入される鉄心挿入孔(4)が形成され、一次巻線と二次巻線とを収容する筒状の樹脂製コイル本体(12)とを有し、
前記2つ平行部位(3a、3b)のうち一方の部位(3a)は、前記鉄心挿入孔(4)に挿入され、他方の部位(3b)は、前記コイル本体(12)の外壁に沿って延びて磁路を形成しており、
前記2つ平行部位(3a、3b)により、前記鉄心挿入孔(4)の内壁と前記コイル本体(12)の外壁との間が、挟持されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記鉄心(3)は、前記コイル本体(12)の軸方向両端側を挟持するように形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記コイル本体(12)の外壁のうち、前記鉄心(3)が前記コイル本体(12)を挟持する部分の一部には、前記コイル本体(12)より変形し易い形状の変形部(1d)が、前記コイル本体(12)と一体に成形されていることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記鉄心(3)には、前記平行部位(3b)から前記コイル本体(12)の軸方向中心に向かうほど、前記コイル本体(12)外壁との隙間が大きくなるように傾斜した案内斜面(31a、32a)が設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4に記載のいずれか1つに記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記鉄心挿入孔(4)の断面形状および前記鉄心(3)の断面形状は、前記鉄心挿入孔(4)の内壁と前記鉄心(3)の外壁とが回転方向に対して、嵌合可能な形状に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記鉄心(3)の断面形状は、矩形状に形成され、
前記鉄心挿入孔(4)の断面形状は、多角形状に形成されていることを特徴とする。
【0010】
なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0011】
【発明の作用効果】
請求項1〜6に記載の発明によれば、2つ平行部位により、前記鉄心挿入孔の内壁と前記コイル本体の外壁との間が挟持されて、コイル本体と鉄心とが固定されているので、簡単な形状でコイル本体と鉄心との間のがたつきを防止するこができる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、鉄心は、コイル本体軸方向両端側からコイル本体を挟持しているので、コイル本体軸方向の振動に対して、コイル本体と鉄心との間のがたつきをより一層防止するこができる。
請求項3に記載の発明によれば、鉄心が挟持するコイルケーシング外壁の部位には、コイルケーシングより変形し易い形状の変形部を有しているので、コイルケーシングを大きく変形させることなく、鉄心をコイルケーシングに挟持させることができる。
【0013】
そして、コイル本体を挟持する鉄心の圧接圧力は、この変形部が受けて、コイルケーシングに過大な力が作用しないので、コイルケーシング、コイルおよびコイルケーシング内の導線等に、過大な力が作用しないようすることができる。したがって、内燃機関用点火コイルの耐振性が向上する。
請求項4に記載の発明によれば、鉄心には、平行部位からコイル本体の軸方向中心に向かうほど、コイル本体外壁との隙間が大きくなるように傾斜した案内斜面が設けられているので、鉄心をコイル本体に挿入してゆくと、それに伴って無理なく鉄心は、コイル本体に圧接してゆく。したがって、組付け性が向上し、組付け所要時間の短縮を図ることができる。延いては、内燃機関用点火コイルの製造原価の低減を図ることができる。
【0014】
請求項5または6に記載の発明によれば、鉄心挿入孔の断面形状および鉄心の断面形状は、鉄心挿入孔の内壁と鉄心の外壁とが回転方向に対して、嵌合可能な形状に形成されているので、コイル軸周りの回転力(トルク)が加わると、これに対抗する反力(トルク)が発生する。したがって、コイル本体の回転力に伴うがたつきを防止することができる。
【0015】
請求項6に記載の発明によれば、鉄心とコイルの鉄心挿入孔と嵌合角度を変更することによって、コイル本体に対する鉄心の組付け角度を変更することができる。したがって、例えば、内燃機関用点火コイルを車両等へ組付け際の組付け自由度が増し、延いては、設計の自由度が増し、設計効率が上がる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。
