JP3563690B2 - 放電加工機の加工電極を導入する装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放電加工機の電極駆動系に加工電極、特に、ワイヤ電極または棒状さらもみ電極を導入する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
放電加工機は、導電性工作物と加工電極との間の電気的火花放電によって工作物を加工するのに使用される。特に、工作物をワイヤ電極によってカットできるか、棒状さらもみ電極によって穿孔加工またはみぞ切加工できる。この場合、工作物の材料粒子以外に、加工電極自体も切除される。従って、新しい電極材料を絶えず供給する必要がある。このため、例えば、ボビンからワイヤ電極を引出すか、放電加工機の作業ゾーンを介してロッド状加工電極を導入する。
【0003】
供給のため、まず、新しい加工電極を調整する。この場合、供給に適切な位置にセットする必要がある(以下では、“加工電極の導入”と呼ぶ)。対応する調整、導入装置は、ヨーロッパ特許第0161657号(“工作機械においてワイヤ状または帯状切断電極を供給する装置”)および日本特許185322/93(“電気式ワイヤ放電加工機”)に記載されている。双方の事例において、調整は手操作で行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、電極駆動系への供給のために、放電加工機の加工電極、特に、ワイヤ電極または棒状さらもみ電極を調整する改良された装置および改良された方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は、請求項1の対象によって、即ち、加工電極の吸引および送りのための少なくとも1つの吸引・送給手段と;電極送給方向へ見て吸引・送給手段の前に設けた流体圧消失のための少なくとも1つの圧力平衡手段とを有する形式の放電加工機の電極駆動系に加工電極、特に、ワイヤ電極または棒状さらもみ電極を導入する装置によって解決される。
【0006】
本発明の課題は、更に、装置請求項26の対象によって、即ち、加工電極を導入するための少なくとも2つの装置を含み、各加工電極を選択的に供給するため電極駆動系の入口部材に対して移動できる電極交換装置によって解決される。
【0007】
更に、本発明の課題は、方法請求項27の対象によって、即ち、外側ノズルとして構成された主ノズルと内側ノズルとの間に流体を噴射し、かくして、内側ノズルのボア内に負圧を形成し、吸引された加工電極を送給し、この際、主ノズルに前置の少なくとも1つの圧力平衡手段内で流体圧を消失させることを特徴とする、放電加工機の電極駆動系に加工電極、特に、ワイヤ電極または棒状さらもみ電極を導入する方法によって解決される。
【0008】
加工電極の調整のための公知の装置および方法とは異なり、本発明にもとづき、調整装置に導入する際も加工電極を吸引できる。これは、補助手段を使用せずに手操作ではほぼ操作不可能な微細なエロージョンワイヤ(電極)の場合に特に有利である。かくして、放電加工機の使用分野が、新規の用途のために拡大され、特に、作業者の作業費が、著しく節減される。更に、加工電極の吸引、送給時に形成された圧力を圧力平衡または放圧手段によって装置内で装置入口の方向へ少なくとも十分に低下させ、かくして、例えば、圧力形成流体が装置入口において不測に流出するのを回避できる。
【0009】
従属請求項2−22は、本発明に係る装置の有利な実施態様に関する。
【0010】
特に、請求項2にもとづき、吸引・送給手段は、本質的に主軸線に沿って配置された主ノズルを含む。流体を主ノズル内に噴射できる。噴射側で主ノズル内に流体を噴射することによって、まず、加工電極を吸引する負圧が形成され、次いで、吸引された加工電極を送給できる。
【0011】
かくして、吸引・送給手段を特に簡単に装備できる。更に、加工電極を、吸引操作に使用された流体とともに、放電加工機の電極駆動系によって更に移送できる。
【0012】
請求項3では、主ノズルは、内側ノズルと、外側ノズルと内側ノズルとの間に狭窄して延びる流動間隙とを有する外側ノズルとして構成されている。流体は、主ノズルの内壁と内側ノズルの外壁との間の流動間隙内に噴射される。加工電極は、内側ノズルのボアを介して、まず、吸引され、次いで、操作される。
