JP3564155B2 - クレーンブームセグメントおよびその組み立て方法 - Google Patents

クレーンブームセグメントおよびその組み立て方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は一般に荷重吊上げクレーンの分野に関し、より詳細には、このようなクレーン用のクレーンブームセグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】
揚程の要件によっては、クレーンブームの長さおよび柱強度が変化する。例えば、クレーンブームの長さはクレーンと被吊上げ物との間の距離、および被吊上げ物と、これを移動させようとする高さ即ち位置との間の距離に依存している。また、クレーンブームの必要とされる柱強度は吊上げるべき荷の重量と比例して増大する。
クレーンブームの必要とされる長さはしばしば揚程に応じて変化するので、クレーンブームは代表的には端同士が連結された個々のブームセグメントより構成される。ブームセグメントは通常、特定の長さ、例えば、3.048m(10フィート)、7.62m(25フィート)および15.24m(50フィート)で構成される。かくして、クレーンブームの長さを各個々の揚程に合うように定めることができる。
クレーンブームの長さが容易に変化されるのと対照的に、クレーンブームの柱強度は特定の揚程に合うようには変化されない。むしろ、クレーン製造業者は代表的には、異なる柱強度の様々なクレーンブームを提供している。揚程の荷重要件はどの種類のクレーンブームを必要とするかを示す。
【0003】
先に述べたように、吊り上げ荷重が大きければ大きいほど、クレーンブームの必要とされる柱強度が大きくなる。ブームの柱強度は、弦部材に使用される材料の横断面積と、その材料の強度と、これらの弦部材が柱の中心線から離れている距離との周知の関数である。弦部材に使用される材料の量(従って、ブームの重量)を増大させることなしにブームの柱強度を増す一方法は弦部材をブームの中心線から更に離すことである。しかしながら、これはブーム部分の全幅および/または全高さを増してしまう。大きい寸法のクレーンブーム部分では、輸送性の問題が生じる。寸法のいずれかが大きすぎる場合、クレーンブームセグメントは、大きさの制約に因り、高速道路、鉄道等に沿って輸送することができない。かくして、大きい寸法のクレーンブームを現場まで移動させる際に難点が生じる。これらの制約のため、以前は、幅3.73m(10フィート10インチ)および高さ2.92m(9フィート7インチ)のクレーンブームは高速道路郵送についておおよそ許容可能である程の大きさであると思われていた。
この問題を解消するのに3つの解決法が使用されていたが、これらのすべては明確な欠点を有している。ネイルF.ランプソン社が実施している第1の解決法は各クレーンブームセグメントの個々の部品を特定の現場まで輸送し、クレーンブームセグメントを現場で構成することよりなる。詳細には、ランプソンはクレーンブームセグメントの弦部材を現場で位置決めし、次いで各クレーンブームセグメント毎にレーシング部材をその弦部材にボルト留めする。クレーンブームセグメントを構成した後、これらのセグメントを端部同士で連結してクレーンブームを構成する。この解決法は時間のかかり労力多大な構成を必要とする。
【0004】
マネスマン・デマッグ・バウマシーネンが使用していると思われる第2の解決法は、輸送可能にするが、非常に肉薄の壁部を持つ弦部材を構成するのに十分に小さい寸法のクレーンブームセグメントを利用することである。小さい全体寸法によりクレーンブームセグメントを容易に輸送することができるが、追加の重量によりクレーンブームが重くなり、かくして柱部材の効率が低下する。
最後の解決法は2つまたはそれ以上のクレーンブームを構成し得るように十分な数のクレーンブームセグメントを現場まで輸送することである。次いで、別々のクレーンブームを互いに関連して並べて使用して必要とされる仕事を完了する。この解決法は多数のクレーンブームの組み立てを必要とし、更に別々のユニットの代わりに一ユニットとして使用することができるようにクレーンブームを改造すると言う欠点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、大きく重い弦部材の望ましくない使用なしに、或いは現場での個々のクレーンブームセグメントまたはクレーンブームの困難で時間のかかる組立の必要なしに、大きな寸法のクレーンブームセグメントの輸送性問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1特徴は、輸送容易な複数の部分に長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントにおいて、これらの部分が各々、少なくとも1つの弦部材と、複数の部分的レーシング要素とを備えており、各部分的レーシング要素が、弦部材に恒久的に取付けられた第1端部と、他の部分の弦部材に取付けられた複数の部分的レーシング要素の1つまたはそれ以上の対応端部に連結可能な第2端部とを有していることを特徴とするクレーンブームセグメントである。
本発明の第2特徴は、輸送容易な複数の部分に長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントにおいて、これらの部分が各々、少なくとも2つの弦部材と、両弦部材に恒久的に連結され、且つ両弦部材を隔置する複数のレーシング要素と、複数の部分的レーシング要素とを備えており、各部分的レーシング要素が、弦部材のうち一方に恒久的に取付けられた第1端部と、他の部分の弦部材に取付けられた複数の部分的レーシング要素の対応端部のうちの1つまたはそれ以上に連結可能な第2端部とを有しており、上記部分のうちの少なくとも1つが、クレーンブームセグメントの両側の部分レーシング要素間に配置されて、これらの部分的レーシング要素と他の部分の部分的レーシング要素とを整合し易くする少なくとも1つの長さ調整可能な間隔要素を備えていることを特徴とするクレーンブームセグメントである。