本発明に係る内燃機関用点火コイルについて、図1〜4を用いて述べる。
図1は、本実施例に係る内燃機関用点火コイル(以下、単に点火コイルと呼ぶ。)の外観を示す正面図である。点火コイルは、通常エンジンルーム内のエンジン近傍に組付けられ、車載バッテリの低電圧を、点火プラグから強い火花(スパーク)が飛ぶように、高電圧に昇圧するものである。
【0017】
図1において、1は、有底角筒状に形成された点火コイルのコイルケーシングで、絶縁性に優れた樹脂(本実施例では、ポリブチレンテレフタレート)製である。そして、コイルケーシング1には、図示されていないバッテリ側に接続されるコネクタ部1aと、高電圧を出力する高圧端子部1bとが一体成形されている。
【0018】
2は、図示されていない一次巻線印加電圧を二次巻線によって昇圧する周知の筒状のコイルで、このコイル2は、コイルケーシング1内に組付けられている。また、コイル2の一次巻線は、コネクタ部1a内の図示されていない端子に接続されており、二次巻線は、高圧端子部1b内の図示されていない端子に接続されている。そして、コイル2が、コイルケーシング1内に組付けられた後、真空状態で、エポキシ系樹脂をコイルケーシング1内に真空注型法により充填する。これにより、コイル2は、コイルケーシング1に強固に結合固定され、コイル本体12が形成される。
【0019】
3は、コイル2によって発生する磁束の磁路を形成する鉄心で、この鉄心3は、電磁鋼板を積層することによって、その断面形状が正方形となるように形成されている。この鉄心3は、組付け前においては、図2に示すように、C形状に形成された第1鉄心31および第2鉄心32に分かれており、第1鉄心31および第2鉄心32の一端側が、コイルケーシング1の底面1fにコイルケーシング1と一体に設けられた筒状の鉄心を挿入する鉄心挿入孔4に挿入される。そして、両鉄心31、32の他端側が結合して、コイル2と鉄心3とは鎖交して、閉じた磁路を形成する。なお、鉄心挿入孔4は、一次巻線のボビンをも兼ねている。
【0020】
第1鉄心31が接する鉄心挿入孔4の内壁とコイルケーシング1の外壁との間の寸法(a寸法)は、第1鉄心31側のa寸法に対応する寸法(A寸法)より僅かに大きくなっており、図1に示す組付けた状態では、第1鉄心31は、鉄心挿入孔4の内壁とコイルケーシング1の外壁との間を挟み込むように挟持している。そして、第2鉄心32も第1鉄心31と同様に、b寸法がB寸法より僅かに大きくなっており、鉄心挿入孔4の内壁とコイルケーシング1の外壁との間を、鉄心3に設けられた2つの平行な平行部位3a、3bが圧接して挟持している。
【0021】
また、コイルケーシング1の軸方向寸法(c寸法)は、第1、第2鉄心31、32をコイルケーシング1に組付けた状態(図1参照)でのc寸法に対応する寸法(C寸法)より僅か大きくなっており、第1、第2鉄心31、32をコイルケーシング1に組付けた状態では、両鉄心31、32は、コイルケーシング1の軸方向両端側の側面に挟持している。
【0022】
そして、コイルケーシング1の軸方向両端側の外壁に圧接している平行部位3bからコイル2の軸方向中心に向かうほど、コイルケーシング1外壁との隙間dが大きくなる案内斜面31a、32aが設けられている。
また、両鉄心31、32の端面であって、鉄心挿入孔4内側部位は、その端面が互いに平行になるように、軸方向に対して斜めに斜面31d、32dが形成されており、図1に示すように、両鉄心31、32を組付けた状態では、僅かに空隙gが存在している。また、第1鉄心31の反斜面側端部には、凹部31bが形成されており、第2鉄心32の反斜面側端部には、凹部31bと嵌合するように凸部32bが形成されている。因みに、穴31c、32cは、点火コイルを車両等に組付けるための取り付け用の穴である。
【0023】
ところで、コイルケーシング1の軸方向側側面のうち、底面1fが形成された側の案内斜面32aと挟持する部分には、その軸方向に僅かに突出した突片1cが設けられており、この突片1cは、図3に示すように、鉄心挿入孔4の壁面に平行な位置に3ヵ所設けられ、突片1cの先端面積は、突片1cの先端と第2鉄心32と接触面積が小さくなるようになっている。
【0024】
突片1cの案内斜面32aと挟持する面には、図2に示すように、突片1cのの先端から付け根方向に向かうほど僅かに径方向突出高さが高くなる斜面を形成する突条1d(変形部)が設けられている。この突条1dは、突片1cの先端からその付け根方向に2条設けられており、突条1dと第2鉄心32との接触面積は、案内斜面32a面積に比べて、小さくなっている。
【0025】
