JP3558669B2 - キーレスエントリ装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、キーレスエントリ装置に関し、一層詳細には、車体と運転者の携帯用送信機が交信することによりドアロックの解錠を自動的に行うキーレスエントリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のキーレスエントリ装置として特公平2−23667号公報のものがある。この装置では、図7に示すように、ドアハンドル2近傍に設けられたリクエストスイッチ4をキー携帯者が押圧すると、アンテナ6からキー8にリクエスト信号が送信され、キー8からコード信号がアンテナ6に返信される。コントローラ10において前記コード信号が車両固有のコード信号と同一であることが確認されればドアロックアクチュエータ12が駆動されてドアロックが解錠される。
【0003】
このようにキーレスエントリ装置を構成することにとより、キーをキー用シリンダ錠に挿入しなくてもドアロックを解錠できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなキーレスエントリ装置では、外部にリクエストスイッチ4が露呈しているために、子供等が前記スイッチ4を押圧してイタズラするおそれがある。しかも、そのようにしてリクエストスイッチ4を押圧される度に車側からリクエスト信号が送信され、車両に搭載されたバッテリが浪費されるという不都合があった。
【0005】
本発明は、この種の問題を解決するためになされたものであって、イタズラに対する防御性を高めたキーレスエントリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、車両のドアの開閉を行うためのドアハンドルの内部に外部から遮蔽されて設置され、前記ドアハンドルに対する人体の接近を静電容量の変化から非接触で検出する接近検出手段と、
前記接近検出手段によって人体の接近が検出された場合にリクエスト信号を発信するリクエスト信号発信手段と、
前記リクエスト信号に応答してキーから発信されたコード信号を車両側に記憶されたコード信号と照合する照合手段と、
前記照合手段でコード信号が一致した場合にドアロックの解錠を行うドアロック解錠手段と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
前記接近検出手段を前記ドアハンドル近傍の所定範囲に人体の一部が侵入したことを静電容量変化によって検出する静電容量センサから構成するようにしてもよい。この場合、前記接近検出手段が前記静電容量センサの出力に対するスレッショルドレベルを温度補正する温度補正手段を備えると好適である。
【0008】
また、キーレスエントリ装置において、前記照合手段でコード信号が一致しない場合、所定時間内の不一致の回数をカウントするカウンタと、
前記不一致数が所定回数に達した所で警告を行う警告手段と、
を備えれば一層好適である。
【0009】
前記警告手段としては、車両に設けられたホーンであっても良いし、キーに警告信号を送信する警告信号送信手段であっても良い。
さらに、本発明は、リクエスト信号を発信するリクエスト信号発信手段と、前記リクエスト信号に応答してキーから発信されたコード信号を車両側に記憶されたコード信号と照合する照合手段と、前記照合手段でコード信号が一致した場合にドアロックの解錠を行うドアロック解錠手段とを備えるキーレスエントリ装置において、
車両のドアの開閉を行うためのドアハンドルの内部に外部から遮蔽して設置されるセンサ線を含むCR回路と、前記CR回路の一端に接続される発振回路と、前記CR回路の他端に接続される差動増幅回路とを有し、前記ドアハンドル近傍の所定範囲内に人体の一部が侵入した場合の前記CR回路における静電容量の変化に対応する前記差動増幅回路の出力の変化により人体の接近を検出する接近検出手段を備え、
前記ドアロック解錠手段は、前記接近検出手段における人体の接近と、前記照合手段におけるコード信号の一致とを条件にドアロックを解錠することを特徴とする。
この場合、前記接近検出手段が、一方の入力端子に前記差動増幅回路の出力信号が入力し、他方の入力端子に外気温によって変化する温度補正手段を含むスレッショルドレベル信号が入力するコンパレータを有し、前記コンパレータが前記差動増幅回路の出力信号とスレッショルドレベル信号とを比較して人体の接近を検出するようにしてもよい。
さらに、本発明は、リクエスト信号を発信するリクエスト信号発信手段と、前記リクエスト信号に応答してキーから発信されたコード信号を車両側に記憶されたコード信号と照合する照合手段と、前記照合手段でコード信号が一致した場合にドアロックの解錠を行うドアロック解錠手段とを備えるキーレスエントリ装置において、
