JP3559793B2 - 地図データ連結処理システム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、地図データの連結処理システム、より詳しくいうと、GIS(Geographic Information System )空間データ基盤の変更における地図データの連結処理システム及びそのための記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、GIS空間データ基盤(地形を表わす基図データ。以下、「地図データ」という。)は、地形を表現するGISの基礎データと言えるものである。しかし、地図データは広域にわたりデータ量が膨大であるため、図郭(図番)単位に地図データを分割作成し利用する手法を取り入れている。
【0003】
本来、現実世界の地形は図郭により切断されているものではないが、新規にデータを作成する際には、所定の作業単位で地図データを連続して作成し、納品などの利用に供するために、図郭単位に地図データを分割しているのが実情である。このように、現実世界には、各図郭の範囲を示す図郭線(図郭枠)上に、地形上意味のある点がないにも拘わらず、図郭で分けた形式で地図データを成立させるために、図郭線との交点を表わす端点データを発生させ、この端点データを利用して地図データの線分を分割する。GISシステムは、この地図データを地形情報として表示するだけなので、地図データが図郭単位に分割されていても大きな弊害は発生しない。
【0004】
しかしながら、地形情報は、日々経年的に変化しており、作成された地図データと現実世界との相違が発生する。相違が発生した地図データを利用することは、GISシステムとしての利用価値を下げることになってしまうので、必要に応じて、迅速に地図データのメンテナンスを行うことが必要となる。この場合、図郭線上の端点データを意識して変更作業を行う必要があるため、この変更作業は非常に困難である。
【0005】
換言すれば、GISの基図データなどの地図データは、図郭毎に切られた図面の集まりであり、道路や、川、運河のように細長い土地(長狭物)は、図郭を超えて次の図郭まで延びているので、道路や川などの直線部が図郭線と交わるところには端点データが作られる。例えば、道路の一部について拡幅や付け替えなどの工事を行った場合、この工事により変化した部分の地図データを変更する作業を行うことを考えてみると、一般的に、変更する道路部分が一枚の図郭に納まることは少ないので、図面修正作業では、この端点データで切られていることが問題になってくる。
【0006】
図1は、図郭をまたがる地図データに対して地形の変化があった場合に、変化地点の単純なデータ変更では、表示される図形に変化が生じて現実世界と相違する結果を生じる一例を表わす。
【0007】
一般に、地図図形は、始点、屈曲点(折れ点)及び終点を表わす地点データを直線で結合した点列によって表現される。図1(1)の例では、元の道路RDは、点列(P01,P04,P07,P10,P11)及び点列(P21,P24,P27,P30,P31)により、2つの折れ線状の図形で表わされ、図郭A〜Dにまたがっている。また、道路データの直線部P01−P04,P04−P07,P07−P10;P21−P24,P24−P27,P27−P30が各図郭線と交わる点P02(=P03),P05(=P06),P08(=P09)及び点P22(=P23),P25(=P26),P28(=P29)には、端点データが作られる。
【0008】
ここで、図郭A〜Cにまたがる地点P01〜P07,P21〜P27区間の道路RDの屈曲点を、各地点間の直線性を維持しつつ、地点P04,P24から地点P04’,P24’に変更する工事を行った場合、図郭Bにおいて道路を表わす地図データは、点列(P01,P04,P07)及び点列(P21,P24,P27)から点列(P01,P04’,P07)及び点列(P21,P24’,P27)に変更される。この場合、屈曲地点の座標値を変更するだけでは、図郭線と直線部が交わる端点P03,P05;P23,P25のデータがそのまま維持されていると、変更後の地図データにより表現される道路RD’は、図1(2)に示されるように、直線であるはずの線分P01−P04’,P04’−P07;P21−P24’,P24’−P27が端点P02(=P03),P05(=P06);P22(=P23),P25(=P26)で折れてしまうことになる。
【0009】
一般に販売されるDMデータなどの地図データは、このように、図郭単位で地図データが切れており、現実世界(現状)の変更に応じて変更部分のみを修正するだけでは、現状と異なるデータ内容となるため、今までは、手作業により一つ一つ連結し現実世界に対応するように地図データを修正して利用していた。
