JP2002063233A - 積算設計書作成システム - Google Patents

積算設計書作成システム

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JP2002063233A
JP2002063233A JP2000251011A JP2000251011A JP2002063233A JP 2002063233 A JP2002063233 A JP 2002063233A JP 2000251011 A JP2000251011 A JP 2000251011A JP 2000251011 A JP2000251011 A JP 2000251011A JP 2002063233 A JP2002063233 A JP 2002063233A
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JP
Japan
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design
design system
construction
divided
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JP2000251011A
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Yoshikazu Ishikawa
美和 石川
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工事全体の積算設計書を効率的に作成する。 【解決手段】 複数の工事項目をツリー状に配置した設
計体液の各レベルの価格に基づいて、積算設計書を出力
する積算設計書作成システムにおいて、設計体系20を
表示部に表示し、表示された設計体系における工事項目
1を指定した分割指令に応じて、指定された工事項目及
びこの工事項目の下位レベル側に位置する各工事項目を
分割設計体系33として設計体系から分離し、分離され
た各分割設計体系の各工事項目に対して操作指示に基づ
いて各種編集を実施する。そして、設計体系に対する接
続先を指定した合併指令に応じて、指定された位置へ分
割設計体系を接続し、合併された後の設計体系における
各工事項目の価格を求めて積算設計書21とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダム、道路工事、
宅地開発、農地改良、河川改修等の大規模工事に必要な
費用を算出(積算)して、積算設計書(予算計画書)を
作成する積算設計書作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ダム、道路工事、宅地開発、農地改良、
河川改修等の大規模工事においては、工事全体は数百か
ら数千に亘る大小様々な工事項目で構成されている。そ
して、工事全体の費用を系統的(合理的)に算出するた
めに、図13に示すように、工事全体における工事項目
1を複数のレベルに分割して、各レベルに所属する各工
事項目1をツリー状(階層状)に接続した設計体系2を
採用している。
【0003】この工事全体を示す設計体系2の各工事項
目1はレベル1、2、3,4の4段階に分類され、「レ
ベル1」は「工事」を示し、「レベル2」は「工程」を
示し、「レベル3」は「種別」を示し、「レベル4」は
「詳細」を示す。例えば、ダム工事の場合、「レベル
1」の「工事」は「コンクリートダム」であり、「レベ
ル2」の「工程」は「仮締切り」であり、「レベル3」
の「種別」は「作業土工」であり、「レベル4」の「詳
細」は「床堀」を示す。
【0004】そして、最下位レベルの「レベル4」の
「詳細」に対応する各工事項目1に対してのみ、該当工
事に対する価格の単価が別途設計単価テーブルに設定さ
れている。
【0005】そして、図13の設計体系2において、最
下位レベルの「レベル4」に所属する各工事項目1の価
格が定まると、最下位レベルのレベル4以外の各レベル
の各工事項目1の価格は、自己の1つ下位側のレベルに
位置する各工事項目1の価格を加算した価格となる。し
たがって、設計体系2を構成するツリー状に接続された
各レベルにおける各工事項目1の価格は、レベル準位の
低い方から(レベル4から)順番に計算される。したが
って、最後に求められたレベル1の「工事」の価格が工
事全体の価格となる。
【0006】このように、各レベルに所属する各工事項
目1の価格及び工事全体の価格を積算設計書として得る