【0007】
本発明の第3の特徴は、複数の合わせ蟻継ぎコネクタ要素を位置決めした複数の部分を備え、合わせ蟻継ぎコネクタ要素がクレーンブームセグメントを構成するために複数の部分を連結するように作用することを特徴とする長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントである。
本発明の第4の特徴は、複数の部分を備え、これらの部分のうちの少なくとも1つが少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材を有しており、この少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材が、複数の部分を連結してクレーンブームセグメントを構成することができるように、複数の部分を整合し易くするように作用することを特徴とする長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントである。
本発明の第5の特徴は、各々が少なくとも3つの弦部材と、複数のレーシング要素とを有する複数の部分を備え、これらのレーシング要素が、各部分が自己支持性柱を構成するように少なくとも3つの弦部材間に連結されており、複数の部分要素の各々に位置決めされた複数の合わせコネクタ要素を備え、これらの合わせコネクタ要素が、他の部分に位置決めされた合わせコネクタ要素と嵌め合うように作用し、それにより複数の部分を連結して連結自己支持性柱で出来たクレーンブームセグメントを構成したことを特徴とする長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントである。
【0008】
本発明の第6の特徴は、各々が複数の蟻継ぎコネクタ要素を位置決めした複数のブームセグメント部分を用意し、隣接したブームセグメント部分の蟻継ぎコネクタ要素を連結してクレーンブームセグメントを構成することによって長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントを組み立てる方法である。
本発明の第7の特徴は、複数の部分的レーシング要素をその第1端部で恒久的に取付けた少なくとも1つの弦部材を各々が備えた複数の部分を用意し、この際、部分的レーシング要素の他端部には、上記複数の部分のうちの他の1つの部分の弦部材に取付けられた部分的レーシング要素上のコネクタ要素と嵌め合うための合わせコネクタ要素が設けられており、隣接した部分の合わせコネクタ要素を連結してクレーンブームセグメントを構成することによって長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントを組み立てる方法である。
本発明の第8の特徴は、各々がテーパな蟻継ぎ部を有する雄および雌蟻継ぎコネクタ要素を備え、雄および雌蟻継ぎコネクタ要素の蟻継ぎテーパ部が係合して耐力性ジョイントを構成することを特徴とするクレーンブームの部分を連結するためのコネクタである。
【0009】
本発明のクレーンブームセグメントは現場で容易に組み立てたり分解したりされると言う利点を有している。また、ブームセグメント部分は現場から現場へ高速道路、鉄道等で容易に輸送される。更に、クレーンブームセグメントを容易に分解して輸送することができるので、クレーンブームセグメントは、クレーンブームが極めて重い荷を支持することができるように大きく重い弦部材を有する必要がない。
【0010】
【実施例】
図1に示すように、クレーン10は、マスト14、ブーム18、ジブ22および支柱26を有している。マスト14、ブーム18、ジブ22および支柱26の各々は、夫々のクレーン部材を構成するように端部同士が連結された個々のセグメントよりなる。本発明のクレーンのブームセグメント30、31、32、33等をクレーンブーム18について説明するが、本発明が、図1に示すマスト14、ジブ22および支柱26を含む他の同様な種類のクレーン部材にも当てはまることを理解すべきである。
図2乃至図4で最も良くわかるクレーンブームセグメント30は好ましくは、弦部材34、端コネクタ35、永久レーシング要素36および部分レーシング要素38よりなり、これらの要素のいくつかは対角線方向の部分的レーシング要素37である。弦部材34はクレーンブーム18の主荷重支持部材であり、レーシング要素36および部分的レーシング要素37はクレーンブーム18に対する構造上の剛性を増し、弦部材34をそれらの適当な間隔を隔てられた関係に維持するように作用する。端コネクタ35は好ましくは米国特許出願第 07/736,029 号に開示されているように、ブームセグメント30、31、32等の迅速連結を可能にするような形状になっている。
【0011】
図4に最も良く示すように、弦部材34は横断面が矩形のクレーンブームセグメント30の隅に位置決めされている。レーシング要素36は両端が弦部材に固定されている。部分的レーシング要素37、38は一端が弦部材34に連結され、他端が合わせコネクタ46により他の部分的レーシング要素37、38に連結されている。部分的レーシング要素37は、対角線方向であり、図2および図3に示すレーシング要素36および部分的レーシング要素38は平面上に位置していないので、図2および図3においては、切り取られている。