車両のドアの開閉を行うためのドアハンドルの内部に外部から遮蔽して設置されるセンサ線を含むCR回路と、前記CR回路の一端側に接続される発振回路と、前記CR回路の他端側に接続されるコンパレータとを有し、前記ドアハンドル近傍の所定範囲内に人体の一部が侵入した場合の前記CR回路における静電容量の変化を前記コンパレータでスレッショルドレベルと比較して検出信号を出力する接近検出手段を備え、
前記ドアロック解錠手段は、前記接近検出手段における人体の接近と、前記照合手段におけるコード信号の一致とを条件にドアロックを解錠することを特徴とする。
この場合、前記接近検出手段が前記コンパレータのスレッショルドレベルを補正する温度補正手段を含むと好適である。
【0010】
【作用】
本発明に係るキーレスエントリ装置では、ドアハンドルに対する人体の接近を静電容量の変化から非接触で検出する接近検出手段をドアハンドルの内部に外部から遮蔽して設け、この接近検出手段によって人体の接近を検出してリクエスト信号を発信するように構成したため、リクエスト信号をさせるためのスイッチとなる接近検出手段の設置場所が子供に分からず、イタズラされにくくなる。
【0011】
また、前記接近検出手段が前記ドアハンドル近傍の所定範囲に人体の一部が侵入したことを静電容量変化によって検出する場合に、この接近検出手段に温度補正手段を設けることにより外気温度に対応したスレッショルドレベルが設定され、外気温が変化しても一定の検出精度を維持できる。
【0012】
さらに、所定時間内に所定回数以上コード信号が一致しない場合には警告手段、例えばホーンによって警告するため、イタズラあるいは窃盗行為を中止させることができる。また、警告信号をキーに送信できるようにすれば、キー保持者に車両の状態を知らせることができる。
【0013】
【実施例】
本発明に係るキーレスエントリ装置について、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0014】
図1は本実施例に係るキーレスエントリ装置の概略構成図、図2はキーレスエントリ装置の要部説明図、図3はキーレスエントリ装置の制御ブロック説明図、図4はドアハンドル接近検出センサの説明図、図5は制御を示すキーレスエントリ装置のフローチャートである。
【0015】
本実施例に係るキーレスエントリ装置20は、図1に示すように、運転者が携帯するキー22と車両に取りつけられた装置本体24とからなる。
【0016】
前記キー22は、装置本体24から後述するリクエスト信号を受信すると前記装置本体24に暗証コード信号を送信する構成になっている。
【0017】
前記装置本体24は、車体の天井にキー22に対してリクエスト信号を送信する送信アンテナ26を設けるとともに、車体の右側側面および左側側面に夫々受信アンテナ28a、28bを設けている。
【0018】
車体の内部には、ハンドル部分にキー判別センサ30が設けられている。前記キー判別センサ30は、キー22がイグニションスイッチに挿入されたか否かを判定するためのスイッチであって、キー22が挿入された状態でONとなる。
【0019】
また、ドア部分にはシルコンスイッチ32、ドアハンドル接近センサ34、ドアロック用アクチュエータ36、ドアホーン38が設けられている。
【0020】
前記シルコンスイッチ32は、ドアに設けられたシルコンノブ40が押圧された場合、すなわちドアロックが施錠された場合にONとなるように構成されている。
【0021】
ドアハンドル接近センサ34は静電容量センサであり、手等がドアハンドルに接近したことを検出する。前記ドアハンドル接近センサ34は、図2に示すように、ドアハンドル42の内部に二本の平行なセンサ線44を配設し、それを検出回路46のCR回路48(図4参照)のコンデンサに接続している。前記検出回路46では、図4に示すように、発振回路50が前記CR回路48の一端に接続されるとともに、他端に差動増幅回路52を介してコンパレータ54の一方の端子に接続されている。前記コンパレータ54の他方の端子には、温度補正用のサーミスタ56を含む回路からスレッショルドレベルが入力されている。
【0022】
したがって、前記検出回路46では手等がドアハンドル42に接近するとCR回路48の静電容量が変化して差動増幅回路52の出力が変化し、コンパレータ54によってスレッショルドレベルと比較されて検出信号を導出するか否かを決定している。この場合、前記差動増幅回路52の出力が外気温度によって変化するため、スレッショルドレベルもサーミスタ56によって前記出力に対応させて変化させている。したがって、外気温度によらず検出精度を一定に保つことができる。