ことができる。
【0007】このようにして工事の各レベルにおける各
工事項目1の価格及び工事全体の価格が網羅された積算
設計書を作成する積算設計書作成システムは例えば図1
2に示すように構成されている。この積算設計書作成シ
ステムは、データ処理部3とデータベース4とで構成さ
れている。
【0008】データベース4内には、前述したような、
ダム、道路工事、宅地開発、農地改良、河川改修等の工
事種別毎に、基準となる標準設計体系を記憶する標準設
計体系メモリ5と、この標準設計体系に対応する標準積
算設計書を記憶する標準積算設計書メモリ6と、前述し
た最下位レベルの「レベル4」の各工事項目1に対する
価格の単価を記憶する設計単価テーブル7とが設けられ
ている。
【0009】また、データ処理部3内には、作成過程の
設計体系2を記憶する設計体系メモリ8、作成過程の積
算設計書を記憶する積算設計書メモリ9、表示器とキー
ボードとからなる操作部10、設計書作成部11が収納
されている。
【0010】このような構成の積算設計書作成システム
において、設計書作成部11は、担当者(オペレータ)
による操作部10を介した操作指示に従って、データベ
ース4の標準設計体系メモリ5から指定された工事種別
の標準設計体系を読出して設定体系メモリ8へ書込む。
同時に、データベース4の標準積算設計書メモリ6から
標準積算設計書を読出して積算設計書メモリ9へ書込
む。そして、設計書作成部11は、設定体系メモリ8か
ら標準設定体系を読出して操作部10の表示部へ表示す
る。
【0011】担当者(オペレータ)は、表示された標準
設定体系を、今回の積算設計書を作成対象の工事に合致
するように編集する。具体的には、標準設定体系の各レ
ベルの各工事項目2に対して、変更、移動、削除、追加
を実施して、今回の工事に対応する設計体系を作成す
る。
【0012】次に、今回作成された設計体系の各レベル
の各工事項目1の価格に対する計算を下位レベルから順
番に計算していき、積算設計書メモリ9に記憶された標
準積算設計書の各工事項目1の各価格を訂正していく。
なお、作成後の設計体系において、最下位のレベル4の
項工事目1が変更された場合、この最下位のレベル4の
工事事目1の価格をデータベース4の設計単価テーブル
7から読出して、積算設計書メモリ9に記憶された該当
工事項目1の価格に設定する。
【0013】このようにして、積算設計書メモリ9内に
作成された今回の工事に対応する積算設計書を表示部に
表示出力したり、必要に応じて用紙に印字出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示す積算設計書作成システムにおいてもまだ解消すべ
き次のような課題があった。
【0015】すなわち、作成する積算設計書の対象とな
る工事が、上述したように、ダム、道路工事、宅地開
発、農地改良、河川改修等のように大規模な工事になる
と、図13に示す設計体系2を構成する各工事項目1は
膨大な数となる。しかしながら、例えばコンピュータか
らなるデータ処理装置3は、一度に1人のみしか操作を
実施できない。
【0016】さらに、データ処理装置3は、設計体系1
における工事項目2を一度に一カ所のみしか変更、移
動、削除、追加等の編集作業を実施することができな
い。
【0017】したがって、大規模な工事になると、目的
とする積算設計書を作成するのに多大の時間を必要とし
た。その結果、積算設計書作成システムを用いた積算設
計書作成の処理能率が低下する。特に、積算設計書の作
成期限が限られている場合は、この積算設計書作成シス
テムを操作している特定の担当者(オペレータ)に作業
負担が集中することになる。
【0018】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、工事全体の構成を示す設計体系を任意の位
置から分割可能とすることにより、分割して設計体系か
ら分離された1個又は複数の分割設計体系に対して個々
の担当者(オペレータ)が編集でき、能率的に工事全体
の積算設計書を作成できる積算設計書作成システムを提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の工事項
目をツリー状に配置した設計体液の各レベルの価格に基
づいて、積算設計書を出力する積算設計書作成システム
に適用される。
【0020】そして、上記課題を解消するために、本発
明の積算設計書作成システムにおいては、複数の工事項
目がツリー状に配置された設計体系を表示部に表示する
設計体系表示手段と、この表示部に表示された設計体系