クレーンブームセグメント30の高さおよび幅がクレーンブームセグメント30を1つのユニットとして搬送することができないような大きさである場合、本発明によれば、クレーンブームセグメント30を複数のブームセグメント部分に容易に分解し、現場まで搬送して再組立てすることができる。本発明の好適な実施例では、図2および図4に最も良く示すように、クレーンブームセグメント30は点線43に沿って2つのブームセグメント部分42、44に個々に分割できる。しかしながら、本発明は、クレーンブームセグメント30を任意の適当な数のブームセグメント部分に長さ方向に分割するのに用い得る。
【0012】
好適な実施例では、合わせコネクタ46は、以下に十分に説明するように、2つの合わせ要素で作られたテーパな蟻継ぎコネクタ50よりなる。しかしながら、合わせコネクタ46は一様な(非テーパな)蟻継ぎコネクタまたはボルト留めフランジ(図示せず)を含む任意の適当な種類のコネクタよりなってもよい。
下記の段落では、2つの蟻継ぎコネクタ50を説明する。しかしながら、図2および図4に示すように、本発明のクレーンブームセグメント30は平行な上平面および下平面に沿って位置決めされた複数の蟻継ぎコネクタ50を有していることがわかるであろう。詳細には、図2はブームセグメント30の水平な頂平面に沿った3つの蟻継ぎコネクタ50を示しており、図4は図2に示すブームセグメント30の端面図であって、頂部および底部の蟻継ぎコネクタ50を示している。かくして、7.62m(25フィート)のクレーンブームセグメント30の好適な実施例は計6個の蟻継ぎコネクタ50を有している。明らかに、クレーンブームセグメント30がもっと長いか、或いはもっと短い場合、追加の、あるいはもっと少ない蟻継ぎコネクタ50が必要とされる。
好適な実施例の蟻継ぎコネクタ50は部分的レーシング要素37、38の端部に位置決めされる。両ブームセグメント部分42、44の部分的レーシング要素37、38が連結されてクレーンブームセグメント30を構成する。図2に示すように、好適な実施例では、2種類の連結パターン、すなわち、K−パターンの連結部54およびX−パターンの連結部58が形成される。レーシング要素38の形状寸法は各種類の連結パターンで異なるが、蟻継ぎコネクタ50は同じである。本発明の別の実施例では、K−パターンの連結部54およびX−パターンの連結部58以外の連結パターンを使用してもよい。
【0013】
K−パターンの連結部54の拡大図を図5に示してある。K−パターンの連結部54は2つの合わせ要素、すなわち、雄部材62と雌部材66をもつ蟻継ぎコネクタ50を有している。また、コネクタ50は雄部材62と雌部材66の背面に連結された板部材70を有している。部分的レーシング要素38はこの板部材70に取付けられている。好ましくは、板部材70は蟻継ぎコネクタ50の雄および雌部材62、66に溶接されており、部分的レーシング要素38は板部材70に溶接されている。しかしながら、レーシング要素38は任意の適当な方法で蟻継ぎコネクタ50に連結されてもよい。板部材70は好ましくは、蟻継ぎコネクタ50を機械加工する前に、蟻継ぎコネクタ50の雄および雌部材62、66に溶接される。これにより、雄および雌部材62、66をまず機械加工し、次いで板部材70に溶接する場合に起こり得る雄および雌部材62、66のゆがみを回避する。
図7はX−パターンの連結部58の拡大図を示している。X−パターンの連結部58は、板部材70に沿ったレーシング要素38の位置が異なること以外は、すぐ上で説明したK−パターンの連結部54と同じである。
K−パターンの連結部54の側面図が図6に示されている。この図は図4の頂部に示す蟻継ぎコネクタ50の図に対応する。図4のクレーンブームセグメント30の端面図に示すように、両セグメント部分42、44は両部分間の界面に位置決めされた垂直レーシング要素74を備えている。これらの垂直レーシング要素74はブームセグメントの頂部および底部の蟻継ぎコネクタ50間に延びている。好適な実施例では、垂直レーシング要素74は頂部蟻継ぎコネクタ50に直接連結されているが、底部蟻継ぎコネクタ50に直接連結されるのではなく、対角線状レーシング要素37に接合している(図4および図9参照)。
【0014】
本発明の好適な実施例では、図4に示すように、2つの隣接した垂直レーシング要素74の一方は長さ調整可能な部材86である。かくして、図4には、長さ調整可能な間隔部材86および剛性レーシング要素90の両方が示されている。剛性レーシング要素90は図4の右側のセグメント部分の構造を剛性にし、それにより部分42のレーシング要素38が移動しないようにしている。左側のセグメント部分44は、部分44の両側のレーシング要素38を互いに移動させるように作用する長さ調整可能な間隔要素86を有している。この移動は、蟻継ぎコネクタ50が常に互いに整合するような公差で大きい部分42、44を構成し難いと言う理由で望ましい。クレーンブームセグメント30を構成するために部分42、44を連結するときに、長さ調整可能な間隔部材86により、左側部分44のレーシング要素38を右側部分42のレーシング要素38と整合させることができる。好ましくは、図10および図11に最も良く示すように、長さ調整可能な間隔部材86は以下に十分に説明するターンバックル組立体102によって調整される。しかしながら、長さ調整可能な間隔部材86は任意の適当な調整手段を有してもよい。
【0015】
各クレーンブームセグメント30の部分42、44を共に排他的に使用すること、すなわち、異なるブームセグメント30の部分42(又は44)が交換されないことが期待される。そのようであれば、長さ調整可能な間隔部材86は合わせ部分42、44のレーシング要素38を整合するために一回調整するだけでよい。一回の調整後、合わせ部分42のレーシング要素38はクレーンブームセグメント30の多くの組み立ておよび分解全体にわたって部分44のレーシング要素と整合されたままである。
