JPH0592321A - ワイヤ放電加工機のワイヤ電極の案内パイプ及びこの案内パイプを使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法 - Google Patents
ワイヤ放電加工機のワイヤ電極の案内パイプ及びこの案内パイプを使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法Info
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- JPH0592321A JPH0592321A JP3250910A JP25091091A JPH0592321A JP H0592321 A JPH0592321 A JP H0592321A JP 3250910 A JP3250910 A JP 3250910A JP 25091091 A JP25091091 A JP 25091091A JP H0592321 A JPH0592321 A JP H0592321A
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- Japan
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- guide
- wire electrode
- pipe
- wire
- guide pipe
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤ放電加工機におけるワイヤリングを迅
速に行なうことの出来るワイヤ電極の案内パイプと、こ
の案内パイプを使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防
止方法を提供する。 【構成】 図1に示すように、第一の発明のワイヤ電極
の案内パイプ25は、パイプ本体27と、その下端に取
付けられた連結パイプ29とからなり、前記パイプ本体
27が、第一案内31と、空洞部33と、圧縮空気の噴
出部35と、第二案内39と、圧力水を噴出するジエッ
トノズル41と、連結パイプの案内49とからなるもの
である。第二の発明は、ワイヤ放電加工機の加工中、常
時、第一発明の案内パイプのジットノズルから、圧力水
を噴出させ、ワイヤ電極の断線時の跳上りを防止するよ
うにしたものである。
速に行なうことの出来るワイヤ電極の案内パイプと、こ
の案内パイプを使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防
止方法を提供する。 【構成】 図1に示すように、第一の発明のワイヤ電極
の案内パイプ25は、パイプ本体27と、その下端に取
付けられた連結パイプ29とからなり、前記パイプ本体
27が、第一案内31と、空洞部33と、圧縮空気の噴
出部35と、第二案内39と、圧力水を噴出するジエッ
トノズル41と、連結パイプの案内49とからなるもの
である。第二の発明は、ワイヤ放電加工機の加工中、常
時、第一発明の案内パイプのジットノズルから、圧力水
を噴出させ、ワイヤ電極の断線時の跳上りを防止するよ
うにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤ放電加工機の
ワイヤ電極の案内パイプ及びこの案内パイプを使用した
ワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法に関する。
ワイヤ電極の案内パイプ及びこの案内パイプを使用した
ワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機のワイヤ電極の走行系
の一例を図4に示してある。即ち、ワイヤ電極1は、図
示しないワイヤ供給リールから送り出され、テンション
装置3,案内パイプ5,上部ガイドブロック7を経て、
被加工物9との間で放電加工を行った後、下部ガイドブ
ロック11,搬送装置13,巻き上げローラ15等を経
てワイヤ回収箱17に至り、回収される。
の一例を図4に示してある。即ち、ワイヤ電極1は、図
示しないワイヤ供給リールから送り出され、テンション
装置3,案内パイプ5,上部ガイドブロック7を経て、
被加工物9との間で放電加工を行った後、下部ガイドブ
ロック11,搬送装置13,巻き上げローラ15等を経
てワイヤ回収箱17に至り、回収される。
【0003】案内パイプ5は、例えば図5のように、パ
イプ本体19及びスライドパイプ21からなり、パイプ
本体19の上部には、ワイヤ電極の自動結線等におい
て、ワイヤ電極の座屈を検出する為の比較的大径の空洞
部23が設けられている。
イプ本体19及びスライドパイプ21からなり、パイプ
本体19の上部には、ワイヤ電極の自動結線等におい
て、ワイヤ電極の座屈を検出する為の比較的大径の空洞
部23が設けられている。
【0004】ワイヤ放電加工機において加工を始める場
合、先ず、リールに巻かれたワイヤ電極を上部ガイドブ
ロックまで張り渡さねばならないが、この作業は(以下