における工事項目を指定した分割指令に応じて、指定さ
れた工事項目及びこの工事項目の下位レベル側に位置す
る各工事項目を分割設計体系として設計体系から分離す
る設計体系分割手段と、この設計体系分割手段で分離さ
れた各分割設計体系の各工事項目に対して操作指示に基
づいて各種編集を実施する設計体系編集手段と、設計体
系に対する接続先を指定した合併指令に応じて、指定さ
れた位置へ分割設計体系を接続する設計体系合併手段
と、この合併された後の設計体系における各工事項目の
価格を求めて積算設計書とする積算設計書編集手段とを
備えている。
【0021】このように構成された積算設計書作成シス
テムにおいては、工事全体のツリー状の設計体系が表示
部に表示される。担当者(オペレータ)は、表示された
設計体系における工事項目を指定して分割指令を入力す
ると、この指定された工事項目及びこの工事項目の下位
レベル側に位置する各工事項目が分割設計体系として設
計体系から分離される。
【0022】したがって、設計体系を複数の分割設計体
系に分割することによって、複数の担当者で並列に処理
できるので、短期間で工事全体の設計体系及び工事全体
の積算設計書を作成できる。
【0023】また、別の発明は、上述した発明の積算設
計書作成システムに対して、さらに、合併指令における
分割設計体系の設計体系に対する接続先が正当か不当か
を接続先の工事項目のレベルに基づいて判定し、接続先
が不当の場合に警告出力する接続判定手段を付加してい
る。
【0024】各工事項目はそれぞれ自己のレベルを有し
ているので、分割設計体系を設計体系における誤った位
置に接続すると、分割設計体系の各工事項目のレベルは
工事全体の設計体系におけるレベルに一致しなくなる懸
念がある。
【0025】そこで、このように構成された積算設計書
作成システムにおいては、編集済の分割設計体系をツリ
ー状の設計体系における誤った位置に接続しようすると
警告が発せられるので、システム全体の信頼性を向上で
きる。
【0026】さらに別の発明は、上述した発明の積算設
計書作成システムにおける設計体系分割手段は、表示部
に表示された設計体系の指定された工事項目に対する新
たな表示位置へのドラッグ操作に応じて、この新たな表
示位置に分離された分割設計体系を表示するようにして
いる。
【0027】このように構成された積算設計書作成シス
テムにおいては、担当者(オペレータ)は、設計体系を
分割する場合、表示部に表示された設計体系の前記査定
された工事項目をマウス操作で新たな表示位置へドラッ
グ(移動)するのみで、新たな分割設計体系が自動的に
表示画面上に作成される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係る積算設計書作
成システムの概略構成を示す模式図である。図12に示
す従来の積算設計書作成システムと同一部分には同一符
号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
【0029】LAN等の伝送路12に、設計書作成サー
バ13と、共通データベース装置14と、複数の担当者
端末15とが接続されている。共通データベース装置1
4内には、図12に示す従来システムのデータベース4
と同一の、ダム、道路工事、宅地開発、農地改良、河川
改修等の工事種別毎に、基準となる標準設計体系を記憶
する標準設計体系メモリ5、この標準設計体系に対応す
る標準積算設計書を記憶する標準積算設計書メモリ6、
前述した最下位レベルの「レベル4」の各工事項目1に
対する価格の単価を記憶する設計単価テーブル7が設け
られている。
【0030】図3に、標準設計体系メモリ5記憶された
例えばダム工事における標準設計体系2aの構成を示
す。この標準設計体系2aは、レベル1の「コンクリー
トダム」の工事項目1、レベル2の「仮締切り」及び
「ダム土工」の2つの工事項目1、レベル3の「作業土
工」及び「堤体掘削」の2つの工事項目1、レベル4の
「床堀り」及び「土石掘削」の2つの工事項目1とで構
成されている。
【0031】設計書作成サーバ13内には、図12のデ
ータ処理部3と同一の作成途中又は作成終了した設計体
系20を記憶する設計体系メモリ8、作成途中又は作成
終了した積算設計書21を記憶する積算設計書メモリ
9、管理部18、及び伝送路12を介して各担当者端末
15及び共通データベース装置14との間で各種の情報
交換を行う通信部19が設けられている。
【0032】図4は、設計体系メモリ6に記憶された作
成途中又は作成終了の設計体系20を示す図である。こ