しかしながら、いかなる理由でもセグメント部分42または44を交換する場合には、長さ調整可能な間隔部材86により合わせ部分42、44のレーシング要素38を容易に且つ迅速に整合させることができる。
1つの合わせ部分42または44のみが長さ調整可能な間隔部材86を有するのが好ましいが、別の実施例では、両合わせ部分42、44が長さ調整可能な間隔部材86を有してもよく、或いは部分42、44の構成の際に他の長さ調整可能な間隔部材86をレーシング要素として使用してもよい。レーシング要素38間の距離を長さ調整可能な間隔部材86により調整し得るが、好ましくは、調整は小さい公差の距離、すなわち、プラス又はマイナス0.635cm(0.25インチ)に制限される。
【0016】
図6に最もよく示すように、長さ調整可能な間隔部材86の頂端部は頂部蟻継ぎコネクタ50に枢着されている。この枢着により、長さ調整可能な間隔部材86を頂部蟻継ぎコネクタ50に溶接するか、或いは同様に取付ける場合に生じる機械的応力を生じさせることなしに、頂部レーシング要素38を角度的に変位させることができる。
図8および図9はそれぞれ図4の底部蟻継ぎコネクタ50の頂面図および側面図を示している。図9に最も良く示すように、長さ調整可能な間隔部材86は対角線状レーシング要素37に取付けられたフランジ110に枢着されている。剛性のレーシング要素90は第2の対角線状レーシング要素37および頂部蟻継ぎコネクタ50に取付けられている(図4参照)。剛性のレーシング要素90は任意の適当な方法で取付け得る。しかしながら、好ましくは、剛性のレーシング要素90は第2対角線状レーシング要素37および頂部蟻継ぎコネクタ50に溶接されている。
長さ調整可能な間隔部材86およびそのターンバックル組立体102を図10および図11に示してある。ターンバックル組立体102は右側および左側ねじロッド122、ターンバックル126、ターンバックルスリーブ130、およびピン134よりなる。ロッド122は間隔部材86の内側に溶接されたねじプラグ128によって間隔部材86に取付けられている。ターンバックルスリーブ130および長さ調整可能な間隔部材86の下端部139には、ピン134を受け入れる穴138が貫通している。好ましくは、スリーブ130は互いに直角な2つの穴138を有しているので、これらの穴138によりターンバックル組立体102を90°の増分で調整してピン留めすることができる。変更例として、ターンバックル組立体102はもっと正確な調整を行えるように追加の穴を有してもよい。
【0017】
部材86の長さを調整するには、ピン134を取り外す。そのとき、スリーブ130を移動させて下端部139の正方形部分を外し、ターンバックル126を回転させる。ターンバックル126を回転させると、ねじロッド122が長さ調整可能な間隔部材86の両端部を引き寄せる(あるいは押し離す)。所望の長さを達成したとき、スリーブ130を下端部139の正方形部分上に戻してピン留めする。スリーブ130の内側も正方形であるので、スリーブ130をピン留めしたら、スリーブ130がターンバックル126に係合してターンバックル126が回動するのを防ぐ。ピン134はクレーンの使用中にスリーブ130が摺動するのを防ぐ。
X─パターン連結58の斜視図が図12および図13に示されている。先に述べたように、X─パターン連結58およびKパターン連結54の両方のための蟻継ぎコネクタ50は同じ要素を有しているが、連結用レーシング要素38の形状寸法の点でのみ異なっている。蟻継ぎコネクタ50は雄蟻継ぎ部材62、雌蟻継ぎ部材66、雄部材62および雌部材66の各々の背面に取付けられた板部材70、係止板140、係止ボルト152、保持板144、2つの保持ボルト穴146(図13でわかる)、2つの保持ボルト148、および2つのねじ立てジャッキング穴160を備えている。
【0018】
蟻継ぎコネクタ50は、雄蟻継ぎ部材62を雌蟻継ぎ部材66の位置より下の位置に位置決めし、次いで両部材62、66が蟻継ぎテーパ部156に沿って面接触するように雄部材62を上方に移動させることによって接合される。雄部材62を係止板140の底部のわずかに下になる位置まで移動させると、係止ボルト152を挿入し、回動させて蟻継ぎ部材62、66を互いに引き寄せる。好ましくは、蟻継ぎコネクタ50はテーパであり、また、時間にわたる蟻継ぎ部材の摩耗により係止ボルト152が蟻継ぎ部材62、66を互いにきつく引き寄せないように、雄蟻継ぎ部材62の頂部と係止板140との間に小さい隙間157が残っている。次いで、保持板144を保持ボルト148を介して蟻継ぎコネクタ50にボルト留めする。保持板144(図14に示す)は係止ボルト152の六角頭部の1つのコーナのまわりに嵌まるV字形凹部166を有している。保持板144のこの凹部166は係止ボルト152が弛んで蟻継ぎコネクタ50を弛めるのを防ぐように機能する。変更例として、背面側158が係止ボルト152に面するように保持板144を回動すると、背面側158が保持ボルト152の六角頭部の平らな側面に接触するように、保持ボルト148の穴が間隔を隔てられる。このようにして保持ボルト152を各30°毎の増大回転角度で固着することができる。
【0019】
合わせセグメント部分42、44を容易に連結するために、一方の部分42の蟻継ぎ部材のすべてが同じ方向にテーパでなければならず、合わせ部分44の蟻継ぎ部材のすべてが反対方向にテーパでなければならない。
蟻継ぎコネクタ50を分離しようとする場合、ジャッキング穴160を使用して蟻継ぎ部材62、66を素早く分離すればよい。ジャッキングボルト(図示せず)または係止ボルト152をジャッキング穴160の一方または両方に挿入し、蟻継ぎ部材62、66が押し離されるまで、このジャッキングボルトまたは係止ボルト152を回す。
