JP3563284B2 - 車両用ヒータコントロール装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ヒータコントロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ヒータコントロール装置は、予め車体側に配設されたエアコンモード切替操作機構、温度コントロール操作機構及び内外気切替操作機構等に対して、エアコンスイッチ装置、エアコンモード切替ノブ、ブロワスイッチノブ、温度調節ノブ及び内外気切替レバー等を取り付けたコントロールパネルを組付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用ヒータコントロール装置は、各種ヒータコントロール操作機構とコントロールパネルとを別々に取り付ける構成のため、取り付け作業が効率的ではない。本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、取り付け作業を効率的に行うことができる車両用ヒータコントロール装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の請求項1に記載の本発明の車両用ヒータコントロール装置は、前面にノブ取り付け孔部とレバー操作孔部とを形成するとともに、エアコンスイッチ装置を取り付け、さらに裏面にスイッチ装置装着板とヒータコントロール操作機構装着板を固定したコントロールパネルに対して、前記コントロールパネルのノブ取り付け孔部に取り付けるとともに、前記スイッチ装置装着板の軸支孔に軸支した回動軸に回動操作可能に連結したブロワスイッチノブと、前記回動軸に対応して連動可能に前記スイッチ装置装着板に配設したブロワスイッチ装置と、前記ヒータコントロール操作機構装着板の軸支孔にそれぞれ軸支した回動軸に回動操作可能に連結したエアコンモード切替ノブ及び温度調節ノブと、前記各回動軸に対応して連動可能に前記ヒータコントロール操作機構装 着板に配設したエアコンモード切替操作機構及び温度コントロール操作機構と、前記コントロールパネルのレバー操作孔部から該コントロールパネルの前面に操作可能に突出させた内外気切替レバーと、該内外気切替レバーと連動可能に前記ヒータコントロール操作機構装着板に配設した内外気切替操作機構と、によりヒータコントロール操作機構を一体的に構成したことを特徴とする。
【0005】
また、請求項2に記載の本発明の車両用ヒータコントロール装置は、請求項1に記載の構成において、前記エアコンスイッチ装置、デフォッガスイッチ装置及びハザードスイッチ装置を一箇所に纏めてコントロールパネルに配置したことを特徴とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】
請求項1に記載の車両用ヒータコントロール装置によれば、前面にノブ取り付け孔部とレバー操作孔部とを形成するとともに、エアコンスイッチ装置を取り付け、さらに裏面にスイッチ装置装着板とヒータコントロール操作機構装着板を固定したコントロールパネルに対して、該スイッチ装置装着板及びヒータコントロール操作機構装着板に配設した各種装置及び機構と各ノブ等とを、同じく各装着板に軸支した回動軸を介して操作可能に連結することにより、ヒータコントロール操作機構を一体的に構成できるものであるから、車両への取り付け作業を効率的に行うことができる。
【0007】
請求項2に記載の車両用ヒータコントロール装置によれば、エアコンスイッチ装置、デフォッガスイッチ装置及びハザードスイッチ装置を一箇所に纏めてコントロールパネルに配置する構成にしたから、取り付け作業をより効率的に行うことができるとともに、車両に組付け後の操作性が高まる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。図1は車両用ヒータコントロール装置1のコントロールパネル2の正面図、図2は車両用ヒータコントロール装置1の分解斜視図である。コントロールパネル2には、略中央に3個のノブ取り付け孔部3a,3b,3cが横一列に形成され、エアコンモード切替ノブ4、ブロワスイッチノブ5及び温度調節ノブ6が取り付けられている。各ノブ取り付け孔部3a,3b,3cに沿って円弧形の表示パネル7a,7b,7cが嵌めこまれている。
【0009】
また、ノブ取り付け孔部3a,3b,3cの上部には、横長のスイッチノブ操作孔部8とレバー操作孔部9が形成されている。スイッチノブ操作孔部8には、エアコンスイッチノブ10、デフォッガスイッチノブ11及びハザードスイッチノブ12が横並び状に配置されている。ノブ操作孔部9には、内外気切替レバー13が配置されている。その他、コントロールパネル2には、内気循環表示パネル14、外気取れ入れ表示パネル15及び各種インジケータ表示ノブ16,17が嵌めこまれている。そして、コントロールパネル2の上部両脇に調風装置(レジスタ)18が配設されている。コントロールパネル2の裏面には、スイッチ装置装着板21とヒータコントロール操作機構装着板(以下機構装着板という)41が固定されている。
【0010】
スイッチ装置装着板21は、上部に棚状のスイッチケース22が、中央部に軸支孔23が、下部に2個のノブ嵌着凹部24が一体形成されている。スイッチケース22には、エアコンスイッチ装置25、デフォッガスイッチ装置26及びハザードスイッチ装置27のコンタクトホルダ28が装着されている。そして、各コンタクトホルダ28の前端部にエアコンスイッチノブ10、デフォッガスイッチノブ11及びハザードスイッチノブ12が取り付けられ、上記したようにコントロールパネル2のスイッチノブ操作孔部8に配置される。エアコンスイッチ装置25、デフォッガスイッチ装置26は、印刷回路基板29,30に取り付けたランプ31の照明光を導光レンズ32によりエアコンスイッチノブ10、デフォッガスイッチノブ11の前面に導き、該照明光を視認できるようにしている。