の設計体系20は、図13に示す設計体系2と同様にレ
ベル1からレベル4までの各レベルに所属する多数の工
事項目1をツリー状に接続して構成されている。
【0033】図5は、積算設計書メモリ9に記憶された
作成済の積算設計書21を示す図である。図示するよう
に、この積算設計書21内には、作成済の設計体系20
の各レベルの工事項目1の価格22が一覧形式で記憶さ
れている。
【0034】この設計書作成サーバ13内の管理部18
は、共通データベース装置14の標準設計体系メモリ5
に記憶された標準設計体系2aを読出して自己の設計体
系メモリ8へ書込む。さらに、管理部18は、共通デー
タベース装置14の標準積算設計書メモリ6に記憶され
た標準積算設計書を読出して自己の積算設計書メモリ9
へ書込む。
【0035】例えばパーソナルコンピユータから構成さ
れた各担当者端末15は、図2に示すように構成されて
いる。この各担当者端末15内には、表示部23aとキ
ーボードやマウスからなる操作部23bとからなる入力
部23、データ処理部24、このデータ処理部24に接
続された分割体系メモリ16及び分割積算設計書メモリ
17、及び通信部25が組込まれている。
【0036】分割体系メモリ16内には、設計書作成サ
ーバ13に記憶された設計体系から分割された分割設計
体系が書込まれる。また、分割積算設計書メモリ17内
には、設計書作成サーバ13で積算設計書から分割され
た分割積算設計書が書込まれる。また、通信部25は、
データ処理部24の指示に基づいて、設計書作成サーバ
13、共通データベース装置14との間で各種の情報交
換を行う。
【0037】データ処理部24内には、分割処理部2
6、分割体系編集部27、編集後積算書修正部28、合
併処理部29、合併後積算書修正部30等が設けられて
いる。
【0038】分割処理部26は、入力部23を介した担
当者(オペレータ)の指示に基づき、設計書作成サーバ
13の設計体系メモリ8に記憶された設計体系20を自
己の表示部23aに読出して、この設計体系20を分割
して、分割した分割設計体系を分割設計体系メモリ16
へ書込む。
【0039】分割体系編集部27は、入力部23を介し
た担当者(オペレータ)の指示に基づき、自己の分割設
計体系メモリ16に書込まれた分割設計体系を自己の表
示部23aに読出して、この分割設計体系の各レベルの
工事項目1に対して変更、移動、削除、追加等の編集処
理を実施し、編集後の分割設計体系を再度分割設計体系
メモリ16に書込む。
【0040】編集後積算書修正部28は、編集された後
の分割設計体系の各レベルに所属する各工事項目1の価
格を、レベル準位の低い順に求めて、分割積算設計書メ
モリ17に記憶されている分割積算設計書の内容を修正
する。
【0041】合併処理部29は、入力部23を介した担
当者(オペレータ)の指示に基づき、設計書作成サーバ
13の設計体系メモリ8に記憶された設計体系20に対
して指定された接続先に分割体系メモリ16に記憶され
た編集済みの分割設計体系を接続して、合併後の設計体
系20を設計書作成サーバ13の設計体系メモリ8に書
込む。
【0042】合併後積算書修正部30は、合併された後
の設計体系20の各レベルに所属する各工事項目1の価
格を、レベル準位の低い順に求めて、設計書作成サーバ
13の積算設計書メモリ9に記憶されている工事全体の
積算設計書の内容を修正する。
【0043】このように構成された各担当者端末15
は、図6、図7の流れ図に従って、設計書作成サーバ1
3の設計体系メモリ8に記憶された設計体系20及び積
算設計書メモリ9に記憶された積算設計書に対する分割
・合併処理を実施する。
【0044】先ず、表示部23aに図8に示す積算設計
書作成メニュー31を表示する(S1)。担当者(オペ
レータ)が「分割設計書作成」を指定すると(S2)、
設計書作成サーバ13の設計体系メモリ8に記憶された
分割前の設計体系20及び積算設計書メモリ9に記憶さ
れた積算設計書を読取って、自己の担当者端末15の表
示部23aに表示出力する(S3)。そして、表示部2
3aの表示画面上の下部に分割領域を表示する(S
4)。
【0045】図9(a)は、この時点における表示部2
3aの表示内容を示す図である。表示画面上の上部に分
割前の設計体系20を表示する領域32aが形成され、
表示画面上の下部に分割設計体系を表示するための分割
領域32b形成されされている。
【0046】この状態で、担当者(オペレータ)がマウ
ス操作で、設計体系20の分割したい位置の工事項目1
を分割領域32b内へドラッグ(移動)操作すると(S