ワイヤリングという)従来から、例えば図6に示すよう
な順序で行なわれていた。すなわち、図aのように、ワ
イヤ電極1をテンション装置3を通し、その先端が案内
パイプ5のパイプ本体19の直上へ来るようにし、図b
のようにパイプ本体19を少し下げ、その上端にワイヤ
電極1を挿入し、図cのように案内パイプ5のスライド
パイプ21を少し上げ、上部ガイドブロック7から離
し、ワイヤ電極1をスライドパイプ21の下端から取り
だし、これを図dのように、Z軸を下方へ移動して下げ
た上部ガイドブロック7へ挿入し、図eのようにスライ
ドパイプ21を下方へ伸ばし、上部ガイドブロック7と
つなぎ、図fのようにパイプ本体19を元の位置へ戻
し、Z軸を上方へ移動して上部ガイドブロック7を元の
位置へ戻し、ワイヤリングを完了していた。
合、先ず、リールに巻かれたワイヤ電極を上部ガイドブ
ロックまで張り渡さねばならないが、この作業は(以下
ワイヤリングという)従来から、例えば図6に示すよう
な順序で行なわれていた。すなわち、図aのように、ワ
イヤ電極1をテンション装置3を通し、その先端が案内
パイプ5のパイプ本体19の直上へ来るようにし、図b
のようにパイプ本体19を少し下げ、その上端にワイヤ
電極1を挿入し、図cのように案内パイプ5のスライド
パイプ21を少し上げ、上部ガイドブロック7から離
し、ワイヤ電極1をスライドパイプ21の下端から取り
だし、これを図dのように、Z軸を下方へ移動して下げ
た上部ガイドブロック7へ挿入し、図eのようにスライ
ドパイプ21を下方へ伸ばし、上部ガイドブロック7と
つなぎ、図fのようにパイプ本体19を元の位置へ戻
し、Z軸を上方へ移動して上部ガイドブロック7を元の
位置へ戻し、ワイヤリングを完了していた。
【0005】又、ワイヤ電極が加工中に断線すると、急
にテンションが無くなるので跳上り、ワイヤ電極の断線
部の先端が上部ガイドブロックから抜け、図7の図aの
ように案内パイプ5の上端で湾曲し、ワイヤ電極1の送
り出しが続くと,図b,図cのように、案内パイプの外
部へ送り出されるようになる。この場合には、加工初め
と同様に,ワイヤリングをやり直さねばならなかった。
にテンションが無くなるので跳上り、ワイヤ電極の断線
部の先端が上部ガイドブロックから抜け、図7の図aの
ように案内パイプ5の上端で湾曲し、ワイヤ電極1の送
り出しが続くと,図b,図cのように、案内パイプの外
部へ送り出されるようになる。この場合には、加工初め
と同様に,ワイヤリングをやり直さねばならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、ワイヤ
放電加工機によって加工を始める場合や、加工中に断線
が起った場合には、ワイヤ電極を上部ガイドブロックま
で、ワイヤリングを行わねばならないが、このワイヤリ
ングは、前記のように比較的複雑で、総て手作業で行な
われてきた。この発明は、このような課題に着目して創
案されたもので、ワイヤリングを迅速に行なうことの出
来るワイヤ電極の案内パイプと、この案内パイプを使用
したワイヤ電極の断線時の跳上りの防止方法を、提供す
ることを目的とするものである。
放電加工機によって加工を始める場合や、加工中に断線
が起った場合には、ワイヤ電極を上部ガイドブロックま
で、ワイヤリングを行わねばならないが、このワイヤリ
ングは、前記のように比較的複雑で、総て手作業で行な
われてきた。この発明は、このような課題に着目して創
案されたもので、ワイヤリングを迅速に行なうことの出
来るワイヤ電極の案内パイプと、この案内パイプを使用
したワイヤ電極の断線時の跳上りの防止方法を、提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、第一の発明は、ワイヤ電極の案内パイプが、パイ
プ本体と、その下端に取付けられた連結パイプとからな
り、前記パイプ本体が、その上端中心部に設けられたV
字形の第一案内と、これに続いて設けられた空洞部と、
この空洞部の下方に設けられた圧縮空気の噴出部と、こ
の噴出部の下方に設けられたV字形の第二案内と、これ
に続いて設けられた圧力水を噴出するジエットノズル
と、この下方に設けられた連結パイプの案内とからな
り、第一案内,第二案内,ジエットノズル及び連結パイ
プが、パイプ本体から電気的に絶縁されているものであ
る。
めに、第一の発明は、ワイヤ電極の案内パイプが、パイ
プ本体と、その下端に取付けられた連結パイプとからな
り、前記パイプ本体が、その上端中心部に設けられたV
字形の第一案内と、これに続いて設けられた空洞部と、
この空洞部の下方に設けられた圧縮空気の噴出部と、こ
の噴出部の下方に設けられたV字形の第二案内と、これ
に続いて設けられた圧力水を噴出するジエットノズル
と、この下方に設けられた連結パイプの案内とからな
り、第一案内,第二案内,ジエットノズル及び連結パイ
プが、パイプ本体から電気的に絶縁されているものであ
る。
【0008】ここで、空洞部は、ワイヤ電極の自動結線
等の際に、ワイヤ電極の先端が被加工物や、下部ガイド