【0013】
即ち、吸引操作に必要な負圧を特に簡単に且つ有効に形成できる。これは、請求項4にもとづき更に改善される。
【0014】
請求項5にもとづき、主ノズルとは反対側にあるボアの入口の前に、本質的に主軸線に沿って、少なくとも1つの放圧チャンバが圧力平衡手段として設けてある。装置の入口へ向かって流動する流体は、放圧チャンバにおける流体の過圧の消失後、上記放圧チャンバから排出路を介して排出できる。
【0015】
放圧チャンバは、圧力平衡に特に好適である。この場合、流体は、チャンバ内に逃げた場合、チャンバ内に堆積し、チャンバ内に流体が充満した場合は特に、流動エネルギを喪失する。流体は、放圧チャンバ内の圧力に対応して、放圧チャンバの排出路を介して装置から放出される。かくして、流体が、例えば、本発明に係る装置の入口から、不測に且つランダムに流出するのが避けられる。
【0016】
装置は、2つまたはより多数の放圧チャンバを含む(請求項6)。基本的には、唯一つの放圧チャンバを使用すれば十分である。しかしながら、不測の流体流出を妥当な経費でできる限り十分に避けるため、順次に配置した2つまたは複数の放圧チャンバを使用し、これらチャンバによってカスケード状に圧力消失を行うのが合目的的である。
【0017】
更に、流体を放圧チャンバから排出路を介して本質的に重力に抗して排出できれば好ましい(請求項7)。基本的に、任意の方向へ流体を排出できる。しかしながら、これは、重力に抗して行うのが好ましいので、チャンバ内に負圧が支配する場合に限り、排出が起きる。放電加工機の電極駆動系内の加工電極の送り中、例えば、系内にある背圧にもとづき、流体は放圧チャンバ内に侵入する。これは、若干の圧力下または背圧下で起きるので、流体の一部は、加工電極に沿う流れとして放圧チャンバを横切る。しかしながら、他の部分は、放圧チャンバ内に残存するので、放圧チャンバ内には流体が充填される。流体が、放圧チャンバ内に充満すると直ちに、流体は、加工電極に沿って、残余の静止流体によって制動、偏向され、場合によっては、うず流化され、従って、放圧チャンバ内または放圧チャンバ後の流体圧が、明らかに減少される。従って、放圧チャンバ内の流体圧は、過圧に増大し、流体は、重力に抗して排出路から排出される。
【0018】
基本的に、排出は、例えば、排出路が十分に小さい径を有する場合も、重力によって達成できる。しかしながら、上記目的は、上述の方式でより簡単に且つより有効に達成される。
【0019】
請求項8−13にもとづき、調整された加工電極を保持するための保持手段に関して本発明の有利な構成が得られる。
【0020】
請求項14にもとづき、主ノズルの後ろには本質的に主軸線に沿って、加工電極を切断するための切断手段が設けてある。
【0021】
切断手段によって、例えば、調整後のワイヤ状加工電極を本発明に係る装置において切断することができる。更に、加工電極は、一般に、有限の巻回ロールから供給されるので、引出操作の終了時にロール上にあるまたは電極駆動系外にある部分片から人手を要せずに加工電極を切断できるよう、切断装置が必要である。
【0022】
請求項15−19は、切断手段およびその周辺の有利な実施態様に関する。請求項20−25は、基本的な切断作業および本発明に係る装置と電極駆動系との有利な組合せに関する。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施形態および添付の図面を参照して、以下に、本発明の他の特徴および利点を詳細に説明する。
【0024】
図1に、加工電極10(例えば、ワイヤ電極または微小さらもみ放電加工機に使用される、円筒形横断面または微小パタンを有する棒状微小電極)を導入できる本発明に係る導入、調整装置Vの実施形態の縦断面図を示した。装置の中心範囲には、破線で示した入口範囲Eおよび出口範囲Aを有するノズル20(以下では主ノズル20と呼ぶ)が設けてある。主ノズル20は、図1に同じく破線で示した電極調整装置Vの主軸線Hに沿って設けてある。
【0025】
主軸線Hは、以下において、本発明に係る装置Vの各コンポーネントの相対位置を記述するための配位補助手段として役立つ。更に、ノズル20の出口Aから入口Eへ向く主軸線Hに沿う方向(方向矢印PRで示した)が定められる。この方向は、加工電極の走行方向を示すものである。