5)、図9(b)に示すように、該当工事項目1及び該
当工事項目1の下位レベル側に位置する各工事項目1か
らなる分割設計体系33を設計体系20から分離して分
割領域32bに表示する(S6)。
【0047】具体例を図9(a)、(b)を用いて説明
する。図9(a)の領域32aのレベル3の8番の工事
項目1が担当者(オペレータ)によって分割領域32b
へ移動(ドラッグ)されると、図9(b)に示すよう
に、この8番の工事項目1及びこの8番の工事項目1の
下位の9番の工事項目1が新たな分割設計体系33とし
て、分割領域32bに書込まれる。従って、元の設計体
系20は、分割設計体系33が除去された設計体系20
となる。
【0048】この分離された分割設計体系33を自己の
分割体系メモリ16へ書込む。さらに、設計書作成サー
バ13の積算設計書メモリ9の分割前の設計体系20の
積算設計書における分割設計体系33に対応する部分を
分離して分割積算書として自己の分割積載設計書メモリ
17へ書込む(S7)。
【0049】さらに、分割設計体系33の上位レベル側
に、図9(b)に示すように、上位レベル側の各工事項
目1を表示する。具体的には、レベル2の5番の工事項
目1とレベル1の1番の工事項目1とが表示される。こ
のようにして、分割体系33の上位側にに上位レベルの
各工事項目1を表示することによって、この分割体系3
3が工事全体の設計体系20内の何処に位置するかを担
当者が即座に把握可能にしている(S8)。この上位レ
ベルの各工事項目1に変更禁止マーク(*)を付すこと
によって、担当者が誤ってこの上位レベルの各工事項目
1に対して編集操作を試みるのを未然に防止している
(S9)。
【0050】そして、表示部23aの分割領域32bに
表示された分割設計体系33の先頭の工事項目1に対す
る補正操作を操作部23bを介して担当者(オペレー
タ)が実施すると(S10)、この先頭の工事項目1に
対する補正処理を実施する(S11)。また、表示部2
3aに表示された分割設計体系33の下位レベルの各工
事項目1に対する補正操作を操作部23bを介して担当
者が実施すると(S12)、この下位レベルの工事項目
1に対する補正処理(編集処理)を実施する(S1
3)。
【0051】さらに、分割設計体系33の下位レベルの
各工事項目1に対する追加操作を操作部23bを介して
担当者(オペレータ)が実施すると(S14)、この下
位レベルの工事項目1に対する追加処理(編集処理)を
実施する(S15)。さらに、分割設計体系33の下位
レベルの各工事項目1に対する削除操作を操作部23b
を介して担当者が実施すると(S16)、この下位レベ
ルの工事項目1に対する削除処理(編集処理)を実施す
る(S17)。
【0052】そして、編集終了指示が入力されると(S
18)、この編集後の分割設計体系33を分割体系メモ
リ16へ書込む。さらに、この編集後の分割設計体系3
3の各レベルの工事項目1の価格をレベルの低い工事項
目1の価格から順番に算出していく。そして、分割積算
設計書メモリ17に記憶されている分割積算設計書を、
編集後の分割設計体系33の各工事項目1に対応した各
価格に書き改める(編集する)。なお、最下位レベル4
の工事項目1が変更になっていた場合は、この変更にな
った最下位レベル4の工事項目1の価格は、共通データ
ベース装置14の設計評価テーブル7から読出して用い
る(S19)。
【0053】したがって、この時点においては、分割体
系メモリ16内には編集後の分割設計体系33が記憶さ
れ、分割積算設計書メモリ17内には編集後の分割設計
体系33の各工事項目1の価格を記憶した編集後の分割
積算設計書が記憶されている。さらに、設計書作成サー
バ13の設計体系メモリ8内には、分割設計体系33が
分離(除去)された後の設計体系20が記憶されてい
る。
【0054】また、図7のS20にて、積算設計作成メ
ニュー31で、「合併設計書作成」が指定され、合併す
べき編集後の分割設計体系33が特定されると(S2
1)、図10に示すように、設計書作成サーバ13の設
計体系メモリ8から読出した分割設計体系33が分離
(除去)された後の設計体系20、及び自己の分割設計
体系メモリ16から読出した分割設計体系33を自己の
表示部23aのそれぞれの領域32a、32bへ表示出
力する(S22)。
【0055】さらに、設計書作成サーバ13の積算設計
書メモリ9から読出した積算設計書、及び自己の分割積
算設計書メモリ17から読出した分割積算設計書を表示
部23aに表示する(S23)。
【0056】そして、担当者(オペレータ)が操作部2