上述のように、本発明を実施するのに、他の適当な種類のコネクタを使用し得るが、テーパな蟻継ぎコネクタ50が好ましい種類のコネクタである。その理由は、蟻継ぎジョイントが課せられた剪断力、引張力および圧縮力に対して優れた耐性をもたらすからである。例えば、好適な実施例の蟻継ぎジョイントは略100000lbs の引張力および圧縮力に絶えるように設計されている。語「耐力性」の使用により、出願人は、テーパな蟻継ぎジョイントが雄および雌蟻継ぎ部材62、66の面180に沿った圧縮力、蟻継ぎテーパ部156(図13に矢印A)の重なり部分に沿った引張力および蟻継ぎテーパ部156(図13に矢印A)に沿った剪断力を支持することを意味している。また、適当な蟻継ぎテーパ部156の角度を蟻継ぎコネクタ50に使用することを想像する場合には、好ましくは、蟻継ぎテーパ部156は略15°の側面間テーパA、および略45°の前面─後面間テーパBを有している。15°の蟻継ぎテーパ156が好ましい。何故ならば、この角度は蟻継ぎコネクタ50を自由に分離し得るように定められるからである。
【0020】
本発明のクレーンブームセグメント30は、ブームセグメント部分42、44の合わせ端部を互いに隣接して位置決めし、(両部分42、44を予め一緒に使用しなかった場合)、頂部および底部のコネクタの雌蟻継ぎ部材66間の間隔が雄蟻継ぎ部材62間の間隔よりわずかに小さくなるように各蟻継ぎコネクタ50の長さ調整可能な間隔部材86を調整し、雌蟻継ぎ部材66を有するセグメント部分44を合わせセグメント部分42の雄蟻継ぎ部材62より上の位置まで上昇させ、両部材が蟻継ぎテーパ部156に沿って互いに係合するように雌蟻継ぎ部材66を雄蟻継ぎ部材62上に降下させることによって組み立てられる。次いで、長さ調整可能な間隔部材86を調整して頂部および底部コネクタを整合させ、かくして両部分42、44のレーシング要素38を整合させる。この時点で、係止ボルト152をブームセグメント30の各蟻継ぎコネクタ50に挿入して各蟻継ぎコネクタ50の蟻継ぎ部材62、66を係止する。
変更例として、蟻継ぎ部材62、66を連結するとき、雄部材62を雌部材66の位置より下の位置まで降下し、雌蟻継ぎ部材66に上方に挿入して蟻継ぎコネクタ50を構成してもよい。
【0021】
すぐ上で説明した組み立て方法の逆の順序によりクレーンブームセグメント30をセグメント部分42、44に分解し得る。もちろん、先に未整合の部分42、44が互いに接合されていないかぎり、長さ調整可能な部材86の調整を変更する必要がない。
図15に示すように、本発明の一特徴の別の実施例では、少なくとも3つの弦部材34と、各部分が自己支持性柱を構成するように弦部材34に連結されたレーシング構造体38とを有する個々のクレーンブーム部分30を互いに連結してもっと大きいクレーンブームセグメント30を構成し得る。この実施例では、個々のクレーンブーム部分30を連結するときに互いに隣接しているブームセグメントの合わせ面に沿って蟻継ぎコネクタの合わせ部分62、66を位置決めするのがよい。先に述べたように、蟻継ぎコネクタが連結されるように、ブーム部分を図15の矢印の方向に整合させるのがよい。
また、本発明の蟻継ぎコネクタ50はクレーンブームの任意の適当な構造要素用のコネクタとして使用し得る。例えば、蟻継ぎコネクタ弦─弦コネクタとして、或いはレーシング要素を弦部材に連結するために使用し得る。
【0022】
更に、本発明の好適な実施例のクレーンブームセグメント30は半分に長さ方向に分割できるが、クレーンブームセグメント30を任意の長さ方向平面に沿って分割し得ることを意図している。例えば、クレーンブームセグメント30を垂直平面および水平平面の両方に沿って分割し得る。
クレーンブームセグメント部分42、44は、好ましくは、まずコネクタを製造し、これらにレーシング要素37、38を取付け、次いで成形物により正しい位置に保持される弦部材34にレーシング要素を溶接することにより整合した対として作成される。
図2に示すX−パターンレーシング構成は、レーシング要素の形状寸法のため、X−パターン連結部58に加えられる唯一の荷重が剪断荷重であると言う利点を有している。
好適な実施例では、長さが77.72m(255フィート)で、5.74m(18フィート10インチ)の幅および3.94m(12フィート11インチ)の高さを有するクレーンブームを構成し得る。この大きい横断面は非常に効率的な柱強度を考慮してのものであり、800メートルトンまでの吊り上げを可能にするが、高速道路輸送の制約を全く越えている。ブームのセグメントは各々、幅が2.86m(9フィート5インチ)で、高さが3.94m(12フィート11インチ)である部分に分割され、これによりこれらのセグメントを高速道路で輸送し得る。
高速道路で輸送可能であることに加えて、本発明の好適な実施例は幾つかの他の利点を有している。クレーンブームセグメントを組み立てるのに必要とされるコネクタは少なくなり、組み立てが簡単で迅速になる。各連結はきつく嵌まり、ブームの撓みの悪作用を防ぐ。クレーンブームを吊り上げ位置で手動で組み立てたり分解したりすることにより、必要とされる物理的労力が最小となる。移動間に失われる機材部片が少しある。
【0023】
全体装置は製造容易であり、且つ吊り上げることができる荷重の大きさに比べて軽量である。蟻継ぎ連結部は対角線状部材および垂直部材により支持される。これらにより、輸送のために部分42、44を分離するときに、捩じり剛性ならびに蟻継ぎジョイント用の支持をもたらす。
本発明のクレーンブームセグメント30を用途に対して適切なものとして構成し得ることはわかるべきである。上記の実施例はあらゆる点で単に例示的なものにすぎず、限定的なものではないと考えるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】主クレーンブームと、その頂部に連結されたジブとを示すクレーンの立面図である。
【図2】図1に示すクレーンブームのセグメントの線2─2に沿った平面図である。