【0026】
主ノズルは、主軸線Hに沿って入口Eから出口Aへ向かって狭窄する開口を有し主軸線Hと同心をなすリングの形の外側ノズル20として構成されている。この狭窄は、リングの内部範囲のリング壁が凸の横断面を有するよう、行われている。
【0027】
外側ノズル20の前には、外側ノズル20の内部に達する補完の内側ノズル30が設けてある。内側ノズル30は、同じく、主軸線と同心のリングとして構成されている。ボア80の後部範囲の横断面は、一定である。リングの外側壁は、上記範囲において、第1ノズル20へ向かって狭窄する。この狭窄は、リングの外側範囲のリング壁が凹の横断面を有するよう行う。従って、外側ノズル20に内側ノズル30を導入できる。
【0028】
実施形態にもとづき、対向片30の凸の外側壁と外側ノズル20の凹の内壁との間に、なお、主軸線Hと同心の流動間隙40が残存する程度に、内側ノズル30を外側ノズル20に導入する。流動間隙40は、外側ノズル20の入口範囲Eにおいて、更に、第1ハウジング50および第2ハウジング60によって形成され、従って、上記範囲において外方へ閉鎖されている。他方、外側ノズル20の出口範囲Aでは、流動間隙40は外方へ開放している。
【0029】
流動間隙40には、入口範囲Eの第1供給路70を介して流体(例えば、水)を供給できる。上記流体は、主軸線Hと同心の流動間隙40を介して分配され、−流動間隙40は、外側ノズル20の入口範囲Eにおいて外方へ閉鎖されているので−外側ノズル20の出口Aを介して外方へ流れる。従って、対向片30のボア80には、内側ノズル30の前で対応する吸引作用によって検知される負圧が生ずる。
【0030】
対向片30の前部出口は、第1吸引ノズル90として構成されている。上記ノズルの前には、第1放圧チャンバ100(その機能は以下に詳細に説明する)、第2吸引ノズル、第2放圧チャンバ120,電極案内130,クランプ装置140および第3吸引ノズル150が設けてある。
【0031】
本発明に係る装置Vの上述のコンポーネントは、加工電極10の吸引、送給および保持のために使用される。
【0032】
加工電極10を吸引する場合、クランプ装置140を(図示の如く)開放状態にセットする。次いで(または以前に既に)、第1供給路70を介して流動間隙40に流体(例えば、水)を供給する。これを第1矢印P1で示した。
【0033】
流体は、主ノズルの出口Aへ流れ、かくして、ボア80内に負圧を誘起し、従って、第1放圧チャンバ100および第2放圧チャンバ120内にも負圧を誘起する(この場合、放圧チャンバの以下に説明する排出路160,170は閉じられている)。この負圧にもとづき、第4ノズル150の前には吸引作用が生ずる。さて、加工電極10を第4ノズルの近傍に置くと、上記電極は、第3吸引ノズル150、クランプ装置140,130電極案内120,第2吸引ノズル110,第1放圧チャンバ100,第1吸引ノズル90およびボア80を介して吸引される。
【0034】
加工電極10が、主ノズルの出口範囲Aに達し、かくして、流体と接触すると直ちに、吸引作用の代わりに摺動作用が現れる。この摺動作用は、流動する流体と加工電極との間の摩擦力によって生ずる。この場合、加工電極10は、流体とともに主ノズルの出口に移動される。
【0035】
この系状態では、流体は、概ね、主ノズルの出口方向へ排出される。しかしながら、流体の一部は、加工電極10に沿ってボア80を介して第1,第2放圧チャンバ160,120に送られる。かくして、第1,第2放圧チャンバ100,120内には、圧力が形成される。この場合、第1放圧チャンバ100内の圧力は、第2放圧チャンバ120内の圧力よりも大きい。この圧力を再び消失させる場合、第1排出路100および第2排出路170を開く。これを第2,第3矢印P2,P3で示した。
【0036】
以下に、上述のコンポーネントの機能を詳細に説明する。
【0037】
最終的に、加工電極が、当該の用途に対応して十分に導入されたならば直ちに、流体の供給を停止する。あらかじめ、同時にまたは次いで、クランプ装置140を閉じて加工電極を到達位置に保持する。
【0038】