3bで接合位置を指定すると(S24)、分割設計体系
33の各工事項目1のレベルのうちの最上位レベルと設
計体系20の接続先の工事項目1のレベルとの適合性を
判断する(S25)。接合が不適合の場合(S26)、
接合エラーを警告表示し(S27)、S24へ戻り、接
合操作のやり直しを行う。接合が適合の場合(S2
6)、分割設計体系33を設計体系20に合併する(S
28)。
【0057】図10(a)、(b)を用いて、具体的接
合操作を説明する。図10(a)に示すように、表示部
23aの表示画面の上部の領域32aに設計体系20が
表示され、分割領域32bに8番の工事項目1(レベル
3)と9番の工事項目1(レベル4)とからなる分割設
計体系33が表示されている。
【0058】そして、担当者(オペレータ)が、表示画
面上で、分割設計体系33の8番の工事項目1(レベル
3)を、マウスを用いたドラッグ操作で、設計体系20
の5番の工事項目1(レベル2)位置へ移動させる。す
ると、図10(b)に示すように、8番の工事項目1
(レベル3)と9番の工事項目1(レベル4)からなる
分割設計体系33が設計体系20の5番の工事項目1
(レベル2)に従属するような状態で合併される。
【0059】この場合、8番の工事項目1(レベル3)
は、合併された後においても、レベル3を維持するの
で、正常に接合(合併)されたと判定する。一方、例え
ば、分割設計体系33の8番の工事項目1(レベル3)
を、設計体系20の1番の工事項目1(レベル1)位置
へ移動(ドラッグ)させると、8番の工事項目1(レベ
ル3)は、合併された後にレベル2へ変化するので、不
当に接合(合併)されたと判定する。
【0060】次に、積算設計書メモリ9に記憶されてい
る工事全体の積算設計書を合併後の設計体系20に対応
するように修正する。具体的には、分割積算設計書メモ
リ17の編集後の分割積算設計書を工事全体の積算設計
書に組込み、この組込まれた積算設計書を及び合併後の
設計体系20を用いて各レベルの工事項目1の価格を補
正する。そして、最終的に、合併後の設計体系20にお
ける各レベルの各工事項目1の価格と工事全体の価格を
網羅した工事全体の積算設計書を得る(S29)。そし
て、この工事全体の積算設計書を例えば印字出力する
(S30)。
【0061】このようように構成されえた積算設計書作
成システムにおいては、担当者(オペレータ)は、自己
の担当者端末15の表示部23aに設計書作成サーバ1
3から工事全体の設計体系20を読出し、表示された設
計体系20における工事項目1をマウスで分割領域32
a内へドラッグ(移動)すると、この移動された工事項
目1及びこの工事項目1の下位レベル側に位置する各工
事項目1が分割設計体系33として設計体系20から分
離される。
【0062】この元の設計体系20に対する分割操作
は、何回でも実施可能であるので、元の設計体系20を
複数の分割設計体系33に分割することが可能である。
【0063】したがって、複数に分割された各分割設計
体系33を複数の担当者(オペレータ)で同時に編集操
作を実施できるので、編集された複数の各分割設計体系
33を元の設計体系20に合併することによって、短時
間で工事全体の設計体系20及び工事全体の積算設計書
21を作成できる。
【0064】この場合、編集済の分割設計体系33をツ
リー状の設計体系20における誤った位置に接続しよう
すると警告が発せられるので、積算設計書作成システム
全体の信頼性を向上できる。
【0065】図11はこの積算設計書作成システムの応
用例を示す図である。この例においては、積算設計書の
開発当初から、分割設計体系33と同一技術的意味を有
する複数の子設計体系34をそれぞれ個別の担当者A、
B、C、Dで作成し、同時に子積算設計書を作成する。
そして、それらを合併して、工事全体の設計体系20及
び積算設計書21を作成する。
【0066】次に、この作成された工事全体の設計体系
20及び積算設計書21に対して仕様変更等に起因して
大規模な修正が必要になった場合、この工事全体の設計
体系20を複数の分割設計体系33に分割して、この分
割された各分割設計体系33に対して、それぞれ個別の
担当者A、B、Cで修正(編集)を実施する。同時に各
分割積算設計書を作成する。そして、それらを合併し
て、再度、工事全体の設計体系20及び積算設計書21
を作成する。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の積算設計
書作成システムにおいては、工事全体の構成を示す設計
体系を任意の位置から分割可能としている。したがっ