ブロック等に突き当たった場合、この空洞部で座屈を起
こさせ、パイプ本体に接触させ、図示しない座屈検出回
路によって、結線等の不具合を検出させる為のものであ
る。圧縮空気の噴出部は、下流に設けたジエットノズル
からの逆流水を防止する為のものである。又、圧力水を
噴出するジエットノズルは、噴流の推力によってワイヤ
電極を、連結パイプを通して、上部ガイドブロックへ送
り出す為の物である。第一案内,第二案内,ジエットノ
ズル及び連結パイプは、それ自体が絶縁物であってもよ
い。
等の際に、ワイヤ電極の先端が被加工物や、下部ガイド
ブロック等に突き当たった場合、この空洞部で座屈を起
こさせ、パイプ本体に接触させ、図示しない座屈検出回
路によって、結線等の不具合を検出させる為のものであ
る。圧縮空気の噴出部は、下流に設けたジエットノズル
からの逆流水を防止する為のものである。又、圧力水を
噴出するジエットノズルは、噴流の推力によってワイヤ
電極を、連結パイプを通して、上部ガイドブロックへ送
り出す為の物である。第一案内,第二案内,ジエットノ
ズル及び連結パイプは、それ自体が絶縁物であってもよ
い。
【0009】第二の発明のワイヤ電極の跳上り防止方法
は、ワイヤ放電加工機の加工中、常時、第一発明の案内
パイプのジエットノズルから圧力水を噴出させ、ワイヤ
電極を常時押し出し、ワイヤ電極の断線時の跳上りを防
止するようにしたものである。
は、ワイヤ放電加工機の加工中、常時、第一発明の案内
パイプのジエットノズルから圧力水を噴出させ、ワイヤ
電極を常時押し出し、ワイヤ電極の断線時の跳上りを防
止するようにしたものである。
【0010】
【作用】第一の発明において、ワイヤ電極を案内パイプ
の上端の第一案内に差し込み、圧縮空気と圧力水の流入
口へ、夫々圧縮空気と圧力水を供給すると、ワイヤ電極
は圧力水の噴流の推力によって、下方へ送られ、連結パ
イプを経て、上部ガイドブロックを通過し、速かにワイ
ヤリングを完了する。
の上端の第一案内に差し込み、圧縮空気と圧力水の流入
口へ、夫々圧縮空気と圧力水を供給すると、ワイヤ電極
は圧力水の噴流の推力によって、下方へ送られ、連結パ
イプを経て、上部ガイドブロックを通過し、速かにワイ
ヤリングを完了する。
【0011】第二の発明において、ワイヤ放電加工機の
加工中、常時、第一発明のワイヤ電極の案内装置のジエ
ットノズルから圧力水を噴出させると、ワイヤ電極が断
線しても、噴流の推力によって、ワイヤ電極は下方へ送
られ、その跳上りが防止される。
加工中、常時、第一発明のワイヤ電極の案内装置のジエ
ットノズルから圧力水を噴出させると、ワイヤ電極が断
線しても、噴流の推力によって、ワイヤ電極は下方へ送
られ、その跳上りが防止される。
【0012】
【実施例】次に、この発明の実施例について、図面によ
って説明する。図1のように、ワイヤ電極の案内パイプ
25は、パイプ本体27と連結パイプ29とからなって
いる。パイプ本体27は金属材料からなり、その上端中
心部にワイヤ電極1を案内すると共に、パイプ本体27
から絶縁するセラミックス等からなる第一案内31が取
付けてある。この下方にワイヤ電極1の座屈を検出する
比較的大径の空洞部33が設けてある。この下端に圧縮
空気の噴出部35が設けてあり、加工時には空気流入口
37を経て、例えば2気圧の圧縮空気が供給される。こ
の圧縮空気は、後述のジエットノズル41からの圧力水
の逆流を押さえる為のものである。圧縮空気の噴出部3
5の下方に、前記の第一案内31と同様な役をするセラ
ミックス等からなる第二案内39が取付けてある。この
第二案内39は圧縮空気の噴出部35へ供給される圧縮
空気のノズルの役もする。
って説明する。図1のように、ワイヤ電極の案内パイプ
25は、パイプ本体27と連結パイプ29とからなって
いる。パイプ本体27は金属材料からなり、その上端中
心部にワイヤ電極1を案内すると共に、パイプ本体27
から絶縁するセラミックス等からなる第一案内31が取
付けてある。この下方にワイヤ電極1の座屈を検出する
比較的大径の空洞部33が設けてある。この下端に圧縮
空気の噴出部35が設けてあり、加工時には空気流入口
37を経て、例えば2気圧の圧縮空気が供給される。こ
の圧縮空気は、後述のジエットノズル41からの圧力水
の逆流を押さえる為のものである。圧縮空気の噴出部3
5の下方に、前記の第一案内31と同様な役をするセラ
ミックス等からなる第二案内39が取付けてある。この
第二案内39は圧縮空気の噴出部35へ供給される圧縮
空気のノズルの役もする。
【0013】第二案内39の下端に接してプラスチック
ス等の絶縁材料からなるジエットノズル41が設けてあ
り、図示のように第一ノズル部材43,第二ノズル部材
45からなつており、夫々,中心部にワイヤ電極1の通
路を備え、両者間で形成するV字形部を流れる噴流によ
って、ワイヤ電極1に推力を与え、これを下方へ送り出
す。加工時には,圧力水の流入口47を経て、例えば
1.5気圧の圧力水が供給される。第二ノズル部材45
の下端には、金属材料からなる連結パイプ29を案内す