クランプ装置140は、例えば、第1高圧チャンバ190によって囲まれた加硫ゴムリングからなる。クランプ装置140を閉じる場合、この第1高圧チャンバ190に流体(例えば、空気)を導入する(これを第4矢印P4で示した)。かくして、加硫ゴムリングが変形され、従って、加工電極10が固定される。
【0039】
主ノズル20の後ろには、切断装置200が設けてある。切断装置200は、主軸線Hとに同心に固定されたリング状刃210と、主軸線Hに垂直にリング状刃210に対して可動な刃220とを含む。刃220は、例えば、複動ピストンによって、第3供給・排出路230を介する圧力供給または圧力放出にもとづき、液圧的に往復運動される。しかしながら、機械的駆動手段、ピストンおよびばねの組合せなども考えられる。加工電極10をリング状刃210を通過させ、次いで、刃220を主軸線Hに沿って下降すれば、加工電極10は、切断点240において切断される。
【0040】
切断装置200は、更に、板ばね250を含む。板ばね250は、リング状刃210を支持した保持プレート260を保持プレートに沿って摺動される刃220に押圧する。かくして、リング状刃210とプリズム状刃220との間に間隙が生ずるのが阻止される。これは重要である。なぜならば、さもないと、切断箇所がきれいに仕上がらないか、加工電極が切断されずに折曲げられるからである。基本的に、これは、プリズム状刃220の極めて正確な案内によって保証される。しかしながら、板ばね250を使用する実施形態は、価格的に妥当である。
【0041】
上述の機械的切断装置の代わりに、他の任意の切断装置を使用できる。特に、電極の延伸、延伸および加熱および/または溶融による電極切断装置も考えられる。
【0042】
調整後の加工電極10を本発明に係る装置Vにおいて切断するために、切断装置200’が必要である。加工電極10は、一般に、有限の巻回ロールから供給されるので、引出操作の終了時にロール上にあるまたは電極駆動系外にある部分片から加工電極を分離するため、切断装置200が必要である。
【0043】
板ばねの中心範囲の下方には、接続開口270が設けてある。この接続開口270には、他の電極案内の入口部材300に可動に結合された管状結合部材280を導入できる。かくして、上述の装置Vを以降の電極案内と結合できる。別の方策として、管状結合部材を本発明に係る装置Vの部分として構成し、他の電極案内の範囲に接続開口を設けることができる。
【0044】
管状結合部材280は、他の電極案内の第2高圧チャンバ310に、主軸線Hに沿って第2高圧チャンバ310に対して可動に支持されている。第2高圧チャンバ310は、主軸線Hと同心に配置されている。管状結合部材280には、第2高圧チャンバ310の壁部で終わり、かくして、上記チャンバを2つの部分範囲に分割するピストン320が構成されている。第4供給路290は、ピストン320の後ろに設置され、即ち、後部範囲に開口する。第5供給路330は、ピストン320の前に設置され、即ち、前部範囲に開口する。
【0045】
流体が、ピストン320の後ろの第4供給路290を介して第2高圧チャンバ310の後部範囲に供給されると、ピストン320および管状結合部材280は、前方へ移動され、管状結合部材280は、接続開口270に導入される(第6矢印P6で示した)。他方、流体が、ピストン320の前の第5供給路330を介して第2高圧チャンバ310の前部範囲に供給されると、ピストン320および管状結合部材280は、後方へ移動され、接続が、再び断たれる(第7矢印P7で示した)。
【0046】
図2に、図1の本発明に係る装置を二重に設けた放電加工機の略断面図を示した。図2に詳細に示した如く、電極ボビンの貯蔵容器400、電極調整・交換装置500および本来の放電加工機700が設けてある。
【0047】
図示の実施形態の場合、電極ボビンの貯蔵容器400は、4つの電極ボビン410,420,430,440を含む。これらのボビンは、太さ同一の電極を含むボビンである。しかしながら、性質が全く異なる(材料または品質が異なる)加工電極を使用できる。更に、電極ボビンの代わりに、棒状電極も調整できる。
【0048】
第1加工電極10は、第1ボビン410ひから部分的に引出され、第2加工電極10’は、第2ボビン420から部分的に引出され、電極調整・交換ユニット500のコンポーネントに導入される。第3,第4電極ボビン430,440は、予備品である。