て、分割して設計体系から分離された1個又は複数の分
割設計体系に対して個々の担当者(オペレータ)が編集
を実施でき、能率的に工事全体の積算設計書を作成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる積算設計書作成シ
ステムの概略構成図
【図2】同積算設計書作成システムに組込まれた担当者
端末の概略構成を示すブロック図
【図3】同積算設計書作成システムに組込まれた共通デ
ータベース装置内に形成された標準設計体系メモリの記
憶内容を示す図
【図4】同積算設計書作成システムで作成される設計体
系を示す図
【図5】同積算設計書作成システムで作成される積算設
計書を示す図
【図6】同積算設計書作成システムに組込まれた担当者
端末の分割・合併処理動作を示す流れ図
【図7】同じく同積算設計書作成システムに組込まれた
担当者端末の分割・合併処理動作を示す流れ図
【図8】同担当者端末の表示部に表示される積算設計書
作成メニューを示す図
【図9】同担当者端末の表示部に表示される設計体系の
分割手順を示す図
【図10】同担当者端末の表示部に表示される設計体系
の合併手順を示す図
【図11】同積算設計書作成システムで作成される設計
体系の変遷を示す図
【図12】従来の積算設計書作成システムの概略構成図
【図13】同従来の積算設計書作成システムで作成され
る設計体系を示す図
【符号の説明】
1…工事項目 2、20…設計体系 5…標準設計体系メモリ 6…標準積算設計書メモリ 7…設計単位テーブル 8…設計体系メモリ 9…積算設計書メモリ 13…設計書作成サーバ 14…共通データべース装置 15…担当者端末 16…分割体系メモリ 17…分割積算設計書メモリ 21…積算設計書 22…価格 23…入力部 23a…表示部 24…データ処理部 33…分割設計体系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/50 608 G06F 17/50 608G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工事項目をツリー状に配置した設
    計体液の各レベルの価格に基づいて、積算設計書を出力
    する積算設計書作成システムにおいて、 前記複数の工事項目がツリー状に配置された設計体系を
    表示部に表示する設計体系表示手段と、 この表示部に表示された設計体系における工事項目を指
    定した分割指令に応じて、前記指定された工事項目及び
    この工事項目の下位レベル側に位置する各工事項目を分
    割設計体系として前記設計体系から分離する設計体系分
    割手段と、 この設計体系分割手段で分離された各分割設計体系の各
    工事項目に対して操作指示に基づいて各種編集を実施す
    る設計体系編集手段と、 前記設計体系に対する接続先を指定した合併指令に応じ
    て、前記指定された位置へ前記分割設計体系を接続する
    設計体系合併手段と、 この合併された後の設計体系における各工事項目の価格
    を求めて積算設計書とする積算設計書編集手段とを備え
    た積算設計書作成システム。
  2. 【請求項2】 前記合併指令における前記分割設計体系
    の前記設計体系に対する接続先が正当か不当かを接続先
    の工事項目のレベルに基づいて判定し、接続先が不当の
    場合に警告出力する接続判定手段を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の積算設計書作成システム。
  3. 【請求項3】 前記設計体系分割手段は、前記表示部に
    表示された設計体系の前記指定された工事項目に対する
    新たな表示位置へのドラッグ操作に応じて、この新たな
    表示位置に前記分離された分割設計体系を表示すること
    を特徴とする請求項1記載の積算設計書作成システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014026394A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Kibi Syst Kk 積算システム及び積算プログラム
CN107975014A (zh) * 2017-11-30 2018-05-01 西安理工大学 用于水工弧形钢闸门参数振动主动控制的装置及控制方法

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