【0023】
前記送信アンテナ26、受信アンテナ28a、28b、キー判別センサ30、シルコンスイッチ32、ドアハンドル接近センサ34、ドアロック用アクチュエータ36およびドアホーン38は、コントロールユニット60に電気的に接続されている。
【0024】
コントロールユニット60は、受信アンテナ28a、28bによって受信したキー22からの暗証コード信号を予め記憶されている固有のコード信号と照合する固有信号照合手段62と、前記固有信号照合手段62において信号のコードが一致した場合にドアロック用アクチュエータ36を駆動するドアロック用アクチュエータ駆動手段64と、前記固有信号照合手段62において信号のコードが一致しなかった回数が所定時間以内に所定回数を越えたことによりドアハンドル42等を第三者が故意にイタズラしていること判別するイタズラ判定手段66と、ドアハンドル接近センサ34からの検出信号に基づいてリクエスト信号を送信する信号送信手段68から構成されている。
【0025】
前記イタズラ判定手段66は、内部に固有信号照合手段62におけるコード信号の不一致の回数をカウントするカウンタを備えるとともに、ホーンリレー70を介してドアホーン38に接続されている。
【0026】
このように構成されるキーレスエントリ装置20の動作説明を図5に示すフローチャートを参照して行う。
【0027】
先ず、ドアハンドル接近センサ34からの出力の有無を確認する(ステップS1)。具体的には、前記センサ34において、手等がドアハンドル42近傍の所定範囲(図6参照)に進入した場合に、検出回路46のCR回路48の静電容量が変化し、差動増幅回路52からの出力がスレッショルドレベルを越えてコンパレータ54から信号送信手段68に出力信号が導出されて手の接近を確認する。
【0028】
次に、リクエスト信号送信禁止中であるか否かを確認する(ステップS2)。これは、キー22を車内に置き忘れたまま運転者が気付かずに車両から離れた場合、第三者がドアハンドル42を操作することによってキー22と装置本体24との間にリクエスト信号と暗証コード信号の交信が行われ、ドアロックが解錠するおそれがあるからである。したがって、キー22の置き忘れが検出された場合には、リクエスト信号が送信禁止状態にされる。結局、送信禁止中(ステップS2におけるYES)であれば、リクエスト信号と暗証コード信号の交信による、いわゆる、キーレスエントリはできないので、以下のキーレスエントリあるいはイタズラ検知のための制御を行わない。
【0029】
リクエスト信号送信禁止中でなければ、キー判別センサ30がONあるいはシルコンスイッチがOFFであるか否かを確認する(ステップS3)。これは、すでにいずれかのドアロックが解錠されているか否かを確認している。
【0030】
全てのドアロックが施錠されている(ステップS3でNO)場合には、リクエスト信号が信号送信手段68から送信アンテナ26を介してキー22に送信される(ステップS4)。
【0031】
前記リクエスト信号によりキー22から装置本体24に対して暗証コード信号が送信され、装置本体24では受信アンテナ28a(28b)を介して固有信号照合手段62に入力される。前記固有信号照合手段62では、前記暗証コード信号と予め装置本体24に記憶されている車両固有のコード信号を照合する(ステップS5)。コード信号が一致している場合には、運転者あるいはキー22を携帯している者と判定してドアロックの解錠動作を以下のように行う。
【0032】
先ず、前記暗証コード信号を左側の受信アンテナ28bで受信したか否かを判定する(ステップS6)。この車両は左ハンドルのため、左側にキー22の携帯者がいる場合には、運転者が運転席のドアを開けるものと判定して、ドアロック用アクチュエータ駆動手段64からドアロック用アクチュエータ36に駆動信号が伝達され、運転席のドアロックのみを解錠する(ステップS7)。一方、左側の受信アンテナ28bで受信しなかった場合には、どのドアを開こうとしているのかわからないので全てのドアロックを解錠する(ステップS8)。
【0033】
ステップS5においてコード信号が不一致の場合には、イタズラ判定手段66のカウンタにおいて所定時間以内に不一致の回数が所定回数に達したか否かを判定する(ステップS9)。所定回数に到達した場合には、故意にイタズラしていると判定してイタズラ判定手段66からホーンリレー70に信号が導出され、ドアホーン38から警報音あるいは警告が発っせられる(ステップS10)。これによって、故意にイタズラしている第三者の行為を停止させることができる。
【0034】