【0049】
電極調整・交換ユニット500は、本発明に係る2つの装置V,V’を含む。本発明に係る装置V,V’は、主軸線が水平をなす状態で、本来の放電加工機700に対して且つ水平な主軸線に垂直に摺動できる摺動部材510に設けてある。このため、摺動部材510は、フレーム530に固定された垂直なレール520に沿って移動できる。摺動部材510の位置決めは、駆動手段(図示してない)によって駆動部材540を介して行う。
【0050】
本発明に係る装置V,V’の前には、それぞれ、2つのロール550,560;550’,560’が設けてあり、この場合、第1ロールは、弾性部材570;570’に懸架されている。第1加工電極10は、第1ロール対550,560のまわりに逆方向へ案内される(即ち、まず、第1ロール550のまわりに時計方向へ案内され、次いで、第2ロール560のまわりに逆時計方向へ案内される)。第2加工電極10’は、第1ロール対550’,560’のまわりに逆方向へ案内される。次いで、第1加工電極10は、本発明に係る第1装置Vに導入され、第2加工電極10’は、本発明に係る第2装置V’に導入される。
【0051】
摺動部材510の後ろには、レール520に平行に延びフレーム530に固定されたホルダ580に、3つの電極案内の3つの入口部材300,300’,300”が垂直に重ね合せて設けてある。中心の入口部材300’は、本来の放電加工機700の電極案内710の入口部材である。他方、上部入口部材300および下部入口部材300”は、本発明に係る装置V,V’の第1供給路70,70’からの流体および電極残部の排出に役立つ電極処理路590;600にのみ結合されている。
【0052】
図2に、第1位置にある摺動部材510を示した。この第1位置では、本発明に係る装置Vは、第1管状結合部材280を介して本来の放電加工機700の電極案内710の中心入口部材300’に結合される。同時に、本発明に係る第2装置V’は、第2管状結合部材280’を介して下部電極処理路600の下部入口部材300”に結合される。
【0053】
摺動部材510は、駆動部材540を介してレール520に沿って第2位置に摺動される(図示してない)。このため、場合によっては、本発明に係る装置V,V’および摺動部材510の第1位置の対応する入口部材を介して延びるワイヤ10;10’を切断装置200;200’によって切断する必要がある。あらかじめ、同時にまわりに次いで、管状結合部材280;280’を開放できる。開放が行われたならば直ちに、摺動部材510をレール520に沿って摺動させることができる。この場合、本発明に係る第1装置Vが第1電極処理路590の上部入口部材300の前に設置され、本発明に係る第2装置V’が本来の放電加工機700の電極案内710の中心入口部材300’の前に設置されるよう、上記摺動を行う。次いで、本発明に係る装置V;V’を対向する当該の入口部材300;300’に結合する。摺動部材510の双方の位置の間で、任意の頻度で往復運動を実施できる。
【0054】
摺動部材510の図示の第1位置において、第1加工電極10は、第1ロール410から本発明に係る第1装置Vおよび中心入口部材300’を介して本来の放電加工機の電極案内710に導入される。次いで、上記電極は、本来の放電加工機700を介して案内される(以下で詳細に説明する)。従って、第1加工電極10による工作物720の加工が行われる。
【0055】
第2加工電極10’は、既に調整され、即ち、本発明に係る第2装置V’に上述の如く導入されている。導入操作中、第1供給路70’を介して供給された流体は、第2管状結合部材280’、下部入口部材300”および下部電極処理路600を介して排出される。導入操作の終了時、加工電極10’(または10)の端部が接続開口270’(または270)にあるよう、まず、加工電極10’を十分に導入し、次いで、下部電極処理路600に視認されるか上記処理路から出ている場合、切断装置200’によって切断点240において切断する。切断された電極端は、第1供給路70の流体によって下部電極処理路600を介して処理される。電極センサ(図示してない)を併せてまたは代わりに使用することもできる。
【0056】