【0011】
軸支孔23には、スイッチ装置装着板21の裏面に取り付けられたブロワスイッチ装置33の回動軸34が軸支され、コントロールパネル2のノブ取り付け孔部3bに取り付けたブロワスイッチノブ5に連動可能に連結されている。ブロワスイッチ装置33の前面には、ランプ35が取り付けられていて、スイッチ装置装着板21のランプ孔36から突出させ、ライトガイド37により照明光をハザードスイッチノブ12、内気循環表示パネル14及び外気取れ入れ表示パネル15に導いて照明する。ノブ嵌着凹部24には、コントロールパネル2に嵌め込まれる各種インジケータ表示ノブ16,17が嵌着されている。そして、ブロワスイッチ装置24の下面の印刷回路基板38に取り付けたランプ39の照明光で各種インジケータ表示ノブ16,17の内部から前面に向かって照明し、該照明光を視認できるようにしている。
【0012】
機構装着板41は、スイッチ装置装着板21の裏面に配置され、コントロールパネル2の裏面に固定されている。機構装着板41は、左右両端部に軸支孔42,43が形成されている。そして、裏面には水平軸支板44が一体形成されている。軸支孔42には、エアコンモード切替操作機構45の回動ギヤ軸46が軸支され、コントロールパネル2のノブ取り付け孔部3aに取り付けたエアコンモード切替ノブ4に連動可能に連結されている。回動ギヤ軸46は、機構装着板41に軸支した揺動レバー47のギヤ48に噛み合っている。揺動レバー47は、ケーブル49により吹出し口切替ダンパ(図示しない)と連結される。従って、エアコンモード切替ノブ4を回動操作することにより吹出し口が切り替わりエアコンモードが選択できる。
【0013】
また、軸支孔43には、温度コントロール操作機構50の回動ギヤ軸51が軸支され、コントロールパネル2のノブ取り付け孔部3cに取り付けた温度調節ノブ6に連動可能に連結されている。回動ギヤ軸51は、機構装着板41に軸支した揺動レバー52のギヤ53に噛み合っている。揺動レバー52は、ケーブル54により温度調節ダンパ(図示しない)と連結される。従って、温度調節ノブ6を回動操作することにより、温度調節ダンパの開度が変化して各吹き出し口からの調和空気の温度が調節される。
【0014】
水平軸支板44には、コントロールパネル2に形成したレバー操作孔部9に配置される内外気切替レバー13が軸支されている。内外気切替操作機構55をなす内外気切替レバー13は、内外気切替ダンパ(図示しない)とケーブル56により連結される。従って、内外気切替レバー13を操作することにより内気循環モードと外気導入モードとが切り替えられる。
【0015】
上記したように本発明の車両用ヒータコントロール装置1は、コントロールパネル2と該コントロールパネル2の裏面に固定したスイッチ装置装着板21及び機構装着板41とを用いて、ヒータコントロール操作機構を一体的に構成するとともに、エアコンスイッチ装置25、デフォッガスイッチ装置26及びハザードスイッチ装置27を一箇所に纏めてコントロールパネル2に配置する構成にしたから、取り付け作業をより効率的に行うことができ、車両に組付け後における操作性も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ヒータコントロール装置のコントロールパネルの正面図である。
【図2】車両用ヒータコントロール装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1...車両用ヒータコントロール装置
2...コントロールパネル
3a,3b,3c...ノブ取り付け孔部
4...エアコンモード切替ノブ
5...ブロワスイッチノブ
6...温度調節ノブ
13...内外気切替レバー
21...スイッチ装置装着板
25...エアコンスイッチ装置
26...デフォッガスイッチ装置
27...ハザードスイッチ装置
33...ブロワスイッチ装置
41...機構装着板
44...水平軸支板
45...エアコンモード切替操作機構
46、51... 回動ギヤ軸
49,54,56...ケーブル
50...温度コントロール操作機構
55...内外気切替操作機構
Claims (2)
- 前面にノブ取り付け孔部とレバー操作孔部とを形成するとともに、エアコンスイッチ装置を取り付け、さらに裏面にスイッチ装置装着板とヒータコントロール操作機構装着板を固定したコントロールパネルに対して、
前記コントロールパネルのノブ取り付け孔部に取り付けるとともに、前記スイッチ装置装着板の軸支孔に軸支した回動軸に回動操作可能に連結したブロワスイッチノブと、
前記回動軸に対応して連動可能に前記スイッチ装置装着板に配設したブロワスイッチ装置と、
前記ヒータコントロール操作機構装着板の軸支孔にそれぞれ軸支した回動軸に回動操作可能に連結したエアコンモード切替ノブ及び温度調節ノブと、
前記各回動軸に対応して連動可能に前記ヒータコントロール操作機構装着板に配設したエアコンモード切替操作機構及び温度コントロール操作機構と、
前記コントロールパネルのレバー操作孔部から該コントロールパネルの前面に操作可能に突出させた内外気切替レバーと、
該内外気切替レバーと連動可能に前記ヒータコントロール操作機構装着板に配設した内外気切替操作機構と、
によりヒータコントロール操作機構を一体的に構成したことを特徴とする車両用ヒータコントロール装置。 - 前記エアコンスイッチ装置、デフォッガスイッチ装置及びハザードスイッチ装置を一箇所に纏めてコントロールパネルに配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ヒータコントロール装置。
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1999
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