また、鉄心挿入孔4の断面形状は、図3に示すように、正方形状であり、その各壁面には、軸方向全域に渡って、複数の突条4a(本実施例では、各壁面に2条)設けられている。この突条4aは、各壁面毎、鉄心挿入孔4の角から僅かにズレた位置に設けられ、互いに向き合う壁面の突条4aの先端間寸法は、鉄心3(第1、第2鉄心31、32)の一辺より、僅かに小さくなっている。そして、突条4aと鉄心3との接触面積は、鉄心挿入孔4の壁面に比べてに小さくなっている。
【0026】
また、鉄心挿入孔4の近傍であって、第2鉄心32と接する部分のコイルケーシング1には、図1に示すように、軸方向に僅かに突出した突出部1eが設けられており、その突出部1eの突出寸法は、突片1cと同じである。
なお、図3に示すように、鉄心挿入孔4の壁面からコイルケーシング1の外壁までの寸法のうち、コネクタ部1a側を除いた寸法(D、E、F寸法)は、全て等しくなっている。
【0027】
次に、本実施例の特徴を述べる。
第1鉄心31が接する鉄心挿入孔4の内壁とコイルケーシング1の外壁との間の寸法(a寸法)は、第1鉄心31側のa寸法に対応する寸法(A寸法)より僅かに大きくなっているので、第1鉄心31は、鉄心挿入孔4の内壁とコイルケーシング1の外壁との間を圧接するように挟持することができる。同様に、b寸法がB寸法より僅かに大きくなっているので、鉄心挿入孔4の内壁とコイルケーシング1の外壁との間を圧接するように挟持するこができる。
【0028】
したがって、コイル本体12径方向の振動に対して、コイル本体12と鉄心3と間のがたつきを防止するこができる。また、コイル本体12の軸方向の振動に対しては、圧接している部分の摩擦力によって、鉄心3のがたつきを防止するこができる。以上のように、コイル本体12径方向および軸方向について耐振性を有するので、どの方向に対してもコイル本体12と鉄心3と間のがたつきを防止するこができる。
【0029】
また、鉄心3は、コイルケーシング1の軸方向両端側の外壁に挟持しているので、コイルケーシング1の軸方向の振動に対して、挟持している部分の摩擦力と相まって、コイル本体12と鉄心3との間のがたつきをより一層防止するこができる。
また、鉄心3が圧接するコイルケーシング1外壁の部位には、突条1dが設けられており、この突条1dと鉄心3との接触面積が小さくなっているので、突条1dの面圧が大きくなり、コイルケーシング1より変形し易くなる。したがって、コイルケーシング1を大きく変形させることなく、鉄心3をコイルケーシングに挟持させることができる。
【0030】
そして、鉄心3の圧接圧力は、この突条1dが受けて、コイルケーシング1に過大な力が作用しないので、コイルケーシング1、コイル2およびコイルケーシング1内の銅巻線等に、過大な力が作用しないようすることができる。したがって、内燃機関用点火コイルの耐振性が向上する。
また、突条1dは、コイルケーシング1の底面1f側にのみ設けられている。コイルケーシング1の底面1f側は、底面1fによってコイルケーシング開口1g端側より変形しにくくなっているが、突条1dを設けたことで鉄心32のC字部分の間に、コイルケーシング1を比較的容易に圧入することができ、しかも鉄心32を適度にコイルケーシングに挟持することができる。なお、開口1g端側は変形し易いので、この実施例では特に変形部を設けていないが、突条などの変形部を設けてもよい。
【0031】
また、コイルケーシング1の底面1fであって、平行部位3bと圧接する部位には、コイルケーシング1の軸方向に僅かに突出した突片1cが設けられており、この突片1cの先端面積は、突片1cの先端と第2鉄心32と接触面積が小さくなるようになっているので、突片1cの先端部の面圧が大きくなり、突片1cが他の部分に比べて変形し易くなる。したがって、コイルケーシング1を大きく変形させることなく、鉄心3をコイルケーシングに圧接させることができる。
また、圧接して挟持する平行部位3a、3bから前記コイルの軸方向中心に向かうほど、コイルケーシング1外壁との隙間が大きくなる案内斜面31a、32aが設けられているので、第1および第2鉄心31、32をコイルケーシング1に挿入してゆくと、それに伴って無理なく両鉄心31、32がコイルケーシング1に圧接してゆく。したがって、組付け性が向上し、組付け所要時間の短縮を図ることができる。延いては、内燃機関用点火コイルの製造原価の低減を図ることができる。
【0032】
また、鉄心3の断面形状および鉄心挿入孔4の断面形状は、正方形状に形成されて、両者が嵌合するように鉄心3が鉄心挿入孔4に挿入されているので、コイル2軸周りの回転力(トルク)が加わると、これに対抗する反力(トルク)が発生する。したがって、コイル2およびコイルケーシング1の回転力に伴うがたつきを防止することができる。
【0033】