かくして、僅かな時間ロスで電極交換を実施できる。更に、作業者不在の状態において、本来の放電加工機を比較的長時間運転できる。
【0057】
摺動部材510の図示の第1位置において、第1加工電極10を中心入口部材300’、本来の放電加工機の電極案内710、第1方向変更ロール730,第2方向変更・制動ロール740および工作物720を介して第3方向変更ロール750および引出ロール760のまわりに案内される。この場合、本来の放電加工機の管状電極案内710への導入時、本発明に係る第1装置Vの第1供給路70の流体によって工作物720まで加工電極10を移送する。この場合、逆流を避けるため、工作物に向く管状電極案内710の端部に大きい開口を設ければ合目的的である。他方、本来の放電加工機の運転中、導入操作の終了後、上記開口の代わりに、ジェット流形成のため小さい開口が必要であるので、バイパス弁によってこの目的を達成すればよい。
【0058】
例えば、図2の構造の放電加工機の機能は、下記の如く総括される:
−調整のため、加工電極10,10’を吸引、固定、切断する。吸引のため、本発明に係る装置Vを電極処理路590または600に結合し、かくして、調整位置に置く。第1,第2排出路160;170を閉鎖し、クランプ、装置140を開き、刃220を同じく開く。第4供給路290に圧力を供給して管状結合部材280を接続する。次いで、第1供給路70を介して流体を供給する。特に調整位置では、出口の背圧は低い。なぜならば、電極処理路590,600は、比較的短い管片であるからである(他の位置では、場合によっては、他の方式で、低い背圧を保証する必要がある)。従って、主ノズル20の出口範囲Aには、特に高い流動速度を達成できる。かくして、同じく、第4ノズル150の入口には特に強い吸引作用が生ずる。
−自動電極交換の場合、まず、古い加工電極10;10’を切離す。第5供給路330に圧力を供給して管状結合部材280;280’を後退させる。新しい加工電極10;10’が電極供給路710に達するよう、全摺動部材510を電極調整ユニットV,V’とともに摺動する。第1,第2排出路160;170を開き、クランプ装置140を開き、刃220を同じく開く。さて、装入位置において第4供給路290に圧力を供給して結合部材280;280’を再び結合する。次いで、第1供給路70を介して流体を再び供給する。(工作物720の上方の)作業ヘッドの範囲には、電極交換時に、導入ノズルの圧力低下を避けるため、開かれる放圧弁(図示してない)が設けてある。かくして、本来の放電加工機の供給部分を介する加工電極の送りのため必要な体積流を形成できる。
−工作物720の範囲の作業ゾーンへの加工電極10;10’の自動的導入は、自動電極交換時の導入操作と同様に行う。しかしながら、上記範囲について、導入ジェット流の全圧力を形成するため、作業ヘッドの放圧弁を閉じる。
【0059】
上述の放電加工機は、各種の態様で使用できる。一方では、第1電極ロールの消費後に電極交換を自動的に実施できる。他方では、1つの(または複数の)工作物を異種の電極で順次に自動的に加工するため、電極交換を行うことができる。更に、本発明に係る多数の装置によって上記運転方式を拡張できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の実施形態の縦断面図である。
【図2】図1の本発明に係る装置を二重に組込んだ放電加工機の略縦断面図である。
【符号の説明】
V,V’ 電極調整装置
10,10’ 加工電極
20,30,40,70 吸引・送給手段
100,120;160,170 圧力平衡手段
590,600,710 電極駆動系
Claims (25)
- 放電加工機の電極駆動系(590、600、710)に加工電極を導入する装置において、
a)加工電極(10、10’)の送給軸の主軸線(H)に沿って、かつ送給方向に流体流を生成して前記加工電極(10、10’)が前記流体流に接するまでは該流体流により生ぜられた負圧にしたがって前記加工電極(10、10’)を吸引し、前記加工電極(10、10’)が前記流体流に接した後には該流体流により前記加工電極(10、10’)を放電加工機の電極駆動系(590、600、710)まで前記送給方向に送給する吸引・送給手段(20、30、40、70)と、