【0010】
つまり、現実世界で地形が変化して地図データを変更する場合、まず、変更すべき場所の地図データを図郭単位で取り出すが、一般的に、変更する道路部分が一枚の図郭に納まることは少ないので、複数の図郭における地図データを変更する作業を行うことになる。この作業では、上述のような不具合が生じないように、各図郭で整合性を持った地図データに修正する必要がある。現実的には、それぞれの図郭単位でデータ変更を行い、その後、図郭毎に、地図データの接合部分に整合性を持たせる作業を行わなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような事情に鑑み、図郭などの領域で切れている地図データを現状地形に則するように自動的に連結することにより、図郭などの領域分割に拘わらず、現状地形の変化に伴う地図データの変更作業をより効率良く行うことができる地図データ連結処理システムを提供することを主たる目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の主たる特徴に従うと、複数の領域に分割された地図データを隣接する第1及び第2領域間で連結するための地図データ連結処理システムであって、第1領域の地図データから、領域端に達する第1線分を抽出する第1領域データ抽出手段と、第2領域の地図データから、第1線分の領域端に関係する第2線分を抽出する第2領域データ抽出手段と、第1及び第2線分の領域端情報に代えて、両線分の他端間を結ぶ直線の領域境界上の点と第1又は第2線分の領域端との間にある中間点の情報を用い、両線分の他端間を中間点を介して直線で連結する処理を行う接合処理手段とを具備する地図データ連結処理システム、並びに、複数の領域に分割された地図データを隣接する第1及び第2領域間で連結するための地図データ連結処理装置において読み取り可能な記録媒体であって、第1領域の地図データから、領域端に達する第1線分を抽出する第1線分抽出ステップと、第2の領域の地図データから、第1線分の領域端に関係する第2線分を抽出する第2線分抽出ステップと、第1及び第2線分の領域端情報に代えて、両線分の他端間を結ぶ直線の領域境界上の点と第1又は第2線分の領域端との間にある中間点の情報を用い、両線分の他端間を中間点を介して直線で連結する処理を行う接合処理ステップとから成るプログラムを記録している地図データ連結処理のための記録媒体が提供される。
【0013】
なお、この発明による地図データ連結処理システムにおいて、第2領域データ抽出手段は、第1線分の領域端から予め定められた距離内に領域端をもつ第2線分を抽出するように構成されるのが好ましい。
【0014】
また、この発明による地図データ連結処理システムにおける接合処理手段は、第1及び第2線分の領域端の作成情報を比較し、指定された作成時期に応じて何れかの領域端を選択し、両線分の他端間を選択された領域端を介して直線で連結するように構成することができる。
【0015】
さらに、この発明による地図データ連結処理のための記録媒体における接合処理ステップは、第1及び第2線分の領域端の作成情報を比較し、指定された作成時期に応じて何れかの領域端を選択し、両線分の他端間を選択された領域端を介して直線で連結する処理を行うようにすることができる。
【0016】
〔発明の作用〕
前述したように、本来、現実世界を表現するための空間データ基盤(地図データ)は、図郭によりデータが切断されておらず、新規作成においても地図データ全体を連続して作成し、利用のために図郭単位に分割しているのが実情であることを考えると、メンテナンスにおいても、地図データを連続したデータとして扱うことが最も扱いやすく、連続した地図データであれば.図郭間の接合部分の整合性を意識する必要が無くなり、効率良く変更作業を行うことができる。
【0017】
この発明の主たる特徴によると、例えば、複数の図郭への分割や、領域切出しなどにより複数の領域に分割された地図データを領域境界部で連結するために、第1領域(図郭a)の地図データから、領域端(端点Poa)に達する第1線分(指定線分La)を抽出し、第1領域(a)に隣接する第2領域(図郭b)の地図データから、第1線分(La)の領域端(端点Pob)に関係する第2線分(隣接図郭線分Lb)を抽出した上、第1及び第2線分(La,Lb)の領域端情報(Poa,Pob)に代えて、両線分の他端間を結ぶ直線(Lab)の領域境界上の点(Pab)と第1又は第2線分の領域端(Poa,Pob)との間にある中間点(Pm)の情報を用い、両線分の他端(Pa,Pb)間を中間点(Pm)を介して直線で連結する処理を行うようにしている。