また、図4に示すように、鉄心3とコイル2の鉄心挿入孔4との嵌合角度を変更することによって、コイル本体12に対する鉄心の組付け角度を変更することができる。したがって、例えば、内燃機関用点火コイルを車両等へ組付ける際の組付け自由度が増し、延いては、設計の自由度が増し、設計効率が上がる。
また、鉄心挿入孔4の各壁面には、軸方向全域に渡って、2条の突条4aが設けられており、互いに向き合う壁面の突条4aの先端間寸法は、鉄心3の一辺より、僅かに小さくなっている。そして、突条4aと鉄心3との接触面積は、鉄心挿入孔4の壁面に比べて十分に小さくなっている。したがって、鉄心3と突条4aとの面圧を大きくすることができ、鉄心3を突条4aに挟持させて鉄心挿入孔4内に嵌合することができる、つまり、鉄心挿入孔4と鉄心3とのがたつきを一層防止することができる。
【0034】
さらに、第1、第2鉄心31、32の端部には、凹凸部31b、32bが設けられているので、点火コイルを車両に組付ける前においても、凹凸部31b、32bを嵌合させることによって、鉄心3は口の字状を保持することができる。したがって、点火コイルの車両への組付け性が向上するので、車両の組付け原価低減を図ることが可能となる。
【0035】
ところで、上述の実施例では、鉄心挿入孔4の断面形状は、正方形であったが、図5に示すように、2つの正方形が45°ズレたような8角形でも本発明を実施することができる。
上述の実施例では、第1鉄心31および第2鉄心32の両鉄心が、鉄心挿入孔4の内壁とコイルケーシング1の外壁との間を挟み込むように挟持していたが、第1鉄心31または第2鉄心32のいずれか一方のみが、挟持していても本発明を実施することができる。
【0036】
また、突片1cの位置は、コイルケーシング1の軸方向端面の外側に限られるものではなく、コイルケーシング1の軸方向端面上であればどこでもよい。
さらに、第1鉄心31および第2鉄心32の両鉄心の形状は、C形に限られるものではなく、E形としても本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す実施例の組付け状態を示す正面図である。
【図3】図1に示す実施例に係るコイルケーシング1のA矢視図である。
【図4】鉄心の組付け状態を示すA矢視図である。
【図5】鉄心挿入孔の変形例を示すコイルケーシング1のA矢視図である。
【符号の説明】
1…コイルケーシング、1c…突片、1d…突条、2コイル、3…鉄心、
3a、3b…平行部位、4…鉄心挿入孔、12…コイル本体、
31…第1鉄心、32…第2鉄心、31a、32a…案内斜面。
Claims (6)
- 所定の空隙を介して配置された少なくとも2つの平行な平行部位を有し、磁路を形成する鉄心と、
前記鉄心が挿入される鉄心挿入孔が形成され、一次巻線と二次巻線とを収容する筒状の樹脂製コイル本体とを有し、
前記2つの平行部位のうち一方の部位は、前記鉄心挿入孔に挿入され、他方の部位は、前記コイル本体の外壁に沿って延びて磁路を形成しており、
前記2つの平行部位により、前記鉄心挿入孔の内壁と前記コイル本体の外壁との間が、挟持されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 前記鉄心は、前記コイル本体の軸方向両端側を挟持するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記コイル本体の外壁のうち、前記鉄心が前記コイル本体を挟持する部分の一部には、前記コイル本体より変形し易い形状の変形部が、前記コイル本体と一体に成形されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記鉄心には、前記平行部位から前記コイル本体の軸方向中心に向かうほど、前記コイル本体外壁との隙間が大きくなるように傾斜した案内斜面が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記鉄心挿入孔の断面形状および前記鉄心の断面形状は、前記鉄心挿入孔の内壁と前記鉄心の外壁とが回転方向に対して、嵌合可能な形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4に記載のいずれか1つに記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記鉄心の断面形状は、矩形状に形成され、
前記鉄心挿入孔の断面形状は、多角形状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用点火コイル。
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