b)前記吸引・送給手段(20、30、40、70)の前段に設けられ前記吸引・送給手段(20、30、40、70)の流体流により生ぜられた前記負圧にしたがって前記加工電極(10、10’)を前記流体流まで送り込む吸引路と、
c)前記流体流の前記吸引路への逆流により上昇した当該吸引路の圧力を低減する圧力低減手段を含む圧力平衡手段(100、120、160、170)と、
を有する装置。 - 前記吸引・送給手段(20、30、40、70)が、
a)主軸線(H)に沿って配置され、かつ前記加工電極(10、10’)を送給する方向に向けられた主ノズル(20)と、
b)前記主ノズル(20)内に流体を噴射して前記加工電極(10、10’)を送給方向に送る流体流を生成する流体流生成手段と、
を備え、前記主ノズル(20)に流体を噴射することによって、前記吸引路に、まず、加工電極(10、10’)を吸引する負圧を形成し、次いで、該負圧により前記吸引路を経て前記流体流まで吸引された加工電極(10、10’)を当該流体流により送給する
ことを特徴とする請求項1記載の装置。 - a)外側ノズルとしての主ノズル(20)と内側ノズル(30)とを備え、前記主ノズル(20)と内側ノズル(30)との間に狭窄して延びる流動間隙(40)とを有し、
b)前記主ノズル(20)の内壁と内側ノズル(30)の外壁との間の流動間隙(40)内に流体を噴射して主軸線(H)に沿って前記主ノズルに形成された出口に向けて流体流を形成し、
c)加工電極(10、10’)が、前記流体流による負圧にしたがって形成された吸引力により前記吸引路及び前記内側ノズル(30)に形成されたボア(80)を介して、まず、吸引され、次いで、前記流体流の出口において前記加工電極(10、10’)が当該流体流に接して送給される
ことを特徴とする請求項2記載の装置。 - 前記ボア(80)の入口が、第1吸引ノズル(90)として構成されていることを特徴とする請求項3記載の装置。
- a)吸引・送給手段(20、30、40、70)の主軸線(H)に沿って、少なくとも1つの放圧チャンバ(100、120)が圧力平衡手段(100、120、160、170)として設けてあり、
b)該放圧チャンバ(100、120)の圧力は、排出路(160、170)を介して逃がされる
ことを特徴とする請求項1〜4記載のいずれか1つに記載の装置。 - 前記圧力平衡手段は、2つの放圧チャンバ(100、120)を含むことを特徴とする請求項5記載の装置。
- 吸引された加工電極(10、10’)を保持するための少なくとも1つの保持手段(140)を前記吸引路に設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の装置。
- 保持手段(140)が、前記放圧チャンバ(100、120)の前段に主軸線(H)に一致させて配置されていることを特徴とする請求項7記載の装置。
- a)保持手段(140)が、弾性変形自在な材料からなるリングとして構成されており、
b)リング(140)を介して加工電極(10、10’)をその送給方向に案内できる、
ことを特徴とする請求項8記載の装置。 - 保持手段(140)が、加硫ゴムから構成されていることを特徴とする請求項9記載の装置。
- a)前記加工電極(10、10’)をそれぞれ開放及び保持するため、保持手段(140)を開放状態および閉鎖状態にセットでき、
b)前記閉鎖状態は、前記弾性変形自在の保持手段(140)の圧縮によって達成され、
c)流体の供給によって、前記弾性変形自在の保持手段(140)を圧縮する、
ことを特徴とする請求項10記載の装置。 - 保持手段(140)の前には主軸線(H)に一致して、前記加工電極(10、10’)を導入するための第3のノズル(150)が構成されていることを特徴とする請求項7記載の装置。
- 主ノズル(20)の後ろには主軸線(H)に一致して、加工電極(10、10’)を切断するための切断手段(200)が配置されていることを特徴とする請求項2記載の装置。
- 切断手段(200)が、機械的切断手段(210、220)を含むことを特徴とする請求項13記載の装置。
- 前記切断手段(220)は、流体の供給または排出によって移動可能なピストンに接続された可動刃を備え、該切断手段(220)の可動刃を移動して前記加工電極(10、10’)を切断することを特徴とする請求項14記載の装置。