続いて、イタズラ判定手段66から信号送信手段68にリクエスト信号の30秒間送信禁止信号が導出され、リクエスト信号の導出が30秒間禁止される(ステップS11)。これは、警報音あるいは警告にも拘わらずドアハンドル42に接触し続けた場合、リクエスト信号の送信によりバッテリの消費が増大するのを阻止するためである。また、30秒後には、リクエスト信号が発信される状態に復帰するため、イタズラ後であってもキー22の携帯者はキーレスエントリに何ら不都合がない。
【0035】
これと同時に、前記イタズラ判定手段66からの信号により信号送信手段68から送信アンテナ26を介してキー22にイタズラ警告信号が発信される(ステップS12)。これにより、キー22において警報音が鳴る、あるいはディスプレイ等に警告メッセージが表示されることによりキー22の携帯者に車両がイタズラされていることを通報する。
【0036】
なお、ステップS9において、所定時間以内に不一致の回数が所定回数以上になった場合にステップS10以下の処置を行ったが、不一致の時間が所定時間以上経過か否かで判定しても良い。また、ステップS11において、リクエスト信号送信を30秒間停止させてその後復帰させるようにしたが、ドアのキー用シリンダ錠にキーの挿入があるまで停止させた状態を維持するように構成しても良い。
【0037】
このように、本実施例に係るキーレスエントリ装置では、ドアハンドル42のの内部にセンサ線44を配設した非接触型のドアハンドル接近センサ34を採用しているため、子供等にスイッチの所在場所が分からずイタズラされにくくなる。
【0038】
さらに、ドアハンドル42の近傍で手の接近を検出するため、解錠動作の応答が早まり、ドアハンドル42を握る時には既にドアロックが解錠されている。したがって、単にドアを開ける一連の動作の中でドアロックを自動的に解錠することができる。さらに、図6に示すように、前記センサ34が手の接近を検出する範囲は、キー用シリンダ錠の位置まで及んでおり、キー用シリンダ錠に対するイタズラも検知することができる。しかも、前記センサ34は、外部に露呈されていないため、外観上も優れるとともに、防水性にも秀でている。
【0039】
また、イタズラされている場合には、所定時間内に所定回数を到達すれば、ドアホーン38から警報音あるいは警告を発することにより、故意にイタズラをする者の行為を中止させることができる。しかも、その際にリクエスト信号の発信を30秒間停止するため、車両側のバッテリの浪費を防ぐことができる。また、30秒後には、通常の状態(リクエスト信号発信可能)に復帰するため、キー22の携帯者がキーレスエントリを試みた際には支障がない。
【0040】
【発明の効果】
本発明に係るキーレスエントリ装置によれば、以下の効果が得られる。
【0041】
すなわち、ドアハンドルに対する人体の接近を静電容量の変化から非接触で検出する接近検出手段をドアハンドルの内部に外部から遮蔽して設け、この接近検出手段によって人体の接近を検出してリクエスト信号を発信するように構成したため、リクエスト信号をさせるためのスイッチとなる接近検出手段の設置場所が子供に分からず、イタズラされにくくなる。
【0042】
また、前記接近検出手段を前記ドアハンドル近傍の所定範囲に人体の一部が侵入したことを静電容量変化によって検出する静電容量センサとした場合に、この静電容量センサの出力に対するスレッショルドレベルを温度補正する温度補正手段を設けることにより外気温度に対応したスレッショルドレベルが設定され、外気温が変化しても一定の検出精度を維持できる。
【0043】
さらに、所定時間内に所定回数以上コード信号が一致しない場合には警告手段、例えばホーンによって警告するため、イタズラあるいは窃盗行為を中止させることができる。また、警告信号をキーに送信できるようにすれば、キー保持者に車両の状態を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキーレスエントリ装置の概略説明斜視図である。
【図2】本発明に係るキーレスエントリ装置の要部説明斜視図である。
【図3】本発明に係るキーレスエントリ装置のブロック構成図である。
【図4】本発明に係るキーレスエントリ装置のドアハンドル接近センサの説明図である。
【図5】本発明に係るキーレスエントリ装置の制御フローチャートである。
【図6】本発明に係るキーレスエントリ装置のドアハンドル接近センサの検出範囲説明図である。
【図7】従来例に係るキーレスエントリ装置の要部説明斜視図である。
【符号の説明】
20…キーレスエントリ装置 22…キー
24…装置本体 34…ドアハンドル接近センサ
66…イタズラ判定手段 68…信号送信手段

Claims (10)