なお、第1線分(La)と共に接合処理される第2線分(Lb)の条件は、第1線分(La)の領域端(Poa)から予め定められた距離内に領域端(Pob)をもつ線分とすることにより、領域端情報(Poa,Pob)の若干の領域間誤差を吸収することができる。従って、互いに隣接する第1及び第2領域(a,b)間で相互に関係する多数の第1及び第2線分(La,Lb)を自動的に接合して行くので、地図データを効率よく連結することができる。また、この自動接合による各領域間での地図データの連結を、多数の領域に分割された地図データに、順次、適用していくことによって、複数の領域にわたって連続した現況に忠実な地図データに変換することが可能になり、効率のよい地図データ変更作業に寄与することができる。
【0019】
さらに、この発明による地図データ連結処理システムでは、第1及び第2線分(La,Lb)の領域端(Poa,Pob)の作成情報を比較し、領域端データとして作成時期が新しいものを採用するか古いものを採用するかの指定に応じて、何れかの領域端を選択し、選択された領域端を介して両線分(La,Lb)の他端間(La,Lb)を直線で連結する処理を行うことができる。つまり、第1及び第2線分(La,Lb)の端点(Poa,Pob)の作成時期を考慮して、新旧の指定により、精度の高い点を介して直線で連結することができる。
【0020】
上述のように、この発明による地図データ連結処理は、複数領域の地図データを自動的に連結し、現実世界に対応する地図データの作成作業を効率化する機能を有するので、当然、メンテナンス等において、領域データとして切り出しデータを加工した上、再度、取り込む場合にも、有効に利用することができる。すなわち、この発明は、図郭で区分される地図データだけではなく、部分的な地図データの変更作業に有効である。例えば、道路部分の地図データを変更するような場合、当該道路部分に関係する領域の地図データのみを変更すればよいので、必要な部分のみの地図データを持ち出し、現地観測作業を行って変更すると、作業効率が大幅にアップする。
【0021】
つまり、この部分的なデータの持出しは、一般的なデータ領域によるデータの切出しにより実現できるが、これを現地作業で変更した上、再度、全体の地図データと置き換える作業は、非常に困難であるが、このようなときにも、この発明を適用すると非常に有効となるのである。この適用に当っては、まず、例えば、本出願人による特願2000−241488で提案した「画像データ処理装置及び画像データ処理方法」により、変更した部分的な地図データを取り込む。その際、この状態ではデータ領域で線分データが切断されており、所望の連続したデータになっていないので、取り込んだ部分地図データの領域を接合対象として、この発明による地図データ連結処理を行うことにより、連続したデータに変換することができる。
【0022】
この発明は、また、新規に地図データを作成する場合も、連続すべきデータが切断している場合の連結や、方向性のあるデータが逆向きで並んでいるか否かの検査など、データに整合性をもたせるのに有効に利用することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の構成変更が可能である。例えば、以下の実施例においては、領域として複数の図郭に分割された地図データに関して説明するが、図郭に限らず、作成済みの種々の地図データにおける任意の部分的な領域(例えば、切出し領域)を対象にして、この発明によるデータ連結処理を行うことができ、これにより、整合性の高い地図データに変換することが容易になることはいうまでもない。
【0024】
図2は、この発明の一実施例による地図データ連結処理システムのハードウエア構成例を示す概略ブロック図である。この例では、地図データの連結処理にパーソナルコンピュータ(PC)1が用いられ、PC1は、CPU(中央処理装置)2、記憶装置3、キーボードやマウス等の入力操作装置4、ディスプレイ等の表示装置5を備え、これらの装置2〜5は、バス6を介して互いに接続されている。
【0025】
システム全体を制御するCPU2は、所定のプログラムに従って種々の制御を行い、特に、この発明による地図データ連結処理を中心的に遂行する。記憶装置3は、基本プログラム、地図データ連結処理に関するプログラムや固定データ/パラメータを記憶したROM(読出専用メモリ)、各種データ等を一時記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)の外、ハードディスクドライブ(HDD)やCD−ROMドライブ/FDD(フロッピィディスクドライブ)等の外部記憶装置から成り、これらの外部記憶装置には、地図データ連結処理に関するプログラムや各種データ/パラメータを記憶することができる。