るプラスチックス等の絶縁物からなる案内49が設けて
ある。連結パイプ29が、絶縁物からなる場合には、案
内49は絶縁物でなくてもよい。又、このパイプ本体2
7は、図示しない絶縁物からなる取付け部材によって、
機枠に上下動自在に取付けられている。
ス等の絶縁材料からなるジエットノズル41が設けてあ
り、図示のように第一ノズル部材43,第二ノズル部材
45からなつており、夫々,中心部にワイヤ電極1の通
路を備え、両者間で形成するV字形部を流れる噴流によ
って、ワイヤ電極1に推力を与え、これを下方へ送り出
す。加工時には,圧力水の流入口47を経て、例えば
1.5気圧の圧力水が供給される。第二ノズル部材45
の下端には、金属材料からなる連結パイプ29を案内す
るプラスチックス等の絶縁物からなる案内49が設けて
ある。連結パイプ29が、絶縁物からなる場合には、案
内49は絶縁物でなくてもよい。又、このパイプ本体2
7は、図示しない絶縁物からなる取付け部材によって、
機枠に上下動自在に取付けられている。
【0014】次に、この案内パイプ25によるワイヤリ
ングを,図2によって説明する。先ず、図aのようにワ
イヤ電極1をテンション装置3を通して、その先端が案
内パイプ25の直上へ来るようにし、図bのようにパイ
プ本体27を少し下げ、その上端にワイヤ電極1を挿入
し、図cのようにパイプ本体27に例えば、2気圧の圧
縮空気と1.5気圧の圧力水を供給すると、ワイヤ電極
1は圧力水の噴流によって連結パイプ29を通って、上
部ガイドブロック7から噴流と共に送り出される。次に
図dのようにパイプ本体27を元の位置へ戻せば、ワイ
ヤ電極1のワイヤリングが完了する。
ングを,図2によって説明する。先ず、図aのようにワ
イヤ電極1をテンション装置3を通して、その先端が案
内パイプ25の直上へ来るようにし、図bのようにパイ
プ本体27を少し下げ、その上端にワイヤ電極1を挿入
し、図cのようにパイプ本体27に例えば、2気圧の圧
縮空気と1.5気圧の圧力水を供給すると、ワイヤ電極
1は圧力水の噴流によって連結パイプ29を通って、上
部ガイドブロック7から噴流と共に送り出される。次に
図dのようにパイプ本体27を元の位置へ戻せば、ワイ
ヤ電極1のワイヤリングが完了する。
【0015】次に、この案内パイプを使用した第二の発
明について、図3によって説明する。図aのように、放
電加工機の加工中、常時案内パイプに圧力水を供給して
おくと、ワイヤ電極1が、被加工物9の中の×で示した
箇所で断線しても、ワイヤ電極は、常に圧力水の噴流の
推力によって、下方へ送り出されているので、上部ガイ
ドブロック7から抜け出すことはない。従って図bのよ
うに、ワイヤ電極1は、上部ガイドブロック7からのジ
エット流によって下方へ送られ、自動結線等が迅速に行
なわれる
明について、図3によって説明する。図aのように、放
電加工機の加工中、常時案内パイプに圧力水を供給して
おくと、ワイヤ電極1が、被加工物9の中の×で示した
箇所で断線しても、ワイヤ電極は、常に圧力水の噴流の
推力によって、下方へ送り出されているので、上部ガイ
ドブロック7から抜け出すことはない。従って図bのよ
うに、ワイヤ電極1は、上部ガイドブロック7からのジ
エット流によって下方へ送られ、自動結線等が迅速に行
なわれる
【0016】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、この
発明は特許請求の範囲に記載の構成を備えているので、
第一の発明によれば、ワイヤ放電加工機のワイヤリング
を迅速に行うことができる。又第二の発明によれば、ワ
イヤ電極の断線時の跳上りが防止されるので、自動結線
等を迅速に行うことができる。
発明は特許請求の範囲に記載の構成を備えているので、
第一の発明によれば、ワイヤ放電加工機のワイヤリング
を迅速に行うことができる。又第二の発明によれば、ワ
イヤ電極の断線時の跳上りが防止されるので、自動結線
等を迅速に行うことができる。
【図1】第一の発明の実施例の説明図である。
【図2】第一の発明によるワイヤリングの説明図であ
る。
る。
【図3】第二の発明の説明図である。
【図4】ワイヤ放電加工機のワイヤ電極の走行系の説明
図である。
図である。
【図5】従来のワイヤ電極の案内パイプの説明図であ
る。
る。
【図6】従来のワイヤ電極の案内パイプによるワイヤリ
ングの説明図である。
ングの説明図である。
【図7】従来のワイヤ電極の案内パイプにおける、ワイ
ヤ電極の断線時の跳上りの説明図である。
ヤ電極の断線時の跳上りの説明図である。
1 ワイヤ電極 5 ワイヤ電極の案内パイプ 7 上部ガイドブロック 25 この発明のワイヤ電極の案内パイプ 27 パイプ本体 29 連結パイプ 33 第一案内 33 空洞部 35 圧縮空気の噴出部 39 第二案内 41 ジエットノズル 49 連結パイプの案内
Claims (2)
- 【請求項1】 パイプ本体と、その下端に取付けられた
連結パイプとからなり、前記パイプ本体が、その上端中
心部に設けられたV字形の第一案内と、これに続いて設