  1. 車両のドアの開閉を行うためのドアハンドルの内部に外部から遮蔽されて設置され、前記ドアハンドルに対する人体の接近を静電容量の変化から非接触で検出する接近検出手段と、
    前記接近検出手段によって人体の接近が検出された場合にリクエスト信号を発信するリクエスト信号発信手段と、
    前記リクエスト信号に応答してキーから発信されたコード信号を車両側に記憶されたコード信号と照合する照合手段と、
    前記照合手段でコード信号が一致した場合にドアロックの解錠を行うドアロック解錠手段と、
    を備えることを特徴とするキーレスエントリ装置。
  2. 請求項1記載のキーレスエントリ装置において、
    前記接近検出手段は、前記ドアハンドル近傍の所定範囲に人体の一部が侵入したことを検出する静電容量センサであることを特徴とするキーレスエントリ装置。
  3. 請求項2記載のキーレスエントリ装置において、
    前記接近検出手段は、前記静電容量センサの出力に対するスレッショルドレベルを温度補正する温度補正手段を備えることを特徴とするキーレスエントリ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のキーレスエントリ装置において、
    前記照合手段でコード信号が一致しない場合、所定時間内の不一致の回数をカウントするカウンタと、
    前記不一致数が所定回数に達した所で警告を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とするキーレスエントリ装置。
  5. 請求項4記載のキーレスエントリ装置において、
    前記警告手段は警報等を発する車両に設けられたホーンであることを特徴とするキーレスエントリ装置。
  6. 請求項4記載のキーレスエントリ装置において、
    前記警告手段はキー保持者に対して警告信号を発信する警告信号発信手段であることを特徴とするキーレスエントリ装置。
  7. リクエスト信号を発信するリクエスト信号発信手段と、前記リクエスト信号に応答してキーから発信されたコード信号を車両側に記憶されたコード信号と照合する照合手段と、前記照合手段でコード信号が一致した場合にドアロックの解錠を行うドアロック解錠手段とを備えるキーレスエントリ装置において、
    車両のドアの開閉を行うためのドアハンドルの内部に外部から遮蔽して設置されるセンサ線を含むCR回路と、前記CR回路の一端に接続される発振回路と、前記CR回路の他端に接続される差動増幅回路とを有し、前記ドアハンドル近傍の所定範囲内に人体の一部が侵入した場合の前記CR回路における静電容量の変化に対応する前記差動増幅回路の出力の変化により人体の接近を検出する接近検出手段を備え、
    前記ドアロック解錠手段は、前記接近検出手段における人体の接近と、前記照合手段におけるコード信号の一致とを条件にドアロックを解錠することを特徴とするキーレスエントリ装置。
  8. 請求項7記載のキーレスエントリ装置において、
    前記接近検出手段は、一方の入力端子に前記差動増幅回路の出力信号が入力し、他方の入力端子に外気温によって変化する温度補正手段を含むスレッショルドレベル信号が入力するコンパレータを有し、前記コンパレータが前記差動増幅回路の出力信号とスレッショルドレベル信号とを比較して人体の接近を検出することを特徴とするキーレスエントリ装置。
  9. リクエスト信号を発信するリクエスト信号発信手段と、前記リクエスト信号に応答してキーから発信されたコード信号を車両側に記憶されたコード信号と照合する照合手段と、前記照合手段でコード信号が一致した場合にドアロックの解錠を行うドアロック解錠手段とを備えるキーレスエントリ装置において、
    車両のドアの開閉を行うためのドアハンドルの内部に外部から遮蔽して設置されるセンサ線を含むCR回路と、前記CR回路の一端側に接続される発振回路と、前記CR回路の他端側に接続されるコンパレータとを有し、前記ドアハンドル近傍の所定範囲内に人体の一部が侵入した場合の前記CR回路における静電容量の変化を前記コンパレータでスレッショルドレベルと比較して検出信号を出力する接近検出手段を備え、
    前記ドアロック解錠手段は、前記接近検出手段における人体の接近と、前記照合手段におけるコード信号の一致とを条件にドアロックを解錠することを特徴とするキーレスエントリ装置。
  10. 請求項9記載のキーレスエントリ装置において、
    前記接近検出手段は、前記コンパレータのスレッショルドレベルを補正する温度補正手段を含むことを特徴とするキーレスエントリ装置。
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