【0026】
また、入力操作装置4は、表示装置5に表示される各種画面を視認しつつ、キーボードの所定キーの操作或いは表示装置5上の操作ボタンをマウスで指示することにより、地図データ連結処理等の処理を遂行することができる。
【0027】
PC1のバス6には、インターフェイス7を介して、プロッタ8、プリンタ9などの書類出力装置が接続される。PC1には、さらに、別のHDD、CD−ROMドライブ、FDD、MO(光磁気)ディスクドライブ等の外付けの外部記憶媒体10をインターフェイス7を介して接続され、地図データ連結処理に関するプログラムや各種データ/パラメータを外部記憶媒体10に記録しておくことができる。そして、PC1内の記憶装置(3)乃至外部記憶媒体10には、地図データ連結処理の処理対象データや処理結果データを格納したGIS基図データファイルが構築され、このGIS基図データファイルには、例えば、図郭や図郭群毎に、新旧の地図データを保存しておくことができる。
【0028】
〔データ連結処理(メイン処理)〕
図3及び図4は、この発明の一実施例による地図データ連結処理システムで実行されるデータ連結処理(メイン処理)の全体的な作業の流れを表わすフローチャートであり、図5は、この発明の一実施例による地図データ連結処理が適用される各図郭内の地図データの一例を示す。
【0029】
ステップR1では、変更すべき地図データを含む複数図郭の図面データをGIS基図データファイルからRAM3に呼び出し表示装置5上に開き、「データ連結」のコマンドを指示すると、接合許容範囲を定める接合許容値の指定、点列方向計算の有無の指定、各種接合処理の種別及びその内容(例えば、「2点削除接合処理」を指定した場合の直線許容値の指定や、「新/旧日付の点で接合する処理」における採用日付の新旧指定など)等の設定作業を行う。そこで、例えば、「線分データを指示しなさい」などの指示が表示されるので、次のステップR2で、現状地形の変更などがあった図郭内において、線分〔例えば、図郭B内のP04−P03〕を指定してこれを選択する(以下、この線分を「線分La」とする。)。
【0030】
次のステップR3で、指定された線分Laに関するデータ〔例えば、地点データP04や端点データP03(=P02)など〕が取り出された後、ステップR4において、当該線分Laに図郭端の点(図郭線との端点)を表わす端点データがあるか否かが判定され、端点データPa〔例えば、P03〕があるときは(以下、これを「端点Pa」又は「端点データPa」とする。)ステップR5に進み、端点データがないときにはステップR6(図4)に進む。
【0031】
ステップR5では、当該線分Laの端点データPaに対して、予め定められた「接合許容範囲」内に、隣接する図郭〔例えば、図郭C〕に他の端点データがあるか否かを判定し、接合許容範囲内に他の端点データ〔例えば、P02〕があれば(以下、これを「端点Pb」又は「端点データPb」とする。)ステップR7に進み、端点データが接合許容範囲にないときは、ステップR6(図4)に進む。なお、接合許容範囲はユーザが任意に設定可能である。
【0032】
ステップR7では、隣接図郭の他の端点データPbを有する線分〔例えば、P01−P02〕に関するデータ〔例えば、地点データP01や端点データP02など〕が取り出される(以下、この線分を「線分Lb」とする。)。次のステップR8(図4)では、「点列方向検査」を行うか否か打診され、点列方向検査を行う(「点列方向検査有り」)ときは、ステップR9の点列方向検査に進み、そうでない(「点列方向検査無し」)ときには、点列方向検査を飛ばしてステップR10に進む。なお、点列方向検査は、線分データが地点や端点に関するデータだけではなく方向性を持たせられているので、この方向性を確認することにより、両線分の対応を確認するものであるが、その要否(有無)はユーザが任意に選択することができる。
【0033】
ステップR9では、線分La,Lbの点列データの並び順を調べて両線分の方向が順並びであるか否かが判定され、順並びであればステップR10に進む。また、両線分の方向が順並びでなければ、ステップR11で、表示装置5にエラー表示をし、ステップR12で、当該隣接図郭線分(Lb)をステップR5での候補から削除した後、ステップR5に戻って、隣接図郭から接合許容範囲内の別の端点データを調べ、ステップR5〜R9の処理を繰り返す。なお、ステップR12では、線分データLa,Lbにエラーがある場合、これを確認して線分データのエラーを訂正するように構成してもよい。
【0034】
ステップR10においては、ステップR1の設定作業で指定した処理種別に応じた種々の接合処理を行う。つまり、このステップR8では、処理種別の指定に応じて、接合のやり方を次の5つの方法(1)〜(5)から選び、対応する方法で線分の接合を実行する:
(1)「2点削除結合」=指定線分Laの地点と隣接図郭線分Lbの地点との間に直線性が許容されるときに両地点間を直線で連結する、
(2)「中点接合」=両地点間に直線性が許容されないときに、図郭線上の中点で折れる線分で両地点を連結する、
(3)「2点を残す接合」=指定線分La及び隣接図郭線分Lbの端点がずれているとき、両端点のデータを残したまま両線分La,Lbを連結する。
(4)「日付の新しい点で接合する」=指定線分La及び隣接図郭線分Lbの端点の作成日付を比較し、新しい方の端点を通過点として採用して、両線分La,Lbの他端間を連結する。
(5)「日付の古い点で接合する」=指定線分La及び隣接図郭線分Lbの端点の作成日付を比較し、古い方の端点を通過点として採用して、両線分La,Lbの他端間を連結する。
【0035】
ステップR10の各種接合処理を終えると、ステップR6に進む。ステップR6では、指定された線分に関係(結合)する他の線分があるか否かが判定され、関係(結合)する線分データ〔例えば、P04−P05〕があるときは、ステップR13で関係する線分を指定した後ステップR3に戻り、関係する線分データについてステップR2〜R10の処理を繰り返す。
【0036】
また、関係(結合)するデータがないときは、ステップR6からステップR14に進み、当該図郭内に他に線分がないか否かを調べ、他に線分がある(NO)ときは、ステップR15で他の線分〔例えば、P24−P25〕を指定した後ステップR3に戻り、他の線分データについてステップR3〜R6の処理を繰り返す。そして、他に線分がなくなる(YES)と、この図郭内におけるデータ連結処理を終了する。
【0037】
〔2点削除接合及び中点接合処理〕
この発明の一実施例による「2点削除接合」処理及び「中点接合」処理においては、指定線分の地点と隣接図郭線分の地点との間に直線性が許容されるか否かに応じて、両地点を直線で連結したり、或いは、図郭線上の中点で折れる線分で両地点を連結することができる。図6は、この発明の一実施例による2点削除接合及び中点接合処理の例を表わすフローチャートであり、この処理フローは、メイン処理のステップR10で第1及び第2の接合処理(1),(2)として実行される。また、図7は、この発明の一実施例による2点削除接合及び中点接合の原理を表わすための図である。
【0038】
この発明の一実施例による地図データ連結処理システムでは、前述したように、図郭分割や領域切出しなどにより複数の領域に分割された地図データは、隣接領域(例えば、図7の図郭a,b)間でのデータ接合によって、自動的に連結される。これを実現するために、第1領域(図郭a)の地図データから、領域端(端点)Poa(Po)に達する第1線分(指定線分)Laを抽出し、第1領域(a)に隣接する第2領域(図郭b)の地図データから、第1線分Laの領域端(端点)Pob(Po)に関係する第2線分(隣接線分)Lbを抽出する。両線分La,Lbは、領域端(端点)Poa,Pobの情報に基づいて、接合される。
【0039】
例えば、図7(1)のように、第1及び第2線分La,Lbの端点Poの情報を削除して両線分La,Lbの他端Pa,Pb間を直線Labで連結したり、図7(2)のように、直線Labの領域境界上の点Pabと端点Poの中間点Pmを通る線分Lab’で連結する。以下、図7を参照しつつ、2点削除結合処理及び中点接合処理を図6の処理フローに従って説明する。
【0040】
まず、ステップS11では、対象とする図郭a内において指定された線分Laの端点Poaの座標値と隣接図郭b内の線分Lbの端点Pobの座標値との中間値を算出する。そして、この中間値に対応する中間点(Pm)を求め、次のステップS12では中点接合処理が指定されているか否かを調べる。ここで、中点接合処理が指定されているときは中点接合処理ステップS21に進み、そうでないときはステップS13に進む。ステップS13においては、指定線分Laの地点Paと隣接図郭線分Lbの地点Pbとを直線Labで結び、この直線Labが図郭をまたぐ点〔即ち、直線Labの図郭線(枠)との交点〕Pabの座標値を求める。
【0041】
次のステップS14では、直線許容値を指定して直線性を検証するか否かを打診する。ここで、直線性の検証を行うときはステップS15に進み、これを要しないときは、直ちに、2点削除結合処理ステップS16に進む。ステップS15では、指定された直線許容値(ユーザが任意に設定可能)を用いて直線性を検証する。すなわち、中間点(Pm)の座標値を直線Labの図郭線との交点Pabの座標値と比較し、両点Pm,Pab間の距離が直線許容値の範囲内にあるか否かを判定する。
【0042】