けられた空洞部と、この空洞部の下方に設けられた圧縮
空気の噴出部と、この噴出部の下方に設けられたV字形
の第二案内と、これに続いて設けられた圧力水を噴出す
るジエットノズルと、この下方に設けられた連結パイプ
の案内とからなり、第一案内,第二案内,ジエットノズ
ル及び連結パイプが、パイプ本体から電気的に絶縁され
ているワイヤ放電加工機のワイヤ電極の案内パイプ。 - 【請求項2】 ワイヤ放電加工機の加工中、常時ワイヤ
電極の案内パイプのジエットノズルから圧力水を噴出さ
せ、ワイヤ電極を常時押し出し、ワイヤ電極の断線時の
跳上りを防止するようにした、請求項1の案内パイプを
使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250910A JPH0592321A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極の案内パイプ及びこの案内パイプを使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250910A JPH0592321A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極の案内パイプ及びこの案内パイプを使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592321A true JPH0592321A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17214846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3250910A Pending JPH0592321A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極の案内パイプ及びこの案内パイプを使用したワイヤ電極の断線時の跳上り防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0592321A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028725A1 (fr) * | 1999-10-20 | 2001-04-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme d'alimentation automatique de fil d'une machine de decoupe de fil par decharge electrique |
US6495789B2 (en) | 1999-12-28 | 2002-12-17 | Agie Sa | Device and method for introducing a machining electrode into a EDM machine |
US20120125895A1 (en) * | 2010-11-23 | 2012-05-24 | Industrial Technology Research Institute | Wire transmitting module |
JP5004258B1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-08-22 | 株式会社ソディック | ワイヤカット放電加工装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3250910A patent/JPH0592321A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028725A1 (fr) * | 1999-10-20 | 2001-04-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme d'alimentation automatique de fil d'une machine de decoupe de fil par decharge electrique |
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WO2012128364A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社ソディック | ワイヤ放電加工装置 |
CN103442836A (zh) * | 2011-03-23 | 2013-12-11 | 株式会社沙迪克 | 线放电加工装置 |
US9254529B2 (en) | 2011-03-23 | 2016-02-09 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining apparatus |
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