【図3】図2の線3─3に沿った側面図である。
【図4】図3の線4─4に沿った端面図である。
【図5】図4の線5─5に沿ったK─パターンレーシング連結部の拡大部分頂面図である。
【図6】図5の線6─6に沿った側面図である。
【図7】図2の中心に示すX─パターンレーシング連結部の拡大部分頂面図である。
【図8】図4の線8─8に沿ったK─パターンレーシング連結部の拡大断面図である。
【図9】図8の線9─9に沿ったK─パターンレーシング連結部の側面図である。
【図10】図4に示す長さ調整可能な間隔部材の拡大部分立面図である。
【図11】図10の線11─11に沿った長さ調整可能な間隔部材の部分切取り図である。
【図12】図2および図7に示すX─パターンレーシング連結部の斜視図である。
【図13】蟻継ぎ連結の特徴を示す図12のX─パターンレーシング連結部の分解図である。
【図14】図12に示す保持板の頂平面図である。
【図15】クレーンブームセグメントを構成するために合わせコネクタにより個々の自己支持性柱を互いに連結する方法を示す本発明の一特徴の別の実施例の立面図である。
【符号の説明】
10 クレーン
14 マスト
18 ブーム
22 ジブ
26 支柱
30、31、32、33 クレーンブームセグメント
34 弦部材
35 コネクタ
36 永久レーシング要素
38 部分的レーシング要素
37 対角線状部分的レーシング要素
46 合わせコネクタ
42、44 ブームセグメント部分
50 テーパな蟻継ぎコネクタ
54 K─パターン連結部
58 X─パターン連結部
62 雄部材
66 雌部材
70 板部材
74 垂直レーシング要素
86 長さ調整可能な間隔部材
90 剛性レーシング要素
102 ターンバックル組立体
122 ねじロッド
126 ターンバックル
130 ターンバックルスリーブ
134 ピン
138 穴
140 係止板
144 保持板
146 保持ボルト穴
148 保持ボルト
152 係止ボルト
156 蟻継ぎテーパ部
160 ねじ立てジャッキング穴

Claims (37)

  1. 輸送容易な複数の部分に長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントにおいて、上記部分は各々、
    (a)少なくとも2つの弦部分と、
    (b)これらの少なくとも2つの弦部材に恒久的に装着され、且つこれらを隔置する複数のレーシング要素と、
    (c)複数の部分的レーシング要素とを備えており、各部分的レーシング要素は、上記少なくとも2つの弦部材に恒久的に取り付けられた第1端部と、第2端部とを有し、少なくとも2つの部分的レーシング要素の第2端部は、蟻継ぎコネクタ要素に連結された板部材で終端し、この蟻継ぎコネクタ要素は、前記複数の部分の別の部分の弦部材に装着された複数の部分的レーシング要素の1つ或いはそれ以上の対応する端上の蟻継ぎコネクタ要素に連結可能とされ、
    各蟻継ぎコネクタ要素はテーパな蟻継ぎコネクタ要素よりなる
    ことを特徴とするクレーンブームセグメント。
  2. 各セグメントは2つの弦部材を備えており、更に上記2つの弦部材に恒久的に取り付けられ、これらの弦部材を隔置する少なくとも1つのレーシング要素を備えていることを特徴とする請求項1に記載のクレーンブームセグメント。
  3. クレーンブームセグメントの両側の部分的レーシング要素間に配置されてこれらの部分的レーシング要素と他の部分の部分的レーシング要素とを整合し易くする少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載のクレーンブームセグメント。
  4. 上記少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材はターンバックル組立体によって調整可能であることを特徴とする請求項3に記載のクレーンブームセグメント。
  5. 対応する部分的レーシング要素の蟻継ぎコネクタ要素が連結されて、剪断力、引張力および圧縮力よりからなる群から選択された力に対して耐性である蟻継ぎコネクタを構成することを特徴とする請求項1に記載のクレーンブームセグメント。
  6. 蟻継ぎコネクタは、約100,000lbsの引張力および圧縮力および約60,000lbsの剪断力に対して耐性であることを特徴とする請求項5に記載のクレーンブームセグメント。
  7. 蟻継ぎテーパ部は略15°の角度を有していることを特徴とする請求項1に記載のクレーンブームセグメント。
  8. 複数の部分は2つの部分よりなることを特徴とする請求項1に記載のクレーンブームセグメント。
  9. 輸送容易な複数の部分に長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントにおいて、上記部分は各々、
    (a)少なくとも2つの弦部材と、
    (b)上記弦部材に恒久的に連結され、且つ上記弦部材を隔置する複数のレーシング要素と、
    (c)複数の部分的レーシング要素とを備えており、各部分的レーシング要素は、上記少なくとも2つの弦部材のうちの一方に恒久的に取付けられた第1端部と、他方の部分の弦部材に取付けられた複数の部分的レーシング要素の1つまたはそれ以上の対応端部に連結可能な第2端部とを有しており、上記部分のうちの少なくとも一方は、
    (d)部分の両側の部分レーシング要素間に配置され、連結されて、これらの部分レーシング要素と他方の部分の部分レーシング要素とを整合し易くする少なくとも1つの長さ調整可能な間隔要素を備えていることを特徴とするクレーンブームセグメント。
  10. 複数の部分的レーシング要素各々の第2端部は合わせコネクタによって上記他方の部分の弦部材に取付けられた上記複数の部分レーシング要素の上記1つまたはそれ以上の対応端部に連結可能であることを特徴とする請求項9に記載のクレーンブームセグメント。