- 切断手段(200)が、前記加工電極(10、10’)を加熱して切断する加熱手段を含むことを特徴とする請求項13記載の装置。
- a)切断手段(200)の可動刃の後ろには主軸線(H)に沿って、弾性手段(250)が配置されており、
b)この弾性手段(250)が、前記可動刃と協働して前記加工電極(10、10’)を切断するための第2の切断刃を保持する保持プレート(260)を、該保持プレート(260)に沿って移動可能に支持された前記可動刃に押圧することを特徴とする請求項16記載の装置。 - 弾性手段(250)が、板バネとして構成されていることを特徴とする請求項17記載の装置。
- 前記弾性手段(250)の中心範囲には主軸線(H)に沿って、放電加工機の電極駆動系の入口部分(300)に向かう接続開口(270)が形成されていることを特徴とする請求項18記載の装置。
- 前記入口部分(300)に結合された管状結合部材(280、280’)を主軸線(H)に沿って接続開口(270)に挿入可能に構成したことを特徴とする請求項19記載の装置。
- 結合部材(280、280’)が、入口部分(300)に可動に結合されていることを特徴とする請求項20の装置。
- 前記管状結合部材(280、280’)は流体の供給によって移動可能なピストン(320)に結合され、前記ピストン(320)を介して前記管状結合部材(280、280’)を前記接続開口(270)に挿入可能にしたことを特徴とする請求項20記載の装置。
- 前記管状結合部材(280、280’)を前記接続開口(270)に挿入した時には、前記主ノズル(20)から前記放電加工機の電極駆動系(590、600、710)までの加工電極(10、10’)の送給路が形成され、該送給路に沿って加工電極(10、10’)を送るために、前記主ノズル(20)に噴射された流体を使用することを特徴とする請求項20記載の装置。
- a)加工電極(10、10’)の送給軸である主軸線(H)に沿っ て、かつ送給方向に流体流を生成して前記加工電極(10、10’)が前記流体流に接するまでは該流体流により生ぜられた負圧にしたがって前記加工電極(10、10’)を吸引し、前記加工電極(10、10’)が前記流体流に接した後には該流体流により前記加工電極(10、10’)を放電加工機の電極駆動系(590、600、710)まで前記送給方向に送給する吸引・送給手段(20、30、40、70)と、
b)前記吸引・送給手段(20、30、40、70)の前段に設けられ前記吸引・送給手段(20、30、40、70)の流体流により生ぜられた前記負圧にしたがって前記加工電極(10、10’)を前記流体流まで送り込む吸引路と、
c)前記流体流の前記吸引路への逆流により上昇した当該吸引路の圧力を低減する圧力低減手段を含む圧力平衡手段(100、120、160、170)と
を有した放電加工機の電極駆動系(590、600、710)に加工電極(10、10’)を導入する加工電極導入装置を複数設けるとともに、
d)前記複数の加工電極導入装置のいずれかを選択的に、前記放電加工機の電極駆動系(590、600、710)の入口部分(300、300’、300”)に位置付け可能にする手段と、
e)前記複数の加工電極導入装置のいずれかからの加工電極を前記放電加工機の電極駆動系(590、600、710)に導入する手段と
とからなる放電加工機の電極交換装置。 - 放電加工機の電極駆動系(590、600、710)に加工電極を導入する方法において、
a)主ノズル(20)と内側ノズル(30)とで構成され、これらの主ノズル(20)と内側ノズル(30)との間の狭窄して延びる流動間隙(40)に流体を噴射し、前記放電加工機の電極駆動系(590、600、710)に向かう流体流を生成し、該生成された流体流により前記流体流に向かう吸引路に負圧を形成して該吸引路の入口に位置付けられた加工電極を前記流体流まで、まず吸引送給し、その後は前記流体流により前記加工電極を前記放電加工機の電極駆動系(590、600、710)に送給し、
b)前記送給により、前記流体流の前記吸引路への逆流により生じた前記吸引路の圧力を、前記吸引路に結合した圧力低減手段を有した圧力平衡手段(100、120、160、170)により低減する
ことを特徴とする方法。
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