両点Pm,Pab間の距離が直線許容値の範囲内にあるとき〔例えば、図5の端点P03,P02のように、指定線分Laの端点Poaと隣接図郭線分Lbの端点Pobとが同じ座標位置にあり、両線分La,Lbが1つの直線上にある場合〕は、端点Poが直線Lab上にあり、両地点Pa,Pbを直線Labで接続して問題がないとし、ステップS15から2点削除結合処理ステップS16に進む。ステップS16においては、図7(1)に示すように、両線分La,Lbが直線Lab上にあるものとみなして、両線分La,Lbの端点Poa,Pobのデータを削除し、両地点Pa,Pbを直線Labで連結し、2点削除結合処理を終了する。
【0043】
一方、両点Pm,Pabの座標位置が離れており両点間距離が直線許容値の範囲内にはないときは、ステップS15から中点接合処理ステップS21に進む。ステップS21においては、図7(2)に示すように、ステップS11で求められた中間点Pmを通過点として、指定線分La及び隣接図郭線分Lbの地点Pa,Pb間を線分Lab’で連結し、中点接合処理を終了する。
【0044】
図8は、図5に例示した図郭A〜Dの各地図データに対して、順次、上述の2点削除結合処理を適用して自動接合した後のデータ例を示す。図5に示される各領域a〜dの地図データを単純に合成すると、道路線は、P01−P02、P03−P04−P05、P06−P07−P08及びP09−P10−P11と、P21−P22、P23−P24−P25、P26−P27−P28及びP29−P30−P31により構成されることになる。これでは、図郭をまたぐ所に端点(P02,P03など)が形成されており、道路の形状が変化した場合、地点(P04など)を変更するだけでは、道路図形はこれらの端点の部分で折れてしまい、現況に則した図形に変更することができない。
【0045】
この発明の一実施例によると、図郭(a,b)間で相対する線分(例えば、La,Lb)の地点(例えば、P04,P01)間を結ぶ直線に対して、各線分の端点(例えば、P03,P02)が直線性を満たす許容範囲内にあるとき、上述した2点削除結合処理が実行される。この2点削除結合処理では、当該端点データを削除する指示がなされ、データが本来現地にある地形と同様に変更される。このように、図郭をまたぐ端点は、直線性を満たす場合、全て削除されることにより、道路線は、例えば、図8に示すように、P01−P04−P07−P10−P11と、P21−P24−P27−P30−P31という連続する線分で表現されることになる。従って、道路の直線部分は端点が無くなって一直線になり、地図図形の形状を現況の道路形状の変更に対応して非常に簡単に変更することができる。
【0046】
〔2点を残す接合処理〕
この発明の一実施例による「2点を残す接合」処理においては、隣接する図郭内の線分の図郭線上の端点が互いにずれて位置しているが、両端点の位置が何れも正確でこれらの端点で屈曲しているとみなして接合する場合などに、両端点のデータを保存しておくことができる。図9は、この発明の一実施例による2点を残す接合処理の概要を表わす図、並びに、2点を残す接合処理の例を表わすフローチャートである。この処理フローは、メイン処理のステップR10において第3の接合処理(3)として実行される。
【0047】
この2点を残す接合処理では、図9のステップS31に示されるように、指定線分La及び隣接図郭線分Lbの端点がずれている(ただし、メイン処理のステップR5でのチェックで、ユーザーが設定可能な接合許容範囲内にある)とき、両端点のデータを残したまま両線分La,Lbを連結する。「2点を残す接合」処理は、指定線分Laの端点Poaと隣接区画線分Lbの端点Pobの位置がずれているが、両位置とも正確であり、これらの端点(図郭線上の異なる位置)Poa,Pobで屈曲している場合などにおいて、指定線分Laの地点Pa〔例えば、P04〕と隣接区画線分Lbの地点Pb〔例えば、P01〕を結ぶ線分が、端点(図郭線上の異なる位置)Poa,Pobを通過するものとして、線分La,Lbを連結する。
【0048】
〔新及び旧日付の点で接合する処理〕
この発明の一実施例による「日付の新しい点で接合する」処理及び「日付の古い点で接合する」処理(新及び旧日付の点で接合する処理)においては、指定線分La及び隣接図郭線分Lbの端点の作成日付を比較し、新しい方か或いは古い方の何れかの端点を通過点として採用して、両線分La,Lbの他端間を連結する。このように、作成された日付の新しい方のデータ及び古い方のデータの何れかを用いることにより、現況に則した接合或いは所望の接合を行うことができる。図10は、この発明の一実施例による新及び旧日付の点で接合する処理の概要を表わす図、並びに、これらの接合処理の例を表わすフローチャートであり、この処理フローは、メイン処理のステップR10において、第4及び第5の接合処理(4),(5)として実行される。