  11. 合わせコネクタは蟻継ぎコネクタよりなることを特徴とする請求項10に記載のクレーンブームセグメント。
  12. 各合わせコネクタは2つまたはそれ以上の部分的レーシング要素に取付けられていることを特徴とする請求項10に記載のクレーンブームセグメント。
  13. 上記少なくとも1つの長さ調整可能な間隔要素はターンバックル組立体によって調整可能であることを特徴とする請求項9に記載のクレーンブームセグメント。
  14. 合わせ蟻継ぎコネクタ要素を位置決めした複数の部分を備え、合わせ蟻継ぎコネクタ要素は、前記蟻継ぎコネクタ要素をいっしょに引いて係止することができる係止ボルトと、V形の凹部を備えたプレートとを有し、前記プレートは、前記凹部内に前記係止ボルトを受け入れて、前記係止ボルトが緩むのを防止し、前記合わせ蟻継ぎコネクタ要素は、前記複数の部分を連結して、クレーンブームセグメントを形成するように働く、
    ことを特徴とする長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  15. 上記複数の部分の各々は
    (a)少なくとも1つの弦部材と、
    (b)複数の部分的レーシング要素とを備えており、各部分的レーシング要素は弦部材に恒久的に取付けられた第1端部と、上記蟻継ぎコネクタ要素のうち1つに取付けられた第2端部とを有することを特徴とする請求項14に記載の長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  16. 前記複数の部分の各々は、12フィート11インチ以下の高さ及び9フィート5インチ以下の幅を有する、請求項14に記載の長手方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  17. 上記複数の部分のうち少なくとも1つは、上記複数の部分を連結してクレーンブームセグメントを構成することができるように、蟻継ぎコネクタを整合し易くするように作用する少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材を更に備えていることを特徴とする請求項14に記載の長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  18. 複数の部分を備え、これらの部分のうち少なくとも1つは、ターンバックルと摺動可能なターンバックルスリーブとを備えた、少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材を有しており、このターンバックルスリーブは、前記間隔部材を調整するために、前記ターンバックルにアクセス可能なように働き、一旦前記間隔部材が調整されたら、前記ターンバックルに係合して、前記ターンバックルが回転するのを防止するような形態とした内表面を有し、この少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材は、上記複数の部分を連結してクレーンブームセグメントを構成することができるように、上記複数の部分の整合を行うことができるように作用することを特徴とする長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  19. 上記複数の部分の各々は更に、クレーンブームセグメントを構成するために上記複数の部分を連結するように作用する複数の合わせコネクタ要素を備えていることを特徴とする請求項18に記載の長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  20. 複数の合わせコネクタ要素は蟻継ぎコネクタ要素よりなることを特徴とする請求項19に記載の長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  21. 前記複数の部分の各々は、12フィート11インチ以下の高さ及び9フィート5インチ以下の幅を有する、請求項18に記載の長手方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  22. 複数のブームセグメントを有するブームを備えたクレーンであって、これらのブームセグメントの少なくとも1つは、複数の部分に長さ方向に分割可能なものにおいて、上記部分は各々、
    (a)少なくとも1つの弦部材と、
    (b)複数の部分的レーシング要素とを備えており、各部分的レーシング要素は、上記少なくとも1つの弦部材に恒久的に取付けられた第1端部と第2端部とを有し、少なくとも2つの部分的レーシング要素の第2端部は、フレーム部材で終端し、
    (c)さらに、複数の合わせ蟻継ぎコネクタ要素を有し、各々のコネクタ要素は、1つ或いはそれ以上の部分的レーシング要素の第2端部の前記フレーム部材に取り付けられ、蟻継ぎコネクタ要素は、前記複数の部分の別の1つの弦部材に取り付けられた複数の部分的レーシング要素の端に連結された1つ或いはそれ以上の対応する蟻継ぎコネクタ要素に連結可能であって、Xパターンコネクション及びKパターンコネクションの1つを形成し、
    各蟻継ぎコネクタ要素はテーパな蟻継ぎコネクタ要素よりなる
    ことを特徴とするクレーン。
  23. 輸送容易な複数の部分に長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントであって、上記部分は各々、
    (a)少なくとも1つの弦部材と、
    (b)複数の部分的レーシング要素とを備えており、各部分的レーシング要素は、上記少なくとも1つの弦部材に恒久的に取付けられた第1端部と、前記複数の部分の別の1つの弦部材に取り付けられた複数の部分的レーシング要素の1つ或いはそれ以上の対応する端に連結可能な第2端部とを有し、
    (c)さらに、クレーンブームセグメントの両側の部分的レーシング要素間に配置され、連結されて、これらの部分的レーシング要素と他方の部分の部分的レーシング要素とを整合し易くする少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材を有し、この間隔部材は、
    (1)ターンバックルと、
    (2)摺動可能なターンバックルスリーブとを有し、このターンバックルスリーブは、ターンバックルへのアクセスを可能にして、前記間隔部材を調整し、さらに、一旦前記間隔部材が調整されたらターンバックルに係合して、ターンバックルが回転するのを防止する、
    ことを特徴とするクレーンブームセグメント。
  24. 対応する部分的レーシング要素の蟻継ぎコネクタ要素は、蟻継ぎコネクタ要素を押し離すことが可能なジャッキボルトをさらに有する、請求項1に記載のクレーンブームセグメント。
  25. 前記係止コネクターは、1つの蟻継ぎコネクタ要素内のボルトと、対応する蟻継ぎコネクタ要素内のネジ切られた穴とを有する、請求項14に記載の長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメント。
  26. 対応する部分的レーシング要素の蟻継ぎコネクタ要素は、蟻継ぎコネクタ要素をいっしょに引くことが可能な係止コネクターを有する、請求項1に記載のクレーンブームセグメント。
  27. 前記係止コネクターは、1つの蟻継ぎコネクタ要素内のボルトと、対応する蟻継ぎコネクタ要素内のネジ切られた穴とを有する、請求項26に記載のクレーンブームセグメント。
  28. (a)各々が少なくとも3つの弦部材と、複数のレーシング要素とを有する複数の部分とを備え、上記複数のレーシング要素は、各部分が自己支持性柱を構成するように少なくとも3つの弦部材間に連結されており、
    (b)上記複数の部分の各々に位置決めされた複数の合わせコネクタ要素を備え、上記複数の合わせコネクタ要素は他の部分に位置決めされた合わせコネクタ要素と嵌め合うように作用し、それにより上記複数の部分を連結して連結自己支持性柱で出来たクレーンブームセグメントを組み立てるようになされ、
    上記複数の合わせコネクタ要索はテーパな蟻継ぎコネクタ要素よりなることを特徴とする分割可能なクレーンブームセグメント。
  29. 各々がテーパな蟻継ぎ部を有する雄および雌蟻継ぎコネクタ要素を備え、雄および雌蟻継ぎコネクタ要素の蟻継ぎテーパ部が係合して耐力性ジョイントを構成することを特徴とするクレーンブームの部分を連結する蟻継ぎコネクタ。
  30. テーパ部が略15°の角度を有することを特徴とする請求項29に記載の蟻継ぎコネクタ。
  31. 耐力性ジョイントは剪断力、引張力および圧縮力よりなる群から選択された力に対して耐性であることを特徴とする請求項29に記載の蟻継ぎコネクタ。
  32. 耐力性ジョイントは約100,000 1bsの引張力および圧縮力および約60,000 1bsの剪断力に対して耐性であることを特徴とする請求項31に記載の蟻継ぎコネクタ。
  33. 複数の合わせ蟻継ぎコネクタ要素は係止ボルトによって連結されていることを特徴とする請求項29に記載の蟻継ぎコネクタ。
  34. (a)各々が複数のテーパな蟻継ぎコネクタ要素を位置決めした複数のブームセグメント部分を用意する工程と、
    (b)隣接したブームセグメント部分の蟻継ぎコネクタ要素を連結してクレーンブームセグメントを構成する工程とを有することを特徴とする長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントを組み立てる方法。
  35. 上記工程で(a)で用意された複数の長さ方向のブームセグメント部分のうち少なくとも1つが更に少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材を備えており、更に複数の蟻継ぎコネクタ要素が整合されるように、少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材の長さを調整する工程とを有することを特徴とする請求項34に記載の長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントを組み立てる方法。
  36. (a)複数の部分的レーシング要素をその第1端部で恒久的に取付けた少なくとも1つの弦部材を各々が備えた複数の部分を用意する工程を有し、この際、上記部分的レーシング要素の他端部には、上記複数の部分のうち他の1つ部分の弦部材に取り付けられた部分的レーシング要素上のコネクタ要素と嵌め合うための合わせコネクタ要素が設けられており、
    (b)隣接した部分の合わせコネクタ要素を連結してクレーンブームセグメントを構成しる工程を有し、
    上記工程(a)で用意された合わせコネクタ要素は、テーパな蟻継ぎコネクタ要素よりなることを特徴とする長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントを組み立てる方法。
  37. 上記工程(a)で用意された複数部分は、更に少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材を備えており、更に複数の合わせコネクタ要素が整合されるように少なくとも1つの長さ調整可能な間隔部材の長さを調整する工程を有することを特徴とする請求項36に記載の長さ方向に分割可能なクレーンブームセグメントを組み立てる方法。
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