【0049】
この処理フローでは、図10に示すように、対象とする図郭a内において指定された線分Laが作成されてその端点Poaに作成日付データが付与され、当該線分Laの端点Poに対応する(同一乃至近傍の座標位置にある)端点をもつ隣接図郭b内の線分Lbの端点Pobにも作成日付データが付与されているとし、何れのデータも、GIS基図データファイル内の当該図郭のデータグループに格納されているものとする。また、作成日付が古いデータを採用するか古いデータを採用するかは、メイン処理のステップR1の接合処理種別の指定時に設定することができる。
【0050】
第1ステップS41においては、メイン処理のステップR5−R7(図3)と同様の処理により、指定線分La〔例えば、図1のP04’−P03〕の端点Poaに対応して隣接図郭線分Lb〔例えば、図1のP01−P02〕の端点Pobが存在する場合、GIS基図データファイルの各図郭データグループから、線分Laの端点Poaとその作成日付データを取り出すと共に、線分Lbの端点Pobとその作成日付データを取り出す。次のステップS42では、接合に用いるデータとして古い端点の作成日付のデータを採用するか否かが調べられる。
【0051】
ここで、例えば、作成された日付の新しい方のデータを採用すれば現地の座標値により近いと判断される場合のように、新しい方のデータを採用するとき(NO)は、「日付の新しい点で接合する」処理ステップS43に進む。ステップS43では、2つの端点Poa,Pobデータの作成日付を比較し、新しい方の端点を接合点として採用して、新しい線分の端点を通過点として採用し、両線分La,Lbの地点(他端)を連結する処理を実行し、この日付の新しい点で接合する処理を終了する。この処理では、例えば、端点Poaの方が新しい場合は、線分La,Lbの地点Pa,Pb間を、「実線(La)+破線」で示すように、端点Poaを通過するように連結する。
【0052】
一方、例えば、作成された日付が古い方のデータを採用すると現地の座標値により近いと判断される場合のように、古い方のデータを採用するとき(YES)は、「日付の古い点で接合する」処理ステップS51に進む。ステップS51では、2つの端点Poa,Pobデータの作成日付を比較し、古い方の端点を接合点として採用して、古い線分の端点を通過点として採用し、両線分La,Lbの地点(他端)を連結する処理を実行し、この日付の古い点で接合する処理を終了する。この処理では、例えば、端点Pobの方が古い場合は、線分La,Lbの地点Pa,Pb間を、「破線+実線(Lb)」で示すように、端点Pobを通過するように連結する。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、例えば、複数図郭への分割や、領域切出しなどにより、複数の領域に分割された地図データを連結するために、第1領域(図郭a)の地図データから、領域端(端点Poa)に達する第1線分(指定線分La)を抽出し、第1領域(a)に隣接する第2領域(図郭b)の地図データから、第1線分(La)の領域端(端点Pob)に関係する第2線分(隣接図郭線分Lb)を抽出した上、第1及び第2線分(La,Lb)の情報に基づいて、第1及び第2線分(La,Lb)を接合する処理を行うようにしている。従って、互いに隣接する第1及び第2領域(a,b)間で相互に関係する多数の地図データを自動的に効率よく連結することができる。
【0054】
このような自動連結による各領域データの合成機能により、例えば、多数の図郭(領域)に分割された地図データを連結(接合)して全図郭(領域)にわたり連続した地図データに変換することが可能になり、効率のよい地図データ変更作業に寄与することができる。また、図郭で区分される地図データだけではなく、部分的な地図データの変更作業に有効である。例えば、全体の地図データから必要な部分だけを領域データとして切り出し、切り出された領域データを加工・変更し、再度、全体地図データに取り込んで合成する場合にも、有効に利用することができ、地図データの変更作業の効率を大幅にアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、複数の図郭にまたがる地図データを変更した場合における図形の変化を説明するための図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例による地図データ連結処理システムの概略的ハードウエア構成を表わすブロック図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例による地図データ連結処理システムにおいて実行される地図データ連結処理例を表わすフローチャートの一部である。
【図4】図4は、この発明の一実施例による地図データ連結処理システムにおいて実行される地図データ連結処理例を表わすフローチャートの他部である。
【図5】図5は、この発明の一実施例による地図データ連結処理が適用される各図郭内の地図データの一例である。
【図6】図6は、この発明の一実施例による2点削除接合及び中点接合処理の例を表わすフローチャートである。
【図7】図7は、この発明の一実施例による2点削除接合及び中点接合の原理を説明するための図である。
【図8】図8は、この発明の一実施例による地図データ連結処理の自動接合機能により生成される地図データの一例である。
【図9】図9は、この発明の一実施例による2点を残す接合処理を説明するための図及び2点を残す接合処理の例を表わすフローチャートである。
【図10】図10は、この発明の一実施例による新しい日付の点を接合する処理及び古い日付の点を接合する処理を説明するための図並びにこれらの接合処理の例を表わすフローチャート並びにこれらの接合処理である。
【符号の説明】
P01〜P11,P21〜P31 元の道路図形RDを表わす点列、
P01,P04,P07,P10,P11;P21,P24,P27,P30,P31;Pa,Pb 地点(図形の始点、屈曲点及び終点)、
P02,P03,P05,P06,P08,P09;P22,P23,P25,P26,P28,P29;Poa,Pob 端点(直線線分の図郭線との交点)、
P04’,P24’ 変更後の地点(屈曲点)、
RD’ 変更後の地図データにより表現される道路図形、
La 指定される線分、
Lb 指定線分Laに関係する隣接領域の線分、
Pab 地点Pa,Pb間の直線Labの図郭線との交点、
Pm 端点Poa,Pobの中間点、
Lab’ 中点Pmを通過点として地点Pa,Pb間を連結する線分。
Claims (4)
- 複数の領域に分割された地図データを隣接する第1及び第2領域間で連結するための地図データ連結処理システムであって、
第1領域の地図データから、領域端に達する第1線分を抽出する第1領域データ抽出手段と、
第2領域の地図データから、第1線分の領域端に関係する第2線分を抽出する第2領域データ抽出手段と、
第1及び第2線分の領域端情報に代えて、両線分の他端間を結ぶ直線の領域境界上の点と第1又は第2線分の領域端との間にある中間点の情報を用い、両線分の他端間を中間点を介して直線で連結する処理を行う接合処理手段とを具備することを特徴とする地図データ連結処理システム。 - 複数の領域に分割された地図データを隣接する第1及び第2領域間で連結するための地図データ連結処理システムであって、
第1領域の地図データから、領域端に達する第1線分を抽出する第1領域データ抽出手段と、
第2領域の地図データから、第1線分の領域端に関係する第2線分を抽出する第2領域データ抽出手段と、
第1及び第2線分の領域端の作成情報を比較し、指定された作成時期に応じて何れかの領域端を選択し、両線分の他端間を選択された領域端を介して直線で連結する処理を行う接合処理手段とを具備することを特徴とする地図データ連結処理システム。 - 複数の領域に分割された地図データを隣接する第1及び第2領域間で連結するための地図データ連結処理装置において読み取り可能な記録媒体であって、
第1領域の地図データから、領域端に達する第1線分を抽出する第1線分抽出ステップと、
第2の領域の地図データから、第1線分の領域端に関係する第2線分を抽出する第2線分抽出ステップと、
第1及び第2線分の領域端情報に代えて、両線分の他端間を結ぶ直線の領域境界上の点と第1又は第2線分の領域端との間にある中間点の情報を用い、両線分の他端間を中間点を介して直線で連結する処理を行う接合処理ステップとから成るプログラムを記録していることを特徴とする地図データ連結処理のための記録媒体。 - 複数の領域に分割された地図データを隣接する第1及び第2領域間で連結するための地図データ連結処理装置において読み取り可能な記録媒体であって、
第1領域の地図データから、領域端に達する第1線分を抽出する第1線分抽出ステップと、
第2の領域の地図データから、第1線分の領域端に関係する第2線分を抽出する第2線分抽出ステップと、
第1及び第2線分の領域端の作成情報を比較し、指定された作成時期に応じて何れかの領域端を選択し、両線分の他端間を選択された領域端を介して直線で連結する処理を行う接合処理ステップとから成るプログラムを記録していることを特徴とする地図データ連結処理のための記録媒体。
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